JP6559418B2 - ツール交換機構 - Google Patents

ツール交換機構 Download PDF

Info

Publication number
JP6559418B2
JP6559418B2 JP2014255326A JP2014255326A JP6559418B2 JP 6559418 B2 JP6559418 B2 JP 6559418B2 JP 2014255326 A JP2014255326 A JP 2014255326A JP 2014255326 A JP2014255326 A JP 2014255326A JP 6559418 B2 JP6559418 B2 JP 6559418B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tool
robot
divided substrate
protrusion
protruding portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014255326A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016112668A (ja
Inventor
智哉 川鈴木
智哉 川鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTN Corp
Original Assignee
NTN Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTN Corp filed Critical NTN Corp
Priority to JP2014255326A priority Critical patent/JP6559418B2/ja
Priority to PCT/JP2015/082296 priority patent/WO2016098514A1/ja
Publication of JP2016112668A publication Critical patent/JP2016112668A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6559418B2 publication Critical patent/JP6559418B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J15/00Gripping heads and other end effectors
    • B25J15/04Gripping heads and other end effectors with provision for the remote detachment or exchange of the head or parts thereof

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Robotics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manipulator (AREA)

Description

本発明は、作業用ツールが付設されるロボットのツール交換機構に関する。
垂直多関節ロボット等のロボットにおいてはツール(作業用ツール)を交換する場合がある。このツール交換方法としては、エア圧を用いたツールチェンジャーが一般的である。また、このようなエア圧を用いることなく、簡易な方法であるバネ機構を使用してツールである爪部材の着脱を行うもの(特許文献1)、さらには、爪部材の回転にて固定を行うもの(特許文献2)等がある。
特許文献1では、保持機構からの落下を防止する安全部材と、この安全部材を駆動するためのエネルギーを付与するスプリングからなる駆動手段と、この駆動手段にエネルギーを付与する圧電素子等からなるエネルギー付与手段とを備えたものである。また、特許文献2では、フィンガーベースとフィンガーとを相対的に回転させることにより、フィンガーの固定ピンをフィンガーベースの凹部に嵌合させて、フィンガーがフィンガーベースにバネ固定されるものである。
特開2014−25586号公報 特開2013−94930号公報
ツールチェンジャーでは、エア配管を必要とし、複雑な動きが可能なロボットに用いれば、この動きにエア配管等が規制をかけるおそれがある。さらには、交換機構全体が大型化するおそれもある。前記特許文献1及び特許文献2に記載のものでは、可搬重量や把持力に限界があり、ツールである爪部材を外すために、エアや電気等の動力源による外力付与を必要し、装置全体が大型化するとともに、コスト高となる。
そこで、本発明は、エア配管等を必要とせず、ロボットの本来の動作を規制することなくツール交換が可能で、しかも装置としてコンパクト化を図ることが可能なツール交換機構を提供する。
本発明のツール交換機構は、作業用ツールが付設されるロボットのツール交換機構であって、ロボット本体側に設けられる突起部と、作業用ツール側に設けられて前記突起部が嵌合する円弧状に延びる溝部とを備え、前記溝部は、一方の端部に形成されて前記突起部の抜き差し可能な突起部嵌入口と、他方の端部に形成されて前記突起部が密嵌する突起部密嵌合部と、作業用ツール側とロボット本体側との相対的回動による突起部嵌入口と突起部密嵌合部との間の突起部の移動を許容する摺動可能部とを有し、突起部密嵌合部に突起部が密嵌した状態で、作業用ツールとロボット本体とが一体化し、突起部嵌入口に突起部が対応した状態で、作業用ツールとロボット本体とが分離し、前記作業用ツール側とロボット本体側との相対的回動はロボット側の既存の駆動手段で行うものである。
本発明のツール交換機構によれば、作業用ツール側の溝部に対して、その突起部嵌入口にロボット本体側に設けられる突起部を挿入(嵌入)し、その状態で、作業用ツール側とロボット本体側とを相対的に回動させることによって、突起部密嵌合部に突起部が密嵌した状態となる。この状態では、作業用ツールとロボット本体とが一体化し、作業用ツールのロボット本体への取付が完了する。また、この取付状態から、作業用ツール側とロボット本体側とを相対的に回動させることによって、突起部嵌入口に突起部が対応する状態とすれば、突起部の溝部から抜き出すことができて作業用ツールとロボット本体とを分離することができる。
突起部は首部と大径頭部を有し、溝部の摺動可能部は突起部の大径頭部が嵌合する幅広部と突起部の首部が嵌合する幅狭部とを有するものが好ましい。このように設定することによって、溝部の摺動可能部では、突起部が溝部からの抜けを有効に防止できる。
作業用ツールは、一対のツール側分割基板部と、各ツール側分割基板部に設けられる爪部材とを有し、ロボット本体側と一体化した状態でのツール側分割基板部の相互の接近・離間が可能となるように設定できる。このため、ツール側分割基板部の相互の接近・離間によって、爪部材の接近・離間が可能となる。
本発明の他のツール交換機構は、作業用ツールが付設されるロボットのツール交換機構であって、ロボット本体側に設けられる突起部と、作業用ツール側に設けられて前記突起部が嵌合する円弧状に延びる溝部とを備え、前記溝部は、一方の端部に形成されて前記突起部の抜き差し可能な突起部嵌入口と、他方の端部に形成されて前記突起部が密嵌する突起部密嵌合部と、作業用ツール側とロボット本体側との相対的回動による突起部嵌入口と突起部密嵌合部との間の突起部の移動を許容する摺動可能部とを有し、突起部密嵌合部に突起部が密嵌した状態で、作業用ツールとロボット本体とが一体化し、突起部嵌入口に突起部が対応した状態で、作業用ツールとロボット本体とがロボット側の既存の駆動手段を用いて分離するものであり、作業用ツールは、一対のツール側分割基板部と、各ツール側分割基板部に設けられる爪部材とを有し、ロボット本体側と一体化した状態でのツール側分割基板部の相互の接近・離間が可能であり、前記ロボット本体はその軸心廻りに回転するアームを有するとともに、このアームには、相互の接近・離間が可能である一対のロボット側分割基板部が付設され、各ロボット側分割基板部には、内側の突起部と外側の突起部とが形成され、各ロボット側分割基板部の内側及び外側の突起部は、それぞれ、アーム回転中心に関して180°反対側に配設され、かつ、前記各ツール側分割基板部は、ツール側分割基板部の対向面に開口する一対の半割内側溝部と、前記半割内側溝部よりも外径側に配設される外側の溝部とを有し、ツール側分割基板部の対向面同士を突き合わせた状態で、相対向する半割内側溝部で内側に配設される一対の前記溝部を構成し、各溝部の突起部嵌入口に突起部が嵌入された状態で、ツール側分割基板部の合わせ面とロボット側分割基板部の合わせ面とは直交する状態となり、ツール側分割基板部とロボット側分割基板部との相対的回動により、突起部密嵌合部に突起部が密嵌した状態で、ツール側分割基板部の合わせ面とロボット側分割基板部の合わせ面が対応する状態となって、一方のロボット側分割基板部と一方のツール側分割基板部とが一体化するとともに、他方のロボット側分割基板部と他方のツール側分割基板部とが一体化するものである。
各溝部の突起部嵌入口に突起部が嵌入された状態で、ツール側分割基板部の合わせ面とロボット側分割基板部の合わせ面とは直交する状態となり、作業用ツール側とロボット本体側との相対的回動により、突起部密嵌合部に突起部が密嵌した状態で、ツール側分割基板部の合わせ面とロボット側分割基板部の合わせ面が対応する状態となる。この状態から、ツール側分割基板部とロボット側分割基板部との相対的回動により、突起部密嵌合部に突起部が密嵌した状態で、ツール側分割基板部の合わせ面とロボット側分割基板部の合わせ面が対応する状態となる。この状態では、一方のロボット側分割基板部と一方のツール側分割基板部とが一体化するとともに、他方のロボット側分割基板部と他方のツール側分割基板部とが一体化する。
前記ロボットが、垂直多関節ロボット、双腕ロボット、又は水平多関節ロボットのいずれかのロボットである。
本発明では、突起部を挿入(嵌入)し、その状態で、作業用ツール側とロボット本体側との相対的に回動により、作業用ツールとロボット本体とが一体化し、また、この取付状態から、作業用ツール側とロボット本体側とを相対的に回動させることによって、突起部を溝部から抜き出すことができて、作業用ツールとロボット本体とを分離することができる。このため、ロボットの本来の動作を規制することなくツール交換が可能で、しかも装置としてコンパクト化を図ることが可能となる。また、作業用ツール側とロボット本体側とを相対的に回動としては、作業用ツール側を静止させた状態でロボット本体側を駆動、つまり回転させることができるので、作業用ツール側を駆動するためのエアや電気等の動力源を必要としない。すなわち、別途交換のための駆動手段を設けることなく、ロボット側の既存の駆動手段を用いて、作業用ツールの交換作業を簡単かつ確実に行うことができ、低コスト化およびコンパクト化を図ることができる。
突起部が首部と大径頭部を有し、溝部の摺動可能部が幅広部と幅狭部とを有するものでは、溝部の摺動可能部では、突起部が溝部からの抜けを有効に防止でき、作業用ツールの交換操作(動作)が安定する。
ツール側分割基板部の相互の接近・離間な可能なものとすることによって、爪部材の接近・離間が可能となって、爪部材でのワークのチャック動作を安定して行うことができる。
ツール側分割基板部とロボット側分割基板部とを備えたものでは、作業用ツールの交換の操作性に優れ、熟練することなく、確実かつ迅速に動作が安定する。
垂直多関節ロボット、双腕ロボット、又は水平多関節ロボットのいずれのロボットにも適用でき、汎用性に優れる。
本発明のツール交換機構の要部斜視図である。 前記ツール交換機構の作業用ツール装着前の状態を示し、(a)は下方から見た斜視図であり、(b)は上方から見た斜視図である。 前記ツール交換機構の作業用ツール装着前の状態の斜視図である。 作業用ツールの下面側の斜視図である。 作業用ツールの上面側の斜視図である。 一対のロボット側分割基板部の平面図である。 一方のロボット側分割基板部を示し、(a)は底面図であり、(b)は側面図であり、(c)は(a)のA−A線断面図である。 他方のロボット側分割基板部を示し、(a)は底面図であり、(b)は側面図であり、(c)は(a)のB−B線断面図である。 ロボット側分割基板部の要部断面図である。 ツール側分割基板部の第1部材を突き合わせた状態の底面図である。 一方のツール側分割基板部の第1部材を示し、(a)は底面図であり、(b)は(a)のC−C線断面図である。 他方のツール側分割基板部の第1部材を示し、(a)は底面図であり、(b)は(a)のD−D線断面図である。 ツール交換機構の作業用ツールの装着工程を示し、(a)は作業用ツールをロボット本体に取り付ける前の状態の斜視図であり、(b)は一対のツール側分割基板部を一対のロボット側分割基板部に重ね合せた状態の斜視図であり、(c)は対のツール側分割基板部と一対のロボット側分割基板部とを相対的に回転させている状態の斜視図であり、(d)はツール側分割基板部の合わせ面とロボット側分割基板部の合わせ面が対応する状態の斜視図であり、(e)は作業用ツールがロボット本体に装着された状態の斜視図である。
以下本発明の実施の形態を図1〜図13に基づいて説明する。このツール交換機構は、図1等に示すように、ロボットのロボット本体2に付設される作業用ツール1を交換するものである。この場合のロボット本体2は、その先端にガイド部材3にガイドされつつ、相互に接近・離間する一対のスライダ4a,4bが付設されるロボットアーム5を備える。このロボットアーム5としては、X軸、Y軸、及びZ軸方向の移動が可能であって、さらには、Z軸回り(ロボットアーム軸心廻り)の回転も可能とされる。
ガイド部材3は、下方開口状のガイド溝6を有するブロック体からなり、スライダ4a,4bは、ガイド溝6に嵌合する基部7と、この基部7から垂下される延設部8とを有するT字状部材からなる。また、このスライダ4a,4bは、ロボットアーム5に設けたアクチュエータ等の駆動機構10を介して、相互に接近・離間する一対のスライダ4a,4bは相互に接近・離間する構成である。
このスライダ4a,4bには、図2(a)(b)に示すように、ロボット側分割基板部11a、11bが取付られる。この場合、各ロボット側分割基板部11a、11bは取付片部材13,13を介してスライダ4a,4bに取付られる。取付片部材13は、基部13aと、この基部13aから上方への延びる延設部13bとからなり、延設部13bがスライダ4a,4bの延設部8の外面にボルト部材15を介して取り付けられる。そして、取付片部材13の基部13aにロボット側分割基板部11a、11bがボルト部材15を介して取り付けられる。この一対のロボット側分割基板部11a、11bは、その対向面19a,19b(図6及び図7参照)の突き合わせが可能である。なお、この一対のロボット側分割基板部11a、11bにてロボット側基板部30を構成することになる。
この場合、一方のロボット側分割基板部11aは、図6と図7に示すように、一対の突起部16(16a,16b)(図2(a)及び図3参照)を配置するための一対の孔部17(17a、17b)と、廻り止めの機構を配置するためのねじ孔18a、18bとが形成されている。他方のロボット側分割基板部11bは、図6と図8に示すように、一対の突起部16c,16d(図2(a)及び図3参照)を配置するための一対の孔部17c、17dと、廻り止めの機構を配置するためのねじ孔18c、18dとが形成されている。さらには、一方のロボット側分割基板部11aの対向面19aと反対側の面、つまり、反対向面20aには前記ボルト部材15が螺着されるねじ孔21a、21aが形成されている。また、他方のロボット側分割基板部11bの対向面19bと反対側の面、つまり、反対向面20bには前記ボルト部材15が螺着されるねじ孔21b、21bが形成されている。
孔部17(17a、17b、17c、17d)には、図9に示すように、突起部16(16a、16b、16c、16d)を構成するためのねじ部材22が装着される。この場合のねじ部材22は、軸本体部22aと、この軸本体部22aの先端面から突出する先端ねじ部22bと、軸本体部22aに連設される大径頭部22cとからなる。
また、孔部17(17a、17b、17c、17d)は、大径本体部23と、小径部24とからなり、ねじ部材22がこの孔部17a等に、下面26側から挿入された際には、軸本体部22aの先端面22a1が、孔部17の段付部14に当接した状態で、大径本体部23に軸本体部22aが嵌入されるとともに、先端ねじ部22bが小径部24を介して上面25から突出する。そして、この上面25から突出した先端ねじ部22bに図2(b)に示すようにナット部材27を螺着する。これによって、孔部17にねじ部材22が装着されて、突起部16が形成される。このため、この突起部16は、図9に示すように、首部22dと大径頭部22cを有することになる。
ねじ孔18a等に配置される廻り止めの機構Mは、例えば、ボールプランジャ28からなる。ここで、ボールプランジャ28とは、外周面に雄ねじ部が形成されたケース28aと、このケース28aに収納されるコイルスプリングと、コイルスプリングに弾性的に付勢されてケース先端開口部からその一部が突出しているボール28bとを備えるものである。
このため、ボールプランジャ28のケース28aの雄ねじ部をねじ孔18(18a、18b、18c、18d)に螺合するとともに、ロボット側分割基板部11a、11bの上面25から突出したボールプランジャ28のケース28aの雄ねじ部にナット部材29を螺着することによって、ロボット側分割基板部11a、11bにボールプランジャ28を取り付けることができる。ボールプランジャ28の取付状態では、図2(a)に示すように、ボールプランジャ28のボール28bの一部がロボット側分割基板部11a、11bの下面26から突出している。
一対のロボット側分割基板部11a、11bにて構成されるロボット側基板部30に、作業用ツール1が着脱自在に装着される。作業用ツール1は、図1に示すように、一対のツール側分割基板部32a,32bからなる構成されるツール側基板部33を備える。一対のツール側分割基板部32a,32bは、それぞれ、重ね合される第1部材34a、34bと第2部材35a、35bと有し、第2部材35a、35bに爪部材70,70が付設されている。
一対のツール側分割基板部32a,32bは、図5と図10に示すように、その対向面に開口する一対の半割内側溝部38a,39a、38b,39bと、図11(a)(b)と図12(a)(b)等に示すように、前記半割内側溝部よりの外径側に配設される外側の溝部40a,40bとを有する。この場合、第1部材34a、34bには、半割内側溝部38a、39a、38b,39bを構成する内側スリット43a,44a、43b、44b、および外側の溝部40a,40bを構成する外側スリット45a,45bが形成されている。
内側スリット43a,44a、43b、44bは、それぞれ、円弧状であって、その内部に鍔部46,47が設けられている。また、外側スリット45a,45bも、それぞれ、円弧状であって、その内部に鍔部48,48が設けられている。そして、第1部材34a、34bと第2部材35a、35bとが重ね合された状態で、内側スリット43a,43bと、内側スリット44a,44bとがそれぞれ内側の溝部40a、40cを構成するとともに、外側スリット45a,45bがそれぞれ外側の溝部40b,40dを構成する。
このため、溝部40a,40b、40c、40dは、一方の端部には、鍔部46,47、48,49が形成されず、その内径寸法が前記突起部16の大径頭部22cよりも大径の孔部が形成されて突起部16の抜き差し可能な突起部嵌入口50が設けられる。また、他方の端部には、円弧状となっている鍔部46,47、48,49の内径が突起部16の首部22dの外径と同一乃至突起部16の首部22dの外径よりも僅かに大きく設定される。このため、前記突起部16がこの他端部に位置した際に密嵌する突起部密嵌合部51が設けられる。
溝部40a,40b、40c、40dの端部間においては、前記突起部16の首部22dの外径よりも鍔部46,47、48,49間寸法を僅かに大きくする。この場合、鍔部46,47、48,49間寸法として、突起部16の大径頭部22cよりも小さく設定する必要がある。これによって、突起部嵌入口50と突起部密嵌合部51との間の突起部16の移動を許容する摺動可能部52が形成されることになる。すなわち、摺動可能部52は、溝内部に鍔部46,47、48,49が形成されることによって、突起部16の大径頭部22cが嵌合する幅広部55と突起部16の首部22dが嵌合する幅狭部56とが形成されるものである。
この場合、溝部40a、40cはツール側分割基板部32a、32bの合わせ面に跨って形成され、溝部40bは一方のツール側分割基板部32aの反合わせ面側に形成され、溝部40dは他方のツール側分割基板部32bの反合わせ面側に形成されている。また、溝部40a、40cの突起部嵌入口50、50は、ツール側基板部33の中心に関して180°反対位置に配設され、溝部40b、40dの突起部嵌入口50、50は、ツール側基板部33の中心に関して180°反対位置に配設されている。
そして、第2部材35a、35bの反合わせ面側のコーナ部に貫通孔が設けられ、第1部材34a、34bの反合わせ面側のコーナ部にねじ孔56,56(図2(b)参照)が設けられる。このため、第2部材35a、35bの貫通孔を介して第1部材34a、34bのねじ孔56,56にネジ部材57,57を螺着することによって、第1部材34a、34bと第2部材35a、35bとが一体化される。
また、図2(b)に示すように、第1部材34a、34bの上面(ロボット側基板部30との合わせ面)60に開口して、前記ボールプランジャ28のボール28bが嵌合する孔部61が形成されている。この孔部61の配置位置としては、後述するように、ツール側基板部33の合わせ面Fbとロボット側基板部30の合わせ面Faが対応する状態で、ボールプランジャ28のボール28bに対応する位置である。
各ツール側分割基板部32a、32bの第2部材35a、35bには、それぞれ、爪部材70が設けられている。すなわち、爪部材70は、図1と図4に示すように、基台部71と、この基台部71から垂下される爪部材本体72とを備える。なお、爪部材70の基台部71がボルト部材73を介してツール側分割基板部32a,32bの第2部材35a,35bに取付けられている。
次に、前記のように構成されたツール交換構造を介して、作業用ツール1を装着する方法を説明する。まず、図2(a)(b)に示すように、作業用ツール1を支持台80に載置する。この状態では、図13(a)に示すように、ツール側基板部33の合わせ面Fb(作業用ツールの合わせ面)がロボット側基板部30の合わせ面Faと直交し、かつ、作業用ツール1とロボット側基板部30とが所定の間隔に維持された状態とする。
この状態で、ロボット本体2のアーム5を図13(a)の矢印のように、その軸線方向に沿って作業用ツール1側へ変位(下降)させる。これによって、作業用ツール1の溝部40aの突起部嵌入口50に突起部16aが嵌入し、作業用ツール1の溝部40bの突起部嵌入口50に突起部16bが嵌入し、作業用ツール1の溝部40cの突起部嵌入口50に突起部16cが嵌入し、作業用ツール1の溝部40dの突起部嵌入口50に突起部16dが嵌入する。この状態では、図13(b)に示すように、ツール側基板部33の合わせ面Fbがロボット側基板部30の合わせ面Faと直交した状態で、ロボット側基板部30の下面に、作業用ツール1の上面が当接した状態となる。
この図13(b)に示す状態から、ロボット本体2のアーム5を図13(b)(c)の矢印のように、その軸線廻りに回転させる。この際、突起部16aが溝部40aの摺動可能部52を摺動し、突起部16bが溝部40bの摺動可能部52を摺動し、突起部16cが溝部40cの摺動可能部52を摺動し、突起部16dが溝部40dの摺動可能部52を摺動する。そして、図13(d)に示すように、ツール側基板部33の合わせ面Fbがロボット側基板部30の合わせ面Faと一致した状態で、突起部16aが溝部40aの突起部密嵌合部51に嵌合し、突起部16bが溝部40bの突起部密嵌合部51に嵌合し、突起部16cが溝部40cの突起部密嵌合部51に嵌合し、突起部16dが溝部40dの突起部密嵌合部51に嵌合する。この状態では、ボールプランジャ28のボール28bが作業用ツール1の位置決め用の孔部61に嵌合する。
これによって、作業用ツール1とロボット側基板部30とが一体化する。このため、図13(e)に示すように、スライダ4a,4bを相互に離間する方向にスライドさせることによって、作業用ツール1とロボット側基板部30とは、それぞれ、分離した状態となり、この図13(e)に示す状態から、スライダ4a,4bを相互に接近する方向にスライドさせことによって、図13(d)に示すように、ツール側基板部33の合わせ面Fbとロボット側基板部30は合わせ面Faが一致した状態となる。このため、爪部材70,70の相互の接近・離間動作が可能となって、このロボット本体2の作業用ツール1によるワークのチャック動作が可能となる。
爪部材70,70の接近状態である図13(d)に示す状態において、ロボット本体2のアーム5を図13(b)(c)の矢印と反対方向に回転させれば、各溝部40a、40b、40c、40dの突起部密嵌合部51に嵌合していた突起部16a、16b、16c、16dが各溝部40a、40b、40c、40dの摺動可能部52が摺動して、突起部嵌入口50に位置する状態となる。すなわち、図13(b)に示すように、ツール側基板部33の合わせ面Fbがロボット側基板部30の合わせ面Faと直交した状態で、ロボット側基板部30の下面に、作業用ツール1の上面が当接した状態とする。
この状態で、ロボット本体2のアーム5を作業用ツール1から離間するように、移動させれば、図13(a)に示すように、作業用ツール1をロボット本体2のアーム5から取り外すことができる。
ツール交換機構によれば、作業用ツール1側の溝部40に対して、その突起部嵌入口50にロボット本体2側に設けられる突起部16を挿入(嵌入)し、その状態で、作業用ツール1側とロボット本体2側との相対的に回動させることによって、突起部密嵌合部52に突起部16が密嵌した状態となる。この状態では、作業用ツール1とロボット本体2とが一体化し、作業用ツール1のロボット本体2への取付が完了する。また、この取付状態から、作業用ツール1側とロボット本体2側との相対的に回動させることによって、突起部嵌入口50に突起部16が対応する状態とすれば、突起部16の溝部40から抜き出すことができて作業用ツール1とロボット本体2とを分離することができる。
このように、本発明では、突起部16を挿入(嵌入)し、その状態で、作業用ツール2側とロボット本体2側との相対的な回動により、作業用ツール1とロボット本体2とが一体化し、また、この取付状態から、作業用ツール1側とロボット本体2側とを相対的に回動させることによって、突起部16を溝部40から抜き出すことができて、作業用ツール1とロボット本体2とを分離することができる。このため、エア配管を備えたエア圧機構を設ける必要がなく、ロボット本体2の本来の動作を規制することなくツール交換が可能で、しかも装置としてコンパクト化を図ることが可能となる。また、作業用ツール1側とロボット本体2側との相対的な回動としては、作業用ツール1側を静止させた状態でロボット本体2側を駆動、つまり回転させることができるので、作業用ツール1側を駆動するためのエアや電気等の動力源を必要としない。すなわち、別途交換のための駆動手段を設けることなく、ロボット側の既存の駆動手段を用いて、作業用ツールの交換作業を簡単かつ確実に行うことができ、低コスト化およびコンパクト化を図ることができる。
また、突起部16が首部22dと大径頭部22cを有し、溝部40の摺動可能部51が幅広部55と幅狭部56とを有するので、溝部40の摺動可能部51では、突起部16が溝部40からの抜けを有効に防止でき、作業用ツール1の交換操作(動作)が安定する。
ツール側分割基板部32a、32bの相互の接近・離間が可能であるので、爪部材70,70の接近・離間が可能となって、爪部材70,70でのワークのチャック動作を安定して行うことができる。さらには、ツール側分割基板部32a、32bとロボット側分割基板部11a、11bとを備えたものでは、作業用ツール1の交換の操作性に優れ、熟練することなく、確実かつ迅速に動作が安定する。
ところで、本発明におけるロボットとしては、垂直多関節ロボット、双腕ロボット、又は水平多関節ロボットのいずれのロボットにも適用できる。このため、このツール交換機構は汎用性に優れる。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく種々の変形が可能であって、前記実施形態では、ロボットアームとしては、X軸、Y軸、Z軸方向移動、及びZ軸回り(ロボットアーム軸心廻り)の回転が可能とされたものであったが、少なくとも、Z軸方向移動、及びZ軸回り(ロボットアーム軸心廻り)の回転が可能であればよい。爪部材70の形状としても、チャックするワークに応じて、種々変更できる。また、作業用ツール1を装着する際のロボット側の回転方向としては、時計廻りであっても、反時計廻りであってもよい。時計廻りと反時計廻りとは、各溝部40の突起部嵌入口50と起部密嵌合部52との配置位置を相違させればよい。
作業用ツール1側とロボット本体2側との相対的な移動として、前記実施形態では、作業用ツール側を駆動するためのエアや電気等の動力源を必要としない等の利点を有するので、作業用ツール1側を静止させて、ロボット本体2側を移動させるものであった。しかしながら、本願発明としては、逆に、ロボット本体2側を静止させて、作業用ツール1側を移動させるものであっても、両者を相対的に移動させてもよい。また、ロボットが、X軸、Y軸、及びZ軸方向の移動が可能であって、Z軸廻りの回転ができないものであれば、作業用ツール1側をその中心軸廻りに回転させるものであってもよい。
1 作業用ツール
2 ロボット
5 ロボットアーム
11a,11b ロボット側分割基板部
16(16a,16b、16c、16d) 突起部
17(17a、17b、17c、17d) 孔部
30 ロボット側基板部
32a,32b ツール側分割基板部
33 ツール側基板部
38a,39a 半割内側溝部
40a,40b、40c、40d 溝部
50 突起部嵌入口
51 突起部密嵌合部
52 摺動可能部
55 幅広部
70 爪部材

Claims (5)

  1. 作業用ツールが付設されるロボットのツール交換機構であって、
    ロボット本体側に設けられる突起部と、作業用ツール側に設けられて前記突起部が嵌合する円弧状に延びる溝部とを備え、前記溝部は、一方の端部に形成されて前記突起部の抜き差し可能な突起部嵌入口と、他方の端部に形成されて前記突起部が密嵌する突起部密嵌合部と、作業用ツール側とロボット本体側との相対的回動による突起部嵌入口と突起部密嵌合部との間の突起部の移動を許容する摺動可能部とを有し、突起部密嵌合部に突起部が密嵌した状態で、作業用ツールとロボット本体とが一体化し、突起部嵌入口に突起部が対応した状態で、作業用ツールとロボット本体とが分離し、前記作業用ツール側とロボット本体側との相対的回動はロボット側の既存の駆動手段で行うことを特徴とするツール交換機構。
  2. 突起部は首部と大径頭部を有し、溝部の摺動可能部は突起部の大径頭部が嵌合する幅広部と突起部の首部が嵌合する幅狭部とを有することを特徴とする請求項1に記載のツール交換機構。
  3. 作業用ツールは、一対のツール側分割基板部と、各ツール側分割基板部に設けられる爪部材とを有し、ロボット本体側と一体化した状態でのツール側分割基板部の相互の接近・離間が可能であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のツール交換機構。
  4. 作業用ツールが付設されるロボットのツール交換機構であって、
    ロボット本体側に設けられる突起部と、作業用ツール側に設けられて前記突起部が嵌合する円弧状に延びる溝部とを備え、前記溝部は、一方の端部に形成されて前記突起部の抜き差し可能な突起部嵌入口と、他方の端部に形成されて前記突起部が密嵌する突起部密嵌合部と、作業用ツール側とロボット本体側との相対的回動による突起部嵌入口と突起部密嵌合部との間の突起部の移動を許容する摺動可能部とを有し、突起部密嵌合部に突起部が密嵌した状態で、作業用ツールとロボット本体とが一体化し、突起部嵌入口に突起部が対応した状態で、作業用ツールとロボット本体とがロボット側の既存の駆動手段を用いて分離するものであり、
    作業用ツールは、一対のツール側分割基板部と、各ツール側分割基板部に設けられる爪部材とを有し、ロボット本体側と一体化した状態でのツール側分割基板部の相互の接近・離間が可能であり、前記ロボット本体はその軸心廻りに回転するアームを有するとともに、このアームには、相互の接近・離間が可能である一対のロボット側分割基板部が付設され、各ロボット側分割基板部には、内側の突起部と外側の突起部とが形成され、各ロボット側分割基板部の内側及び外側の突起部は、それぞれ、アーム回転中心に関して180°反対側に配設され、かつ、前記各ツール側分割基板部は、ツール側分割基板部の対向面に開口する一対の半割内側溝部と、前記半割内側溝部よりも外径側に配設される外側の溝部とを有し、ツール側分割基板部の対向面同士を突き合わせた状態で、相対向する半割内側溝部で内側に配設される一対の前記溝部を構成し、各溝部の突起部嵌入口に突起部が嵌入された状態で、ツール側分割基板部の合わせ面とロボット側分割基板部の合わせ面とは直交する状態となり、ツール側分割基板部とロボット側分割基板部との相対的回動により、突起部密嵌合部に突起部が密嵌した状態で、ツール側分割基板部の合わせ面とロボット側分割基板部の合わせ面が対応する状態となって、一方のロボット側分割基板部と一方のツール側分割基板部とが一体化するとともに、他方のロボット側分割基板部と他方のツール側分割基板部とが一体化することを特徴とするツール交換機構。
  5. 前記ロボットが、垂直多関節ロボット、双腕ロボット、又は水平多関節ロボットのいずれかのロボットであることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のツール交換機構。
JP2014255326A 2014-12-17 2014-12-17 ツール交換機構 Expired - Fee Related JP6559418B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014255326A JP6559418B2 (ja) 2014-12-17 2014-12-17 ツール交換機構
PCT/JP2015/082296 WO2016098514A1 (ja) 2014-12-17 2015-11-17 ツール交換機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014255326A JP6559418B2 (ja) 2014-12-17 2014-12-17 ツール交換機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016112668A JP2016112668A (ja) 2016-06-23
JP6559418B2 true JP6559418B2 (ja) 2019-08-14

Family

ID=56126413

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014255326A Expired - Fee Related JP6559418B2 (ja) 2014-12-17 2014-12-17 ツール交換機構

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6559418B2 (ja)
WO (1) WO2016098514A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106737796B (zh) * 2016-12-29 2023-06-16 南京信息职业技术学院 一种用于多功能机械手腕部的快换机构
EP3681679B1 (en) * 2017-09-14 2021-04-28 Kjell Buind Quick robot arm tool changer
WO2020084005A1 (en) 2018-10-23 2020-04-30 Myelopro Diagnostics And Research Gmbh Compounds targeting mutant calreticulin
CN116237964B (zh) * 2023-03-31 2024-04-02 中信重工开诚智能装备有限公司 一种电力执行机器人多工具端控制系统

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09136283A (ja) * 1995-11-17 1997-05-27 Toyota Motor Corp チャックハンド
KR100857149B1 (ko) * 2006-07-04 2008-09-05 한국원자력연구원 텔레스코픽 서보매니퓰레이터 탈부착장치
JP5125638B2 (ja) * 2008-03-12 2013-01-23 株式会社安川電機 双腕ロボット
JP5527268B2 (ja) * 2011-03-31 2014-06-18 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 継手
JP5606423B2 (ja) * 2011-11-04 2014-10-15 三菱電機株式会社 ロボットハンド及びフィンガー交換装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2016098514A1 (ja) 2016-06-23
JP2016112668A (ja) 2016-06-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6559418B2 (ja) ツール交換機構
JP5858887B2 (ja) 加工装置
US20180272543A1 (en) Robotic apparatus, interchangeable tool, and method for controlling robotic apparatus
TWI636846B (zh) O型環安裝裝置、多關節型機器人、及o型環安裝方法
KR102158959B1 (ko) 샤프트의 자동 교체를 위한 방법 및 시스템
JP5369638B2 (ja) ロボット装置
JP2011177862A (ja) 把持装置
JP2017001092A (ja) 溶接トーチ用回転交換装置
JP7387257B2 (ja) ロボットユニット
WO2004054761A1 (ja) ツール交換装置及びツール
JP2024010036A (ja) 工作物を機械加工するための機械加工装置
JP2009214262A (ja) 双腕ロボット
EP3424639A1 (en) Machining system and holder
KR20200061059A (ko) 초정밀 소형 병렬 로봇 매니퓰레이터
JP5472719B2 (ja) クランプ装置
JP2023033937A (ja) ツール交換装置
JP2014124736A (ja) エンドエフェクター
JP2012206209A (ja) 工具マガジン及び加工装置
JP4363233B2 (ja) 工作機械の工具交換装置
JP7458338B2 (ja) ロボットハンド
JP2017222010A (ja) ロボット、ロボット固定装置、対象物固定装置、および機械加工方法
JP6173804B2 (ja) 工具マガジン
JP2017006925A (ja) コンタクトチップ交換装置
JP2020093322A (ja) 工具交換装置
JP4475393B2 (ja) ワークホルダ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180723

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180921

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20190130

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190423

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20190510

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190701

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190717

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6559418

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees