JP4095854B2 - フード付き眼鏡 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本願発明は、フード付き眼鏡に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、フード付き眼鏡は、花粉症対策、防塵対策、ウインタースポーツ等のスポーツ時の目の保護に主として使用されている。
このフード付き眼鏡におけるフードの目的は、顔面と眼鏡との間から塵や花粉等が侵入することを防ぐことにあり、従来より種々の形式のものが提案されている。例えば、フードを硬質素材によって形成し、フレームと一体に設けるものが知られている。さらに、この硬質のフードの内側に出没可能なカバーを設けたものも提案されている(実開平7−27530)。ところが、この硬質素材によるフードは、顔面との密着感に乏しく、また、顔面をフードによって傷つけるおそれもある。また、フードが着脱式となっていないため、フードが不要な場合には、フードが邪魔になってしまう。軟質のフードを備え、フードを着脱式としたものとしては、実用新案登録第3020847が提案されているが、フードをフレームに被せるようにして取り付けるため、フレームがフードによって覆い隠されものとなり、外観上、通常の眼鏡やサングラスとはかけ離れたものとなってしまう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本願発明は、フードと顔面との間の隙間を極力少なくすることができる着脱可能な軟質のフードを備えると共に、フードを装着した場合にあっても、フレームの正面は通常の眼鏡やサングラスと殆ど変わらない外観を呈することができ、自然な外観を備えたフード付き眼鏡を提供せんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで本願発明は、フレーム1とフレーム1左右両端に接続されたテンプル13とフレーム1に支持されたレンズ2を有する眼鏡本体と、この眼鏡本体の後方側に設けられたフード4とを備えたフード付き眼鏡において、このフード4が筒状をなすと共に、フレーム1よりも柔軟性の高い素材により形成されたものであり、フレーム1のレンズ支持部11の真後ろにフード支持部3が設けられ、筒状をなすフード4の前端部には、上記のフード支持部3に複数の係合用突起44同士がフード4の内周に沿って間隔をあけ且つ径内方向に向けて突出して設けられ、上記のフード4が環状に形成されたものであり、フレーム1のレンズ支持部11は、左右の各レンズ2の全周を環状に支持するものであり、このフード支持部3は、レンズ支持部11と同一の形の環状をなし、環状のフード支持部(3)の周方向について間隔をあけて設けられた複数のスペーサ31によってレンズ支持部11に接続固定されており、これらのスペーサ31間の空間が受容部32となり、この受容部32に上記のフード4の係合用突起44が嵌入され、フード4の前端部にフード支持部3の外周面を嵌め合わせると共に、上記の受容部32に係合用突起44を係合させることにより、フレームにフードを取り付けたものであり、眼鏡の左右方向についてテンプルの内側にフードの各部が配置されたものであことを特徴とする眼鏡を提供する。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本願発明の実施の形態を説明する。
図1は、本願発明の実施の形態に係るフード付き眼鏡の斜視図であり、図2は同眼鏡のフレームの平面図であり、図3は同フレームの要部斜視図であり、図4は同眼鏡のフードの斜視図であり、図5は同眼鏡の要部斜視図である。
【0006】
このフード付き眼鏡は、フレーム1に支持されたレンズ2、2有する眼鏡本体と、この眼鏡本体の後方側に設けられたフード4とを備える。
この実施の形態では、フレームは、メタルフレームを採用したもので、左右一対のレンズ2、2を夫々支持するレンズ支持部11、11を備える。この左右のレンズ支持部11、11は、互いにブリッジ12にて接続され、また、左右両端には、必要に応じてヒンジを介して、テンプル13が接続されている。
【0007】
各レンズ支持部11は、各レンズ2の全周を環状に支持するものであり、その後方(顔面に近づく方向)にフード支持部3が設けられている。このフード支持部3は、レンズ支持部11と同一の形の環状をなし、複数のスペーサ31によってレンズ支持部11に接続固定されている。スペーサ31は、フード支持部3とレンズ支持部11との間隔を所定の間隔(例えば0.5mmから2mm)に保って、両者を固定するもので、環状のフード支持部3の周方向に複数箇所設けられている。このスペーサ31は、フード支持部3とレンズ支持部11との何れか一方と一体に形成して他方に接着するようにしてもよく、3者31、3、11を全て別体に形成してもよく、全てを一体に形成してもよい。そして、これらのスペーサ31、31間の空間が受容部32となり、この受容部32に、後述するフード4の係合用突起44が嵌入される。
【0008】
フード4は、透明又は不透明の合成樹脂により形成され、フード支持部3と略同じ形状の前端部41を備えた筒状をなす。フード4は、後方側へ長く伸ばされた長側部42と、比較的短く後方の伸ばされた短側面43とを備える。長側部42は右目の場合には右端に配位され、左目の場合には左端に配位され、顔面の左右側部にうまく沿うようになされている。他方、短側面43は、鼻付近にうまく沿うようになされている。両側面42、43間の部位も、顔面の形状にうまく沿うように、所定の長さに設定されている。
【0009】
このフード4の前端部41には、上記のフード支持部3に嵌合する係合部として、係合用突起44が設けられている。より詳しくは、フード4の前端部41はフード支持部3の外周面と略同じ大きさの内周面を備え、この内周面から径内方向に向けて係合用突起44が径内方向に向けて突出して設けられている。この係合用突起44は、複数が所定間隔を隔てて設けられており、フード4を変形させて、上記の複数の受容部32に嵌入して嵌め合わされる。
このフード4は、フレームよりも柔軟性の高い素材(例えば軟質合成樹脂や中硬質合成樹脂)により形成され、特に、上記の嵌入時の変形が可能な程度の柔軟性を備える。
【0010】
このフード4を取り付けた状態を図5に示す。取付に際しては、フード4を変形させつつ、その前端部41にフード支持部3の外周面を嵌め合わせる。これにより、環状をなすフード4の弾性によって、全体がフード支持部3に支持される。これと共に、受容部32に係合用突起44を係合させることにより、フレームにフードが確実に取り付けられる。そして、図5から明らかなように、フード4の前端部41は、レンズ支持部11から前方には突出しておらず、通常の眼鏡に近い外観を示す。しかも、フード4は、フード支持部3と略同じ形状の前端部41を備えた筒状をなすため、目の周囲がフードによって覆われ、外部から花粉や塵が入ってくるのを確実に防ぐことができる。フード4を取り外す場合には、フードを変形させつつ、引き抜くことにより取り外すことができる。
【0011】
以上の実施の形態の他、本願発明は種々変更して実施し得る。例えば、この例では、スペーサ31は、フード支持部3やレンズ支持部11の線材と同じ太さのものを採用しているが、平板状のものとして、周方向にも適宜長さを備えたものとしてもよい。係合用突起44は、受容部32と同じ周方向長さを備えたものであってもよいが、これより短いものであってもよい。受容部32の数と係合用突起44とは一致してもよく、一致しなくてもよい。1つの受容部32に、複数の短い係合用突起44を嵌合させてもよい。逆に、ある受容部32については、係合用突起44が嵌め合わされず、他の受容部32についてのみ係合用突起44が嵌め合わされるといった構造としてもよい。また、係合用突起44の先端側に抜け止め用の小突起を設けるようにしてもよい。さらに、フード支持部3に突起を設け、フード4側に受容部を設けるようにしてもよい。但し、外観を考慮すると、フード4側に係合用突起44を設ける方が有利である。フレームは、メタルフレームを例に挙げたが、合成樹脂製のフレームを用いてもよく、サングラスとして実施してもよい。
【0012】
【発明の効果】
本願発明は、フードと顔面との間の隙間を極力少なくすることができる着脱可能な軟質のフードを備えると共に、フードを装着した場合にあっても、フレームの正面は通常の眼鏡やサングラスと殆ど変わらない外観を呈することができ、自然な外観を備えたフード付き眼鏡を提供することができたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願発明の実施の形態に係るフード付き眼鏡の斜視図である。
【図2】 同眼鏡のフレームの平面図である。
【図3】 同フレームの要部斜視図である。
【図4】 同眼鏡のフードの斜視図である。
【図5】 同眼鏡の要部斜視図である。
【符号の説明】
1 フレーム
2 レンズ
3 フード支持部
4 フード
11 レンズ支持部
32 受容部
44 係合用突起
Claims (1)
- フレーム(1)とフレーム(1)左右両端に接続されたテンプル(13)とフレーム(1)に支持されたレンズ(2)とを有する眼鏡本体と、この眼鏡本体の後方側に設けられたフード(4)とを備えたフード付き眼鏡において、
このフード(4)が筒状をなすと共に、フレーム(1)よりも柔軟性の高い素材により形成されたものであり、
フレーム(1)のレンズ支持部(11)の真後ろにフード支持部(3)が設けられ、
筒状をなすフード(4)の前端部には、上記のフード支持部(3)に嵌合する複数の係合用突起(44)同士がフード(4)の内周に沿って間隔をあけ且つ径内方向に向けて突出して設けられ、
上記のフード(4)が環状に形成されたものであり、
フレーム(1)のレンズ支持部(11)は、左右の各レンズ(2)の全周を環状に支持するものであり、
このフード支持部(3)は、レンズ支持部(11)と同一の形の環状をなし、環状のフード支持部(3)の周方向について間隔をあけて設けられた複数のスペーサ(31)によってレンズ支持部(11)に接続固定されており、これらのスペーサ(31)間の空間が受容部(32)となり、この受容部(32)に上記のフード(4)の係合用突起(44)が嵌入され、
フード(4)の前端部にフード支持部(3)の外周面を嵌め合わせると共に、上記の受容部(32)に係合用突起(44)を係合させることにより、フレームにフードを取り付けたものであり、眼鏡の左右方向についてテンプルの内側にフードの各部が配置されたものであることを特徴とする眼鏡。
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