JP3690574B2 - 遊技検出装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチスロ機においてゲームが行われたことを検出する装置に係り、特に、ゲーム回数を正確に検出することにより、収集するデータの信頼性を向上するのに好適な遊技検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、パチスロ機は、メダルやコイン等の遊技媒体を1ゲームにつき複数投入可能となっており、1ゲームにおいては、投入口に遊技媒体が投入された後、ゲーム開始レバーを操作することにより横方向3列に配置されたドラムを回転させてドラムに描かれた複数種の図柄を変動表示し、各ドラムに対応した回転停止ボタンを押してドラムを停止させ、停止時における各ドラム間の停止図柄が所定の組み合わせであるときに所定数の遊技媒体を払い出すとともに、ゲーム開始に先立って投入された遊技媒体の数に応じて停止図柄の組み合わせ判定を異ならせている。
【0003】
パチスロ機の表示部では、各ドラムごとに3つの図柄を縦方向(上段、中段、下段)に表示するようになっており、例えば、遊技媒体を1個投入してゲームを開始した場合には、3組のドラムの図柄のうち中段横一列の図柄が所定の組み合わせであるときに所定数の遊技媒体を払い出し、遊技媒体を2個投入してゲームを開始した場合には、3組のドラムの図柄のうち上段横一列の図柄、中段横一列の図柄、下段横一列の図柄のうちいずれかが所定の組み合わせであるときに所定数の遊技媒体を払い出し、1ゲームにつき投入可能な上限数である3個まで遊技媒体を投入してゲームを開始した場合には、3組のドラムの図柄のうち上段横一列の図柄、中段横一列の図柄、下段横一列の図柄に加え、斜め二列の図柄のいずれかが所定の組み合わせであるときに所定数の遊技媒体を払い出すようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、この種のパチスロ機にあっては、機種ごとの稼働状況等を分析して経営に役立たせるため、あるいは遊技者がパチスロ機を選択するにあたっての参考に役立てるため、各パチスロ機ごとのゲーム回数を示すデータを収集することが強く求めらている。パチスロ機のゲーム回数のデータは、例えば、ゲーム開始レバーの操作回数を検出するセンサ等を設ければ、簡単、確実に得られるが、パチスロ機にあっては、機器の仕様等が法律の規制により厳しく制限されているため、むやみにセンサ等を設けることができない。一方、投入された遊技媒体の数を検出することは従来から行われており、遊技媒体の投入数からゲーム回数を推定することはある程度可能ではあるが、上述したように1ゲームにつき投入可能な遊技媒体の個数が1個〜3個とバラツキがあるため、推定値の誤差が大きくデータの信頼性に欠ける。
【0005】
そこで、本発明は、このような従来の技術の有する未解決の課題に着目してなされたものであって、ゲーム回数を正確に検出することにより、収集するデータの信頼性を向上するのに好適な遊技検出装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係る請求項1記載の遊技検出装置は、1ゲームにつき複数の遊技媒体を所定個数投入可能となっており、前記1ゲームでは、遊技媒体が投入された後、図柄表示手段で図柄を変動表示し、変動表示を停止させたときに表示する停止図柄の組み合わせに応じて遊技媒体を払い出すともに、投入された遊技媒体の数に応じて停止図柄の組み合わせ判定を異ならせるようになっている遊技機に適用する遊技検出装置であって、前記遊技機にて遊技媒体が投入されたときに出力される投入信号を信号線を介して検出する投入検出手段と、前記遊技機にて遊技媒体が払い出されたときに出力される払出信号を信号線を介して検出する払出検出手段と、前記投入検出手段で前記投入信号を検出してからの動作開始指令により経過時間を計測する計時手段と、前記計時手段で計測された経過時間が所定時間に達するまでの間に、前記投入検出手段で遊技媒体の投入を前記所定個数に相当する回数連続して検出したか否かを判定する第1の判定手段と、前記計時手段で計測された経過時間が所定時間に達するまでの間に、前記払出検出手段で遊技媒体の払い出しを検出したか否かを判定する第2の判定手段と、前記計時手段で計測された経過時間が前記所定時間に達したか否かを判定する第3の判定手段とを備え、前記第1の判定手段で遊技媒体の投入を前記所定個数に相当する回数連続して検出した場合、または前記第2の判定手段で遊技媒体の払い出しを検出した場合、あるいは前記第3の判定手段で前記所定時間に達した場合に、前記1ゲームが行なわれたことを検出してゲーム回数をカウントした後、前記計時手段の動作を停止することを特徴とする。
【0011】
このような構成であれば、遊技機では、1または複数の遊技媒体を投入してゲームが開始されると、図柄表示手段で図柄が変動表示され、停止図柄の組み合わせに応じて遊技媒体が払い出される。払出の際には、投入された遊技媒体の数に応じて停止図柄の組み合わせ判定が異なる。こうしたゲームにおいて、遊技媒体が払い出されたときは、1ゲームが行われたことが検出される。
【0012】
このゲームによれば、遊技媒体の払出は、1ゲームの終了後に行われるので、遊技媒体が払い出されたときは、必ず1ゲームが行われたことになる。
ここで、「遊技媒体が払い出されたとき」とは、実際に遊技媒体が払い出されたことのほか、実際の払出を伴わず、単に遊技媒体の払出が決定されたことをも含む。具体的にこの判定は、例えば、実際に遊技媒体が払い出されたとき、または遊技媒体の払出が決定されたときに出力される払出信号を遊技機から検出することにより行うことができる。
【0013】
また、「停止図柄の組み合わせに応じて遊技媒体を払い出す」とは、遊技媒体を停止図柄の組み合わせと関連づけて払い出すことをいう。具体例としては、上記請求項1記載の遊技検出装置での例による。
また、「停止図柄の組み合わせ判定を異ならせる」とは、遊技媒体を払い出すにあたって停止図柄の組み合わせを判定するときの条件が、投入された遊技媒体の数に応じて異なることをいう。具体例としては、上記請求項1記載の遊技検出装置での例による。
【0015】
このような構成であれば、投入検出手段により遊技媒体が投入されたことが検出されたときは、計時手段により、遊技媒体の投入が検出されてからの経過時間が計測される。そして、計測された経過時間が所定時間に達するまでの間に払出検出手段により遊技媒体の払出が検出されたとき、または、計測された経過時間が所定時間に達することなく投入検出手段により遊技媒体の投入が所定個数に相当する回数連続して検出されたときは、1ゲームが行われたことが検出される。
【0016】
上記ゲームによれば、遊技媒体の払出は、1ゲームの終了後に行われ、また、1ゲームは、遊技媒体の投入後に開始されるので、遊技媒体の投入を検出した後に遊技媒体が払い出されたときは、必ず1ゲームが行われたことになる。また、1ゲームにつき遊技媒体を所定個数まで投入可能となっているので、遊技媒体の投入が所定個数に相当する回数連続してあったときは、1ゲームが行われた可能性が少なくない。
【0017】
ここで、払出検出手段は、実際に遊技媒体が払い出されたこと、または実際の払い出しを伴わず、単に遊技媒体の払出が決定したことを検出するようになっている。具体的にこの検出は、例えば、実際に遊技媒体が払い出されたとき、または遊技媒体の払出が決定されたときに出力される払出信号を遊技機から検出することにより行なうことができる。
【0018】
また、計時手段は、時間の経過を計るためのものであれば良く、これには、例えば、あらかじめ指定した時間が経過した時にその旨を示す信号を出力するタイプや、任意の時刻が設定可能でその設定時刻から経過した時刻を計るタイマクロックを採用することができる。
【0020】
このような構成であれば、投入検出手段により遊技媒体が投入されたことが検出されたときは、計時手段により、遊技媒体の投入が検出されてからの経過時間が計測される。そして、計測された経過時間が所定時間に達するまでの間に払出検出手段により遊技媒体の払出が検出されたとき、または、計測された経過時間が所定時間に達したときは、1ゲームが行われたことが検出される。
【0021】
上記ゲームによれば、遊技媒体の払出は、1ゲームの終了後に行われ、また、1ゲームは、遊技媒体の投入後に開始されるので、遊技媒体の投入を検出した後に遊技媒体が払い出されたときは、必ず1ゲームが行われたことになる。また、計測された経過時間が所定時間に達したときは、ゲームが開始された可能性が少なくない。
【0022】
さらに、本発明に係る請求項2記載の遊技検出装置は、1ゲームにつき複数の遊技媒体を所定個数投入可能となっており、前記1ゲームでは、遊技媒体が投入された後、図柄表示手段で図柄を変動表示し、変動表示を停止させたときに表示する停止図柄の組み合わせに応じて所定の遊技状態を生起させるとともに、投入された遊技媒体の数に応じて停止図柄の組み合わせ判定を異ならせるようになっている遊技機に適用する遊技検出装置であって、前記遊技機にて遊技媒体が投入されたときに出力される投入信号を信号線を介して検出する投入検出手段と、前記遊技機にて前記所定の遊技状態が生起したときに出力される生起信号を信号線を介して検出する遊技状態検出手段と、前記投入検出手段で前記投入信号を検出してからの動作開始指令により経過時間を計測する計時手段と、前記計時手段で計測された経過時間が所定時間に達するまでの間に、前記投入検出手段で遊技媒体の投入を前記所定個数に相当する回数連続して検出したか否かを判定する第1の判定手段と、前記計時手段で計測された経過時間が所定時間に達するまでの間に、前記遊技状態検出手段で前記所定の遊技状態の生起を検出したか否かを判定する第2の判定手段と、前記計時手段で計測された経過時間が前記所定時間に達したか否かを判定する第3の判定手段とを備え、前記第1の判定手段で遊技媒体の投入を前記所定個数に相当する回数連続して検出した場合、または前記第2の判定手段で前記所定の遊技状態の生起を検出した場合、あるいは前記第3の判定手段で前記所定時間に達した場合に、前記1ゲームが行なわれたことを検出してゲーム回数をカウントした後、前記計時手段の動作を停止することを特徴とする。
【0023】
このような構成であれば、遊技機では、1または複数の遊技媒体を投入してゲームが開始されると、図柄表示手段で図柄が変動表示され、停止図柄の組み合わせに応じて所定の遊技状態が生起する。生起の際には、投入された遊技媒体の数に応じて停止図柄の組み合わせ判定が異なる。こうしたゲームにおいて、所定の遊技状態が生起したときは、1ゲームが行われたことが検出される。
【0024】
このゲームによれば、所定の遊技状態は、1ゲームの終了後に生起するので、所定の遊技状態が生起したときは、必ず1ゲームが行われたことになる。
ここで、「停止図柄の組み合わせに応じて所定の遊技状態を生起させる」とは、所定の遊技状態を停止図柄の組み合わせと関連づけて生起させることをいう。具体例としては、上記請求項1記載の遊技検出装置での例による。
【0025】
また、「停止図柄の組み合わせ判定を異ならせる」とは、所定の遊技状態を生起させるにあたって停止図柄の組み合わせを判定するときの条件が、投入された遊技媒体の数に応じて異なることをいう。具体例としては、上記請求項1記載の遊技検出装置での例による。
また、「所定の遊技状態」とは、どのようなものであってもよいが、これには、例えば、遊技者に有利な遊技状態であるレギュラボーナス(以下、単にレギュラという。)や、遊技者にさらに有利な遊技状態であるビッグボーナス(以下、単にビッグという。)を挙げることができる。
【0027】
このような構成であれば、投入検出手段により遊技媒体が投入されたことが検出されたときは、計時手段により、遊技媒体の投入が検出されてからの経過時間が計測される。そして、計測された経過時間が所定時間に達するまでの間に遊技状態検出手段により所定の遊技状態の生起が検出されたとき、または、計測された経過時間が所定時間に達することなく投入検出手段により遊技媒体の投入が所定個数に相当する回数連続して検出されたときは、1ゲームが行われたことが検出される。
【0028】
上記ゲームによれば、所定の遊技状態は、1ゲームの終了後に生起し、また、1ゲームは、遊技媒体の投入後に開始されるので、遊技媒体の投入を検出した後に遊技媒体が払い出されたときは、必ず1ゲームが行われたことになる。また、1ゲームにつき遊技媒体を所定個数まで投入可能となっているので、遊技媒体の投入が所定個数に相当する回数連続してあったときは、1ゲームが行われた可能性が少なくない。
【0030】
このような構成であれば、投入検出手段により遊技媒体が投入されたことが検出されたときは、計時手段により、遊技媒体の投入が検出されてからの経過時間が計測される。そして、計測された経過時間が所定時間に達するまでの間に遊技状態検出手段により所定の遊技状態の生起が検出されたとき、または、計測された経過時間が所定時間に達したときは、1ゲームが行われたことが検出される。
【0031】
上記ゲームによれば、所定の遊技状態は、1ゲームの終了後に生起し、また、1ゲームは、遊技媒体の投入後に開始されるので、遊技媒体の投入を検出した後に遊技媒体が払い出されたときは、必ず1ゲームが行われたことになる。また、計測された経過時間が所定時間に達したときは、ゲームが開始された可能性が少なくない。
【0034】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。図1ないし図7は、本発明に係る遊技検出装置の実施の形態を示す図である。
この実施の形態は、本発明に係る遊技検出装置を、図1に示すように、遊技機であるパチスロ機10の上方に配置される呼出ランプ50に適用したものである。
【0035】
まず、パチスロ機10および呼出ランプ50の構成を図1を参照しながら説明する。図1は、パチスロ機10および呼出ランプ50の構成を示すブロック図である。
パチスロ機10は、横方向3列に配置された3つのドラム11と、ドラム11に描かれた複数種の図柄11aのうち各ドラム11ごとに3つの図柄を縦方向(上段、中段、下段)に表示する図柄表示部12と、遊技媒体であるメダルを投入するメダル投入口13と、ゲーム開始レバー14と、各ドラム11に対応した回転停止ボタン15と、メダルの払出を受けるための受け皿16と、で構成されており、図柄表示部12には、各ドラム11の上段、中段、下段に対応する横一列の3本のライン17a〜17cと、斜め2本のライン18a,18bと、が表示されている。
【0036】
また、パチスロ機10は、1ゲームにつき所定数(例えば、3枚)までメダルを投入可能となっており、1ゲームにおいては、メダル投入口13にメダルが投入された後、ゲーム開始レバー14を操作することによりドラム11を回転させてドラム11に描かれた複数種の図柄11aを変動表示し、回転停止ボタン15を押してドラム11を停止させ、停止時における各ドラム11間の停止図柄が所定の組み合わせ(例えば、“AAA”)であるときに所定数のメダルを払い出すとともに、ゲーム開始に先立って投入されたメダルの数に応じて停止図柄の組み合わせ判定を異ならせている。
【0037】
具体的には、メダルを1枚投入してゲームを開始した場合は、ライン17aに沿った中段横一列の図柄が所定の組み合わせであるときに所定数のメダルを払い出し、メダルを2枚投入してゲームを開始した場合は、ライン17bに沿った上段横一列の図柄、ライン17aに沿った中段横一列の図柄、ライン17cに沿った下段横一列の図柄のいずれかが所定の組み合わせであるときに所定数のメダルを払い出し、メダルを3枚投入してゲームを開始した場合は、ライン17bに沿った上段横一列の図柄、ライン17aに沿った中段横一列の図柄、ライン17cに沿った下段横一列の図柄に加えて、ライン18a,18bに沿った斜め2列の図柄のいずれかが所定の組み合わせであるときに所定数のメダルを払い出す。
【0038】
また、パチスロ機10は、1ゲームにおいては、停止時における各ドラム11間の停止図柄が上記所定の組み合わせのうちさらに特定のもの(例えば、“777”)であるときは、メダルの払出に加えて、遊技者にとって有利な遊技状態である所定の遊技状態(レギュラまたはビッグ)を生起させるとともに、ゲーム開始に先立って投入されたメダルの数に応じて停止図柄の組み合わせ判定を異ならせている。
【0039】
具体的には、メダルの払出と同様に、メダルを1枚投入してゲームを開始した場合は、ライン17aに沿った中段横一列の図柄が特定の組み合わせであるときに所定の遊技状態を生起させ、メダルを2枚投入してゲームを開始した場合は、ライン17bに沿った上段横一列の図柄、ライン17aに沿った中段横一列の図柄、ライン17cに沿った下段横一列の図柄のいずれかが特定の組み合わせであるときに所定の遊技状態を生起させ、メダルを3枚投入してゲームを開始した場合は、ライン17bに沿った上段横一列の図柄、ライン17aに沿った中段横一列の図柄、ライン17cに沿った下段横一列の図柄に加えて、ライン18a,18bに沿った斜め2列の図柄のいずれかが特定の組み合わせであるときに所定の遊技状態を生起させる。
【0040】
なお、レギュラまたはビッグが生起しているときは、図柄が上記所定の組み合わせとなる確率が通常の遊技状態(レギュラまたはビッグ以外の遊技状態)よりも高くなる。ビッグにおいては、さらに、図柄が上記所定の組み合わせのうちさらに特定のものであるときは、レギュラと同等の遊技状態であるボーナスゲーム(以下、単にボーナスという。)が生起する。レギュラまたはボーナスが生起している場合は、1ゲームにつき1枚のメダルを投入してゲームを進行させ、この場合、停止図柄の組み合わせ判定については、メダルを3枚投入してゲームを開始した場合と同一の判定を行うようになっている。
【0041】
また、パチスロ機10は、メダル投入口13にメダルが投入されたときは、投入された各メダルごとにパルス信号からなるメダル投入信号を、停止図柄が上記所定の組み合わせである場合にメダルを払い出したときは、パルス信号からなるメダル払出信号を、停止図柄が特定の組み合わせである場合にビッグを生起させたときは、ビッグが生起している間中ハイレベルのビッグ信号を、停止図柄が特定の組み合わせである場合にレギュラまたはボーナスを生起させたときは、レギュラまたはボーナスが生起している間中ハイレベルのレギュラ信号を、それぞれ信号線を介して呼出ランプ50に出力するようになっている。
【0042】
一方、呼出ランプ50は、図1に示すように、パチスロ機10の上部周辺でかつパチスロ機10で遊技する遊技者から見える位置に配置されている。
呼出ランプ50には、中央部に液晶表示装置56が設けられている。液晶表示装置56の右側には、2つのランプ52a,52bがそれぞれ上下に設けられ、液晶表示装置56の左側には、2つのランプ54a,54bがそれぞれ上下に設けられている。この4つのランプ52a,52b,54a,54bは、所定の点滅パターンで点滅することにより従業員または遊技者に対して何らかの事象が発生(例えば、従業員の呼出、不正行為の発生、ビッグまたはレギュラの生起)したことを通知するために用いられる。さらに、液晶表示装置56の下部には、従業員を呼び出すための呼出ボタン58と、パチスロ機10の番号が記載された台番プレート59と、が設けられている。
【0043】
次に、呼出ランプ50の内部構成を図2を参照しながら詳細に説明する。図2は、呼出ランプ50の内部構成を示すブロック図である。
呼出ランプ50は、図2に示すように、制御プログラムに基づいて演算およびシステム全体を制御するCPU60と、所定領域にあらかじめCPU60の制御プログラム等を格納しているROM62と、ROM62等から読み出したデータやCPU60の演算過程で必要な演算結果を格納するためのRAM64と、画像データを記憶している画像ROM65と、画像ROM65の画像データを用いて液晶表示装置56の画像表示処理を行うVDP(Video Display Processor)66と、パチスロ機10からの信号線79および液晶表示装置56に対してデータの入出力を媒介するI/F68と、で構成されており、これらは、データを転送するための信号線であるバス78で相互にかつデータ授受可能に接続されている。
【0044】
CPU60は、タイマ61を有し、タイマ61は、動作開始指令および所定時間が与えられると、動作開始指令を受けた時からの経過時間を計測し、計測した経過時間が与えられた所定時間に達したときは、その旨を示すタイムアウト信号を出力するようになっている。
VDP66は、図示しないが、画像ROM65の画像データを展開して格納するためのVRAMと、VRAMに格納されている画像データを画像信号に変換するDAC(Dynamic Access Controller)と、パターングラフィックス画面の表示制御を行うパターンジェネレータと、スプライト画面の表示制御を行うスプライトジェネレータと、タイミングジェネレータと、これらを制御するCRTCと、で構成されており、例えば、2面のパターングラフィックス画面および64面のスプライト画面を利用して種々の画像表示処理を行うようになっている。DACは、VRAMに格納されている画像データを先頭アドレスから所定周期で順次読み出し、読み出した画像データを画像信号に変換して液晶表示装置56に出力するようになっている。
【0045】
CPU60は、マイクロプロセッシングユニットMPU等からなり、呼出ボタン58の押下を検出したとき、ビッグやレギュラがパチスロ機10で生起したとき、または、パチスロ機10に対する不正行為が発生したときは、ROM62の所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従って、異なる複数の点滅パターンのうちその所定事象に応じた点滅パターンでランプ12,14を点滅制御するようになっている。これらの点滅制御は、公知の呼出ランプの点滅制御の例による。
【0046】
また、CPU60は、パチスロ機10におけるゲーム回数を示すデータを収集するときは、ROM62の所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従って、図3のフローチャートに示すゲーム回数検出処理を実行するようになっている。図3は、ゲーム回数検出処理を示すフローチャートである。
【0047】
ゲーム回数検出処理は、信号線79を介してパチスロ機10から出力される、メダル投入信号、メダル払出信号、ビッグ信号およびレギュラ信号に基づいて、パチスロ機10で1ゲームが行われたことを検出してゲーム回数をカウントするものであって、CPU60において実行されると、図3(a)に示すように、まず、ステップS100に移行するようになっている。
【0048】
ステップS100では、メダル投入回数をカウントするための変数であるカウンタCに“0”を設定し、ステップS102に移行して、レギュラ信号(REG信号)がハイレベルであるか否かを判定し、ハイレベルであると判定されたとき(Yes)は、ステップS104に移行して、レギュラ信号がハイレベルであるときのゲーム回数を検出する処理であるレギュラ中のゲーム検出処理を実行し、ステップS106に移行する。なお、ステップS102で、レギュラ信号がハイレベルでないと判定されたとき(No)は、そのままステップS106に移行する。
【0049】
ステップS106では、メダル投入信号を検出したか否かを判定し、メダル投入信号を検出したと判定されたとき(Yes)は、ステップS108に移行して、カウンタCの値に“1”を加算し、ステップS110に移行して、動作開始指令および所定時間(例えば、60秒)をタイマ61に出力することによりタイマ61の動作を開始し、ステップS112に移行する。
【0050】
ステップS112では、メダル払出信号を検出したか否かを判定し、メダル払出信号を検出しないと判定されたとき(No)は、ステップS114に移行して、ビッグ信号(BIG信号)またはレギュラ信号の立ち上がりを検出したか否かを判定し、ビッグ信号またはレギュラ信号の立ち上がりを検出しないと判定されたとき(No)は、ステップS116に移行する。
【0051】
ステップS116では、カウンタCの値が“3”であるか否かを判定し、カウンタCの値が“3”でないと判定されたとき(No)は、ステップS118に移行して、タイマ61からタイムアウト信号を検出することによりタイマ61がタイムアウトしたか否かを判定し、タイムアウトしていないと判定されたとき(No)は、ステップS102に移行する。
【0052】
一方、ステップS112で、メダル払出信号を検出したと判定されたとき(Yes)、ステップS114で、ビッグ信号またはレギュラ信号の立ち上がりを検出したと判定されたとき(Yes)、ステップS116で、カウンタCの値が“3”であると判定されたとき(Yes)、およびステップS118で、タイムアウトしたと判定されたとき(Yes)は、いずれもステップS120に移行する。
【0053】
ステップS120では、ゲーム回数に“1”を加算し、ステップS122に移行して、カウンタCに“0”を設定し、ステップS124に移行して、動作停止指令をタイマ61に出力することによりタイマ61の動作を停止させ、ステップS102に移行する。
一方、ステップS106で、メダル投入信号を検出しないと判定されたとき(No)は、ステップS126に移行して、カウンタCの値が“0”であるか否かを判定し、カウンタCの値が“0”であると判定されたとき(Yes)は、ステップS102に移行するが、そうでないと判定されたとき(No)は、ステップS112に移行する。
【0054】
次に、ステップS104のレギュラ中のゲーム検出処理を説明する。
上記ステップS104においてレギュラ中のゲーム検出処理が実行されると、図3(b)に示すように、ステップS200に移行して、メダル投入信号を検出したか否かを判定し、メダル投入信号を検出したと判定されたとき(Yes)は、ステップS202に移行して、ゲーム回数に“1”を加算し、ステップS204に移行して、レギュラ信号がローレベルであるか否かを判定し、ローレベルであると判定されたとき(Yes)は、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
【0055】
一方、ステップS204で、レギュラ信号がローレベルでないと判定されたとき(No)は、ステップS200に移行する。
一方、ステップS200で、メダル投入信号を検出しないと判定されたとき(No)は、ステップS204に移行する。
なお、このゲーム回数検出処理でカウントされたゲーム回数は、液晶表示装置56に表示される。また、必要があれば、I/F68を介して外部のホールコンピュータ等に出力するようにしてもよい。
【0056】
次に、上記実施の形態の動作を図4ないし図7を参照しながら説明する。図4ないし図7は、実施の形態の動作を説明するためのタイムチャートである。
まず、メダルが連続して3枚(上限数)投入された場合を図4を参照しながら説明する。図4は、メダルが連続して3枚投入された場合を説明するためのタイムチャートである。
【0057】
パチスロ機10では、遊技者が1または複数のメダルを投入してゲームを開始すると、図柄表示部12で複数種の図柄11aが変動表示され、変動表示が停止したときに表示される停止図柄が所定の組み合わせであるときは、所定数のメダルが払い出される。払出の際には、ゲーム開始に先立って投入されたメダルの数に応じて停止図柄の組み合わせ判定が異なる。すなわち、1枚のときは1本のライン上の図柄、2枚のときは3本のライン上の図柄、3枚のときは5本のライン上の図柄が組み合わせ判定の対象となる。
【0058】
こうしてゲームが進行していくのであるが、本実施の形態では、メダルが連続して上限数である3枚まで投入された場合には、そのゲームについては、これ以上のメダルを投入することができないので、これをもって1ゲームが行われたものと擬制する。連続して投入されたかは、タイマ61がタイムアウトすることなく、メダル投入信号を3回連続して検出することにより判定する。
【0059】
すなわち、メダルを3枚投入してゲームが開始された場合は、図4に示すように、1枚目のメダルが投入口13に投入され、パチスロ機10からメダル投入信号が出力されると、呼出ランプ50では、ステップS106〜S110を経て、メダル投入信号が検出され、カウンタCの値に“1”が加算されてその値が“1”となり、タイマ61の動作が開始される。
【0060】
次いで、このタイマ61の動作中(1枚目投入時から60秒以内)に、2枚目のメダルが投入口13に投入されると、呼出ランプ50では、同様に、ステップS106〜S110を経て、メダル投入信号が検出され、カウンタCの値に“1”が加算されてその値が“2”となり、タイマ61の動作が最初から改めて開始される。
【0061】
そして、このタイマ61の動作中(2枚目投入時から60秒以内)に、3枚目のメダルが投入口13に投入されると、呼出ランプ50では、ステップS106〜S110,S116,S120〜S124を経て、メダル投入信号が検出され、カウンタCの値に“1”が加算されてその値が“3”となるので、これにより1ゲームが行われたことが検出され、ゲーム回数に“1”が加算され、カウンタCに“0”が設定され、タイマ61の動作が停止する。
【0062】
次に、メダルが連続して3枚(上限数)投入されなかった場合を図5を参照しながら説明する。図5は、メダルが連続して3枚投入されなかった場合を説明するためのタイムチャートである。
本実施の形態では、メダルが連続して上限数である3枚まで投入されなかった場合には、メダルを1枚または2枚投入してゲームが開始されたものとし、これをもって1ゲームが行われたものと擬制する。連続して投入されなかったかは、タイマ61がタイムアウトしたことを検出することにより判定する。
【0063】
すなわち、例えば、メダルを1枚投入してゲームが開始された場合は、図5に示すように、1枚目のメダルが投入口13に投入されると、呼出ランプ50では、ステップS106〜S110を経て、メダル投入信号が検出され、カウンタCの値に“1”が加算されてその値が“1”となり、タイマ61の動作が開始される。
【0064】
ところが、この1枚目のメダル投入後にゲームが開始されることとなるので、呼出ランプ50では、このタイマ61の動作中にメダル投入信号が検出されず、ステップS118〜S124を経て、タイマ61がタイムアウトし、これにより1ゲームが行われたことが検出され、ゲーム回数に“1”が加算される。
また、例えば、メダルを2枚投入してゲームが開始された場合は、図5に示すように、1枚目のメダルが投入口13に投入されると、呼出ランプ50では、ステップS106〜S110を経て、メダル投入信号が検出され、カウンタCの値に“1”が加算されてその値が“1”となり、タイマ61の動作が開始される。
【0065】
次いで、このタイマ61の動作中に、2枚目のメダルが投入口13に投入されると、呼出ランプ50では、同様に、ステップS106〜S110を経て、メダル投入信号が検出され、カウンタCの値に“1”が加算されてその値が“2”となり、タイマ61の動作が最初から改めて開始される。
ところが、この2枚目のメダル投入後にゲームが開始されることとなるので、呼出ランプ50では、このタイマ61の動作中にメダル投入信号が検出されず、ステップS118〜S124を経て、タイマ61がタイムアウトし、これにより1ゲームが行われたことが検出され、ゲーム回数に“1”が加算される。
【0066】
次に、メダルが投入された後にメダルの払出があった場合を図6を参照しながら説明する。図6は、メダルが投入された後にメダルの払出があった場合を説明するためのタイムチャートである。
上記ゲームによれば、メダルの払出は、1ゲームの終了後に行われ、また、1ゲームは、メダルの投入後に開始されるので、本実施の形態では、こうしたゲーム上の特性を利用し、メダルが1枚または2枚連続して投入された後にメダルの払出があった場合には、メダルを1枚または2枚投入してゲームが開始されたものとし、これをもって1ゲームが行われたものと擬制する。
【0067】
すなわち、例えば、メダルを1枚投入してゲームが開始され、その後メダルの払出があった場合は、図6に示すように、メダルが投入口13に投入されると、呼出ランプ50では、ステップS106〜S110を経て、メダル投入信号が検出され、カウンタCの値に“1”が加算されてその値が“1”となり、タイマ61の動作が開始される。
【0068】
そして、このタイマ61の動作中に、停止図柄が所定の組み合わせとなってメダルが払い出されたときは、パチスロ機10からメダル払出信号が出力されるので、ステップS112,S120〜S124を経て、1ゲームが行われたことが検出され、ゲーム回数に“1”が加算される。
次に、メダルが投入された後にビッグまたはレギュラが生起した場合を図7を参照しながら説明する。図7は、メダルが投入された後にビッグまたはレギュラが生起した場合を説明するためのタイムチャートである。
【0069】
パチスロ機10では、遊技者が1または複数のメダルを投入してゲームが開始されると、図柄表示部12で複数種の図柄11aが変動表示され、変動表示が停止したときに表示される停止図柄が所定の組み合わせのうちさらに特定のものであるときは、ビッグまたはレギュラが生起する。生起の際には、ゲーム開始に先立って投入されたメダルの数に応じて停止図柄の組み合わせ判定が異なる。すなわち、1枚のときは1本のライン上の図柄、2枚のときは3本のライン上の図柄、3枚のときは5本のライン上の図柄が組み合わせ判定の対象となる。
【0070】
このゲームによれば、ビッグまたはレギュラは、1ゲームの終了後に生起し、また、1ゲームは、メダルの投入後に開始されるので、本実施の形態では、こうしたゲーム上の特性を利用し、メダルが1枚または2枚連続して投入された後にビッグまたはレギュラが生起した場合には、メダルを1枚または2枚投入してゲームが開始されたものとし、これをもって1ゲームが行われたものと擬制する。
【0071】
すなわち、例えば、メダルを1枚投入してゲームが開始され、その後ビッグまたはレギュラが生起した場合は、図7に示すように、メダルが投入口13に投入されると、呼出ランプ50では、ステップS106〜S110を経て、メダル投入信号が検出され、カウンタCの値に“1”が加算されてその値が“1”となり、タイマ61の動作が開始される。
【0072】
そして、このタイマ61の動作中に、停止図柄が特定の組み合わせとなってビッグまたはレギュラが生起したときは、パチスロ機10からビッグ信号またはレギュラ信号が出力されるので、ステップS114,S120〜S124を経て、1ゲームが行われたことが検出され、ゲーム回数に“1”が加算される。
なお、レギュラまたはボーナスが生起している場合は、1ゲームにつき1枚のメダルを投入してゲームが進行するので、この場合には、タイマ61がタイムアウトするか否かにかかわらず、メダル投入信号が検出されたことをもって1ゲームが行われたものと擬制する。
【0073】
すなわち、レギュラまたはボーナスが生起している場合は、メダルが投入口13に投入されると、呼出ランプ50では、レギュラ信号がハイレベルとなっているので、ステップS102,S104,S200〜S204を経て、メダル投入信号が検出され、1ゲームが行われたことが検出され、ゲーム回数に“1”が加算される。
【0074】
このようにして、本実施の形態では、メダルが払い出されたときは、1ゲームが行われたことを検出するようにした。パチスロ機10では、メダルの払出は、1ゲームの終了後に行われるので、メダルが払い出されたときは、必ず1ゲームが行われたことになる。したがって、このような場合に、1ゲームが行われたことを比較的正確に検出することができるので、従来に比して、収集するデータの信頼性を向上することができる。
【0075】
さらに、本実施の形態では、メダルが投入されてから所定時間が経過するまでの間にメダルの払出を検出したという条件、および、タイマ61がタイムアウトすることなくメダルの投入を3回連続して検出したという条件のいずれかが成立したときは、1ゲームが行われたことを検出するようにした。パチスロ機10では、メダルの払出は、1ゲームの終了後に行われ、また、1ゲームは、メダルの投入後に開始されるので、メダルの投入後にメダルが払い出されたときは、必ず1ゲームが行われたことになる。また、パチスロ機10では、1ゲームにつき3枚までメダルを投入可能となっているので、メダルの投入が3回連続してあったときは、1ゲームが行われた可能性が少なくない。したがって、このような場合に、1ゲームが行われたことを比較的正確に検出することができるので、収集するデータの信頼性をさらに向上することができる。
【0076】
さらに、本実施の形態では、メダルが投入されてから所定時間が経過するまでの間にメダルの払出を検出したという条件、および、タイマ61がタイムアウトしたという条件のいずれかが成立したときは、1ゲームが行われたことを検出するようにした。パチスロ機10では、メダルの払出は、1ゲームの終了後に行われ、また、1ゲームは、メダルの投入後に開始されるので、メダルの投入後にメダルが払い出されたときは、必ず1ゲームが行われたことになる。また、パチスロ機10では、1ゲームにつき3枚までメダルを投入可能であるが、メダルの投入が3回連続してなかったときは、メダルを1枚または2枚投入してゲームが開始された可能性が少なくない。したがって、このような場合に、1ゲームが行われたことを比較的正確に検出することができるので、収集するデータの信頼性をさらに向上することができる。
【0077】
また、本実施の形態では、ビッグまたはレギュラが生起したときは、1ゲームが行われたことを検出するようにした。パチスロ機10では、ビッグまたはレギュラは、1ゲームの終了後に生起するので、ビッグまたはレギュラが生起したときは、必ず1ゲームが行われたことになる。したがって、このような場合に、1ゲームが行われたことを比較的正確に検出することができるので、従来に比して、収集するデータの信頼性を向上することができる。
【0078】
さらに、本実施の形態では、メダルが投入されてから所定時間が経過するまでの間にビッグまたはレギュラの生起を検出したという条件、および、タイマ61がタイムアウトすることなくメダルの投入を3回連続して検出したという条件のいずれかが成立したときは、1ゲームが行われたことを検出するようにした。パチスロ機10では、ビッグまたはレギュラは、1ゲームの終了後に生起し、また、1ゲームは、メダルの投入後に開始されるので、メダルの投入後にビッグまたはレギュラが生起したときは、必ず1ゲームが行われたことになる。また、パチスロ機10では、1ゲームにつき3枚までメダルを投入可能となっているので、メダルの投入が3回連続してあったときは、1ゲームが行われた可能性が少なくない。したがって、このような場合に、1ゲームが行われたことを比較的正確に検出することができるので、収集するデータの信頼性をさらに向上することができる。
【0079】
さらに、本実施の形態では、メダルが投入されてから所定時間が経過するまでの間にビッグまたはレギュラの生起を検出したという条件、および、タイマ61がタイムアウトしたという条件のいずれかが成立したときは、1ゲームが行われたことを検出するようにした。パチスロ機10では、ビッグまたはレギュラは、1ゲームの終了後に生起し、また、1ゲームは、メダルの投入後に開始されるので、メダルの投入後にビッグまたはレギュラが生起したときは、必ず1ゲームが行われたことになる。また、パチスロ機10では、1ゲームにつき3枚までメダルを投入可能であるが、メダルの投入が3回連続してなかったときは、メダルを1枚または2枚投入してゲームが開始された可能性が少なくない。したがって、このような場合に、1ゲームが行われたことを比較的正確に検出することができるので、収集するデータの信頼性をさらに向上することができる。
【0080】
さらに、本実施の形態では、レギュラまたはボーナスが生起している場合には、タイマ61がタイムアウトするか否かにかかわらず、メダルが投入されたときは、1ゲームが行われたことを検出するようにした。パチスロ機10では、レギュラまたはボーナスが生起している場合は、1ゲームにつき1枚のメダルを投入してゲームが進行するので、レギュラまたはボーナスが生起しているときにメダルが投入されたときは、必ず1ゲームが行われたことになる。したがって、このような場合に、1ゲームが行われたことを比較的正確に検出することができるので、収集するデータの信頼性をさらに向上することができる。
【0081】
なお、上記実施の形態においては、本発明に係る遊技検出装置を呼出ランプ50に適用した場合について説明したが、これに限らず、もちろんパチスロ機10に直接適用してもよいし、また、外部のホールコンピュータに適用してもよい。また、上記実施の形態においては、▲1▼メダルが投入されてから所定時間が経過するまでの間にメダルの払出を検出したという条件、▲2▼タイマ61がタイムアウトすることなくメダルの投入を3回連続して検出したという条件、▲3▼タイマ61がタイムアウトしたという条件、▲4▼メダルが投入されてから所定時間が経過するまでの間にビッグまたはレギュラの生起を検出したという条件、および▲5▼レギュラまたはボーナスが生起している場合にメダルの投入を検出したという条件のうちいずれかが成立したときは、1ゲームを検出するように構成したが、これに限らず、これらの条件を適宜組み合わせ、その組み合わせによる条件のいずれかが成立したときは、1ゲームを検出するように構成してもよい。
【0082】
具体的には、例えば、▲1▼および▲2▼のいずれかが成立したとき、▲1▼および▲3▼のいずれかが成立したとき、▲2▼および▲4▼のいずれかが成立したとき、▲3▼および▲4▼のいずれかが成立したとき、▲2▼、▲4▼および▲5▼のいずれかが成立したとき、または▲3▼、▲4▼および▲5▼のいずれかが成立したときは、1ゲームを検出するように構成する。もちろん、これらの組み合わせ以外の組み合わせであってもよい。
【0083】
また、上記実施の形態においては、パチスロ機10は、1ゲームにつきメダルを3枚まで投入可能な構成となっているが、これに限らず、1ゲームにつきこれよりも少ない枚数またはこれよりも多い枚数投入可能な構成としてもよい。この場合、停止図柄の組み合わせ判定は、投入されたメダルの数に応じて適宜に定めることができる。
【0084】
また、上記実施の形態においては、遊技媒体としてメダルを用いた場合について説明したが、これに限らず、コインや遊技媒体の個数を記録したカードを遊技媒体として用いるようにしてもよい。
また、上記実施の形態においては、メダル(コイン)を使用して遊技を行うパチスロ機10に本発明を適用した場合について説明したが、これに限らず、パチスロ機において、メダル(コイン)の代わりにパチンコ玉を使用して遊技を行うパチスロ遊技機についても適用可能である。その場合には、メダル1枚に対して所定個数のパチンコ玉を遊技機に投入することにより、停止図柄の組み合わせ判定を行うようにする。
【0085】
また、上記実施の形態においては、遊技機であるパチスロ機10に本発明を適用した場合について説明したが、これに限らず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で他のアミューズメントゲーム機にも適用可能である。
また、上記実施の形態において、図3のフローチャートに示すゲーム回数検出処理を実行するにあたっては、ROM62にあらかじめ格納されているプログラムを実行する場合について説明したが、これに限らず、これらの手順を示したプログラムが記憶された記憶媒体から、そのプログラムをRAM64に読み込んで実行するようにしてもよい。
【0086】
ここで、記憶媒体とは、RAM、ROM等の半導体記憶媒体、FD、HD等の磁気記憶型記憶媒体、CD、CDV、LD、DVD等の光学的読取方式記憶媒体、MO等の磁気記憶型/光学的読取方式記憶媒体であって、電子的、磁気的、光学的等の読み取り方法のいかんにかかわらず、コンピュータで読み取り可能な記憶媒体であれば、あらゆる記憶媒体を含むものである。
【0087】
上記実施の形態において、パチスロ機10は、請求項1、2、3、5、6または8記載の遊技機に対応し、図柄表示部12は、請求項1、2または5記載の図柄表示手段に対応し、タイマ61は、請求項3、4、6または7記載の計時手段に対応し、ステップS106は、請求項3、4、6または7記載の投入検出手段に対応し、ステップS200は、請求項8記載の投入検出手段に対応し、ステップS112は、請求項3または4記載の払出検出手段に対応し、ステップS114は、請求項6または7記載の遊技状態検出手段に対応している。
【0088】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る請求項1記載の遊技検出装置によれば、所定事象が発生した場合に、1ゲームが行われたことを比較的正確に検出することができるので、従来に比して、収集するデータの信頼性を向上することができるという効果が得られる。
【0089】
また、本発明に係る請求項2ないし4記載の遊技検出装置によれば、遊技媒体が払い出された場合に、ゲームが行われたことを比較的正確に検出することができるので、従来に比して、収集するデータの信頼性を向上することができるという効果が得られる。
さらに、本発明に係る請求項3記載の遊技検出装置によれば、遊技媒体が払い出された場合および遊技媒体を所定数まで投入してゲームが開始された場合に、ゲームが行われたことを比較的正確に検出することができるので、収集するデータの信頼性をさらに向上することができるという効果も得られる。
【0090】
さらに、本発明に係る請求項4記載の遊技検出装置によれば、遊技媒体が払い出された場合および遊技媒体を所定数まで投入することなくゲームが開始された場合に、ゲームが行われたことを比較的正確に検出することができるので、収集するデータの信頼性をさらに向上することができるという効果も得られる。
また、本発明に係る請求項5ないし8記載の遊技検出装置によれば、所定の遊技状態が生起した場合に、ゲームが行われたことを比較的正確に検出することができるので、従来に比して、収集するデータの信頼性を向上することができるという効果が得られる。
【0091】
さらに、本発明に係る請求項6記載の遊技検出装置によれば、所定の遊技状態が生起した場合および遊技媒体を所定数まで投入してゲームが開始された場合に、ゲームが行われたことを比較的正確に検出することができるので、収集するデータの信頼性をさらに向上することができるという効果も得られる。
さらに、本発明に係る請求項7記載の遊技検出装置によれば、所定の遊技状態が生起した場合および遊技媒体を所定数まで投入することなくゲームが開始された場合に、ゲームが行われたことを比較的正確に検出することができるので、収集するデータの信頼性をさらに向上することができるという効果も得られる。
【0092】
さらに、本発明に係る請求項8記載の遊技検出装置によれば、1ゲームにつき1個の遊技媒体を投入してゲームを進行させる所定の遊技状態が生起している場合に、ゲームが行われたことを比較的正確に検出することができるので、収集するデータの信頼性をさらに向上することができるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチスロ機10および呼出ランプ50の構成を示すブロック図である。
【図2】呼出ランプ50の内部構成を示すブロック図である。
【図3】ゲーム回数検出処理を示すフローチャートである。
【図4】メダルが連続して3枚投入された場合を説明するためのタイムチャートである。
【図5】メダルが連続して3枚投入されなかった場合を説明するためのタイムチャートである。
【図6】メダルが投入された後にメダルの払出があった場合を説明するためのタイムチャートである。
【図7】メダルが投入された後にビッグまたはレギュラが生起した場合を説明するためのタイムチャートである。
【符号の説明】
10 パチスロ機
11 ドラム
12 図柄表示部
13 コイン投入口
14 ゲーム開始レバー
15 回転停止ボタン
50 呼出ランプ
52a,52b ランプ
54a,54b ランプ
56 液晶表示装置
58 呼出ボタン
59 台番プレート
60 CPU
62 ROM
64 RAM

Claims (2)

  1. 1ゲームにつき複数の遊技媒体を所定個数投入可能となっており、前記1ゲームでは、遊技媒体が投入された後、図柄表示手段で図柄を変動表示し、変動表示を停止させたときに表示する停止図柄の組み合わせに応じて遊技媒体を払い出すともに、投入された遊技媒体の数に応じて停止図柄の組み合わせ判定を異ならせるようになっている遊技機に適用する遊技検出装置であって、
    前記遊技機にて遊技媒体が投入されたときに出力される投入信号を信号線を介して検出する投入検出手段と、前記遊技機にて遊技媒体が払い出されたときに出力される払出信号を信号線を介して検出する払出検出手段と、前記投入検出手段で前記投入信号を検出してからの動作開始指令により経過時間を計測する計時手段と、
    前記計時手段で計測された経過時間が所定時間に達するまでの間に、前記投入検出手段で遊技媒体の投入を前記所定個数に相当する回数連続して検出したか否かを判定する第1の判定手段と、
    前記計時手段で計測された経過時間が所定時間に達するまでの間に、前記払出検出手段で遊技媒体の払い出しを検出したか否かを判定する第2の判定手段と、
    前記計時手段で計測された経過時間が前記所定時間に達したか否かを判定する第3の判定手段とを備え、
    前記第1の判定手段で遊技媒体の投入を前記所定個数に相当する回数連続して検出した場合、または前記第2の判定手段で遊技媒体の払い出しを検出した場合、あるいは前記第3の判定手段で前記所定時間に達した場合に、前記1ゲームが行なわれたことを検出してゲーム回数をカウントした後、前記計時手段の動作を停止することを特徴とする遊技検出装置。
  2. 1ゲームにつき複数の遊技媒体を所定個数投入可能となっており、前記1ゲームでは、遊技媒体が投入された後、図柄表示手段で図柄を変動表示し、変動表示を停止させたときに表示する停止図柄の組み合わせに応じて所定の遊技状態を生起させるとともに、投入された遊技媒体の数に応じて停止図柄の組み合わせ判定を異ならせるようになっている遊技機に適用する遊技検出装置であって、
    前記遊技機にて遊技媒体が投入されたときに出力される投入信号を信号線を介して検出する投入検出手段と、前記遊技機にて前記所定の遊技状態が生起したときに出力される生起信号を信号線を介して検出する遊技状態検出手段と、前記投入検出手段で前記投入信号を検出してからの動作開始指令により経過時間を計測する計時手段と、
    前記計時手段で計測された経過時間が所定時間に達するまでの間に、前記投入検出手段で遊技媒体の投入を前記所定個数に相当する回数連続して検出したか否かを判定する第1の判定手段と、
    前記計時手段で計測された経過時間が所定時間に達するまでの間に、前記遊技状態検出手段で前記所定の遊技状態の生起を検出したか否かを判定する第2の判定手段と、
    前記計時手段で計測された経過時間が前記所定時間に達したか否かを判定する第3の判定手段とを備え、
    前記第1の判定手段で遊技媒体の投入を前記所定個数に相当する回数連続して検出した場合、または前記第2の判定手段で前記所定の遊技状態の生起を検出した場合、あるいは前記第3の判定手段で前記所定時間に達した場合に、前記1ゲームが行なわれたことを検出してゲーム回数をカウントした後、前記計時手段の動作を停止することを特徴とする遊技検出装置。
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