JP2023027544A - ツール交換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構造のツール交換装置を提供する。【解決手段】ツール交換装置10aは、電動モータ36を収容するモータ収容室35が形成された装置本体20と、装置本体20に設けられ、ツールユニット11に設けられた係合リング15に係合する複数のボール41が装着される円筒部材31と、円筒部材31の内部に装着され、モータ収容室35に配置された電動モータ36により回転駆動されるカム部材42と、カム部材42に設けられ、ボール41を係合リングに係合させるロック面およびボール41を係合リング15から解放させる解放面を備えたボール駆動面と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、ツールユニットが着脱自在に装着されるツール交換装置に関する。
ロボットアームを操作してワークの加工等の操作を行うために、移動装置としてのロボットアームにはツール交換装置が装着され、ツールユニットがツール交換装置に着脱自在に装着される。ツールユニットには、ワークを加工したり、ワークや治具を搬送したりするツールやハンド等の操作機器が設けられている。ワークや治具に対する操作の種類に応じて操作機器が相違した複数のツールユニットが支持台に配置されており、ツール交換装置には操作に応じて何れかのツールユニットが装着される。
特許文献1は、ロボットアームに取り付けられるマスタープレートと、工具等が取り付けられるツールプレートとを有するロボットアーム用のカップリング装置を開示しており、マスタープレートにはツールプレートをマスタープレートに着脱させる着脱機構が設けられている。着脱機構は、ツールプレートのボール受けの挿入穴部に挿入される挿入部を有し、挿入穴部の内周面に係合するボールが挿入部に設けられている。ボールを挿入穴部に係合させるピストン部材がマスタープレートに設けられている。
特開2003-117868号公報
このように、ピストン部材によりボールを挿入穴部に係合させるようにしたカップリング装置においては、ピストン部材に対して圧縮空気を供給するための圧縮空気供給源を産業用ロボットのアームなどの移動装置に設ける必要がある。ツールプレートにエアハンド等の空気圧作動機器が搭載される場合には、空気圧作動機器に圧縮空気を供給するための空気圧供給源が移動装置に設けられるので、その空気圧供給源からピストン部材に対して圧縮空気を供給することができる。
しかしながら、ツールプレートに空気圧作動機器が搭載されない場合には、ピストン部材の駆動のために圧縮空気供給源を移動装置に設ける必要がある。しかも、マスタープレートには空気供給用のホースを設ける必要があり、マスタープレートにこれらのスペースを設ける必要がある。このため、ツール交換装置としてのカップリング装置、およびマスタープレートの構造が複雑となり、ツール交換装置の小型化が困難である。
本発明の目的は、簡単な構造のツール交換装置を提供することにある。
本発明のツール交換装置は、ツールユニットが着脱自在に装着されるツール交換装置であって、電動モータを収容するモータ収容室が形成された装置本体と、前記装置本体に設けられ、前記ツールユニットに設けられた係合リングに係合する複数のボールが装着される円筒部材と、前記円筒部材の内部に装着され、前記モータ収容室に配置された電動モータにより回転駆動されるカム部材と、前記カム部材に設けられ、前記ボールを前記係合リングに係合させるロック面および前記ボールを前記係合リングから解放させる解放面を備えたボール駆動面と、を有する。
ツール交換装置は、電動モータを収容する装置本体と、ツールユニットの係合リングに係合するボールが装着される円筒部材とを有し、円筒部材に装着されたカム部材はボールを係合リングに係合させるロック面とボールを係合リングから解放させる解放面とを有しており、電動モータによりカム部材を回転駆動するようにしたので、簡単な構造のツール交換装置によってツールユニットを着脱自在に装着することができる。
一実施の形態であるツール交換装置を示す断面図である。 ツール交換装置からツールユニットを取り外した状態を示す断面図である。 図1の分解図である。 図1のA-A線における円筒部材の断面図であり、(A)はボールのロック状態を示し、(B)はボールの解放状態を示す。 操作機器としての電動ハンドが装着されたツールユニットとロボットアームに装着された他の実施の形態であるツール交換装置の外観を示す正面図である。 図5に示されたツール交換装置の断面図である 他の実施の形態であるツール交換装置を示す平面側断面図である。 図7におけるB-B線断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1~図3に示されるように、ツール交換装置10aにはツールユニット11が着脱自在に装着される。ツールユニット11は、環状のツールブロック12とツールブロック12の前面に装着される環状の締結ブロック13とを備えており、ツールブロック12の背面は突き当て面14である。係合リング15がツールブロック12に一体に設けられ、係合リング15は中心軸O1に沿う方向の中央部に形成された小径の貫通孔16を有し、貫通孔16に対してツールブロック12の背面側にボールガイド面17が設けられ、前面側にボール係合面18が設けられている。ボールガイド面17はツールブロック12の背面から貫通孔16に向けて小径となるように傾斜し、ボール係合面18は貫通孔16からツールブロック12の前面に向けて大径となるように傾斜している。
ツールユニット11の締結ブロック13には、電動ハンドや電動ドライバ等の操作機器が取り付けられるようになっている。そして、この操作機器は、コネクタを介してコントローラに接続され、コントローラにより駆動される。ツールユニット11に装着された操作機器を用いて、移動装置としてのロボットアームによりワークの加工や搬送等を行うために、ツール交換装置10aが図示しないロボットアームに装着される。ツール交換装置10aは、マスターユニットやマスタープレートとも言われる。
ツール交換装置10aは装置本体20を有している。装置本体20は、モータケース21とこの先端に取り付けられる端板22とを備えている。モータケース21は、ロボットアームに装着される後端側の基部ディスク21aと、ツールユニット11が着脱自在に装着される先端側の取付リング21bと、基部ディスク21aおよび取付リング21bとの間に設けられた中央筒体21cとを備えている。中央筒体21cの外径は基部ディスク21aおよび取付リング21bの外径よりも小径であり、中央筒体21cの径方向外方であって、基部ディスク21aと取付リング21bとの間には、凹部からなる操作空間19が形成される。端板22が取付リング21bに装着され、取付リング21bと端板22とによって取付フランジ23が構成される。
図3に示されるように、端板22にはねじ孔25aが形成され、ねじ孔25aにねじ結合されるねじ部材25により端板22は取付リング21bに固定される。取付リング21bの円周方向に180度ずれた位置にも図示しないねじ部材が設けられている。端板22の前面の外周部は、ツールブロック12の突き当て面14が突き当てられる装着面26である。ツール交換装置10aについては装着面26が形成された側を前面とし、ツールユニット11については装着面26に突き当てられる突き当て面14を背面とする。
端板22の円周方向に180度ずらして2つのロックピン27が端板22に取り付けられており、それぞれのロックピン27は取付リング21bに装着されるねじ部材28にねじ結合されている。
円筒部材31が装置本体20の端板22に設けられている。円筒部材31は基端部に設けられたフランジ32を有し、端板22に設けられた取付孔を貫通する4本のねじ部材33がフランジ32にねじ結合され、円筒部材31はねじ部材33により端板22に固定される。円筒部34が端板22の径方向中央部に設けられ、円筒部34と中央筒体21cにより装置本体20の内部にモータ収容室35が形成される。モータ収容室35内に電動モータ36が配置され、電動モータ36は円筒部34の内側に位置させて端板22にねじ部材37により固定されている。電動モータ36に対する電力供給は、装置本体20に設けられた図示しないコネクタを介して外部から供給される。
円筒部材31には、図4に示されるように、円周方向に等間隔置きに3つのボール支持孔38が形成され、ボール支持孔38は円筒部材31を径方向に貫通するとともに、円筒部材31の径方向外部に向かうにしたがって内径が小さくなっている。鋼球つまりボール41がそれぞれのボール支持孔38に装着されており、ボール41はボール支持孔38の径方向外方には外れない。カム部材42が円筒部材31の内部に装着されており、カム部材42は円筒部材31の先端部に形成された支持孔43に回転自在に装着される駆動部44とこれと一体のカム部45とを備えている。
連結部材46が電動モータ36のシャフト39に取り付けられ、連結部材46はカム部材42の駆動部44に形成された係合孔47に噛み合っている。シャフト39の回転中心軸O2はカム部材42の回転中心軸と同軸となっており、電動モータ36は、シャフト39がカム部材42の回転中心軸に沿う方向となって、縦向きに装置本体20のモータケース21内に配置されている。ガイドピン48がカム部材42に突出して端板22に取り付けられ、ガイドピン48が入り込むガイド孔49がカム部材42に円弧状に形成されており、カム部材42の往復回転はガイドピン48により案内される。電動モータ36によりカム部材42は、図4において矢印で示すように、角度αの範囲内において往復回転する。この角度αは約80度である。カム部材42の往復回転角度は、ガイドピン48により規制される。
図4に示されるように、カム部材42のカム部45の外周面に3つのボール駆動面50が形成され、それぞれのボール駆動面50は円周方向に120度の範囲に設けられている。それぞれのボール駆動面50はカム部材42の回転中心軸からの半径が最大の大径のロック面51とこれよりも小径の解放面52とを備えており、ボール駆動面50はロック面51から解放面52に向けて漸次径が小径となるように半径が変化している。図4(A)に示されるように、それぞれのボール41がロック面51に接触すると、ボール41の一部は円筒部材31の外周面から径方向外方に突出して係合リング15のボール係合面18に係合する。これにより、ツールユニット11の突き当て面14がツール交換装置10aの装着面26に突き当てられてツールユニット11はツール交換装置10aに締結される。
一方、図4(B)に示されるように、図4(A)の位置からカム部材42が反時計方向に回転されると、それぞれのボール41は解放面52に接触し、ボール41は円筒部材31の外周面から外部に突出しなくなる。この状態においては、図2に示すように、ツール交換装置10aをツールユニット11から分離することができる。
図1および図2に示されるように、ロックピン27が挿入される締結孔53が締結ブロック13に形成され、ロックピン27に嵌合するスリーブ54が締結孔53に移動自在に装着されている。ロックピン27は先端部が基端部よりも小径となったテーパ形状であり、スリーブ54の内周面は先端部に向けて内径が小さくなったテーパ形状部を有している。圧縮コイルばね55が締結孔53に装着され、ロックピン27に向かう方向に圧縮コイルばね55のばね力がスリーブ54に加えられている。この圧縮コイルばね55とスリーブ54とにより、ツールユニット11とツール交換装置10aとの締結精度が向上する。
移動装置としてのロボットアームに装着されたツール交換装置10aにツールユニット11を装着するには、図2および図4(B)に示されるように、3つのボール41が解放面52に接触してボール41が円筒部材31の外周面から突出していない状態のもとで、円筒部材31をツールユニット11の貫通孔16内に挿入する。これにより、ロックピン27がスリーブ54に挿入されて、ツールユニット11がツール交換装置10aに対して回転することが規制される。ツールユニット11の突き当て面14にツール交換装置10aの装着面26が突き当てられた状態のもとで、電動モータ36を駆動してシャフト39を回転駆動し、カム部材42のロック面51をボール41に接触させる。これにより、図1および図4(A)に示されるように、ボール41は係合リング15のボール係合面18に接触し、ツールユニット11はツール交換装置10aに締結される。
このように、カム部材42を電動モータ36により回転させることによって、ツールユニット11をツール交換装置10aに締結したり、締結時と逆方向に回転させることによって締結を解除したりするようにしたので、ツール交換装置10aを簡単な構造とすることができる。電動モータ36は、装置本体20のモータケース21内に縦向きに配置されており、装置本体20の横方向の寸法、つまり回転中心軸O2を横切る方向の寸法を小さくすることができる。
図5は操作機器としての電動ハンド1が装着されたツールユニット11とロボットアーム2に装着された他の実施の形態であるツール交換装置10bの外観を示す正面図であり、図6は図5に示されたツール交換装置10bの断面図である。図5および図6に示されるツール交換装置10bにおいては、上述したツール交換装置10aと共通性を有する部材には同一の符号が付されている。
図5に示されるように、本体側のコネクタ3が装置本体20の取付フランジ23に設けられ、ツール側のコネクタ4がツールユニット11のツールブロック12に設けられている。本体側のコネクタ3は信号線5によりロボット制御部に配置されたコントローラ6に接続され、ツール側のコネクタ4は信号線7により電動ハンド1に接続されている。ツール交換装置10bはロボットアーム2により所定の移動経路を移動して電動ハンド1を搬送する。電動ハンド1はワーク等を把持する2つのフィンガー8を有しており、フィンガー8は相互に接近離反移動可能となっている。所定の位置における電動ハンド1のフィンガー8によるワーク等の把持と、把持したワーク等の解放動作は、コントローラ6からの信号により電動ハンド1を制御することにより行われる。
図6に示されるように、装置本体20を構成するモータケース21の基部ディスク21aには貫通孔56が形成されており、ロボットアーム2にねじ結合されるねじ部材57が貫通孔56に装着される。このねじ部材57の頭部は、中央筒体21cの径方向外方であって、基部ディスク21aと取付リング21bとの間に形成される操作空間19に露出している。
取付フランジ23を構成する取付リング21bには複数の貫通孔58aが形成され、端板22には貫通孔58aに対応させて貫通孔58bが形成されている。それぞれの貫通孔58a、58bは、操作空間19に開口しており、ツール交換装置10bに電動ハンド1を取り付けるためのねじ部材59を装着するために使用される。ねじ部材59は、ツールユニット11に形成された貫通孔60に装着される。
このツール交換装置10bにおいては、ロボットアーム2からツール交換装置10bを着脱するときには、凹部形状の操作空間19からねじ部材57の着脱が可能となっており、ツール交換装置10bにツールユニット11が締結された状態であっても、ツール交換装置10bをロボットアーム2に対して着脱することができる。また、電動ハンド1等の操作機器をツールユニット11に着脱するときには、操作空間19から貫通孔58a、58bを介してねじ部材59を着脱することができる。これにより、ツール交換装置10bにツールユニット11が締結された状態においても、電動ハンド1のツールユニット11に対する着脱を行うことができる。
このように、中央筒体21cの径方向外方の着脱操作用の操作空間19からねじ部材を着脱することができる構造としたので、例えば、何らかの不都合により、ツール交換装置10bとツールユニット11とが分離できない場合でも、電動ハンド1等の操作機器をツールユニット11に対して交換したり、ロボットアーム2からツール交換装置10bを取り外したりすることができる。
端板22に取り付けられた円筒部材31には、図1および図2に示したツール交換装置10aと同様に、3つのボール41が装着されており、それぞれのボール41が係合する係合リング15がツールブロック12に設けられている。さらに、電動モータ36のシャフト39により駆動されるカム部材42のカム部45の外周面には、図4に示した場合と同様のボール駆動面50が形成されている。また、カム部材42は軸受61を介して円筒部材31に回転自在に支持されている。
図7は他の実施の形態であるツール交換装置10cを示す平面側断面図であり、図8は図7におけるB-B線断面図である。図7および図8に示されるツール交換装置10cにおいては、上述したツール交換装置10a、10bと共通性を有する部材には同一の符号が付されている。
装置本体20は、横断面形状が四角形のモータケース21とこれの先端部に取り付けられる端板22とを備えている。ツールユニット11には係合リング15が一体に設けられるとともに締結孔53が形成されている。ロックピン27が端板22に取り付けられており、装着面26から突出している。なお、図1および図2で示したスリーブ54および圧縮コイルばね55を、ツール交換装置10cに装着してもよい。その場合、ツール交換装置10cを構成する部品は多くなるが、締結精度は向上する。
端板22に取り付けられる円筒部材31の先端壁62にはカム部材42が回転自在に装着される。カム部材42に設けられた支持軸63は先端壁62に軸受64により回転自在に支持される。先端壁62に固定されたガイドピン48は、上述したカム部材42と同様に、ガイド孔49に挿入され、カム部材42はガイドピン48により案内されて上述した場合と同様に角度αの範囲を往復回転する。カム部材42は、上述した場合と同様に、カム部45の外周面に3つのボール駆動面が形成され、それぞれのボール駆動面は大径のロック面51と小径の解放面52とを備えている。
駆動軸65が軸受66により端板22に回転自在に支持され、軸受66aによりモータケース21に回転自在に支持され、駆動軸65の先端部はカム部材42に形成された係合孔47に係合している。駆動軸65の回転中心軸O3は、カム部材42の回転中心軸と同軸である。ウォーム歯車67が駆動軸65に取り付けられている。モータ収容室35に位置させて端板22には主支持板68と副支持板69が平行に設けられ、主支持板68と副支持板69とにより両端部が回転自在に支持されたウォーム軸71には、ウォーム歯車67に噛み合うウォーム72が設けられている。ウォーム軸71の回転中心軸O4は、駆動軸65の回転中心軸O3に対して直角である。
電動モータ36が主支持板68に取り付けられており、電動モータ36の回転中心軸O5は、ウォーム軸71の回転中心軸O4と平行であり、電動モータ36はモータ収容室35に横向きに配置されている。電動モータ36のシャフト39に取り付けられたプーリ73と、ウォーム軸71に取り付けられたプーリ74との間はベルト75が掛け渡されており、プーリ73,74とベルト75は、電動モータ36のシャフト39の回転をウォーム72に伝達する回転伝達機構76を構成している。
このように、電動モータ36を装置本体20に横向きに配置すると、ツール交換装置10bの縦方向の寸法つまり回転中心軸O3に沿う方向の寸法を小さくすることができ、シャフト39の回転をウォーム72に伝達するための回転伝達機構76をモータ収容室35に配置することができる。しかも、上述したツール交換装置10a、10bと同様に、カム部材42を電動モータ36により回転させることによって、ツールユニット11をツール交換装置10bに対して締結する一方、締結時と逆方向に回転させることによって締結を解除するようにしたので、ツール交換装置10cを簡単な構造とすることができる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。カム部材42のカム部45の外周面に形成されるボール駆動面50の数つまりボール41の数は3つに限られることなく、複数であれば、円筒部材31の径に応じて4つ或いはそれ以上としてもよい。また、ツール交換装置をロボットアームに装着した場合について説明したが、ロボットアームに限られず、ツールユニットを移動する部材を備えた移動装置であれば、本発明のツール交換装置を適用することができる。
1 電動ハンド
2 ロボットアーム
11 ツールユニット
12 ツールブロック
14 突き当て面
15 係合リング
16 貫通孔
17 ボールガイド面
18 ボール係合面
19 操作空間
20 装置本体
21 モータケース
22 端板
23 取付フランジ
26 装着面
27 ロックピン
35 モータ収容室
36 電動モータ
39 シャフト
41 ボール
42 カム部材
45 カム部
46 連結部材
47 係合孔
48 ガイドピン
49 ガイド孔
50 ボール駆動面
51 ロック面
52 解放面
53 締結孔
62 先端壁
63 支持軸
65 駆動軸
67 ウォーム歯車
71 ウォーム軸
72 ウォーム
76 回転伝達機構

Claims (7)

  1. ツールユニットが着脱自在に装着されるツール交換装置であって、
    電動モータを収容するモータ収容室が形成された装置本体と、
    前記装置本体に設けられ、前記ツールユニットに設けられた係合リングに係合する複数のボールが装着される円筒部材と、
    前記円筒部材の内部に装着され、前記モータ収容室に配置された前記電動モータにより回転駆動されるカム部材と、
    前記カム部材に設けられ、前記ボールを前記係合リングに係合させるロック面および前記ボールを前記係合リングから解放させる解放面を備えたボール駆動面と、
    を有する、ツール交換装置。
  2. 請求項1記載のツール交換装置において、
    前記電動モータのシャフトを前記カム部材の回転中心軸に沿う方向に向けて前記電動モータを前記装置本体に縦向きに配置した、ツール交換装置。
  3. 請求項1または2記載のツール交換装置において、
    前記ツールユニットに操作機器が取り付けられ、
    前記装置本体は、移動装置に取り付けられる基部ディスクと、前記ツールユニットが装着される取付フランジと、前記基部ディスクおよび前記取付フランジとの間に設けられ前記基部ディスクおよび取付フランジよりも小径の中央筒体とを有し、
    前記基部ディスクを前記移動装置に締結するねじ部材と、前記操作機器を前記ツールユニットに締結するねじ部材との着脱操作用の操作空間が、前記中央筒体の径方向外方に設けられる、ツール交換装置。
  4. 請求項1記載のツール交換装置おいて、
    前記カム部材の駆動軸に取り付けられるウォーム歯車と、前記ウォーム歯車に噛み合うウォームと、前記電動モータのシャフトの回転を前記ウォームに伝達する回転伝達機構とを前記モータ収容室に配置し、前記シャフトを前記カム部材の回転中心軸に対して横方向を向けて前記電動モータを前記装置本体に横向きに配置した、ツール交換装置。
  5. 請求項1~4のいずれか1項に記載のツール交換装置において、
    前記ボールを前記円筒部材に円周方向に等間隔置きに3つ装着し、ボール駆動面を前記カム部材に3つ形成するとともに、前記ボール駆動面は大径の前記ロック面から小径の前記解放面に漸次径が変化する、ツール交換装置。
  6. 請求項1~5のいずれか1項に記載のツール交換装置において、
    前記カム部材に設けられたガイド孔と、
    前記装置本体から前記カム部材に突出して設けられたガイドピンと、を有し、
    前記ガイドピンが前記ガイド孔に入り込んで、前記カム部材の回転を規制する、ツール交換装置。
  7. 請求項1~6のいずれか1項に記載のツール交換装置において、
    前記ツールユニットに設けられた締結孔に嵌合し、前記ツールユニットの前記装置本体に対する回転を規制するロックピンを有する、ツール交換装置。
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