JP3691770B2 - 工具クランプ部のクーラントとエアブローの切換機構 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は工作機械における工具を装着する主軸の工具クランプ部のエアブロー機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
数値制御工作機械へのATC等の周辺自動機器の導入に伴い機械加工の自動化が飛躍的に進展し、これに従い工作機械主軸部への加工工具と計測機器の交換頻度が顕著に増加している。交換の際は工具ホルダ自体の外周面と主軸のテーパ穴とが確実に清浄化され、エアブローでクリーニングされている必要がある。
【0003】
図4は従来技術に係る工具クランプ部のクーラント機構の断面図である。図4において、周知のマシニングセンタ等の主軸頭に支持された主軸101の軸心穴にドローバ102が挿通されていて、主軸101後端部にはこのドローバ102を押圧する図示しないピストンシリンダ部材が設けられている。ATCで工具ホルダ103が主軸テーパ穴101aに装着された時、ドローバ102は積層した皿ばね104の撓み力によって引き上げられ工具ホルダ103を嵌着させる。
【0004】
工具ホルダ103を主軸101から取り外す時は、前述のピストンシリンダ部材の後室にに圧油を供給し皿ばね104の力に抗してドローバ102を押し出しドローバ102の先端部に設けられたコレット105を開口させ、工具ホルダ103は主軸101から取り外し可能となる。
新たに工具ホルダ103を主軸101に挿入し、続いてピストンシリンダ部材への圧油の供給を前室に切り換えると皿ばね104の撓みが増加しドローバ102が引き上げられると共にコレットが閉じ、工具ホルダ103を引き上げて主軸テーパ穴への嵌着を完了する。
【0005】
ドローバ102の軸心にはクーラント及びエアブローに共用する中心流路が穿孔されていて、先端部に、分割したコレット105をリング状のばね106で外周部分で保持するコレットホルダ107が螺合部107bで螺合され一体に構成されている。コレットホルダ107の中心貫通穴の後端側には大径穴107aが形成され、該大径穴107aの前段面に鍔108b,ばね109で張設されて位置決めされ、先端をコレットホルダ107より突出するように中心貫通穴107cに中空の連接管108が挿入されている。
【0006】
図4に示す中心線より上半分は、ドローバ102が前進してコレット105が開口し、工具ホルダ103のプルスタッド110は開口したコレット105から容易に脱出可能な状態を示している。工具ホルダ103を主軸101から取り外した後、ドローバ102の中心流路102aに供給されたクリーニング用のエアは、連結管108の放出穴108aを通り工具ホルダ103の方向に放出され、主軸101のテーパ面101aのクリーニングを行う。
【0007】
次に、中心線の下半分は、ドローバ102が引き上げられ、コレット105が閉口し工具ホルダ103のプルスタッド110を把持して工具ホルダ103のテーパシャンクをテーパ面101aに嵌着固定した状態を示している。連接管108の先端はプルスタッド110の端面穴にに嵌入し、更にばね109を圧縮させ連接管108とプルスタッド110の結合部からのクーラントの漏れを防いでクーラントの供給を確実にしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
従来の技術で述べたように、主軸101に工具ホルダ103のシャンクを嵌着する前にエアを供給してドローバ102の中心流路102aから主軸101のテーパ穴101aの内面のクリーニングを行う場合でも、連接管108がプルスタッド110に係合するまでのエアの流れを利用できるだけで、係合後エアはプルスタッド110と工具ホルダ103の軸心を通り放出されるのみである。連接管108の先端形状を工夫してエアの噴出路を広げてもその効果には限界がある。
【0009】
従って、クーラントに替えてエアをクーラントの流路に供給するだけではテーパ穴101aの内面のクリーニングに関しては十分な効果は期待できない。
また、連接管108の先端形状の如何にかかわらず、連接管108より後方に位置するコレット105の周辺部分のクリーニングをすることはできない。
更にコレット105の周辺にクーラントが滞留し、これらのクリーニングができないという問題を有している。
【0010】
本発明は従来技術の有するこのような問題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、ドローバを引き上げたときに流路を開き、テーパ穴に工具ホルダを挿入したときに流路を閉じるようにしたクーラント流路開閉部材をドローバの先端部分に設け、更にドローバの先端の外周部分に、ドローバを押し下げられコレットが開口中はテーパ穴方向にエアが円筒状に噴出する流路を開き、ドローバを引き上げて工具ホルダを嵌着固定したときはこれと連動して円筒状の流路を閉じるエア流路開閉部材とを設けた工具クランプ部のクーラントとエアブローの切換機構を提供するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明の工具クランプ部のクーラントとエアブローの切換機構は、主軸中心穴に挿通されたドローバを引き上げることでコレットを介して工具ホルダを主軸に嵌着できドローバから工具ホルダの中心穴にクーラントを供給する機構において、前記ドローバの中心穴の途中に形成された大径穴の前段に鍔前面が当接して前進端が規定され前記ドローバの中心穴に軸方向移動可能に嵌挿され先端が前記ドローバの前端面より突出した鍔付の連接管と、前記大径穴に収納され前記連接管と対峙してその管の後端穴に嵌入して閉路可能な弁棒が形成され前記大径穴の後段に当接するフランジに流路となる切欠部が形成されたフランジ付の開閉弁と、前記連接管と前記開閉弁との間に張設され常時前記フランジを前記大径穴後段に圧接するばねと、前記ドローバの大径穴に対応する外周面と前記コレットが内挿される前記主軸穴に嵌着したシリンダの内周面とで形成された円筒状エア流路と、該円筒状エア流路と前記大径穴とを連通させる放射状流路と、該放射状流路を挟んで前記外周面に設けられ前記ドローバの引き上げ時に前記円筒状エア流路からのクーラントの流出を阻止するように気密とし前記ドローバの前端において工具側が前記シリンダより脱出して円筒状エア流路を開放するシールとを含んでなり、工具ホルダを主軸のテーパ穴に挿入時に連接管が押されてその後端穴に弁棒が係合してクーラント流路が閉じられ、クーラントに替えてエアを供給するとドローバ前進端で開放されている円筒状エア流路を経てコレットの隙間からテーパ穴にエアを吹き出させてテーパ面を清掃するものである。
【0014】
請求項1の発明によれば、ドローバの先端部分に形成された大径穴に挿入された連接管、開閉弁、ばねでクーラント流路開閉部材を構成し、工具ホルダの挿入時にクーラントの流路を一旦閉じ、ドローバの引き上げにより工具ホルダが固定された時にクーラント流路を開くように構成されている。大径穴に対応する外周面と主軸穴の内周面とで形成される円筒状エア流路、大径穴から円筒状エア流路に連通する放射状流路、クーラントの流出を阻止する前記外周面に設けたシールとでエア流路開閉部材を構成している。ドローバの前進時はエア流路を開きドローバの引き上げ時はエア流路を閉じるように構成されている。それぞれの開閉部材を構成する機素はドローバの先端部分にコンパクトにまとめられている。その開閉部材は工具ホルダの挿入とドローバの引き上げと前進によって操作される。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面にもとづいて説明する。
図1はドローバを前進させてコレットを開口し、工具ホルダを取り外した後の主軸先端に設けられた工具クランプ部のクーラントとエアブローの切換機構の断面図、図2は工具ホルダを主軸に挿入したときクーラント流路が閉じ、エア流路は開いている工具クランプ部のクーラントとエアブローの切換機構の断面図、図3はドローバを引き上げて工具ホルダを主軸に嵌着固定してエアブロー流路が閉じ、クーラント流路が開いた工具クランプ部のクーラントとエアブローの切換機構の断面図である。
【0016】
〔実施例〕
図1乃至図3において、ドローバ2の先端部分には発明の要素1としてクーラント流路開閉部材が設けられている。このクーラント流路開閉部材の概略は連接管8,開閉弁11,ばね9とを含んで構成されている。ドローバ2の先端部分の軸心に形成した大径穴7a内でクーラント流路が開閉するよう構成されている。
【0017】
また、ドローバ2の先端外周部分には、発明の要素2としてエア流路開閉部材が設けられている。エア流路開閉部材の概略はドローバ2,シリンダ12,Oリング13A,13Bを含んで構成されている。ドローバ2の先端の外周部分に形成した円筒状のエア流路に大径穴7aからエアを通しドローバ2の前進・引き上げと連動して円筒状のエア流路を開閉するよう構成されている。
なお、ドローバ2とコレトホルダ7とが螺合部7cで大径穴7aを構成するドローバ2の先端部分は、従来技術において説明した構成と同様であり、説明を省略する。
【0018】
次に、クーラント流路開閉部材の構成を説明する。
クーラント流路開閉部材はドローバ2の先端部に形成された大径穴7a内に構成されている。大径穴7aは、主軸1の中心穴1aに挿通され軸心にクーラントの流路穴2aが穿孔されたドローバ2の先端部と、コレット5を外周部分に設られたドローバ2と同一軸線を共有するコレットホルダ7とを螺合部7cで一体に結合して形成されている。
【0019】
コレット5は複数のセグメントに分割されその基部においてリング状の2本のばね6で束ねられてコレットホルダ7の外周円筒面に均等ピッチで保持されている。大径穴7aにはその前段7dに鍔8b前面が当接することで前進端が規定され、前段7dからドローバ2の前端に向けて大径穴7aと同芯に穿孔された穴7bに管部が嵌挿され、その先端が前端面7hより突出する鍔付の連接管8が収納されている。
【0020】
また、連接管8の後端と対峙し管の後端穴8aに嵌入してこの後端穴を塞ぐ弁棒11aを一端に形成し、他端が大径穴7aの後段に当接しフランジ11bの外周部分に切欠部を形成し、流体が通過可能なフランジ付の開閉弁11が大径穴7aに収納されている。連接管8の鍔8bの後端面とフランジ11b間に張設され常時開閉弁11を大径穴7aの後段に圧接するばね9が介挿されている。
【0021】
連接管8は工具ホルダ3(図2)が主軸テーパ穴1aに挿入されたとき、プルスタッド10で後方にばね9の力に抗して押され開閉弁11の弁棒11aが連接管8の後端穴8aに嵌入して流路を閉じるようにクーラント流路開閉部材は構成されている。工具ホルダ3を主軸1に嵌着するため、ドローバ2が皿ばね4の力で引き上げられるに伴ってばね9の力で開閉弁11が後方に移動した時は、連接管8の穴から弁棒11aが脱出しクーラント流路は開かれる。
【0022】
続いて、エア流路開閉部材を説明する。
エア流路開閉部材は、ドローバ2の先端部分に形成した大径穴7aに対応して、コレットホルダ7とドローバ2の螺着部7cの外側に形成した外周面7eと、コレット5が内挿される主軸1の穴1bに嵌着したシリンダ12の内周面とで円筒状流路2bが形成されている。
【0023】
大径穴7aと円筒状流路2bは放射状流路2cで連通されている。ドローバ2が皿ばね4で引き上げられて工具ホルダ3のシャンク部3cが主軸テーパ穴1aに嵌着固定されてクーラントが供給されるときに円筒状流路2bからクーラントが流出しないようドローバ2の外周面7eに放射状流路2cを挟んでOリング13A,13Bが環装されている。なお、ドローバ2が引き上げられたときには、一方のOリング13Aはシリンダ12内に嵌入するので他方のOリング13Bと共に作用してクーラントの主軸中心穴1c及び1d内への流出を阻止する。
【0024】
ドローバ2が前進した場合には、Oリング13Aとシリンダ12の内面隙間にエアの流路が開きコレット5に向けてエアが円筒状の流路で放出可能となって流路は開放される。また、ドローバ2が後退してOリング13A,13Bにより円筒状流路が密閉されてエア流路が閉じられるようにエア流路開閉部材が構成されている。 なお、Oリング13Bは常にシリンダとドローバとの間を気密にしており、Oリング13Bはエアブロー時の主軸内への逆流を防止し、シリンダ12内より脱出せずクーラント供給時は主軸内1b,1c,1dへの漏洩を防止している。
【0025】
次に前述のように構成された本願発明の工具クランプ部のクーラントとエアブローの切換機構の作用について説明する。
シリンダ部材の後室に圧油を供給して、図1に示すように、ドローバ2を前進させてコレット5を開口し工具ホルダ3を取り外し後の状態とする。この状態においてはコレット5の近傍には漏れたクーラント液が残留している恐れがある。コレット5を保持するリング状のばね6の周辺はドローバ2を主軸1から抜いて清掃しない限り滞留したクーラントは除去されることない。
この状態では、クーラント流路,円筒状のエア流路ともに開いている。
【0026】
〔エア流路開閉部材の作用〕
図2のように、図示しない圧力エア源と接続されたドローバ2のエア流路からエアの供給を開始する。ATC等の手段で工具ホルダ3を主軸テーパ穴1aに臨ませてプルスタッド10と連接管8とを係合させ連接管8をばね9の力に抗して押して後端8aに弁棒11aを嵌入して開閉弁11を閉じることによりクーラント流路を閉止する。ドローバ2の中心穴2aに供給されたエアは、大径穴7aの後段にばね9で圧接されている開閉弁11のフランジ11bの切欠部を通って大径穴7aに達する。大径穴7aに流入したエアは放射状流路2cを通り円筒状流路2bに導かれる。ドローバ2は前端に位置するのでOリング13Aはシリンダ12より脱出してエア流路が開いており、円筒状の隙間2bに流入したエアは、Oリング13Bで主軸中心穴への逆流が阻止されているのでコレット5の隙間から主軸1のテーパ穴1aに向かって噴出する。工具ホルダ3の引き続く挿入により工具ホルダ3のシャンクのテーパと主軸1のテーパ穴との隙間が少なくなるにつれ、隙間を通過するエアの流速は大きくなりクリーニング効果も高まる。
【0027】
〔クーラント流路開閉部材の作用〕
図3のようにドローバ2へのエアの供給を停止して図示しないシリンダ部材の圧力油の供給を前室に切り換えピストンを後退させ、皿ばね4の力によりドローバ2を引き上げコレット5を介して工具ホルダ3のシャンク部3cを主軸テーパ穴1aに嵌着させる。ドローバ2を引き上げることにより円筒状エア流路のOリング13Aとシリンダ12の内面が係合し円筒状流路2bからは大径穴7aと放射状流路2cを除き外部へのクーラントの漏洩は阻止される。
また、ドローバ2が引き上げられることにより開閉弁11もばね9の押し上げ力が作用し引き上げられ大径穴7a内の連接管8の後端穴8aへの弁棒11aの嵌入がなくなりクーラント流路は開かれる。従って加工開始に当たりドローバ2からクーラントを供給すると、プルスタッド10を介し工具ホルダ3の中心穴へクーラントを供給することが可能となる。
【0028】
【発明の効果】
本発明の工具クランプ部のクーラントとエアブローの切換機構は前記のとおり構成されているので次に記載する効果を奏する。
【0029】
請求項1に記載の発明は、クーラント流路開閉部材とエア流路開閉部材とを従来のドローバとコレット関連部品の収納されているスペース内に構成しているので大きな変更を要することなく従来機への適用が容易である。従来、主軸から使用済工具を取り外したとき、コレット周辺に溜まっていたクーラントがテーパ穴面を徐々に伝わって落下して、テーパ穴内径面が汚れやすいという問題が生じていたが、このような問題点の解決に有効であることが判明した。
本発明により、工具ホルダのATCによる装着と関連してクーラント流路とエア流路を自動切換して、テーパ面とコレット周辺の汚れをエアブローで確実に清浄化ができる。
【0030】
さらに、各々の開閉部材を構成する機素数が少なく安定した動作が期待できる。連接管の後端穴から開閉弁の嵌脱することによりクーラントの流路を開閉し、クーラント流路が閉じている間にドローバの中心からコレット後方に設けた円筒状のエア流路にエアを案内し、コレットの後方から主軸テーパ穴と工具ホルダシャンクとの嵌合隙間に向けて円筒状にエアを噴出するので、この隙間を通過するエアは高速流体となり良好なクリーニング効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ドローバを前進させてコレットを開口し工具ホルダを取り外した後の主軸先端に設けられた工具クランプ部のクーラントとエアブローの切換機構の断面図である。
【図2】工具ホルダを主軸に挿入によりクーラント流路は閉じエア流路は開いている工具クランプ部のクーラントとエアブローの切換機構の断面図である。
【図3】ドローバを引き上げて工具ホルダを主軸に嵌着することによりエアブロー流路が閉じクーラント流路が開いた工具クランプ部のクーラントとエアブローの切換機構の断面図である。
【図4】従来の技術に係る工具クランプ部のクーラント機構の断面図である。
【符号の説明】
1 主軸
2 ドローバ
3 工具ホルダ
5 コレット
6,9 ばね
7 コレットホルダ
8 連接管
10 プルスタッド
11 開閉弁
12 シリンダ
13A,13B Oリング
Claims (1)
- 主軸中心穴に挿通されたドローバを引き上げることでコレットを介して工具ホルダを主軸に嵌着できドローバから工具ホルダの中心穴にクーラントを供給する機構において、前記ドローバの中心穴の途中に形成された大径穴の前段に鍔前面が当接して前進端が規定され前記ドローバの中心穴に軸方向移動可能に嵌挿され先端が前記ドローバの前端面より突出した鍔付の連接管と、前記大径穴に収納され前記連接管と対峙してその管の後端穴に嵌入して閉路可能な弁棒が形成され前記大径穴の後段に当接するフランジに流路となる切欠部が形成されたフランジ付の開閉弁と、前記連接管と前記開閉弁との間に張設され常時前記フランジを前記大径穴後段に圧接するばねと、前記ドローバの大径穴に対応する外周面と前記コレットが内挿される前記主軸穴に嵌着したシリンダの内周面とで形成された円筒状エア流路と、該円筒状エア流路と前記大径穴とを連通させる放射状流路と、該放射状流路を挟んで前記外周面に設けられ前記ドローバの引き上げ時に前記円筒状エア流路からのクーラントの流出を阻止するように気密とし前記ドローバの前端において工具側が前記シリンダより脱出して円筒状エア流路を開放するシールとを含んでなり、工具ホルダを主軸のテーパ穴に挿入時に連接管が押されてその後端穴に弁棒が係合してクーラント流路が閉じられ、クーラントに替えてエアを供給するとドローバ前進端で開放されている円筒状エア流路を経てコレットの隙間からテーパ穴にエアを吹き出させてテーパ面を清掃することを特徴とする工具クランプ部のクーラントとエアブローの切換機構。
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