JP3692268B2 - フラット回路体用のコネクタ及び該コネクタへのフラット回路体の接続構造 - Google Patents

フラット回路体用のコネクタ及び該コネクタへのフラット回路体の接続構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フレキシブル・フラットケーブル(FFC)やフレキシブル・プリントサーキット(FPC)等のフラット回路体を相手側の回路や配線に接続するためのコネクタ及び該コネクタへのフラット回路体の接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、フラット回路体を用いて回路間の電気的な接続を行う場合、フラット回路体の端末部にコネクタを取り付け、このコネクタを相手側コネクタに接続するようにしている。あるいは、相手側回路にフラット回路体を接続するためのコネクタ(=コネクタに相当する部分)を設けておき、そのコネクタにフラット回路体を直接接続するようにしている。
【0003】
図7は前者のような接続を行うためにコネクタに対してフラット回路体を接続した構造の従来例を示し、図8は後者のような接続を行うためにコネクタに対してフラット回路体を接続した構造の従来例を示している。図7は実開平6−17163号公報に開示されたもの、図8は特開平8−148204号公報に開示されたものであり、図7及び図8において、(a)は接続途中の状態、(b)は接続後の状態をそれぞれ示している。
【0004】
図7の接続構造では、絶縁体1から導体2を突出させたフラット回路体3の端末に、導体2に沿わせて補強板4を固定することで接続部5を形成し、この接続部5をコネクタ6の挿入孔7に挿入して、スライダ8を用いて導体2をコネクタ6内のコンタクト9に密着させている。
【0005】
また、図8の接続構造では、絶縁体11から導体12を突出させたフラット回路体13の端末に、導体12に沿わせて補強板14を固定することで接続部15を形成し、この接続部15をコネクタ16の挿入孔17に挿入して、スライダ18のバネ19により導体12をコネクタ16の導電体20に密着させている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述の従来の構造では、フラット回路体3,13が薄肉であり、そのまま端末部をコネクタ6,16に挿入するだけでは抜けてしまうので、補強板4,14を導体2,12の裏側に配してコネクタ6,16に組み付け、コンタクト9や導電体20に対する接圧を確保するようにしている。また、それだけでもまだ弱いので、図8の例ではバネ19で接圧を高めるようにしている。
【0007】
このように、従来の接続構造では、それぞれにフラット回路体3,13の抜け止めのために、通常の電線の接続を行う場合に比較して、余分な部材、つまり補強板4,14やバネ19などを使用している。従って、それだけ部品の数が多くなり、構造が複雑になって、コストがアップするという問題があった。
【0008】
本発明は、上記事情を考慮し、補強部材やバネ等の余分な部品を使わずに確実にフラット回路体を接続することができ、しかも、接続の簡略化が図れるフラット回路体用のコネクタ及び該コネクタへのフラット回路体の接続構造を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、上面がフラット回路体の端末部を載せる面とされたロアハウジングと、このロアハウジングの上面に被せられて該ロアハウジングとロックされることで、ロアハウジングの上面に載せられたフラット回路体の端末部を挟むアッパハウジングとを備え、前記ロアハウジングの上面に、自身の上にフラット回路体の導体露出部が架け渡される凹部が形成され、この凹部の内面を含めてロアハウジングの上面に、該凹部を横切る方向に延びると共にフラット回路体の導体に対応する複数の導電体が並列に配置され、一方、前記アッパハウジングの下面に、該アッパハウジングをロアハウジングに被せてロックしたとき、ロアハウジングの凹部に嵌まり、それにより該凹部の上に架け渡された導体露出部の各導体を湾曲させながら凹部内に押し込んで、該各導体を、前記ロアハウジングの上面及び凹部の内面に配置した導電体に密着させる凸部が設けられているフラット回路体用のコネクタにおいて、前記ロアハウジングの凹部とアッパハウジングの凸部に、フラット回路体の導体間に位置して互いに嵌まり合う溝部と突部が設けられていることを特徴としている。
【0010】
この発明のコネクタにフラット回路体の端末部を接続するには、まず、フラット回路体の端末部に導体露出部を形成し、その導体露出部を、ロアハウジングの上面に載せる。その際、導体露出部の各導体を、ロアハウジングの上面に配置した導電体に対応させて載せると共に、該各導体をロアハウジングの上面の凹部の上を跨ぐように架け渡す。次いで、アッパハウジングをロアハウジングの上に被せてロックする。そうすると、アッパハウジングの下面の凸部がロアハウジングの凹部に嵌まり、凸部に押されて導体露出部の導体が湾曲しながら凹部内に押し込まれて、フラット回路体側の導体がロアハウジング側の導電体に密着する。これにより、電気的な接続が完了する。
【0011】
このように、フラット回路体側の導体を、アッパハウジングの凸部によって、強制的に湾曲させながらロアハウジングの凹部内に押し込み、それによりフラット回路体側の導体とロアハウジング側の導電体を密着させるので、フラット回路体を確実に抜け防止しながら、コネクタに電気接続することができる。特に、ロアハウジングとアッパハウジングをロックしたときに、導体間において溝部と突部が嵌まり合うことで、導体の横ずれや導体間の絶縁の確実化を図ることができる。
【0018】
請求項の発明は、請求項1に記載のフラット回路体用のコネクタであって、前記導電体が、ロアハウジングの樹脂成形時にロアハウジングと一体化されていることを特徴としている。
【0019】
この発明のコネクタでは、ロアハウジング側の導電体を、予めロアハウジングの成形時に一体化しているので、別部材としての端子を用いずに、コネクタとフラット回路体を電気接続することができる。
【0020】
請求項の発明は、平形の絶縁体の内部に複数の帯状の導体を並列に埋設したフラット回路体の端末部をコネクタに接続するようにした該コネクタへのフラット回路体の接続構造において、前記コネクタのハウジングをロアハウジングとアッパハウジングとで構成し、前記フラット回路体の端末部を載せるロアハウジングの上面に、フラット回路体の導体と交差する方向に延びる凹部を形成し、この凹部の内面を含めて前記ロアハウジングの上面に、前記凹部を横切る方向に延び且つフラット回路体の各導体に対応した導電体を配置し、一方、前記フラット回路体の端末部に、絶縁体を除去して内部の導体を露出させた導体露出部を形成すると共に、そのさらに先端側に絶縁体の非除去部からなる耳部を形成し、前記フラット回路体の端末部を前記ロアハウジングの上面に載せることで、前記耳部をロアハウジングの上面に設けた係止部に係止させると共に、導体露出部の各導体を凹部の上に架け渡して該各導体をロアハウジングの上面に配置した導電体に当接させ、その状態で、前記ロアハウジングの上面にアッパハウジングを被せて、ロアハウジングとアッパハウジングをロックすることにより、該アッパハウジングの下面に設けた凸部をロアハウジングの凹部に嵌め込み、それにより、該凹部の上に架け渡したフラット回路体の導体露出部における各導体を凹部の中に押し込みながら、凹部と凸部とで導体露出部における各導体を挟み込んで、フラット回路体の導体とロアハウジング側の導電体とを強く密着させたことを特徴としている。
【0021】
この発明の接続構造では、アッパハウジング側の凸部で、フラット回路体の導体を、強制的に湾曲させながらロアハウジングの凹部内に押し込んでいる上、フラット回路体の先端に形成した耳部を、ロアハウジングの上面の係止部に係止させているので、フラット回路体を確実に抜け防止しながら、コネクタに電気接続することができる。また、耳部の係止により、凸部で導体を凹部に押し込む際の導体のずれも防止することができるので、接続作業の容易化と確実化を図ることができる。
【0022】
請求項の発明は、請求項記載のコネクタへのフラット回路体の接続構造であって、前記ロアハウジングとアッパハウジングの対向面に設けた溝部と突部を、フラット回路体の導体露出部の導体間にて互いに嵌合させることにより、導体の横ずれを防止したことを特徴としている。
【0023】
この発明の構造では、フラット回路体の導体間において溝部と突部を互いに嵌合させて、導体の横ずれを防止しているので、導体間を確実に絶縁することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0025】
図1は実施形態のコネクタとフラット回路体の接続前の斜視図、図2は同コネクタのハウジングにフラット回路体の端末部を載せた状態を示す側面図、図3は図2のX−X矢視断面図、図4は同コネクタにフラット回路体を接続した状態を示す一部断面とした側面図である。
【0026】
このコネクタ50は、平形の絶縁体41の内部に複数の帯状の導体42を並列に埋設したフラット回路体40の端末部を接続するためのものである。図1に示すように、このコネクタ50のハウジング51は、ロアハウジング52とアッパハウジング53とからなる。アッパハウジング53は、ロアハウジング52の後半部上側の切欠部分にちょうど嵌まる大きさに形成され、前端でヒンジ56によりロアハウジング52と連結され、全体が樹脂により一体に成形されている。
【0027】
ロアハウジング52は、前端に相手コネクタの先端部を受け入れるためのフード部54を有しており、アッパハウジング53を被せる部分の上面には、フラット回路体40の端末部を載せるために、フラット回路体40の幅で一段低まった平坦なフラット回路体載置面55が形成されている。アッパハウジング53は、ロアハウジング52のフラット回路体載置面55に被せられて、ロアハウジング52とロック部59,60によりロックされることで、ロアハウジング52のフラット回路体載置面55に載せられたフラット回路体40の端末部を挟むようになっている。
【0028】
ロック部59,60は、ヒンジ56から遠い位置にあり、ヒンジ56の近くには、アッパハウジング53の浮き上がりを防止するための、互いに嵌合する係合凸部64と係合凹部65が設けられている。
【0029】
また、ロアハウジング52のフラット回路体載置面55には、該載置面55に載せるフラット回路体40の長手方向と交差する方向(左右方向)に延びる断面台形の凹部57が設けられている。そして、この凹部57の内面を含めて、ロアハウジング52の載置面55には、凹部57を横切る方向(前後方向)に延びる導電体70が設けられている。
【0030】
導電体70は、フラット回路体40の導体42に対応させて複数並列に配置されており、ハウジング51の成形時にハウジング51と一体化されている。つまり、ハウジング51は、導電体70を成形型内の所定の位置に配した状態でインサート成形されている。そして、導電体70の一端は、フード54内に延ばされて、コネクタ50のコンタクトを構成している。
【0031】
また、アッパハウジング53の下面(図1においては上面)には、該アッパハウジング53をロアハウジング52の上面に被せてロックしたとき、ロアハウジング52の凹部57に嵌まる断面台形状の凸部58が設けられている。
【0032】
さらに、ロアハウジング52のフラット回路体載置面55の凹部57の前側には、フラット回路体40の端末部の先端を係止するための係止凸部(係止部)62が突設されて、アッパハウジング53の下面にはその係止凸部62の嵌まる係止凹部63が設けられている。また、アッパハウジング53の凸部58の頂面と、ロアハウジング52の凹部57の底面にも、互いに嵌合する溝部68と突部67が設けられている。これらの係止凸部62と係止凹部63と溝部68と突部67は、フラット回路体40の導体42間の位置や両端の導体42の外側の位置に対応して設けられている。
【0033】
このコネクタ50にフラット回路体40の端末部を接続するには、まず、フラット回路体40の端末部に、絶縁体41を除去して内部の導体42を露出させた導体露出部43を形成すると共に、そのさらに先端側に絶縁体41の非除去部からなる耳部44を形成する。
【0034】
次いで、図2,図3に示すように、そのように形成したフラット回路体40の端末部を、コネクタ50のロアハウジング52のフラット回路体載置面55に後方から挿入するように載せる。そして、フラット回路体40の先端の耳部44をロアハウジング52の上面の係止凸部62に引っ掛けると共に、導体露出部43の各導体42を凹部57の上に架け渡して、各導体42をロアハウジング52の上面に配置した導電体70に当接させる。
【0035】
その状態で、ロアハウジング52の上面にアッパハウジング53を被せて、ロアハウジング52とアッパハウジング53をロック部59,60でロックする。これにより、図4に示すように、アッパハウジング53の下面に設けた凸部58をロアハウジング52の凹部57に嵌め込み、凹部57の上に架け渡した導体露出部43の各導体42を湾曲させながら凹部57の中に押し込み、凹部57と凸部58とで導体露出部43の各導体42を挟み込んで、フラット回路体40の導体42とロアハウジング52側の導電体70とを強く密着させて、確実な電気接続を達成することができる。
【0036】
このアッパハウジング53を被せてロックする際、予めフラット回路体40の先端の耳部44を係止凸部62に係止させているので、仮止め効果により導体42の位置ずれを防止することができ、導体42を凹部57内に適正な位置に保ったまま押し込むことができる。また、ロアハウジング52とアッパハウジング53の対向面に設けた係止凸部62と係止凹部63、及び、溝部67と突部68とが互いに嵌まり合うので、導体42の横ずれを防止することができ、導体42間を確実に絶縁することができる。
【0037】
また、このように接続した状態においては、アッパハウジング53側の凸部58で、フラット回路体40の導体42を、強制的に湾曲させながらロアハウジング52の凹部57内に押し込んでいる上、フラット回路体40の先端の耳部44を、ロアハウジング52の係止凸部62に係止させているので、フラット回路体40を確実に抜け防止することができる。
【0038】
しかも、ロアハウジング52の上にフラット回路体40の端末部を載せてアッパハウジング53をロックするだけでよいから、接続作業が簡単にできる上、補助部材やバネの余分な部品が必要なく、部品点数の削減によりコストダウンが図れる。また、ロアハウジング52とアッパハウジング53がヒンジ56で一体化されている上、導電体70も成形時に一体化されているので、単一部品として製作・取り扱うことができ、別途端子を用意する必要もない。
【0039】
なお、導電体70は、ハウジング51の成形後に後からプレス板を配置して構成してもよい。あるいは、メッキ等により表面に膜状に形成してもよい。
【0040】
また、上記の例では、コネクタ50の前側にフード部54を設けて、相手側コネクタ75と嵌合することにより、配線や回路の接続を行うようにした場合を示したが、図5に示すように、前記コネクタ50を車両用補機等の部品77の一部に直接形成して、フラット回路体40を直接接続するようにしてもよい。そうした場合は、相手側コネクタに相当する部品を省略することができる。
【0041】
また、図6に示すように、中継コネクタ80の両側に前記コネクタ50を装備し、導電体70を、両側のコネクタ50間で導通させることで、一対のフラット回路体40,40同士を接続することもできる。この場合は、雄雌コネクタの嵌合という構造を採らずに、中継コネクタ80を1個用いるだけでフラット回路体40間の接続を行うことができる。
【0042】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、フラット回路体側の導体をアッパハウジングの凸部によって、強制的に湾曲させながらロアハウジングの凹部内に押し込んで、凹部の内面を含めたロアハウジング上面の導電体に密着させることができるので、フラット回路体を確実に抜け防止しながらコネクタに電気接続することができる。また、補強部材やバネ等の余分な部材を使用せずに、ロアハウジングとアッパハウジングをロックするだけで、フラット回路体を確実に抜け止めしながらコネクタに接続することができるので、接続が簡単にできると共に、部品点数の削減によるコストダウンを図ることができる。特に、フラット回路体の導体間において溝部と突部が嵌まり合うことにより、導体の横ずれを防止することができ、導体間の絶縁の確実化を図ることができる。
【0046】
請求項の発明によれば、ロアハウジング側の導電体を、予めロアハウジングの成形時に一体化しているので、別部材としての端子を用いずに、コネクタとフラット回路体を電気接続することができる。従って、端子を別に用いない分、部品点数が少なくなり、取り扱いやすくなる。
【0047】
請求項の発明によれば、アッパハウジング側の凸部で、フラット回路体の導体を、強制的に湾曲させながらロアハウジングの凹部内に押し込んでいる上、フラット回路体の先端に形成した耳部を、ロアハウジングの上面の係止部に係止させているので、フラット回路体を確実に抜け防止しながら、コネクタに電気接続することができる。また、耳部の係止により凸部で導体を凹部に押し込む際の導体の位置ずれも防止することができるので、接続作業の容易化と確実化を図ることができる。従って、補強部材やバネ等の余分な部材を使用せずに、ロアハウジングとアッパハウジングをロックするだけで、フラット回路体を確実に抜け止めしながらコネクタに接続することができ、接続が簡単にできると共に、部品点数の削減によるコストダウンを図ることができる。
【0048】
請求項の発明によれば、フラット回路体の導体間において溝部と突部を互いに嵌合させて、導体の横ずれを防止しているので、導体間の絶縁の確実化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のコネクタとフラット回路体の接続前の斜視図である。
【図2】前記コネクタのロアハウジングの上面にフラット回路体の端末部を載せた状態を示す側面図である。
【図3】図2のX−X矢視断面図である。
【図4】前記コネクタにフラット回路体を接続した状態を示す一部断面とした側面図である。
【図5】前記コネクタを車両用補機等の部品に直接装備した場合の例を示す一部断面とした側面図である。
【図6】前記コネクタを両端に装備した中継コネクタを用いてフラット回路体同士を接続した状態を示す一部断面とした側面図である。
【図7】従来のフラット回路体とコネクタの接続構造の一例を示す断面図であり、(a)は接続前の状態を示す図、(b)は接続後の状態を示す図である。
【図8】従来のフラット回路体とコネクタの接続構造の他の例を示す断面図であり、(a)は接続前の状態を示す図、(b)は接続後の状態を示す図である。
【符号の説明】
40 フラット回路体
41 絶縁体
42 導体
43 導体露出部
44 耳部
50 コネクタ
51 ハウジング
52 ロアハウジング
53 アッパハウジング
55 フラット回路体載置面
56 ヒンジ
57 凹部
58 凸部
59,60 ロック部
62 係止凸部(係止部)
67 突部
68 溝部
70 導電体

Claims (4)

  1. 上面がフラット回路体の端末部を載せる面とされたロアハウジングと、このロアハウジングの上面に被せられて該ロアハウジングとロックされることで、ロアハウジングの上面に載せられたフラット回路体の端末部を挟むアッパハウジングとを備え、
    前記ロアハウジングの上面に、自身の上にフラット回路体の導体露出部が架け渡される凹部が形成され、この凹部の内面を含めてロアハウジングの上面に、該凹部を横切る方向に延びると共にフラット回路体の導体に対応する複数の導電体が並列に配置され、
    一方、前記アッパハウジングの下面に、該アッパハウジングをロアハウジングに被せてロックしたとき、ロアハウジングの凹部に嵌まり、それにより該凹部の上に架け渡された導体露出部の各導体を湾曲させながら凹部内に押し込んで、該各導体を、前記ロアハウジングの上面及び凹部の内面に配置した導電体に密着させる凸部が設けられているフラット回路体用のコネクタにおいて、
    前記ロアハウジングの凹部とアッパハウジングの凸部に、フラット回路体の導体間に位置して互いに嵌まり合う溝部と突部が設けられていることを特徴とするフラット回路体用のコネクタ。
  2. 請求項1に記載のフラット回路体用のコネクタであって、
    前記導電体が、ロアハウジングの樹脂成形時に該ロアハウジングと一体化されていることを特徴とするフラット回路体用のコネクタ。
  3. 平形の絶縁体の内部に複数の帯状の導体を並列に埋設したフラット回路体の端末部をコネクタに接続するようにした該コネクタへのフラット回路体の接続構造において、
    前記コネクタのハウジングをロアハウジングとアッパハウジングとで構成し、前記フラット回路体の端末部を載せるロアハウジングの上面に、フラット回路体の導体と交差する方向に延びる凹部を形成し、この凹部の内面を含めて前記ロアハウジングの上面に、前記凹部を横切る方向に延び且つフラット回路体の各導体に対応した導電体を配置し、
    一方、前記フラット回路体の端末部に、絶縁体を除去して内部の導体を露出させた導体露出部を形成すると共に、そのさらに先端側に絶縁体の非除去部からなる耳部を形成し、
    前記フラット回路体の端末部を前記ロアハウジングの上面に載せることで、前記耳部をロアハウジングの上面に設けた係止部に係止させると共に、導体露出部の各導体を凹部の上に架け渡して該各導体をロアハウジングの上面に配置した導電体に当接させ、その状態で、前記ロアハウジングの上面にアッパハウジングを被せて、ロアハウジングとアッパハウジングをロックすることにより、該アッパハウジングの下面に設けた凸部をロアハウジングの凹部に嵌め込み、それにより該凹部の上に架け渡したフラット回路体の導体露出部における各導体を凹部の中に押し込みながら、凹部と凸部とで導体露出部における各導体を挟み込んで、フラット回路体の導体とロアハウジング側の導電体とを強く密着させたことを特徴とするコネクタへのフラット回路体の接続構造。
  4. 請求項記載のコネクタへのフラット回路体の接続構造であって、
    前記ロアハウジングとアッパハウジングの対向面に設けた溝部と突部を、フラット回路体の導体露出部の導体間にて互いに嵌合させることにより、該導体の横ずれを防止したことを特徴とするコネクタへのフラット回路体の接続構造。
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