JP3697772B2 - フェード制御回路およびこれを使用した撮像装置 - Google Patents

フェード制御回路およびこれを使用した撮像装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、フェード制御回路およびこれを使用した撮像装置に関する。詳しくは輝度信号系に設けられたフェード制御回路のフェーダゲイン調整手段をレベルダイア調整手段としても使用できるように構成することにより回路構成を簡略化すると共に、簡単な構成で撮像システムの違いによって発生するレベルダイアグラム(以下単にレベルダイアという)を合わせた状態で、フェード処理を実現したものである。
【0002】
【従来の技術】
撮像装置(カメラシステム)の中には、機種の相違からその出力のレベルダイアも違ったものとして得られるものがある。例えば、ディジタル式のビデオ一体型カメラ(ディジタル式のカムコーダ(商品名))に代表されるカメラシステム1では図11Aに示すようなレベルダイアY1であるのに対して、アナログ式のビデオカメラ(8ミリカムコーダ)で代表されるカメラシステム2では、同図Bに示すようなレベルダイアY2となっている。ここにレベルダイアとは、輝度信号を量子化した階調を所定のスケールで階調ステップ表現したものをいう。
【0003】
同図は輝度信号を256ステップで量子化したときの例であり、カメラシステム1では64ステップが黒レベルに設定され、カメラシステム2では16ステップが黒レベルに設定されている。
【0004】
このようにレベルダイアが相違すると、後の信号処理系が面倒になるためできるだけ、両者のレベルダイアを揃えた方が好ましい。
【0005】
そこで、通常は図12に示すように撮像装置に設けられた輝度信号処理回路30の後段に乗算器31を設け、ここに与える係数kを後段のシステムに適合するようなレベルダイアに調整している。例えば図12に示す撮像装置10がディジタルカムコーダであるときには、最終的に得られる輝度信号Yのレベルダイアが図11Bに示すレベルダイアとなるように、係数k(0〈k〈1)が定められる。具体的には、図11AのようにレベルダイアY1が1IRE(Institute for Radio Engineers)スケールで2.19ステップとなるのに対し、同図Bでは1.6ステップとなるから、新たな係数k′として、
k′=1.6/2.19=0.73
に設定すれば、出力端子32に得られる輝度信号YのレベルダイアY1は、カメラシステム2のレベルダイアY2に合わせることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このようにレベルダイアの相違するカメラシステムであっても、輝度信号処理系の後段にレベルダイア調整手段としての乗算器31を設ければ、カメラシステム1のレベルダイアをカメラシステム2のレベルダイアに合わせることができるようになる。
【0007】
しかし、そうするためにはレベルダイア調整手段を別途設ける必要があるから、カメラシステムにとっては余分な信号処理系が付加されることになって、コストアップを招来することになる。できるならば、既存の信号処理系をそのままレベルダイア調整手段としても流用できた方が好ましい。
【0008】
そこでこの発明はこのような従来の課題を解決したものであって、既存の信号処理系をそのままレベルダイア調整手段としても流用できるように工夫したフェード制御回路およびこれを使用した撮像装置を提案するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、この発明に係るフェード制御回路は、輝度信号のゲインを調整してフェード処理を実行するフェード制御回路において、入力された前記輝度信号に対して白又は黒のフェードアウトレベルを設定するフェードアウトレベル設定手段と、入力された前記輝度信号に対してセットアップレベルを設定するセットアップレベル設定手段と、前記輝度信号から、設定された前記フェードアウトレベルを減算する減算器と、前記減算器から出力される輝度信号のゲインを調整するフェーダゲイン調整手段と、前記フェーダゲイン調整手段のゲインを設定するフェーダゲイン設定手段と、設定された前記セットアップレベル及びフェードアウトレベルと前記フェーダゲイン調整手段から出力される輝度信号とを加算する第1の加算器と、前記第1の加算器から出力される輝度信号に黒レベルを加算する第2の加算器と、デジタル方式のカメラシステム用の黒レベルを発生する第1の基準電圧源と、アナログ方式のカメラシステム用の黒レベルを発生する第2の基準電圧源と、前記第1又は第2の基準電圧源のいずれかを選択して前記第2の加算器に接続するように制御されるスイッチとを備え、
前記フェード処理を実行するときは、前記フェーダゲイン設定手段は前記フェーダゲイン調整手段のゲインを、最大値から時間と共に最終目標値に向かって漸減するように制御し、前記輝度信号を量子化した階調を所定のスケールで階調ステップ表現したものをレベルダイアとして、デジタル方式のカメラシステム用のレベルダイアをアナログ方式のカメラシステム用のレベルダイアに合わせるときは、前記フェーダゲイン調整手段のゲインの最大値を前記アナログ方式のカメラシステム用の最大値となるように設定して、前記フェーダゲイン調整手段がレベルダイア調整手段としても使用されることを特徴とする。
【0010】
さらにこの発明に係る撮像装置は、撮像素子と、前記撮像素子から出力された撮像信号を処理して得られる輝度信号を処理する輝度信号処理回路と、前記撮像信号を処理して得られる色信号を処理する色信号処理回路と、前記輝度信号処理回路及び色信号処理回路を制御する制御部とを備え、前記輝度信号処理回路は、前記輝度信号のフェード処理を実行するフェード制御回路として、請求項1または2に記載のフェード制御回路を使用したことを特徴とする。
【0011】
フェーダ制御回路に設けられたフェーダゲイン調整手段に供給されるフェーダゲイン調整信号がレベルダイア調整信号として使用される。そのため、レベルダイア調整が必要なときには、フェーダゲイン調整信号の最大値が上述した係数k(=0.73)に設定される。
【0012】
そうすると、本来フェーダゲインが1であるにも拘わらず、そのゲインが最大0.73までとなるから、フェーダ制御回路から出力される最終的な輝度信号Yの最大レベルは、通常時の0.73まで絞られることになり、レベルダイアが調整された状態で出力されることになる。
【0013】
このようなレベルダイア調整機能を有するフェーダ制御回路を撮像装置内に組み込んでおけば、フェーダ処理が必要なときはフェーダ処理を実行でき、レベルダイア調整が必要なときはレベルダイアが調整された輝度信号が得られ、その両者が必要なときはそれらを同時に実行できる。
【0014】
【発明の実施の形態】
続いて、この発明に係るフェード制御回路およびこれを使用した撮像装置の一実施態様を、図面を参照して詳細に説明する。
【0015】
図1はディジタルカムコーダにこの発明に係るフェード制御回路を適用した場合であって、被写体11はレンズ系12を介してCCDなどの撮像素子13にて電気信号(撮像信号)に変換される。撮像素子13の前段に配される色フィルタは図2に示すようなこの例では補色で市松パターンの色フィルタが使用される。
【0016】
補色市松パターンの色フィルタを使用するときはライン相関を利用して色信号が形成されるものであって、この例では2段ごとの市松パターンを使用して輝度信号と色信号が形成される。図では最初の2段から同時に読みだされるラインを便宜的にRライン、次の2段から同時に得られるラインをBラインとして示してある。
【0017】
撮像素子13より出力された撮像信号(Rライン信号とBライン信号)はサンプリングホールド回路およびAGC回路14において、サンプリングとディジタル変換時のダイナミックレンジの調整を行うためにAGCがかけられる。その後A/D変換器15でディジタル信号に変換される。
【0018】
ディジタル化された撮像信号は信号処理部20に供給される。信号処理部20では最初に欠陥補正回路21が設けられ、CCDの欠陥に基づく信号欠陥が前後の画素や上下の画素を利用して補正される。その後遅延素子(遅延ラインでもよい)を有した遅延回路22に供給されて1H(1水平周期)遅延された撮像信号H1Dと、2H遅延された信号と元の信号を加算した信号を含む撮像信号H2Dが出力される。
【0019】
これら撮像信号Sa(H1D、H2D)は輝度信号処理回路30と色信号処理回路24とに供給され、対応する輝度信号Yと色信号Cとが生成される。信号処理回路20はCPUで構成された制御部25によって管理されたり、信号処理される関係から、図示せずもこの信号処理部20には内部に具備された複数の処理系に対するインタフェース回路が設けられている。光学系12に設けられた絞り調整回路26などもこの制御部25の出力によって制御される。
【0020】
図3は上述した輝度信号処理回路30の具体例であって、この回路系に後述するフェード制御回路が設けられている。
【0021】
端子31には1H遅延した撮像信号H1Dが供給され、端子32には2H遅延された撮像信号H2Dが供給される。1H遅延された撮像信号H1Dはディジタルローパスフィルタ33で帯域制限されることによって画像表示に必要な低域撮像信号Sbが抽出される。この撮像信号Sbが水平方向の輪郭抽出回路(Hアパコン)34に供給されて、画像のうち水平方向に関する輪郭成分Paが抽出される。
【0022】
同様に1H遅延の撮像信号H1Dと2H遅延の撮像信号H2Dが垂直方向の輪郭抽出回路(Vアパコン)35に供給されて垂直方向に関する輪郭成分Pbが抽出される。
【0023】
これら水平方向と垂直方向に関する輪郭成分Pa,Pbは輪郭効果付与回路(アパコンエフェクト回路)40に供給され、通常の輪郭補正モードのときは合成された輪郭成分Pgが出力され、この輪郭成分Pgは低域撮像信号Sbと共にガンマ補正回路50に供給されてガンマ補正(γ補正)され、ガンマ補正された撮像信号Scはさらに第2の輪郭補正回路(アパコン)60に供給されてガンマ補正によって圧縮された白レベル側の輪郭成分を再加算して、白側から黒側までの全領域に亘って一様な輪郭強調特性となるようにしている。この処理には輪郭効果付与回路40で生成された輪郭補正信号Peが使用される。
【0024】
輪郭成分が再調整された撮像信号Seは後段のフェード制御回路(フェーダ)70において白フェーダ若しくは黒フェーダの調整が行われると共に、必要なときにはレベルダイア補正された適正なレベルを有する最終的な輝度信号Yが端子32に得られる。
【0025】
図4はフェード制御回路70の一例を示す。
端子71に供給された輝度信号Y(Ya)は減算器72に入力される。減算器72は輝度信号Y(Ya)からフェードアウトレベルFAL減算る。フェードアウトレベルFALは最終的にどのようなフェード処理(白フェード若しくは黒フェード処理)とするのかを選択するための任意のレベルであって、端子73を介してCPU(以下制御部ともいう)25から供給される。
【0026】
ここに、黒フェーダとは図5に示すように次第に黒レベルに近づくフェード処理のことであり、白フェーダとは図6のように次第に白レベルに近づくフェード処理のことである。白フェード処理のときはフェードアウトレベルFALは0から1までの間の任意のレベル(WL)が選択され、黒フェード処理のときは「0」が選択される。
【0027】
フェードアウトレベルFALが減算された輝度信号Ybはリミッタ74でオーバーフロー分がリミットされる。これは端子71に供給される輝度信号Ya自信が所定ビット数を超えた状態で入力されることがあるからである。リミッタ特性の一例を図7に示す。
【0028】
上下レベルが制限された輝度信号Ycはフェーダゲイン調整手段として機能する乗算器75に供給され、端子76から加えられたフェーダゲイン調整信号(フェーダゲイン補正係数)k′によって輝度信号Ycのゲインが調整される。フェーダゲインは最大値を「1」とし、最小値を「0」とするもので、時間と共に0に向かって漸減するように制御される。したがってこのフェーダゲイン調整信号は制御部25から供給される。
【0029】
ゲイン調整された輝度信号Ydはさらに加算器77に供給されて上述したフェードアウトレベルFALが再加算される。このときセットアップレベルSULも同時に加算される。フェードアウトレベルFALは輝度信号Yaが最終目標に到達できるようにするために付与される。
【0030】
セットアップレベルは任意の値に設定できるもので、特に低照度時などのときにはこのレベルを大きくして、暗い被写体でも見やすくしている。したがってセットアップレベル発生器79も制御部25によって適切な値に制御できるように端子79aにその制御信号が供給される。加算器78はフェードアウトレベルFALとセットアップレベルSULを加算するためのものである。
【0031】
フェードアウトレベルFALとセットアップレベルSULが加算された輝度信号Yeはさらにリミッタ80に供給されて、図8に示すようにディジタル信号のうち正のレベルを持つ信号のみが出力されるようにレベル制限される。
【0032】
レベル制限された輝度信号Yfはさらに後段の加算器81に供給されて、図11に示す黒レベルに相当するレベルが加算される。そのためカメラシステム1用として使用される黒レベル(16ステップに相当するレベル)を発生させる基準電圧発生源82と、カメラシステム2用として使用される黒レベル(64ステップに相当するレベル)を発生させる基準電圧発生源83とが設けられ、スイッチ85によってその何れかが選択される。
【0033】
スイッチ85は端子86に供給された制御部25からの切り替えパルスCTLによって切り替え制御される。例えば、端子87に得ようとする輝度信号Ygのレベルダイアがカメラシステム1のレベルダイアY1であるときには基準電圧発生源82が選択される。これに対し、カメラシステム2であるときはそのレベルダイアY2となるように基準電圧発生源83が選択されると共に、上述した端子76からの調整信号(補正係数)はk′(0.73〜0)に変更される。
【0034】
このように構成されたフェード制御回路70にあって、フェード処理の一例を図9および図10を参照して説明すると、今白フェード処理が選択されたときには、輝度信号YaからフェードアウトレベルFAL(=WL)減算されて図9Bのようになり、これがフェーダゲイン係数k(1以下の任意の値)によってゲイン調整されるため図9Cのようになり、これに再びフェーダゲインFALが加えられてフェーダゲインFALによる定まる設定白レベルWLに近づいた、ゲイン調整後の輝度信号Ye(同図D)となる。
【0035】
フェーダゲインkをさらに絞り、「0」に近づくと図10Cのようなレベルとなるから、輝度信号Yeはさらに小さくなって最終的には設定白レベルWLそのものとなってフェード処理が終了する。
【0036】
この発明ではさらにこのように構成されたフェード制御回路70にあって、フェーダゲイン調整手段75がレベルダイア調整手段としても使用される。この撮像装置10がディジタルカムコーダなどのようなカメラシステム1であったときで、カメラシステム2のレベルダイアにあわせる必要があるときには、制御部25で、フェーダゲインkの最大値(=1)がカメラシステム2用のフェーダゲインk′(=0.73)となるように設定され、これがフェーダゲイン調整信号として乗算器75に供給される。
【0037】
そうすると、端子71に入力した輝度信号Yaのレベルそのものが、0.73倍されたレベルとなって入力したものと等価になる(図5および図6鎖線図示)。その結果、フェード処理されていないときは輝度信号Yaが0.73倍された状態で端子87に出力されるため、そのときの出力レベルダイアは図11Aから同図Bのようになって、後段の処理システムに適合した出力レベル形態となって得られる。
【0038】
フェード処理は、フェーダゲインが1倍であるべきところを0.73倍に制限された輝度信号Yaについて行われるだけであるので、カメラシステム1の撮像装置10にあってはフェード変化が通常よりも多少速くなり、最終目標値に近づく時間が僅かに短縮されるだけの違いとなる。この場合フェーダゲインを0.73倍としてもその階調は十分であるので、レベルダイアを合わせることによる階調に対する違和感などは生じない。
【0039】
上述した例では図11に示すようなレベルダイアの関係にあるとき、フェーダゲイン調整信号である係数kを適切な値k′に選定してこれをレベルダイア補正係数k′として使用することを述べたが、図11とは異なる関係のレベルダイアを有するものであれば、その両者を一致させるために適宜なレベルダイア補正係数k′に設定されることは勿論である。
【0040】
【発明の効果】
以上のように、この発明に係るフェード制御回路によれば、第1のカメラシステムを第2のカメラシステム用のレベルダイアに合わせる場合に、第1のカメラシステムのフェーダゲインの最大値を第2のカメラシステム用のフェーダゲインの最大値となるように設定されたフェーダゲイン調整信号をフェーダゲイン調整手段に供給し、当該フェーダゲイン調整信号をレベルダイア調整値として輝度信号に乗算するようにフェーダゲイン調整手段がレベルダイア調整手段として使用されるものである。
【0041】
これによれば従来方式のようなレベルダイア調整手段としての乗算器などを付加しないでも、フェーダゲイン調整手段としての乗算器を、レベルダイア調整用の乗算器としても使用できる。そのため、乗算器を設けることなくレベルダイアの調整を行うことができるから、回路構成を簡略化できる特徴を有する。
【0042】
さらにこのようなレベルダイア調整手段を持つ輝度信号処理回路を内蔵させることによって、撮像装置の出力信号としてフェード処理された映像信号を出力させることができるため、編集作業を簡素化できるほか、レベルダイアの相違するカメラシステムであってもこれを、別の処理系のレベルダイアに簡単に合わせ込むことができるようになるので、実用に供し頗る便利である。
【0043】
レベルダイア補正係数は装置本体内に設けられた制御部によって簡単に設定できるのでレベルダイア補正そのものも非常に簡単なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るレベルダイア補正機能を有した撮像装置の一実施態様を示す要部の系統図である。
【図2】色フィルタの一例を示す配置図である。
【図3】輝度信号処理回路の一例を示す系統図である。
【図4】フェード制御回路の詳細を示す要部の系統図である。
【図5】黒フェード処理の説明図である。
【図6】白フェード処理の説明図である。
【図7】リミッタ特性を示す図である。
【図8】リミッタ特性を示す図である。
【図9】白フェード処理の詳細を示す図である。
【図10】同じく白フェード処理の詳細を示す図である。
【図11】レベルダイアの関係を示す図である。
【図12】レベルダイア調整手段の一例を示す系統図である。
【符号の説明】
10・・・撮像装置、20・・・信号処理部、24・・・色信号処理回路、25・・・制御部、30・・・輝度信号処理回路、70・・・フェード制御回路、72・・・フェードアウトレベル減算器、、75・・・フェーダゲイン調整手段/レベルダイア調整手段、77・・・フェードアウトレベル加算器

Claims (3)

  1. 輝度信号のゲインを調整してフェード処理を実行するフェード制御回路において、
    入力された前記輝度信号に対して白又は黒のフェードアウトレベルを設定するフェードアウトレベル設定手段と、
    入力された前記輝度信号に対してセットアップレベルを設定するセットアップレベル設定手段と、
    前記輝度信号から、設定された前記フェードアウトレベルを減算する減算器と、
    前記減算器から出力される輝度信号のゲインを調整するフェーダゲイン調整手段と、
    前記フェーダゲイン調整手段のゲインを設定するフェーダゲイン設定手段と、
    設定された前記セットアップレベル及びフェードアウトレベルと前記フェーダゲイン調整手段から出力される輝度信号とを加算する第1の加算器と、
    前記第1の加算器から出力される輝度信号に黒レベルを加算する第2の加算器と、
    デジタル方式のカメラシステム用の黒レベルを発生する第1の基準電圧源と、
    アナログ方式のカメラシステム用の黒レベルを発生する第2の基準電圧源と、
    前記第1又は第2の基準電圧源のいずれかを選択して前記第2の加算器に接続するように制御されるスイッチとを備え、
    前記フェード処理を実行するときは、前記フェーダゲイン設定手段は前記フェーダゲイン調整手段のゲインを、最大値から時間と共に最終目標値に向かって漸減するように制御し、
    前記輝度信号を量子化した階調を所定のスケールで階調ステップ表現したものをレベルダイアとして、デジタル方式のカメラシステム用のレベルダイアをアナログ方式のカメラシステム用のレベルダイアに合わせるときは、前記フェーダゲイン調整手段のゲインの最大値を前記アナログ方式のカメラシステム用の最大値となるように設定して、前記フェーダゲイン調整手段がレベルダイア調整手段としても使用されることを特徴とするフェード制御回路。
  2. 前記減算器で減算された輝度信号の上下レベルを制限する第1のリミッタと、
    前記第1の加算器から出力される輝度信号の上下レベルを制限する第2のリミッタとを備え、
    前記フェーダゲイン調整手段は、
    前記第1のリミッタによって上下レベル制限された輝度信号を入力して、当該輝度信号をゲイン調整し、
    前記スイッチは、
    前記デジタル方式のカメラシステム用のレベルダイアをアナログ方式のカメラシステム用のレベルダイアに合わせるときに、前記第2の基準電圧源を選択して前記第2の加算器に接続するように制御されることを特徴とする請求項1に記載のフェード制御回路。
  3. 撮像素子と、
    前記撮像素子から出力された撮像信号を処理して得られる輝度信号を処理する輝度信号処理回路と、
    前記撮像信号を処理して得られる色信号を処理する色信号処理回路と、
    前記輝度信号処理回路及び色信号処理回路を制御する制御部とを備え、
    前記輝度信号処理回路は、
    前記輝度信号のフェード処理を実行するフェード制御回路として、請求項1または請求項2に記載のフェード制御回路を使用したことを特徴とする撮像装置。
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