JP3690444B2 - カメラのファインダー装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、ファインダー光学系にプリズム及び視野枠を備えるカメラのファインダー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
カメラには、例えばカメラ本体にファインダー光学系を保持する光学系保持枠を備え、この光学系保持枠にファインダー光学系を構成するプリズム及び視野枠を組み付けるものがある。
【0003】
このプリズムの保持構造には、例えば光学系保持枠にプリズムを組み込み、もしくは組み込み接着するものがある。
【0004】
また、図13に示すように、プリズム100に視野枠位置決めボス100aを放射面100bと直交する位置に形成し、このプリズム100の視野枠位置決めボス100aを視野枠200と係合し、プリズム100と視野枠200との位置決めを行うものがある。
【0005】
また、ファインダー光学系に視野枠を備え、この視野枠を、例えばクラッシックサイズ、ハイビジョンサイズ、パノラマサイズ等のプリントサイズに応じて切り替えるものがある。この切替は、例えば図14に示すように、基準開口孔110に対して開口孔111aを有する遮光板111が移動可能に配置されている。この遮光板111は、視野枠の対角方向に対向した位置に設けたガイドピン112,113にガイド長孔111b,111cを係合させてあり、駆動孔111dに係合している遮光板係合部114により遮光板111を移動させることで、図14(a)のパノラマサイズ、図14(b)のハイビジョンサイズ、図14(c)のクラッシックサイズの視野枠に切替えられる。実際には、逆の動きをするもう1枚の遮光板を組み合わせて視野枠を切替える。
【0006】
また、例えば図15に示すように、基準開口孔120に対して開口孔121aを有する遮光板121が移動可能に配置され、この遮光板121は、視野枠の長手方向に対向した位置に設けたガイドピン122,123にガイド長孔121b,121cを係合させてあり、駆動孔121dに係合している遮光板係合部124により遮光板121を移動させることで、図15(a)のパノラマサイズ、図15(b)のハイビジョンサイズ、図15(c)のクラッシックサイズの視野枠に切替えられるものがある。実際には、逆の動きをするもう一枚を組み合わせて視野枠を切り換える。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
光学系保持枠にプリズムを単に組み込み、もしくは組み込み接着するものでは、プリズムの取り付け位置が正確でなく位置ずれが生じる恐れがある。また、プリズムの取り付け位置を高精度にするために、光学系保持枠の成形時の抜きテーパをなくすと、プリズムが組み込みにくくなる。
【0008】
また、図13に示すようにプリズムに視野枠位置決めボスを放射面と直交した位置に形成し、このプリズムの視野枠位置決めボスを視野枠に係合して位置決めを行うものでは、放射面と直交した位置に視野枠位置決めボスがあるため、金型が入子構造になり高くなる。さらに、視野枠位置決めボスによる位置決めだけでは放射面と視野枠にずれが生じる。
【0009】
さらに、ファインダー光学系に視野枠が備えられるが、図14に示すように視野枠の対角方向に対向した位置にガイド長孔を配置したものは、視野枠の上下方向に広いスペースが必要である。また、図15に示すように視野枠の長手方向に対向した位置にガイド長孔を配置したものは、上下方向のスペースは狭くすることができるが視野枠の切替の動作に負荷がかかり、正確な作動が得られない。
【0010】
この発明は、前記課題を解決し、プリズムを安価に製造可能で、しかも高精度にかつ確実に組付可能なカメラのファインダ装置を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決し、かつ目的を達成するために、この発明は、以下のように構成した。
請求項1記載の発明は、『ファインダーの視野を形成する視野枠部材と、
入射面及び放射面を有し、視野枠部材位置決め手段を前記入射面又は前記放射面の光軸と垂直な面に有するプリズムと、
ファインダー光学系の前記視野枠部材、前記プリズム、反射ミラー及び接眼レンズが保持される保持枠と、
前記視野枠部材と前記保持枠との間に前記プリズムが、視野枠部材位置決め手段により位置決めして配置され、前記視野枠部材を前記保持枠に固定し、前記視野枠部材と前記保持枠により前記プリズムを挟持するプリズム挟持手段と、
を有することを特徴とするカメラのファインダー装置。』であり、視野枠部材と保持枠によりプリズムを挟持して確実に保持することができ、また視野枠部材位置決め手段をプリズムの入射面又は放射面の光軸と垂直な面に設けており、従来のような入子が不要であり金型が安くなり、また視野枠部材と保持枠によるプリズムの設置精度が向上する。
【0012】
請求項2記載の発明は、『前記プリズム挟持手段は、前記プリズムを前記視野枠部材と前記保持枠との間に配置し、前記視野枠部材と前記保持枠を締付手段で固定することを特徴とする請求項1記載のカメラのファインダー装置。』であり、プリズムを視野枠部材と保持枠との間に配置し、プリズムを挟み込むように固定することで、プリズムが組み込みやすく高精度に設置でき、しかもプリズムと視野枠部材の間にゴミが入らない。
【0013】
請求項3記載の発明は、『前記視野枠部材位置決め手段は、入射面又は放射面の光軸と平行に設けられたボスであって、前記視野枠部材に設けられた孔と嵌合するよう構成されることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のカメラのファインダー装置。』であり、光軸に対して視野枠部材を周辺まで直角に取り付けることができる。
【0014】
請求項4記載の発明は、『前記視野枠部材は、視野の大きさを変えることが可能であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のカメラのファインダー装置。』であり、視野枠部材により視野の大きさを変えることが可能である。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、この発明のカメラのファインダー装置を図面に基づいて詳細に説明する。図1はファインダー装置を組み付けたカメラの概略横断面図、図2はファインダー装置の断面図、図3は図2のIII-III線に沿う断面図、図4はファインダー装置の拡大断面図、図5はプリズムの組付け状態を示す断面図、図6はプリズムの斜視図、図7はプリズムを示す図、図8は視野枠部材の構成を説明する図、図9は視野枠部材の分解斜視図、図10は基準開口孔を有する部材を示す図、図11は一方の遮光板を示す図、図12は他方の遮光板を示す図である。
【0020】
先ず、ファインダー装置のプリズム取付構造について説明する。カメラ1は、カメラ本体2を前面カバー3と後面カバー4で覆うように組立られる。カメラ本体2には、ファインダー装置10が組み付けられている。
【0021】
ファインダー装置10は、ファインダー光学系11を有している。このファインダー光学系11は、対物レンズ13、接眼レンズ14、カメラ1のズームに連動するレンズ群15、プリズム16、反射ミラー17及びファインダーの視野を形成する視野枠部材300から構成され、これらは保持枠12,90に組み付けられている。保持枠12,90は、カメラ本体2に組み付けられ、保持枠12の上に保持枠90が組み付けられ、保持枠90には対物レンズ13、カメラ1のズームに連動するレンズ群15が保持される。プリズム16は、保持枠12と保持枠90とで保持され、反射ミラー17、視野枠部材300及び接眼レンズ14は保持枠12に保持される。
【0022】
視野枠部材300は、保持枠12の収納部12bに配置されている。この視野枠部材300は、視野枠30と、開口枠31と、この視野枠30と開口枠31の間に配置され視野枠30と開口枠31に対して移動可能な一対の遮光板32,33と、一対の遮光板32,33を移動させる遮光板駆動部材34と、一対の遮光板32,33の移動を案内する案内部材50とを有し、プリントサイズに応じて遮光板駆動部材34を駆動して一対の遮光板32,33を移動しファインダーの視野の大きさを切り替えるように構成されている。
【0023】
プリズム16は、図6及び図7に示すように、透明な樹脂により射出成形で形成される。プリズム16の入射面16aに入射される光は、第1反射面16b、第2反射面16c、第3反射面16dの順に反射し、放射面16eから放射され、入射光に対して放射光の位置が変わり、かつ直交する方向になっている。
【0024】
また、プリズム16は、視野枠部材位置決め手段を放射面16eの光軸と垂直な面に有し、視野枠部材位置決め手段は、放射面16eの光軸と平行に設けられた一対のボス16gであって、図9に示す視野枠部材300の視野枠30に設けられた一対の孔30gと嵌合するよう構成される。
【0025】
尚、本実施例ではプリズム16の放射面16eに視野枠部材300を配置し、かつ視野枠部材位置決め手段を放射面16eの光軸と垂直な面に放射面16eの光軸と平行に一対のボス16gとして設けたが、プリズムの入射面に視野枠部材を配置し、かつ視野枠部材位置決め手段を入射面の光軸と垂直な面に入射面の光軸と平行に設けてもよい。更に、プリズムにボスを設けるのではなく、ボスは視野枠部材側に設け、プリズム側にはそのボスが嵌合する孔を設けるように構成してもよい。
【0026】
このプリズム16は、図4及び図5に示すように、視野枠部材300と保持枠12の壁12aとの間に配置されている。一対のボス16gは視野枠部材300の視野枠30に設けられた一対の孔30gに嵌合し、図6に示すように放射面16eから放射される光が論理的な視野面18に直交するように組み付けられ、位置ずれがなく、しかも組付けが容易になっている。また、視野枠部材300の視野枠30にはネジ孔30aが形成され、この視野枠30と保持枠12を締付手段を構成するネジ19により締付固定し、プリズム16が保持枠12の壁12aに圧接される。
【0027】
このように、カメラのファインダー装置10は、ファインダーの視野を形成する視野枠部材300と、入射面16a及び放射面16eを有するプリズム16であって、視野枠部材位置決め手段を入射面16a又は放射面16eの光軸と垂直な面に有するプリズム16と、視野枠部材300とプリズム16を保持する保持枠12と、視野枠部材300と保持枠12によりプリズム16を挟持するプリズム挟持手段Bとを有し、視野枠部材位置決め手段をプリズム16の入射面16a又は放射面16eの光軸と垂直な面に設けており、従来のような入子が不要であり金型が安くなり、また視野枠部材300と保持枠12によりプリズム16を挟持し高精度に設置できる。
【0028】
また、プリズム挟持手段Bは、プリズム16を視野枠部材300と保持枠12との間に配置し、視野枠部材300と保持枠12を締付手段を構成するネジ19により締付固定し、プリズム16を挟み込むように固定したから、プリズム16が組み込みやすく高精度に設置でき、しかもプリズム16と視野枠部材300の間にゴミが入らない。
【0029】
また、視野枠部材位置決め手段は、本実施例では放射面16eの光軸と平行に設けられたボス16gであって、視野枠部材300の視野枠30に設けられた孔30gと嵌合するよう構成されており、光軸に対して視野枠部材300を周辺まで直角に取り付けることができる。
【0030】
次に、ファインダー装置10の視野枠部材の構造を詳細に説明する。
【0031】
視野枠部材300の一対の遮光板32,33は、中央部に開口部32a,33aを有し、開口部32a,33aの一方に1つの円形係合部32b,33bを、他方に1つの円弧状案内経路32c,33cとを有し、円弧状案内経路32c,33cと円形係合部32b,33bとが開口部32a,33aを挟んで配置されている。遮光板32には、円形係合部32bを軸心とする円弧状の逃げ部32d,32eが形成されている。遮光板33には、円形係合部33bの近傍を切り欠いて逃げ部33dが形成されている。
【0032】
視野枠30及び開口枠31は、中央部に開口部30b,31aを有し、開口部30b,31aの一方に支持孔30c,31bが形成されている。視野枠30の支持孔30cの廻りには、円弧状の逃げ長孔30d,30eが形成され、開口枠31の支持孔31bの廻りには、円弧状の逃げ長孔31c,31dが形成されている。また、視野枠30及び開口枠31には、開口部30b,31aの他方にピン孔30f,31eが形成されている。
【0033】
遮光板駆動部材34は、遮光板32,33の円形係合部32b,33bと嵌合し遮光板32,33を円弧運動させる遮光板係合部54,56を有する。また、遮光板駆動部材34は、中央に貫通孔34aが形成され、この貫通孔34aの廻りの対称位置にピン孔34b,34cが形成され、アーム部34dにピン孔34eが形成されている。遮光板係合部54はピン孔34bに取り付けられ、遮光板係合部56はピン孔34cに取り付けられ、遮光板駆動部材34は、二つの遮光板係合部54,56で一対の遮光板32,33を互いに逆方向に駆動する。
【0034】
視野枠30及び開口枠31の間に一対の遮光板32,33を配置し、視野枠30側から案内部材50をピン孔30f、円弧状案内経路32c,33c、ピン孔31eに挿入し、案内部材50をカシメている。
【0035】
また、視野枠30側から遮光板駆動部材34を当てがい、回転ピン52を貫通孔34a、支持孔30c、逃げ部32d、逃げ部33d、支持孔31bに挿入し、回転ピン52をカシメている。遮光板係合部54を逃げ長孔30d、円形係合部32b、逃げ長孔31cに挿入し、遮光板係合部54の頭部に遮光板駆動部材34のピン孔34bを挿入し、遮光板係合部54をカシメている。遮光板係合部56を逃げ長孔30e,32e、円形係合部33b、逃げ長孔31dに挿入し、遮光板係合部56の頭部に切遮光板駆動部材34のピン孔34cを挿入し、遮光板係合部56をカシメている。
【0036】
さらに、遮光板駆動部材34のピン孔34eに取付ピン58を介して図示しない操作部材が接続され、ファインダーの視野を、例えばクラッシックサイズ、ハイビジョンサイズ、パノラマサイズ等のプリントサイブに応じて切り替える。この切替は、図8に示す。遮光板駆動部材34のアーム部34dが図8(a)に示すように右側に位置する時が、一対の遮光板32,33が開口部30b,31aの両側を遮光し、ファインダーの視野がクラッシックサイズになり、図8(b)に示すように中間に位置する時が、一対の遮光板32,33が開口部30b,31aを遮光しないため、ファインダーの視野がハイビジョンサイズになり、図8(c)に示すように左側に位置する時が、一対の遮光板32,33が開口部30b,31aの上下を遮光し、ファインダーの視野がパノラマサイズになる。
【0037】
このように、視野枠部材300は、円弧状案内経路32c,33cと円形係合部32b,33bとを開口部32a,33aを挟んで配置した遮光板32,33と、この遮光板32,33の円形係合部32b,33bと嵌合し遮光板32,33を円弧運動させる遮光板係合部54,56を有する遮光板駆動部材34と、遮光板32,33の円弧状案内経路32c,33cと係合する案内部材50とを有しており、遮光板駆動部材34と案内部材50との位置が離れていることで、一対の遮光板32,33の移動誤差を少なくでき、一対の遮光板32,33の切替精度が向上する。また、遮光板32,33は、遮光板駆動部材34の円弧運動により移動するため、動きが円滑で精度が高い。さらに、遮光板駆動部材34に取り付けられた遮光板係合部54,56は各々遮光板32,33の案内部材を兼ねているので部品点数が減り、コスト削減になる。
【0038】
また、遮光板駆動部材34は、二つの遮光板係合部54,56を有し、この二つの遮光板係合部54,56で一対の遮光板32,33を円弧運動により互いに逆方向に駆動するから、一対の遮光板32,33の動きが円滑で精度が高い。
【0039】
また、遮光板32,33の円弧状案内経路32c,33cの円弧は、遮光板駆動部材34の遮光板係合部54,56が遮光板32,33を駆動する際に描く円弧とは逆方向の円弧であり、一対の遮光板32,33が遮光板駆動部材34の円弧運動により互いに逆方向に円滑に移動することができる。
【0040】
さらに、案内部材50と遮光板駆動部材34は、基準開口孔である開口部30bを有する部材視野枠30に設けられており、簡単な構成で、一対の遮光板32,33を円滑に作動させることができる。
【0041】
また、遮光板32には、円形係合部32bを軸心とする円弧状の逃げ部32d,32eが形成され,遮光板33には、円形係合部33bの近傍を切り欠いて逃げ部33dが形成されており、簡単な構成で、一対の遮光板32,33を遮光板駆動部材34の円形係合部32b,33bや回転ピン52と干渉することなく作動させることができる。
【0042】
【発明の効果】
前記したように、請求項1記載の発明では、視野枠部材と保持枠によりプリズムを挟持して確実に保持することができ、また視野枠部材位置決め手段をプリズムの入射面又は放射面の光軸と垂直な面に設けており、従来のような入子が不要であり金型が安くなり、また視野枠部材と保持枠によるプリズムの設置精度が向上する。
【0043】
請求項2記載の発明では、プリズムを視野枠部材と保持枠との間に配置し、プリズムを挟み込むように固定するから、プリズムが組み込みやすく高精度に設置でき、しかもプリズムと視野枠部材の間にゴミが入らない。
【0044】
請求項3記載の発明では、視野枠部材位置決め手段が、入射面又は放射面の光軸と平行に設けられたボスであって、前記視野枠部材に設けられた孔と嵌合するから、光軸に対して視野枠部材を周辺まで直角に取り付けることができる。
【0045】
請求項4記載の発明では、視野枠部材により視野の大きさを変えることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ファインダー装置を組み付けたカメラの概略横断面図である。
【図2】ファインダー装置の断面図である。
【図3】図2のIII-III線に沿う断面図である。
【図4】ファインダー装置の拡大断面図である。
【図5】プリズムの組付け状態を示す断面図である。
【図6】プリズムの斜視図である。
【図7】プリズムを示す図である。
【図8】視野枠部材の構成を説明する図である。
【図9】視野枠部材の構成部材の分解斜視図である。
【図10】視野枠を示す図である。
【図11】一方の遮光板を示す図である。
【図12】他方の遮光板を示す図である。
【図13】従来のプリズムの組み込みを示す図である。
【図14】従来のファインダー光学系の視野枠を示す図である。
【図15】従来の他のファインダー光学系の視野枠を示す図である。
【符号の説明】
1 カメラ
2 カメラ本体
3 前面カバー
4 後面カバー
10 ファインダー装置
11 ファインダー光学系
12,90 保持枠
12a 保持枠12の壁
16 プリズム
300 視野枠部材
B プリズム挟持手段
Claims (4)
- ファインダーの視野を形成する視野枠部材と、
入射面及び放射面を有し、視野枠部材位置決め手段を前記入射面又は前記放射面の光軸と垂直な面に有するプリズムと、
ファインダー光学系の前記視野枠部材、前記プリズム、反射ミラー及び接眼レンズが保持される保持枠と、
前記視野枠部材と前記保持枠との間に前記プリズムが、視野枠部材位置決め手段により位置決めして配置され、前記視野枠部材を前記保持枠に固定し、前記視野枠部材と前記保持枠により前記プリズムを挟持するプリズム挟持手段と、
を有することを特徴とするカメラのファインダー装置。 - 前記プリズム挟持手段は、前記プリズムを前記視野枠部材と前記保持枠との間に配置し、前記視野枠部材と前記保持枠を締付手段で固定することを特徴とする請求項1記載のカメラのファインダー装置。
- 前記視野枠部材位置決め手段は、入射面又は放射面の光軸と平行に設けられたボスであって、前記視野枠部材に設けられた孔と嵌合するよう構成されることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のカメラのファインダー装置。
- 前記視野枠部材は、視野の大きさを変えることが可能であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のカメラのファインダー装置。
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