JP3696286B2 - 屋切りパネル取付構造 - Google Patents
屋切りパネル取付構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3696286B2 JP3696286B2 JP06745295A JP6745295A JP3696286B2 JP 3696286 B2 JP3696286 B2 JP 3696286B2 JP 06745295 A JP06745295 A JP 06745295A JP 6745295 A JP6745295 A JP 6745295A JP 3696286 B2 JP3696286 B2 JP 3696286B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bundle
- house
- roof
- base frame
- support member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 title claims description 31
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 25
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 25
- 239000000463 material Substances 0.000 description 24
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 7
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 6
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 4
- 239000000047 product Substances 0.000 description 4
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 2
- 238000005304 joining Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 229910001294 Reinforcing steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 238000000638 solvent extraction Methods 0.000 description 1
- 239000013589 supplement Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
Description
【産業上の利用分野】
本発明は屋切りパネル取付構造に関し、住宅用プレハブ建物等の切妻式屋根に利用できる。
【0002】
【背景技術】
従来より、住宅等の建物の屋根には切妻式や寄棟式等の形式が適宜採用されている。
切妻屋根は、対向する二方向に傾斜した一対の勾配面を有するとともに、他の一対の面(妻面)には下方の建物外壁に略連続した屋切り部分が形成される。
このような切妻屋根を作る際には、先ず建物本体を構築した後、これらの建物本体の上に束を立て、斜材や水平材を組み合わせて小屋組を構築し、この小屋組の上面に複数の屋根面材を取り付けるとともに、屋切り部分に複数の外壁面材を取り付けていた。
【0003】
ここで、前述した従来の切妻屋根では、屋根面材および屋切り部分の面材を取り付ける前に小屋組を完成しておく必要があり、また屋切り部分に複数の面材を個別に取り付ける必要があり、施工が煩雑で施工効率が低い等という問題があった。
このような問題を解決するべく、本願出願人により、屋切り部分の面材を下地フレームでまとめて屋切りパネルとし、かつこの下地フレームを小屋組の一部に組み込むようにした構造が提案されている(特願平5−332254号)。
【0004】
図13において、この建物は複数の箱形建物ユニット35を並べて構成された建物本体31を有するとともに、その上部には切妻式の屋根36が構成されるものである。
建物本体31の上面側には、各建物ユニット35の境界位置に束32が立てられ、軒先側辺縁部分(屋根36の勾配下側)には受け金具33(図14、図15参照)が取付られている。これらの束32および受け金具33は、各建物ユニット35のフレーム38に固定されている。
これらの束32および受け金具33に対して複数の屋根パネル37を取り付けることで屋根36が形成されている。
【0005】
図14にも示すように、屋根の屋切り部分11は、3枚の屋切りパネル24A、24B、24Cで構成されている。
屋切り部分11は、全体として上部が傾斜辺縁12、13による山形で底辺14が水平な三角形状であるが、このうち山形の中央部分が中央屋切りパネル24B、その両側が端部屋切りパネル24A、24Cに区画されている。
【0006】
端部屋切りパネル24Aは、2枚の面材15A、15Bを並べ、傾斜辺縁12に沿った上部下地フレーム16および水平な下部下地フレーム18に取り付けたものである。
上部下地フレーム16の傾斜下端側は下部下地フレーム18に接続されており、傾斜上端側は別部材の接合により水平に屈曲されている。
各面材15A、15Bは各フレーム16、18に配置されたL型の取付具21を介してボルト締めにより各フレーム16、18に固定されている。
【0007】
中央屋切りパネル24Bは、3枚の面材15C、15D、15Eを並べ、それぞれ水平な上部下地フレーム23および下部下地フレーム22に取り付けたものである。
各面材15C〜15Eも、各フレーム22、23に配置されたL型の取付具21を介してボルト締めにより固定されている。
【0008】
端部屋切りパネル24Cは、2枚の面材15F、15Gと、上部下地フレーム17および水平な下部下地フレーム19とを有するが、これらは前記端部屋切りパネル24Aを対称であり、説明は省略する。
なお、これらの各フレーム16〜23は断面コ字型のいわゆるC型鋼材であり、屈曲部分は適宜角度に切断したうえ、補強用の鋼板(ダイアフラム)を添えて溶接することで形成されている。
【0009】
これらの各パネル24A〜24Cの取り付けは、屋根パネル37を支持する束32および受け金具33を利用して行われている。
図15にも示すように、端部屋切りパネル24Aの傾斜下側(軒先側)の端部には、下部下地フレーム18の先端にボルト孔41が形成され、前述した受け金物33のボルト孔42を通るボルト43で締め付け固定される。
反対側の端部屋切りパネル24Cの軒先側の端部も、図示しないが同様に固定される。
【0010】
図16にも示すように、各パネル24A、24Cの棟側および中央屋切りパネル24Bの両側は束32に固定される。
束32の側面には、上部および下部の対向する面に各一対づつ、各パネルを受けるための支持部材34が溶接固定されている。
各支持部材34は、断面L型のアングル材であり、束32から側方へ水平に延びているとともに、上面にはボルト孔42が形成されている。
【0011】
端部屋切りパネル24Aの上部下地フレーム16の当該側端部は前述のように水平にされており、この水平部分の上面にはボルト孔41が形成されている。また、下部下地フレーム18の当該側端部上面にもボルト孔41が形成されている。これらの各フレーム16、18の水平な端部を、束32の上下の支持部材34に載せ、ボルト43を各ボルト孔41、42に挿通させて締め付けることにより、端部屋切りパネル24Aの棟側が束32に取り付けられる。
反対側の端部屋切りパネル24Cの棟側の端部も、図示しないが同様に固定される。
【0012】
中央屋切りパネル24Bの上下の各下地フレーム22、23は、それぞれ端部が水平であり、この端部上面にはボルト孔41が形成されている。そして、これらの端部を束32の支持部材34に載せたうえ、ボルト43で締め付けることで固定されるようになっている。
【0013】
このような構成においては、複数の面材15A〜15Gが、各フレーム16〜23に固定されることで3つの屋切りパネル24A〜24Cにまとめられ、各面材を個別に扱う場合に比べて取り扱いが簡素化できる。
また、各フレーム16〜23は、束32に接続されることで屋根36の小屋組を構成するものであり、各パネルの取り付けにより同時に小屋組を施工することができるようになり、施工効率を向上することができる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前述した構成においては、束32に設けた支持部材34および各々に支持される各フレーム16〜23の端部をそれぞれ水平にしておき、互いに接続するようにしている。
このため、端部屋切りパネル24A、24Cの上部下地フレーム16、17のように傾斜したフレームでは、端部に水平部分を形成しなくてはならない。
【0015】
このようなフレームに角度をもった端部を形成するには、先ずフレームの主たる部分となる鋼材の先端近傍を斜めに切断し、この部分に短い鋼材を継ぎ足して溶接するという作業が必要である。そして、溶接部分には補強用のプレート等を適宜補う必要も生じる。従って、このような屈曲した端部を有するフレームの形成は煩雑さが避けられない(屈曲施工の煩雑さの問題)。
【0016】
また、屈曲した端部の継ぎ足しにあたって、フレームの主たる部分となる鋼材の先端近傍を斜めに切断する際の角度によっては、所望の屈曲角度が正確に得られないことがある。また、溶接時に角度がずれる可能性も避けられない。
このような屈曲角度の誤差があると、上部下地フレーム16、17として各パネル24A、24Cに組み込んだ際に、端部が予定通り水平にならず、束32への接続に支障を来す可能性があった。一方で、精度を高めるためには、施工効率の低下が避けられない(屈曲角度の正確さの問題)。
【0017】
さらに、屋切りパネル24A〜24Cは屋根36の寸法や形状、勾配等に応じて各種必要であり、前述した上部屋根フレーム16、17の長さ等はパネルの各種別に応じて準備する必要がある。このとき、これらの上部屋根フレーム16、17の屈曲した端部の形成が煩雑であると、全体としての製造工程での労力が相当なものとなり、これを避けようとすると顧客の要求に応じた多品種化を妨げる原因となる(多品種化の問題)。
【0018】
本発明の目的は、製造を簡略化できるとともに精度を向上できる屋切りパネル取付構造を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】
本発明は、切妻型の屋根の妻側に設置される屋切りパネルを取り付ける屋切りパネル取付構造であって、前記屋切りパネルの裏面には水平方向に対して傾斜した所定の傾斜方向に沿って延びる下地フレームが形成され、前記屋根を支持する束には前記下地フレームを支持する支持部材が前記所定の傾斜方向に応じた姿勢で固着され、前記束は平面視で前記下地フレームを挟んで前記屋切りパネルとは反対側に配置され、前記支持部材は前記下地フレーム側に配置されていることを特徴とする。
【0020】
前記所定の傾斜方向は前記屋根の勾配に沿った方向であることが望ましい。前記下地フレームはその中間部を前記支持部材に支持されていることが望ましい。前記下地フレームにはその軸線方向と直交する支持面が形成され、この支持面が前記支持部材に支持されていることが望ましい。
【0021】
前記支持部材は交差する2面を有するアングル材であり、前記2面の交差部分から遠い側の一対の辺縁が前記束の側面に接触した状態で前記束に固着されているをことが望ましい。
前記支持部材には前記交差する2面と直交する固定面が形成され、この固定面は前記束の側面に沿わされた状態で前記束に固着されていることが望ましい。
【0022】
【作用】
このような本発明においては、束に固着された支持部材が屋切りパネル裏面の下地フレームの傾斜に応じた姿勢(例えばそれぞれ屋根の勾配に沿った方向)とされているため、下地フレームは傾斜した端部をそのまま支持部材に支持させることができるようになる。
このため、下地フレームには束に接続するための屈曲部分を形成する必要がなく、製造を大幅に簡略化できる。
【0023】
そして、下地フレームの端部を直線的に連続した状態のまま支持部材に受けるようにできるため、任意の長さのフレームを容易に形成でき、かつ下地フレームの中間部を受けるようにすることもでき、多品種化への対応にも好適である。
さらに、下地フレームの軸線方向に直交する板材等を取り付ける等により支持面を形成すれば、正確な位置決めが行えるようになる。
【0024】
また、支持部材をアングル材とし、一対の辺縁で束に接触させるようにすれば、所望の姿勢(取り付け角度)が簡単かつ正確に得られるとともに、各辺縁の交差部分からの張り出し長さの調整によって角度の設定や変更等を容易に行うことができる。
さらに、アングル材による支持部材に固定面を形成すれば、束への固定強度を高めることができるとともに、束に固定する際の位置精度をも高めることができる。
【0025】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1から図6までの各図には、本発明の第一実施例が示されている。
なお、本実施例は、前述した図13〜図16の従来例と同様な部分を含み構成されたものであり、同様の部分については簡略化のため同符号をつけて説明を省略し、以下には異なる部分について説明する。
なお、異なる部分とは、端部および中央の屋切りパネル24A〜24Cの上部下地フレームと、束32の上部の支持部材と、これらの接続構造(図1、図2参照)である。
【0026】
図1、図2、図3に示すように、端部屋切りパネル24Cの上部下地フレーム51は、屋根の勾配に沿って傾斜したC型鋼材であり、傾斜上側端部が中間部から直線的に連続して延びている。
上部下地フレーム51の傾斜上側の端部近傍には、その断面C型の内側に上部下地フレーム51の軸線方向と直交する方向に沿って支持鋼板52が溶接固定され、その表面が支持面となっている。支持鋼板52には2本のボルト53が挿通されるボルト孔が形成されている。
なお、反対側の端部屋切りパネル24Aは左右対称であるが端部屋切りパネル24Cと同様に構成される。
【0027】
図1、図2、図4に示すように、中央屋切りパネル24Bの上部下地フレーム61は、2本のC型鋼材を山形に接合したものであり、各側の鋼材は端部屋切りパネル24Cの上縁に沿って屋根の勾配に沿って傾斜した状態で配置され、各々の傾斜下側端部は中間部から直線的に連続して延びている。
上部下地フレーム61の傾斜下側の端部近傍には、その断面C型の内側に上部下地フレーム61の軸線方向と直交する方向に沿って支持鋼板62が溶接固定され、その表面が支持面となっている。支持鋼板62には2本のボルト63が挿通されるボルト孔が形成されている。
【0028】
図1、図2、図5、図6に示すように、束32の上部側面には、端部屋切りパネル24C(24A)の上部下地フレーム51を支持する支持部材54と、中央屋切りパネル24Bの上部下地フレーム61を支持する支持部材64とが設けられている。
なお、束32の上端近傍には屋根パネルを受ける屋根パネル支持部材32Aが溶接されている。屋根パネルは屋根パネル支持部材32Aの上面の傾斜に沿った方向に勾配を有するものである。
【0029】
支持部材54、64は、断面L字型のアングル鋼材であり、上部下地フレーム51、61のC型の内側に挿入可能な寸法である。
支持部材54、64の一方の端部側には、その断面L字の内側に支持部材54、64の軸線方向と直交する方向に沿って固定鋼板55、65が溶接固定され、その表面が固定面となっている。
支持部材54、64の他方の端部寄りには一方の面に前述したボルト53、63が挿通されるボルト孔56が形成されている。
【0030】
支持部材54、64は固定鋼板55、65を束32の各パネル24C、24Bに面した側の側面に密着させて溶接するとともに、隣の側面にアングルの上下辺縁を密接させて溶接されている(図5の斜線部分が溶接部分となる)。
この際、支持部材54、64のL字をなす2面の互いの交差部分からの長さをL1、L2とし、ボルト孔56が形成された面が水平方向に対してなす角度をSとするとtanS=L1/L2となる。このL1、L2は、角度Sが屋根の勾配角度に合うように設定され、これにより支持部材54、64のボルト孔56が形成された面は屋根勾配に直交する方向とされ、前述した支持鋼板52、62と同じ姿勢とされている。
【0031】
このような本実施例においては、工場において屋切りパネル24A〜24Cおよび束32を製造する。この際、各パネル24A〜24Cの上部下地フレーム51、61には支持鋼板52、62を溶接固定しておき、束32には支持部材54、64を溶接固定しておく。
次に、建設現場において、屋切りパネル24A〜23Cを屋根の屋切り部分に配置すると、各々の上部下地フレーム51、61には支持鋼板52、62が束32の支持部材54、64に対向されるので、各々のボルト孔にボルト53、63で挿通して締め付けることで当該部分の接続が行われる。他の部分の接続は前記図15、図16と同様に行う。
【0032】
このような本実施例によれば、束32に固着された支持部材54、64が屋切りパネル24A〜24C裏面の下地フレーム51、61と同様に屋根の勾配に沿った方向とされているため、下地フレーム51、61は傾斜した端部をそのまま支持部材54、64に接合することができる。
このため、下地フレーム51、61には束32に接続するための屈曲部分を形成する必要がなく、従来の水平な屈曲部分を形成する場合に比べて製造を大幅に簡略化できる。
【0033】
そして、下地フレーム51、61の端部を直線的に連続した状態のまま支持部材54、64に受けるようにできるため、任意の長さのフレーム51、61を容易に形成でき、多品種化への対応にも好適である。
さらに、下地フレーム51、61の軸線方向に直交する支持鋼板52、62を取り付ける等により支持面を形成し、支持部材54、64と前記軸線と直交方向に突き当ててボルト締め固定するようにしたため、正確な位置決めを行うことができる。
【0034】
また、支持部材54、64をアングル材とし、一対の辺縁で束に接触させるようにしたため、所望の姿勢(取り付け角度)を簡単かつ正確に得ることができる。そして、各辺縁の交差部分からの張り出し長さL1、L2の調整によって角度Sの設定や変更等を容易に行うことができ、束32および支持部材54、64の製造を精度よくかつ効率よく行うことができる。
【0035】
さらに、アングル材による支持部材54、64に固定鋼板55、65を設けて固定面を形成したため、束32への固定強度を高めることができるとともに、束に固定する際の位置精度をも高めることができる。
【0036】
なお、前記第一実施例において、支持部材には固定鋼板を設けて位置出しを行ったが、切欠き等で係止させるようにして位置出しを行ってもよい。
図7において、支持部材57は前記実施例と同様なアングル鋼材であり、同様なボルト孔56を有するが、固定鋼板は設けられていない。
支持部材75の束32側には、上下角部に切欠き58が形成され、これらを束32の角部に合わせ、切欠き58の内周の辺縁58A、58Bを束32の側面に密接させて溶接固定されるようになっている。
【0037】
このような支持部材57では、各辺縁58Bにより束32に対する位置決めが行われ、支持部材57の2面交差部分から各辺縁58Aまでの張り出し長さL1、L2により支持部材57の角度調整が行われる。
従って、このような支持部材57を利用しても、前記第一実施例と同様な効果が得られるとともに、固定鋼板55、56の溶接が必要なくなるため、製造を更に容易にできる。
【0038】
前記第一実施例は、前述した図13〜図16に示した屋切り部分を3分割した屋切りパネル24A〜24Cに関するものであったが、本発明は他の部分における束32による屋切りパネルの支持にも適用できる。
【0039】
図8から図12までの各図には本発明の第二実施例が示されている。
図8において、屋根70の屋切り部分は3枚の屋切りパネル71A、71B、71Cで構成されているが、束32による支持は屋切りパネル71A、71Bの分割部分72A、屋切りパネル71B、71Cの分割部分72A(棟頂上部分)、屋切りパネル71Cの中間部分72C、屋切りパネル71Bの中間部分72Dで行われている。
【0040】
このうち、分割部分72Aにおける各パネル71A、71Bの支持は前記第一実施例と同様である。
一方、棟部の分割部分72Bにおける支持は図9および図10のように行われ、中間部分72Dにおける支持は図11および図12のように行われている。
なお、中間部分72Cは中間部分72Dと左右対称であるが同様である。
【0041】
図9および図10において、屋切りパネル71Bは面材73Bと上部支持フレーム74Bを備え、屋切りパネル71Cは面材73Cと上部支持フレーム74Cを備えている。
束32は、上部に両側一対の屋根パネル支持部材32Aを備えるとともに、そのやや下方に両側一対の支持部材54を備えている。これらは互いに同じ角度だが逆向きの傾斜とされ、これにより棟部に対応するようになっている。
【0042】
これらの支持部材54および屋根パネル支持部材32Aは、それぞれ前述した図1および図2の屋切りパネル24Cを受ける側(図中左側)と同じものであり、互いに同じものを束32の両側に設置したものである。
なお、支持部材54等の詳細については前記第一実施例と同様であるため簡略化のため同じ符号をつけて説明は省略する。
但し、支持部材54の固定鋼板55は互いに重ならないように一部カットされている。
【0043】
図11および図12において、屋切りパネル71Bは面材73Bと上部支持フレーム74Bを備えている。
束32は、上部に両側一対の屋根パネル支持部材32A、32Bを備えるとともに、そのやや下方に支持部材64を備えている。
【0044】
これらの支持部材54および図中左側の屋根パネル支持部材32Aは、それぞれ前述した図1および図2の屋切りパネル24Cを受ける側(図中左側)と同じものであり、前記第一実施例の束32から支持部材54を除き、図中右側の屋根パネル支持部材32Bを追加したものである。
【0045】
屋根パネル支持部材32Bは、同部材32Aより上面が高い位置とされ、かつ同部材32Aの上面と同一面となるように形成され、これにより連続した屋根パネルの途中部分が受けられるようになっている。
なお、支持部材64等の詳細については前記第一実施例と同様であるため簡略化のため同じ符号をつけて説明は省略する。
【0046】
このような本実施例によれば、屋切りパネル上部の各支持部分72A〜72Dにおいて前記第一実施例と同様の効果を得ることができる。
特に、本実施例では、棟部の分割部分72Bにおいても前記第一実施例と同様の効果を得ることができる。
【0047】
また、分割されない中間部分72C、72Dにおいても束32による支持を行うことができる。このような中間部分の支持は、傾斜した下地フレームに水平部分を設ける前記図13〜図16の従来形式では対応できないものである。
これらにより、本実施例によって多様な部分での束による支持が可能となり、屋切りパネルの分割パターンの自由度を向上できるという効果がある。
【0048】
なお、本発明は前記各実施例に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲内での変形等は本発明に含まれるものである。
例えば、各部の材質、寸法、細部形状等は、実施にあたって適宜選択すればよい。
また、各部の固着等は溶接に限らず、接着やボルト締め等であってもよい。そして、前記実施例でボルト締めした部分はクリップ等による他の締結手段を採用してもよい。
そして、本発明は各種形式の建物の屋切り部分に適用でき、適用する建物としては軸組パネルやパネルモノコック等の箱形建物ユニット方式、木質パネル方式等のプレハブ建物に利用することができる。
【0049】
【発明の効果】
このような本発明によれば、束に固着された支持部材が屋切りパネル裏面の下地フレームの傾斜に応じた姿勢(例えばそれぞれ屋根の勾配に沿った方向)とされているため、下地フレームは傾斜した端部をそのまま支持部材に支持させることができる。
このため、下地フレームには束に接続するための屈曲部分を形成する必要がなく、製造を大幅に簡略化することができる。
【0050】
そして、下地フレームの端部を直線的に連続した状態のまま支持部材に受けるようにできるため、任意の長さのフレームを容易に形成でき、かつ下地フレームの中間部を受けるようにすることもでき、多品種化への対応にも好適である。
さらに、下地フレームの軸線方向に直交する板材等を取り付ける等により支持面を形成することで、正確な位置決めを行うことができる。
【0051】
また、支持部材をアングル材とし、一対の辺縁で束に接触させることで、所望の姿勢(取り付け角度)が簡単かつ正確に得られるとともに、各辺縁の交差部分からの張り出し長さの調整によって角度の設定や変更等を容易に行うことができる。
さらに、アングル材による支持部材に固定面を形成することで、束への固定強度を高めることができるとともに、束に固定する際の位置精度をも高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例の要部を示す平面図。
【図2】前記第一実施例の要部を示す側面図。
【図3】前記第一実施例の端部屋切りパネルを示す側面図。
【図4】前記第一実施例の中央屋切りパネルを示す側面図。
【図5】前記第一実施例の支持部材を示す分解斜視図。
【図6】前記第一実施例の支持部材を示す側面図。
【図7】前記第一実施例の支持部材の変形例を示す斜視図。
【図8】本発明の第二実施例を示す概略側面図。
【図9】前記第二実施例の棟部接続を示す平面図。
【図10】前記第二実施例の棟部接続を示す側面図。
【図11】前記第二実施例の中間部接続を示す平面図。
【図12】前記第二実施例の中間部接続を示す側面図。
【図13】従来の屋根を示す分解斜視図。
【図14】従来の屋切り部分を示す分解斜視図。
【図15】従来の屋切り部分の軒側端部を示す分解斜視図。
【図16】従来の屋切りパネルの取付構造を示す分解斜視図。
【符号の説明】
24A、24B、24C 屋切りパネル
32 束
51、61 傾斜した下地フレーム
52、62 支持面を構成する支持鋼板
54、64 支持部材
55、65 固定面を構成する固定鋼板
71A、71B、71C 屋切りパネル
74A、74B、74C 傾斜した下地フレーム
Claims (6)
- 切妻型の屋根の妻側に設置される屋切りパネルを取り付ける屋切りパネル取付構造であって、前記屋切りパネルの裏面には水平方向に対して傾斜した所定の傾斜方向に沿って延びる下地フレームが形成され、前記屋根を支持する束には前記下地フレームを支持する支持部材が前記所定の傾斜方向に応じた姿勢で固着され、前記束は平面視で前記下地フレームを挟んで前記屋切りパネルとは反対側に配置され、前記支持部材は前記下地フレーム側に配置されていることを特徴とする屋切りパネル取付構造。
- 請求項1に記載した屋切りパネル取付構造であって、前記所定の傾斜方向は前記屋根の勾配に沿った方向であることを特徴とする屋切りパネル取付構造。
- 請求項1または請求項2に記載した屋切りパネル取付構造において、前記下地フレームはその中間部を前記支持部材に支持されていることを特徴とする屋切りパネル取付構造。
- 請求項1から請求項3までの何れかに記載した屋切りパネル取付構造において、前記下地フレームにはその軸線方向と直交する支持面が形成され、この支持面が前記支持部材に支持されていることを特徴とする屋切りパネル取付構造。
- 請求項1から請求項4までの何れかに記載した屋切りパネル取付構造において、前記支持部材は交差する2面を有するアングル材であり、前記2面の交差部分から遠い側の一対の辺縁が前記束の側面に接触した状態で前記束に固着されていることを特徴とする屋切りパネル取付構造。
- 請求項5に記載した屋切りパネル取付構造において、前記支持部材には前記交差する2面と直交する固定面が形成され、この固定面は前記束の側面に沿わされた状態で前記束に固着されていることを特徴とする屋切りパネル取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06745295A JP3696286B2 (ja) | 1995-03-27 | 1995-03-27 | 屋切りパネル取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06745295A JP3696286B2 (ja) | 1995-03-27 | 1995-03-27 | 屋切りパネル取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08260606A JPH08260606A (ja) | 1996-10-08 |
| JP3696286B2 true JP3696286B2 (ja) | 2005-09-14 |
Family
ID=13345342
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06745295A Expired - Fee Related JP3696286B2 (ja) | 1995-03-27 | 1995-03-27 | 屋切りパネル取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3696286B2 (ja) |
-
1995
- 1995-03-27 JP JP06745295A patent/JP3696286B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08260606A (ja) | 1996-10-08 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3696286B2 (ja) | 屋切りパネル取付構造 | |
| JP2012107416A (ja) | 梁接合構造 | |
| JPH0819718B2 (ja) | 住宅ユニットにおける柱と梁との接合部材 | |
| JPH11324129A (ja) | 梁に対する柱の接合構造及び建物ユニット | |
| JPH03221636A (ja) | 梁の接続構造 | |
| JPH0642066A (ja) | 建物フレームの接続構造 | |
| JPH11193571A (ja) | 鉄骨柱と梁との接合構造 | |
| JP2631524B2 (ja) | 組立式貯液槽 | |
| JPH10317489A (ja) | 接合構造 | |
| JPH10159175A (ja) | 鉄骨の柱と梁との接合構造 | |
| JPS6160947A (ja) | タイル打込pc板 | |
| JP2770921B2 (ja) | 家屋の構造 | |
| JP2003020727A (ja) | ユニット式住宅の屋根構造 | |
| JPH0752078Y2 (ja) | 組立式貯液槽 | |
| JP3026027B2 (ja) | ユニット式建築における屋根の取付方法及び屋根ユニット構成体 | |
| JP3530560B2 (ja) | 屋切りパネルの取付け方法及び取付け構造 | |
| JPH082261Y2 (ja) | 屋根パネルの連結構造 | |
| JP2609809B2 (ja) | 建 物 | |
| JPH0723627B2 (ja) | 鋼製角柱とh型鋼梁の接合構造 | |
| JP2514770B2 (ja) | 梁受け方法及び梁受け金具 | |
| JP2502538Y2 (ja) | Alcパネル受け部材 | |
| JPH0978696A (ja) | 建物ユニット | |
| JPH09268681A (ja) | 床構造 | |
| JP2004293114A (ja) | 鉄骨骨組構造 | |
| JPH0681473A (ja) | 鉄筋架台の構築工法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050210 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050222 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050425 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050621 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050629 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080708 Year of fee payment: 3 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090708 Year of fee payment: 4 |
|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090708 Year of fee payment: 4 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090708 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100708 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110708 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130708 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130708 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140708 Year of fee payment: 9 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |