JP3689247B2 - 眼鏡フレーム用装飾リム及び装飾リムの装着方法 - Google Patents

眼鏡フレーム用装飾リム及び装飾リムの装着方法 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、眼鏡フレームに付加的に取り付けられる装飾リムに係り、特に眼鏡レンズ全周を金属リムで巻いたフルリムタイプの眼鏡フレームに取り付けられる付属の装飾リムに関する。
【0002】
【従来の技術】
眼鏡レンズの全周を金属のリムで巻いた、いわゆるフルリムタイプの眼鏡フレームでは、その装飾性を高めるために、図6(a)、(b)、(c)に示すように、リム11の前面や側面、そして後面にエポキシ系の樹脂やアクリル系の樹脂を多彩な色で七宝調に塗布したり、べっ甲調に塗布したりする方法が知られている。図において、51、61、71は装飾用に塗布した樹脂を示し、20は眼鏡レンズを示している。
【0003】
しかしながら、この方法では、リム11に塗布した樹脂51、61、71はそれを塗りかえることができず、その眼鏡フレーム固有のデザインにしかなり得なかった。また、リム11に塗布された樹脂51、61、71の経年変化により、その一部がリム11から剥離することもあり、外観上の問題が発生する場合もあった。
【0004】
これに対し、図7に示すように、リム11の内周側にアセテート製のリング81を嵌め込み、その内周に眼鏡レンズ20を嵌合して装飾性を高める、いわゆる「セルリム」と呼ばれる手法が知られている。図において、81dは外周溝、81aは凹状の溝、20aはヤゲンと呼ばれる山状の突起部である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この手法も、金属製のリム11と眼鏡レンズ20の間に嵌め込まれたアセテート製のリング81を取り替えるためには、眼鏡フレームから眼鏡レンズ20とリング81を一度取り外し、さらに眼鏡レンズ20からリング81を取り外すことが必要となる。従って、矯正用のレンズ20に乱視軸がある場合等には、正確にレイアウトされていたレンズ20がズレてしまう場合もあり、現実的には不可能であった。
【0006】
本発明は、上記事情を考慮し、眼鏡の装用者が自由に取り付けたり取り外したりすることができる交換の容易な眼鏡フレーム用装飾リム及びその装着方法を提供することを目的とする。
【0007】
請求項1の発明の眼鏡フレーム用装飾リムは、内周に眼鏡フレームのリムの外周に着脱自在に嵌合する嵌合溝を備えたリング状体として構成される共に、該嵌合溝の前後側壁の一方の側壁の高さが他方の側壁より低く設定されて弾性変形により前記眼鏡フレームのリムを乗り越え可能な高さに設定されていることを特徴としている。
【0008】
この装飾リムは、嵌合溝の側壁が眼鏡フレームのリムを乗り越えるように全体または一部を弾性変形させれば、簡単に嵌合溝を眼鏡フレームのリムの外周に嵌め込むことができ、眼鏡フレームのリムに装着することができる。また、逆に操作すれば、簡単に眼鏡フレームから取り外すことができる。従って、眼鏡の装用者自身によって容易に取り替えることができ、時と場合に応じて眼鏡フレームのデザインの変化を楽しむことができる。
【0009】
請求項2の発明の眼鏡フレーム用装飾リムは、内周に眼鏡フレームのリムの外周に着脱自在に嵌合する嵌合溝を備えたリング状体として構成される共に、前記嵌合溝の後側の側壁の高さが、弾性変形により眼鏡フレームのリムを乗り越え可能な高さに設定されており、前側の側壁の一部に眼鏡フレームのヨロイとの干渉を避けるヨロイ用切欠が形成され、後側の側壁の一部に眼鏡フレームのブリッジとの干渉を避けるブリッジ用切欠が形成されていることを特徴とする。
【0010】
この装飾リムは、嵌合溝の高さの設定により、前面側から眼鏡フレームのリムに装着することができる。その場合、眼鏡フレームのヨロイはヨロイ用切欠に入り、眼鏡フレームのブリッジはブリッジ用切欠に入るので、各パーツに干渉することなく、しっかりと眼鏡フレームに納まる。
【0011】
請求項3の発明の眼鏡フレーム用装飾リムは、請求項1または2において、前記嵌合溝の前側の側壁の内周に、眼鏡フレームのリムに嵌合された主レンズの前面に位置する副レンズが嵌合されていることを特徴とする。
【0012】
この装飾リムは、主レンズ(眼鏡レンズ)の前面に位置する副レンズを備えているので、副レンズとして、遮光を目的とした濃色のレンズを使用すれば、簡単に遮光機能を付与することができる。
【0013】
請求項4の発明の眼鏡フレーム用装飾リムは、内周に眼鏡フレームのリムの外周に着脱自在に嵌合する嵌合溝を有したリング状体として構成されると共に、該嵌合溝前側の側壁の一部に眼鏡フレームのヨロイとの干渉を避けるヨロイ用切欠が形成され、後側の側壁の一部に眼鏡フレームのブリッジとの干渉を避けるブリッジ用切欠が形成されていることを特徴とする。
【0014】
この装飾リムは、ヨロイ用切欠でリングを切っているので、弾性を利用して開くだけで簡単に眼鏡フレームのリムに装着することができる。しかも、装飾リムのリングをヨロイ用切欠で切断しているので、見栄えを損なわない。
【0015】
請求項5の発明は、請求項2記載の眼鏡フレーム用装飾リムの眼鏡フレームへの装着方法であって、眼鏡フレームのテンプルに前記装飾リムを後面を前にして嵌挿し、該装飾リムを眼鏡フレームのヨロイまで移動した後、装飾リムの前面を前に向き直して、眼鏡フレームのリムの前面に装飾リムを配置し、その状態でヨロイ用切欠をヨロイに合わせ、ブリッジ用切欠をブリッジに合わせて、装飾リムを前面側からリムの外周に嵌めることを特徴とする。
【0016】
この装着方法によれば、全周連続したリング状の装飾リムを、ヨロイやブリッジを避けながら、無理なく眼鏡フレームのリムに装着することができる。即ち、ヨロイやブリッジはリムの外周に接合されているので、これらを避けながらリング状体のままの装飾リムを確実に眼鏡フレームのリムに装着することは難しい。しかし、前面側にヨロイ用切欠、後面側にブリッジ用切欠を配した装飾リムの場合は、この発明の装着方法を採ることにより、連続したリングのまま、確実・強固に眼鏡フレームのリムに装着することができ、脱落のおそれも解消できる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面を参照にしながなら説明する。
図1(a)は、実施形態の装飾リム1L、1Rを装着したフルリムタイプの眼鏡を示している。10は金属製の眼鏡フレームであり、左右のリム11L、11R、左右のリム11L、11Rをつなぐブリッジ12、左右のヨロイ13、左右のテンプル14、左右のパッド15からなる。リム11L、11Rの内周には、眼鏡レンズ(主レンズ)20が嵌まっている。
【0018】
図1(b)は装飾リム1L、1Rの前面図、図1(c)は装飾リム1L、1Rの後面図である。また、図2(a)は図1(a)のIIa−IIa矢視断面図、図2(b)は図1(a)のIIb−IIb矢視断面図である。
【0019】
装飾リム1L、1Rはアセテート製のもので、図1(b)、(c)に示すように、全周連続したリング状体として構成されており、前面側にヨロイ用切欠2、後面側にブリッジ用切欠3を有している。
【0020】
図2に示すように、眼鏡レンズ20は、その周縁部にヤゲンと呼ばれる山状の突起部20aを有しており、この突起部20aを凹溝11aに嵌めることで、金属製リム11L、11Rに固定されている。そして、このリム11L、11Rの外側に、リム11L、11Rを抱き込むように、装飾リム1L、1Rが嵌まっている。
【0021】
装飾リム1L、1Rは、内周に眼鏡フレームのリム11L、11Rの外周に着脱自在に嵌合する嵌合溝1dを備えている。この場合、嵌合溝1dは、図2(a)に示すように、溝底壁に相当する外周壁1aと、前面側の側壁1bと後面側の側壁1cとによって構成されており、眼鏡フレームのリム11L、11Rと、装飾リム1L、1Rの寸法関係が、図2(a)のA、B、C、Dに示すように設定されている。即ち、B+Dで示される前面側の側壁1bの高さ、または、C+Dで示される後面側の側壁1cの高さが、リム11L(11R)の高さ寸法Aと同じか、もしくは、それよりも小さく設定されている。特に、この実施形態では、装飾リム1L(1R)の後面側の側壁1cの高さが、前面側の側壁1bの高さよりも低く設定され、装飾リム1L(1R)の全体または一部の弾性変形により、眼鏡フレームのリム11L(11R)を乗り越えられるようになっている。
【0022】
従って、ハイパワーのレンズでレンズのコバがリム11L、11Rの前後面から飛び出しているような場合にも、リム11L、11Rに対して装飾リム1L、1Rを取り付け取り外しできる。つまり、この装飾リム1L、1Rは、マウントされるレンズの度数に影響を受けることなく、取り付け取り外しが可能である。また、前面側の側壁1bより後面側の側壁1cの高さを低くしているので、取り付け取り外しの方向を前面側から行うことができる。即ち、この装飾リム1L、1Rは、リム11L、11Rの前面から後面の方向に嵌めやすく、リム11L、11Rの後面から前面の方向に向かって外しやすい。
【0023】
なお、図2(a)において、装飾リム11L(11R)とリム1L、1Rの間の隙間Dは、装飾リム1L(1R)の取り付け取り外しをスムーズに行うための余裕で、この量が少ないと装飾リム11L(11R)は取り付けにくく取り外しにくい。また、逆にこの量が多すぎると、不用意に外れてしまうことになる。このDの量については、装飾リム1L(1R)の材質にもよるが、アセテートの場合は0.2mmから0.7mmが好ましい。
【0024】
また、フルリムタイプのフレームでは、リム11L、11Rを抱き込むようにブッリジ12とヨロイ13がロー付けされている。このフレームの場合は、図2(b)に示すように、ヨロイ13はリム11R(11L)の前面側に接合され、ブリッジ12はリム11R(11L)の後面側に接合されている。そこで、装飾リム1R(1L)の前面側の側壁1bに、ヨロイ13との干渉を避けるためのヨロイ用切欠2が設けられ、装飾リム1R(1L)の後面側の側壁1cに、ブリッジ12との干渉を避けるためのブリッジ用切欠3が設けられている。
【0025】
次に、この装飾リム1R(1L)を、フルリムタイプの眼鏡フレーム10のリム11R(11L)に取り付け取り外しする方法について説明する。
【0026】
図3(a)〜(c)は右側の装飾リム1Rの取り付けの手順を示す図である。
装飾リム1Rを装着する場合は、まず、図3(a)に示すように、眼鏡フレーム10のテンプル14に装飾リム1Rを、後面を前(前面を後)にした姿勢で嵌挿し、装飾リム1Rを、眼鏡フレーム10のヨロイ13まで矢印(イ)のように移動する。その後、図3(b)中の矢印(ロ)のように、装飾リム1Rの前面を前に向き直して、眼鏡フレーム10のリム11Rの前面に装飾リム1Rを配置する。そして、図3(c)に示すように、その状態でヨロイ用切欠2をヨロイ13の接合部に合わせ、ブリッジ用切欠3をブリッジ12やパッド15の接合部に合わせながら、装飾リム1Rの弾性変形を利用して、矢印(ハ)のように装飾リム1Rを前面側からリム11Rの外周に嵌める。左側の装飾リム11Lについても同様である。
【0027】
このような方法で装着することにより、全周連続した形態のリング状の装飾リム1R、1Lを、ヨロイ13やブリッジ12を避けながら、無理なく眼鏡フレーム10のリム11R、11Lに、脱落のおそれなく、確実・強固に装着することができる。
【0028】
一方、眼鏡フレーム10のリム11R、11Lから装飾リム1R、1Lを取り外すときには、リム11R、11Lの後面から前面に向けて装飾リム1R、1Lを外し、ヨロイ13やテンプル14を経由して抜き取ればよい。
【0029】
このように、眼鏡フレーム10のリム11L、11Rに対して簡単に着脱できるので、眼鏡装用者自身によって容易に交換が可能であり、時と場合に応じて眼鏡フレームのデザインの変化を楽しむことができる。また、眼鏡フレーム10のヨロイ13はヨロイ用切欠2に納まり、眼鏡フレーム10のブリッジ12はブリッジ用切欠3に納まるので、コンパクトな形態で、見栄えのよい装飾リム付き眼鏡フレームを構成することができる。
【0030】
なお、図4に示す装飾リム21のように、連続したリング状体に構成するのではなく、周方向の一部に切断部分を入れた形に構成してもよい。そうすれば、図3に示したような複雑な取り付け取り外し方法ではなく、装飾リム21の弾性力を利用して開閉することができるようになるため、単純に眼鏡フレームのリムに巻き付けたり、リムから取り外したりすることができる。この場合の切断部分は特に限定されないが、本図示例のように、ヨロイのロー付け部分に合わせたヨロイ用切欠22で切断するのが好ましい。こうすることにより、切断部分が眼鏡の正面から見えないようになる。図中23はブリッジ用切欠、21dは嵌合溝である。
【0031】
また、図3に示すような取り付け方法は採れなくなるが、図5に示すように、装飾リム31の前面に濃色レンズ33等の副レンズを嵌め込んでもよい。この場合、装飾リム31の嵌合溝31dの前面側の側壁31bの内周に濃色レンズ33を嵌める。そうすることで、眼鏡フレームのリム11に嵌合された主レンズ(眼鏡レンズ20)の前面に濃色レンズ33が位置することになるので、ワンタッチで遮光機能を付与することができる。
【0032】
また、上記実施形態の場合は、ヨロイ13はリム11L、11Rの前面から抱き込むようにロー付けされ、ブリッジ12はリム11L、11Rの後面から抱き込むようにロー付けされているため、図2に示すように、装飾リム1L、1Rのヨロイ用切欠2は前面に、ブリッジ用切欠3は後面に設けている。しかし、フレームの中には、例えばブリッジもヨロイもリムを前面から抱き込むようにロー付けされているものや、ブリッジもヨロイもリムを後面から抱き込むようにロー付けされているものも多くある。従って、その場合は、装飾リムの切欠を、ヨロイ部分及びブリッジ部分の両方とも、前面側あるいは後面側に配置する。また、その場合は、図3に示したような装着方法を採ることは不可能であるから、フレームの後面から前面に向かって、あるいは、前面から後面に向かって単純に嵌め込むことになる。このように、装飾リムに設ける切欠の場所は、リムに取り付いているブリッジやヨロイのロー付け方向により変わってくる。また、それに伴い、装飾リムの取り付け方向も、切欠のある向きに応じて変わってくる。
【0033】
また、前記装飾リムの材質として上記実施形態ではアセテートを採用したが、それ以外の材質ももちろん採用可能である。例えば、べっ甲、ABS樹脂、エポキシ樹脂、セルロイド、プロピオネート、ナイロン、カーボン、PAN系高強度タイプ炭素繊維、炭素繊維強化樹脂(カーボマックス)、炭化ケイ素(ウイスカー)に加えて、シリコンゴムやエラストマー等が採用可能である。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、極めて簡単な構成によって、フルリムタイプの眼鏡フレームのリム部に多彩な色展開をもつ装飾リムを取り付けることが可能になり、眼鏡フレームのデザイン性を向上させることができる。また、この装飾リムは、装用時の服装や装用する場所、時間に合わせて、その装飾タイプを適宜選択することにより、ファッション性を一段と高めることができる。さらに、この装飾リムは、外側から見て厚くデザインすれば、マウントするレンズのコバ厚が厚い場合でもそれを隠すことができるので美容的にも好ましいし、リムに不意に何かがぶつかったときや眼鏡フレームを落としたときに、緩衝材として機能するので、眼鏡レンズを保護することもできる。また、この装飾リムの前面に遮光を目的とした濃色のレンズ(副レンズ)を配置すれば、矯正用眼鏡に対してワンタッチで遮光機能を付加することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の実施形態の装飾リムを取り付けた眼鏡を示す図、(b)は前記装飾リムの前面図、(c)は装飾リムの後面図である。
【図2】(a)は図1(a)のIIa−IIa矢視断面図、(b)は図1(a)のIIb−IIb矢視断面図である。
【図3】(a)〜(c)は前記装飾リムの装着の仕方を順を追って示す図である。
【図4】本発明の別の実施形態の装飾リムの前面図である。
【図5】本発明の更に別の実施形態の装飾リムの装着状態を示す断面図である。
【図6】(a)〜(c)は従来の各例を示す要部断面図である。
【図7】他の従来例を示す要部断面図である。
【符号の説明】
1L,1R,21L,31 装飾リム
1b,31b 前面側の側壁
1c,31c 後面側の側壁
1d,21d,31d 嵌合溝
2,22 ヨロイ用切欠
3,23 ブリッジ用切欠
11L,11R 眼鏡フレームのリム
12 ブリッジ
13 ヨロイ
14 テンプル
20 眼鏡レンズ(主レンズ)
33 濃色レンズ(副レンズ)

Claims (5)

  1. 内周に眼鏡フレームのリムの外周に着脱自在に嵌合する嵌合溝を備えたリング状体として構成される共に、該嵌合溝の前後側壁の一方の側壁の高さが他方の側壁より低く設定されて弾性変形により前記眼鏡フレームのリムを乗り越え可能な高さに設定されていることを特徴とする眼鏡フレーム用装飾リム。
  2. 内周に眼鏡フレームのリムの外周に着脱自在に嵌合する嵌合溝を備えたリング状体として構成される共に、前記嵌合溝の後側の側壁の高さが、弾性変形により眼鏡フレームのリムを乗り越え可能な高さに設定されており、前側の側壁の一部に眼鏡フレームのヨロイとの干渉を避けるヨロイ用切欠が形成され、後側の側壁の一部に眼鏡フレームのブリッジとの干渉を避けるブリッジ用切欠が形成されていることを特徴とする眼鏡フレーム用装飾リム
  3. 前記嵌合溝の前側の側壁の内周に、眼鏡フレームのリムに嵌合された主レンズの前面に位置する副レンズが嵌合されていることを特徴とする請求項1または2記載の眼鏡フレーム用装飾リム。
  4. 内周に眼鏡フレームのリムの外周に着脱自在に嵌合する嵌合溝を有したリング状体として構成されると共に、該嵌合溝前側の側壁の一部に眼鏡フレームのヨロイとの干渉を避けるヨロイ用切欠が形成され、後側の側壁の一部に眼鏡フレームのブリッジとの干渉を避けるブリッジ用切欠が形成されていることを特徴とする眼鏡フレーム用装飾リム。
  5. 請求項2記載の眼鏡フレーム用装飾リムの眼鏡フレームへの装着方法であって、眼鏡フレームのテンプルに前記装飾リムを後面を前にして嵌挿し、該装飾リムを眼鏡フレームのヨロイまで移動した後、装飾リムの前面を前に向き直して、眼鏡フレームのリムの前面に装飾リムを配置し、その状態でヨロイ用切欠をヨロイに合わせ、ブリッジ用切欠をブリッジに合わせて、装飾リムを前面側からリムの外周に嵌めることを特徴とする装飾リムの眼鏡フレームへの装着方法。
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