JP3880988B2 - 眼鏡 - Google Patents

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本願発明は、眼鏡に関し、特に、フロント部に取付けられるアタッチメントによって、眼鏡の装飾効果を向上させることができる、眼鏡に関する。
本願発明の背景となる従来の眼鏡には、眼鏡フレームに対して簡単に着脱できるようにした、マグネットによる着脱式サングラスがあった。この場合、つるなしサングラスが形成され、そのフレームの両端部にマグネットが取付けられると共に、他の眼鏡フレームの両端部にもマグネットが取付けられ、該つるなしサングラスを着脱可能にしている(例えば、特許文献1参照。)。すなわち、眼鏡のフロント部前面に、別のレンズを備えたフロント部だけからなる別フレームを取付ける、所謂、前掛けタイプのダブルフレーム構造を有するものであった。このマグネットによる着脱式サングラスでは、日常使用している眼鏡のフロント部にたとえば色付きのレンズを有する別フレームを取付けることによって、該眼鏡にサングラスの効果を付加しようとする眼鏡である。
特開平7−128620号公報(第2頁、図1,図2)
しかしながら、このような従来のダブルフレーム構造を有する眼鏡では、普段使用している眼鏡側のレンズと別フレーム側のレンズとが重なるため、その重量感により、眼鏡を掛けたときの掛け心地が悪いものとなっていた。さらに、この従来の眼鏡では、つるなしサングラス(別フレーム)を取外すと該眼鏡側のマグネットが突起部として露出し、普段使用される該眼鏡の装飾性が損なわれる恐れがあった。しかも、この場合、普段使用している眼鏡側のフレームおよび別フレームの双方の所定の位置にマグネットを設けなければならないので、どうしてもデザイン上の制約があった。そのため、多面的な装飾効果を付与することが困難なものとなっていた。
それゆえに、本願発明の主たる目的は、掛け心地の良い装飾性に優れた、眼鏡を提供することである。
請求項1にかかる本願発明は、レンズと、レンズを保持する左右一対のリムと、左右一対のリムをつなぐブリッジとを備えた眼鏡本体、および、弾性を有すると共に眼鏡本体のフロント部の左右の長さより短い長さの左右長を有し、係止手段により眼鏡本体のフロント部に前方から着脱自在に取付けられるアタッチメントフレームを含み、アタッチメントフレームは、眼鏡本体のリムの少なくとも一部を覆うリム被覆部と、リム被覆部に連接され、眼鏡本体のブリッジを覆うブリッジ被覆部とを含み、係止手段と、アタッチメントフレームの弾性変形とにより、眼鏡本体のフロント部に着脱自在に取付けられ、係止手段は、リム被覆部の両側に配設され、リム被覆部の外縁側に向く凸部を有する係止爪片を含み、眼鏡本体のレンズは、係止爪片が係止される位置に対応して配設される切欠き部を含み、アタッチメントフレームは、係止爪片が切欠き部に係止され、且つ、係止爪片の凸部が眼鏡本体のリムのリム溝に係止されることで、眼鏡本体のフロント部に着脱自在に取付けられることを特徴とする、眼鏡である。
請求項1にかかる本願発明では、アタッチメントフレームが係止手段によって眼鏡本体のフロント部に係止される。眼鏡本体のリムは、その少なくとも一部がリム被覆部により被覆され、眼鏡本体のブリッジは、ブリッジ被覆部により被覆される。さらに、アタッチメントフレームの左右の長さは、眼鏡本体のフロント部の左右の長さより短く形成され、且つ、弾性を有しているので、アタッチメントフレームは、その弾性力によって、眼鏡本体のフロント部に弾圧的に保持される。言い換えると、眼鏡本体のフロント部の左右長がアタッチメントフレームの左右長よりも長く形成されているため、眼鏡本体のフロント部に係止されたアタッチメントフレームは、眼鏡本体のフロント部により左右方向に引っ張られながら弾圧的に保持されている。
そのため、係止手段を解除してアタッチメントフレームの弾性力を利用することによって、眼鏡本体のフロント部から該アタッチメントフレームを簡単に取外すことが可能となる。また、眼鏡本体のフロント部が外力等によって変形した場合でも、その力(変形力)はアタッチメントフレームの弾性力により吸収される。
また、請求項1にかかる本願発明では、アタッチメントフレームの係止爪片が眼鏡本体のレンズに配置された切欠き部に係止され、係止爪片の凸部が眼鏡本体のリムのリム溝に係止される。この場合、アタッチメントフレームの弾性力によって、係止爪片の凸部が眼鏡本体のリムのリム溝に弾圧的に保持される。そのため、アタッチメントフレームを眼鏡本体のフロント部にガタツキがないようにしっかりと保持させることが可能となる。
請求項2にかかる本願発明は、請求項1にかかる発明に従属する眼鏡であって、アタッチメントフレームが眼鏡本体のフロント部に取付けられたときに、係止爪片と切欠き部の端面との間には、眼鏡本体のフロント部の変形をアタッチメントフレームの弾性変形によって吸収させるための間隙ができるように、切欠き部の大きさが設定されていることを特徴とする、眼鏡である。
請求項2にかかる本願発明では、係止爪片と切欠き部の端面との間に配設された間隙部において、眼鏡本体のフロント部の変形をアタッチメントフレームの弾性変形により吸収させることが可能となる
願発明では、アタッチメントフレームが、眼鏡本体のリムの全周を覆う環状のリム被覆部を含むようにすることが好ましい。この場合、リム被覆部が眼鏡本体のリムの全周を覆うように環状に形成されるので、該リム被覆部により眼鏡本体のリムの全周が被覆される。
また、本願発明では、アタッチメントフレームが、前記眼鏡本体のリムの略上半分または略下半分を覆うことが可能なC字状のリム被覆部を含むようにすることも適宜可能である。この場合、リム被覆部が眼鏡本体のリムの略上半分または略下半分を覆うようにC字状に形成されているため、該リム被覆部により眼鏡本体のリムの略上半分または略下半分が被覆される。
さらに、本願発明では、アタッチメントフレームが眼鏡本体のフロント部に取付けられたときに、少なくとも眼鏡本体のリムが、前方から見て、アタッチメントフレームのリム被覆部の外周縁からはみ出ないように、アタッチメントフレームの大きさを設定することも可能である。この場合、少なくとも眼鏡本体のリムは、前方から見て、アタッチメントフレームのリム被覆部の外周縁からはみ出ることがないため、あたかも、眼鏡本体のフロント部のたとえばリムのみを取り替えたように見え、美観的にスッキリとした趣きを呈するものとなる。
さらに、本願発明では、アタッチメントフレームの少なくとも一部に、図形、文字、記号、模様、着色部、透明部、半透明部、透光部、異形形状部等の装飾表示手段が配設されるようにしてもよい。すなわち、この装飾表示手段を有するアタッチメントフレームが眼鏡本体のフロント部に取付けられた場合、当該装飾表示手段によって、種々の装飾効果が付与され得る。
本願発明にかかる眼鏡によれば、掛け心地の良い装飾性に優れた、眼鏡が得られる。
本願発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明を実施するための最良の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
本願発明にかかる眼鏡では、眼鏡レンズを具備していないアタッチメントフレームを眼鏡本体のフロント部に簡単に着脱自在に取付けることによって、掛け心地を損なうことなく、多様な装飾性を付与することができる、眼鏡を実現することができた。
図1は、本願発明にかかる眼鏡の一例を示す斜視図であり、図2は、図1に示す眼鏡の分解正面図であり、図3は、図1に示す眼鏡の分解平面図である。また、図4は、図1に示す眼鏡の要部を示す拡大図解図であり、図5は、図4に示すレンズ側の要部の拡大図解図である。さらに、図6(A)は、図1の線A−Aにおける断面図であり、図6(B)は図1の線B−Bにおける端面図であり、図7は、図1に示す眼鏡のブリッジを背面側からみた要部図解図である。
本実施形態例の眼鏡10は、眼鏡本体12および眼鏡本体12のフロント部の所定の部位に眼鏡本体12の前方から着脱自在に取付けられるアタッチメントフレーム14を含む。眼鏡本体12は、所定の玉形形状を有する左右一対の眼鏡レンズ16を含む。眼鏡レンズ16は、やげん(薬研)加工されたものである。左右一対の眼鏡レンズ16は、左右一対のリム18により保持されている。左右一対のリム18は、たとえば図5に示すように、たとえば断面V字状のリム溝20を有する。眼鏡レンズ16は、その外周端部がリム18に嵌合され、リム止め部22でリムロックねじ(図示せず)により固定される。この場合、眼鏡レンズ16のやげん(薬研)加工された部位がリム18のリム溝20に嵌合される。また、左右一対のリム18は、たとえば断面円形で正面視円弧状のブリッジ24により連接されている。さらに、眼鏡本体12のフロント部の両端部分には、左右一対のリム18の左右方向の両端に、平面視L字状の智26が配設されている。智26は、ヒンジ部28を介して、テンプル30が開閉自在に配設されている。
なお、本実施形態例の眼鏡10では、眼鏡本体12のリム18、ブリッジ24および智26が金属材料で形成されている。また、テンプル30は、たとえば芯金(図示せず)の周囲を合成樹脂部材で被覆したもので形成されている。
アタッチメントフレーム14は、眼鏡本体12の左右一対のリム18を全周にわたって覆う左右一対のリム被覆部32を含む。リム被覆部32は、リム18の形状に対応する形状を有し、環状に形成されている。リム18の枠幅をt1、リム被覆部32の枠幅をt2としたとき、t1<t2に設定されている。
左右一対のリム被覆部32には、それらを連接し、眼鏡本体12のブリッジ24を覆うブリッジ被覆部34が配設される。ブリッジ被覆部34は、たとえば断面縦長矩形で正面視円弧状に形成されている。左右一対のリム被覆部32と、ブリッジ被覆部34とは、弾性を有するたとえば樹脂材料で一体的に形成されている。本実施形態例では、アタッチメントフレーム14が、セルロイド、アセテート等の弾性を有する熱可塑性樹脂で形成されている。また、眼鏡本体12のフロント部の左右方向の全長(左右長)をL1、アタッチメントフレーム14の左右方向の全長(左右長)をL2としたとき、L2<L1になるように設定されている。また、眼鏡本体12のフロント部全体の湾曲度合いと、アタッチメントフレーム14全体の湾曲度合いとは、略同じ曲率半径を有するように形成されているが、たとえばアタッチメントフレーム14の方の該曲率半径を眼鏡本体12の方の該曲率半径よりも小さくするようにしてもよい。
さらに、左右一対のリム被覆部32には、たとえば図2に示すように、それぞれ、その左右両側に、アタッチメントフレーム14を眼鏡本体12のフロント部に着脱自在に取付けるための係止手段としてのたとえば係止爪片36が配設されている。係止爪片36は、左右一対のリム被覆部32の裏面側、つまり、眼鏡本体12のフロント部と対向する面に配設される。各係止爪片36は、たとえば図4に示すように、断面略円弧状のアール部38を含む。アール部38は、各リム被覆部32の左右方向の両側で且つその上下方向に沿って延び設けられる。アール部38は、各リム被覆部32の内周縁32a側に向いて該アール部38のアールが出っ張るように配設されている。さらに、各係止爪片36は、各リム被覆部32の外周縁32b側に向いて突出する、たとえば断面V字状の凸部40を有する。リム被覆部32とアール部38と凸部40とは、一体的に形成されている。
一方、眼鏡本体12の眼鏡レンズ16は、係止爪片36が係止される位置に対応して、たとえば縦長矩形状の切欠き部42を有する。切欠き部42は、眼鏡レンズ16の左右方向の両側縁をたとえば「コ」字状に切欠くことによって配設されている。
本実施形態例の眼鏡10では、係止爪片36およびアタッチメントフレーム14の弾性変形によって、眼鏡本体12のフロント部に着脱自在に取付けられる。すなわち、アタッチメントフレーム14は、その係止爪片36が眼鏡レンズ16の切欠き部42に係止され、且つ、係止爪片36の凸部40が眼鏡本体12のリム18のリム溝20に係止されることによって、眼鏡本体12のフロント部に着脱自在に取付けられる(たとえば図4,図5,図6等参照。)。
この場合、アタッチメントフレーム14の左右長が、眼鏡本体12のフロント部の左右長よりも短く形成され、且つ、アタッチメントフレーム14は弾性を有しているため、アタッチメントフレーム14は、その弾性力によって、眼鏡本体12のフロント部に弾圧的に保持される。すなわち、アタッチメントフレーム14の左右方向の両端側が眼鏡本体12のフロント部の両端側で左右方向に引っ張られ、それに伴いアタッチメントフレーム14のリム被覆部32が左右方向に拡径されて、眼鏡本体12のリム溝20に係止爪片36の凸部40が押圧・係止される。そのため、アタッチメントフレーム14の弾性を利用して開くだけで簡単に眼鏡本体12のフロント部のリム18およびブリッジ24に取付けられ、しかも、アタッチメントフレーム14は安定して眼鏡本体12のフロント部に保持される。
本実施形態例の眼鏡10では、特に、アタッチメントフレーム14が眼鏡本体12のフロント部に取付けられたときに、特に、たとえば図6(A)に示すように、係止爪片36と切欠き部42の端面との間には、眼鏡本体12のフロント部の変形をアタッチメントフレーム14の弾性変形によって吸収させるための間隙部Gができるように、切欠き部42の大きさが設定されている。
この場合、眼鏡レンズ16の上下方向に延びる切欠き部42の端面とリム18との間に係止爪片36のアール部38が配置されるので、たとえば眼鏡本体12のテンプル30の開閉動作により眼鏡本体12に外力が加わったとき、該アタッチメントフレーム14の弾性変形によって、係止爪片36のアール部38と切欠き部42の端面とが当接する。つまり、係止爪片36のアール部38と切欠き部42の端面とは、アール部38の頂点部での線接触となり、接触抵抗を小さくすることができるので、切欠き部42近傍部の眼鏡レンズ16のガタツキ等を極力抑えることができる。
さらに、本実施形態例の眼鏡10では、たとえば図2で示したように、眼鏡本体12のリム18の枠幅t1よりも、リム被覆部32の枠幅t2の方が広く形成されているので、アタッチメントフレーム14が眼鏡本体12のフロント部に取付けられたときに、眼鏡本体12のリム18は、前方から見て、アタッチメントフレーム14のリム被覆部32の外周縁からはみ出ることがない。また、ブリッジ被覆部34は、その枠幅が、たとえば図2,図7に示すように、眼鏡本体12のブリッジ24の枠幅よりも広く形成され、且つ、ブリッジ24の形状に略沿って形成されている。そのため、本実施形態例の眼鏡10では、あたかも、眼鏡本体12のフロント部のリム18およびブリッジ24のみを取り替えたように見え、美観的にスッキリとした趣きが得られる。
図1〜図7で示した上述の実施形態例にかかる眼鏡10では、アタッチメントフレーム14のリム被覆部32が眼鏡本体12のリム18の全周を覆うように環状に形成されたが、該アタッチメントフレーム14としては、たとえば図8に示すように、リム被覆部32に替えて、眼鏡本体12の左右一対のリム18の略上半分を覆うようにしたC字状のリム被覆部44を含むものであってもよい。また、アタッチメントフレーム14としては、たとえば図9に示すように、リム被覆部32に替えて、眼鏡本体12の左右一対のリム18の略した半分を覆うようにしたC字状のリム被覆部46を含むものであってもよい。
さらに、上述の実施形態例の眼鏡10では、係止爪片36がリム被覆部32の裏面側の両側に配設されたが、それに加えて、該係止爪片36をリム被覆部32の裏面側のたとえば上部および下部に配設するようにしてもよい。リム被覆部32の裏面側における係止爪片36の個数および配置は、適宜、変更可能である。また、係止爪片36は、リム被覆部32と一体的に形成されていることが強度的にも好ましいが、それ以外にも、接着剤等の固着手段により、該係止爪片36を別体として、リム被覆部32の所定の位置に取付けるようにすることもできる。
さらに、アタッチメントフレーム14としては、たとえば図10に示すように、該アタッチメントフレーム14全面に、装飾表示手段として、ストライプ模様等の装飾表示部48が配設されたものであってもよい。装飾表示部48としては、たとえば図10に示すようなストライプ模様以外にも、装飾表示部48として、たとえば幾何学的な図形、文字、記号、着色部、透明部、半透明部、透光部を適宜使用者の嗜好に応じて配設するようにしてもよい。この場合、装飾表示部48は、リム被覆部32およびブリッジ被覆部34のいずれか一方、または、両方に配設するようにしてもよく、また、それらの一部分に配設するようにしてもよい。さらに、装飾表示部48としては、たとえば図10に示すように、アタッチメントフレーム14のリム被覆部32に、たとえばU字状の異形形状部50を有するものであってもよい。
本実施形態例の眼鏡10では、眼鏡本体12のリム18、ブリッジ24および智26が金属材料で形成されたが、これらの部材は、合成樹脂材料で形成されてもよい。また、本実施形態例の眼鏡10では、テンプル30がたとえば芯金(図示せず)の周囲を合成樹脂部材で被覆したもので形成されたが、テンプル30は合成樹脂材料または金属材料のみで形成されてもよい。また、本実施形態例の眼鏡10では、アタッチメントフレーム14が合成樹脂材料で形成されたが、弾性を有するものであれば、アタッチメントフレーム14は、たとえば金属材料で形成されてもよい。この場合、眼鏡本体12のフロント部のリム18、ブリッジ24の弾性力よりも、アタッチメントフレーム14のリム被覆部32およびブリッジ被覆部34の弾性力の方が高いことが好ましい。
なお、本実施形態例の眼鏡10では、アタッチメントフレーム14のリム被覆部32およびブリッジ被覆部34が合成樹脂材料で一体的に形成されているため、特に、たとえば眼鏡本体12の智26およびテンプル30が金属材料で形成された場合、アタッチメントフレーム14の樹脂質感と該智26およびテンプル30の金属質感との質感の違いによる装飾効果も期待できるものとなる。
本実施形態例の眼鏡10では、係止爪片36およびアタッチメントフレーム14の弾性変形の協働作用によって、該アタッチメントフレーム14を簡単に眼鏡本体12のフロント部に着脱自在に取付けることができるため、該アタッチメントフレーム14に種々の装飾表示部48を付加することによって、眼鏡10の使用者自身によって、時と場所に応じて、眼鏡本体12のフロント部のデザインの変化を楽しむことができる。すなわち、眼鏡10は、本来、眼鏡本体12のリム18およびブリッジ24の色、形状等のフロント部の装飾性も、眼鏡10全体の美感を決定する大きな要因となっており、該フロント部の態様によっても眼鏡10を掛けたときの印象は左右されるため、本実施形態例の眼鏡10のように、眼鏡本体12のフロント部に着脱自在にアタッチメントフレーム14を取付けることによって、多面的な装飾効果を引き出すことが可能となった。
本願発明にかかる眼鏡の一例を示す斜視図である。 図1に示す眼鏡の分解正面図である。 図1に示す眼鏡の分解平面図である。 図1に示す眼鏡の要部を示す拡大図解図である。 図4に示すレンズ側の要部の拡大図解図である。 (A)は図1の線A−Aにおける断面図であり、(B)は図1の線B−Bにおける端面図である。 図1に示す眼鏡のブリッジを背面側からみた要部図解図である。 アタッチメントフレームの他の例を示す要部正面図である。 アタッチメントフレームのさらに他の例を示す要部正面図である。 アタッチメントフレームの別の例を示す要部正面図である。 アタッチメントフレームのさらに別の例を示し、該アタッチメントフレームを図1に示す眼鏡のフロント部に取付けた状態を示す正面図である。
符号の説明
10 眼鏡
12 眼鏡本体
14 アタッチメントフレーム
16 眼鏡レンズ
18 リム
20 リム溝
22 リム止め部
24 ブリッジ
26 智
28 ヒンジ部
30 テンプル
32,44,46 リム被覆部
32a リム被覆部の内周縁
32b リム被覆部の外周縁
34 ブリッジ被覆部
36 係止爪片
38 アール部
40 凸部
42 切欠き部
48 装飾表示部
50 異形形状部

Claims (2)

  1. レンズ、前記レンズを保持する左右一対のリム、前記左右一対のリムをつなぐブリッジを備えた眼鏡本体、および、弾性を有すると共に前記眼鏡本体のフロント部の左右の長さより短い長さの左右長を有し、係止手段により前記眼鏡本体のフロント部に前方から着脱自在に取付けられるアタッチメントフレームを含み、
    前記アタッチメントフレームは、前記眼鏡本体のリムの少なくとも一部を覆うリム被覆部、および、前記リム被覆部に連接され、前記眼鏡本体のブリッジを覆うブリッジ被覆部を含み、前記係止手段および前記アタッチメントフレームの弾性変形により前記眼鏡本体のフロント部に着脱自在に取付けられ
    前記係止手段は、前記リム被覆部の両側に配設され、前記リム被覆部の外縁側に向く凸部を有する係止爪片を含み、前記眼鏡本体のレンズは、前記係止爪片が係止される位置に対応して配設される切欠き部を含み、
    前記アタッチメントフレームは、前記係止爪片が前記切欠き部に係止され、且つ、前記係止爪片の凸部が前記眼鏡本体のリムのリム溝に係止されることで、前記眼鏡本体のフロント部に着脱自在に取付けられることを特徴とする、眼鏡。
  2. 前記アタッチメントフレームが前記眼鏡本体のフロント部に取付けられたときに、前記係止爪片と前記切欠き部の端面との間には、前記眼鏡本体のフロント部の変形を前記アタッチメントフレームの弾性変形によって吸収させるための間隙ができるように、前記切欠き部の大きさが設定されていることを特徴とする、請求項1に記載の眼鏡。
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