JP3699057B2 - シーケンシャル接続コネクタ及びそれに用いられる付加コンタクト - Google Patents
シーケンシャル接続コネクタ及びそれに用いられる付加コンタクト Download PDFInfo
- Publication number
- JP3699057B2 JP3699057B2 JP2002134034A JP2002134034A JP3699057B2 JP 3699057 B2 JP3699057 B2 JP 3699057B2 JP 2002134034 A JP2002134034 A JP 2002134034A JP 2002134034 A JP2002134034 A JP 2002134034A JP 3699057 B2 JP3699057 B2 JP 3699057B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- receptacle
- additional
- housing
- contacts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 45
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 45
- 230000013011 mating Effects 0.000 claims description 26
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 2
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 238000002788 crimping Methods 0.000 description 1
- 238000013461 design Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/02—Contact members
- H01R13/15—Pins, blades or sockets having separate spring member for producing or increasing contact pressure
- H01R13/18—Pins, blades or sockets having separate spring member for producing or increasing contact pressure with the spring member surrounding the socket
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/62—Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
- H01R13/639—Additional means for holding or locking coupling parts together, after engagement, e.g. separate keylock, retainer strap
Landscapes
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、シーケンシャル接続コネクタ及びそれに用いられる付加コンタクトに関する。
【0002】
【従来の技術】
コンピュータ、電話交換機等の配線の接続においては、例えば、接地用コンタクト、電源用コンタクト、及び信号用コンタクトを備えたシーケンシャル接続コネクタが使用される。
このシーケンシャル接続コネクタとして、例えば、図6に示すものが知られている。
【0003】
図6において、シーケンシャル接続コネクタ(以下、単にコネクタという)100は、複数のコンタクト受容通路111a、111bを有するハウジング110と、コンタクト受容通路111a、111b内に収容固定される複数のリセプタクルコンタクト121a、121bとを備えている。そして、リセプタクルコンタクト121a、121bのうち、121aは接地用、121bは信号用であり、それぞれのリセプタクルコンタクト121a、121bは、電線Wに接続されている。また、リセプタクルコンタクト121a、121bのそれぞれは、相手雄型コンタクト221a、221bのそれぞれを受容するリセプタクル部122a、122bを有し、リセプタクル部122a、122bのそれぞれの内部には、相手雄型コンタクト221a、221bのそれぞれに接触する弾性接触片124a、124bが設けられている。
【0004】
そして、接地用のリセプタクルコンタクト121aのリセプタクル部122aの上壁123aには、略U字形状の別体のクリップ125が前記上壁123aを挟み込むように装着されている。別体のクリップ125を接地用のリセプタクルコンタクト121aに装着すると、クリップ125前端の湾曲部125aがリセプタクルコンタクト121aの前端よりも前方に突出する。このため、相手雄型コンタクト221a、221bのうち、接地用のリセプタクルコンタクト121aに接続すべき接地用の相手雄型コンタクト221aが最初にクリップ124に接触し、次いで、信号用の相手雄型コンタクト221bが信号用のリセプタクルコンタクト121bに接触し、シーケンシャル接続が得られるようになっている。
【0005】
このように、シーケンシャル接続を行うのは、シーケンシャル接続を行うことにより、電気的ノイズの発生を阻止し、データや回路基板への悪影響を防止するためである。
なお、クリップ125をリセプタクルコンタクト121bのリセプタクル部122bの上壁123bに装着することにより、リセプタクルコンタクト121bに接続すべき相手雄型コンタクト221bを最初にクリップ125に接触させることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この図6に示した従来のシーケンシャル接続コネクタにあっては、以下の問題点があった。
即ち、図6に示したコネクタ100の場合、リセプタクルコンタクト121a、121bが比較的大きいため、リセプタクル部122a、122b内に空間的余裕があり、別体のクリップ125をリセプタクルコンタクト121a、121bに容易に装着することができた。
【0007】
しかしながら、小型のリセプタクルコンタクトの場合には、リセプタクル部内に空間的余裕はなく、クリップ125をリセプタクルコンタクトに装着するのは困難である。
一方、小型のリセプタクルコンタクトのリセプタクル部上壁にクリップ125を装着すると、クリップ125の湾曲部125aの下部がリセプタクル部の相手雄型コンタクト受容空間内に突出してしまう。このため、リセプタクル部内に受容された相手雄型コンタクトによるリセプタクル部内の弾性接触片への負荷が設計当初のそれと異なってしまい、リセプタクルコンタクトと相手雄型コンタクトとの所望の接続性能が得られないおそれがあった。このため、小型のリセプタクルコンタクトの場合、シーケンシャルを確実に行うことができなかった。
【0008】
従って、本発明は上述の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、小型のリセプタクルコンタクトの場合であっても、シーケンシャル接続を可能とする付加コンタクトを容易に装着できるとともにシーケンシャル接続を確実に達成することができる、シーケンシャル接続コネクタ及びそれに用いられる付加コンタクトを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記問題を解決するため、本発明のうち請求項1に係るシーケンシャル接続コネクタは、コンタクト収容キャビティを有する絶縁性のハウジングと、前記コンタクト収容キャビティ内に収容されたリセプタクルコンタクトとを備えたシーケンシャル接続コネクタであって、前記コンタクト収容キャビティ内のリセプタクルコンタクトと前記ハウジングの内壁との間に挿入配置された付加コンタクトを備え、該付加コンタクトは、前記リセプタクルコンタクトに接触する接触板部と、該接触板部の挿入方向後端側から湾曲部を介して延び、前記ハウジングの内壁に食い込む係止部と、該接触板部の挿入方向前端側から延びて前記リセプタクルコンタクトの前端よりも前方に突出し且つ相手雄型コンタクトの進入路を横切る接触アームとを備え、前記付加コンタクトは、前記係止部が前記ハウジングの内壁に食い込み、前記接触板部が前記リセプタクルコンタクトに接触することにより、前記ハウジングの内壁及び前記リセプタクルコンタクト間に挟持されることを特徴としている。
【0010】
このシーケンシャル接続コネクタによれば、付加コンタクトを、コンタクト収容キャビティ内のリセプタクルコンタクトとハウジングの内壁との間に挿入配置した状態で、相手コネクタを嵌合接続すると、相手雄型コンタクトのうち、付加コンタクトと接触しているリセプタクルコンタクトに接続すべき相手雄型コンタクトが先ず付加コンタクトの接触アームに接触し、その後他の相手雄型コンタクトが付加コンタクトと接触していないリセプタクルコンタクトに接触し、シーケンシャル接続が達成される。ここで、付加コンタクトは、コンタクト収容キャビティ内のリセプタクルコンタクトとハウジングの内壁との間に挿入配置されるので、小型のリセプタクルコンタクトの場合であってもシーケンシャル接続を可能とする付加コンタクトを容易に装着することができる。そして、付加コンタクトは、接触板部の挿入方向前端側から延びてリセプタクルコンタクトの前端よりも前方に突出し且つ相手雄型コンタクトの進入路を横切る接触アームを備えているので、相手雄型コンタクトが確実に接触アームに接触し、シーケンシャル接続を確実に達成することができる。また、付加コンタクトは、接触板部の挿入方向後端側から湾曲部を介して延びる係止部がハウジングの内壁に食い込み、接触板部がリセプタクルコンタクトに接触することにより、ハウジングの内壁及びリセプタクルコンタクト間に挟持されるので、接触板部と係止部との間の湾曲部の弾性力が接触板部に作用し、リセプタクルコンタクトと付加コンタクトとの安定した接触状態を確保することができる。
【0011】
本発明のうち請求項2に係るシーケンシャル接続コネクタは、請求項1記載の発明において、前記付加コンタクトは、略S字形に形成されているので、ばね領域を大きくとることができ、塑性変形のしにくい付加コンタクトとすることができる。
本発明のうち請求項3に係るシーケンシャル接続コネクタは、請求項1又は2記載の発明において、前記付加コンタクトは、前記湾曲部がハウジングランスの先端に当接して挿入方向の位置決めがなされることを特徴としている。
【0012】
このシーケンシャル接続コネクタによれば、付加コンタクトがコンタクト収容キャビティ内のコンタクトとハウジングの内壁との間に挿入配置された際に、付加コンタクトの湾曲部がハウジングランスの先端に当接して挿入方向の位置決めがなされ、付加コンタクトの挿入方向の正確な位置決めがなされる。また、付加コンタクトの湾曲部がハウジングランスの先端に当接することで、ハウジングランスによるコンタクトの係止を補強することができる。
【0013】
本発明のうち請求項4に係るシーケンシャル接続コネクタは、請求項1乃至3のうちいずれか一項に記載の発明において、前記付加コンタクトの前記挿入方向と直交する方向の側部には、前記付加コンタクトの挿入方向と直交する方向への移動を規制する幅広部が形成されていることを特徴としている。
このシーケンシャル接続コネクタによれば、付加コンタクトの挿入配置時あるいはその後において、付加コンタクトの幅広部により付加コンタクトの挿入方向と直交する方向への移動が規制される。このため、付加コンタクトの挿入方向と直交する方向のずれを極力小さくすることができる。
【0014】
また、本発明のうち請求項5に係るシーケンシャル接続コネクタに用いられる付加コンタクトは、コンタクト収容キャビティを有する絶縁性のハウジングと、前記コンタクト収容キャビティ内に収容されたリセプタクルコンタクトとを備えたシーケンシャル接続コネクタに用いられる付加コンタクトであって、前記リセプタクルコンタクトに接触する接触板部と、該接触板部の後端側から湾曲部を介して延び、前記ハウジングの内壁に食い込む係止部と、該接触板部の前端側から延びて前記リセプタクルコンタクトの前端よりも前方に突出し且つ相手雄型コンタクトの進入路を横切る接触アームとを備えたことを特徴としている。
【0015】
この付加コンタクトによれば、付加コンタクトを、コンタクト収容キャビティ内のリセプタクルコンタクトとハウジングの内壁との間に挿入配置することができ、小型のリセプタクルコンタクトの場合であってもシーケンシャル接続を可能とする付加コンタクトを容易に装着することができる。また、付加コンタクトを、コンタクト収容キャビティ内のリセプタクルコンタクトとハウジングの内壁との間に挿入配置した状態で、相手側コネクタを嵌合接続すると、相手雄型コンタクトのうち、付加コンタクトと接触しているリセプタクルコンタクトに接続すべき相手雄型コンタクトが先ず付加コンタクトの接触アームに接触し、その後他の相手雄型コンタクトが付加コンタクトと接触していないリセプタクルコンタクトに接触し、シーケンシャル接続が達成される。ここで、付加コンタクトは、接触板部の挿入方向前端側から延びてリセプタクルコンタクトの前端よりも前方に突出し且つ相手雄型コンタクトの進入路を横切る接触アームを備えているので、相手雄型コンタクトが確実に接触アームに接触し、シーケンシャル接続を確実に達成することができる。
【0016】
本発明のうち請求項6に係る付加コンタクトは、請求項5記載の発明において、略S字形に形成されていることを特徴としている。
【0017】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は本発明に係るシーケンシャル接続コネクタと相手側コネクタとの嵌合途中の状態を示す断面図である。図2は付加コンタクトを付加コンタクト受容キャビティ内に挿入配置する方法を説明するための断面図である。図3は図1のシーケンシャル接続コネクタを構成するハウジングの部分斜視図である。図4は図1のシーケンシャル接続コネクタに挿入配置される付加コンタクトを示し、(A)は平面図、(B)は左側面図、(C)は正面図である。図5は図1のシーケンシャル接続コネクタに挿入配置される付加コンタクトを示し、(A)は正面側斜め上方から見た斜視図、(B)は背面側斜め上方から見た斜視図である。
【0018】
図1において、シーケンシャル接続コネクタ(以下、単にコネクタという)Aは、上下2段に配置された複数のコンタクト収容キャビティ11a,11bを有する絶縁性のハウジング10と、コンタクト収容キャビティ11a,11bのそれぞれの内部に収容されたリセプタクルコンタクト20a,20bとを備えている。
【0019】
そして、このコネクタAは、相手側コネクタBと嵌合接続されるようになっている。相手側コネクタBは、コネクタAのハウジング10を受容可能なコネクタ受容キャビティ41を有する絶縁性のハウジング40と、上下2段のリセプタクルコンタクト20a,20bに接触するように上下2段に配置された複数のポストコンタクト(相手雄型コンタクト)42a,42bとを備えている。上段のポストコンタクト42aは接地用のコンタクトであり、下段のポストコンタクト42bは信号用のコンタクトであり、それぞれのポストコンタクト42a,42bの先端位置は挿入方向において揃っている。
【0020】
ハウジング10のコンタクト収容キャビティ11a,11bのそれぞれの挿入方向前端(図1において右端)には、ポストコンタクト42a,42bが挿通可能な長方形状の開口12が形成され、各開口12の挿入方向前側には開口12の四方を囲むような傾斜面13が形成されている。そして、コンタクト収容キャビティ11a,11bのそれぞれの内部には、各コンタクト収容キャビティ11a,11b内に収容されるリセプタクルコンタクト20a,20bの挿入方向後側への抜け止めを行うハウジングランス16が形成されている。各ハウジングランス16は、コンタクト収容キャビティ11a,11bのそれぞれの上壁後方部からコンタクト収容キャビティ11a,11b内に突出し、前方に向けて延びる片持ち梁状の弾性部材で構成される。そして、各コンタクト収容キャビティ11a,11bのハウジングランス16の挿入方向前方側には、各コンタクト収容キャビティ11a,11bと連通すると共に、図3に示すように、コンタクト収容キャビティ11a,11bよりも幅の狭い付加コンタクト受容キャビティ15が形成されている。付加コンタクト受容キャビティ15は、ハウジング10の挿入方向前端に開口している。上段の付加コンタクト受容キャビティ15の挿入方向前端上方には、後述する付加コンタクト30の接触アーム34が上方に変位した際に、接触アーム34を逃げる逃げ凹部151 が形成されている。また、ハウジング10の上段の開口12には、付加コンタクト30の接触アーム34が下方に変位した際に、接触アーム34の先端に形成された幅細部371 を収容する収容凹部14が開口12から下方に向けて延びている。ハウジング10は、絶縁性の合成樹脂を成形することによって形成される。
【0021】
そして、リセプタクルコンタクト20a,20bのうち上段のリセプタクルコンタクト20aは接地用のコンタクトを構成し、下段のリセプタクルコンタクト20bは信号用のコンタクトを構成している。各リセプタクルコンタクト20a,20bは、金属板を打ち抜き及び曲げ加工することにより形成されるものであって、図示しない電線が圧着される電線圧着部21と、ポストコンタクト42a,42bのそれぞれを受容するリセプタクル部22とを備えている。リセプタクル部22内には、ポストコンタクト42a,42bを受容した際に、ポストコンタクト42a,42bのそれぞれに弾性接触する弾性接触片23が設けられている。各リセプタクルコンタクト20a,20bは、ハウジング10の挿入方向後方側からコンタクト収容キャビティ11a,11bのそれぞれの内部にリセプタクル部22を先頭にして挿入される。各リセプタクルコンタクト20a,20bがコンタクト収容キャビティ11a,11b内に挿入されると、ハウジングランス16がリセプタクル部22の後方に位置し、リセプタクルコンタクト20a,20bの挿入方向後側への抜け止めを行う。
【0022】
また、ハウジング10の上段の付加コンタクト受容キャビティ15内、即ち上段のコンタクト収容キャビティ11a内のリセプタクルコンタクト20aとハウジング10の内壁との間には、付加コンタクト30が挿入配置される。この付加コンタクト30は、図1、図4及び図5に示すように、略S字形に形成され、リセプタククルコンタクト20aのリセプタクル部22に接触する接触板部31と、接触板部31の挿入方向後端側から湾曲部32を介して延びる係止部33と、接触板部31の挿入方向前端側から延びてコンタクト20aのリセプタクル部22の前端よりも突出し且つポストコンタクト42aの進入路を横切る接触アーム34とを備えている。付加コンタクト30は、ステンレス等の金属板を打ち抜き及び曲げ加工することによって形成される。また、付加コンタクト30は、係止部33がハウジング10の内壁に食い込み、接触板部31がリセプタクルコンタクト20aのリセプタクル部22に接触することにより、ハウジング10の内壁及びリセプタクルコンタクト20a間に挟持されるようになっている。
【0023】
このように、付加コンタクト30は、上段のコンタクト収容キャビティ11a内のリセプタクルコンタクト20aとハウジング10の内壁との間に挿入配置されるので、小型のリセプタクルコンタクト20aの場合であってもシーケンシャル接続を可能とする付加コンタクト30を容易に装着することができる。
また、付加コンタクト30は、接触板部31の挿入方向前端側から延びてリセプタクルコンタクト20aのリセプタクル部22の前端よりも前方に突出し且つポストコンタクト42aの進入路を横切る接触アーム34を備えているので、ポストコンタクト42aが確実に接触アーム34に接触し、シーケンシャル接続を確実に達成することができる。
【0024】
さらに、付加コンタクト30は、略S字形に形成されているので、ばね領域を大きくすることができ、塑性変形のしにくい構造とすることができる。
また、付加コンタクト30は、係止部33がハウジング10の内壁に食い込み、接触板部31がコンタクト20aのリセプタクル部22に接触することにより、ハウジング10の内壁及びリセプタクルコンタクト20a間に挟持されるので、接触板部31と係止部33との間の湾曲部32の弾性力が接触板部31に作用し、リセプタクルコンタクト20aと付加コンタクト30との安定した接触状態を確保することができる。
【0025】
そして、接触アーム34は、接触板部31の挿入方向前端側から斜め前方上方に延びるばね板部35と、ばね板部35の前端側から湾曲部36を介して斜め後方下方に延びてポストコンタクト42aの進入路を横切り、ポストコンタクト42aと接触する接触部37とを備えている。接触部37の先端には幅細部371 が形成され、幅細部371 の前面には傾斜面372 が形成されている。この傾斜面372 は、相手側コネクタBが斜めに嵌合し、ポストコンタクト42aが幅細部371 に接触する際に、付加コンタクト30側への負担を軽減する機能を有する。また、幅細部371 の先端面373 は、ポストコンタクト42aとのスムーズな摺動を確保するため、半円形状となっている。さらに、接触部37及び幅細部371 の前側角縁は、R形状をなしている。接触部37及び幅細部371 の前側角縁がR形状をなすことで、相手側コネクタBを斜め嵌合した際におけるポストコンタクト42aへの損傷を回避できると共に、ポストコンタクト42aとのスムーズな接触を確保できる。
【0026】
この付加コンタクト30は、図2に示すように、工具Tにより湾曲部32の内側を押圧してハウジング10の前方側より上段の付加コンタクト受容キャビティ15内に挿入される。このとき、付加コンタクト30は、湾曲部32の外側がハウジングランス16の先端に当接して挿入方向の位置決めがなされる。このため、付加コンタクト30の挿入方向の正確な位置決めを行うことができる。また、付加コンタクト30の湾曲部32がハウジングランス16の先端に当接することで、ハウジングランス16によるリセプタクルコンタクト20aの係止を補強することができる。そして、工具Tにより湾曲部32の内側を押圧して付加コンタクト30を付加コンタクト受容キャビティ15内に挿入する際には、工具Tが図2に示すように接触アーム34の湾曲部36の上面に接し、ばね板部35が下方に変位して細幅部371 が下方に移動する。このとき、細幅部371 はハウジング10の上段の開口12から下方に延びる収容凹部14内に収容されるので、付加コンタクト30の挿入を容易に行うことができる。
【0027】
また、付加コンタクト30の係止部33近傍及びばね板部35の挿入方向と直交する方向の側部には、付加コンタクト受容キャビティ15の内側壁に当接することにより付加コンタクトの挿入方向と直交する方向への移動を規制する幅広部38,39が形成されている。従って、付加コンタクト30の挿入配置時あるいはその後において、付加コンタクト30の幅広部38,39が付加コンタクト受容キャビティ15の内側壁に当接すると、付加コンタクト30の挿入方向と直交する方向への移動が規制される。このため、付加コンタクト30の挿入方向と直交する方向のずれを極力小さくすることができる。なお、ばね板部35の側部に形成された幅広部39の外側角部は、R形状をなしている。このため、ばね板部35が変位する際における付加コンタクト受容キャビティ15の内側壁に対する幅広部39の接触の影響を最小限にすることができる。
【0028】
図1に示すように、上段の付加コンタクト受容キャビティ15内に付加コンタクト30を挿入配置した状態で、相手側コネクタBを嵌合接続すると、先ず、接地用コンタクトを構成する上段のポストコンタクト42aの先端が付加コンタクト30の接触部37外面に接触する。これにより、先ず、接地用コンタクトを構成する上段のポストコンタクト42aと接地用のコンタクトを構成する上段のリセプタクルコンタクト20aとが電気的に導通する。そして、ポストコンタクト42aの挿入を進行させると、ポストコンタクト42aが接触部37外面から幅細部371 の外面及び先端面373 に沿って摺動し、これにより接触アーム34がばね板部35の後方側端部近傍を中心に上方に変位する。この接触アーム34が上方に変位した際には、付加コンタクト受容キャビティ15に形成された逃げ凹部151 内に接触アーム34の湾曲部36近傍が位置し、接触アーム34とハウジング10との接触が回避される。そして、ポストコンタクト42aの挿入を更に進行させると、ポストコンタクト42aは上段のリセプタクルコンタクト20aのリセプタクル部22内に受容され、ポストコンタクト42aが弾性接触片23に接触する。このとき同時に、信号用コンタクトを構成する下段のポストコンタクト42bが信号用コンタクトを構成する下段のリセプタクルコンタクト20bのリセプタクル部22内に受容され、ポストコンタクト42bが弾性接触片23に接触する。これにより、信号用コンタクトを構成する下段のポストコンタクト42bと信号用のコンタクトを構成する下段のリセプタクルコンタクト20bとが電気的に導通する。
【0029】
このように、本発明にあっては、上段の付加コンタクト受容キャビティ15内に付加コンタクト30を挿入することにより、先ず、接地用コンタクトを構成する上段のポストコンタクト42aと接地用のコンタクトを構成する上段のリセプタクルコンタクト20aとを電気的に導通させ、次いで、信号用コンタクトを構成する下段のポストコンタクト42bと信号用のコンタクトを構成する下段のリセプタクルコンタクト20bとを電気的に導通させるので、シーケンシャル接続が可能となる。
【0030】
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明はこれに限定されず、種々の変更を行うことができる。
例えば、リセプタクルコンタクト20a,20bは上下2段に配置される必要はなく、1段、上下3段あるいはそれ以上に配置されてもよい。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のうち請求項1に係るシーケンシャル接続コネクタによれば、コンタクト収容キャビティのリセプタクルコンタクトとハウジングの内壁との間に挿入配置された付加コンタクトを備えているので、小型のリセプタクルコンタクトの場合であってもシーケンシャル接続を可能とする付加コンタクトを容易に装着することができる。また、付加コンタクトは、接触板部の挿入方向前端側から延びてリセプタクルコンタクトの前端よりも前方に突出し且つ相手雄型コンタクトの進入路を横切る接触アームとを備えているので、相手雄型コンタクトが確実に接触アームに接触し、シーケンシャル接続を確実に達成することができる。また、付加コンタクトは、接触板部の挿入方向後端側から湾曲部を介して延びる係止部がハウジングの内壁に食い込み、接触板部がリセプタクルコンタクトに接触することにより、ハウジングの内壁及びリセプタクルコンタクト間に挟持されるので、接触板部と係止部との間の湾曲部の弾性力が接触板部に作用し、リセプタクルコンタクトと付加コンタクトとの安定した接触状態を確保することができる。
【0032】
本発明のうち請求項2に係るシーケンシャル接続コネクタによれば、請求項1記載の発明において、前記付加コンタクトは、略S字形に形成されているので、ばね領域を大きくとることができ、塑性変形のしにくい構造とすることができる。
また、本発明のうち請求項3に係るシーケンシャル接続コネクタによれば、請求項1又は2記載の発明において、前記付加コンタクトは、前記湾曲部がハウジングランスの先端に当接して挿入方向の位置決めがなされるので、付加コンタクトの挿入方向の正確な位置決めを行うことができる。また、付加コンタクトの湾曲部がハウジングランスの先端に当接することで、ハウジングランスによるコンタクトの係止を補強することができる。
【0033】
さらに、本発明のうち請求項4に係るシーケンシャル接続コネクタによれば、請求項1乃至3のうちいずれか一項に記載の発明において、前記付加コンタクトの前記挿入方向と直交する方向の側部には、前記付加コンタクトの挿入方向と直交する方向への移動を規制する幅広部が形成されているので、付加コンタクトの挿入配置時あるいはその後において、付加コンタクトの幅広部により付加コンタクトの挿入方向と直交する方向への移動が規制される。このため、付加コンタクトの挿入方向と直交する方向のずれを極力小さくすることができる。
【0034】
また、本発明のうち請求項5に係るシーケンシャル接続コネクタに用いられる付加コンタクトによれば、リセプタクルコンタクトに接触する接触板部と、該接触板部の後端側から湾曲部を介して延び、ハウジングの内壁に食い込む係止部と、該接触板部の前端側から延びて前記リセプタクルコンタクトの前端よりも前方に突出し且つ相手雄型コンタクトの進入路を横切る接触アームとを備えているので、請求項1の発明と同様に、小型のリセプタクルコンタクトの場合であってもシーケンシャル接続を可能とする付加コンタクトを容易に装着することができる。また、相手雄型コンタクトが確実に接触アームに接触し、シーケンシャル接続を確実に達成することができる。
【0035】
本発明のうち請求項6に係るーケンシャル接続コネクタに用いられる付加コンタクトによれば、請求項5記載の発明において、略S字形に形成されているので、ばね領域を大きくすることができ、塑性変形のしにくい構造の付加コンタクトとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシーケンシャル接続コネクタと相手側コネクタとの嵌合途中の状態を示す断面図である。
【図2】付加コンタクトを付加コンタクト受容キャビティ内に挿入配置する方法を説明するための断面図である。
【図3】図1のシーケンシャル接続コネクタを構成するハウジングの部分斜視図である。
【図4】図1のシーケンシャル接続コネクタに挿入配置される付加コンタクトを示し、(A)は平面図、(B)は左側面図、(C)は正面図である。
【図5】図1のシーケンシャル接続コネクタに挿入配置される付加コンタクトを示し、(A)は正面側斜め上方から見た斜視図、(B)は背面側斜め上方から見た斜視図である。
【図6】従来例のシーケンシャル接続コネクタの断面図である。
【符号の説明】
10 ハウジング
11a,11b コンタクト収容キャビティ
20a,20b リセプタクルコンタクト
30 付加コンタクト
31 接触板部
32 湾曲部
33 係止部
34 接触アーム
38,39 幅広部
42a,42b ポストコンタクト(相手雄型コンタクト)
A シーケンシャル接続コネクタ
Claims (6)
- コンタクト収容キャビティを有する絶縁性のハウジングと、前記コンタクト収容キャビティ内に収容されたリセプタクルコンタクトとを備えたシーケンシャル接続コネクタであって、
前記コンタクト収容キャビティ内のリセプタクルコンタクトと前記ハウジングの内壁との間に挿入配置された付加コンタクトを備え、
該付加コンタクトは、前記リセプタクルコンタクトに接触する接触板部と、該接触板部の挿入方向後端側から湾曲部を介して延び、前記ハウジングの内壁に食い込む係止部と、該接触板部の挿入方向前端側から延びて前記リセプタクルコンタクトの前端よりも前方に突出し且つ相手雄型コンタクトの進入路を横切る接触アームとを備え、
前記付加コンタクトは、前記係止部が前記ハウジングの内壁に食い込み、前記接触板部が前記リセプタクルコンタクトに接触することにより、前記ハウジングの内壁及び前記リセプタクルコンタクト間に挟持されることを特徴とするシーケンシャル接続コネクタ。 - 前記付加コンタクトは、略S字形に形成されていることを特徴とする請求項1記載のシーケンシャル接続コネクタ。
- 前記付加コンタクトは、前記湾曲部がハウジングランスの先端に当接して挿入方向の位置決めがなされることを特徴とする請求項1又は2記載のシーケンシャル接続コネクタ。
- 前記付加コンタクトの前記挿入方向と直交する方向の側部には、前記付加コンタクトの挿入方向と直交する方向への移動を規制する幅広部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一項に記載のシーケンシャル接続コネクタ。
- コンタクト収容キャビティを有する絶縁性のハウジングと、前記コンタクト収容キャビティ内に収容されたリセプタクルコンタクトとを備えたシーケンシャル接続コネクタに用いられる付加コンタクトであって、
前記リセプタクルコンタクトに接触する接触板部と、該接触板部の後端側から湾曲部を介して延び、前記ハウジングの内壁に食い込む係止部と、該接触板部の前端側から延びて前記リセプタクルコンタクトの前端よりも前方に突出し且つ相手雄型コンタクトの進入路を横切る接触アームとを備えたことを特徴とするシーケンシャル接続コネクタに用いられる付加コンタクト。 - 略S字形に形成されていることを特徴とする請求項5記載のシーケンシャル接続コネクタに用いられる付加コンタクト。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002134034A JP3699057B2 (ja) | 2002-05-09 | 2002-05-09 | シーケンシャル接続コネクタ及びそれに用いられる付加コンタクト |
TW092107870A TWI260834B (en) | 2002-05-09 | 2003-04-07 | Sequential connection connector and additional contact used therefor |
KR10-2003-0022908A KR20030087921A (ko) | 2002-05-09 | 2003-04-11 | 시퀀셜 접속커넥터 및 이에 사용되는 부가콘택트 |
US10/431,312 US6890192B2 (en) | 2002-05-09 | 2003-05-07 | Sequential connection-type connector and additional contact used in the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002134034A JP3699057B2 (ja) | 2002-05-09 | 2002-05-09 | シーケンシャル接続コネクタ及びそれに用いられる付加コンタクト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003331992A JP2003331992A (ja) | 2003-11-21 |
JP3699057B2 true JP3699057B2 (ja) | 2005-09-28 |
Family
ID=29397440
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002134034A Expired - Lifetime JP3699057B2 (ja) | 2002-05-09 | 2002-05-09 | シーケンシャル接続コネクタ及びそれに用いられる付加コンタクト |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6890192B2 (ja) |
JP (1) | JP3699057B2 (ja) |
KR (1) | KR20030087921A (ja) |
TW (1) | TWI260834B (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6908348B2 (en) * | 2002-11-27 | 2005-06-21 | Alcoa Fujikura Limited | Box terminal with extended contact surfaces and controlled damage location during high voltage arcing with and without suppression under a magnetic field |
US7462079B2 (en) * | 2005-11-14 | 2008-12-09 | Tyco Electronics Corporation | Electrical contact with wire trap |
CA2573845C (en) * | 2006-04-20 | 2009-11-24 | Thomas & Betts International, Inc. | Electrical connector components |
US7285006B1 (en) * | 2006-10-12 | 2007-10-23 | Tyco Electronics Corporation | Spring-clamp style contact for PCB to terminate solar panel tabbing |
US7347741B1 (en) * | 2007-01-16 | 2008-03-25 | Tyco Electronics Corporation | Contact with locking lances |
US20090126966A1 (en) * | 2007-11-21 | 2009-05-21 | Tyco Electronics Corporation | Wire management transition block |
US7618279B1 (en) | 2008-06-26 | 2009-11-17 | Thomas & Betts International, Inc. | One-piece push-in electrical contact terminal |
US8535095B2 (en) * | 2009-01-22 | 2013-09-17 | Ls Cable & System Ltd. | Clip-type elastic contact piece and shielded connector housing assembly having the same |
JP5359975B2 (ja) * | 2010-04-07 | 2013-12-04 | 住友電装株式会社 | 端子金具 |
JP6445270B2 (ja) * | 2014-07-17 | 2018-12-26 | 矢崎総業株式会社 | 端子 |
JP6653449B2 (ja) * | 2016-06-20 | 2020-02-26 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | コンセント |
JP6451714B2 (ja) * | 2016-10-06 | 2019-01-16 | 第一精工株式会社 | コネクタ、コネクタユニット、及びコネクタの製造方法 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3796987A (en) * | 1972-06-09 | 1974-03-12 | Amp Inc | Electrical receptacle and connector |
US4787886A (en) * | 1987-02-05 | 1988-11-29 | Cosman Eric R | Pressure sensor controlled valve |
JPS63261685A (ja) | 1987-04-07 | 1988-10-28 | アンプ インコ−ポレ−テツド | 多端子コネクタ |
DE4413643C2 (de) * | 1994-04-20 | 1996-03-28 | Vossloh Schwabe Gmbh | Elektrische Anschluß- und Verbindungsklemme |
US5591039A (en) * | 1995-06-01 | 1997-01-07 | Elcon Products International | Socket contact with arc arresting member |
US6146187A (en) * | 1998-11-25 | 2000-11-14 | Supplie & Co. Import/Export, Inc. | Screwless terminal block |
GB0104860D0 (en) * | 2000-03-02 | 2001-04-18 | Yazaki Corp | Connector assembly |
JP2001250622A (ja) * | 2000-03-03 | 2001-09-14 | Yazaki Corp | 接続端子 |
US6537092B2 (en) * | 2001-02-02 | 2003-03-25 | Autonetworks Technologies, Ltd | Arc discharge suppressive connector |
FR2824960B1 (fr) * | 2001-05-15 | 2003-08-15 | Entrelec | Dispositif de raccordement a poussoir |
-
2002
- 2002-05-09 JP JP2002134034A patent/JP3699057B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
2003
- 2003-04-07 TW TW092107870A patent/TWI260834B/zh not_active IP Right Cessation
- 2003-04-11 KR KR10-2003-0022908A patent/KR20030087921A/ko active IP Right Grant
- 2003-05-07 US US10/431,312 patent/US6890192B2/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR20030087921A (ko) | 2003-11-15 |
TWI260834B (en) | 2006-08-21 |
TW200405626A (en) | 2004-04-01 |
US20030211762A1 (en) | 2003-11-13 |
US6890192B2 (en) | 2005-05-10 |
JP2003331992A (ja) | 2003-11-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20170229799A1 (en) | Flippable electrical connector | |
JP3699057B2 (ja) | シーケンシャル接続コネクタ及びそれに用いられる付加コンタクト | |
JP2005129255A (ja) | コネクタ及びコネクタシステム | |
JP4493710B2 (ja) | 電気コネクタ | |
KR20070057024A (ko) | 암형 커넥터 및 수형 커넥터 | |
JP4036370B2 (ja) | 電気コネクタ及びその製造方法 | |
EP0846350A1 (en) | Method for making surface mountable connectors | |
US6520797B2 (en) | Connector terminal and a method for producing the same | |
JP7473613B2 (ja) | 金具、金具付きコネクタ及びコネクタ組立体 | |
JP3756777B2 (ja) | モジュラージャック | |
EP1276181B1 (en) | Electrical connector for receiving a plug | |
JPH1027636A (ja) | 電気コネクタ | |
KR101175170B1 (ko) | 소켓 콘택트 | |
US6780063B2 (en) | Wire connected modular jack and assembling method | |
JP2002289287A (ja) | 共用コネクタ及びその製造方法 | |
JP2005085469A (ja) | ケーブルコネクタ | |
JP3246894B2 (ja) | コネクタ | |
JPH07326420A (ja) | リセプタクルコンタクト及びそれを使用した電気コネクタ | |
JP5181944B2 (ja) | 電気コネクタ | |
JP2005339985A (ja) | コネクタ | |
JP2842814B2 (ja) | 電気コネクタ | |
JP3502868B2 (ja) | 電気コネクタ | |
US20050124225A1 (en) | Modular jack | |
JP3689291B2 (ja) | ロック金具付き電気コネクタ | |
JP3378991B2 (ja) | フレキシブル基板用コネクタ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050606 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050621 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050706 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3699057 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090715 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090715 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100715 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100715 Year of fee payment: 5 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100715 Year of fee payment: 5 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100715 Year of fee payment: 5 |
|
R370 | Written measure of declining of transfer procedure |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110715 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110715 Year of fee payment: 6 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110715 Year of fee payment: 6 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120715 Year of fee payment: 7 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120715 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130715 Year of fee payment: 8 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |