JP5271769B2 - シース熱電対と補償導線のコネクタ - Google Patents
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Description
上記下板の上記接触面には、シース熱電対の外径より浅い溝からなり上記シース熱電対を配置するための熱電対溝と、上記シース熱電対の2本の熱電対素線を分離する仕切部と、補償導線を配置する補償導線溝とが連設され、
上記仕切部を挟んでその両側には2枚の電極板を固定するための電極板凹部が形成され、
その電極板凹部に上記電極板が接着剤を介して固定され、
上記補償導線は上記補償導線溝に接着剤を介して固定され、
上記補償導線先端の剥き出された2本の芯線が上記電極板にそれぞれ接続され、
さらに、上記上板の上記接触面には、上記補償導線溝に配置された上記補償導線を押圧するための突部および上記熱電対素線を上記電極板に押し付けるための突起が設けられ、
上記突起は、上記上板を上記枢軸まわりに回転させて上記下板と接触させ、上記固定具によって密着させた際に、上記仕切部によって分離された2本の熱電対素線をそれぞれ上記電極板上に押圧して固定するように構成されているシース熱電対と補償導線のコネクタである。
本発明のコネクタは、枢軸を介して開閉可能に接続された樹脂製の上板および下板と、閉じられた上記上板および下板の各接触面を密着させる固定具としてのクリップまたは締付けビスより構成されている。
シース熱電対の取り付けは、上板と下板を開いた状態にし、その下板において、シース熱電対の先端の2本の熱電対素線が仕切部を挟んで2つの電極板の上面に位置するよう、シース熱電対を熱電対溝に配置する。
図1および図2は本発明の第一実施例を示したものである。
図1に示すように、下板3の基端部には枢軸挿入孔3aが形成され、先端部にはシース熱電対4を位置決めする熱電対溝3bが形成され、中央部にはシース熱電対4の2本の熱電対素線を分離する柱状の仕切部(柱体)3cが形成され、この仕切部3cの両側(下板3の幅方向)には電極板5を接着するための一対の電極板凹部3dが形成されている。
上記コネクタ1にシース熱電対4を接続する場合、まず、上板2の枢軸2aを下板3の枢軸挿入孔3aに挿入する。
コネクタ1における熱電対溝3bの深さは、シース熱電対4の外径より浅いため、熱電対溝3bにシース熱電対4をはめ込むと、シース熱電対4の上面部が熱電対溝3bの上面より突出するため、上板2を閉じてクリップ7で締付け固定すると、上板2のフラットな接触面2fによってシース熱電対4が下板3に押し付けられるため、シース熱電対4の抜けが防止される。
図3および図4は本発明の第二実施例を示したものである。
第二実施例のコネクタは上記第一実施例とは形状が若干、異なっており、機能的には、上板11と下板12との締付をクリップではなく、固定具としての2本のビス13およびナット14で行なっている点で相違している。
第二実施例のコネクタ10にシース熱電対を接続する際は、まず、上板11の枢軸2aを下板12の枢軸挿入孔3aに挿入する。
上記第一実施例と異なる第二実施例に係るコネクタの特長は以下のとおりである。
2 上板
2a 枢軸
2b 突部
2c 貫通孔
2d 突起
2e 突部
2f フラットな接触面
3 下板
3a 枢軸挿入孔
3b 熱電対溝
3c 仕切部
3d 電極板凹部
3e 補償導線溝
3f 凹溝
4 シース熱電対
4a 熱電対素線
5 電極板
6 補償導線
6a 被覆
6b 芯線
7 クリップ
Claims (4)
- 枢軸を介して開閉可能に接続された樹脂製の上板および下板と、閉じられた上記上板および上記下板の各接触面を密着させる固定具とを有し、
上記下板の上記接触面には、シース熱電対の外径より浅い溝からなり上記シース熱電対を配置するための熱電対溝と、上記シース熱電対の2本の熱電対素線を分離する仕切部と、補償導線を配置する補償導線溝とが連設され、
上記仕切部を挟んでその両側には2枚の電極板を固定するための電極板凹部が形成され、
その電極板凹部に上記電極板が接着剤を介して固定され、
上記補償導線は上記補償導線溝に接着剤を介して固定され、
上記補償導線先端の剥き出された2本の芯線が上記電極板にそれぞれ接続され、
さらに、上記上板の上記接触面には、上記補償導線溝に配置された上記補償導線を押圧するための突部および上記熱電対素線を上記電極板に押し付けるための突起が設けられ、
上記突起は、上記上板を上記枢軸まわりに回転させて上記下板と接触させ、上記固定具によって密着させた際に、上記仕切部によって分離された2本の熱電対素線をそれぞれ上記電極板上に押圧して固定するように構成されていることを特徴とするシース熱電対と補償導線のコネクタ。 - 上記上板の上記接触面に、さらに上記シース熱電対を押さえ付けて固定するための突部が設けられ、上記下板の上記接触面にその突部と係合する凹溝が設けられ、上記突部および上記凹溝は、上記熱電対溝と交差する方向に配設されている請求項1記載のシース熱電対と補償導線のコネクタ。
- 上記電極板として金属製の平型圧着端子を使用し、これらの平型圧着端子に上記補償導線の芯線が、それぞれかしめにより接続されている請求項1または2記載のシース熱電対と補償導線のコネクタ。
- 上記上板における上記仕切部と対応する位置に貫通孔を有し、上記仕切部は、上記上板と上記下板が閉じられた際に、上記貫通孔に挿入し得る柱体で構成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載のシース熱電対と補償導線のコネクタ。
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