JP3149766B2 - 駆動自転車のフレーム及び駆動自転車 - Google Patents
駆動自転車のフレーム及び駆動自転車Info
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Description
ム及び駆動自転車に関する。
74号に記載されたものが知られている。図6は従来例
の側面図を示し、図7は従来例の要部を示す。1は電動
自転車、2はこの電動自転車1のフレームである。この
フレーム2は、前輪3が回転自在に設けられたフロント
フォーク4を操舵自在に支持するヘッドパイプ2aと、
このヘッドパイプ2aから後ろ下がりに延びるダウンチ
ューブ2bと、このダウンチューブ2bの後部にラグ5
を介して連結されたシートチューブ2cと、前記ラグ5
から後方へ延び、ダウンチューブ2bの後端に連結され
た左右一対のチェーンステー2dと、前記シートチュー
ブ2cの上部と前記チェーンステー2dの後部とを連結
する左右一対のシートステー2e等から構成されてい
る。
には操向ハンドル6が装着されており、前記シートチュ
ーブ2cの上端部にはシートピラチューブ7を介してサ
ドル8が取り付けられている。また、前記チェーンステ
ー2dの後端部およびシートステー2eの下端部には、
後輪9を回転自在に支持するための後輪ブランケット2
fが一体的に設けられている。
モータユニット10であり、このモータユニットは後述
するバッテリー20から給電されると共にコントローラ
19によって制御されるモータ11と、クランク軸12
を有するギヤボックス13と、クランク軸12に軸装さ
れたチェーリング(図示せず)、クランク14およびペ
ダル15を備えている。そして、このモータユニット1
0は、ダウンチューブ2bに沿わせてダウンチューブの
下方に配置され、前記ラグ5と、ダウンチューブ2bの
後端ブランケット16とにねじ止めされている。なお、
このモータユニット10は、車体右側に位置するチェー
リングがチェーン17を介して後輪に連結されている。
は、電源供給用リレー18を介してコントローラ19が
接続され、このコントローラ19を介してバッテリー2
0から給電される構造になっている。前記モータ11、
リレー18、コントローラー19およびメインスイッチ
21は、図6及び図7に示すように、フレーム2のダウ
ンチューブ2bに沿って前後に1列にならべられ、各々
ダウンチューブ2bの下端に配置されてダウンチューブ
2bに支持されている。さらに詳述すると、ダウンチュ
ーブ2bの後部にモータ1が配置され、このモータ11
の前側にリレー18、コントローラ19およびメインス
イッチ21が順に配置されている。
ッテリーケースに収容されて車体に搭載されている。こ
のバッテリ20としては12vが採用され、バッテリー
ケース23は上下方向に細長い箱状に形成され、内部に
バッテリー20をシートチューブ2cと後輪9との間に
配置されている。
動自転車では、コントローラー19、モータユニット1
0がダウンチューブ2b、ラグ5の下部に取り付けられ
れており、コントローラー19、モーターユニット10
を接合する接合部22を複数個ダウンチューブに溶接
し、更にモーターユニットケース22bによって覆い固
定する必要があり、溶接部22をひとつずつ溶接するた
めフレームの作成、及びに多くの工程を必要とした。ま
た、ダウンチューブ2bに配置を下方にしようとする場
合モーターユニット10が邪魔をして下方に移動するこ
とができないので、乗り降りをするのに、ダウンチュー
ブの位置が高くなり、乗り降りが容易ではなかった。
り降りの容易な電動自転車であり、組立が容易な電動自
転車を提供することを目的とする。
のフレームは、駆動ユニット40と接合するモーターブ
ランケット35が、シートパイプ32cの下端とダウン
チューブ32bの下端とに結合しており、モーターブラ
ンケット35の上面部35aには2つの取り付け口35
bが設けられており、ダウンチューブ32bの下端およ
びシートパイプ32cの下端がそれぞれ2つの取り付け
口35bに差し込まれて固定されているので、ダウンチ
ューブ32bに複数の接合具を溶接する必要もなく、駆
動ユニット40をダウンチューブ32bに設けないの
で、ダウンチューブ32bを低い位置で設定できる。
ているモーターブランケット35の取り付け口35b
が、シートパイプ32cが差し込まれているモーターブ
ランケ ット35の取り付け口35bより下方に位置する
ことによってダウンチューブ32bの位置をより低くす
ることができる。
ーブランケット35の下部に駆動ユニット40を備える
ことにより、ダウンチューブの配置をより低くすること
ができる。
駆動ユニットを設けたものである。
し、図2はバッテリー及びカバーを取り外した図を示
す。31は電動自転車、32はこの電動自転車31のフ
レームである。このフレーム32は、前輪33が回転自
在に設けられたフロントフォーク34を操舵自在に支持
するヘッドパイプ32aと、このヘッドパイプ32aか
ら後ろ下がりに延びるダウンチューブ32bと、このダ
ウンチューブ32bの後部にモーターブランケット35
を介して連結されたシートチューブ32cと、モーター
ブランケット35から後方へ延び、ダウンチューブ32
bの後端に連結された左右一対のチェーンステー32d
と、前記シートチューブ32cの上部と前記チェーンス
テー32dの後部とを連結する左右一対のシートステー
32e等から構成されている。
は操向ハンドル36が装着されており、前記シートチュ
ーブ32cの上端部にはシートピラチューブ37を介し
てサドル38が取り付けられている。また、前記チェー
ンステー32dの後端部およびシートステー32eの下
端部には、後輪39を回転自在に支持するための後輪ブ
ランケット32fが一体的に設けられている。そして、
モ−タブランケット35を、シ−トパイプ32cの下端
とダウンチュ−ブ32bの下端が接合するように配設
し、このモーターブランケット35に駆動ユニット40
を取り付ける。
ニット40取り付けられている図が、図4にはモーター
ブランケット35から駆動ユニット40がとりはずされ
ている図が、図5にはモーターブランケット35の斜視
図が示されている。本発明の補助動力となる駆動ユニッ
ト40は、ペダルの回転を伝えるクランク軸を有するギ
ヤボックスと、ギヤボックスに係る力によってモーター
を制御するコントローラと、このギヤボックスを駆動す
るモータとを備えている。そして、ペダルに係る力をに
よって、駆動ユニット40が後輪39の駆動を行う。
り付けるモーターブランケット35はダウンチューブ3
2bの下端とシートチューブ32cの下端とチェーンス
テー32eとを結合する部分に配置する。そして、この
モーターブランケット35は上面部35aに取付口35
bを設け、この取付口にダウンチューブ32bの下端、
シートチューブ32cの下端を垂直に差し込んで、この
接合部を溶接固定している。この時、モーターブランケ
ット35とダウンチューブ32bの接合部はモーターブ
ランケット35とシートチューブ32cの接合部より低
い位置にある。さらに、ダウンチューブ32bの延長直
線とシートチューブ32cの延長直線の交点がクランク
軸に位置するようにモーターブランケット35に取り付
けている。上面部35aに対して略垂直に折り曲げて側
面部35bを設けて、この側面部35bには駆動ユニッ
ト40を取り付けるためのネジ41を設け、モーターブ
ランケット35の側面からボルトを軸着して駆動ユニッ
ト40をフレーム32に固定する。
用いることによって、従来のように複数の接合部22を
ダウンチュ−ブ2bに溶接する必要がないので製造工程
数が減らすことができ、さらに駆動ユニット40をモー
ターブランケット35の下部に備えるので、モーターブ
ランケット35を低い位置に設定することができ、乗り
降りが容易になる。
の延長直線とシートチューブ32cの延長直線の交点が
クランク軸に位置するようにダウンチューブ32bとシ
ートチューブ32cをモーターブランケット35に取り
付けているが、モーターブランケット35の前方端部が
駆動ユニット35の下端までを覆うようにしてモーター
ブランケット35の下端からダウンチューブ32bを延
出するようにしてダウンチューブ35をより下方に設定
して、更に乗り降りを容易にすることができる。
駆動ユニットを覆うような形状にしているが、この形状
は覆うような形でなくても平面板にボルト穴を設けても
良い。
化及び乗り降りの容易化を行うことができる。
Claims (3)
- 【請求項1】 駆動ユニット(40)と接合するモータ
ーブランケット(35)が、シートパイプ(32c)の
下端とダウンチューブ(32b)の下端とに結合した駆
動自転車のフレームであって、前記モーターブランケッ
ト(35)の上面部(35a)には2つの取り付け口
(35b)が設けられており、前記ダウンチューブ(3
2b)の下端および前記シートパイプ(32c)の下端
がそれぞれ前記2つの取り付け口(35b)に差し込ま
れて固定されている、駆動自転車のフレーム。 - 【請求項2】 前記ダウンチューブ(32b)が差し込
まれているモーターブランケット(35)の取り付け口
(35b)が、前記シートパイプ(32c)が差し込ま
れているモーターブランケット(35)の取り付け口
(35b)より下方に位置する請求項1記載の駆動自転
車のフレ−ム。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載のモーターブ
ランケット(35)の下部に駆動ユニット(40)を接
合した駆動自転車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2379096A JP3149766B2 (ja) | 1996-02-09 | 1996-02-09 | 駆動自転車のフレーム及び駆動自転車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2379096A JP3149766B2 (ja) | 1996-02-09 | 1996-02-09 | 駆動自転車のフレーム及び駆動自転車 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25860299A Division JP3697965B2 (ja) | 1999-09-13 | 1999-09-13 | 駆動自転車のフレーム及び駆動自転車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09207859A JPH09207859A (ja) | 1997-08-12 |
JP3149766B2 true JP3149766B2 (ja) | 2001-03-26 |
Family
ID=12120130
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2379096A Expired - Lifetime JP3149766B2 (ja) | 1996-02-09 | 1996-02-09 | 駆動自転車のフレーム及び駆動自転車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3149766B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102371244B1 (ko) * | 2017-06-01 | 2022-03-04 | 현대자동차 주식회사 | 자전거 프레임 및 그의 제조방법 |
-
1996
- 1996-02-09 JP JP2379096A patent/JP3149766B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09207859A (ja) | 1997-08-12 |
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