JP3694693B1 - 自走式門型リフター - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来の門型リフターでは、大型搬送物を梁材からワイヤーロープで吊下げた状態で搬送させるようになっているため、搬送時に吊下げた大型搬送物が揺れ動き、危険である。
【解決手段】 左右一対の走行台車1,1にそれぞれ支柱2,2を立設し、各支柱の上端部間に梁材4を取付けた自走式門型リフターにおいて、各支柱2,2として伸縮ブーム3を使用し、左右の各伸縮ブーム3,3の各最上段ブーム33,33にそれぞれ前後に長い横架材5,5を取付け、各横架材5,5に大型搬送物Yの底面Yaを左右各側から支持し得る横向き受片62付きの支持部材6を前後に間隔をもって複数個づつ取付けていることにより、門型リフターであっても、大型搬送物Yを各横向き受片62,62・・上に載置させた状態で搬送できるようにしている。
【選択図】 図2

Description

本願発明は、例えばユニット住宅のような比較的大きな床面積を有する大型搬送物を持ち上げて搬送させるのに適した自走式門型リフターに関するものである。
ユニット住宅は、工場の製造ラインで完成品に仕上げて出荷されるが、この種のユニット住宅の完成品は、例えば幅が2700mm(2200mmの規格のものもある)、長さが短いもので6300mm(7200mm、8100mm等の規格のものもある)、高さが2950mm程度の大きさがある。そして、製造ライン上で完成されたユニット住宅は、一旦ストックヤードに保管したり、出荷するためにストックヤードから移動(トラックに積載)させる必要がある。
従来では、ユニット住宅の完成品を移動させるのに、一般に大型のフォークリフトが使用されている。そして、該フォークリフトの2本のフォークでユニット住宅を底面から持ち上げて搬送させるようにしている。又、ユニット住宅の長さが長いもの(例えば8100mmの規格品)では、1台のフォークリフトでは不安定になり、2台のフォークリフトを使用してユニット住宅を搬送させることがある。尚、以下の説明では、このユニット住宅を大型搬送物ということがある。
ところが、フォークリフトによるユニット住宅(大型搬送物)の搬送では、次のような各種の問題があった。
(1) フォークリフトのフォークが大型搬送物を片側からしか支持できず、且つ1台のフォークリフトでは長幅方向の中央部でしか支持しないので、積載物が不安定となり、搬送時の振動や停車時の移動慣性等により転落の危険がある。
(2) 2台のフォークリフトで1つの大型搬送物を搬送させる場合は、2台のフォークリフトを同調させて運転する必要があり、搬送作業が非常に難しい。
(3) 大型搬送物がフォークリフト運転席からの前方視野を塞ぐので、搬送作業がしにくい(障害物に衝突する危険がある)。
(4) フォークリフトの車両部分が大型搬送物の側方に大きくはみ出すので、ストックヤードでのフォークリフト走行路を確保する必要から、大型搬送物1個当たりの保管スペースが広くなる(保管効率が悪い)。
ところで、大型重量物(大型搬送物)を持ち上げて搬送させるのに、従来から図6又は図7に示すような門型リフターが使用されている。
図6に示す第1従来例の門型リフターは、左右一対の走行台車(自走式)101,101上にそれぞれ高さの高い非伸縮の支柱102,102を立設し、該各支柱102,102の上端部間に梁材104を架設し、該梁材104にウインチ107,107を取付けている。
そして、この図6の門型リフターでは、ウインチ107,107からのワイヤーロープ108,108の先端を大型搬送物Yに係止し、ウインチ107,107を巻き上げることにより、該大型搬送物Yを吊上げ(鎖線図示する符号Y′の状態)、該大型搬送物Yを宙吊り状態で各走行台車101,101により目的場所まで搬送させ得るようになっている。尚、図6の門型リフターと類似構造(支柱が非伸縮でウインチを使用したもの)の門型リフターとして、例えば特開平10−218554号公報(特許文献1)、特開平11−255469号公報(特許文献2)等に示されるものがある。
図7に示す第2従来例の門型リフターは、左右一対の走行台車201,201上にそれぞれ上下に伸縮する伸縮ブーム203,203を立設し、該各伸縮ブーム203,203の上端部間に梁材204を架設している。
そして、この図7の門型リフターでは、伸縮ブーム203,203を縮小させた状態で、梁材204から垂下させたワイヤーロープ208,208の下端を大型搬送物Yに係止し、伸縮ブーム203,203を鎖線図示するように伸長させることにより該大型搬送物Yを吊上げ(鎖線図示する符号Y′の状態)、該大型搬送物Yを宙吊り状態で各走行台車201,201により目的場所まで搬送させ得るようになっている。尚、図7の門型リフターと類似構造(支柱に伸縮ブームを使用したもの)の門型リフターとして、例えば特開平8−2874号公報(特許文献3)、特開2002−179384号公報(特許文献4)等に示されるものがある。
特開平10−218554号公報 特開平11−255469号公報 特開平8−2874号公報 特開2002−179384号公報
ところが、上記した図6又は図7の門型リフターで大型搬送物Yを搬送させる場合は、大型搬送物Yがワイヤーロープ(108又は208)で宙吊りにされているので、搬送時に移動慣性で大型搬送物Yが揺れて危険であるとともに、大型搬送物Yの揺れにより門型リフターに偏荷重がかかるので、各支柱及び支柱取付部分の強度を頑強にする必要があるという問題があった。
本願発明は、ユニット住宅のような大型搬送物を搬送するのに、上記したフォークリフトを使用した場合の問題点、及び上記(図6又は図7)の各門型リフターを使用した場合の問題点をそれぞれ解消し得るようにした自走式門型リフターを提供することを目的としている。
本願発明は、上記課題を解決するための手段として次の構成を有している。尚、本願発明は、大型搬送物を持ち上げて搬送するための自走式門型リフターを対象にしている。取り扱う大型搬送物としては、例えば(特に限定するものではないが)ユニット住宅があるが、この種のユニット住宅(完成品)は、幅が2700mm(2200mmの規格のものもある)、長さが短いもので6300mm(7200mm、8100mm等の規格のものもある)、高さが2950mm程度の大きさがある。又、取り扱う大型搬送物は、製造ライン上ではレール上に載せられており、ストックヤードでは小高さの台座上に載せられているので、該大型搬送物の短幅方向の各端部寄り下面と地面との間には、小高さ(例えば100mm〜150mm程度)の隙間がある。
本願請求項1の発明
本願請求項1の発明の自走式門型リフターは、左右に間隔をもって配置した一対の走行台車にそれぞれ前後に間隔をもたせた前後2本づつの支柱を立設し、該各支柱の上端部間に梁材を取付けて構成している。
左右の走行台車間の間隔は、各走行台車の内面側に取付けられる各種部材の内面間隔が、取り扱う大型搬送物(例えばユニット住宅)の短幅方向長さよりやや広くなるように設定されている。
各走行台車は、前後に適宜長さを有する基台の下部にそれぞれ前後2つの車輪を設けている。走行台車の基台上には、発電機や油圧ユニット等の動力源を搭載することができ、該各走行台車は電気モータや油圧モータ等の動力で走行させることができる。又、各走行台車には、進行方向を変更するステアリング装置を設けるとよい。
前後・左右の各支柱(4本)は、それぞれ複数本のブーム(例えば2〜3本のブーム)をテレスコープ状に連続させた伸縮ブームを使用している。
左右の走行台車の各基台の前後各端部には、それぞれ該基台の上面よりかなり低位置まで下げた段下げ部を設けている。そして、この各段下げ部(4箇所)上には、それぞれ支柱となる伸縮ブームを立設している。
前後・左右の各伸縮ブームは、その最下段ブームの下端部を走行台車に連結固定し、最上段ブームの上端部を梁材に連結固定している。尚、この各伸縮ブームは、全縮小状態であっても、梁材の下面が、地上に置かれた大型搬送物の上面より若干高くなるような長さを有している。
前後に配置される2本の伸縮ブーム間の間隔は、取り扱う大型搬送物の長さによって適宜に設定されるが、該大型搬送物がユニット住宅のように長さが6000mmを超えるような長いものでは、前後の伸縮ブーム間の間隔を例えば5200mm程度(限定するものではない)に設定することができる。この場合、各走行台車の基台の前後長さも前後の伸縮ブーム間の間隔に応じて長くする必要がある。尚、この請求項1の場合は、上部の梁材を平面視で四角形に組付けるとよい。このように、前後・左右にそれぞれ間隔をもった4本の伸縮ブームを使用すると、門型構造部分を頑強に構成できる。
左右各側のそれぞれ前後2本の伸縮ブームの各最上段ブームには、それぞれ前後方向に長い横架材を取付けている。各横架材は、取り扱う大型搬送物の長幅方向長さに応じて適宜長さのものを使用できる。尚、取り扱う大型搬送物が上記ユニット住宅(長幅方向長さが6300mm〜8100mm)の場合は、横架材として長さが6000mm程度のものを使用するとよい。又、左右の各横架材は、それぞれ前後2本の伸縮ブームに跨がって取付けると、各横架材を前後に離間した2位置でそれぞれ支持(固定)できる。尚、各横架材の長さ方向中間部と梁材とを補強材で連結してもよい。
この各横架材には、大型搬送物の底面を左右各側から支持し得る横向き受片付きの支持部材をそれぞれ前後に間隔をもって複数個づつ取付けている。
左右各側の支持部材には、それぞれ内側水平方向に突出する横向き受片を有しているが、この横向き受片は、細幅板状のものが使用できる。この横向き受片は、その合計個数で大型搬送物の荷重に十分に耐え得る強度を有している。左右各側の支持部材の使用個数は、取り扱う大型搬送物の前後長さや重量によってそれぞれ2個づつ以上の適数個に設定できるが、大型搬送物が例えば上記ユニット住宅であれば、前後に1800mm〜2000mm程度の間隔をもってそれぞれ4箇所づつ(特に限定するものではない)設置するのが適当である。
又、各支持部材の横架材に対する取付位置は、各伸縮ブームの全縮小状態において各横向き受片が地面近傍高さまで降下するように設定することが好ましい。
尚、取り扱う大型搬送物は、製造ライン上ではレール上に載せられており、又、ストックヤードに保管される場合には小高さの台座上に載せられていて、該大型搬送物の短幅方向の各端部寄り下面と地面との間には小高さ(例えば100mm〜150mm程度)の空間がある。
この請求項1の自走式門型リフターは、次のようにして使用される。まず、前後・左右の各伸縮ブームを全縮小させた状態で、門型部分(支柱と梁材)が搬送すべき大型搬送物の短幅面を跨ぐ姿勢で左右の走行台車を走行させ、左右の各支持部材の横向き受片を大型搬送物の短幅方向の各端部寄り底面下に侵入させる。このとき、左右の各複数個の横向き受片をそれぞれ大型搬送物の長幅方向の全長を平均に支持し得るように位置させる。この状態で左右の各伸縮ブームを同期伸長させると、左右の各支持部材が上動してその各横向き受片で大型搬送物の短幅方向の各端部寄り底面を支持し、該大型搬送物を所定高さまで持ち上げることができる。そして、該大型搬送物を持ち上げた(載置した)まま、左右の走行台車を走行させて目的位置(ストックヤード又はトラック荷台)まで搬送し、そこで各伸縮ブームを縮小させて大型搬送物を小高さの台座上に受け渡す。その後、各走行台車を走行させて門型リフターを大型搬送物から退避させると、一連の搬送作業は完了する。
この請求項1の自走式門型リフターでは、大型搬送物の短幅方向の各端部寄り底面をそれぞれ前後に間隔をもった複数個づつの支持部材(横向き受片)上に載せた状態で搬送させ得るので、その搬送時に大型搬送物が揺れることがない。
ところで、この種の門型リフターにおいて、走行台車の車輪を基台の下面側に取付けると、該車輪の外径が大きくなるほど基台の上面高さが高くなる(例えば、地面から基台上面までの高さが1300mm〜1400mm程度になる)。そして、このような高位置の基台上面上に伸縮ブームを立設すると、全縮小状態であっても門型リフターの全高が高くなる(あるいは伸縮ブームの伸縮ストロークを小さくする必要がある)。
そこで、本願請求項1では、基台の前後各端部にそれぞれかなり低位置(段下げ部上面高さが、例えば地面から300mm〜400mm)まで下げた段下げ部を設け、該各段下げ部上にそれぞれ伸縮ブームを立設しているので、該伸縮ブームの伸縮ストロークを小さくすることなく、全縮小時における門型リフターの全高を低くできる。
本願請求項2の発明
本願請求項2の発明は、上記請求項1の自走式門型リフターにおいて、各伸縮ブームを、走行台車側に連結された最下段ブームが小径(最内箱となる)で、梁材側に連結された最上段ブームが大径になる(最外箱となる)姿勢で取付け、各横架材を大径の最上段ブーム(最外箱)の下部寄り位置に取付けている。
この請求項2の発明では、各伸縮ブームを、大径側(外箱側)のブームが上段になる姿勢で取付けているので、伸縮ブームの全縮小時に最外箱ブーム(最上段ブーム)の下端部が走行台車に対する取付部に近い低位置で外部に露出するようになる。尚、伸縮ブームにおいては、外箱側ブームの方が内箱側ブームより強度が大きい。
そして、この請求項2の発明では、最外箱となる最上段ブームの下部寄り位置に横架材を取付けているので、伸縮ブームの全縮小状態において横架材もかなり低位置となる。従って、横架材から地面までの距離が短くなって、該横架材に取付けられる支持部材の長さ(横向き受片までの長さ)を短くできる。
本願請求項3の発明
本願請求項3の発明は、上記請求項1又は2の自走式門型リフターにおいて、左右の各横向き受片が大型搬送物の底面を支持し得る内方突出位置と大型搬送物を支持しない外方退避位置との間で変位するように、各支持部材をそれぞれ水平回転させ得るようにしている。
各支持部材は、横架材に対して軸受部で水平回転自在に支持している。又、この請求項3では、各支持部材の水平回転操作は、手動で行ってもよいし、あるいは動力を用いて行ってもよい。
横向き受片は、内方突出位置にあるときには横架材に対して内向きに角度90°方向に突出しており、外方退避位置にあるときには横架材と平行に向くようになっている。
そして、この請求項3の自走式門型リフターは、次のように使用される。まず、大型搬送物を受け取りに行く場合には、左右の各横向き受片を外方退避位置に位置させた状態で、該大型搬送物を跨ぐように進行させ、門型リフターを大型搬送物に対して持ち上げ位置で停止させた後、左右の各横向き受片をそれぞれ内方突出位置まで水平回転させれば、伸縮ブームによる持ち上げが可能となる。又、大型搬送物の持ち上げ状態から門型リフターを退避させるには、各伸縮ブームを全縮小させて各横向き受片による支持を解除し、該各横向き受片を外方退避位置まで水平回転させた後、門型リフターを進行させて大型搬送物上から退避させる。
本願請求項4の発明
本願請求項4の発明は、上記請求項3の自走式門型リフターにおいて、各支持部材を水平回転させる動力装置を使用するとともに、該動力装置は、支持部材を無負荷の状態で回転させ得る程度の弱い空気圧で作動するものを採用している。
支持部材水平回転用の動力装置としては、エアモータやエアシリンダ等のエアアクチュエータが使用可能であり、且つ作動力の弱いものが使用される。このように、作動力の弱い動力装置を使用すると、横向き受片の水平回転操作時に該横向き受片が誤って障害物に衝突しても、該横向き受片の押圧力は弱いものとなる。
本願請求項1の発明の効果
本願請求項1の発明の自走式門型リフターでは、次のような効果がある。
大型搬送物の短幅方向(左右方向)の各端部寄り底面をそれぞれ前後に間隔をもった複数個づつの支持部材(横向き受片)上に載せた状態で搬送させ得るので、その搬送時に大型搬送物が揺れることがなく、安全に搬送作業が行えるとともに、大型搬送物が揺れないので(偏荷重がかからないので)門型リフターに対する負担が軽減されるという効果がある。
又、左右の支柱にそれぞれ前後に間隔をもたせた2本づつの伸縮ブームを使用し、左右の各横架材を前後2本の伸縮ブームに跨がって取付けているので、門型部分の強度が頑強になるとともに、横架材が長いものであっても該横架材を安定状態で支持(固定)できるという効果がある。
さらに、左右の走行台車の各基台の前後各端部にそれぞれ段下げ部を設け、該各段下げ部上にそれぞれ伸縮ブームを立設しているので、伸縮ブームの伸縮ストロークを小さくすることなく、全縮小状態での門型リフターの全高を低くでき、十分な揚程を確保しつつ門型リフターをコンパクトに構成できるという効果がある。
本願請求項2の発明の効果
本願請求項2の発明の自走式門型リフターでは、各伸縮ブームを、最下段ブームが小径(内箱)で最上段ブームが大径(外箱)となる姿勢で取付け、各横架材を大径の最上段ブームの下部寄り位置に取付けている。
従って、この請求項2の自走式門型リフターでは、上記請求項1の効果に加えて、横架材が強度の大きい最外箱ブームに取付けられているので、大型搬送物持ち上げ時に伸縮ブームに対する撓み強度が大きくなり、しかも横架材が低い位置に取付けられているので、該横架材に取付けられる支持部材の長さ(横向き受片までの長さ)を短くできて、該支持部材の剛性を強くできるという効果がある。
本願請求項3の発明の効果
本願請求項3の発明の自走式門型リフターでは、左右の各横向き受片を内方突出位置と外方退避位置との間で水平回転させ得るようにしている。
従って、この請求項3の自走式門型リフターでは、上記請求項1〜2の効果に加えて、門型リフターを大型搬送物に対して出し入れする際に各横向き受片を外方退避位置に位置させておくことで、該横向き受片が不用意に大型搬送物に衝突するのを防止できるという効果がある。又、各横向き受片を外方退避位置に格納させた状態で門型リフターを大型搬送物に出し入れすると、該門型リフターの左右への進行自由度が大きくなって、該門型リフターの移動操作が容易になるという効果もある。
本願請求項4の発明の効果
本願請求項4の発明の自走式門型リフターでは、各支持部材を水平回動させる動力装置として、無負荷状態の支持部材を回転させ得る程度の弱い空気圧で作動するものを採用している。
従って、この請求項4の自走式門型リフターでは、上記請求項3の効果に加えて、各支持部材を動力で水平回転させ得るとともに、横向き受片の水平回転操作時に該横向き受片が誤って障害物に衝突しても、該横向き受片や衝突した障害物が損傷しないという効果がある。
図1〜図5を参照して本願の実施例を説明すると、この実施例の自走式門型リフターは、例えばユニット住宅のような比較的大きな床面積を有する大型搬送物Yを持ち上げて搬送させるのに適したものである。図1〜図3の実施例で取り扱う大型搬送物(ユニット住宅)Yは、左右幅が2700mm、前後長さが6300mm、高さが2950mm程度の大きさがあるが、内部が空洞であるので大きさの割に重量はさほど重くない。尚、本願実施例で示す各種寸法は、それぞれ一例であって、特に限定するものではない。
図1〜図5に示す自走式門型リフターは、左右一対の自走式走行台車1,1にそれぞれ支柱2,2を立設し、該各支柱2,2の上端部間に梁材4を取付けて門型に構成している。
各走行台車1,1は、それぞれ前後にかなりの長さ(例えば5500mm程度)を有する基台11の下面にそれぞれ前後に間隔をもった2つの車輪12,12を取付けている。尚、前後の車輪12,12間の間隔は、この実施例では3150mmである。この各走行台車1,1は、左右にかなりの間隔(各走行台車の中心間の間隔が3990mm)を有した状態で配置されている。
左右の走行台車1,1の各基台11,11上には、発電機9や油圧ユニット10や図示しない制御盤等が搭載されている。尚、各基台11,11の下面にはかなり大径(例えば直径が800mm〜850mm)の車輪12が取付けられている関係で、該基台11の上面高さ(車輪12が取付けられた部分の上面高さ)は、図示例のものでは1300mm〜1400mmとなっている。
又、各基台11,11の前後各端部は、比較的低位置まで段下げされた段下げ部11a,11aとなっている。尚、この各段下げ部11a,11aの上面高さは、地面Gから300mm〜400mm程度で、基台1の上面から1000mm程度段下げされた位置にある。
各走行台車1,1の車輪(全4輪)12,12・・は、それぞれ車輪カバー13で被覆されている。各車輪12,12・・は、各車輪カバー13を回転軸15で基台11の下面に水平回転自在に取付けている。各車輪12,12・・は、それぞれ走行用モータ(この実施例では電気モータを採用している)14で同期駆動されるとともに、ステアリング装置16(この実施例では電気モータとギヤによるもの)で各車輪12,12・・がそれぞれ方向変換可能となっている。即ち、各車輪12,12・・は、図5の実線図示状態とその状態から角度90°変位した鎖線図示状態(符号12′)とに変更し得る。従って、この門型リフターは、地面G上を縦横に走行させ得るようになっている。
左右の各支柱2,2には、それぞれ前後に間隔をもった2本(合計4本)の伸縮ブーム3,3を使用している。各伸縮ブーム3,3・・は、最下段ブーム31と中間ブーム32と最上段ブーム33からなる合計3本のブームをテレスコープ状に連続させている。この各伸縮ブーム3,3・・は、ブーム内に内蔵された2本の伸縮シリンダ34,34(図4参照)により、同期して且つ同量づつ伸縮せしめられる。尚、各伸縮ブーム3,3・・は、3000mm〜3200mmの伸縮ストロークを有している。
この各伸縮ブーム3,3・・は、最下段ブーム31が小径(内箱)で最上段ブーム33が大径(外箱)となる状態で、それぞれ各走行台車基台12,12の前後各端部の段下げ部11a上に立設されている。従って、各伸縮ブーム3,3・・は、最下段ブーム31の下端部が走行台車の基台11側に固定され、最上段ブーム33の上端部が梁材4側に固定されている。
梁材4は、2本の左右向き梁41,41と2本の前後向き梁42,42とを平面視で四角形状に組付けたものを使用している。
左右各側の前後2本の伸縮ブーム3,3間には、それぞれ前後に長い(長さが5980mm)横架材5,5が取付けられている。尚、この左右の各横架材5,5は、後述する支持部材6,6・・を取付けるための取付ベースになるものである。
各横架材5,5は、それぞれ前後2本の伸縮ブーム3,3における各最上段ブーム(最外箱ブーム)33,33に跨がって、該各最上段ブーム33,33の下部寄り位置の内側面にそれぞれ取付台51,51を介して固定されている。従って、この各横架材5,5は、各伸縮ブーム3,3・・が伸縮することによって、最上段ブーム33,33とともに上下動する。尚、各横架材5,5の長さ方向中間部には、前後向き梁42,42から垂下させた補強材52が連結されている。
左右の各横架材5,5には、それぞれ前後に間隔をもって4個づつの支持部材6,6・・が取付けられている。この片側4個づつの各支持部材6,6・・は、それぞれ横架材5の両端部寄りの2箇所と中間部の2箇所にほぼ等間隔の間隔(1800mm〜2000mmの間隔)をもって配置されている。
各支持部材6,6・・は、縦向きの支持棒61の下端部に横向き受片62を取付け、該横向き受片62の上端部を横架材5に対して軸受部63で水平回転自在に支持している。尚、支持棒61は、横架材5に対して水平回転し得るが上下に変位しないように支持されている。
各支持部材6,6・・の支持棒61は、それぞれモータ(請求項5の動力装置となる)64で回転せしめられる。このモータ64は、空気圧で作動し、且つ支持部材6を無負荷状態で回転せさ得る程度の弱い作動力のものを採用している。尚、各支持部材6,6・・の回転用動力装置としては、モータ64に変えて伸縮式のエアシリンダを採用することもできる。
この各支持部材6,6・・は、該モータ64を作動させることにより、横向き受片62を内方に向く内方突出位置(図4の実線図示状態)と横架材5と平行になる外方退避位置(図4の符号62′の状態)との間で水平回転させ得るようになっている。尚、各支持部材6,6・・は、各伸縮ブーム3,3・・が全縮小状態(図1、図2)において、各横向き受片62,62・・が地面Gの近傍高さに位置するように設計している。
横向き受片62は、かなりの長さ(600mm〜650mm)を有しており、左右各側の横向き受片62,62・・がそれぞれ内方突出位置にあるときには、図2又は図3に示すように該8個の横向き受片62,62・・で大型搬送物Yの底面Yaを左右各側から支持し得るようになっている。尚、左右の各横向き受片62,62・・が内方突出位置にあるときには、大型搬送物Yの短幅方向の長さが2200mm程度の小型規格のものでも支持するできる。又、各横向き受片62,62・・がそれぞれ外方に退避した状態(図4の符号62′の状態)では、左右に対向する各横向き受片62,62間の間隔が大型搬送物Yの左右幅よりかなり広くなり、且つ横架材5の内側面より内方にはみ出さないので、この門型リフターを大型搬送物Y上に出し入れする際に各横向き受片62,62が大型搬送物Yに接触することがない。
尚、この実施例では、合計8個の支持部材6,6・・で大型搬送物Yを持ち上げるので、支持部材1個あたりの負担荷重は比較的軽量となる。
この実施例の自走式門型リフターは、ユニット住宅のような大型搬送物Yを持ち上げて搬送するのに適したもので、次のようにして使用される。尚、ユニット住宅の完成品(大型搬送物Y)は、製造ライン上から一旦ストックヤードに保管したり、あるいは出荷するためにストックヤードから移動(トラックに積載)させる必要がある。又、ユニット住宅のような大型搬送物Yは、製造ラインのレール上や小高さの台座X,X上に載せられていて、大型搬送物Yの底面Yaにおける短幅方向の各端部寄り位置には、該底面Yaと地面Gとの間に適宜高さ(100mm〜150mm程度)の隙間が形成されている。
この門型リフターを大型搬送物Yの位置に移動させるには、左右の各伸縮ブーム3,3・・を全縮小させ、且つ各支持部材6,6・・の横向き受片62,62・・をそれぞれ外方退避位置(図4の符号62′の状態)に位置せしめた状態で、門型部分(左右の支柱2,2と梁材4)が搬送すべき大型搬送物Yの短幅方向(左右方向)を跨ぐ姿勢で左右の走行台車1,1を進行させる。尚、伸縮ブーム3,3・・を全縮小させた状態では、各支持部材6,6・・の横向き受片62,62・・(合計8個)が地面Gに近接していて、該横向き受片62の上面が台座X,X上に載せられている大型搬送物Yの底面Yaより下方に位置している。そして、各支持部材6,6・・(8個)の各モータ64,64・・をそれぞれ作動させて、各横向き受片62,62・・をそれぞれ内方突出位置に位置させる。このとき、左右4個づつの各横向き受片62,62・・がそれぞれ大型搬送物Yの左右各端部寄りの底面Yaを受け得る位置にある。
この状態で、各伸縮ブーム3,3・・(4本全部)を同時伸長させると、各横架材5,5を介して各支持部材6,6・・の横向き受片62,62・・(合計8個)がそれぞれ大型搬送物Yの底面Yaを左右各側から押し上げて、該大型搬送物Yを所定高さまで浮上させる。そして、大型搬送物Yを持ち上げたまま、各走行台車1,1を走行させて門型リフターを目的位置まで移動させる。このとき(大型搬送物Yの搬送時には)、大型搬送物Yの底面Yaが左右の各横向き受片62,62・・上に載せられているので、該大型搬送物Yが揺れ動くことがなく、安定姿勢で搬送できる。そして、大型搬送物Yを持ち上げた状態で門型リフターを目的位置まで移動させた後、そこで各伸縮ブーム3,3・・を同期縮小させて大型搬送物Yを地面(又はトラック荷台)の台座上に受け渡す。続いて、各支持部材6,6・・の各モータ64を作動させて横向き受片62,62・・をそれぞれ外方退避位置まで回転させ、その状態で門型リフターを着座させた大型搬送物Yの位置から退避させると、一連の搬送作業は完了する。
図5の状態は、伸縮ブーム3,3・・を全伸長させたときのもので、この図5の状態では、持ち上げた大型搬送物Yの下面(横向き受片62の下面)の下方に同型の大型搬送物の高さを超える空間が形成されており、大型搬送物Yを図5に示す最上位置まで持ち上げると、例えばストックヤードに保管されている大型搬送物の上を跨いでこの門型リフターを移動させることができる。従って、ストックヤードに複数の大型搬送物Yを直線状態に並べて保管する場合には、大型搬送物の出し入れの際の走行台車1の走行スペースが狭くてよく、その結果、ストックヤードの保管効率がよくなる(各大型搬送物間の余剰スペースを小さくできる)。又、この門型リフターでは、伸縮ブーム3,3・・の伸縮ストロークが大型搬送物(ユニット住宅)Yの高さより大きいので、ストックヤードにおいて該大型搬送物(ユニット住宅)Yを上下2段に積み上げて保管することができる。
本願実施例の自走式門型リフターの正面図である。 図1の左側面図である。 図1の平面図である。 図1の自走式門型リフターの一部拡大斜視図である。 図2の状態変化図(伸縮ブームの最伸長状態図)である。 第1従来例の門型リフターの側面図である。 第2従来例の門型リフターの側面図である。
符号の説明
1は走行台車、2は支柱、3は伸縮ブーム、4は梁材、5は横架材、6は支持部材、31は最下段ブーム、32は中間ブーム、33は最上段ブーム、61は支持棒、62は横向き受片、64は動力装置(モータ)、Yは大型搬送物、Yaは底面である。

Claims (4)

  1. 左右に間隔をもって配置した一対の走行台車(1,1)に、それぞれ前後に間隔をもたせた2本づつの支柱(2,2)を立設し、該各支柱(2,2・・)の上端部間に梁材(4)を取付けた自走式門型リフターであって、
    前記各支柱(2,2・・)は、それぞれ複数本のブーム(31,32,33)をテレスコープ状に連続させた伸縮ブーム(3)を使用し、
    前記左右の走行台車(1,1)の各基台(11,11)の前後各端部にそれぞれ該基台(11)の上面よりかなり低位置まで下げた段下げ部(11a,11a)を設けて、前記各伸縮ブーム(3,3・・)をそれぞれ前記各段下げ部(11a,11a・・)上に立設し、
    左右各側のそれぞれ前後2本の伸縮ブーム(3,3)の各最上段ブーム(33,33)に跨がってそれぞれ前後方向に長い横架材(5,5)を取付け、
    該各横架材(5,5)に、大型搬送物(Y)の底面(Ya)を左右各側から支持し得る横向き受片(62)付きの支持部材(6)をそれぞれ前後に間隔をもって複数個づつ取付けている、
    ことを特徴とする自走式門型リフター。
  2. 請求項1において、各伸縮ブーム(3,3・・)は、走行台車(1)側に連結された最下段ブーム(31)が小径で、梁材(4)側に連結された最上段ブーム(33)が大径になる姿勢で取付け、各横架材(5,5)を大径の最上段ブーム(33)の下部寄り位置に取付けていることを特徴とする自走式門型リフター。
  3. 請求項1又は2において、左右の各横向き受片(62,62・・)が大型搬送物(Y)の底面(Ya)を支持し得る内方突出位置と大型搬送物(Y)を支持しない外方退避位置との間で変位するように、各支持部材(6,6・・)をそれぞれ水平回転させ得るようにしていることを特徴とする自走式門型リフター。
  4. 請求項3において、各支持部材(6,6・・)を水平回転させる動力装置(64)を使用するとともに、該動力装置(64)は、支持部材(6)を無負荷状態で回転させ得る程度の弱い空気圧で作動するものを採用していることを特徴とする自走式門型リフター。
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