JP3532821B2 - 直流モータ - Google Patents

直流モータ

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JP3532821B2
JP3532821B2 JP2000078135A JP2000078135A JP3532821B2 JP 3532821 B2 JP3532821 B2 JP 3532821B2 JP 2000078135 A JP2000078135 A JP 2000078135A JP 2000078135 A JP2000078135 A JP 2000078135A JP 3532821 B2 JP3532821 B2 JP 3532821B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、雑音防止素子の着
脱可能な直流モータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、直流モータとしては、ラジオノイ
ズの防止のための雑音防止素子を備えたタイプと、同雑
音防止素子を備えないタイプとで兼用されるものが知ら
れている。
【0003】こうした直流モータは、モータケースによ
って外形の形成されるモータ本体とそれを保持するため
のモータホルダから構成されることが一般的である。そ
して、この直流モータに雑音防止素子を固定したり、固
定した雑音防止素子の配置空間を確保したりするため
に、例えばモータケースの一部を切り欠いたり、別途、
雑音防止素子の取付可能な専用のモータケースを準備す
るなどの変更をしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようにモ
ータケースの変更をする場合、製造工数の増大や部品種
別の増加などにより、製造コストの増大を余儀なくされ
ていた。
【0005】本発明の目的は、モータケースの形状を変
更することなく雑音防止素子を備えたタイプと、同雑音
防止素子を備えないタイプとで兼用可能な直流モータを
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、電機子、整流子及び該
整流子に摺接するブラシを収容するモータケースと、前
記ブラシと電気的に接続されたモータ側外部電源接続用
端子が現出され、該モータ側外部電源接続用端子に対応
して形成された素子収容壁及びモータ側コネクタ装着壁
を有して前記モータケースに装着されたモータホルダ
と、前記モータ側外部電源接続用端子に接続される素子
側モータ接続用端子と、該素子側モータ接続用端子と外
部電源との間に設けられる雑音防止素子と、該素子側モ
ータ接続用端子及び該雑音防止素子を包含して前記素子
収容壁及びモータ側コネクタ装着壁に収容される素子側
ケースとを有する雑音防止ユニットとを備え、前記雑音
防止ユニットは、外部電源と接続される素子側外部電源
接続用端子が現出され、該素子側外部電源接続用端子に
対応して形成された素子側コネクタ装着壁を有し、前記
素子側コネクタ装着壁の内壁面形状及び該素子側コネク
タ装着壁内での前記素子側外部電源接続用端子の配置
は、前記モータ側コネクタ装着壁の内壁面形状及び該モ
ータ側コネクタ装着壁内での前記モータ側外部電源接続
用端子の配置に対応して設定されており、前記雑音防止
ユニットは、前記素子側ケースが前記素子収容壁及びモ
ータ側コネクタ装着壁に収容され、前記素子側モータ接
続用端子が前記モータ側外部電源接続用端子に電気的に
接続されて前記モータホルダに保持されることを要旨と
する。
【0007】請求項2に記載の発明は、電機子、整流子
及び該整流子に摺接するブラシを収容するモータケース
と、前記ブラシと電気的に接続されたモータ側外部電源
接続用端子が現出され、該モータ側外部電源接続用端子
に対応して形成された素子収容壁及びモータ側コネクタ
装着壁を有して前記モータケースに装着されたモータホ
ルダと、前記モータ側外部電源接続用端子に接続される
素子側モータ接続用端子と、該素子側モータ接続用端子
と外部電源との間に設けられる雑音防止素子と、該素子
側モータ接続用端子及び該雑音防止素子を包含して前記
素子収容壁及びモータ側コネクタ装着壁に収容される素
子側ケースとを有する雑音防止ユニットとを備え、前記
素子側ケースは、前記素子収容壁の内壁面に応じた外壁
面を有する素子取付部と、該素子取付部の内側において
前記モータ側コネクタ装着壁と略同等の内壁面を有する
素子側コネクタ装着壁と、前記モータ側コネクタ装着壁
の内壁面に応じた外壁面を有して前記モータホルダ側に
開口するコネクタ取付部とが一体形成され、前記雑音防
止ユニットは、前記素子側ケースが前記素子収容壁及び
モータ側コネクタ装着壁に収容され、前記素子側モータ
接続用端子が前記モータ側外部電源接続用端子に電気的
に接続されて前記モータホルダに保持されることを要旨
とする。請求項に記載の発明は、請求項1又は請求項
に記載の直流モータにおいて、前記素子収容壁は、モ
ータ側係止手段を有し、前記素子側ケースは、素子側係
止手段を有し、前記素子側ケースは、前記モータ側係止
手段及び前記素子側係止手段が係合されることで前記素
子収容壁に保持されることを要旨とする。
【0008】請求項に記載の発明は、請求項に記載
の直流モータにおいて、前記モータ側係止手段は、係止
孔であり、前記素子側係止手段は、係止爪であることを
要旨とする。
【0009】請求項に記載の発明は、請求項1〜
いずれかに記載の直流モータにおいて、前記モータ側外
部電源接続用端子は、雄タブであり、前記素子側モータ
接続用端子は、前記モータ側外部電源接続用端子に嵌合
される雌タブであることを要旨とする。
【0010】
【0011】(作用) 請求項1及び請求項2に記載の発明の構成によれば、モ
ータケースに装着されたモータホルダには、ブラシと電
気的に接続されたモータ側外部電源接続用端子が現出さ
れている。そして、上記モータホルダには、上記モータ
側外部電源接続用端子に対応して素子収容壁及びモータ
側コネクタ装着壁が形成されている。一方、雑音防止ユ
ニットは、上記モータ側外部電源接続用端子に接続され
る素子側モータ接続用端子と、同素子側モータ接続用端
子と外部電源との間に設けられる雑音防止素子と、これ
ら素子側モータ接続用端子及び雑音防止素子を包含する
素子側ケースとを有している。そして、雑音防止ユニッ
トは、素子側ケースが上記素子収容壁及びモータ側コネ
クタ装着壁に収容され、素子側モータ接続用端子が上記
モータ側外部電源接続用端子に電気的に接続されてモー
タホルダに保持される。従って、モータケースの形状を
変更することなく、簡易に雑音防止素子が取り付けられ
る。
【0012】また、雑音防止素子(雑音防止ユニット)
を割愛する場合には、上記モータ側外部電源接続用端子
と外部電源とを直接、電気的に接続すればよい。以上に
より、モータケースの形状を変更することなく雑音防止
素子を備えたタイプと、同雑音防止素子を備えないタイ
プとで兼用可能な直流モータが提供される。また、請求
項1に記載の発明の構成によれば、上記素子側コネクタ
装着壁の内壁面形状及び同素子側コネクタ装着壁内での
素子側外部電源接続用端子の配置は、上記モータ側コネ
クタ装着壁の内壁面形状及び同モータ側コネクタ装着壁
内でのモータ側外部電源接続用端子の配置に対応して設
定されている。従って、上記素子側外部電源接続用端子
若しくはモータ側外部電源接続用端子に接続される外部
電源のコネクタは、上記素子側コネクタ装着壁若しくは
モータ側コネクタ装着壁に対して互いに略同等の状態で
装着される。従って、例えば外部電源のコネクタの外壁
面を、これら素子側コネクタ装着壁若しくはモータ側コ
ネクタ装着壁の内壁面と略嵌合する形状とした場合に
は、外部電源のコネクタを直接、モータ側外部電源接続
用端子に接続する場合、若しくは素子側外部電源接続用
端子に接続する場合に関わらず、同外部電源のコネクタ
は安定して接続される。
【0013】請求項に記載の発明の構成によれば、上
記雑音防止ユニットの素子側ケースは、上記モータ側係
止手段及び素子側係止手段が係合されることで素子収容
壁に保持される。従って、上記雑音防止ユニットのモー
タホルダからの脱落が防止される。
【0014】請求項に記載の発明の構成によれば、上
記モータ側係止手段及び素子側係止手段は、それぞれ極
めて簡易な形状である係止孔及び係止爪とされる。請求
に記載の発明の構成によれば、上記モータ側外部電
源接続用端子及び素子側モータ接続用端子は、互いに嵌
合する雄タブ及び雌タブにて堅固に接続される。
【0015】
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図1〜図5に従って説明する。図1〜図5に示さ
れるように、電動工具や自動車のウォッシャ装置(又は
ポンプ)などを駆動する場合に使用される直流モータ1
は、略有底筒状のモータケース2と同モータケース2の
側面に嵌着されてその開口側を覆うモータホルダ3とで
その外形が形成されている。これらモータケース2及び
モータホルダ3にて構成される内部空間には、電機子4
が回転軸5を介して回転可能に収容されている。回転軸
5は、両端において軸受6,7により回転可能に支持さ
れている。また、電機子4の回転軸5回りには、電機子
4を囲む複数の永久磁石8がモータケース2の内周面に
周方向等間隔に配置固定されている。回転軸5の一端に
は整流子9が取り付けられている。この整流子9には、
上記モータケース2の開口側においてモータホルダ3の
外部に軸線方向と平行に突出する雄タブ状のモータ側外
部電源接続用端子11を介して外部電源と電気的に接続
される図示しないブラシが摺接する。外部電源からモー
タ側外部電源接続用端子11(ブラシ)及び整流子9を
介して電機子4に巻装したコイル導線に電流が供給され
ると、電機子4は回転駆動される。
【0017】次に、上記モータホルダ3の形状及び外部
電源と上記モータ側外部電源接続用端子11との電気接
続の態様について詳述する。上記モータホルダ3には、
その一側(図4の左側)から前記モータ側外部電源接続
用端子11が突出している。また、このモータホルダ3
の開口位置には、外周側に周設されるフランジ3aが形
成されている。そして、上記モータホルダ3のフランジ
3aには、上記モータ側外部電源接続用端子11に対応
して略四角枠状(図5(b)参照)に突出する素子収容
壁3bが形成されている。また、上記モータホルダ3に
は、上記モータ側外部電源接続用端子11を包囲する態
様で突出するモータ側コネクタ装着壁3cが形成されて
おり、その内部空間は外周側において上記素子収容壁3
bの内部空間に連続している。
【0018】上記モータホルダ3の素子収容壁3b及び
モータ側コネクタ装着壁3cによって形成される連続す
る内部空間には、ラジオノイズ防止のための雑音防止ユ
ニット12が収容されている。詳述すると、図4及び図
5(a)に示されるように、上記雑音防止ユニット12
は、上記素子収容壁3bの内壁面に応じた外壁面を有す
る略四角枠状の素子取付部13a、同素子取付部13a
の内側において前記モータホルダ3のモータ側コネクタ
装着壁3cと略同等の内壁面を有する素子側コネクタ装
着壁13b及びモータ側コネクタ装着壁3cの内壁面に
応じた外壁面を有してモータホルダ3側に開口する略四
角枠状のコネクタ取付部13cが一体形成された素子側
ケース13を備えている。
【0019】上記素子側ケース13の素子側コネクタ装
着壁13bには、その開口側に突出する雄タブ状の素子
側外部電源接続用端子14が固着されている。この素子
側外部電源接続用端子14の素子側コネクタ装着壁13
b内での配置は、上記モータ側外部電源接続用端子11
のモータ側コネクタ装着壁3c内での配置と略同等とな
っている。この雑音防止ユニット12は上記素子側外部
電源接続用端子14において外部電源の図示しないコネ
クタと電気的に接続される。
【0020】上記素子側外部電源接続用端子14と反対
側(フランジ3a側)に延出する延出部13dには、同
素子側外部電源接続用端子14と電気的に接続されたチ
ョークコイルL及びコンデンサCからなる雑音防止素子
15が取着されている。
【0021】また、上記コネクタ取付部13cには、そ
の開口側(図4の右側)に配置された雌タブ状の素子側
モータ接続用端子16が固着されている。この素子側モ
ータ接続用端子16は、上記雑音防止素子15(素子側
外部電源接続用端子14)に電気的に接続されている。
【0022】上記雑音防止ユニット12は、上記素子取
付部13a(雑音防止素子15)及びコネクタ取付部1
3cがそれぞれ素子収容壁3b及びモータ側コネクタ装
着壁3c内に収容・装着される態様で、上記モータ側外
部電源接続用端子11に素子側モータ接続用端子16が
嵌合し、電気的に接続される。そして、上記直流モータ
1(モータ側外部電源接続用端子11)は、素子側外部
電源接続用端子14、雑音防止素子15及び素子側モー
タ接続用端子16を介して外部電源のコネクタと電気的
に接続される。
【0023】なお、図2(b)及び図5(a),(b)
に示されるように、上記モータホルダ3の素子収容壁3
bには、両側(図5(b)の左右両側)方向に貫通する
係止孔3dが形成されており、一方、上記素子側ケース
13には、同係止孔3dに対応して各側方向に突出する
係止爪13eが形成されている。そして、上記雑音防止
ユニット12がモータホルダ3に装着されるとき、上記
係止孔3dに係止爪13eが係合されることで、その脱
落が防止されている。
【0024】ここで、上記素子側コネクタ装着壁13b
の内壁面形状及び同素子側コネクタ装着壁13b内での
素子側外部電源接続用端子14の配置が、上記モータ側
コネクタ装着壁3cの内壁面形状及び同モータ側コネク
タ装着壁3c内でのモータ側外部電源接続用端子11の
配置と互いに略同等になっていることは上述のとおりで
ある。従って、上記雑音防止ユニット12を割愛する場
合には、外部電源のコネクタは直接、上記モータ側コネ
クタ装着壁3cに装着されてモータ側外部電源接続用端
子11に電気的に接続される。換言すると、外部電源の
コネクタは、上記素子側コネクタ装着壁13b若しくは
モータ側コネクタ装着壁3cに対して、略同等の状態で
装着されて素子側外部電源接続用端子14若しくはモー
タ側外部電源接続用端子11に電気的に接続される。
【0025】以上詳述したように、本実施形態によれ
ば、以下に示す効果が得られるようになる。 (1)本実施形態では、モータケース2に装着されたモ
ータホルダ3には、ブラシと電気的に接続されたモータ
側外部電源接続用端子11が現出されている。そして、
上記モータホルダ3には、上記モータ側外部電源接続用
端子11に対応して素子収容壁3b及びモータ側コネク
タ装着壁3cが形成されている。一方、雑音防止ユニッ
ト12は、上記モータ側外部電源接続用端子11に接続
される素子側モータ接続用端子16と、同素子側モータ
接続用端子16と外部電源との間に設けられる雑音防止
素子15と、これら素子側モータ接続用端子16及び雑
音防止素子15を包含する素子側ケース15とを有して
いる。そして、雑音防止ユニット12は、素子側ケース
15が上記素子収容壁3b及びモータ側コネクタ装着壁
3cに収容され、素子側モータ接続用端子16が上記モ
ータ側外部電源接続用端子11に電気的に接続されてモ
ータホルダ3に保持される。従って、モータケース2の
形状を変更することなく、簡易に雑音防止素子12を取
り付けることができる。
【0026】また、雑音防止素子15(雑音防止ユニッ
ト12)を割愛する場合には、上記モータ側外部電源接
続用端子11と外部電源のコネクタとを直接、電気的に
接続すればよい。この際、上記素子収容壁3bは使用さ
れない空間となるが、外部電源のコネクタとの接続に何
ら制約を加えるものではない。
【0027】以上により、モータケース2の形状を変更
することなく雑音防止素子15を備えたタイプと、同雑
音防止素子15を備えないタイプとで兼用可能な直流モ
ータ1を提供することができる。
【0028】(2)本実施形態では、雑音防止ユニット
12(素子側ケース13)は、係止孔3d及び係止爪1
3eが係合されることで素子収容壁3cに保持される。
従って、雑音防止ユニット12のモータホルダ3からの
脱落を防止することができる。
【0029】(3)本実施形態では、極めて簡易な形状
である係止孔3d及び係止爪13eの係合により、素子
側ケース13を素子収容壁3cに保持することができ
る。 (4)本実施形態では、モータ側外部電源接続用端子1
1及び素子側モータ接続用端子16を、互いに嵌合する
雄タブ及び雌タブにて堅固に接続することができる。
【0030】(5)本実施形態では、素子側コネクタ装
着壁13bの内壁面形状及び同素子側コネクタ装着壁1
3b内での素子側外部電源接続用端子14の配置と、モ
ータ側コネクタ装着壁3cの内壁面形状及び同モータ側
コネクタ装着壁3c内でのモータ側外部電源接続用端子
11の配置とを互いに略同等とした。従って、外部電源
のコネクタは、上記素子側コネクタ装着壁13b若しく
はモータ側コネクタ装着壁3cに対して、略同等の状態
で装着されて素子側外部電源接続用端子14若しくはモ
ータ側外部電源接続用端子11に電気的に接続される。
このため、例えば外部電源のコネクタの外壁面を、これ
ら素子側コネクタ装着壁13b若しくはモータ側コネク
タ装着壁3cの内壁面と略嵌合する形状とした場合に
は、外部電源のコネクタを直接、モータ側外部電源接続
用端子11に接続する場合、若しくは素子側外部電源接
続用端子14に接続する場合に関わらず、同外部電源の
コネクタを安定して接続することができる。
【0031】なお、本発明の実施の形態は上記実施形態
に限定されるものではなく、次のように変更してもよ
い。 ・前記実施形態においては、モータ側外部電源接続用端
子11を雄タブ状とし、素子側モータ接続用端子16を
雌タブ状に形成したが、モータ側外部電源接続用端子1
1を雌タブ状とし、素子側モータ接続用端子16を雄タ
ブ状としてもよい。
【0032】・前記実施形態においては、モータホルダ
3の素子収容壁3bに係止孔3dを設け、素子側ケース
13に係止爪13eを設けた構成としたが、同素子収容
壁3bに係止爪を設け、同素子側ケース13に係止孔を
設けてもよい。また、素子収容壁3bに素子側ケース1
3(雑音防止ユニット12)を保持するための構造は、
上記に限定されるものではなく、その他の形状を採用し
てもよい。
【0033】例えば、素子側ケース13(雑音防止ユニ
ット12)を素子収容壁3b(及びモータ側コネクタ装
着壁3c)に嵌合して保持するような構造であってもよ
い。 ・前記実施形態において採用されたモータホルダ3の形
状、特に雑音防止ユニット12(素子側ケース13)を
装着・収容するための形状は一例であって、その他の形
状を採用してもよい。
【0034】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1及び請求
項2に記載の発明によれば、モータケースの形状を変更
することなく雑音防止素子を備えたタイプと、同雑音防
止素子を備えないタイプとで兼用可能な直流モータを提
供することができる。また、請求項1に記載の発明によ
れば、素子側外部電源接続用端子若しくはモータ側外部
電源接続用端子に接続される外部電源のコネクタを、素
子側コネクタ装着壁若しくはモータ側コネクタ装着壁に
対して互いに略同等の状態で装着することができる。
【0035】請求項に記載の発明によれば、雑音防止
ユニットのモータホルダからの脱落を防止することがで
きる。請求項に記載の発明によれば、モータ側係止手
段及び素子側係止手段をそれぞれ極めて簡易な形状とす
ることができる。
【0036】請求項に記載の発明によれば、モータ側
外部電源接続用端子及び素子側モータ接続用端子を堅固
に接続することができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す断面図。
【図2】同実施形態を示す正面図及び断面図。
【図3】同実施形態を示す断面図。
【図4】同実施形態を示す断面図。
【図5】同実施形態を示す正面図。
【符号の説明】
2…モータケース、3…モータホルダ、3b…素子収容
壁、3c…モータ側コネクタ装着壁、3d…モータ側係
止手段としての係止孔、9…整流子、11…モータ側外
部電源接続用端子、12…雑音防止ユニット、13…素
子側ケース、13b…素子側コネクタ装着壁、13e…
素子側係止手段としての係止爪、14…素子側外部電源
接続用端子、15…雑音防止素子、16…素子側モータ
接続用端子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 23/66 H02K 5/22 H02K 11/02

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電機子(4)、整流子(9)及び該整流
    子(9)に摺接するブラシを収容するモータケース
    (2)と、 前記ブラシと電気的に接続されたモータ側外部電源接続
    用端子(11)が現出され、該モータ側外部電源接続用
    端子(11)に対応して形成された素子収容壁(3b)
    及びモータ側コネクタ装着壁(3c)を有して前記モー
    タケース(2)に装着されたモータホルダ(3)と、 前記モータ側外部電源接続用端子(11)に接続される
    素子側モータ接続用端子(16)と、該素子側モータ接
    続用端子(16)と外部電源との間に設けられる雑音防
    止素子(15)と、該素子側モータ接続用端子(16)
    及び該雑音防止素子(15)を包含して前記素子収容壁
    (3b)及びモータ側コネクタ装着壁(3c)に収容さ
    れる素子側ケース(13)とを有する雑音防止ユニット
    (12)とを備え、 前記雑音防止ユニット(12)は、外部電源と接続され
    る素子側外部電源接続用端子(14)が現出され、該素
    子側外部電源接続用端子(14)に対応して形成された
    素子側コネクタ装着壁(13b)を有し、前記素子側コ
    ネクタ装着壁(13b)の内壁面形状及び該素子側コネ
    クタ装着壁(13b)内での前記素子側外部電源接続用
    端子(14)の配置は、前記モータ側コネクタ装着壁
    (3c)の内壁面形状及び該モータ側コネクタ装着壁
    (3c)内での前記モータ側外部電源接続用端子(1
    1)の配置に対応して設定されており、 前記雑音防止ユニット(12)は、 前記素子側ケース
    (13)が前記素子収容壁(3b)及びモータ側コネク
    タ装着壁(3c)に収容され、前記素子側モータ接続用
    端子(16)が前記モータ側外部電源接続用端子(1
    1)に電気的に接続されて前記モータホルダ(3)に保
    持されることを特徴とする直流モータ。
  2. 【請求項2】 電機子(4)、整流子(9)及び該整流
    子(9)に摺接するブラシを収容するモータケース
    (2)と、 前記ブラシと電気的に接続されたモータ側外部電源接続
    用端子(11)が現出され、該モータ側外部電源接続用
    端子(11)に対応して形成された素子収容壁(3b)
    及びモータ側コネクタ装着壁(3c)を有して前記モー
    タケース(2)に装着されたモータホルダ(3)と、 前記モータ側外部電源接続用端子(11)に接続される
    素子側モータ接続用端子(16)と、該素子側モータ接
    続用端子(16)と外部電源との間に設けられる雑音防
    止素子(15)と、該素子側モータ接続用端子(16)
    及び該雑音防止素子(15)を包含して前記素子収容壁
    (3b)及びモータ側コネクタ装着壁(3c)に収容さ
    れる素子側ケース(13)とを有する雑音防止ユニット
    (12)とを備え、 前記素子側ケース(13)は、前記素子収容壁(3b)
    の内壁面に応じた外壁面を有する素子取付部(13a)
    と、該素子取付部(13a)の内側において前記モータ
    側コネクタ装着壁(3c)と略同等の内壁面を有する素
    子側コネクタ装着壁(13b)と、前記モータ側コネク
    タ装着壁(3c)の内壁面に応じた外壁面を有して前記
    モータホルダ(3)側に開口するコネクタ取付部(13
    c)とが一体形成され、 前記雑音防止ユニット(12)は、前記素子側ケース
    (13)が前記素子収容壁(3b)及びモータ側コネク
    タ装着壁(3c)に収容され、前記素子側モータ接続用
    端子(16)が前記モータ側外部電源接続用端子(1
    1)に電気的に接続されて前記モータホルダ(3)に保
    持される ことを特徴とする直流モータ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の直流モー
    タにおいて、前記素子収容壁(3b)は、モータ側係止手段(3d)
    を有し、 前記素子側ケース(13)は、素子側係止手段(13
    e)を有し、 前記素子側ケース(13)は、前記モータ側係止手段
    (3d)及び前記素子側係止手段(13e)が係合され
    ることで前記素子収容壁(3b)に保持される ことを特
    徴とする直流モータ。
  4. 【請求項4】 請求項に記載の直流モータにおいて、前記モータ側係止手段(3d)は、係止孔(3d)であ
    り、 前記素子側係止手段(13e)は、係止爪(13e)で
    ある ことを特徴とする直流モータ。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の直流モ
    ータにおいて、前記モータ側外部電源接続用端子(11)は、雄タブで
    あり、 前記素子側モータ接続用端子(16)は、前記モータ側
    外部電源接続用端子(11)に嵌合される雌タブである
    ことを特徴とする直流モータ。
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