JP3689944B2 - アース端子組立体用検査装置 - Google Patents
アース端子組立体用検査装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3689944B2 JP3689944B2 JP26173395A JP26173395A JP3689944B2 JP 3689944 B2 JP3689944 B2 JP 3689944B2 JP 26173395 A JP26173395 A JP 26173395A JP 26173395 A JP26173395 A JP 26173395A JP 3689944 B2 JP3689944 B2 JP 3689944B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ground terminal
- terminal assembly
- thickness
- sandwiching
- fixing member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明はアース端子組立体用検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来技術の概略構成を示す斜視図である図5を参照して、一般に、アース端子T1、T2は、環状に形成された円形または矩形の接続部分T11、T21を有しており、この接続部分T11、T21を導通検査ユニット100に挿入することにより、当該アース端子T1またはアース端子T2が接続されている電線W1または電線W2、W3との導通を検査するようにしている。上記端子金具T1は、単一の電線W1に圧着されているものであり、上記端子金具T2は、単一の電線W2、W3がそれぞれ接続された端子部材を複数枚重ね合わせ、溶着することにより、接続部分T21を構成しているものである。
【0003】
上記導通検査ユニット100は、スリット101内に、金属片102とスイッチ103とを対向させ、検査対象となるアース端子T1(またはアース端子T2)の接触部分T11(T21)をスリット101内に挿入することにより、上記金属片102とスイッチ103との間で導通を検査していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述のような導通検査ユニット100では、専ら、アース端子T1、T2と、それに対応する電線W1〜W3との導通が検査されていたに過ぎない。
ところで、従来のアース端子組立体の別の態様を示す図6に示すように、最近では、接続部分T31、T32に、周方向(図6(C)のXで示す方向)の回動動作で着脱される係合爪T33、T34を有する端子部材A(図6(A))B(図6(B))を互いに組み合わせて積層した、アース端子組立体T3(図6(C))が実用化されている。このアース端子組立体T3では、導通検査の他に、各端子部材A、Bの機械的な接続状態を検査する必要があった。すなわち、両者の各係合爪T33、34が正規に噛み合わず、いわゆる半嵌合が生じている場合には、両端子部材A、Bの接続部分T31、T32に浮きが生じ、組立工程で支障を来したり、導通不良を来したりするという不具合があったのである。
【0005】
本発明は上記不具合に鑑みてなされたものであり、主として機械的に接合されたアース端子組立体の半嵌合を検出可能なアース端子組立体用検査装置を提供することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の請求項1記載の構成は、
機械的に連結された状態で積層される複数の端子部材により接続部分が構成されるアース端子組立体の検査を行うためのアース端子組立体用検査装置であって、
上記接続部分を止定する止定部材と、
止定部材に対して相対変位可能に構成され、止定された接続部分を止定部材との間で、当該端子部材が積層された方向に挟み込む挟み込み部材と、
挟み込まれた上記接続部分の厚さを検出する検出部材と、
検出部材が検出した厚さに基づいて、接続部分の合否判定を行う制御部と
を備えていることを特徴とするアース端子組立体用検査装置である。
【0007】
この構成では、止定部材によってアース端子組立体の接続部分が位置決めされる。そして、止定部材と挟み込み部材とが、互いに相対的に変位することにより、接続部分の厚みが止定部材と挟み込み部材との間で特定され、この厚みは検出部材によって検出される。検出された厚みは、制御部によって、正規の厚みを比較され、合否判定が行われる。
【0008】
また、請求項2記載の構成は、
請求項1記載のアース端子組立体用検査装置において、
上記制御部は、検出された厚みが正規の厚みと異なる場合に、上記正規の厚みよりも厚いか薄いかを表示する手段を含んでいる。
この構成では、検出された接続部分の厚さが正規の厚さであるか否かが判断されるばかりでなく、正規の厚さよりも厚いことまたは薄いことを表示する。
【0009】
また、請求項3記載の構成は、
請求項1または2記載のアース端子組立体用検査装置において、
上記挟み込み部材は、弾性部材を介して止定部材に押しつけられるものである。
この構成では、止定部材と挟み込み部材との間でアース端子組立体の接続部分を挟み込むに当たり、弾性部材の作用によって、アース端子組立体からの反力を吸収する。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳述する。
図1および図2は、本発明の実施の一態様におけるアース端子組立体用検査装置の概略構成略図である。これらの図を参照して、図に例示しているアース端子組立体用検査装置は、アース端子組立体T3の検査を行う検査ユニット10と、検査ユニット10からの検出信号に基づいて、アース端子組立体T3の状態を判断する制御装置30とを主要素としている。なお、40は、導通検査装置で、上記検査ユニット10とともに、上記アース端子組立体T3に接続されている複数の電線Wの導通検査を行うためのものである。また、上記アース端子組立体T3は、図6で説明したものと同様であり、同図と同一の符号を用いて説明を省略している。
【0011】
上記検査ユニット10は、ベース11と、ベース11の一端部に固定され、アース端子組立体T3の接続部分T31を止定する止定部材12と、止定部材12に対して相対変位可能に構成され、止定された接続部分T31を止定部材12との間で、当該端子部材A、Bが積層された方向に挟み込む挟み込み部材13と、挟み込み部材13を駆動することにより、両部材を接近または離反するトグル機構14と、止定部材12と挟み込み部材13との間隔を検出する、検出部材としての近接センサ15とを含んでいる。
【0012】
先ずベース11は、平面視長方形に形成された金属製板材であり、その長手方向一端部には、上記止定部材12が図示しないボルトにより固定されている。
上記止定部材12は、ベース11の上方に立設する起立部12Aと、起立部12Aの端面からベース部11の他端側に向かって水平に延びる突起12Bとを備えており、上記突起12Bをアース端子組立体T3の端子部分T31に貫通させて、アース端子組立体T3を起立部12Aの端面12Cに当てがうことにより、アース端子組立体T3を止定することができる。
【0013】
上記挟み込み部材13は、上記ベース11の、止定部材12よりも他端側に配置され、ベース11に形成された図示しないレール部材によって、止定部材12に対し、接近または離反可能に構成されているブロック体である。挟み込み部材13の止定部材12に対する対向面13Aには、止定されたアース端子組立体T3の接続部分T31を押圧するための押圧突起13Bが水平に延びている。
【0014】
上記トグル機構14は、ハンドル14Aを備えている。このハンドル14Aは、ベース11の他端部に固定された取り付け部材14Bにより、軸A1を介して枢支されている基端部141と、基端部141に連続する把手部142とを一体に有している。上記基端部141には、上記リンクアーム14Cの一端部が軸A2によって枢支されており、このリンクアーム14Cの他端部は、作動ブロック14Dに対し、軸A3によって枢支されている。この作動ブロック14Dは、ベース11の、上記挟み込み部材13よりも他端側に配置されており、上記ベース11の一端側と他端側との間に変位可能にベース11に取り付けられているものである。そして、ハンドル14Aを上述した軸A1回りに回動させることにより、作動ブロック14Dを介して上記挟み込み部材13を止定部材12に対して接近/離反可能に変位できるようになっている。なお、図1に示すように、上記ハンドル14Aを軸A1回りに接近側(図1において反時計回り方向)に回動させることにより、作動ブロック14Dを介して挟み込み部材13を止定部材12に接近させて、両者間にアース端子組立体T3を挟み込んだ後、ハンドル14Aをさらに上記接近方向に回動させると、図1に示すように、上記軸A1、A2、A3が概ね一水平線上に並び、作動ブロック14Dを介して挟み込み部材13を止定部材12にロックできるように構成されている。なお、図1および図2において、A4は、リンクアーム14Cの当接ピンであり、図示しない側板を介して、ベース11に固定されているものである。さらに、上記作動ブロック14Dと挟み込み部材13とを連結するために、図1および図2の例では、ボルト14Eおよび圧縮コイルばね14Fが採用されている。ボルト14Eは、ハンドル14A側から作動ブロック14Dに対して遊嵌した状態で貫通し、挟み込みブロック13に螺合している。また、ボルト14Eの頭部143は、上記作動ブロック14Dに形成された肩部144に接離可能に収容されている。従って、ボルト14Eは、作動ブロック14Dに対しては相対変位可能に構成されているとともに、挟み込み部材13に対しては一体的に取り付けられることになる。また、上記圧縮コイルばね14Fは、ボルト14Eの外周に配置され、作動ブロック14Dと挟み込み部材13との間に所定の初期撓み量が設定された状態で介装されている。
【0015】
従って、ハンドル14Aが接近側に駆動され、作動ブロック14Dが挟み込み部材13に向かって変位しようとすると、この力は、先ず、圧縮コイルばね14Fを介して挟み込み部材13に弾性的に伝達され、それによって挟み込み部材13が止定部材12に向かって接近し、遂にはアース端子組立体T3の接続部分T31を止定部材12の端面12Cと挟み込み部材13の押圧突起13Bとの間に挟み込むことになる。
【0016】
図示の例では、アース端子組立体T3の接続部分T31を上記止定部材12の突起12Bに挿通して止定することにより位置決めし、挟み込み部材13の押圧突起13Bによって止定部材12の端面12Cに挟み込んでいるので、アース端子組立体T3の位置決め精度が向上し、精緻に接続部分T31を挟み込んでその厚さを測定することが可能になる。
【0017】
その状態で、ハンドル14Aがさらに接続側に回動すると、挟み込み部材13は、図1に示す検査位置に変位する。図1の例では、このロック状態において、挟み込み部材13と作動ブロック14Dとの間には、撓み代Lが形成されるようになっている。すなわち、アース端子組立体T3の各端子部材A、Bは、最大8枚まで積層できるようになっているが、この枚数分積層されて形成された接続部分T31を挟み込んだ際に、僅かな撓み代Lが形成されるようになっている。これにより、挟み込み部材13は、何れのアース端子組立体T3の接続部分T31を測定する際にも、圧縮コイルばね14Fに弾性的に付勢された状態で、該接続部分T31を挟み込むことになる。
【0018】
他方、ロックされたハンドル14Aを離反側(図1および図2の時計回り方向)に回動すると、先ず、作動ブロック14Dが上記と逆に離反する結果、圧縮コイルばね14Fが伸長するとともに、作動ブロック14Dの肩部144がボルト頭部143に当接する。さらに、ハンドル14Eを離反側に回すことにより、作動ブロック14Dは、ボルト143を介して挟み込み部材13と一体的に連結される結果、挟み込み部材13も止定部材12から離れ、遂には図2に示す離反位置に変位する。
【0019】
次に、上記近接センサ15は、止定部材12と挟み込み部材13とがアース端子組立体T3を挟み込んでいるときの両部材12、13の接近量から、上記アース端子組立体T3の接続部分T31の厚さを検出するためのものである。近接センサ15は、挟み込み部材13の上記対向面13Aに取り付けられた光電素子15Aと、止定部材12の端面12Cに取り付けられ、光電素子15Aの光を反射する反射板15Bとを有する周知のものであり、その検出信号は、増幅ユニット15Cを介して、制御装置30に与えられるようになっている。
【0020】
次に、制御装置30は、ケーシング31に検査されるアース端子組立体T3の品番を入力する規格データ入力キー32と、検査結果を表示する後述の各ランプ33、34、35を有している。
図3は、上記制御装置30の概略構成を示すブロック図である。
同図を参照して、制御装置30には、CPUその他の電装品からなる制御部41と、メモリ42とが備えられている。上記制御部41には、検査ユニット10の近接センサ15と導通検査装置40(図1参照、図3では図示を省略)とが接続されているとともに、上記規格データ入力キー32が入力部材として接続されている。他方、制御部41には、近接センサ15によって検出されたアース端子組立体T3の接続部分T31の厚さDが、規格となる正規の厚さDRであることを表示するGOランプ33、正規の厚さDRよりも薄いこと(すなわち、端子部材の枚数が少ないと)を示すLOランプ34、および正規の厚さDRよりも厚いこと(すなわち、端子部材の枚数が多いこと)を示すHIランプ35と接続されており、後述する手順に基づいて、各ランプ33〜35を点滅できるようになっている。
【0021】
上記メモリ42には、規格データエリア421と、検出データエリア422とが設けられている。規格データエリア421には、検査されるべきアース端子組立体T3の検査データが入力されている。この検査データは、検査対象となるアース端子組立体T3の品番や接続部分T31の正規の厚さDRなどを各アース端子組立体T3の種類毎にストアする容量を含んでいる。従って、上記規格データ入力キー32によって検査対象となるアース端子組立体T3が特定されることにより、制御部41は、特定されたアース端子組立体T3のデータを読み出せるようになっている。また、検出データエリア422は、上記検査ユニット10の近接センサ15から検出された接続部分T31の厚さDをストアできるようになっている。
【0022】
上記導通検査装置40は、デマルチプレクサやマルチプレクサ、並びにコントローラなどを用いることにより、各電線Wの接続本数や、電線W毎の電気的な導通状態を検出可能に構成された周知のものである。
次に、図4を参照して、上述した構成の操作手順について説明する。
図4は、上述したアース端子組立体用検査装置の処理工程を示すフローチャートである。
【0023】
以上の構成では、先ず、制御装置30の規格データ入力キー32を操作することにより、検査対象となるアース端子組立体T3の種類が特定され、対応するアース端子組立体T3のデータが規格データエリア421から読み出される(ステップS1)。
次に、アース端子組立体T3を検査ユニット10に止定し、上述したように止定部材12と挟み込み部材13との間で挟み込むことにより、その接続部分T31の厚さDを検出する(ステップS2)。
【0024】
そして、以下の工程で、アース端子組立体T3の厚さ検査が行われる。
先ず、検出された接続部分T31の厚さDは、基準となる正規の厚さDRと等しいか否かが比較される(ステップS3)。そして、この実施形態では、厚さDが正規の厚さDRと等しい場合、GOランプ33を点灯して、検査されたアース端子組立体T3が正常な厚さを有することを表示する(ステップS4)。他方、ステップS3において、厚さDが正規の厚さDRと異なる場合、さらに、厚さDが正規の厚さDRよりも、薄いか否かが判別される(ステップS5)。そして、薄い場合には、端子部材の枚数が少ないことを示すLOランプ34を点灯し(ステップS6)、厚い場合には、端子部材の枚数が多いことを示すHIランプ35を点灯する(ステップS7)。
【0025】
各ランプ33〜35が上述のように選択的に点灯されると、制御部41は、さらに測定が続行されるのを判別し(ステップS8)、規格データ入力キー32から信号が入力されたか否かを判別する(ステップS9)。
仮に検査作業が終了した場合、ステップS8で、作業者が電源を落とすことにより、作業を終了する。また、同一品番のアース端子組立体T3を検査する場合には、ステップS9で、ステップS2に戻り、異なるアース端子組立体T3を検査する場合には、ステップS1に戻って上記工程を繰り返す。
【0026】
アース端子組立体T3の検査が終了し、接続部分T31の厚さDが正常であった場合には、当該アース端子組立体T3に接続されている電線Wの検査を導通検査装置40によって行う。これにより、電線Wの接続本数Nが不足していたり、接触不良が生じている場合には、その不良検出を行うことが可能になる。この結果、端子部材A、Bの枚数が少なく且つ一部に半嵌合による「浮き」が生じているときにも、導通検査装置40を併用することにより、これら枚数不足と半嵌合とを同時に検出することが可能になる。
【0027】
このように、上述した実施の形態では、近接センサ15が検出した接続部分T31の厚みDに基づいて、合否判断を行うことにより、正規の厚さDよりも厚いことを検出することにより、半嵌合による端子部材A、Bの「浮き」を検出することができる結果、端子部材A、Bを互いに組み合わせて構成されたアース端子組立体T3の接続部分T31の半嵌合を検出することができるという顕著な効果を奏する。
【0028】
特に、止定部材12や挟み込み部材13を用いて接続部分T31を位置決めし、さらに挟み込んで厚さを測定しているので、精度の高い測定値を得ることができるという利点がある。
加えて、検出された接続部分T31の厚さDが正規の厚さDRよりも薄いことをLOランプ34で表示するとともに、厚いことをHIランプ35で表示するので、検査作業者は、その表示によって、端子部材A、Bの積層枚数の過不足をも検知することが可能になるという利点がある。すなわち、厚さDが薄い場合には、枚数不足が生じていることが明らかであり、厚い場合には、半嵌合による「浮き」または枚数過剰が生じていることが明らかになることから、不良原因を迅速に把握することが可能になるのである。
【0029】
また、検査ユニット10に採用されている圧縮コイルばね14Fの作用によって、アース端子組立体T3からの反力を吸収することができるので、厚さの異なる接続部分T31の検査を行うことができる他、半嵌合が生じて、端子部材A、Bが互いに浮き上がっている場合にも、当該端子部材A、Bの係合爪T33、T34(図6参照)が過度の挟み込み荷重によって変形することを阻止することができるなどの利点がある。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の請求項1記載の構成では、検出部材が検出した接続部分の厚みに基づいて、合否判断を行うことにより、端子部材を互いに組み合わせて構成されたアース端子組立体の接続部分の半嵌合を検出することができるという顕著な効果を奏する。
【0031】
特に、請求項1記載の構成では、止定部材や挟み込み部材を用いて接続部分を位置決めし、さらに挟み込んで厚さを測定しているので、精度の高い測定値を得ることができるという利点がある。
また、請求項2記載の構成では、検出された接続部分の厚さが正規の厚さよりも厚いことまたは薄いことを表示するので、検査作業者は、その表示によって、端子部材の積層枚数の過不足を検知することが可能になるという利点がある。
【0032】
また、請求項3記載の構成では、弾性部材の作用によって、アース端子組立体からの反力を吸収することができるので、厚さの異なる接続部分の検査を行うことができる他、半嵌合が生じて、端子部材が互いに浮き上がっている場合にも、当該端子部材の係合爪が過度の挟み込み荷重によって変形することを阻止することができるなどの利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一態様におけるアース端子組立体用検査装置の概略構成略図である。
【図2】図1のアース端子組立体用検査装置の概略構成略図である。
【図3】制御装置の概略構成を示すブロック図である。
【図4】上述したアース端子組立体用検査装置の処理工程を示すフローチャートである。
【図5】従来技術の概略構成を示す斜視図である。
【図6】従来のアース端子組立体の別の態様を示しており、(A)(B)は、それぞれ端子部材の概略斜視図、(C)は、(A)および(B)の端子部材を組み合わせて形成されたアース端子組立体の概略斜視図である。
【符号の説明】
10 検査ユニット
12 止定部材
13 挟み込み部材
14 トグル機構
15 近接センサ(検出部材)
30 制御装置
Claims (3)
- 機械的に連結された状態で積層される複数の端子部材により接続部分が構成されるアース端子組立体の検査を行うためのアース端子組立体用検査装置であって、
上記接続部分を止定する止定部材と、
止定部材に対して相対変位可能に構成され、止定された接続部分を止定部材との間で、当該端子部材が積層された方向に挟み込む挟み込み部材と、
挟み込まれた上記接続部分の厚さを検出する検出部材と、
検出部材が検出した厚さに基づいて、接続部分の合否判定を行う制御部と
を備えていることを特徴とするアース端子組立体用検査装置。 - 上記制御部は、検出された厚みが正規の厚みと異なる場合に、上記正規の厚みよりも厚いか薄いかを表示する手段を含んでいる請求項1記載のアース端子組立体用検査装置。
- 上記挟み込み部材は、弾性部材を介して止定部材に押しつけられるものである請求項1または2記載のアース端子組立体用検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26173395A JP3689944B2 (ja) | 1995-10-09 | 1995-10-09 | アース端子組立体用検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26173395A JP3689944B2 (ja) | 1995-10-09 | 1995-10-09 | アース端子組立体用検査装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09106873A JPH09106873A (ja) | 1997-04-22 |
JP3689944B2 true JP3689944B2 (ja) | 2005-08-31 |
Family
ID=17365963
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26173395A Expired - Lifetime JP3689944B2 (ja) | 1995-10-09 | 1995-10-09 | アース端子組立体用検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3689944B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5041430B2 (ja) * | 2008-03-31 | 2012-10-03 | 古河電気工業株式会社 | 嵌合型端子組立体検査冶具 |
-
1995
- 1995-10-09 JP JP26173395A patent/JP3689944B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09106873A (ja) | 1997-04-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR20220153372A (ko) | 배터리 모듈 셀 파우치 절연 저항 검사 시스템 | |
JP3689944B2 (ja) | アース端子組立体用検査装置 | |
JPH06207901A (ja) | ワイヤボンドの引張試験破損モード検出方法および装置 | |
JP2514236B2 (ja) | 表示装置 | |
CN110794176B (zh) | 检测装置 | |
JP3271398B2 (ja) | 電線の屈曲試験装置および屈曲試験方法 | |
JP2534771B2 (ja) | 電子部品の検査装置 | |
TWI745197B (zh) | 定位機構、作業機、測試機及測試設備 | |
JP2817782B2 (ja) | プローブカード検査システム | |
JP2010133878A (ja) | テストプラグの性能判定装置 | |
CN115780304A (zh) | 软包锂电池表面是否破损的检测方法及其质检方法 | |
JPH03154358A (ja) | 半導体ウエハのプロービングマシン | |
JP3379306B2 (ja) | 圧着端子のかしめ部測定装置 | |
JP5113382B2 (ja) | 圧着工具の検査装置 | |
JP2000173644A (ja) | 絶縁検査方法および装置 | |
JP2003270283A (ja) | ジョイントプレートの検査装置 | |
JPH1138071A (ja) | 導通検査装置 | |
JPH1090359A (ja) | 波形プローブ装置およびこれを用いる検査方法 | |
JP3327491B2 (ja) | 部品有無検出プローブ | |
JPS60210775A (ja) | 電子部品用特性試験装置 | |
JPS63281373A (ja) | 端子圧着装置 | |
JPH03249572A (ja) | 電気接点検査装置及びその検査方法 | |
JPS59171874A (ja) | 絶縁耐圧試験機 | |
JP2000277575A (ja) | 電気特性検査装置及び電気特性検査方法 | |
JP3408455B2 (ja) | 外径加工部の測定装置及び測定システム並びに測定方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050524 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050606 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080624 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090624 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090624 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100624 Year of fee payment: 5 |