JP2014069304A - 横型加工装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】立型の工作機械と同様に主軸の回転を利用して横型のアタッチメントの割出し旋回が可能であり、部品点数の増大や構造の複雑化を抑えた横型加工装置を提供する。
【解決手段】横型加工装置のアタッチメント1は、水平に延びる主軸6およびラム7を有する工作機械2と、ラム7の端部に着脱自在に装着されたアタッチメント3とを備えている。工作機械2は、アタッチメント3の主軸連結部11を主軸6の内部に引き込んで把持する第1把持部31と、アタッチメント3の軸受部14をラム7に近づく方向へ引き寄せながら把持する第2把持部32と、アタッチメント3のケーシング13をラム7から離れる方向へ押すことにより、第2把持部32が軸受部14を引き寄せて把持する第1状態から当該把持を解除する第2状態へ移行するあいだに軸受部14を把持しながらラム7に近づく方向へ引く力を与えることを可能にする押圧部33とを備えている。
【選択図】図8

Description

本発明は、工作機械の主軸が横方向に延びる構造において、主軸の回転駆動力を用いた横型アタッチメントの割出し旋回を可能にした横型加工装置に関する。
従来、主軸が垂直方向に延びるように配置された立型の工作機械では、主軸の回転駆動力を利用して、工具に伝達するアタッチメントを所定の角度に向くように割出し旋回を行うことが可能な工作機械として、特許文献1に記載されたものが知られている。
この特許文献1記載の工作機械は、垂直方向に延びる主軸と、当該主軸の径方向外側に配置されて当該主軸を収容する主軸頭と、前記主軸内部に設けられ、アタッチメントのプルスタッドを軸上方へ引き込むように把持するコレットと、前記主軸頭に設けられ、アタッチメント本体を上下方向へ移動させるピストンとを備える。
主軸に装着されるアタッチメントは、アタッチメント本体と、当該アタッチメント本体内部に収容され、垂直方向に延びる回転軸である保持筒と、当該保持筒の上端に接続された円錐状のアーバーと、当該アーバー内部に同軸状でかつ、当該アーバーの先端から突出するように配置されたプルスタッド軸とを備えている。アーバーが主軸下端に形成された凹部に挿入された状態では、プルスタッド軸の上端に設けられたプルスタッドがコレットによって上方に引き込まれながら把持されることにより、プルスタッド軸およびアーバーが主軸に連結される。アタッチメント本体内では、アーバーと保持軸とはスプライン結合されているので、アーバーが主軸の凹部内部に挿入された状態のまま、保持軸がアーバーに対して相対的に軸方向へ移動することにより保持軸を回転自在に支持するアタッチメント本体が軸方向へ移動して主軸頭から離れることが可能である。
また、この工作機械では、アタッチメント本体を主軸頭下端に当該主軸頭に対して相対的に水平旋回しないように固定するために、主軸頭の下端面において主軸の周方向に配置された複数の第1噛合歯が設けられ、さらに、アタッチメント本体の上端面には、当該第1噛合歯に噛み合うことが可能な第2噛合歯が設けられている。
さらに、ピストンの外周面から外方へ突出するように、複数の第1クランプ爪が設けられている。そして、アタッチメント本体には、ピストンが上昇したときにこれらの第1クランプ爪と係合することが可能な位置において、第2クランプ爪が設けられている。ピストンが上昇した状態では、ピストンの第1クランプ爪とアタッチメント本体の第2クランプ爪とが係合することによって、アタッチメント本体が主軸頭に引き寄せられているので、主軸頭の下端面およびアタッチメント本体側に設けられた第1および第2噛合歯同士が噛み合い、アタッチメント本体が主軸頭に対して水平旋回できないように主軸頭下端面に連結される。
さらに、ピストンの下端部は、当該ピストンが下降したときにアタッチメント本体上端に形成された肩部を下方へ押し下げることができるように、配置されている。
上記のように構成された工作機械では、ピストンが上昇している状態では、主軸頭の下端面およびアタッチメント本体側に設けられた第1および第2噛合歯同士が噛み合うことによって、アタッチメント本体が主軸頭に対して水平旋回できないように主軸頭下端面に連結されている。そのような状態から、ピストンが下降したときには、工作機械の主軸の下端にアタッチメントのプルスタッドが主軸内部のコレットによって上方へ引き上げられて把持された状態を維持しながら、アタッチメント本体がピストンによって押し下げられる。それにより、アタッチメント本体の内周面に固定された溝板のキー溝がアーバーに設けられた旋回キーに噛み合わされ、それによって、主軸の回転駆動力がアーバーを介してアタッチメント本体に伝達されるようになる。その結果、主軸の回転駆動力を利用して、アタッチメントを水平方向へ割出し旋回することが可能である。
特開2012−135831号公報
上記のような特許文献1記載の立型の工作機械では、工作機械の主軸が垂直方向に伸びている、すなわち、主軸の延びる方向とアタッチメント本体にかかる重力の方向とが一致しているので、割出し旋回の状態に移行するときには、アタッチメントのピストンを下降させてピストンの第1クランプ爪とアタッチメント本体の第2クランプ爪との係合をゆるめれば、アタッチメント本体がその重力およびピストンによって押し下げる力によって主軸の延びる垂直方向に沿ってまっすぐ下降することにより、第1および第2噛合歯同士の噛み合いが外れるとともにアタッチメントのアーバーの旋回キーがアタッチメント本体のキー溝に確実に連結される。これにより、安定してアタッチメントを割出し旋回が可能な状態になる。
しかし、主軸が水平方向に延びる横型の工作機械では、アタッチメントに作用する重力の向きと主軸が延びる向きとが異なるので、上記の特許文献1記載の工作機械の構造をそのまま横型の工作機械に適用しても、主軸の回転駆動力を利用したアタッチメントの割出し旋回を行うことが困難になるおそれがある。
具体的には、上記の特許文献1記載の構造を適用した横型工作機械の場合では、ピストンを主軸頭の先端から外方へ突出する方向へ水平移動させ、ピストンの第1クランプ爪とアタッチメント本体の第2クランプ爪との係合を解除したときには、ピストンがアタッチメント本体を主軸の延びる方向に姿勢を保持する力が解除された状態になり、アタッチメント本体に対して主軸の延びる水平方向と直交する方向にかかる重力のみが作用する。そのため、アーバーと保持筒との間のスプライン結合の噛み合いの遊び(ガタ)の分だけ、アタッチメントの自重によって当該アタッチメントが下方へ倒れるおそれがある。それにより、保持筒およびアタッチメント本体が主軸の軸中心からずれてしまい、アーバーの旋回キーとアタッチメント本体のキー溝とが正常に結合されないことによって、アタッチメントの横方向の割出し旋回が困難になるおそれがある。
そのため、従来の横型マシニングセンタなどの工作機械においては、主軸の回転駆動動力を用いてアタッチメントの割出し旋回をすることが困難であったので、アタッチメントを旋回させるには、手動で旋回させるか、旋回させるための回転駆動機構を、アタッチメント側または横型マシンニングセンタ側のいずれかに設ける必要がある。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、立型の工作機械と同様に主軸の回転を利用して横型のアタッチメントの割出し旋回が可能であり、割出し旋回のための回転駆動機構を削減することにより、部品点数の増大や構造の複雑化を抑えることが可能な横型加工装置を提供することを目的とする。
本発明の横型加工装置は、水平方向に延びる回転駆動用の主軸および当該主軸を回転自在に収容する収容部材を有する工作機械と、前記収容部材の端部に着脱自在に装着され、前記主軸の回転駆動力を工具に伝達するアタッチメントとを備えた横型加工装置であって、前記アタッチメントは、前記主軸の端部に対して当該主軸と同軸線上に並ぶように連結可能な形状を有する主軸連結部と、当該主軸連結部に対してスプライン結合されることにより相対的に軸方向へ移動できるが相対的に回転できずに一緒に回転する入力軸と、当該入力軸を収納するケーシングと、前記入力軸と前記ケーシングとの間に配置され、当該入力軸および当該ケーシングに対して、相対的に回転自在で、かつ、軸方向への相対的な移動が規制されている軸受部と、前記軸受部に連結された工具装着部であって、前記入力軸の延びる方向と異なる方向に延び、前記工具が装着可能な形状を有する出力軸、当該出力軸を回転自在に支持し、かつ、前記軸受部に連結された出力軸支持部、および前記入力軸から前記出力軸へ回転駆動力を伝達する伝達部を有する工具装着部とを備えており、さらに、前記軸受部は、前記収容部材の端部に当接した状態で当該収容部材の端部に回転できないように連結可能な形状を有する第1連結部と、当該第1連結部が収容部材の端部に当接していないときに前記主軸連結部に対して相対的に回転できないように連結可能な形状を有する第2連結部を有しており、一方、前記工作機械は、前記アタッチメントの前記主軸連結部を前記主軸の内部に引き込んで把持し、および当該把持を解除する第1把持部と、前記アタッチメントの前記軸受部を前記収容部材に近づく方向へ引き寄せながら把持する第2把持部であって、前記軸受部を前記収容部材の端部に当接した状態で前記収容部材に近づく方向へ引き寄せながら把持する第1状態と、前記軸受部が前記収容部材から離れた位置で当該把持を解除する第2状態とを移行することが可能な第2把持部と、前記アタッチメントの前記ケーシングを前記収容部材から離れる方向へ押すことにより、前記第2把持部が前記第1状態から前記第2状態へ移行するあいだに前記軸受部を把持しながら前記収容部材に近づく方向へ引く力を与えることを可能にする押圧部とを備えていることを特徴とする。
かかる構成によれば、横型加工装置がワークの加工を行う状態では、アタッチメントの主軸連結部が工作機械の第1把持部によって主軸の内部に引き込んで把持され、それとともに、第1状態にある工作機械の第2把持部によってアタッチメントの軸受部が収容部材に近づく方向へ引き寄せながら把持されることにより、アタッチメントの軸受部が収容部材に固定された状態で、主軸の回転駆動力が主軸連結部および入力軸を介して、工具装着部の出力軸に伝達され、出力軸に装着された工具を回転させてワークの加工を行うことが可能である。そして、この加工状態からアタッチメントを収容部材から離して割出し旋回可能な状態へ移行するには、押圧部によってアタッチメントのケーシングに押圧力を与えたまま第2把持部を第1状態から第2状態へ移行すればよい。この第2把持部の第1状態から第2状態への移行時には、第2把持部は、収容部材の端部から離れる方向へ移動するが、この第2把持部に向けて、ケーシングに押圧部による押圧力が加えられることによって、軸受部が第2把持部によって把持される。したがって、この状態を維持したまま、第2把持部は、第1状態から第2状態へ移行することが可能である。その結果、押圧部がアタッチメントのケーシングを収容部材から離れる方向へ押すことにより、第2把持部は、第1状態から第2状態へ移行するあいだに軸受部を把持しながら収容部材に近づく方向へ引く力を与え、第2把持部が軸受部を収容部材に近づく方向へ引く力と押圧部が収容部材から離れる方向へケーシングを押す力を同時にアタッチメントにかけながら安定した状態でケーシングおよび軸受部を収容部材から離すことが可能である。そのため、主軸連結部と軸受部内部の入力軸と間のスプライン結合部分で遊び(ガタ)を有していても、軸受部は、ケーシング内部で当該ケーシングに対する軸方向への相対的な移動が規制された状態で第2把持部による把持力と押圧部による押圧力とによって拘束されているので、主軸の延びる方向から下方へずれて倒れ込むおそれがない。これにより、軸受部が下方へずれることなく主軸の延びる方向に沿って収容部材から離れる方向へ移動することによって、軸受部の第1連結部における収容部材の端部との連結を解除する動作、および、軸受部の第2連結部における主軸連結部との連結を行う動作を安定して行うことが可能である。その結果、横型アタッチメントにおいても、アタッチメントが倒れ込むことなく、主軸の回転駆動力を利用して安定してアタッチメントの割出し旋回をすることが可能になる。
また、前記主軸連結部は、前記軸受部の内側に配置され、かつ、当該主軸連結部の径方向外側へ突出する突出部を有しており、前記軸受部は、その内側において、前記押圧部が前記ケーシングを押圧して前記軸受部および前記ケーシングを前記収容部材から離れる方向へ移動させるとともに前記第2把持部による前記軸受部の把持が解除されたときに、前記主軸連結部の前記突出部に対して前記収容部材側から前記軸受部の軸方向に当接して当該突出部を当該収容部材から離れる方向へ押圧するような位置に、当該突出部に当接する当接部が設けられているのが好ましい。
かかる構成によれば、主軸連結部が、軸受部内側に配置され、かつ、主軸連結部の径方向外側へ突出する突出部を有しているので、押圧部がケーシングを押圧して、軸受部およびケーシングを収容部材から離れる方向へ移動させ、かつ、第2把持部による軸受部の把持が解除されることによって、アタッチメントを割出し旋回可能な状態へ移行したときには、軸受部の内側に設けられた当接部が主軸連結部の突出部に当接し、当該当接部が収容部材から離れる方向へ当該突出部を押圧する。このとき、アタッチメントの主軸連結部は、第1把持部によって工作機械の主軸内部に引き込まれて把持された状態を維持しているので、主軸連結部は軸方向に移動しない。そのため、第1把持部が主軸連結部を主軸内部に引き込む力と押圧部がケーシングを収容部材から離れる方向へ押す力との合力によって、主軸連結部の突出部と軸受部の当接部とが密着する力が増大する。その結果、主軸連結部および軸受部が主軸の延びる方向に拘束される。そのため、アタッチメントを割出し旋回可能な状態へ移行が完了した状態において、アタッチメントが下方に倒れ込むおそれがより低減し、主軸の回転駆動力を利用してより安定してアタッチメントの割出し旋回をすることが可能になる。
また、前記ケーシングにおける前記押圧部によって押圧される被押圧部は、ケーシングの外側面から外方へ突出して複数個配置され、前記工作機械の押圧部は、前記収容部材の端面に前記被押圧部に対応する配置で配置されているのが好ましい。
かかる構成によれば、工作機械の押圧部は、複数の被押圧部を介して分散して押圧力をケーシングに対して与えることが可能になり、当該押圧部は、より安定した状態でアタッチメントのケーシングを収容部材から離れる方向へ押すことが可能である。
以上説明したように、本発明のアタッチメントによれば、工作機械において、立型の工作機械と同様に主軸の回転駆動力を利用してアタッチメントの割出し旋回ができる。また、割出し旋回のための回転駆動機構を削減することができるので、部品点数の増大や構造の複雑化を抑えることができる。
本発明の一実施形態に係わる横型加工装置の全体斜視図である。 図1の工作機械のラムの先端にアタッチメントが装着された状態を示す拡大斜視図である。 図2のアタッチメントをアーバーが上向きになるように配置した状態の拡大斜視図である。 図3のアタッチメントをアーバー先端側から見た図である。 図3のアタッチメントのV―V線断面図である。 図3のアーバーおよびプルスタッドからなる主軸連結部の拡大斜視図である。 図2のアーバー先端のカバーを取り外して押圧部の配置を示す拡大斜視図である。 図2のアタッチメントがその軸受部が第2把持部のコレットによって把持された状態でアーバー先端に固定された状態を示す断面図である。 図8の第2把持部および押圧部付近の拡大断面図である。 図8の押圧部のピストンがシリンダから突出してアタッチメントの被押圧部に当接した状態を示す断面図である。 図9のピストンがさらに突出して当該ピストンがアタッチメントの被押圧部を押圧することによってアタッチメントにおけるアーバーおよびプルスタッド以外の部分をラムから離れる方向へ移動させ、さらに、第2把持部のコレットによる軸受部の把持を解除することにより、アタッチメントを割出し旋回可能な状態を示す断面図である。
つぎに、図面を参照しながら、本発明の横型加工装置についてさらに詳細に説明する。
図1に示される横型加工装置1は、主軸6(図8参照)およびそれを収容するラム7が水平方向Yに延びるように配置された横型の工作機械2と、当該工作機械2のラム7の端面に着脱自在に装着され、主軸6の回転駆動力を工具に伝達するアタッチメント3とを備えている。
図1に示されるように、工作機械2は、アタッチメント3が装着可能であり、アタッチメント3を介してフライスやドリルなどの工具に回転駆動力を与えることによって、大型の加工品(ワーク)を横方向から研削や穿孔などの種々の加工を施す機械である。この工作機械2は、主要な構成として、床面に設置されたレール4と、当該レール4の上に当該レール4に沿って水平方向Xに移動自在に設置されたタワー型の本体部5とからなる。
タワー型の本体部5は、縦長の四角柱状の外形形状を有しており、垂直方向Zに移動する垂直移動部5aを備えている。垂直移動部5aには、水平方向に延びる回転駆動用の主軸6(図8参照)および当該主軸6を回転自在に収容する収容部であるラム7が設置されている。ラム7は、四角柱状の送り台であり、垂直移動部5aに対してレール4に直交する水平方向Yへ出没可能に取り付けられている。ラム7は、本発明の収容部材に対応する。図7〜8に示されるラム7は、四角柱状の外側部分71と、当該外側部分71の内部に収容され、主軸6を回転自在に支持する内側部分72とを備えている。内側部分72は、外側部分71よりもアタッチメント3側に突出している。なお、ラム7の外側部分71と内側部分72とを一体形成してもよい。ラム7の外側部分71の端部は、図2および図8に示されるカバー74によって覆われている。ラム7の内側部分72および押圧部33の先端部は、カバー74を貫通して外部に露出している。
ラム7の内側部分72の端部には、アタッチメント3が装着されている。アタッチメント3は、工作機械2によって、3軸方向(水平方向XならびにYおよび垂直方向Z)に移動することが可能である。すなわち、本体部5をレール4に沿って水平移動させることによって、アタッチメント3を水平方向Xへ移動させることが可能である。また、図示しない水平駆動部によってラム7を垂直移動部5aから出没させることにより、アタッチメント3を水平方向Yへ移動させることが可能である。さらに、垂直移動部5aを垂直移動させることにより、アタッチメント3を垂直方向Zへ移動させることが可能である。
工作機械2に装着されるアタッチメント3は、図2〜5に示されるように、工作機械2の主軸6に連結される主軸連結部11と、当該主軸連結部11に対して同軸状に連結された入力軸12と、当該入力軸12を収容するケーシング13と、当該ケーシング13と入力軸12との間に配置された軸受部14と、当該軸受部14の端部に連結された工具装着部15とを備えている。
主軸連結部11は、主軸6の端部に対して当該主軸6と同軸線上に並ぶように連結可能な形状を有する連結部であり、アーバー16およびプルスタッド17を備えている。
アーバー16は、図3〜6に示されるように、円錐状の形状を有している。アーバー16の先端部には工作機械2の第1把持部31のコレット36(図8参照)に保持される被保持部としてプルスタッド17が設けられている。プルスタッド17は、図5〜6に示されるように、軸部17aと、軸部17aの先端に設けられた当該軸部17aの半径方向に張り出した頭部17bとを備えている。
また、アーバー16は、主軸6の先端から突出する主軸端キー(図示せず)が挿入可能な一対のキー穴16cを有している。
さらに、アーバー16は、直径が大きい方の端部から外周に突出するフランジ部16dを有する。フランジ部16dは、本発明の主軸連結部11の突出部に対応する。このフランジ部16dは、図5に示されるように、軸受部14の内側に配置され、かつ、当該アーバー16の径方向外側へ突出する。
フランジ部16dには、クラッチピン16e(図6および図8参照)が、軸受部14のカービックリング24に向けて突出するように設けられている。
アーバー16は、主軸6の中心軸C回りに回転できるように、ケーシング13内部の入力軸12の一方の端部に取り付けられる。このアーバー16は、入力軸12に対して相対的に回転できないが、中心軸Cの方向に相対的に水平移動できるように、ケーシング13の内部の入力軸12とスプライン結合されている。具体的には、アーバー16における入力軸12を向く端部には、図5に示されるように、スプライン軸16aが設けられている。スプライン軸16aは、その外周側に多数の歯が形成されている。入力軸12におけるアーバー16を向く端部には、スプライン軸16aが嵌合することが可能なスプライン溝が形成された凹部12aが形成されている。この凹部12a内部には、図示しないバネが挿入され、このバネの弾性力によってアーバー16は、主軸6の中心軸Cに沿ってケーシング13の外方へ常時付勢されている。
入力軸12は、軸受部14を介して、円筒状のケーシング13に収納されている。入力軸12は、上記のように、当該アーバー16に対してスプライン結合されることにより相対的に主軸6の中心軸Cの延びる方向へ移動できるが相対的に回転できずに一緒に回転することが可能である。
アタッチメント3のケーシング13は、円筒状のケーシング本体13bと、押圧部33によってラム7から離れる方向へ押圧される被押圧部13aとを有している。被押圧部13aは、ケーシング本体13bの外側面から外方へ突出して複数個(図3〜6に示される例では4個)配置されている。被押圧部13aは、角柱状のブロックからなり、ネジなどによってケーシング本体13bの外側面におけるアーバー16に近い方の端部に固定されている。
また、図3〜4に示されるように、ケーシング本体13bにおける中心軸Cの延びる方向を向く端面13b1には、回り止め用のピン21とともに接続パイプ22がアーバー16の延びる方向に突設されている。接続パイプ22は、工作機械2とアタッチメント3との間に接続される電気信号線を設置するため、または潤滑油等の液体をアタッチメント3へ供給するためのパイプである。ピン21および接続パイプ22は、ケーシング13がラム7に接続されたときにラム7の端面に形成された所定の接続穴にそれぞれ挿入され、それによって、ケーシングは、ラム7に相対的に回転できないように連結される。
軸受部14は、図5に示されるように、円筒形状を有する軸受部本体23と、当該軸受部本体23の端部にネジなどで固定されたリング状のカービックリング24とを備えている。軸受部14は、入力軸12とケーシング13との間に配置され、当該入力軸12および当該ケーシング13に対して、相対的に回転自在で、かつ、主軸6の中心軸Cの方向への相対的な移動が規制されている。具体的には、軸受部本体23は、ベアリング20を介して入力軸12を回転自在に支持している。さらに、軸受部本体23は、ベアリング18を介してケーシング13の内周面に設置されることにより、ケーシング13に対して相対的に回転することが可能である。また、軸受部本体23の外周面には、ケーシング13の端部に設けられたストッパ19が嵌合しており、このストッパ19によって、軸受部14がケーシング13に対して中心軸Cに沿って相対的に直線移動することが規制される。
カービックリング24は、軸受部本体23の端部にネジなどによって固定されている。カービックリング24は、ラム7の端面に当接した状態で当該ラム7の端面に設けられたカービックリング73(図8参照)と噛み合って回転できないように連結される可能な形状を有する。これらのカービックリング24、73は、円周上に配置された多数の歯24a、73a(図5および図8参照)をそれぞれ有しており、これらの歯24a、73aが互いに向かい合うように配置されている。これらの歯24a、73aが互いに噛み合うことにより、軸受部14がラム7の端面に回転できないように連結される。一方、軸受部14がラム7の端面から離れることにより、これらのカービックリング24、73の噛み合いが解除されて軸受部14は、ラム7に対して相対的に回転することが可能になる。カービックリング24の歯24aは、本発明の第1連結部に対応する。
カービックリング24は、図5に示されるように、軸受部本体23の内周側に突出する内側フランジ部25を有する。この内側フランジ部25は、当該カービックリング24の歯24a(すなわち、第1連結部)がラム7の端面のカービックリング73の歯73aに当接していないとき(図11の第2状態II参照)にアーバー16に対して相対的に回転できないように連結可能な形状を有する。具体的には、内側フランジ部25は、アーバー16のクラッチピン16eと嵌合することが可能な嵌合穴25a(図8参照)を有する。内側フランジ部25の嵌合穴25aは、軸受部14がアーバー16との連結を可能にするものであり、本発明の第2連結部に対応する。
したがって、図8に示されるように、アーバー16が主軸6に固定され、かつ、軸受部14がラム7に固定された状態では、軸受部14が第2把持部32のコレット41によってラム7の端面に引き寄せられることにより、アーバー16のクラッチピン16e(図6および図8参照)は、カービックリング24の内側フランジ部25の嵌合穴25aから抜け出している。この状態では、アーバー16とカービックリング24との間のクラッチピン16eを介しての結合が解除されているので、アーバー16は、軸受部14に対して中心軸C回りに相対的に旋回することが可能である。一方、図11に示されるようにカービックリング24がラム7のカービックリング73から離れてアタッチメントの割出し旋回が可能な状態では、アーバー16のクラッチピン16eは、カービックリング24の嵌合穴25aに挿入されており、アーバー16およびカービックリング24は、クラッチピン16eを介して結合される。その状態では、アーバー16および軸受部14は、一体となって中心軸C回りに割出し旋回することが可能である。
また、カービックリング24の内側フランジ部25は、図11に示されるようなアタッチメントの割出し旋回可能な状態に移行したときに、アーバー16のフランジ部16dに当接することが可能な位置に配置されている。すなわち、内側フランジ部25は、軸受部14の内側において、工作機械2の押圧部33がケーシング13の被押圧部13aを押圧して軸受部14およびケーシング13をラム7から離れる方向へ移動させるとともに第2把持部32のコレット41による軸受部14の把持が解除されたときに、アーバー16のフランジ部16dに対してラム7側から軸受部14の軸方向に当接して当該フランジ部16dを当該ラム7から離れる方向へ押圧するような位置に設けられている。内側フランジ部25は、本発明の当接部に対応する。
工具装着部15は、図5に示されるように、軸受部14の端部に連結され、工具が装着される部分である。工具装着部15は、入力軸12の延びる方向と異なる方向、例えば直交する方向に延び、工具が装着可能な形状を有する出力軸26と、当該出力軸26を回転自在に支持し、かつ、軸受部14に連結された出力軸支持部27と、入力軸12から出力軸26へ回転駆動力を伝達する伝達部28とを有する。出力軸26の端部には、工具が装着可能な円錐状の取付穴26aが形成されている。
出力軸支持部27は、軸受部本体23におけるカービックリング24が固定された側と反対側の端部に固定されている。これにより、工具装着部15は、軸受部14と一体に旋回することが可能である。
伝達部28は、入力軸12の端部に固定された第1かさ歯車28aと、当該第1かさ歯車28aと噛合し、当該入力軸12と直交する出力軸26の胴部に固定された第2かさ歯車28bとを備えている。
工作機械2は、上記のアタッチメント3を主軸6およびラム7に連結するための機構として、図8〜9に示されるように、アタッチメント3の主軸連結部11を把持する第1把持部31と、アタッチメント3の軸受部14を把持する第2把持部32とを備えている。さらに、工作機械2は、アタッチメント3のケーシング13をラム7から離れる方向へ押圧する押圧部33を備えている。
第1把持部31は、アタッチメント3の主軸連結部11のプルスタッド17を把持し、主軸連結部11を構成するアーバー16およびプルスタッド17を主軸6の内部に引き込んで把持し、および当該把持を解除する機構である。具体的には、第1把持部31は、アーバー16のプルスタッド17を保持するコレット36と、コレット36を押し引き操作するドローバー37と、ドローバー37を押し引き駆動する駆動部(図示せず)とを備えている。
コレット36は、主軸6の貫通孔6aにおける円錐状に拡大した部分へ出没するようにドローバー37に取り付けられている。コレット36は、その一方の端部において、プルスタッド17の頭部17bと係合可能な形状を有する爪部36aを有する。コレット36の他方の端部は、ドローバー37の先端に固定されている。コレット36は、図示しないバネの力により、主軸2の半径方向(すなわち、中心軸Cから離れる方向)へ開く方向に付勢されている。これにより、ドローバー37が主軸6の内部を移動することにより、コレット36が主軸6の貫通孔6aにおける口径が拡大した部分に突出したときには、当該コレット36はバネの付勢力により開いた状態になる。その状態からコレット36が貫通孔6aの口径が小さい部分に引き込まれることにより、コレット36は、貫通孔6aの内壁に押圧されて閉じることにより、プルスタッド17を把持しながらアーバー16およびプルスタッド17を主軸6の内部に引き込んで把持することが可能である。
第2把持部32は、アタッチメント3の軸受部14をラム7に近づく方向へ引き寄せながら把持する機構である。第2把持部32は、軸受部14のカービックリング24をラム7の端部に当接した状態でラム7に近づく方向へ引き寄せながら把持する第1状態I(図8参照)と、軸受部14がラム7から離れた位置で当該把持を解除する第2状態II(図11参照)とを移行することが可能である。具体的には、第2把持部32は、図8〜9に示されるように、複数のコレット41と、当該複数のコレット41を往復駆動する油圧シリンダ42と、コレット41を第1状態(図8参照)と第2状態(図11参照)に移行できるように案内する案内部43とを備えている。
コレット41は、その一方の端部に中心軸Cに向けて突出する爪部41aを有する。コレット41の他方の端部は、爪部41aが主軸2の半径方向(すなわち、中心軸Cに近づく方向と離れる方向)へ移動することができるように、油圧シリンダ42のピストン部分42bの延長部分42b1に固定されている。コレット41は、さらに、当該爪部41aと反対方向(すなわち、主軸6の半径方向外側)に張り出した張出し部分41bを有する。爪部41aは、カービックリング24に設けられた段差部24bに係合することが可能である。コレット41は、図示しないバネの力により、主軸2の半径方向(すなわち、中心軸Cから離れる方向)へ開くように付勢されている。
油圧シリンダ42は、ラム7の内側部分72に設けられたシリンダ部分42aと、当該シリンダ部分42aの空間部42a1の内部を往復移動可能に配置されたピストン部分42bとを備えている。シリンダ部分42aの空間部42a1は、当該ピストン部分42bを主軸6の中心軸Cの延びる方向へ移動可能に収容しうる容積を有する。
空間部42a1は、ピストン部分42bによってコレット41から遠い部分と近い部分とに仕切られている。空間部42a1のそれぞれの部分は、油圧回路61から圧縮油を供給する供給路に連通している。空間部42a1のうちピストン部分42bよりもコレット41から遠い部分に油圧回路61から圧縮油が送り込まれることにより、コレット41の爪部41aがラム7の端部から外方へ突出する方向(図8〜9における左方向)へピストン部分42bおよびコレット41を移動させることが可能である。一方、空間部42a1のうちピストン部分42bよりもコレット41に近い部分に圧縮油が送り込まれることにより、コレット41の爪部41aがラム7の内部へ収納される方向(図8〜9における右方向)へピストン部分42bおよびコレット41を移動させることが可能である。
案内部43は、中心軸Cの延びる方向に延びる案内面43aを有する。案内面43aは、コレット41の張出し部分41bに当接することにより、コレット41を第1状態I(図8参照)と第2状態II(図11参照)に移行できるように案内することが可能である。具体的には、コレット41は、図示しないバネの力により、主軸2の半径方向へ開くように常時付勢されているが、図8の第1状態では、案内面43aがコレット41の張出し部分41bに当接することにより、コレット41が閉じた状態を維持しているので、軸受部14のカービックリング24をラム7の端面に引き寄せた状態で把持することが可能である。一方、図11の第2状態IIでは、案内面43aがコレット41の張出し部分41bに当接していないので、コレット41は図示しないバネの力によって開いて、軸受部14のカービックリング24の把持を解除することが可能である。また、図10のように第1状態から第2状態への移行時では、案内面43aがコレット41の張出し部分41bに当接することにより、コレット41が閉じた状態を維持し、軸受部14のカービックリング24を把持しながら第1状態から第2状態へ移行することが可能である。
押圧部33は、アタッチメント3のケーシング13の被押圧部13aをラム7から離れる方向へ押圧する機構であり、図7に示されるようにラム7の外側部分71の端面においてアタッチメント3のケーシング13の被押圧部13aに対応する配置で配置されている。押圧部33は、被押圧部13aをラム7から離れる方向へ押圧することにより、第2把持部32のコレット41が第1状態I(図8参照)(すなわち、軸受部14のカービックリング24をラム7の端部に当接した状態でラム7に近づく方向へ引き寄せながら把持する状態)から第2状態II(図10参照)(すなわち、軸受部14がラム7から離れた位置で当該把持を解除する状態)へ移行するあいだの状態(図10参照)に軸受部14のカービックリング24を把持しながらラム7に近づく方向へ引く力を与えることを可能にすることが可能である。
具体的には、図7〜9に示されるように、押圧部33は、ピストン46と、当該ピストン46を往復移動自在に収納するシリンダ47と、ピストン46の位置を検出する位置検出センサ48と、ピストン46に取り付けられ、位置検出センサ48によって位置検出される検出体49と、シリンダ47をラム7の外側部分71の端部に取り付ける取付脚50とを備えている。
ピストン46は、シリンダ47の空間部47aに往復移動自在に収納された本体部分と、当該本体部分から前方(すなわち、アタッチメント3へ近い方)に延びる前方延長部分46aと、後方(すなわち、アタッチメント3から遠い方)に延びる後方延長部分46bとを備えている。
シリンダ47は、被押圧部13aに対向する先端部47cを有する円筒状の部材である。シリンダ47は、その内部に、ピストン46の本体部分を往復移動自在に収納する空間部47aと、空間部47aとシリンダ47の先端部47cとの間を連通し、ピストン46の前方延長部分46aを往復移動自在に収納する前方貫通孔47bと、空間部47aとシリンダ47の後端部との間を連通し、ピストン46の前方延長部分46bを往復移動自在に収納する後方貫通孔47dとを有する。空間部47aは、ピストン46の本体部分によって被押圧部13aから遠い部分と近い部分とに仕切られている。空間部47aのそれぞれの部分は、油圧回路61から圧縮油を供給する供給路に連通している。空間部47aのうちピストン46の本体部分よりも被押圧部13aから遠い部分に油圧回路61から圧縮油が送り込まれることにより、ピストン46の前方延長部分46aをシリンダ47の先端部47cから外方へ突出する方向へピストン46を移動させることが可能である。一方、空間部47aうちピストン46の本体部分よりも被押圧部13aに近い部分に圧縮油が送り込まれることにより、ピストン46の前方延長部分46aがシリンダ47の内部へ収納される方向へピストン46を移動させることが可能である。
ピストン46の後方延長部分46bは、シリンダ47の後方貫通孔47dを通して、取付脚50の間まで延びている。後方延長部分46bの後端部には、検出体49が取り付けられている。位置検出センサ48は、図9に示されるように、検出体49の位置を検出できる位置になるように取付脚50に取り付けられている。位置検出センサ48が検出体49を用いてピストン46の位置を検出することにより、ピストン46が図10に示されるようにアタッチメント3を割出し旋回可能な位置まで押したか否かを制御部62によって判別することができる。
ピストン46の移動量は、軸受部14側のカービックリング24とラム7側のカービックリング73との噛み合いが外れることが可能な量以上になるように設定される。これにより、カービックリング24、73の噛み合いが確実に離れるまで、ピストン46がアタッチメント3のケーシング13の被押圧部13aを確実に押すことが可能である。
また、工作機械2は、図8〜9に示されるように、上記のように構成された工作機械2の第2把持部32および押圧部33へ圧縮油の供給を行う油圧回路61と、油圧回路61の動作を制御する制御部62とを備えている。
油圧回路61は、例えば、図示されていないが、油を圧縮して圧縮油を生成するポンプなどの駆動源と、第2把持部32のシリンダ部分42aの空間部42a1におけるピストン部分42bで仕切られたコレット41から遠い部分および近い部分にそれぞれ連通する供給路のいずれかに選択して圧縮油を供給することができる第1切換バルブと、押圧部33のシリンダ47の空間部47aにおけるピストン46の本体部分で仕切られた被押圧部13aから遠い部分および近い部分にそれぞれ連通する供給路のいずれかに選択して圧縮油を供給することができる第2切換バルブとを備えている。
制御部62は、油圧回路61の動作を制御することにより、第2把持部32のコレット41の移動および押圧部33のピストン46の移動を制御する。この制御部62は、アタッチメント3がワークの加工状態、すなわち、アタッチメント3の軸受部14のカービックリング24が工作機械の第2把持部32によってラム7に近づく方向へ引き寄せながら把持された状態から、アタッチメント3をラム7から離して割出し旋回可能な状態へ移行する際に、押圧部33によってアタッチメント3のケーシング13に押圧力を与えたまま、第2把持部32が第1状態I(図8参照)(すなわち、軸受部14のカービックリング24をラム7の端部に当接した状態でラム7に近づく方向へ引き寄せながら把持する状態)から第2状態II(図10参照)(すなわち、軸受部14がラム7から離れた位置で当該把持を解除する状態)へ移行する動作を実行するために、押圧部33および第2把持部32への圧縮油の供給量を調節するように油圧回路61を制御する。
上記のように構成された横型加工装置1では、以下のようにして、ワークの加工状態からアタッチメント3の割出し旋回可能な状態へ移行することが可能である。
まず、図8〜9に示される横型加工装置1がワークの加工を行う第1状態Iでは、アタッチメント3の主軸連結部11のプルスタッド17が工作機械2の第1把持部31のコレット36によって把持されることにより、主軸連結部11を構成するアーバー16およびプルスタッド17が主軸6の内部に引き込んで把持される。それとともに、アタッチメントの軸受部14のカービックリング24が工作機械2の第2把持部32のコレット41によってラム7に近づく方向へ引き寄せながら把持されることにより、アタッチメント3の軸受部14のカービックリング24がラム7端部のカービックリング73と噛み合って当該ラム7に固定された状態になる。この状態では、主軸6の回転駆動力が主軸連結部11および入力軸12を介して、工具装着部15に伝達される。工具装着部15では、入力軸12の回転駆動力は、伝達部28の1組のかさ歯車28aおよび28bを介して、出力軸26に伝達される。これによって、出力軸26に装着された工具を回転させてワークの加工を行うことが可能である。このワーク加工状態では、図8に示されるように、軸受部14のカービックリング24が第2把持部32のコレット41によってラム7に近づく方向へ引き寄せながら把持されているので、アーバー16のクラッチピン16eは、軸受部14のカービックリング24の内側フランジ部25の嵌合穴25aに挿入されておらず、クラッチピン16eの先端とカービックリング24の内側フランジ部25との間は離間している。また、内側フランジ部25とアーバー16のフランジ部16dとの間も離間している(図8の隙間t参照)。したがって、アーバー16とカービックリング24とは連結されていない。
また、図8に示されるワークの加工を行う第1状態Iでは、アタッチメント3のケーシング13の被押圧部13aは、押圧部33のシリンダ47の先端部47cからδ3だけ離間している。また、このとき、押圧部33のピストン46の先端部46a1は、シリンダ47の先端部47cからδ1だけ外方へ突出しているが、被押圧部13aからδ2だけ離間している。したがって、ワーク加工時には、ケーシング13は、押圧部33から押圧力を受けていない。
そして、この図8に示されるワーク加工状態からアタッチメント3をラム7から離して割出し旋回可能な状態へ移行するために、図10に示されるように、押圧部33によってアタッチメントのケーシング13に押圧力を与えたまま第2把持部32をワーク加工時の第1状態(図8参照)からアタッチメント3の割出し旋回可能な第2状態(図11参照)へ移行する。具体的には、図10に示されるように、まず、押圧部33のピストン46の先端部46a1をアタッチメント3のケーシング13の被押圧部13aに当接させる位置まで移動させる。ピストン46の先端部46a1が被押圧部13aに当接した後は、ピストン46の先端部46a1をさらに突出させて被押圧部13aを押圧する動作を継続しながら、ピストン46の移動速度と同じ速度で第2把持部32のコレット41がピストン46の突出する方向へ移動するように、第2把持部32の油圧シリンダ42を駆動させる。
これにより、軸受部14のカービックリング24がラム7の端面のカービックリング73から所定の距離だけ離れることにより、図11に示されるように、軸受部14のカービックリング24の歯24a(第1連結部)におけるラム7の端面のカービックリング73の歯73aとの連結を解除し、それとともに、軸受部14のカービックリング24の内側フランジ部25の嵌合穴25a(第2連結部)には、アーバー16のクラッチピン16eが挿入され、アーバー16とカービックリング24とが連結され、その結果、アタッチメント3の割出し旋回可能な第2状態IIになる。図11に示される第2状態IIでは、アタッチメント3は、主軸6の回転駆動力が主軸連結部11のアーバー16を介して軸受部14に伝達され、軸受部14に連結された工具装着部15および当該工具装着部15に装着された工具(図示せず)を主軸6回りに旋回することが可能になる。したがって、主軸6の回転駆動力を用いてアタッチメント3を割出し旋回することが可能である。
このような第2把持部32の第1状態から第2状態への移行時には、第2把持部32のコレット41は、図10に示されるように、ラム7の端部から離れる方向へ移動するが、この第2把持部32のコレット41に向けて、ケーシング13に押圧部33による押圧力が加えられることによって、軸受部14のカービックリング24が第2把持部32のコレット41によって把持される。したがって、この状態を維持したまま、第2把持部32は、第1状態から第2状態へ移行することが可能である。その結果、押圧部33がアタッチメント3のケーシング13をラム7から離れる方向へ押すことにより、第2把持部32のコレット41は、第1状態から第2状態へ移行するあいだに軸受部14のカービックリング24を把持しながらラム7に近づく方向へ引く力を与え、第2把持部32が軸受部14をラム7に近づく方向へ引く力と押圧部33がラム7から離れる方向へケーシング13を押す力を同時にアタッチメント3にかけながら安定した状態でケーシング13および軸受部14をラム7から離すことが可能である。そのため、アーバー16と軸受部14内部の入力軸12と間のスプライン結合部分(すなわち、スプライン軸16aとそれに対応する凹部12a)で遊び(ガタ)を有していても、軸受部14は、ケーシング13内部で当該ケーシング13に対する軸方向への相対的な移動が規制された状態で第2把持部32による把持力と押圧部33による押圧力とによって拘束されているので、主軸6の延びる方向から下方へずれて倒れ込むおそれがなく、アタッチメント3の割出し旋回可能な状態へ確実に移行することが可能である。
また、図11に示されるようにアタッチメント3が割出し旋回可能な第2状態IIでは、押圧部33はケーシング13の被押圧部13aを押圧する状態を維持しているので、アタッチメント3の軸受部14のカービックリング24の内側に設けられた内側フランジ部25がアーバー16のフランジ部16dに当接し、内側フランジ部25がラム7から離れる方向へフランジ部16dを押圧する。このとき、アタッチメント3のアーバー16は、第1把持部31によって工作機械2の主軸6内部に引き込まれて把持された状態を維持しているので、アーバー16は軸方向に移動しない。そのため、第1把持部31が入力軸12先端のアーバー16を主軸6内部に引き込む力と押圧部33がケーシング13をラム7から離れる方向へ押す力との合力によって、アーバー16のフランジ部16dと軸受部14側の内側フランジ部25とが密着する力が増大する。その結果、アーバー16および軸受部14が主軸6の延びる方向に拘束される。
(特徴)
(1)
本実施形態の横型加工装置1では、アタッチメント3が、工作機械2の主軸6に連結可能な形状を有するアーバー16およびプルスタッド17を備えた主軸連結部11と、当該アーバー16とスプライン結合された入力軸12と、当該入力軸12を回転自在に支持する軸受部14と、当該軸受部14を回転自在でかつ、軸方向への移動を規制した状態で収納するケーシング13とを備え、軸受部14は、当該ケーシング13に対して、相対的に回転可能であるが、軸方向への移動ができないように収納されている。一方、工作機械2は、主軸6を収容するラム7と、アタッチメント3の主軸連結部11のプルスタッド17を把持し、アーバー16およびプルスタッド17を主軸6内部に引き込んで把持する第1把持部31と、アタッチメント3の軸受部14のカービックリング24をラム7に近づく方向へ引き寄せながら把持する第2把持部32と、アタッチメント3のケーシング13の被押圧部13aをラム7から離れる方向へ押す押圧部33を備えている。
したがって、図8に示されるように、横型加工装置1がワークの加工を行う状態では、アタッチメント3の軸受部14が工作機械2の第2把持部32によってラム7に近づく方向へ引き寄せながら把持され、この加工状態からアタッチメント3をラム7から離して割出し旋回可能な状態へ移行するときには、図10〜11に示されるように、押圧部33によってアタッチメントのケーシング13に押圧力を与えたまま第2把持部32を第1状態I(図8参照)から第2状態(図11参照)へ移行する。押圧部33がアタッチメント3のケーシング13の被押圧部13aをラム7から離れる方向へ押すことにより、第2把持部32は、第1状態から第2状態へ移行するあいだに軸受部14のカービックリング24を把持しながらラム7に近づく方向へ引く力を与え、第2把持部32が軸受部14をラム7に近づく方向へ引く力と押圧部33がラム7から離れる方向へケーシング13を押す力を同時にアタッチメント3にかけながら安定した状態でケーシング13および軸受部14をラム7から離すことが可能である。そのため、アーバー16と軸受部14内部の入力軸12と間のスプライン結合部分(スプライン軸16aとそれに対応する凹部12a)で遊び(ガタ)を有していても、軸受部14は、ケーシング13内部で当該ケーシング13に対する軸方向への相対的な移動が規制された状態で第2把持部32による把持力と押圧部33による押圧力とによって拘束されているので、主軸6の延びる方向から下方へずれて倒れ込むおそれがない。これにより、軸受部14が下方へずれることなく主軸の延びる方向に沿ってラム7から離れる方向へ移動することによって、軸受部14のカービックリング24の歯24a(第1連結部)におけるラム7の端面のカービックリング73の歯73aとの連結を解除する動作、および、軸受部14のカービックリング24の内側フランジ部25の嵌合穴25a(第2連結部)におけるアーバー16のクラッチピン16eとの連結を行う動作を安定して行うことが可能である。その結果、横型アタッチメント3においても、アタッチメント3が倒れ込むことなく、主軸6の回転駆動力を利用して安定してアタッチメント3の割出し旋回をすることが可能になる。
(2)
また、本実施形態の横型加工装置1では、アーバー16が、軸受部14内側に配置され、かつ、アーバー16の径方向外側へ突出するフランジ部16dを有しているので、図11に示されるように、第2把持部32による軸受部14のカービックリング24の把持が解除されるとともに押圧部33がケーシング13の被押圧部13aを押圧して、軸受部14およびケーシング13をラム7から離れる方向へ移動させることによって、アタッチメント3を割出し旋回可能な状態へ移行したときには、軸受部14のカービックリング24の内側に設けられた内側フランジ部25がアーバー16のフランジ部16dに当接し、当該内側フランジ部25がラム7から離れる方向へ当該フランジ部16dを押圧する。このとき、アタッチメント3のアーバー16は、第1把持部31によって工作機械2の主軸6内部に引き込まれて把持された状態を維持しているので、アーバー16は軸方向に移動しない。そのため、第1把持部31が入力軸12先端のアーバー16を主軸6内部に引き込む力と押圧部33がケーシング13をラム7から離れる方向へ押す力との合力によって、アーバー16のフランジ部16dと軸受部14側の内側フランジ部25とが密着する力が増大する。その結果、アーバー16および軸受部14が主軸6の延びる方向に拘束される。そのため、アタッチメント3を割出し旋回可能な状態へ移行が完了した状態において、アタッチメント3が下方に倒れ込むおそれがより低減し、主軸6の回転駆動力を利用してより安定してアタッチメント3の割出し旋回をすることが可能になる。
(3)
また、本実施形態の横型加工装置1では、前記ケーシング13の被押圧部13aは、ケーシング13の外側面から外方へ突出して複数個配置されているので、工作機械2の押圧部33は、複数の被押圧部13aを介して分散して押圧力をケーシング13に対して与えることが可能になり、当該押圧部33は、より安定した状態でアタッチメント3のケーシング13をラム7から離れる方向へ押すことが可能である。
(変形例)
(A)
上記の実施形態では、ケーシング13は、押圧部33によってラム7から離れる方向へ押圧される被押圧部13aを有し、これらの被押圧部13aは、ケーシング本体13bの外側面から外方へ突出して複数個配置された例が示されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、押圧部33によって押圧されるケーシング13の被押圧部の形状および配置は適宜設定してもよい。また、ケーシング13は、ケーシング本体13bと被押圧部13aとを一体に形成した構成であってもよい。
(B)
上記の実施形態では、主軸6を回転自在に収容する収容部材として、ラム7を例にあげて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、クイルなど他の収容部材を採用してもよい。
1 横型工作装置
2 工作機械
3 アタッチメント
6 主軸
7 ラム(収容部材)
11 主軸連結部
12 入力軸
13 ケーシング
13a 被押圧部
14 軸受部
15 工具装着部
24 カービックリング
24a 歯(第1連結部)
25 内側フランジ部(当接部)
25a 嵌合穴(第2連結部)
26 出力軸
27 出力軸支持部
28 伝達部
31 第1把持部
32 第2把持部
33 押圧部

Claims (3)

  1. 水平方向に延びる回転駆動用の主軸および当該主軸を回転自在に収容する収容部材を有する工作機械と、前記収容部材の端部に着脱自在に装着され、前記主軸の回転駆動力を工具に伝達するアタッチメントとを備えた横型加工装置であって、
    前記アタッチメントは、
    前記主軸の端部に対して当該主軸と同軸線上に並ぶように連結可能な形状を有する主軸連結部と、
    当該主軸連結部に対してスプライン結合されることにより相対的に軸方向へ移動できるが相対的に回転できずに一緒に回転する入力軸と、
    当該入力軸を収納するケーシングと、
    前記入力軸と前記ケーシングとの間に配置され、当該入力軸および当該ケーシングに対して、相対的に回転自在で、かつ、軸方向への相対的な移動が規制されている軸受部と、
    前記軸受部に連結された工具装着部であって、前記入力軸の延びる方向と異なる方向に延び、前記工具が装着可能な形状を有する出力軸、当該出力軸を回転自在に支持し、かつ、前記軸受部に連結された出力軸支持部、および前記入力軸から前記出力軸へ回転駆動力を伝達する伝達部を有する工具装着部と
    を備えており、
    さらに、前記軸受部は、前記収容部材の端部に当接した状態で当該収容部材の端部に回転できないように連結可能な形状を有する第1連結部と、当該第1連結部が収容部材の端部に当接していないときに前記主軸連結部に対して相対的に回転できないように連結可能な形状を有する第2連結部を有しており、
    一方、前記工作機械は、
    前記アタッチメントの前記主軸連結部を前記主軸の内部に引き込んで把持し、および当該把持を解除する第1把持部と、
    前記アタッチメントの前記軸受部を前記収容部材に近づく方向へ引き寄せながら把持する第2把持部であって、前記軸受部を前記収容部材の端部に当接した状態で前記収容部材に近づく方向へ引き寄せながら把持する第1状態と、前記軸受部が前記収容部材から離れた位置で当該把持を解除する第2状態とを移行することが可能な第2把持部と、
    前記アタッチメントの前記ケーシングを前記収容部材から離れる方向へ押すことにより、前記第2把持部が前記第1状態から前記第2状態へ移行するあいだに前記軸受部を把持しながら前記収容部材に近づく方向へ引く力を与えることを可能にする押圧部とを備えている、
    ことを特徴とする横型加工装置。
  2. 前記主軸連結部は、前記軸受部の内側に配置され、かつ、当該主軸連結部の径方向外側へ突出する突出部を有しており、
    前記軸受部は、その内側において、前記押圧部が前記ケーシングを押圧して前記軸受部および前記ケーシングを前記収容部材から離れる方向へ移動させるとともに前記第2把持部による前記軸受部の把持が解除されたときに、前記主軸連結部の前記突出部に対して前記収容部材側から前記軸受部の軸方向に当接して当該突出部を当該収容部材から離れる方向へ押圧するような位置に、当該突出部に当接する当接部が設けられている、
    請求項1に記載の横型加工装置。
  3. 前記ケーシングにおける前記押圧部によって押圧される被押圧部は、ケーシングの外側面から外方へ突出して複数個配置され、
    前記工作機械の押圧部は、前記収容部材の端面に前記被押圧部に対応する配置で配置されている、
    請求項1または2に記載の横型加工装置。
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