JP3689715B2 - ロボットアームカップリング装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、マスタプレート及びツールプレートを組み合わせたロボットアームカップリング装置に関する技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ロボットのアームに対してツール等の脱着を行うことができるようにしたカップリング装置として、ロボットアームに取付けられたマスタプレート(インナアッセンブリ)と、ツール等が取付けられるツールプレート(アウタアッセンブリ)と、上記マスタプレートとツールプレートとをロックするロック手段とを有するカップリング装置は知られている。
【0003】
そのような装置において、マスタプレートとツールプレートとの結合及び結合解除を素早く行うことができるようにしたものとして、例えば米国特許第4,696,524号明細書及び図面に記載されるように、ロック手段が、マスタプレートによってロック位置とロック解除位置との間をスライド可能に支持されるピストン部材と、該ピストン部材の周囲に配設され、マスタプレートに支持される複数のボール部材と、上記ツールプレートに配設され、該ボール部材とテーパ面で接触可能で、ピストン部材がロック位置に移動したとき、ボール部材と協働して両プレートを結合保持するボール受けとを有するものが提案されている。この提案の装置によれば、ピストン部材がロック位置に移動したとき、ボール部材がテーパ面を介してツールプレートを上方に押し上げ、マスタプレートとツールプレートとが結合されるようになっている。
【0004】
さらに、このような装置においては、ロボットアームの先端に装着されるツール等に作動制御用の加圧エアを供給するために、マスタプレート及びツールプレートの内部に空気ポートが設けられており、両プレートの結合時に各々の結合面同士が略当接したときに各結合面に開口する空気ポート同士を接続するようになされている。そして、両プレートの結合状態で各々の空気ポートの接合面での接続部からの空気漏れを防ぐ目的で、マスタプレート側の空気ポートの開口にブッシュ当接部を設ける一方、ツールプレートの空気ポートの開口部に、両プレートの結合時にブッシュ当接部に気密状に当接して両プレートの空気ポートを連通させるブッシュを設けることが行われている。
【0005】
また、上記両プレートを結合するときに両者の位置決めをするための位置決めピンがマスタプレート側結合面に突設されており、この位置決めピンをツールプレートの位置決め穴に挿入することで位置決めを行うようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記従来のカップリング装置においては、上記ブッシュを空気ポートの開口部から外れにくくするために、ブッシュの後端には鍔部が設けられており、この鍔部が邪魔になってブッシュをツールプレート側結合面から挿入することはできない。そのため、ツールプレートを2枚にして、結合面側の一方の第1部材に貫通形成したブッシュ挿通孔にブッシュを背面側から挿通した後、その第1部材の背面にもう1つの第2部材を重ねる2重構造にせざるを得ず、部品点数が増えてコストアップの要因の1つとなっていた。さらに、2重構造であるため、製作誤差等により隙間が発生し、空気漏れ等の不具合が発生するという問題があった
【0007】
発明はかかる諸点に鑑みてなされたもので、上記のロボットアームカップリング装置の構造に工夫をすることにより、そのロボットアームカップリング装置の信頼性を上げ、ロボットを故障させるのを防ぐことを主たる目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1の発明では、ロボットアームに取り付けられたマスタプレートと、ツール等が取り付けられるツールプレートと、このツールプレートをマスタプレートに着脱させる着脱機構と、この着脱機構による両プレートの結合時にツールプレートをマスタプレートに位置決めする位置決め機構とを備えたロボットアームカップリング装置であって、このマスタプレートのツールプレートとの対向面にマスタ側結合面が、またツールプレートのマスタプレートとの対向面にツール側結合面がそれぞれ設けられており、このマスタ側結合面に開口するマスタ側空気ポートと、ツール側結合面に開口するツール側空気ポートとが設けられ、このマスタ側空気ポート又はツール側空気ポートの一方の開口部に、ポートの開口側に向かって内径が増大するテーパ状のブッシュ当接部が設けられている一方、マスタ側空気ポート又はツール側空気ポートの他方の開口部に、上記両プレートの結合時に上記ブッシュ当接部に気密状に当接してマスタ側空気ポートとツール側空気ポートとを連通させるブッシュが装着されており、このブッシュは、ゴム製からなり先端部に結合面から突出しかつ上記ブッシュ当接部に当接するテーパ部を有する略円筒状のものであり、ゴム製ブッシュ先端のテーパ部の中間部には環状の突条が同心状に一体に設けられている構成とする。
【0009】
上記の構成によると、着脱機構による両プレートの結合時に各々の結合面同士が略当接し、例えばマスタ側空気ポートの開口部にブッシュ当接部が設けられ、ツール側空気ポートの開口部にブッシュが装着されている場合には、そのツール側のブッシュの先端部のテーパ部がマスタプレートのテーパ状のブッシュ当接部に当接して、各結合面に開口する空気ポート同士が連通する。そのとき、ブッシュは円筒状のもので、従来のようにその後端に鍔が設けられていないため、ツール側結合面からブッシュを挿入することができ、ツールプレートを2枚構造にする必要がなくなり、部品点数が減って組立工数、材料費の削減を図ることができるとともに、製作誤差等により隙間が発生して空気漏れ等の不具合が発生するのを防止できる。
【0010】
また、ブッシュのテーパ部の中間部に環状の突条が同心状に設けられているので、両プレート結合時にブッシュによる不要な反発力を抑制するとともに、各ブッシュにおけるマスタプレートのブッシュ当接部との距離の誤差による反発力のばらつきを抑制することができ、両プレートの結合性がアップする。よって、これらの相乗効果により、ロボットアームカップリング装置の信頼性を上げることができる。
【0011】
請求項2の発明では、上記ブッシュの内周部に略パイプ状の補強部材が設けられている構成とする。
【0012】
上記の構成によると、請求項1の発明と同様にツールプレートを2枚構造にする必要がなくなって、組立工数、材料費の削減及び空気漏れ等の防止を図ることができる。また、ブッシュの内周部に略パイプ状の補強部材が設けられているので、ブッシュの剛性が上がり、このブッシュが装着されているポートの開口部にブッシュの外周部を密着させてブッシュを抜けにくくすることができる。また、ブッシュの厚みを薄くできるため、ツール制御用空気の空気圧を保つための有効断面積を大に確保することができる。よって、これらの相乗効果により、ロボットアームカップリング装置の信頼性を上げることができる
【0013】
【発明の実施の形態】
(実施形態1)
図6において、1はロボットのアーム、2は該ロボットアーム1に揺動可能に支持されたハンドで、このハンド2にはツール3が本発明の実施形態1に係るロボットアームカップリング装置10を介して着脱可能に結合されている。上記ツール3は、エアアクチュエータ4によって駆動されて互いに接離する1対のクランプアーム5,5を備え、両クランプアーム5,5を接近させたときには両クランプアーム5,5間に図外のワークをクランプするようにしている。
【0014】
図6〜図8にも示すように、上記ロボットアームカップリング装置10は、ロボットアーム1に取り付けられたマスタプレート11と、ツール3が取り付けられるツールプレート30とを備え、これら両プレート11,30は互いに素早く結合及び分離がなされるようになっている。
【0015】
上記マスタプレート11は、環状のマスタボディ12と円筒部材17とを備えてなり、マスタボディ12の内部には、上側(ロボットアーム1側)に位置する小径のシリンダ孔13と、このシリンダ孔13の下側(ツールプレート30側)に同心状に連続し、シリンダ孔13よりも大径の円筒部材装着孔14とが貫通して形成され、シリンダ孔13の上側開口端は、マスタボディ12にねじ25により止めした蓋部材26により気密状に閉塞されている。
【0016】
一方、円筒部材17は、下側に開口された有底円筒状の挿入部18と、この挿入部18の上端部外周に一体に形成され、2つのピン取付孔19,19(1つのみ図示する)を有する取付フランジ部20とからなり、挿入部18の底壁中心部にはロッド挿通孔21が貫通形成され、取付フランジ部20は上記マスタボディ12の円筒部材装着孔14に気密状に嵌合されかつねじ22によりマスタボディ12に取付固定されている。そして、上記マスタボディ12の取付フランジ部20下面はその周りのマスタボディ12の下面と面一にされており、これら両面により、マスタプレート11のツールプレート30との対向面にマスタ側結合面23が設けられ、このマスタ側結合面23の中心部に挿入部18が突設されている。上記挿入部18は後述するボール47との接触面圧による摩耗や変形を防ぐために、高硬度金属材料(例えば耐腐食性にも優れたステンレス鋼の焼入れ材)よりなる。
【0017】
上記ツールプレート30は、環状のツールボディ31及びボール受け35を備え、ツールボディ31の内部には、上側(マスタプレート11側)に位置する大径のボール受け装着孔32と、このボール受け装着孔32の下側(ツール3側)に同軸状に連続し、ボール受け装着孔32よりも小径の逃がし孔33とが貫通して形成されている。
【0018】
上記ボール受け35は内部に中心孔36を有する環状のもので、このボール受け35は、上記挿入部18と同様に高硬度金属材料よりなるもので、上記ツールボディ31のボール受け装着孔32に嵌合されて図外のねじによりツールボディ31に取付固定されている。ボール受け35の上面はその周りのツールボディ31の上面と面一にされており、これら両面により、ツールプレート30のマスタプレート11との対向面にツール側結合面37が設けられている。
【0019】
また、ボール受け35内の中心孔36下端部の内径は上記ツールボディ31の逃がし孔33上端と同一径で、両面が面一に連続しているが、中心孔36上端部の内径は下端部よりも小径であり、これらの上端部及び下端部には下側に向かって大径となるようにテーパ状に傾斜するテーパカム面38が形成されており、このテーパカム面38は、後述するカム部材50のロック位置への移動により挿入部18外周面から突出したボール47に係合される。そして、ツールプレート30の逃がし孔33と、その上端に連続するボール受け35の中心孔36とで連続する1つの挿入穴部40が構成されている。よって、この挿入穴部40はツール側結合面37の中心部に開口され、テーパカム面38は、挿入穴部40の内周面に挿入穴部40底側に向かって大径となるように設けられている。
【0020】
そして、図5に示すように、マスタプレート11のマスタボディ12及びツールプレート30のツールボディ31の各外周面には、アイマークE1,E2が両プレート11,30を結合した状態で合致するように、予め機械加工等により設けられている。これにより、ロボット1にティーチングする際に、適切に両プレート11,30の結合位置を教示することができる。
【0021】
上記マスタプレート11及びツールプレート30には、ツールプレート30をマスタプレート11に着脱させる着脱機構43と、この着脱機構43による両プレート11,30の結合時にツールプレート30をマスタプレート11に位置決めする位置決め機構64とが設けられている。
【0022】
上記着脱機構43は、上記マスタプレート11の挿入部18と上記ツールプレート30のボール受け35とを構成要素の一部として備え、さらに上記挿入部18が挿入穴部40に挿入されたときに、該挿入部18を挿入穴部40内周面に係合するようになされている。そして、上記挿入部18にはその内外周面間に亘り半径方向に貫通する複数のボール収容孔45,45,…が円周方向に間隔をあけて形成され、この各ボール収容孔45にボール47が挿入部18外周面に対し出没可能に収容されている。
【0023】
ここで、図1及び図4に示すように、上記各ボール収容孔45内周面とボール47外周面とのクリアランスは通常よりも大きめ(例えば0.2mm)に設定されている。
【0024】
上記挿入部18内には略円柱状のカム部材50が挿入部18先端側のロック位置と挿入部18基端側のロック解除位置との間を往復動可能に嵌挿されており、このカム部材50が、ロック位置にあるときに上記ボール47を半径方向外側に押して挿入部18外周面から突出させるようにしている。
【0025】
具体的には、カム部材50の外周面に、第1テーパ面51、第1円筒状面52、第2テーパ面53及び第2円筒状面54が下側(先端側)から上側(基端側)に向かって順に連続して形成されている。第1テーパ面51は、上記ツールプレート30のテーパカム面38のテーパ傾斜方向と反対方向にテーパ状に傾斜している。この第1テーパ面51は、カム部材50が下方、つまりロック解除位置からロック位置方向に移動開始したときに、ボール47がツールプレート30のテーパカム面38を押圧してツールプレート30がマスタプレート11側に移動するように該ボール47をカム部材50のスライド方向と略直交する方向に押圧する。
【0026】
また、上記第1円筒状面52は、上記第1テーパ面51のカム部材50の上側つまりロック解除位置側部に連設されていて、ボール47の移動に伴うカム部材50の移動を阻止するものである。
【0027】
そして、図4に示すように、これらの第1テーパ面51と上記第1円筒状面52との境界には、滑らかな円弧面からなる境界部55が形成されている。
【0028】
さらに、上記第2テーパ面53は、上記第1円筒状面52のカム部材50の上側つまりロック解除位置側に連設されかつ上記ツールプレート30のテーパカム面38のテーパ傾斜方向と反対方向にテーパ状に傾斜している。この第2テーパ面53は、カム部材50がロック位置に位置付けられたときに、ボール47がツールプレート30のテーパカム面38を押圧してツールプレート30をマスタプレート11に当接させかつ該テーパカム面38とツール側結合面37との間のボール受け35がマスタプレート11とボール47との間に挟み込まれた状態で保持されるように該ボール47をカム部材50のスライド方向と略直交する方向に押圧する。
【0029】
さらにまた、上記第2円筒状面54は、上記第2テーパ面53のカム部材50の上側つまりロック解除位置側部に連設されていて、カム部材50をスライド可能に案内するものである。
【0030】
上記カム部材50の上面中心部には上下方向に延びるロッド部56が一体に形成されている。このロッド部56は挿入部18底壁のロッド挿通孔21を気密状に貫通してマスタボディ12内のシリンダ孔13に延び、ロッド部56の上端にはカム部材50を往復移動させるピストン部57が中心部にて一体に接続されている。このピストン部57は、円筒部材17及び蓋部材26により密閉されたシリンダ孔13内の空間を上側(蓋部材26側)のロック室58と下側(円筒部材17側)のロック解除室59とに区画している。そして、図7及び図8に示すように、マスタボディ12には、一端がマスタボディ12外周面に開口する一方、他端が上記ロック室58に開口するロックポート60と、一端が同様にマスタボディ12外周面に開口する一方、他端が上記ロック解除室59に開口するロック解除ポート61とが貫通形成されており、これらロック室58又はロック解除室59の一方に選択して加圧エアを供給することにより、ピストン部57をシリンダ孔13内で往復動させて、そのピストン部57にロッド部56を介して連結一体化されているカム部材50を挿入部18内で往復動させ、ロック室58に加圧エアを供給したときには、カム部材50をロック解除位置からロック位置に向かって下側に移動させる一方、ロック解除室59に加圧エアを供給したときには、カム部材50をロック位置からロック解除位置に向かって上側に移動させるようにしている。
【0031】
これに対し、上記位置決め機構64は、上記マスタプレート11において挿入部18周りのマスタ側結合面23に突設された位置決め部材としての2本の位置決めピン65,65(図6で1つのみ示す)と、ツールプレート30において上記挿入穴部40周りのツール側結合面37に上記位置決めピン65,65に対応して開口された位置決め穴としての2つの位置決めピン穴66,66とからなり、これら位置決めピン65,65がそれぞれ対応する位置決めピン穴66,66に挿入嵌合されることで、マスタプレート11とツールプレート30との円周方向の位置決めを行うようにしている。
【0032】
具体的には、図1及び図3に示すように、上記各位置決めピン65は、基端に位置する頭部65aと、この頭部65aの先端側に連続し、頭部65aよりも小径の円筒部65bと、この円筒部65bの先端側に連続する先細りテーパ部65cとからなり、その頭部65aと円筒部65bの略上半部とはマスタプレート11の円筒部材17における取付フランジ部20の上記各ピン取付孔19に挿通され、この頭部65aを取付フランジ部20上面側に配置することで、位置決めピン65がピン取付孔19から抜け止めされている。
【0033】
一方、各位置決めピン穴66は、ツールプレート30のボール受け35を貫通してツールボディ31の上下略中央部まで延びる円筒状の有底穴で、その開口端には上側に向かって大径となる円弧面状の円弧面部66aが形成されている。
【0034】
上記マスタプレート11のマスタボディ12には、一端(上流端)がマスタボディ12外周面に、また他端(下流端)がマスタ側結合面23にそれぞれ開口するマスタ側空気ポート70が貫通形成されている。図6に示すように、このマスタ側空気ポート70の一端には、上流側がロボットアーム1側に延びて図外の加圧エア供給源に接続されたマスタ側加圧エア配管6の下流端が接続されている。また、マスタ側空気ポート70他端のマスタ側結合面23への開口部には、下側(開口側)に向かって内径が増大するテーパ状のブッシュ当接部70aが形成されている。
【0035】
一方、図1に示すように、ツールプレート30のツールボディ31には、一端(下流端)がツールボディ31外周面に、また他端(上流端)がツール側結合面37にそれぞれ開口するツール側空気ポート71が貫通形成され、図6に示す如く、このツール側空気ポート71の一端には、下流側を上記ツール3のエアアクチュエータ4に接続したツール側加圧エア配管7の上流端が接続されている。また、ツール側空気ポート71の他端のツール側結合面37への開口部71aには、先端がツールプレート30結合面よりも突出するゴム製のブッシュ72が装着固定されており、両プレート11,30の結合時にマスタ側結合面23とツール側結合面37とが当接したときに、ツールプレート30側のブッシュ72をマスタ側空気ポート70開口端のブッシュ当接部70aに気密状に当接させて両空気ポート70,71を連通させ、ロボットアーム1側の加圧エアをツール3のエアアクチュエータ4に供給するようにしている。
【0036】
詳しくは、図2に示すように、上記ブッシュ72は、先端部にテーパ部72aを有する略円筒状のものであり、上記テーパ部72aの中間部には環状の突条72bが同心状に設けられており、ブッシュ72の内周面にはパイプ状の補強部材73が嵌合されて設けられている。さらに、上記空気ポート71の開口部71a内周面にはブッシュ72が抜けにくくなるようにするためのねじ加工(凹凸加工)が施されている。
【0037】
また、上記の如く、上記着脱機構43における円筒部材17、カム部材50、ピストン部材57がマスタボディ12と、またボール受け35がツールボディ31とそれぞれ別部材とされ、これらは、接触面圧による摩耗や変形を防ぐために、高硬度金属材料(例えば耐腐食性にも優れたステンレス鋼の焼入れ材)よりなる。
【0038】
また、マスタボディ12の外周部には複数の電気接点(図示せず)を有するマスタ側コネクタ74が、またツールボディ31の外周部には上記マスタ側コネクタ74の接続端子に接続される複数の接続端子(図示せず)を有するツール側コネクタ75がそれぞれ取り付けられており、両プレート11,30の結合時に両コネクタ74,75の接続端子が互いに導通される。
【0039】
次に、上記実施形態の作動について説明する。マスタプレート11がツールプレート30から分離されているとき、着脱機構43のロック解除室59に加圧エアが供給されてピストン部57は上側にある。また、このピストン部57にロッド部56を介して連結されているカム部材50は上側のロック解除位置にあり、挿入部18のボール収容孔45内の各ボール47は挿入部18の外周面から突出していない。
【0040】
この状態からマスタプレート11とツールプレート30とを結合するとき、ロボットアーム1の移動操作によりマスタプレート11がツールプレート30に接近し、そのマスタプレート11のマスタ側結合面23から突出している挿入部18が、ツールプレート30のツール側結合面37に開口している挿入穴部40に挿入される。これに略並行して、マスタ側結合面23から突出している各位置決めピン65が、ツール側結合面37に開口している対応する位置決めピン穴66に挿入嵌合される。
【0041】
そして、上記挿入部18が挿入穴部40に挿入されると、マスタプレート11のロック解除室59に加圧エアが供給されてピストン部57が下側に移動し、このピストン部57によりカム部材50が駆動されて上記ロック解除位置からロック位置へスライド移動する。このカム部材50のロック位置への移動に伴い、上記ボール47が半径方向外側に押されて挿入部18外周面から突出する。この挿入部18外周面から突出したボール47にツールプレート30における挿入穴部40内周面のテーパカム面38が係合され、この係合により両プレート11,30が結合される。
【0042】
具体的には、カム部材50はその第2円筒状面54によって挿入部18内をスライド可能に案内されてロック解除位置からロック位置に移動し、このカム部材50がロック解除位置からロック位置方向に移動開始したとき、まず、カム部材50はその第1テーパ面51によってボール47をカム部材50のスライド方向と略直交する方向に押圧する。このことで、そのボール47がツールプレート30のテーパカム面38を押圧してツールプレート30がマスタプレート11側に移動し、このことでツールプレート30がマスタプレート11側に引き寄せられる。
【0043】
その後、カム部材50がロック位置に向けてさらに移動すると、その第1円筒状面52がボール47に接触する。ここで、第1テーパ面51と上記第1円筒状面52との境界である境界部55は滑らかな円弧面からなるため、ボール47との接触面圧が下がり、ボール47の動きが滑らかとなり、境界部55の摩耗を抑制することができる。
【0044】
次いで、第2テーパ面53がボール47に接触する。このカム部材50がロック位置に位置付けられた状態で、カム部材50はその第2テーパ面53によってボール47をピストン部57のスライド方向と略直交する方向に押圧するので、その第2テーパ面53によるくさび効果によりボール47が半径方向外方に押圧付勢される。このボール47はツールプレート30側のテーパカム面38に当接し、このテーパカム面38を介してツールプレート30を押圧してマスタプレート11側に付勢し、このことで、ボール47がテーパカム面38とツール側結合面37との間のボール受け35をマスタプレート11に向かう方向に押圧し、そのボール受け35がマスタプレート11とボール47との間に挟み込まれた状態となって保持され、両プレート11,30が各々の結合面23,37間に隙間を生じさせることなく結合され、結合位置の再現性が向上する。
【0045】
ここで、上記各ボール収容孔45は外部にむき出しとなっていて、粉塵等が溜まりやすい構造となっているが、ボール収容孔45とボール47とのクリアランスは大きめにとられているので、このボール収容孔45に粉塵等が溜まり、或いは摩耗粉や錆等が発生しても、それらの影響を受けにくくしてボール47の動きをスムースにすることができる。尚、このクリアランスが大きくても、ボール収容孔45とボール47との接触場所が一定であるために結合の性能には影響を与えない。
【0046】
また、カム部材50には上記第1及び第2テーパ面51,53間に第1円筒状面52が連設されているので、仮に、カム部材50のスライド位置が所定位置に保持されず、ボール47が半径方向内側に変位してカム部材50をロック解除位置側たる後退側に戻しても、ボール47が上記第1円筒状面52に接触すると、その部位でボール47からカム部材50に該カム部材50を後退させる力が作用しなくなり、マスタプレート11とツールプレート30との分離は規制される。
【0047】
一方、上記各位置決めピン65の対応する位置決めピン穴66への挿入により、ツールプレート30とマスタプレート11とが位置決めされ、マスタ側空気ポート70とツール側空気ポート71とが互いに連通されて、両ポート70,71を介してマスタ側加圧エア配管6とツール側加圧エア配管7とが接続され、ツール3のエアアクチュエータ4に加圧エア供給源から加圧エアが供給されてツール3が作動可能となる。また、両コネクタ74,75の各電気接点同士が互いに導通される。
【0048】
そして、上記マスタプレート11とツールプレート30とを分離させるときには、上記と逆の動作が行われる。
【0049】
そのとき、ブッシュ72は円筒状のもので、従来のようにその後端に鍔が設けられていないため、ツールボディ31上面からブッシュ72を挿入することができ、ツールプレート30を2枚構造にする必要がなくなる。それ故、部品点数が減り、かつ組立工数や材料費の削減を図ることができるとともに、製作誤差等により隙間が発生して空気漏れ等の不具合が発生するのを防止できる。また、ブッシュ72のテーパ部72aの中間部に環状の突条72bが同心状に設けられているので、両プレート11,30結合時にブッシュ72による不要な反発力を抑制するとともに、各ブッシュ72におけるマスタプレート11のブッシュ当接部70aとの距離の誤差による反発力のばらつきを抑制することができ、両プレート11,30の結合性がアップする。さらに、ブッシュ72の内周面に補強部材73が嵌合されているので、ブッシュ72の剛性が上がり、このブッシュ72が装着されているツール側空気ポート71の開口部71aにブッシュ72の外周部を密着させてブッシュを抜けにくくすることができる。また、ブッシュ72の厚みを薄くできるため、ツール3を制御する圧縮空気の空気圧を保つための有効断面積を大に確保することができる。よって、これらの効果により、ロボットアームカップリング装置10の信頼性を上げることができる。
【0050】
さらに、位置決めピン65が擦り合う位置決めピン孔66の開口端に円弧面部66aが形成されているために、長期間に亘り、ロボットアームカップリング装置10が着脱を繰り返されたり、又は結合状態でマスタプレート11とツールプレート30との間で曲げモーメントがかかって両者の間で微小な開きが繰り返されたりしても、位置決めピン65と位置決めピン孔66とが摩耗することを防ぐことができ、がたが大きくなってうまく位置決めできない等の問題を回避でき、ロボットカップリング装置10の信頼性を向上させることができる。
【0051】
また、着脱機構43は、マスタボディ12及びツールボディ31とは別部材とされているため、着脱機構43を共通のベースとして、両ボディ12,31の形状を自由に設計でき、顧客の要求に柔軟に対応できる。
【0052】
また、マスタプレート11のマスタボディ12及びツールプレート30のツールボディ31の外周面に位置確認用のアイマークE1,E2が結合した状態で合致するように予め機械加工等により設けられているため、シールのように現物合わせで張り付ける手間が省けるとともに、ツールプレートの追加注文等に柔軟に対応することができる。
【0053】
(実施形態2)
図9は実施形態2を示す。尚、上記実施形態1と同様の構造についての説明は省き、異なる点についてのみ説明する。
【0054】
図9に示すように、ロボットアームカップリング装置10のマスタプレート11及びツールプレート30の周りに、ロボットアーム1の先端に取り付けられるツール(図示せず)等の制御用にマスタ側コネクタ90及びツール側コネクタ91が設けられている。さらに、そのマスタ側コネクタ90には電気配線92が接続されている。そして、マスタ側コネクタ90には、配線が絡むことを防ぐために丸棒を角部が丸みを持つように曲げたガードG、Gが取付けられ、これらのガードG,Gに上記電気配線92がクリップC,C,…等により一体的に固定されている。
【0055】
従って、この実施形態では、マスタプレート11の外周にガードG,Gが設けられているので、ロボットアームカップリング装置10に出っ張りがある場合であっても、ロボットアーム1動作時にロボットアームカップリング装置10自身に各プレート11,30に接続される配線92が引っかかってロボットアーム1が故障するのを防ぐことができる。尚、電気配線92だけでなく、配管等であっても同様の効果が得られる。
【0056】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によると、ロボットアームに取り付けられたマスタプレートと、ツール等が取り付けられるツールプレートと、このツールプレートをマスタプレートに着脱させる着脱機構と、この着脱機構による両プレートの結合時にツールプレートをマスタプレートに位置決めする位置決め機構とを備えたロボットアームカップリング装置に対し、マスタ側空気ポート又はツール側空気ポートの一方の開口部に、ポートの開口側に向かって内径が増大するテーパ状のブッシュ当接部を設ける一方、マスタ側空気ポート又はツール側空気ポートの他方の開口部に、上記両プレートの結合時に上記ブッシュ当接部に気密状に当接してマスタ側空気ポートとツール側空気ポートとを連通させるブッシュを装着し、このブッシュは、先端部に結合面から突出しかつブッシュ当接部に当接するテーパ部を有する略円筒状のゴム製のものとし、このゴム製ブッシュ先端のテーパ部の中間部には環状の突条を同心状に一体に設けたことにより、部品点数が減りかつ組立工数、材料費の削減を図ることができるとともに、空気漏れ等の不具合が発生するのを防止できる。また、両プレートの結合性がアップする。従って、これらにより、ロボットアームカップリング装置の信頼性を上げることができる。
【0057】
請求項2の発明によると、上記ブッシュの内周部に略パイプ状の補強部材を設けたことにより、部品点数が減りかつ組立工数、材料費の削減を図ることができるとともに、空気漏れ等の不具合が発生するのを防止できる。また、ブッシュを抜けにくくするとともに、ツール制御用空気の空気圧を保つための有効断面積を大に確保することができる。従って、これらにより、ロボットアームカップリング装置の信頼性を上げることができる
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態1に係るロボットアームカップリング装置の半部を示す拡大断面図である。
【図2】 ブッシュの一部破断拡大断面図である。
【図3】 マスタプレートとツールプレートとの結合状態を示す拡大断面図である。
【図4】 両プレートの結合時にカム部材がボールと係合した状態を示す拡大断面図である。
【図5】 ロボットアームカップリング装置の結合時にアイマークが合致した状態を示す正面図である。
【図6】 ロボットアームカップリング装置をロボットアームに装着した状態を示す一部破断正面図である。
【図7】 ロボットアームカップリング装置におけるマスタプレートのカム部材がロック解除位置にあってマスタプレートとツールプレートとが分離された状態を示す断面図である。
【図8】 カム部材がロック位置にあってマスタプレートとツールプレートとが結合された状態を示す図7相当図である。
【図9】 本発明の実施形態2に係るロボットアームカップリング装置の斜視図である。
【符号の説明】
1 ロボットアーム
3 ツール
10 ロボットアームカップリング装置
11 マスタプレート
30 ツールプレート
43 着脱機構
47 ボール
64 位置決め機構
65 位置決めピン(位置決め部材)
66 位置決めピン孔(位置決め孔部)
66a 円弧面部
70 マスタ側空気ポート
70a ブッシュ当接部
71 ツール側空気ポート
71a 開口部
72 ブッシュ
72a テーパ部
72b 突条
73 補強部材
G ガード

Claims (2)

  1. ロボットアームに取り付けられたマスタプレートと、
    ツール等が取り付けられるツールプレートと、
    上記ツールプレートをマスタプレートに着脱させる着脱機構と、
    上記着脱機構による両プレートの結合時にツールプレートをマスタプレートに位置決めする位置決め機構とを備えたロボットアームカップリング装置であって、
    上記マスタプレートのツールプレートとの対向面にマスタ側結合面が、またツールプレートのマスタプレートとの対向面にツール側結合面がそれぞれ設けられており、
    上記マスタ側結合面に開口するマスタ側空気ポートと、
    上記ツール側結合面に開口するツール側空気ポートとが設けられ、
    上記マスタ側空気ポート又はツール側空気ポートの一方の開口部に、ポートの開口側に向かって内径が増大するテーパ状のブッシュ当接部が設けられている一方、
    上記マスタ側空気ポート又はツール側空気ポートの他方の開口部に、上記両プレートの結合時に上記ブッシュ当接部に気密状に当接して上記マスタ側空気ポートとツール側空気ポートとを連通させるブッシュが装着されており、
    上記ブッシュは、ゴム製からなり先端部に結合面から突出しかつ上記ブッシュ当接部に当接するテーパ部を有する略円筒状のものであり、
    上記ゴム製ブッシュ先端のテーパ部の中間部には環状の突条が同心状に一体に設けられていることを特徴とするロボットアームカップリング装置。
  2. 請求項1のロボットアームカップリング装置において、
    ッシュの内周部に略パイプ状の補強部材が設けられていることを特徴とするロボットアームカップリング装置。
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