JPH1138071A - 導通検査装置 - Google Patents

導通検査装置

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Publication number
JPH1138071A
JPH1138071A JP9194504A JP19450497A JPH1138071A JP H1138071 A JPH1138071 A JP H1138071A JP 9194504 A JP9194504 A JP 9194504A JP 19450497 A JP19450497 A JP 19450497A JP H1138071 A JPH1138071 A JP H1138071A
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JP
Japan
Prior art keywords
terminal
inspection device
contact
rubber cap
continuity inspection
Prior art date
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Pending
Application number
JP9194504A
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English (en)
Inventor
Hideo Tanaka
秀男 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication of JPH1138071A publication Critical patent/JPH1138071A/ja
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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】二層被覆構造で端子Tが被覆される端子組立体
TAの導通検査に当たり、当該スリーブ材Sの有無を容
易且つ確実に検出すること。 【解決手段】導通検査用の接触子17に端子Tを接触さ
せているときに、接触子17との間で端子組立体TAの
ゴムキャップGを外方から押圧してゴムキャップGを撓
ませる押圧子22を設ける。押圧子22の押圧時におけ
る変位量に基づいて、上記端子組立体TAのスリーブ材
Sの有無を判別する判別部15を設ける。スリーブ材S
は、端子TとゴムキャップGの間に介装されていなけれ
ばならないものである。 【効果】目視することなく、スリーブ材Sの有無を検出
することが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は導通検査装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に端子組立体は、ワイヤハーネス
や、ワイヤハーネスを構成するサブアセンブリ(以下、
「ワイヤアセンブリ」と総称する)等に多用され、種々
の回路を形成するものである。そのような端子組立体
は、その品質を確保するために、導通検査に付され、誤
配列や導通不良等がチェックされる。
【0003】一般的な導通検査装置は、端子組立体の構
成要素である端子と電気的に接続可能な接触子を有して
おり、この接触子を通して、検査対象となる端子の導通
状態を検査していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図5は端子組立体TA
の一例を示す分解斜視図である。同図に示すように、上
述のような端子組立体TAの中には、例えば、自動車の
テンプユニット等で使用されるものとして、電線Wの端
部に接続された端子Tの外周にスリーブ材Sを設け、さ
らに、このスリーブ材Sの外周をゴムキャップGで覆っ
たものがある。このようなスリーブ材Sを有する二層被
覆構造の端子組立体TAの場合、スリーブ材Sは、ゴム
キャップGによって被覆されてしまうことから、外側か
らは目視が困難になる。そのため、スリーブ材Sの有無
を検出することが困難であったため、その装着忘れを検
査することができなかった。
【0005】本発明は上記不具合に鑑みてなされたもの
であり、二層被覆構造で被覆される端子組立体の導通検
査に当たり、当該スリーブ材の有無を容易且つ確実に検
出することのできる導通検査装置を提供することを課題
としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、電線の端部に接続された端子と、この端子
の外周を被覆するスリーブ材と、スリーブ材の外周を被
覆するゴムキャップとを有する二層被覆構造の端子組立
体を、当該ゴムキャップおよびスリーブ材の開口端から
接触子を導入して端子と接続させることにより導通検査
する導通検査装置であって、上記接触子に端子を接触さ
せているときに、接触子との間で端子組立体のゴムキャ
ップを外方から押圧してゴムキャップを撓ませる押圧子
と、押圧子の押圧時における変位量に基づいて、上記端
子組立体のスリーブ材の有無を判別する判別部とを備え
ていることを特徴とする導通検査装置である。
【0007】この特定事項を含む発明では、二層被覆構
造の端子組立体の導通検査時に、押圧子で押圧すること
により、ゴムキャップが撓んで変形する。このとき、ス
リーブ材が介装されている場合と介装されていない場合
とでは、その肉厚により、押圧子の変位量が異なるの
で、判別部でこの変位量の相違を判別することにより、
目視することなく、スリーブ材の有無を検出することが
可能になる。
【0008】また、好ましい態様において、上記押圧子
は、接触子を挟んで対向する一対の挟持片で構成されて
おり、上記判別部は、各挟持片に対応してそれぞれ接続
可能に設けられて対をなし、互いに直列に接続されてい
るリミットスイッチで構成されている。この特定事項を
含む発明では、導通検査の際に押圧子によってスリーブ
材を検出するに当たり、互いに対をなして押圧子を構成
する挟持片の何れもが所定量変位しなければ判別部とし
てのリミットスイッチが接続されなくなる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の好ましい実施の形態について詳述する。図1は
本発明の実施の一形態における導通検査装置10の外観
略図であり、図2は図1の実施の形態に係る導通検査装
置10の側面図であり、図3は図1の実施の形態に係る
導通検査装置10の平面略図である。
【0010】これらの図を参照して、図示の実施の形態
に係る導通検査装置10は、図示しない検査図板に固定
されて使用されるものである。なお、以下の説明では、
図において矢印で示すように、該検査図板の作業者側を
前方として説明する。また、図5で説明した部材と同等
の部材については同一の符号を付し、説明を省略する。
【0011】先ず、図示の実施の形態における導通検査
装置10は、該検査図板に固着される筒状のケーシング
11を備えている。ケーシング11は、正面が略矩形に
形成され、下側が作業者に近接するように傾斜している
上記検査図板の傾斜に対応して上面よりも下面が短く設
定されることにより、該検査図板から略水平に突出した
姿勢で固着されるようになっている。そして、ケーシン
グ11の背面側側部には、一対の耳部11Aが形成され
ており、この耳部11Aを貫通するビス11Bにより、
上記図示しない検査図板に導通検査装置10が固定され
ている。
【0012】ケーシング11の正面には、矩形の窓部1
2が形成されている。この窓部12の上内面と下内面と
には、一対のアクリル板13の基端部分がそれぞれ固着
されており、各アクリル板13は、それぞれ窓部12か
ら平行に突出している。図示の例において、各アクリル
板13は透明に設定されており、後述するリミットスイ
ッチ15の動作を目視することができるようになってい
る。
【0013】図2を参照して、両アクリル板13の間に
は、中間板14が介在されている。中間板14は、後述
する一対のリミットスイッチ15とボルト16で共締め
されることにより、両アクリル板13と一体化されてい
る。上記中間板14の前端面には、「バナナプラグ」と
いう俗称で知られている弾性接触子17が突設されてお
り、この弾性接触子17は、図2に示すように、中間板
14の背面側に延びるリード線18および接続プラグ1
9を介して図示しない周知の導通検査装置と接続されて
いる。そして、後述するように、二層被覆構造の端子組
立体TAの開口端から接触子17を導入して端子Tと接
続することにより、端子Tの導通状態を検査することが
できるようになっている。
【0014】さらに中間板14の上面と下面とには、平
面視略矩形の回動体20が対をなして配設され、それぞ
れ鉛直方向に延びるピン21によって、回動可能に連結
されている。ピン21の設けられる位置は、互いに弾性
接触子17の中心線を基準にして点対称に配置されてい
る。各回動体20の前端面には、それぞれ挟持片22が
一体に形成されている。各挟持片22は、弾性接触子1
7の中心線を基準にして点対称に配置され、且つ一部が
中間板14と対向するように下方または上方に突出した
状態で前方に延びている。これによって、各挟持片22
は、互いに弾性接触子17の直径方向に対向して該直径
方向に接離可能に変位する押圧子を構成している。
【0015】図2に示すように、各挟持片22の後端部
(中間板14との対向部分)には、ばね受け用凹部23
が形成されており、中間板14には、各ばね受け用凹部
23に対応する凹部24が形成されている。そして、各
凹部23、24間には、圧縮コイルばね25が介装され
ており、この圧縮コイルばね25の付勢力によって、各
挟持片22はピン21の軸回りに回動することにより、
互いに近接する方向に付勢されている。圧縮コイルばね
25の付勢力は、後述する導通検査時において、検査対
象となる端子組立体TAのゴムキャップGを撓ませるの
に必要十分な荷重に設定されている。
【0016】次に各回動体20の背後には、判別部とし
てのリミットスイッチ15が配設されており、上述のよ
うにボルト16でアクリル板13に中間板14と共締め
されている。各リミットスイッチ15は、対応する回転
体20の背面にスイッチレバー15Aを対向させてお
り、回転体20と一体に形成されている挟持片22が予
め定められた距離だけ弾性接触子17から離れた場合
(すなわち、スリーブ材Sが装着されている端子組立体
TAのゴムキャップGを挟持した場合)にのみ、スイッ
チレバー15Aが駆動されて、リミットスイッチ15の
作動部15Bを押し下げ、内部の接点を接続(b接点に
おいては遮断)できるようになっている。図示の実施の
形態において、各リミットスイッチ15の共通接点は、
リード線26によって電気的に接続される一方、各リミ
ットスイッチ15のa接点は、リード線27、28によ
ってそれぞれ接続プラグ29と接続されることにより、
直列に接続されている。従って、両リミットスイッチ1
5が同時に接続された場合にのみ、閉成するようになっ
ている。
【0017】図4は図1の実施の形態に係る導通検査装
置10の作用を示す平面略図であり、(A)は正規の端
子組立体TAを検査している場合、(B)はスリーブ材
Sが装着されていない端子組立体TAを検査している場
合である。図4を参照して、以上の構成では、端子組立
体TAの開口端を弾性接触子17に向けて近接すること
により、各挟持片22、22は、端子組立体TAのゴム
キャップGの外周部分に当接することにより、それぞれ
ピン21回りに回動し、圧縮コイルばね25の付勢力に
抗して拡開される一方、ゴムキャップGは、圧縮コイル
ばね25の付勢力によって撓んで変形する。このとき、
図4(A)に示すようにスリーブ材Sが介装されている
場合と図4(B)に示すようにスリーブ材Sが介装され
ていない場合とでは、その肉厚の相違により、挟持片2
2の変位量が異なるので、判別部としてのリミットスイ
ッチ15は、正規の場合にONとなり装着忘れが生じて
いる場合にはOFFとなる。これにより、目視すること
なく、スリーブ材Sの有無を検出することが可能にな
る。従って、上述した実施の形態では、目視によらずに
二層被覆構造の端子組立体の導通検査時にスリーブ材S
の有無を容易且つ確実に検出することができるという顕
著な効果を奏する。
【0018】上述した実施の各形態は本発明の好ましい
具体例を例示したものに過ぎず、本発明は上述した実施
の形態に限定されない。本発明の特許請求の範囲内で種
々の設計変更が可能であることは云うまでもない。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、導
通検査時に目視によることなくスリーブ材の有無を検出
することができるので、二層被覆構造で被覆されるスリ
ーブ材の有無を容易且つ確実に検出することができると
いう顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態における導通検査装置の
外観略図である。
【図2】図1の実施の形態に係る導通検査装置の側面図
である。
【図3】図1の実施の形態に係る導通検査装置の平面略
図である。
【図4】図1の実施の形態に係る導通検査装置の作用を
示す平面略図であり、(A)は正規の端子組立体を検査
している場合、(B)はスリーブ材が装着されていない
端子組立体を検査している場合である。
【図5】端子組立体の一例を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
10 導通検査装置 15 リミットスイッチ(判別部) 17 弾性接触子 22 挟持片(押圧子) TA 端子組立体 T 端子 S スリーブ材 G ゴムキャップ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電線の端部に接続された端子と、この端子
    の外周を被覆するスリーブ材と、スリーブ材の外周を被
    覆するゴムキャップとを有する二層被覆構造の端子組立
    体を、当該ゴムキャップおよびスリーブ材の開口端から
    接触子を導入して端子と接続させることにより導通検査
    する導通検査装置であって、 上記接触子に端子を接触させているときに、接触子との
    間で端子組立体のゴムキャップを外方から押圧してゴム
    キャップを撓ませる押圧子と、 押圧子の押圧時における変位量に基づいて、上記端子組
    立体のスリーブ材の有無を判別する判別部とを備えてい
    ることを特徴とする導通検査装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の導通検査装置において、 上記押圧子は、接触子を挟んで対向する一対の挟持片で
    構成されており、上記判別部は、各挟持片に対応してそ
    れぞれ接続可能に設けられて対をなし、互いに直列に接
    続されているリミットスイッチで構成されている導通検
    査装置。
JP9194504A 1997-07-18 1997-07-18 導通検査装置 Pending JPH1138071A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9194504A JPH1138071A (ja) 1997-07-18 1997-07-18 導通検査装置

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JP9194504A JPH1138071A (ja) 1997-07-18 1997-07-18 導通検査装置

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JPH1138071A true JPH1138071A (ja) 1999-02-12

Family

ID=16325627

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JP9194504A Pending JPH1138071A (ja) 1997-07-18 1997-07-18 導通検査装置

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JP (1) JPH1138071A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019100953A (ja) * 2017-12-06 2019-06-24 矢崎総業株式会社 ワイヤハーネスの導通検査装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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