JP3698827B2 - 床面に内蔵のシートレール装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車等の車両の床面の位置を調整するシートレール装置で、特に位置調整幅が大きく長大なロアレールを用い、そのロアレールを床面に内蔵した床面に内蔵のシートレール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のシートレール装置は、ロアレールが脚片を介して車両の床面上に取付けられ、このロアレールにアッパーレールが前後に移動可能に摺嵌され、更に、このアッパーレール上に座席が載置された構成のものが一般的であった。
【0003】
前記構成のシートレール装置は座席の調整幅が狭く、つまり、ロアレールが短く設定されており座席が最端部まで移動してもロアレールの下部が座席の下から突出することは比較的少なかった。
【0004】
また、座席位置の調整幅を大きくするものとして長いロアレールを採用するものが実用化されている。この種の装置では、座席の下面からロアレールが長くはみ出すため、この長いロアレールを車両の床面に内蔵して床面をフラット化して安全性を確保するよう構成したものが実用化されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前記の長いロアレールを介装したシートレール装置においては大きな車両の床面にロアレールを収納する長溝を一体に形成しなければならず車両の床面の加工が非常に困難であった。
【0006】
また、水平方向に伸びる長いロングレール上に上下方向の高さを有する座席を取付けた状態で限られたスペースから車両内へ持込み取付ける作業は作業性が悪く不都合だった。さらに長いロアレールを有するシートレール部のみを先に車両の床面に取付け、次にそのシートレール上に座席を取付ける方法もあるが、スペースの限られた車室内で座席を取付ける作業は非効率である不都合があった。
【0007】
さらに従来のロアレールを車両の床面に内蔵して床面をフラット化された装置においては床面からシートクッションの上限までの高さを着座位置に設定するように床面からアッパーレールを上方に延設する必要があり、このアッパーレールが高く延設された分だけ座席が衝撃荷重に弱くなる欠点があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は斯様な実情に鑑み、この課題を解消することを目的とする床面に内蔵のシートレール装置で、車両の床面の一部に、この床面と別の床面を着脱可能に取付けられるようになっており、前記別の床面には、シートレールを配する間隔をおいて二条の凹溝が設けられ、この凹溝内には、床面と略同一面となるようロアレール内装して取付けられ、このロアレールには、上部にシートクッションの下面が載置されるアッパーレールが摺動可能に嵌挿されると共に、左右のアッパーレールの上部に取付けられたシートパンには、座席前後方向に延び、その上端がシートパンに固定され、その下端が前記別の床面に設けたスライダー溝に摺嵌された補強板を設けたことを特徴としたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
図は本発明の床面に内蔵のシートレール装置の最も好ましい一実施例を示すもので、以下図に基づいて具体的に説明する。
【0010】
1はロアレールで、断面矩形に成形すると共に、この上面の中央長手方向に溝条1aを設けてある。
【0011】
2は車両側の床板で、この車体側床板2の一部には、大きな窓孔3が切欠されて設けてある。この窓孔3にはねじ等により着脱可能に取付けた別体の床板4が嵌められ、この床板4にはシートレールを間隔をおいて配置するための一対の溝5,5が設けてある。また、この溝5,5には前記ロアレール1,1を、この上面が床面4及び2と略同一平面となるように内装設定してリベット等で固定してある。
【0012】
また床板4の前記溝5,5の間にはスライダー溝7を設け、このスライダー溝7には後記する補強板8がスライダー9を介して嵌められている。
【0013】
10はアッパーレールで、このアッパーレール10はL状に折曲げたブラケット11,12からなり、このブラケット11,12が背中合せで一体化されており、またそのブラケット11,12の前記折曲げ片11a,12aが対称に横方向に延設されている。
【0014】
更に、アッパーレール10は、前記ロアレール1内に嵌装され、アッパーレール10の折曲げ片11a,12aの上面にはスチールボール13と下面には中央部を小径としたローラ14を介在させてある。前記スチールボール13とローラ14はリテーナ15によって一体化させて同位置関係を保って移動できるようにして摺嵌してある。
【0015】
座席の左右に配設された前記アッパーレール10,10の対向する夫々内側となるブラケット12,12上部を内側に向けて折曲げて受片12b,12bが成形され、この受片12b,12b上にはシートクッション16を取付けたシートパン17を載せて取付けてある。更に、ブラケット12,12間には、強度を補強するための補強板18の両端を取付け、横方向に対する強度を補強している。
【0016】
また、前記シートパン17には、ロアレール1が床下に内蔵されることにより(ロアレール1を床板4に内蔵する)座席の着座面が下らないようにしてアッパーレール10のブラケット11,12の高さを確保するためアッパーレール10と一体で前後方向に移動する縦方向の補強板8の一端が取付けられ、この補強板8の他端は前記床板4に設けたスライダー溝7にスライダー9を介して嵌められていて、アッパーレール10,10の移動と協動移動をする。
【0017】
また、アッパーレール10,10のブラケット11,11はリクライニングRの固定側ブラケット20が一体的に成形され、この固定側ブラケット20と可動側ブラケット21、ブラケット22等からなる公知のリクライニング機構が構成されている。
【0018】
前記床板4の溝5,5に内蔵され固定されたロアレール1,1の下面は、一部を溝5,5の底面5a,5aに対して隙間を保たせるように設定され、このロアレール1,1の下面には長手方向に一定のピッチのロック孔1b,1bを列設し、このロック孔1b,1bに後記するロックプレート23に設けた爪部23aを出没させてシートレールのロックを行うようにしてある。
【0019】
また操作レバー25は軸24を中心に回動操作され、しかも操作レバー25の端部(軸24から離れた位置)にはシートパン17との間に引上げ方向のスプリング26が設けてあって、通常はスプリング26の作用によってロックプレート23の爪部23aをロック孔1b,1bにロックするように設定されている。
【0020】
更に、ロックプレート23は左右に設けてあって、これ等を動作させる操作レバー25は左右が一体となって匚状に成形されている。
【0021】
【発明の効果】
本発明は上記したような構成であって、車両の床面の一部に、この床面と別の床面が着脱可能で、この床面に予めシートレール及びシートレール全体を組付け、この状態で車両に取付けることができるため、車両の大きな床全体を加工したり、或いは狭いスペースの車両内でシートレールや座席を組付ける必要がなく組付性が容易である。また床面から上方に延設されたアッパーレールと床面及び座席下面の間に補強部材が合理的に配設され座席の強度を向上する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による床面に内蔵のシートレール装置の平面図である。
【図2】図1のX−X線を断面した側面図である。
【図3】図2のY−Y線の縦断正面図である。
【図4】ロックプレートと操作レバーの関係を示した図2の一部拡大図である。
【符号の説明】
1 ロアレール
1a 溝条
1b ロック孔
2,4 床板
3 窓孔
5 溝
5a 底面
7 スライダー溝
8,18 補強板
9 スライダー
10 アッパーレール
11,12 ブラケット
11a,12a 折曲げ片
12b 受片
13 スチールボール
14 ローラ
15 リテーナ
16 シートクッション
17 シートパン
20,21,22 ブラケット
23 ロックプレート
23a 爪部
24 軸
25 操作レバー
26 スプリング

Claims (1)

  1. 車両の床面の一部に、この床面と別の床面を着脱可能に取付けられるようになっており、前記別の床面には、シートレールを配する間隔をおいて二条の凹溝が設けられ、この凹溝内には、床面と略同一面となるようロアレール内装して取付けられ、このロアレールには、上部にシートクッションの下面が載置されるアッパーレールが摺動可能に嵌挿されると共に、左右のアッパーレールの上部に取付けられたシートパンには、座席前後方向に延び、その上端がシートパンに固定され、その下端が前記別の床面に設けたスライダー溝に摺嵌された補強板が設けられたことを特徴とした床面に内蔵のシートレール装置。
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