JP2005106911A - 眼鏡におけるリム用の可撓性樹脂線材及びそれを用いた眼鏡並びに眼鏡の製造方法 - Google Patents

眼鏡におけるリム用の可撓性樹脂線材及びそれを用いた眼鏡並びに眼鏡の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 リムに抱持されたレンズの周縁部に欠けや亀裂が発生する等のレンズ損傷を防止できると共に、リムを効果的に装飾し得る可撓性樹脂線材を提供する。
【解決手段】 レンズ2を抱持する金属製のリム3の内面側5に装着される線状を呈する可撓性樹脂線材であって、リムの内周面に設けられた環状溝6を密着状態に覆う支持片9を有する。該支持片9の内面側には、前記環状溝6と略同一形状の支持溝7が設けられている。又、前記支持片9の両側に、リム3の両側面10,11に密接に被る化粧側片12,12が突設されている。
【選択図】 図7

Description

本発明は、リムの内面側を覆うように装着されることにより、該リムに抱持されたレンズを損傷しないように保護できると共に眼鏡のファッション性向上にも寄与する眼鏡におけるリム用の可撓性樹脂線材に関するものであり、又、該可撓性樹脂線材を用いた眼鏡、及び該眼鏡の製造方法に関するものである。
環状をなす金属製リムの内面側に設けられている環状溝にレンズの周縁部を嵌め入れることによって該リムにレンズを抱持させるタイプの眼鏡にあっては、従来、次のような各種の原因によって、レンズの周縁部に欠けや亀裂が発生しやすい問題があった。
その原因の一つは、レンズがリム形状に合わせて精度良くカット加工されていないためにレンズがリムに無理に嵌合された状態になり、外部的衝撃によってレンズに無理な応力が作用してレンズに欠けや亀裂を発生させたのであった。又、リム線材を環状に折曲してリムを形成する際に、前記環状溝の両側の溝壁部が無理に圧縮変形するために、レンズ溝幅が不均一となる等、形成された環状リムに不自然な歪みが残存することも原因の一つであった。
更に、リムによるレンズの抱持構造も原因の一つであった。即ち、レンズの抱持構造の一般的構成は図34〜36に示すように、リムaの上下端に上のジョイント片bと下のジョイント片cをロウ付すると共に、該リムaの内周面に設けられた環状溝eにレンズの周縁部fを嵌め入れた状態で両ジョイント片b,cをビスgで締め付けることによりレンズhをリムaで抱持可能となされており、又、テンプルiが開閉可能に連結されるヨロイjの前端部分kが前記上のジョイント片bにのみロウ付されていた。そのため、かかる抱持構造によるときは、テンプルiが外側に無理に開いたときに、上のジョイント片bに連なるリム上側部分mが前方向に無理に捩じれた状態に変形することになり、これがレンズの欠けや亀裂を生じさせることにもなったのである。この場合、レンズの加工精度が悪い場合は欠けや亀裂が一層発生しやすかった。
更に加えて、最近の金属製のリムは、眼鏡の見た目を向上させんとして、溝深さ方向に細く形成される傾向にあり、極最近では、0.6〜0.7mm程度と非常に細く形成されたリムも出現しているが、このこともレンズの欠けや亀裂を発生させやすい原因の一つであった。即ち、このようにリムが細く形成されればされるほど、リムの強度を確保するために、リム線材の素材としてベーターチタンやステンレス等の硬度の高い金属素材を用いざるを得なくなってきており、これに合わせてレンズの硬度も高くなってきている。このようなことの結果、外部的衝撃に対してレンズに無理な応力が加わりやすく、レンズの欠けや亀裂を生じさせる原因となっているのであった。特に、レンズの加工精度が悪い場合は欠けや亀裂が一層発生しやすく、又、レンズが角張った形態にカット加工される場合は、角部分で欠け等が生じやすかった。
このような問題点を解消せんとして実公昭52−33236号公報が開示するレンズ装嵌機構が提案されている。該レンズ装嵌機構は、図37に示すように、金属製リムaの環状溝n内にシリコン弾性ゴムからなるライニング部pを略山形に形成し、図38に示すようにレンズhをリムaに嵌め入れた状態で、前記ライニング部pがレンズの周縁部fに押圧されて弾性変形することによって、変形したライニング部pがレンズの周縁部fと環状溝nとの間の隙間qに介在するように構成されていた。
しかしながら、かかる構成の眼鏡は、レンズの周縁部fを嵌め入れる溝がライニング部pに予め設けられているのではなく、レンズ周縁部の押圧作用によって該ライニング部pを弾性変形させ、該ランニング部pをレンズの周縁部の形状に合わせようとするものであったため、リムaにレンズhを嵌め込む際に、前記ライニング部pが前記環状溝nの溝幅方向(前後方向)で弾性変形しやすい。かかることから、図38に示すように、レンズの周縁部fの先端rが環状溝nの中央部に位置した状態でライニング部pが前後均等に弾性変形するとは限らず、該先端rが、図39に示すように、ライニング部pの不均一な弾性変形によって環状溝nの一側に偏位した状態になる場合が生じ易く、レンズの嵌合状態が不安定化しやすい問題があったばかりか、このような偏位状態になると、レンズの焦点が合いにくくなって目が疲れ易く、視力矯正上好ましくない問題も発生した。なお、ライニング部の不均一な弾性変形は、左右リムの双方について生ずるとは限らず、一方についてだけ生ずることもあるが、左右レンズの嵌合状態がアンバランスになることは、視力矯正上決して好ましいものではなかった。
このようなライニング部pの偏位を防止せんとして、実開平4−33013号公報が開示するレンズ保持構造が提案されている。該レンズ保持構造は、図40〜41に示すように、リムaの内周面dに設けられた環状溝sの底部に周方向に設けられた蟻溝tに弾性パッキングuを装着する構成を採用していた。該弾性パッキングuは、レンズhの周縁部fを嵌合状態に支持する支持溝vを具えた支持片wの外周面の中央線に沿って、前記蟻溝tに嵌め入れられる突条リブxが設けられ、該突条リブxを該蟻溝tに嵌め入れることによって該弾性パッキングuの前後方向の移動を阻止するように構成されていた。
しかしながら、かかる構成のレンズ保持構造によるときは、蟻溝tが浅いと、前記突条リブxと蟻溝tとの嵌合による係合状態が不確実となって、前記支持溝vにレンズhの周縁部fを嵌め入れる際に、弾性パッキングuがリムaから外れてしまう問題が生じやすかった。
これを防止するためには前記蟻溝tを深く形成せざるを得ないが、該蟻溝tは前記のように、環状溝sの最も深い底部に形成されるため、蟻溝tを必要深さに形成せんとすればリムの正面視の厚さが厚くならざるを得ない。前記突条リブxと蟻溝tとの係合を確実に行わせようとすれば、蟻溝tの溝深さは少なくとも0.5mmは必要と考えられるため、リムの正面視の厚さは少なくとも1.2mmは必要と思われる。しかしながら、このような厚いリムを具える眼鏡は、正面から見たときの体裁が悪く、眼鏡枠を極力細身に印象付けようとする近年の眼鏡ファッション化の要請に反するものとなって好ましくない。
又かかるレンズ保持構造によるときは、蟻溝tを具える特殊断面形態のリムが必要になるため、内周面にV字状の環状溝を具えただけの一般的な眼鏡に対しては全く適用できなかったばかりか、特殊断面形態のリムを設計製作しなければならないために、眼鏡の製造コスト上昇を招く問題もあった。
又、図40に示すように、前記支持片wの両側面部y,yがリムの側端z,zに重なるため、前記支持溝vにレンズhの周縁部fを嵌め入れる際、該周縁部fが前記支持片wの側面部yに引っ掛かってレンズをリムに嵌めにくい問題があり、又、この引っ掛かりによって弾性パッキングuが外れる恐れもあった。
更に、かかるレンズ保持構造によるときは、図41に示すように、前記支持片wの両側面部y,yがリムの内外の縁部分に現れるため、該両側面部y,yがレンズの外周縁に飾り縁を形成できるが、この飾り縁は、細い線状を呈するに過ぎないために装飾効果が単調であった。又、該飾り縁がリムの側面に被る構成ではなかったために、弾性パッキングがリムの側面を装飾したり、リムをより細く印象付けるといったフアッション性は何ら期待できないものであった。
なお、リムの側面を装飾する手段としては、エポキシ樹脂を主体とした樹脂をリムの側面に塗布する所謂疑似七宝加工が提案されているが、この疑似七宝加工は特殊技能を要したために専門業者に依頼せざるを得ず、又、非常な加工手間を要して加工コストが高くついた。その上、装飾部が劣化して脱落する恐れもあった。
実公昭52−33236号公報(第2−3頁、第1−2図) 実開平4−33013号公報(第4−5頁、第2図)
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みて開発されたものであり、リムに抱持されたレンズの周縁部を安定状態に支持できてレンズの周縁部に欠けや亀裂が発生する等のレンズ損傷を防止できると共に、リムを効果的に装飾し得る眼鏡におけるリム用の可撓性樹脂線材の提供を課題とすると共に、レンズを安定状態に保持し且つフアッション性に優れる眼鏡の提供を課題とするものである。又、かかる眼鏡を製造する眼鏡の製造方法の提供を課題とするものである。
前記課題を解決するため、本発明は以下の手段を採用する。
即ち、本発明に係る眼鏡におけるリム用の可撓性樹脂線材(以下樹脂線材という)は、レンズを抱持するリムの内周面に設けられた環状溝を密着状態に覆い且つ該環状溝と略同一形状の支持溝が内面側に設けられてなる支持片の両側に、該リムの両側面に被る化粧側片を突設したことを特徴とするものである。
前記樹脂線材は、前記両化粧側片の先端部分に、前記リムの両側面に周方向に連続する如く設けられた係合溝に嵌入し得る係合嵌合部を設けるのがよい。
又前記樹脂線材において、前記化粧側片は、前記リムの側面の1/3〜1/2幅部分に被るように構成する他、前記リムの側面の全体に被るように構成することもある。
又前記樹脂線材において前記化粧側片は、その長さ方向で見て、その幅を不均一に形成することがある。この場合、前記両化粧側片を、その長さ方向で見てその幅を不均一に形成し、両化粧側片について、その幅の不均一状態を異ならせることもある。又、このように幅を不均一に形成する場合、前記化粧側片の先端縁を、その長さ方向で見て、波線状等に形成できる。
又前記樹脂線材は、環状に湾曲癖が付けられたものとして構成するのがよい。
又前記樹脂線材は、全体が1色又は多色に着色されたものとして構成するのがよい。
本発明に係る眼鏡は、レンズを抱持するリムの内面側に請求項1〜9のいずれかに記載の樹脂線材が装着された眼鏡であって、該樹脂線材の前記支持片が前記環状溝を密着状態に覆うと共に、前記両化粧側片が前記リムの両側面に被った状態にあることを特徴とするものである。
本発明に係る眼鏡の他の態様は、レンズを抱持するリムの内面側に請求項1〜9のいずれかに記載の樹脂線材が装着された眼鏡であって、該樹脂線材の前記支持片が前記環状溝を密着状態に覆うと共に、前記両化粧側片が前記リムの両側面に弾性的に密着状態に被った状態にあることを特徴とするものである。
本発明に係る眼鏡の製造方法は、レンズを抱持するリムの内面側に請求項1〜9のいずれかに記載の樹脂線材が装着され、該樹脂線材の前記支持片が前記環状溝を密着状態に覆うと共に、前記両化粧側片が前記リムの両側面に被った状態にある眼鏡を製造するに際して、前記樹脂線材は、リムの湾曲よりも若干大き目の環状に湾曲癖が付けられたものとしておき、前記支持片を前記環状溝を被うように位置合わせをして後、この状態で前記支持片をリムの内周面に押し当て、両化粧側片間にリムの前記内面側を嵌め入れることを特徴とするものである。
本発明に係る眼鏡の製造方法の他の態様は、レンズを抱持するリムの内面側に請求項1〜9のいずれかに記載の樹脂線材が装着され、該樹脂線材の前記支持片が前記環状溝を密着状態に覆うと共に、前記両化粧側片が前記リムの両側面に被った状態にある眼鏡を製造するに際して、前記樹脂線材は、リムの湾曲よりも若干大き目の環状に湾曲癖が付けられたものとしておき、前記支持片を前記環状溝を被うように位置合わせをして後、この状態で前記支持片をリムの内周面に押し当て、両化粧側片を弾性的に拡開させてその間にリムの前記内面側を嵌め入れ、該両化粧側片がリムの両側面に密接に被った状態とすることを特徴とするものである。
本発明は以下の如き優れた効果を奏する。
(1) 本発明に係る樹脂線材によるときは、該樹脂線材が可撓性を有するため、リムの環状形態によらず、その内面側に樹脂線材を無理なく装着できるのは元より、リムの内面側に装着された樹脂線材を介してリムでレンズを保持できるため、リムに保持されるレンズの周縁部を樹脂線材の弾力性によってソフトに支持できる。これによって、レンズのカット加工が精度良く行われていない場合であってもその寸法誤差を該樹脂線材の弾性変形によって吸収できることから、従来のような、レンズが欠けたりレンズに亀裂が発生する等のレンズ損傷を防止できる。又、リムにヨロイを介してテンプルを連結するタイプの眼鏡において、テンプルが外側に無理に開いた場合にあっても、レンズが欠けたりレンズに亀裂が発生する等のレンズ損傷を防止できる。更に、硬度の高い金属素材を用いてリムを細身に形成する場合にあっても、樹脂線材の弾力性によってレンズをソフトに支持でき、レンズが欠けたりレンズに亀裂が発生する等のレンズ損傷を防止できる。
(2) 又本発明に係る樹脂線材は、リムの内面側に樹脂線材が装着された状態において、樹脂線材の化粧側片がリムの側面に被るため、該化粧側片によってリムを効果的に装飾できる。
リムの側面を装飾する手段としては、前記したように、エポキシ樹脂を主体とした樹脂をリムの側面に塗布する所謂擬似七宝加工が提案されているが、この擬似七宝加工は特殊な技能を要するために専門業者に依頼せざるを得ず、又、非常な加工手間を要して加工コストが高くつき、その上、装飾部が劣化して脱落する恐れもあったが、本発明によるときは、樹脂線材を装着すれば直ちに装飾部を形成できるために、専門業者に依頼する必要がなく、容易にしかも安価にリムの側面を耐久性よく装飾できる利点がある。加えて、樹脂線材を交換することによってリムの装飾状態を変更することも容易である。
(3) 又本発明に係る樹脂線材は、リムの内面側に樹脂線材が装着された状態において、樹脂線材の化粧側片がリムの側面に被るため、該化粧側片の被り幅に相当する分だけ、リムを細く印象付けることができる。特に、化粧側片がリムの側面の全体に被るように構成される場合は、リムを具える眼鏡でありながら、あたかも縁無し眼鏡であるかのような印象を与えることもできる。
(4) 化粧側片の先端縁を波形等に形成して、化粧側片の幅を変化させる場合は、化粧側片による装飾効果の多様化を図ることができる。化粧側片の幅を変化させる場合、両化粧側片についてその幅の変化状態を異ならせるときは、何れの化粧側片をリムの正面側に配置させるかによって、1本の樹脂線材で眼鏡デザインを2種類に変化させることができる。このことは、一方の化粧側片についてのみその幅を変化させた場合も、何れの化粧側片をリムの正面側に配置させるかによって、1本の樹脂線材で眼鏡デザインを2種類に変化させることができる。
このように本発明は、眼鏡のフアッション性向上に大きく寄与できる。
(5) 又本発明に係る樹脂線材は、支持片の両側に突設された両化粧側片がリムの両側面に被る構成であるため、両化粧側片による支持片の位置固定作用によって支持片の前後移動が確実に防止されると共に、弾性パッキングの支持片の側面部がリムの側端に重なる前記従来のレンズ保持構造における如く、レンズをリムに装着する際にレンズの縁部分が樹脂線材に引っ掛かる恐れがなく、レンズをリムに無理なく装着できるため、レンズをリムに装着しにくかったり、装着の際に樹脂線材が外れるといった恐れもない。
(6) 更に、本発明に係る樹脂線材は、弾性パッキングを用いる前記従来のレンズ保持構造におけるような突条リブは具えていないため、リムの内面側に蟻溝を具える特殊形態のリムを具える眼鏡に対してだけではなく、リムの内周面に環状溝を具える広範囲の眼鏡に対して使用できる汎用性を有する。
(7) 特に、両化粧側片がリムの両側面に弾性的に密着するように構成することにより、化粧側片とリムの側面との間にゴミが進入する恐れがない。
(8) 又樹脂線材に、リムの湾曲よりも若干大きめの環状の湾曲癖が付けられているときは、直線状の樹脂線材を湾曲させながらこれをリムの内面側に装着する場合に比し、樹脂線材をその一端側から他端側に向けてリムの内面側に装着する作業が容易となる。
(9) 支持片の両側に突設した化粧側片の先端に、リムの両側面にその周方向に連続して設けられた係合溝に嵌入し得る係合嵌合部を設ける構成を採用した場合は、前記支持片をリムの内周面に押し当てることによって化粧側片間にリムの内面側を順次嵌め入れる際、前記係合嵌合部が前記係合溝に嵌まり合った状態となるため、両化粧側片がリムの両側面に密接に被った状態を確認できながら樹脂線材をリムに確実に装着できると共に、両化粧側片がリムの両側面に密接に被った状態がより確実に保持されることになる。
(10)本発明に係る眼鏡において、前記構成の樹脂線材を着脱可能としたときは、色や模様等の異なる樹脂線材をリムに装着することにより、日々の気分や行動目的、季節等に応じて、眼鏡のデザインを変更してお洒落を楽しむことができる。
図1〜4において本発明に係る樹脂線材1は、レンズ2を抱持する金属製のリム3の内面側5に装着される線状を呈するものであり、弾力性があり耐久性に富むスーパーエンプラやエンプラ、ナイロン等の合成樹脂素材を以って、例えば押出成形されている。
該樹脂線材1の具体的な構成は、図1〜2、図5〜6に示すように、リム3の内周面4に設けられたV字状をなす環状溝6を密着状態に被い且つ該環状溝6と略同一形状のV字状の支持溝7が内面側に設けられてなる支持片9の両側に、該リム3の前後の側面10,11に被り且つ該リム3を弾性的に挾持し得る化粧側片12,12が設けられている。なお該樹脂線材1の肉厚は、例えば0.25mm程度に設定される。
該両化粧側片12,12は、自由状態においては図5に示すように内側に稍屈曲しており、これが外側に弾性的に拡開された状態で、前記リム3を弾性的に挾持するのである。なお本実施の形態においては、図6に示すように、リム3の正面視の厚さL1が0.6〜0.7mmに設定されており、前記化粧側片12の幅L2は、リム3の側面10,11の1/3〜1/2幅部分に被るように、例えば略1/3幅部分に被るように設定されている。又、化粧側片12の先端外面13は円弧面に形成されている。
かかる構成を有する樹脂線材1は、ブルーやグリーン、エンジ、ピンク等の各種色で一色に着色されることの他、染色等の手段で色分け模様や散点模様を付したり、着色状態を徐々に変化させる(グラデーション)等により、表面が装飾されることもある。特に本実施の形態においては図8に示すように、樹脂線材1に、リムの湾曲よりも若干大き目の環状の湾曲癖を付けている。なお該環状の湾曲癖は、樹脂線材1を所要に湾曲変形させた状態でこれを50℃〜100℃程度に加熱することによって容易に付けることができる。
図3〜4、図7は、かかる樹脂線材1を眼鏡枠14のリム3の内面側5に装着して後に該リム3にレンズ2を抱持させることにより構成された眼鏡15を示すものである。該眼鏡枠14は図3に示すように、左右のリム3,3相互がブリッジ16で連結されている。又該左右のリム3,3は、図8〜9に示すように、その外端で上下に分離可能となされており、上下の分離端部17,17の夫々に上下のジョイント片19,20がロウ付けされ、両ジョイント片19,20に設けられた固定孔21,22(上の固定孔21はネジ孔)を上下方向で挿通するビス23を締め付けることによって両者を連結可能となされている。又、L字状に屈曲したヨロイ25の前側屈曲片26を、該連結状態にある上下のジョイント片19,20の前面27,29を被うように、上のジョイント片19の前面にロウ付けしてなり、該ヨロイ25の後端に、蝶番30を介してテンプル31が開閉可能に連結されている。
かかる構成を有する眼鏡枠14の左右のリム3,3にレンズ2,2を装着するに際しては、図8に示すように、前記ビス23を取り外してリム3をその外端側で稍開いた状態とする。この状態で、リム3の内周面4の長さに合わせて切断され且つ湾曲癖が付けられた樹脂線材1の一端32を、図10に示すようにリム3の分離下端33に位置合わせすると共に、前記支持片9のV字状突出部35が前記リム3の前記環状溝6に嵌め入るように位置合わせをし、この状態で、該支持片9を指先で押圧してリムの内周面4に押し当てる。これにより図6、図11に示すように、樹脂線材1の一端側36で支持片9が環状溝6を密着状態に被い且つ、両化粧側片12,12が弾性的に拡開してその間にリムの内面側5が嵌め入れられ、両化粧側片12,12がリム3の側面10,11に密接に被った状態となる。樹脂線材1の一端側36(図10〜11)をこのようにしてリム3の内面側に取り付けて後、前記支持片9に押し当てられた状態の指先を、図11に矢印で示すように、樹脂線材1の他端側37に向かって滑らせると、図12に示すように、支持片9がリム3の内周面4に順次被った状態となり且つ両化粧側片12,12間が順次開いてその間にリムの内面側5が嵌め入れられることとなり、これによって、両化粧側片12,12がリム3の両側面10,11に順次密接に被った状態が得られることになる。
そして最終的に、樹脂線材1の他端38が、図4に示すようにリム3の分離上端39に略合致した状態で、樹脂線材1がリム3の内面側5に装着されることになる。樹脂線材1がこのように装着された状態で、図13に示すように、支持片9の内面に、V字溝状の支持溝7が周方向に連続状態に形成される。
図14に示すように、前記レンズ2の先細の縁部40を前記支持溝7に嵌め入れるようにして該レンズ2を、外端が開いたリム3に取り付けて後、図9に示すように、前記上下のジョイント片19,20を当接状態にし、その後、前記ビス23を両ジョイント片19,20の固定孔21,22(上の固定孔21はネジ孔)に挿入して締め付けることにより、該レンズ2を、樹脂線材1を介してリム3に抱持状態に固定できる。
このように固定されたレンズ2は、図7に示すように、その周縁部41が樹脂線材1を介してリム3に支持されているため、レンズの周縁部41は樹脂線材1によって弾性的に支持された状態にある。かかることから、レンズのカット加工が精度良く行われていない等の場合においても、その寸法誤差を樹脂線材1の支持片9の弾性変形によって吸収できるため、レンズが欠けたりレンズに亀裂が発生したりする等のレンズ損傷を生じさせにくい。又、一定の幅を有する両化粧側片12,12がリムの前後の側面10,11に被るため、該両側面10,11を効果的に装飾できると共に、側面10の内側の部分42が化粧側片12で隠されるため、この隠された部分がレンズ3の縁取りとして見え、正面視で、リムをより細く印象付けることができる。更に、支持片9の両側に突設された両化粧側片12,12がリムの両側面10,11に被る構成であるため、弾性パッキングの支持片の端面がリムの内周面の側端に重なる前記従来のレンズ保持構造における如く、レンズ2をリム3に装着する際にレンズの周縁部41が樹脂線材1に引っ掛かかる問題を生じさせることなくレンズ2を無理なく装着できる。又、両化粧側片12,12がリムの両側面10,11に弾性的に密着するため、化粧側片12,12とリムの側面10,11との間にゴミが進入する恐れがない。
特に本実施の形態においては図8に示すように、樹脂線材1に、リムの湾曲よりも若干大き目の環状の湾曲癖を付けているため、樹脂線材1をその一端側から他端側に向けて順次リム3の内面側5に装着する作業が容易となり、しかも、樹脂線材1がリム3の内面側5に弾性的に安定的に固定されることとなる。
本発明は、前記実施の形態で示したものに限定されるものでは決してなく、「特許請求の範囲」の記載内で種々の設計変更が可能であることはいうまでもない。その一例を挙げれば次のようである。
(1) 図15〜16、図17〜18は、本発明に係る樹脂線材1の他の態様をその使用状態で示すものであり、前記と同様に構成された支持片9の両側に突設した化粧側片12,12の先端に、リム3の両側面10,11にその周方向に連続して設けられた係合溝43,43に嵌合し得る係合嵌合部45,45を設けた構成を有している。
このように構成することにより、前記支持片9をリム3の内周面4に押し当てることによって化粧側片12,12間にリムの内面側5を嵌め入れる際、前記係合嵌合部45,45が前記係合溝43,43に嵌まり合った状態となるため、両化粧側片12,12がリム3の両側面10,11に密接に被った状態がより確実に保持されることになる。又、係合嵌合部45を係合溝43に嵌め入れるために、リム3の内面側5に対する樹脂線材1の装着を確実に行うことができる。
(2) 図19は、樹脂線材1のその他の態様をその使用状態で示すものであり、支持片9の両側に突設した化粧側片12,12の先端縁46,46が、その長さ方向で見て、波形に形成されている。このように構成した場合は、図20に示すように、リム3の側面10,11に波形模様の装飾を施すことができる。又図21〜22に示すように、三角形状部や台形状部等の所要形状部が連続するように、化粧側片12の幅を、その長さ方向に各種に変化させることができる。なお、例えば図23に示すように、化粧側片12,12の一方に関してのみ、その先端縁46が波形等に形成される場合もある。
更に、このように化粧側片12,12の幅を変化させる場合、例えば図24に示すように、両化粧側片12,12についてその幅の変化状態を異ならせることもある。かかる構成を有する樹脂線材1は、例えば図20や、図25に示すように、何れの化粧側片をリムの正面側に配置させるかによって、眼鏡デザインを異ならせることができる。
(3) 又図26〜27は、本発明に係る樹脂線材1のその他の態様を使用状態で示すものであり、支持片9の両側に突設された化粧側片12,12が、リム3の両側面10,11の全体に被る場合を示すものである。このように構成した場合は、正面視でリム3が露出しないために、前記化粧側片12がレンズ2の縁取りのように見え、あたかも、縁無し眼鏡を着用しているかのような印象を与えることもできる。
なお本実施の形態においては、図27〜28に示すように、上下のジョイント片19,20の前側部位において、ビス23の締め付けによって両ジョイント片19,20を連結できるように構成されると共に、両ジョイント片19,20の後端部分47にテンプル31が開閉可能に連結されている。
(4) 又図29に示す樹脂線材1は、支持片9の両側に突設された化粧側片12,12を、リム3の両側面10,11及びリム3の外周面49の縁側50にも被るように構成した場合を示すものである。
(5) 樹脂線材1をリムの内面側に装着する場合、樹脂線材1の両端の接合部分51は、必ずしも図4に示すように、リムの接合側52に合致させたり、或いは、リム相互を連結するブリッジ側53に合致させる必要はない。
(6) 図30〜31は、リム3の内周面4の全体にレンズ2を密着させることなく、リム3の一部分において空間部55を形成した場合を示すものである。この場合、図30に示すように樹脂線材1をリム3の内周面4の全周に亘って装着することの他、図31に示すよう、レンズ3の周縁部41とリム3との接触部分56においてだけ樹脂線材1を装着する場合もある。
(7) 図32〜33に示すように、ヨロイ25の前側屈曲片26を、リムの上下の端部分に固定されたジョイント片の何れか一方にロウ付けする場合、ヨロイ25の前側屈曲片26がリムの側面の全体に被る場合は、樹脂線材1をリムに装着する際に、該ヨロイの前端部分57を避けるように化粧側片12の一部を切除58しておく。
(8) 樹脂線材の全体や一部分を、艶消しされた透明状態に形成することもある。
本発明に係る樹脂線材を示す部分斜視図である。 本発明に係る樹脂線材を示す部分斜視図である。 本発明に係る眼鏡を示す斜視図である。 その部分正面図である。 リムに樹脂線材を装着する工程を説明する断面図である。 リムに樹脂線材を装着した状態を示す断面図である。 樹脂線材を介してレンズをリムに抱持させた状態を示す断面図である。 リムと樹脂線材とレンズを分解して示す斜視図である。 リムの上下の端部に設けられた上下のジョイント片をビスで連結した状態を示す断面図である。 樹脂線材の一端をリムに位置合わせする作業工程を説明する斜視図である。 樹脂線材を順次リムに装着する工程を説明する説明図である。 樹脂線材がリムに装着された状態を示す部分斜視図である。 樹脂線材が装着されたリムとレンズを示す斜視図である。 レンズの縁部を、リムに装着された樹脂線材の支持溝に嵌め入れた状態を示す斜視図である。 樹脂線材の他の態様を、これが装着されるリムと共に示す部分斜視図である。 その樹脂線材をリムに装着する工程を説明する部分斜視図である。 樹脂線材のその他の態様を、これが装着されるリムと共に示す部分斜視図である。 その樹脂線材をリムに装着する工程を示す部分斜視図である。 樹脂線材のその他の態様をこれが装着されるリムと共に示す斜視図である。 図19に示す樹脂線材をリムに装着して構成された眼鏡を示す一部断面斜視図である。 樹脂線材のその他の態様を示す部分斜視図である。 樹脂線材のその他の態様を示す部分斜視図である。 樹脂線材のその他の態様を示す部分斜視図である。 樹脂線材のその他の態様を示す部分斜視図である。 図21に示す樹脂線材をリムに装着して構成された眼鏡を示す一部断面斜視図である。 樹脂線材のその他の態様を、リムに装着された状態で示す断面図である。 その樹脂線材を用いて構成された眼鏡を示す部分斜視図である。 その部分正面図である。 樹脂線材のその他の態様をリムに装着された状態で示す断面図である。 樹脂線材が装着されたリムにレンズを装着した他の態様を示す正面図である。 樹脂線材が装着されたリムにレンズを装着した他の態様を示す正面図である。 化粧側片の一部が切除された樹脂線材を示す部分斜視図である。 その樹脂線材をリムに装着した状態を示す部分正面部である。 ヨロイを具える従来眼鏡を示す部分斜視図である。 リムの上下端のジョイント片をビスの締め付けにより一体化した状態を示す断面図である。 リムによるレンズの従来の抱持構造を説明する断面図である。 リムの環状溝にライニング部が設けられた従来のレンズ装嵌機構を説明する断面図である。 そのライニング部を弾性変形させてレンズをリムに嵌め込んだ状態を示す断面図である。 そのライニング部の不適切な弾性変形状態を示す断面図である。 環状溝の底部に蟻溝が設けられたリムに弾性パッキングを装着した従来のレンズ保持構造を説明する断面図である。 その斜視図である。
符号の説明
1 樹脂線材
2 レンズ
3 リム
6 環状溝
7 支持溝
9 支持片
10 リムの側面
11 リムの側面
12 化粧側片
14 眼鏡枠
15 眼鏡
43 係合溝
45 係合嵌合部

Claims (13)

  1. レンズを抱持するリムの内周面に設けられた環状溝を密着状態に覆い且つ該環状溝と略同一形状の支持溝が内面側に設けられてなる支持片の両側に、該リムの両側面に被る化粧側片を突設したことを特徴とする眼鏡におけるリム用の可撓性樹脂線材。
  2. 前記両化粧側片の先端部分に、前記リムの両側面に周方向に連続する如く設けられた係合溝に嵌入し得る係合嵌合部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の眼鏡におけるリム用の可撓性樹脂線材。
  3. 前記化粧側片は、前記リムの側面の1/3〜1/2幅部分に被ることを特徴とする請求項1記載の眼鏡におけるリム用の可撓性樹脂線材。
  4. 前記化粧側片は、前記リムの側面の全体に被ることを特徴とする請求項1記載の眼鏡におけるリム用の可撓性樹脂線材。
  5. 前記化粧側片は、その長さ方向で見て、その幅が不均一に形成されていることを特徴とする請求項1記載の眼鏡におけるリム用の可撓性樹脂線材。
  6. 前記両化粧側片は、その長さ方向で見て、その幅が不均一に形成されており、両化粧側片について、その幅の不均一状態が異なることを特徴とする請求項1記載の眼鏡におけるリム用の可撓性樹脂線材。
  7. 前記化粧側片の先端縁は、その長さ方向で見て、波線状に形成されていることを特徴とする請求項1記載の眼鏡におけるリム用の可撓性樹脂線材。
  8. 環状に湾曲癖が付けられていることを特徴とする請求項1記載の眼鏡におけるリム用の可撓性樹脂線材。
  9. 全体が1色又は多色に着色されていることを特徴とする請求項1記載の眼鏡におけるリム用の可撓性樹脂線材。
  10. レンズを抱持するリムの内面側に請求項1〜9のいずれかに記載の眼鏡におけるリム用の可撓性樹脂線材が装着された眼鏡であって、該可撓性樹脂線材の前記支持片が前記環状溝を密着状態に覆うと共に、前記両化粧側片が前記リムの両側面に被った状態にあることを特徴とする眼鏡。
  11. レンズを抱持するリムの内面側に請求項1〜9のいずれかに記載の眼鏡におけるリム用の可撓性樹脂線材が装着された眼鏡であって、該可撓性樹脂線材の前記支持片が前記環状溝を密着状態に覆うと共に、前記両化粧側片が前記リムの両側面に弾性的に密着状態に被った状態にあることを特徴とする眼鏡。
  12. レンズを抱持するリムの内面側に請求項1〜9のいずれかに記載の眼鏡におけるリム用の可撓性樹脂線材が装着され、該可撓性樹脂線材の前記支持片が前記環状溝を密着状態に覆うと共に、前記両化粧側片が前記リムの両側面に被った状態にある眼鏡を製造するに際して、前記樹脂線材は、リムの湾曲よりも若干大き目の環状に湾曲癖が付けられたものとしておき、前記支持片を前記環状溝を被うように位置合わせをして後、この状態で前記支持片をリムの内周面に押し当て、両化粧側片間にリムの前記内面側を嵌め入れることを特徴とする眼鏡の製造方法。
  13. レンズを抱持するリムの内面側に請求項1〜9のいずれかに記載の眼鏡におけるリム用の可撓性樹脂線材が装着され、該可撓性樹脂線材の前記支持片が前記環状溝を密着状態に覆うと共に、前記両化粧側片が前記リムの両側面に被った状態にある眼鏡を製造するに際して、前記樹脂線材は、リムの湾曲よりも若干大き目の環状に湾曲癖が付けられたものとしておき、前記支持片を前記環状溝を被うように位置合わせをして後、この状態で前記支持片をリムの内周面に押し当て、両化粧側片を弾性的に拡開させてその間にリムの前記内面側を嵌め入れ、該両化粧側片がリムの両側面に密接に被った状態とすることを特徴とする眼鏡の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101816908B1 (ko) 2016-03-22 2018-01-09 주식회사 이노 (Inno) 개량된 렌즈 조립구조를 갖는 금속테 안경

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