JP3696556B2 - モータ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、モータに係り、特に、モータヨークに重畳したラジオノイズを低減させるための接地構造を備えたモータに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ブラシを備えた直流型のモータでは、モータ稼動中におけるブラシと整流子との摺接に起因してラジオノイズが発生する。このラジオノイズは、モータに配設されたモータヨークに重畳し、周辺機器等に電波障害をもたらす要因となる。従って、周辺機器等への電波障害を解消するためには、モータヨーク全体を接地させ、モータヨークに重畳したラジオノイズを低減させる必要がある。
【0003】
従来のモータでは、モータヨークと該モータヨークの開口部に配設されたエンドプレートとの間に導電性の弾性体からなるターミナルを介在させ、このターミナルを陰極側電源端子に接続させたり、あるいは、モータヨークとエンドプレートとの間に陰極側電源端子を挟み込ませたりしてモータヨーク全体を接地させていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来モータにおいて、ターミナルを用いてモータヨーク全体を接地させた場合には、ターミナルという別部品を設けたことにより、部品コストが増加するという問題があった。
【0005】
また、陰極側電源端子をモータヨークとエンドプレートに挟み込ませた場合には、モータへの衝撃や、モータに生じる振動等により、モータヨークとエンドプレートとの組み付け部分にがたつきが生じることがあった場合に、陰極側電源端子とモータヨークとの電気的接続の信頼性が低下するという問題があった。
【0006】
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであって、部品コストを増加させることなく、モータヨークに重畳したラジオノイズを確実に低減させることができるモータを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題は、本発明のモータによれば、略筒状のモータヨークと、該モータヨークの開口部に配設されたエンドプレートと、該エンドプレートに配設された直流電源入力部と、を備えたモータにおいて、前記モータヨークの前記開口部には、外周側に延出するフランジが形成され、前記直流電源入力部に配設された陰極側電源端子は、前記エンドプレートに固定された端子支持部と、該端子支持部から前記モータヨークの径方向外側に延出する端子平面部と、該端子平面部から延出し外部コネクタに接続される端子接続部と、を備え、前記端子平面部には、前記フランジの前記エンドプレート側の面に向けて突出する弾性接触片が一体に形成され、該弾性接触片は、前記フランジの前記エンドプレート側の面に押圧当接されてなること、により解決される。
【0008】
このように、モータヨークの開口部に外周側に延出するフランジが形成され、前記直流電源入力部に配設された陰極側電源端子の一部が前記フランジに接していると、陰極側電源端子を介してモータヨークを接地させることができるので、ターミナル等の別部品を不要とし、部品コストを増加させることなく、モータヨークに重畳したラジオノイズを低減させることができる。
【0009】
また、陰極側電源端子がモータヨークに直接接しているので、陰極側端子とモータヨークとの接触抵抗を低く抑えることができ、モータヨークに重畳したラジオノイズを確実に低減させることができる。
【0010】
また、前記直流電源入力部に配設された陰極側電源端子は、前記エンドプレートに固定された端子支持部と、該端子支持部から前記モータヨークの径方向外側に延出する端子平面部と、該端子平面部から延出し外部コネクタに接続される端子接続部と、を備え、前記端子平面部には、前記フランジの前記エンドプレート側の面に向けて突出する弾性接触片が一体に形成され、該弾性接触片は、前記フランジの前記エンドプレート側の面に押圧当接されてなると、モータへの衝撃や、モータに生じる振動等により、モータヨークとエンドプレートとの組み付け部分にがたつきが生じることがあっても、陰極側電源端子がモータヨークと確実に接触された状態を保つことができ、モータヨークに重畳したラジオノイズを確実に低減させることができるので好適である。
また、モータヨークとエンドプレートを一体に組み付けた際の組み付け力が端子平面部に加えられるので、陰極側電源端子の一部とフランジとの押圧力を高めることができ、陰極側電源端子とモータヨークとの接触抵抗を低く抑えることができる。これにより、モータヨークに重畳したラジオノイズを確実に低減させることができる。
【0011】
また、略筒状のモータヨークと、該モータヨークの開口部に配設されたエンドプレートと、該エンドプレートに配設された直流電源入力部と、を備えたモータにおいて、前記モータヨークの前記開口部には、外周側に延出するフランジが形成され、該フランジには、分岐部が形成され、前記直流電源入力部に配設された陰極側電源端子は、前記エンドプレートに固定された端子支持部と、該端子支持部から前記モータヨークの径方向外側に延出する端子平面部と、該端子平面部から延出し外部コネクタに接続される端子接続部と、を備え、前記端子平面部には、前記フランジの前記エンドプレート側の面に向けて突出する接触片が一体に形成され、該接触片が、前記分岐部にかしめ固定されていると、接触片が分岐部と強固に接続されるので、モータへの衝撃や、モータに生じる振動等により、モータヨークとエンドプレートとの組み付け部分にがたつきが生じることがあっても、陰極側電源端子がモータヨークと確実に接触された状態を保つことができ、モータヨークに重畳したラジオノイズを確実に低減させることができるので好適である。
【0012】
また、略筒状のモータヨークと、該モータヨークの開口部に配設されたエンドプレートと、該エンドプレートに配設された直流電源入力部と、を備えたモータにおいて、前記モータヨークの前記開口部には、外周側に延出するフランジが形成され、前記直流電源入力部に配設された陰極側電源端子は、前記エンドプレートに固定された端子支持部と、該端子支持部から前記モータヨークの径方向外側に延出する端子平面部と、該端子平面部から延出し外部コネクタに接続される端子接続部と、を備え、前記端子平面部には、前記フランジの前記エンドプレート側の面に向けて突出する凸部又は凹部を有する接続片が一体に形成され、前記フランジの前記エンドプレート側の面には、前記凸部又は前記凹部に係合可能な凹部又は凸部が形成されていると、陰極側電源端子の凸部又は凹部がフランジの凹部又は凸部と強固に接続されるので、モータへの衝撃や、モータに生じる振動等により、モータヨークとエンドプレートとの組み付け部分にがたつきが生じることがあっても、陰極側電源端子がモータヨークと確実に接触された状態を保つことができ、モータヨークに重畳したラジオノイズを確実に低減させることができるので好適である
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態について、図を参照して説明する。なお、以下に説明する部材、配置等は、本発明を限定するものではなく、本発明の趣旨に沿って各種改変することができることは勿論である。
【0014】
図1乃至図5は、本発明の一実施形態を示す図で、図1は、モータの構成図(背面図)、図2は、モータの側面断面図、図3は、モータの構成図(正面図)、図4は、陰極側電源端子とモータヨークとの接触状態を示す部分拡大図、図5は、陰極側電源端子とモータヨークとの接触状態を示す分解斜視図である。なお、図2は、図1におけるA−A線断面図であり、図3は、図2におけるB−B方向から見た矢視図を示している。
【0015】
図2に示す本発明の一実施形態に係るモータ10は、例えば、車載用送風機に用いられるものであって、モータヨーク20と、エンドプレート30と、電機子40と、ブラシ装置50等から構成されている。
【0016】
モータヨーク20は、アルミ等からなる有底の略筒状体で形成されており、後述の電機子40を収容するものである。モータヨーク20の底部には、凹状の軸受収容部25が形成されており、この軸受収容部25には、転がり軸受等からなる軸受26が収容されている。モータヨーク20の筒状本体内周面には、断面略扇形状の磁石で形成された複数の固定子27が周方向略等間隔に配設されている。
【0017】
モータヨーク20の開口部には、図1に示すように、外周側に延出するフランジ22(以下、周縁フランジ22と言う)が周方向に沿って形成され、この周縁フランジ22の所定部分には、周縁フランジ22からさらに外周側に突出し、モータヨーク20と陰極側電源端子61aを短絡するためのフランジ21(以下、短絡用フランジ21と言う)が形成されている。
【0018】
また、図3に示すように、周縁フランジ22の周方向所定部分には、複数の突出部23が略等間隔に形成され、この突出部23には、後述するエンドプレート30の接合突起34を挟み込んで接続できるように、エンドプレート30側へ突出して形成された分岐爪24が配設されている。
【0019】
エンドプレート30は、図2に示すように、蓋形状体で形成されており、後述のブラシ装置50を保持するものである。エンドプレート30の外周所定部分には、ブラシ装置50に配設された直流電源入力端子61を収容するための端子収容部31が回転軸41の軸方向に沿って形成されている。
【0020】
エンドプレート30の開口部の外周部分には、図3に示すように、エンドプレート30の半径方向外側に突出して形成された接合突起34が配設されている。
【0021】
そして、この接合突起34がモータヨーク20の分岐爪24の間に挿入された状態で、分岐爪24が接合突起34を挟み込むようにかしめられることにより、接合突起34と分岐爪24とが接合され、モータヨーク20とエンドプレート30とが一体に組付けられている。
【0022】
電機子40は、棒状体からなる回転軸41と、薄板金属板を軸方向に積層して形成されたコア42と、整流子43と、巻線44と、を有して形成されている。回転軸41の中央部分には、コア42が固設され、回転軸41のブラシ装置50側部分には、整流子43が配設されている。
【0023】
巻線44は、整流子43と電気的に接続されると共に、コア42の所定個所に巻回されている。整流子43は、後述のブラシ装置50に保持された図示しないブラシに摺接され、このブラシから供給された電流を巻線44に整流するように構成されている。
【0024】
回転軸41のエンドプレート30側端部分には、軸受36に接続されるように最適寸法で形成された軸受支持部41aが配設されており、回転軸41のコア42よりも自由端側の所定個所には、軸受26に接続されるように最適寸法で形成された軸受支持部41bが配設されている。そして、軸受支持部41aは、軸受36によって軸支され、軸受支持部41bは、軸受26によって軸支されている。
【0025】
ブラシ装置50は、図示しないブラシと、ブラシボックス51と、ピッグテール52と、直流電源入力部としての直流電源入力端子61と、を有して構成され、エンドプレート30の中央部分に配設されている。
【0026】
ブラシ装置50の本体部には、エンドプレート30の半径方向に沿って、ブラシボックス51が配設されており、このブラシボックス51の内部には、図示しないブラシがそれぞれ収容されている。このブラシは、それぞれブラシボックス51によって摺動可能に保持されると共に、図示しないバネ等によって中央側に付勢され、図2に示す整流子43に押圧摺接されている。
【0027】
直流電源入力端子61は、金属製薄板からなる導電プレートを所定の形状に打ち抜いた後、折り曲げ加工等を行うことにより所定形状に形成され、陰極側電源端子61aと、陽極側電源端子61bを有して構成されている。
【0028】
陰極側電源端子61aは、モータヨーク20の軸方向に沿って形成されると共に、図示しない外部コネクタに挿入されるように所定形状に形成された端子接続部62と、この端子接続部62から垂直に折り曲げられると共に、モータヨーク20の半径方向に沿って形成された端子平面部66と、この端子平面部66から垂直に折り曲げられると共に、エンドプレート30の軸方向に沿って形成された端子支持部68と、を有して構成されている。
【0029】
端子接続部62には、図示しない外部コネクタとの抜け防止のために、モータヨーク20の中心側に突出して形成された係止片64が配設されている。端子支持部68には、エンドプレート30の端子収容部31からの抜け防止のためにエンドプレート30の外周側に突出して形成された係止片65と、エンドプレート30の中心側に折り曲げられたかしめ片67と、が配設されている。
【0030】
端子平面部66には、図5に示すように、端子平面部66の中央部分が打ち抜かれると共に、モータヨーク20の短絡用フランジ21側に折り曲げられた弾性接触片63が形成されている。この弾性接触片63は、モータヨーク20の短絡用フランジ21に接することでモータヨーク20を接地させるためのものである。
【0031】
上述のように、本実施形態のモータ10では、陰極側電源端子61aの端子平面部66が、モータヨーク20の半径方向に沿って形成されることにより、モータヨーク20とエンドプレート30を一体に組み付けた際の組み付け力が端子平面部66に垂直に加えられるようにされており、端子平面部66に配設された弾性接触片63と短絡用フランジ21との押圧力の向上が図られている。
【0032】
陽極側電源端子61bは、陰極側電源端子61aと同様に、端子接続部、端子平面部、端子支持部(何れも図示せず)を有して構成されている。端子接続部には、係止片が配設され、端子支持部には、係止片と、かしめ片と、が配設されている。なお、陽極側電源端子61bの端子平面部には、陰極側電源端子61aに設けられた弾性接触片63のような、モータヨーク20との短絡用部材は設けられていない。
【0033】
そして、陰極側電源端子61aと陽極側電源端子61bとは、所定の向きで、図2に示すエンドプレート30の開口部側から端子収容部31の内部に挿入され、それぞれの係止片が端子収容部31の内部に形成された引掛り部に係止されることで、エンドプレート30に固定されている。
【0034】
また、陰極側電源端子61aのかしめ片67は、陰極側のブラシ(図示せず)に接続されたピッグテール52に接続され、陽極側電源端子61bのかしめ片は、陽極側のブラシに接続されたピッグテール(いずれも図示せず)に接続されている。
【0035】
そして、陰極側電源端子61a、陽極側電源端子61bがエンドプレート30に固定された状態で、モータヨーク20とエンドプレート30とが一体に組み付けられることにより、図4に示す陰極側電源端子61aの弾性接触片63がモータヨーク20の短絡用フランジ21に押圧当接され、モータヨーク20が陰極側電源端子61aと導通された状態となっている。
【0036】
このように、本実施形態のモータ10では、陰極側電源端子61aを介してモータヨーク20を接地させることにより、ターミナル等の別部品を必要とすることなく、低コストで、モータヨーク20に重畳したラジオノイズを低減させることができる。
【0037】
また、陰極側電源端子61aがモータヨーク20に直接接しているので、陰極側電源端子61aとモータヨーク20との接触抵抗を低く抑えることができ、モータヨーク20に重畳したラジオノイズを確実に低減させることができる。
【0038】
また、弾性接触片63が短絡用フランジ21に押圧当接されているので、モータ10への衝撃や、モータ10に生じる振動等により、モータヨーク20とエンドプレート30との組み付け部分にがたつきが生じることがあっても、陰極側電源端子61aがモータヨーク20と確実に接触された状態を保つことができる。
【0039】
そして、上記構成からなるモータ10が、図示しない車両等に設置された場合には、モータ10の陰極側電源端子61a、陽極側電源端子61bが、バッテリー等で構成された車両用電源供給装置の陰極側供給端子、陽極側供給端子に、所定のハーネス等(いずれも図示せず)を用いてそれぞれ接続される。
【0040】
また、上記車両用電源装置の陰極側給電端子は、図示しないブラケットやハーネス等を介して前記車両のシャシに接地される。
【0041】
そして、モータ10を稼動させるためには、前述の車両用電源装置を用いて図2に示す陰極側電源端子61a、陽極側電源端子61b間に所定の電圧を印加する。このようにすることにより、前記ブラシ間に電流が流れて巻線44と固定子27が界磁し、電機子40が回転する。
【0042】
ここで、モータ稼動中における前記ブラシと整流子43との摺接に起因してラジオノイズが発生し、このラジオノイズがモータヨーク20に重畳しても、本実施形態におけるモータ10では、モータヨーク20が陰極側電源端子61aを介してシャシに接地されているので、ラジオノイズを確実に低減させることができる。
【0043】
また、車両の走行等によってモータ10に振動が加わることで、モータヨーク20とエンドプレート30との組み付け部分にがたつきが生じることがあっても、本実施形態のモータ10では、弾性接触片63が短絡用フランジ21に押圧当接されているので、陰極側電源端子61aがモータヨーク20と確実に接触された状態を保つことができる。
【0044】
上記したように、本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(イ)本実施形態のモータ10では、陰極側電源端子61aを介してモータヨーク20を接地させることにより、ターミナル等の別部品を必要とすることなく、低コストで、モータヨーク20に重畳したラジオノイズを低減させることができる。
【0045】
(ロ)また、陰極側電源端子61aがモータヨーク20に直接接しているので、陰極側電源端子61aとモータヨーク20との接触抵抗を低く抑えることができ、モータヨーク20に重畳したラジオノイズを確実に低減させることができる。
【0046】
(ハ)また、弾性接触片63が短絡用フランジ21に押圧当接されているので、モータ10への衝撃や、モータ10に生じる振動等により、モータヨーク20とエンドプレート30との組み付け部分にがたつきが生じることがあっても、陰極側電源端子61aがモータヨーク20と確実に接触された状態を保つことができる。
【0047】
なお、本発明の実施の形態は、以下のように改変することができる。図6乃至図8は、本実施形態の改変例に係る陰極側電源端子とモータヨークとの接触状態を示す分解斜視図であり、図6は、第1改変例を示す図、図7は、第2改変例を示す図、図8は、第3改変例を示す図である。
【0048】
(a)上記実施形態において、図6に示すように、モータヨーク20の周縁フランジ22の所定個所には、周縁フランジ22からさらに外周側に突出すると共に、その突出端が分岐して形成された分岐部121が配設され、また陰極側電源端子61aの端子平面部66には、モータヨーク20側に突出する接触片163が配設され、この接触片163が分岐部121にかしめ固定されることにより、モータヨーク20が接地されていてもよい。
【0049】
このように、接触片163が分岐部121にかしめ固定されると、接触片163が分岐部121に強固に接続されるので、モータへの衝撃や、モータに生じる振動等により、モータヨークとエンドプレートとの組み付け部分にがたつきが生じた場合でも、陰極側電源端子61aがモータヨーク20と確実に接触された状態を保つことができ、モータヨーク20に重畳したラジオノイズを確実に低減させることができる。
【0050】
(b)上記実施形態において、以下の構成としてもよい。図7に示すように、モータヨーク20の周縁フランジ22の所定個所には、周縁フランジ22からさらに外周側に突出して形成された略円形状のフランジ部221が配設される。また、このフランジ部221の中央部分にモータヨーク20の軸方向に沿って突出するボス222が形成される。
【0051】
また、陰極側電源端子61aの端子平面部66には、モータヨーク20側に折り曲げられ、その自由端部がフランジ部221の平面部と略平行に形成されると共に、その中央部分にボス穴264が形成された接続片263が配設される。そして、ボス穴264にボス222が挿入されて係合されることによりモータヨーク20が接地される。
【0052】
このように、ボス穴264にボス222が係合されると、接続片263の表面全体部がフランジ部221に圧接されるので、モータ10への衝撃や、モータ10に生じる振動等により、モータヨーク20とエンドプレート30との組み付け部分にがたつきが生じた場合でも、陰極側電源端子61aがモータヨーク20と確実に接触された状態を保つことができ、モータヨーク20に重畳したラジオノイズを確実に低減させることができる。
【0053】
なお、図7に示す本実施形態の改変例において、接続片263にモータヨーク20側に突出するボスを設け、フランジ部221の中央部分にボス穴を設け、接続片263に設けたボスがフランジ部221に設けたボス穴に挿入され係合されることでモータヨーク20が接地されるようにしてもよい。
【0054】
また、このとき上記ボスがボス穴に圧入されることが簡便で望ましいが、他の構成として、ボスがボス穴に挿入された後に、ボスの自由端部が押しつぶされてかしめられるようにしてもよく、また、ボスがボス穴に挿入された後に、ボスの自由端部が分岐されて押し広げられるようにしてかしめられるようにしてもよい。
【0055】
(c)上記実施形態では、図5に示すように、陰極側電源端子61aの端子平面部66に形成された弾性接触片63が短絡用フランジ21に当接されることにより、モータヨーク20が接地されるように構成されていたが、端子平面部66が短絡用フランジ21に直接接する構成としてもよい。
【0056】
このように、端子平面部66が短絡用フランジ21に直接接する構成とした場合には、短絡用フランジ21の全体に端子平面部66が接するようになるので、短絡用フランジ21の接触面積を十分に確保することができる。これにより、陰極側電源端子61aとモータヨーク20との接触抵抗を低く抑えることができるので、モータヨークに重畳したラジオノイズを確実に低減させることができる。
【0057】
(d)上記実施形態において、図8に示すように、陰極側電源端子61aの端子平面部66には、モータヨーク20側に突出するように湾曲した湾曲部363が形成され、この湾曲部363が短絡用フランジ21に押圧当接されることにより、モータヨーク20が接地される構成としてもよい。
【0058】
このような構成とすると、モータへの衝撃や、モータに生じる振動等により、モータヨークとエンドプレートとの組み付け部分にがたつきが生じた場合でも、陰極側電源端子61aがモータヨーク20と確実に接触された状態を保つことができるので、モータヨーク20に重畳したラジオノイズを確実に低減させることができる。
【0059】
(e)上記実施形態において、短絡用フランジ21は、図5に示すように、周縁フランジ22の外周部分の一部に設けられたものとして示したが、これに限らず、短絡用フランジ21について、周縁フランジ22と一体とした構成、すなわち、モータヨーク20の開口部の全周に渡って形成された構成としてもよい。
【0060】
(f)上記実施形態において、陰極側電源端子61aの弾性接触片63は、図2に示すように、端子平面部66に設けられたものとして示したが、弾性接触片63が端子接続部62や端子支持部68などに配設された構成であってもよい。また、弾性接触片63は、短絡用フランジ21のエンドプレート30側面部分に当接されるような構成に限定されるものではなく、短絡用フランジ21の周囲側面のいずれかに当接されるように構成されたものであってもよい。
【0061】
(g)上記実施形態において、モータ10は、ブラシ付きの直流型モータで構成されているが、本発明は、これに限定されるものではなく、直流型モータであれば、DCブラシレスモータ等で構成されてもよい。
【0062】
(h)上記実施形態において、ブラシ装置50には、陰極側電源端子61aに接続される所定の電気回路が配設されていてもよい。この電気回路は、サーキットブレーカ、ダイオード等の回路保護用素子、又はチョークコイル、ダイオード、コンデンサ、バリスタ等の雑防用素子が配線接続されたものであってもよい。
【0063】
(i)上記実施形態において、エンドプレート30がアルミ等で形成された場合には、図3に示す陰極側電源端子61aの端子支持部68に配設された端子終端部69をエンドプレート30の所定個所に接触させ、エンドプレート30についても陰極側電源端子61aを介して接地させることが望ましい。このようにすると、エンドプレート30に重畳したラジオノイズも確実に低減させることができる。
【0064】
上記各実施形態から把握できる請求項以外の技術的思想を以下に記載する。
【0065】
(1)本実施形態のモータ10では、上述のように、エンドプレート30がアルミ等で形成された場合に、図3に示す陰極側電源端子61aの端子支持部68に配設された端子終端部69をエンドプレート30の所定個所に接触させ、エンドプレート30についても陰極側電源端子61aを介して接地させるように構成しても良いこととしている。これより、以下の技術的思想が導き出される。
【0066】
前記陰極側電源端子は、前記エンドプレートにも接触してなることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のモータ。
【0067】
このようにすると、モータヨークと共にエンドプレートも陰極側電源端子を介して接地させることができるので、モータ全体のラジオノイズを低減させることができる。
【0068】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、陰極側電源端子を介してモータヨークを接地させることにより、ターミナル等の別部品を必要とすることなく、低コストで、モータヨークに重畳したラジオノイズを低減させることができる。
【0069】
また、陰極側電源端子がモータヨークに直接接しているので、陰極側電源端子とモータヨークとの接触抵抗を低く抑えることができ、モータヨークに重畳したラジオノイズを確実に低減させることができる。
【0070】
また、弾性接触片が短絡用フランジに押圧当接されているので、モータへの衝撃や、モータに生じる振動等により、モータヨークとエンドプレートとの組み付け部分にがたつきが生じることがあっても、陰極側電源端子がモータヨークと確実に接触された状態を保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るモータの構成図(背面図)である。
【図2】本発明の一実施形態に係るモータの側面断面図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るモータの構成図(正面図)である。
【図4】本発明の一実施形態に係る陰極側電源端子とモータヨークとの接触状態を示す部分拡大図である。
【図5】本発明の一実施形態に係る陰極側電源端子とモータヨークとの接触状態を示す分解斜視図である。
【図6】本実施形態の第1改変例に係る陰極側電源端子とモータヨークとの接触状態を示す分解斜視図である。
【図7】本実施形態の第2改変例に係る陰極側電源端子とモータヨークとの接触状態を示す分解斜視図である。
【図8】本実施形態の第3改変例に係る陰極側電源端子とモータヨークとの接触状態を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
10 モータ、20 モータヨーク、21 短絡用フランジ、22 周縁フランジ、23 突出部、24 分岐爪、25 軸受収容部、26,36 軸受、27固定子、30 エンドプレート、31 端子収容部、34 接合突起、40 電機子、41 回転軸,41a,41b 軸受支持部、42 コア、43整流子、44 巻線、50 ブラシ装置、51 ブラシボックス、52 ピッグテール、61 直流電源入力端子、61a 陰極側電源端子、61b 陽極側電源端子、62 端子接続部、63 弾性接触片、64,65 係止片、66端子平面部、67 かしめ片、68 端子支持部、69 端子終端部、121分岐部、163 接触片、221 フランジ部、222 ボス、263 接続片、264 ボス穴、363 湾曲部
Claims (3)
- 略筒状のモータヨークと、該モータヨークの開口部に配設されたエンドプレートと、該エンドプレートに配設された直流電源入力部と、を備えたモータにおいて、
前記モータヨークの前記開口部には、外周側に延出するフランジが形成され、
前記直流電源入力部に配設された陰極側電源端子は、前記エンドプレートに固定された端子支持部と、該端子支持部から前記モータヨークの径方向外側に延出する端子平面部と、該端子平面部から延出し外部コネクタに接続される端子接続部と、を備え、
前記端子平面部には、前記フランジの前記エンドプレート側の面に向けて突出する弾性接触片が一体に形成され、
該弾性接触片は、前記フランジの前記エンドプレート側の面に押圧当接されてなることを特徴とするモータ。 - 略筒状のモータヨークと、該モータヨークの開口部に配設されたエンドプレートと、該エンドプレートに配設された直流電源入力部と、を備えたモータにおいて、
前記モータヨークの前記開口部には、外周側に延出するフランジが形成され、
該フランジには、分岐部が形成され、
前記直流電源入力部に配設された陰極側電源端子は、前記エンドプレートに固定された端子支持部と、該端子支持部から前記モータヨークの径方向外側に延出する端子平面部と、該端子平面部から延出し外部コネクタに接続される端子接続部と、を備え、
前記端子平面部には、前記フランジの前記エンドプレート側の面に向けて突出する接触片が一体に形成され、
該接触片が前記分岐部にかしめ固定されたことを特徴とするモータ。 - 略筒状のモータヨークと、該モータヨークの開口部に配設されたエンドプレートと、該エンドプレートに配設された直流電源入力部と、を備えたモータにおいて、
前記モータヨークの前記開口部には、外周側に延出するフランジが形成され、
前記直流電源入力部に配設された陰極側電源端子は、前記エンドプレートに固定された端子支持部と、該端子支持部から前記モータヨークの径方向外側に延出する端子平面部と、該端子平面部から延出し外部コネクタに接続される端子接続部と、を備え、
前記端子平面部には、前記フランジの前記エンドプレート側の面に向けて突出する凸部又は凹部を有する接続片が一体に形成され、
前記フランジの前記エンドプレート側の面には、前記凸部又は前記凹部に係合可能な凹部又は凸部が形成されたことを特徴とするモータ。
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