JP3690731B2 - リフトトラック - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、オペレータが車体に設けられたハンドルを操作することによって誘導するリフトトラックに関する。
【0002】
【従来の技術】
上記したリフトトラックは、従来の例を示す図1において、車体1の後部に荷を載置するための荷台9が設けられ、また車体1の内部には図示しない駆動機構が装備される。車体1には、該車体1に設けられたアーム2と、該アーム2の先端に設けられ各種の操作スイッチを装備した操作ボックス3と、該操作ボックス3の左右に設けられたオペレータのためのグリップ5とからなるハンドルが設けられる。オペレータは上記操作スイッチを操作すると共に、上記グリップ5を把持してアーム2を左右に旋回操作することにより、上記駆動機構を駆動して走行させ、また車体1の操舵を行う。上記した操作スイッチは他にも、荷台9の昇降を制御する昇降スイッチ、非常停止用のエマージェンシースイッチ、及び始動スイッチなどの各種スイッチが含まれ、これらスイッチに接続されて上記駆動機構を制御するコントローラは上記操作ボックス3内に収納される。アーム2はパイプ状であり、その内部通路に上記コントローラからの電気配線が挿通され、車体1の上記駆動機構へと導かれる。従って上記アーム2と操作ボックス3とは互いに分離した状態で別個に組立てられる。アーム2に上記電気配線が挿通され、操作ボックス3に上記コントローラが収納された状態で、これらは互いに電気接続され、またボルト等で連結固定される。アーム2と操作ボックス3には、このような接続及び連結を行うため、互いの突き合わせ部分にボルト連結のための壁面が形成され、該壁面にはボルト挿通用及び電気配線を挿通するための孔がそれぞれ形成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記したように操作スイッチは多種多様であり、また車体1の高度な制御性能を実現するため、上記コントローラはある程度の大きさのものとならざるを得ない。また一方、操作ボックス3を大型化すればオペレータによるスイッチ操作がやりにくくなるため、該ボックス3は極力小さなものが好ましい。従って、小さな操作ボックス3にコントローラを目いっぱいに詰め込むことになるが、当然、このような組立作業は困難を極めるものであり、改善が求められていた。
【0004】
本発明は、上記した問題点を解決するためになされたものであり、組立作業性が良く、しかも操作ボックスを小型化することのできるリフトトラックを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明のリフトトラックは、荷を載置するための荷台を有し内部の駆動機構により走行する車体と、該車体に設けられオペレータが操作して上記車体の操舵を行うためのハンドルとを備え、該ハンドルが車体に左右旋回可能に設けられたパイプ状のアームと該アームの先端部に設けられた操作ボックスと該操作ボックスの左右に設けられオペレータが把持するためのグリップとからなり、上記操作ボックスには上記駆動機構を制御するコントローラと該コントローラに接続された操作スイッチとが設けられ、上記アームには上記コントローラから上記駆動機構に導かれる電気配線が挿通されているリフトトラックにおいて、上記アームを上記操作ボックス側の先端アームと上記車体側の基端アームとに分割して両アームを互いに着脱可能に固定し、かつ上記先端アームと上記操作ボックスとを一体化してアームヘッドを構成し、該アームヘッド内に連続した空間を形成して該空間内に上記コントローラを収納したことを特徴としている。
【0006】
本発明において、アームは操作ボックス側の先端アームと車体側の基端アームとに2分割される。先端アームは操作ボックスと一体化されてアームヘッドが構成され、該アームヘッド内にはコントローラを収納するための連続した空間が形成される。即ち本発明は、操作ボックス内に限られていたコントローラの収納スペースを、アームの一部にまで拡大形成したものである。先端アームと操作ボックスとは一体化されてアームヘッドとして構成されており、内部には広いスペースが確保可能である。このため、アームヘッドは樹脂又はアルミダイカストにより一体成型することによって内部に余分な突起物がないようにすることが好ましいが、内部に連続的な空間を形成できる場合は先端アームと操作ボックスとを個別形成し、適当な手段で互いに接合することも可である。また、アームヘッドの組立性を向上するため、該アームヘッドは上下又は左右に2分割可能なものとし、これらを互いにビス等を用いて組合せ、一体化できるものが好ましい。なお、上記した基端アームとアームヘッドとの連結に際しては、前記した従来の例と同様、つまり互いの突き合わせ面に壁面を形成してボルト等によって連結しても良く、或いは適当な連結用の金具を用いて行うことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るリフトトラックの実施の形態を、実施例を通じて詳細に説明する。本発明に係るリフトトラックは、基本的にアーム及び操作ボックスを除いて前記図1のものと同様であるため、以下の説明は相違する部分についてのみ行う。本リフトトラックのアーム6先端には操作ボックス7が取付けられ、該ボックス7にはその回転方向及び回転量によりリフトトラックの前後進及び速度調整を行うノブスイッチ4を始めとする各種スイッチ類が取付けられる。
【0008】
また、車体1後部にはリンク機構による周知のリフト機構(図示略)を介して昇降動可能に連結されたバッテリ格納部8と荷台9とが装備され、荷台9の先端部に配置されるロードホイール(図示略)が上記リンク機構によりそれぞれ起倒して荷台9が昇降動し、荷役作業を行う。
【0009】
上記したアーム6及び操作ボックス7の詳細を組付け順序に沿って説明する。アーム6は車体側の基端アーム6aと操作ボックス側の先端アーム6bとに分割され、基端アーム6aは矩形パイプ部材で形成され、先端アーム6bは操作ボックス7とからなる箱形のアームヘッド10として一体形成される。このアームヘッド10は半割状のハウジング23a,23bからなり、ハウジング23aはアルミダイカスト製で、ハウジング23bは樹脂製である。また、図2及び図3に示す2点鎖線の矢印B側が先端アーム6bで矢印C側が操作ボックス7に相当する。即ち下記するグリップ18を有する部分が操作ボックス7であり、これに連続する角筒状または円筒状の部分が先端アーム6b又はアーム6である。
【0010】
まず、ブラケット11に操作シャフト12が軸支され、操作シャフト12の両端にはノブスイッチ4が取付けられる。そして、このブラケット11にはノブスイッチ4の回転方向及び回転量を検出するコントローラ13が取付けられる。また、荷台9の昇降を制御する昇降スイッチ14、非常停止用のエマージェンシースイッチ15が取付けられる。
【0011】
次に、このブラケット11を一方のハウジング23aの上部の操作ボックス7に、一対のC字形部材16の端部を結合部材17に固着したグリップ18を上記ハウジング23aの中間部に、始動スイッチ19を先端アーム6b部分に、それぞれ取付ける。
【0012】
次いで、このアームヘッド10即ちハウジング23aの先端アーム6b側の端部に設けた突起20を、上記基端アーム6aの矩形パイプ部材内に嵌合して基端アーム6aに固着されたベース21にボルト22で固定する。
【0013】
最後に、上記ハウジング23aの開放面を覆うように形成された他方のハウジング23bに警報用スイッチ24を取付けた後、両ハウジング23a,23bを互いに接合固定する。
【0014】
上記した実施形態によれば、従来、操作ボックス内に収納していた各種スイッチを先端アームに収納することができる。これにより、操作ボックスを小型化することができて、操舵時の操作性が良くなる。また、操作ボックスの厚みを薄くして各種スイッチが出没する操作ボックスの外面とハンドルの握部との段差を小さくすることができて、スイッチが押しやすくなる。
【0015】
また、上記した実施形態によれば、先端アームの空間を利用してアームヘッド内にコントローラ及び各種スイッチを分散して収納することにより、コントローラ及び各種スイッチの収納間隔に余裕ができて、組付けや調整が容易になる。
【0016】
また、上記した実施形態によれば、コントローラや各種スイッチを取付けた状態でアームヘッドを基端アームから取り外すことができるのトローラ及び各種スイッチの調整が容易に行える。
【0017】
更に、上記した実施形態によれば、先端アーム内に空間ができるため、新たにスイッチなどを追加することができ、先端アーム部分に上記した始動スイッチ9などを設けることも可能となる。
【0018】
【発明の効果】
本発明によれば、従来、配線を通すだけであったアームを操作ボックス側の先端アームと車体側の基端アームとに分割すると共に、先端アームと操作ボックスとをアームヘッドとして一体化し、アームヘッド内に連続した空間を形成することにより、従来操作ボックス内に収納していた各種スイッチをこの空間に収納することができる。これにより、アームヘッドの操作ボックス部を小型化することができて操作性が良くなり、また組付け性も改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来のリフトトラックを示す斜視図である。
【図2】 本発明のアーム及び操作ボックスを示す正面図である。
【図3】 図2の線A−Aにおける断面図である。
【符号の説明】
1 車体
6 アーム
6a 基端アーム
6b 先端アーム
7 操作ボックス
10 アームヘッド
13 コントローラ

Claims (1)

  1. 荷を載置するための荷台を有し内部の駆動機構により走行する車体と、該車体に設けられオペレータが操作して上記車体の操舵を行うためのハンドルとを備え、該ハンドルが車体に左右旋回可能に設けられたパイプ状のアームと該アームの先端部に設けられた操作ボックスと該操作ボックスの左右に設けられオペレータが把持するためのグリップとからなり、上記操作ボックスには上記駆動機構を制御するコントローラと該コントローラに接続された操作スイッチとが設けられ、上記アームには上記コントローラから上記駆動機構に導かれる電気配線が挿通されているリフトトラックにおいて、上記アームを上記操作ボックス側の先端アームと上記車体側の基端アームとに分割して両アームを互いに着脱可能に固定し、かつ上記先端アームと上記操作ボックスとを一体化してアームヘッドを構成し、該アームヘッド内に連続した空間を形成して該空間内に上記コントローラを収納したことを特徴とするリフトトラック
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