JP3696366B2 - ステアリング装置 - Google Patents
ステアリング装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3696366B2 JP3696366B2 JP08514197A JP8514197A JP3696366B2 JP 3696366 B2 JP3696366 B2 JP 3696366B2 JP 08514197 A JP08514197 A JP 08514197A JP 8514197 A JP8514197 A JP 8514197A JP 3696366 B2 JP3696366 B2 JP 3696366B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- holder
- pipe
- boot
- rack shaft
- bearing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Sealing Devices (AREA)
- Diaphragms And Bellows (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明はステアリング装置に関し、特にステアリングギヤボックスの端部におけるラックシャフトの支持構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
ステアリング装置においては、ステアリングホイール等の操舵側からの回転入力を、ラックとピニオンにより直線上の動きに変換して、車輪等の被操舵側に伝達するものが知られている。このようなステアリング装置においては、ラックシャフトはステアリングギヤボックス内に収容され、両端をステアリングギヤボックス端部から突出させてタイロッド側に連結するようになっているが、このラックシャフトのステアリングギヤボックス端部(パイプ端部)における支持構造としては、例えば図5〜図8に示すようなものが用いられている。
【0003】
まず図5、図6に示す支持構造について説明すれば、ステアリングギヤボックスの直線状のパイプ102端部には軸受111が圧入され、パイプ102端部に圧入されたカラー103により抜け止めされている。ラックシャフト101は、この軸受111により摺動自在に支持されるとともに、パイプ102端部から突出してブーツ112内に延び出し、図示されないボールジョイントを介してタイロッドと連結している。
【0004】
ブーツ112は、パイプ102端部外周のガイド部109に、バンド113を介して一端を取り付けられるとともに、反対端部がタイロッドに取り付けられる。これにより、ブーツ112内にはラックシャフト101の摺動とともに伸縮する空間が形成されるが、この空間には軸受111の外周の3カ所を軸方向に切り欠いて形成したエア連通路104を通じて空気が導入され、ブーツ112の自然な伸縮が確保されている。
【0005】
また、カラー103は断面が略L字型となるように、ブーツ112側端部に外周側に広がった鍔部110を形成しており、この鍔部110が、カラー103のパイプ102への圧入時の位置決め部材と、ラックシャフト101先端のボールジョイントのストッパと、ブーツ112の端部の抜け止めの役割を兼ねるようになっている。
【0006】
つぎに図6、図7に示す支持構造について説明すれば、これでは、パイプ202の端部に径が大きくされた拡管部202Aを形成し、この拡管部202Aの内周に、止め輪203によりブーツ212側への抜け止めがなされた軸受211を圧入している。この拡管部202A外周側のガイド部209には、ブーツ212端部がバンド213を介して取り付けられるとともに、拡管部202A端部には外周側に広がった鍔部210が形成され、ブーツ212の抜け止めがなされている。また、拡管部202Aの内周の軸受211内側にはグリース溜め206が形成され、このグリース溜め206に充填されたグリースが軸受211に潤滑剤として供給されるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これらの図5〜図8に示した従来のステアリングギヤボックス端部の構造には、以下に述べるような問題点がある。
【0008】
まず、図5、図6に示した従来例では、軸受111に対してパイプ102の内側(図5の左方向)への移動規制手段が設けられていないので、ラックシャフト101の摺動時に軸受111が大きく動いて傾いてしまう恐れがあり、軸受111とラックシャフト101とのフリクションが増加する結果、軸受111が偏摩耗してしまう問題がある。
【0009】
また、パイプ102にはグリースを溜めておく手段が特に設けられていないので、軸受111はグリース切れを起こしやすく、これは軸受111の摩耗の原因となり、さらには軸受111とラックシャフト101との打音の発生の原因となる。
【0010】
一方、図7、図8に示す従来例でも、図5、図6に示した従来例と同様に、軸受211に対してパイプ202の内側(図7の左方向)への移動規制手段が設けられていないので、軸受211が傾いてしまい、軸受111の偏摩耗を起こしてしまう問題点がある。
【0011】
また、パイプ202は拡管部202Aの内周にグリース溜め206を備えてはいるが、このグリース溜め206の軸受211と反対側の端部は、パイプ202とラックシャフト201の隙間にそのまま連通し、開放となっているので、グリースはパイプ202内側へと流れ出してしまい、グリースを溜める機能として十分なものは得られない。
【0012】
さらに、パイプ202には、拡管部202Aや鍔部210の加工が必要であり、また、止め輪203を設置するためのリセス溝も加工しなければならず、これらの塑性および機械加工は、製造コストを高くしてしまう。
【0013】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、ラックシャフトが収容されるステアリングギヤボックスを低コストで容易に製造し得るとともに、ラックシャフトを支持する軸受の固定度を高め、また、この軸受へのグリースの安定的な供給を確保し得るステアリング装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、操舵側と連係し入力トルクが入力されるピニオンと、このピニオンと噛合するとともに被操舵側と連係するラックと、このラックを備えたラックシャフトを摺動自在に収容するパイプと、前記パイプから突出した前記ラックシャフトを覆うブーツと、を備えたステアリング装置において、前記パイプの端部側の内周に圧入されるホルダと、このホルダのパイプへの挿入側の端部を前記ラックシャフトよりもわずかに大きな径までカーリングしたカール部と、前記ホルダの径の一部を前記ラックシャフトよりもわずかに大きな径まで小径としたフランジ部とを備え、前記ラックシャフトを支持する軸受を前記ホルダの前記カール部とこのフランジ部との間に圧入し、前記ホルダの内周面には前記ホルダの軸方向に延びる溝を少なくとも前記軸受の圧入部分から前記カール部の先端に達する範囲に形成し、この溝の内側に前記ブ−ツ内の空間と前記パイプ内の空間を連通するエア連通路を形成し、このエア連通路を介して前記ブーツ内部に画成された前記ラックシャフトの摺動により伸縮する空間に空気を導入し、前記カール部と前記軸受との間の隙間を前記軸受の潤滑のためのグリースが充填されるグリース溜めとした。
【0016】
第2の発明は、前記ホルダにホルダ外周方向に略直角に広がるストッパ部を形成し、前記ホルダを前記パイプにこのストッパ部まで圧入し、パイプ内部に前記カール部およびフランジ部を収容した。
【0017】
第3の発明は、前記ホルダに前記ストッパ部において拡径された状態で延びるガイド部を形成し、このガイド部はパイプ外部に突出させ、このガイド部にパイプから突出したラックシャフト端部を覆うブーツの一端を取り付け、このブーツの他端はタイロッドと連結するとともに、このガイド部端部に外周方向にカーリングした鍔部を設けた。
【0018】
第4の発明は、前記ホルダに前記ストッパ部において拡径された状態で延びるガイド部を形成し、このガイド部はパイプ外部に突出させ、このガイド部にパイプから突出したラックシャフト端部を覆うブーツの一端を取り付け、このブーツの他端はタイロッドと連結するとともに、前記ホルダ内周には軸方向に延びるエア連通路を形成し、このエア連通路を介して前記ブーツ内部に画成された前記ラックシャフトの摺動により伸縮する空間に空気を導入する。
【0019】
【作用】
第1の発明では、ラックシャフトは軸受に支持されながらパイプ内を摺動し、操舵側からの入力トルクを被操舵側へと伝達するが、軸受はパイプ内に圧入されたホルダのカール部とフランジ部との間に圧入されて支持され、軸受の位置はパイプの軸に沿った両方向に対して略固定されるので、ラックシャフトが安定的に支持され、支持点移動によるフリクションの増加や軸受の偏摩耗は有効に防止できる。この場合、カール部とフランジ部はホルダの簡単な塑性加工で形成でき、パイプはホルダが圧入されるだけで加工の必要はないので、ステアリング装置の製造は低コストかつ容易に行い得る。
【0020】
第2の発明では、カール部と軸受との間の隙間は、パイプの軸方向に沿った両端を略閉鎖されているので、この隙間に充填されたグリースを溜めておくことができ、軸受に対してはこの充填されたグリースが安定的に供給され、グリース切れによる軸受の摩耗や、軸受とラックシャフトとの打音が有効に抑制される。
【0021】
第2の発明では、ホルダに形成されたストッパ部がパイプ端部に位置し、パイプから延び出すラックシャフトとタイロッドとの連結部に設けられたボールジョイントのパイプ側への移動を規制するストッパとなる。また、このストッパ部は、ホルダに対する簡単な塑性加工で形成することができるので、部品点数が削減され、コストが削減できる。
【0022】
第3の発明では、ガイド部端部に形成された鍔部はブーツ端部の抜け止めとなる。また、この鍔部の加工はガイド部端部をカーリングするだけでよく、容易かつ低コストで加工することができる。
【0023】
第4の発明では、ホルダに形成したエア連通路を介してブーツ内部に画成された空間に安定的に空気が供給されるので、ブーツが伸縮時に異常変形したり、破損したりすることはない。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に基づいて、本発明の実施の形態について説明する。
【0025】
図1、図2に示されるように、直線状に延びる円筒形のパイプ2は、ステアリングギヤボックスにおけるラックシャフト1の収容部であり、内部にラックシャフト1が延設されている。このラックシャフト1のステアリングギヤボックスに収容された一部には図示されないラックが形成されており、このラックが、ステアリングホイール側から入力トルクが入力されるピニオンと噛合する。さらに、ラックシャフト1の両端は図示されないタイロッドを介して車輪側に連結されており、これにより、入力トルクにしたがった車輪の操舵がなされるようになっている。
【0026】
このステアリングギヤボックスのパイプ2の端部の内径には、図3、図4に取り出して示すような円筒形のホルダ3が圧入される。
【0027】
このホルダ3は、図1、図2に示すように、そのパイプ2へ一端が挿入されるとともに、パイプ2から突出した他端側は拡径され、このパイプ2の軸方向に対して略直角の拡径部分がストッパ部8となっている。ホルダ3は、このストッパ部8がパイプ2端面に当接するところまでパイプ2内に貫入される。また、このストッパ部8は、ラックシャフト1とタイロッドの連結部分に設けられる図示されないボールジョイントの、パイプ2方向へのストッパとして機能する。
【0028】
ホルダ3の突出端はストッパ部8で拡径された状態でさらに延び出し、ガイド部9を形成する。このガイド部9には、ブーツ12の端部12aがバンド13により固定される。また、ガイド部9の終端は外周側にカーリングされ、ブーツ12の端部12Aの抜け止めとなっている。なお、ブーツ12の反対側の端部は、図示されないタイロッドに取り付けられている。
【0029】
ホルダ3のストッパ部8よりパイプ2の内側に挿入された部分には、くびれて小径となったフランジ部5が形成され、このフランジ部5のさらにパイプ2の内側には、フランジ部5を抜け止めとして軸受11が圧入されている。一方、ホルダ3のパイプ2への挿入端は、ラックシャフト1の外形よりもわずかに大きな径まで内周側にカーリングされ、カール部7を形成する。これにより、軸受11は、パイプ2端部方向(図1の右方向)への動きをフランジ部5により規制されるとともに、パイプ2内側方向(図1の左方向)への動きはカール部7により規制され、略所定の位置に固定され続ける。ラックシャフト1は、この軸受11において摺動自在に支持される。
【0030】
また、ラックシャフト1外周とホルダ3内周との間の隙間が、カール部7と軸受11端部とで区切られた空間は、グリース溜め6とされ、組み立て時にグリースが充填される。
【0031】
ホルダ3の内周面の軸受11圧入部分には、ホルダ3の軸方向に延びる溝である4本のエア連通路4が形成され、これらのエア連通路4を介してブーツ12内に空気が導入されるようになっている。これらのエア連通路4は、ホルダ3の内周に略90度の間隔で均等に配置される。
【0032】
つぎに作用を説明する。
【0033】
ステアリング装置においては、ステアリングギヤボックスに収容されたラックシャフト1は、ステアリングホイール等の操舵側と連係したピニオンとの噛合を介して入力トルクにしたがって摺動し、これにより、ラックシャフト1両端にタイロッドを介して連結される車輪等の被操舵側が操舵される。
【0034】
本発明では、このようなステアリングギヤボックスのパイプ2の端部に、ホルダ3が設けられ、ラックシャフト1はこのホルダ3内周に設けられた軸受で摺動自在に支持されているのであるが、軸受11はホルダ3に圧入されるとともに、フランジ部5およびカール部7に挟み込まれて保持され、その位置は略固定されているので、ラックシャフト1は安定的に支持され、支持点移動によるフリクションの増加や軸受11の偏摩耗が起こることはない。
【0035】
また、ホルダ3は、そのパイプ2への挿入側端部のカール部7と軸受11との間のグリース溜め6を備え、このグリース溜め6から軸受11側にグリースが安定的に供給されるので、軸受11の摩耗や、軸受11とラックシャフト1との打音が有効に抑制される。
【0036】
また、ホルダ3の端部のガイド部9にはブーツ12が取り付けられる一方、このブーツ12内にはホルダ3内周面に形成された複数のエア連通路4が連通しているので、ラックシャフト1がパイプ2端部から伸縮してブーツ12が伸縮したとしてもブーツ12内には空気がスムーズに導入され、ブーツ12が伸縮時に異常変形したり、破損したりすることはない。
【0037】
本発明では、以上のような機能を集約したホルダ3を、プレス加工により容易に形成できるとともに、パイプ2には特別な加工を要しない。すなわち、ホルダ3はプレス加工によりフランジ部5、ストッパ部8、ガイド部9を形成した後に、両端をカーリングしてカール部7および鍔部10を形成すればよく、また、パイプ2はストレートのままで加工が不要であり、ホルダ3が圧入されるだけでよい。このように本発明では、ステアリングギヤボックスのパイプ2端部の加工は、機械加工を用いず塑性加工だけで行い得るとともに、組み立ては圧入および塑性変形のみで行い得るので、加工および組み立ては極めて容易であり、製造コストが大幅に削減できる。
【0038】
【発明の効果】
第1の発明によれば、ラックシャフトは軸受に支持されながらパイプ内を摺動し、操舵側からの入力トルクを被操舵側へと伝達するが、軸受はパイプ内に圧入されたホルダのカール部とフランジ部との間に圧入されて支持され、軸受の位置はパイプの軸に沿った両方向に対して略固定されるので、ラックシャフトが安定的に支持され、支持点移動によるフリクションの増加や軸受の偏摩耗は有効に防止できる。この場合、カール部とフランジ部はホルダの簡単な塑性加工で形成でき、パイプはホルダが圧入されるだけで加工の必要はないので、ステアリング装置の製造は低コストかつ容易に行い得る。
【0039】
第2の発明によれば、カール部と軸受との間の隙間は、パイプの軸方向に沿った両端を略閉鎖されているので、この隙間に充填されたグリースを溜めておくことができ、軸受に対してはこの充填されたグリースが安定的に供給され、グリース切れによる軸受の摩耗や、軸受とラックシャフトとの打音が有効に抑制される。
【0040】
第2の発明によれば、ホルダに形成されたストッパ部がパイプ端部に位置し、パイプから延び出すラックシャフトとタイロッドとの連結部に設けられたボールジョイントのパイプ側への移動を規制するストッパとなる。また、このストッパ部は、ホルダに対する簡単な塑性加工で形成することができるので、部品点数が削減され、コストが削減できる。
【0041】
第3の発明によれば、ガイド部端部に形成された鍔部はブーツ端部の抜け止めとなる。また、この鍔部の加工はガイド部端部をカーリングするだけでよく、容易かつ低コストで加工することができる。
【0042】
第4の発明によれば、ホルダに形成したエア連通路を介してブーツ内部に画成された空間に安定的に空気が供給されるので、ブーツが伸縮時に異常変形したり、破損したりすることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す断面図である。
【図2】同じく図1のA−A断面図である。
【図3】同じくホルダを示す断面図である。
【図4】同じく図3のB−B断面図である。
【図5】従来例を示す断面図である。
【図6】同じく図5のC−C断面図である。
【図7】他の従来例を示す断面図である。
【図8】同じく図7のD−D断面図である。
【符号の説明】
1 ラックシャフト
2 パイプ
3 ホルダ
4 エア連通路
5 フランジ部
6 グリース溜め
7 カール部
8 ストッパ部
9 ガイド部
10 鍔部
11 軸受
12 ブーツ
12A 端部
13 バンド
Claims (4)
- 操舵側と連係し入力トルクが入力されるピニオンと、このピニオンと噛合するとともに被操舵側と連係するラックと、このラックを備えたラックシャフトを摺動自在に収容するパイプと、前記パイプから突出した前記ラックシャフトを覆うブーツと、を備えたステアリング装置において、前記パイプの端部側の内周に圧入されるホルダと、このホルダのパイプへの挿入側の端部を前記ラックシャフトよりもわずかに大きな径までカーリングしたカール部と、前記ホルダの径の一部を前記ラックシャフトよりもわずかに大きな径まで小径としたフランジ部とを備え、前記ラックシャフトを支持する軸受を前記ホルダの前記カール部とこのフランジ部との間に圧入し、前記ホルダの内周面には前記ホルダの軸方向に延びる溝を少なくとも前記軸受の圧入部分から前記カール部の先端に達する範囲に形成し、この溝の内側に前記ブ−ツ内の空間と前記パイプ内の空間を連通するエア連通路を形成し、このエア連通路を介して前記ブーツ内部に画成された前記ラックシャフトの摺動により伸縮する空間に空気を導入し、前記カール部と前記軸受との間の隙間を前記軸受の潤滑のためのグリースが充填されるグリース溜めとしたことを特徴とする請求項1に記載のステアリング装置。
- 前記ホルダにホルダ外周方向に略直角に広がるストッパ部を形成し、前記ホルダを前記パイプにこのストッパ部まで圧入し、前記パイプ内部に前記カール部およびフランジ部を収容したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のステアリング装置。
- 前記ホルダに前記ストッパ部において拡径された状態で延びるガイド部を形成し、このガイド部は前記パイプ外部に突出させ、このガイド部に前記ブーツの一端を取り付け、このブーツの他端はタイロッドと連結するとともに、このガイド部端部に外周方向にカーリングした鍔部を設けたことを特徴とする請求項3に記載のステアリング装置。
- 前記ホルダに前記ストッパ部において拡径された状態で延びるガイド部を形成し、このガイド部はパイプ外部に突出させ、このガイド部に前記覆うブーツの一端を取り付けることを特徴とする請求項3または請求項4に記載のステアリング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08514197A JP3696366B2 (ja) | 1997-04-03 | 1997-04-03 | ステアリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08514197A JP3696366B2 (ja) | 1997-04-03 | 1997-04-03 | ステアリング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10278811A JPH10278811A (ja) | 1998-10-20 |
JP3696366B2 true JP3696366B2 (ja) | 2005-09-14 |
Family
ID=13850393
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08514197A Expired - Fee Related JP3696366B2 (ja) | 1997-04-03 | 1997-04-03 | ステアリング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3696366B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001278074A (ja) * | 2000-03-30 | 2001-10-10 | Koyo Seiko Co Ltd | 舵取装置 |
JP2003048548A (ja) * | 2001-08-02 | 2003-02-18 | Hitachi Unisia Automotive Ltd | ラック・ピニオン式ステアリング装置のラック軸保持用ブッシュの取付構造 |
JP2004276776A (ja) * | 2003-03-17 | 2004-10-07 | Koyo Seiko Co Ltd | 舵取装置 |
JP6148121B2 (ja) * | 2013-08-30 | 2017-06-14 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | パワーステアリング装置 |
JP6364526B2 (ja) * | 2017-05-18 | 2018-07-25 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | パワーステアリング装置 |
JP6811810B2 (ja) * | 2019-06-26 | 2021-01-13 | 本田技研工業株式会社 | スライド軸受構造及び車両のリアトー制御装置。 |
-
1997
- 1997-04-03 JP JP08514197A patent/JP3696366B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10278811A (ja) | 1998-10-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2753956B2 (ja) | 三脚型の等速自在継手 | |
JP5888433B2 (ja) | ガイドブッシュ及びラックピニオン式ステアリングギヤユニット | |
US6158896A (en) | Play-free radial ball bearing | |
JP2875781B2 (ja) | すきまゼロ軸受 | |
JP5252279B2 (ja) | ボールねじ機構 | |
JP5334789B2 (ja) | 転がり軸受 | |
KR960022062A (ko) | 스티어링 컬럼(steering column)용 축받이 | |
JP3696366B2 (ja) | ステアリング装置 | |
JP2008520918A (ja) | ジョイント装置及び/又は軸受け装置 | |
JPH0348368B2 (ja) | ||
US5956997A (en) | Worm gear with a gear ring nut | |
JP2007113592A (ja) | 合成樹脂製転がり軸受用保持器及び転がり軸受 | |
JP2018529050A (ja) | 保護リング、シール構造、およびジャーナルクロス組立体 | |
JP2501729B2 (ja) | 転動子を有する滑り転がり軸受 | |
JP2008011812A (ja) | 魚釣用リール | |
JP4792925B2 (ja) | ラック軸支持構造及び操舵装置 | |
JPH03117727A (ja) | 回転ジョイント用の保護装置 | |
US4118078A (en) | Linear ball bearing including longitudinal slot in the sleeve with ball-retaining cage | |
JP2998626B2 (ja) | アンギュラ型玉軸受用合成樹脂製保持器 | |
JP2005054835A (ja) | トリポード型等速自在継手 | |
JPS5928776B2 (ja) | サポ−トベアリング付ボ−ルスプライン | |
US4108503A (en) | Linear motion ball bearing | |
JPH02190617A (ja) | 圧力嵌めアダプターによってハウジングボアに固定される転がり軸受 | |
JP2019065882A (ja) | 保持器付き針状ころ | |
JP4424092B2 (ja) | 合成樹脂製の冠形保持器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050324 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050329 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050527 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050621 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050629 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080708 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090708 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100708 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100708 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110708 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120708 Year of fee payment: 7 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |