JP3689223B2 - 数値制御装置における基板取り付け構造 - Google Patents

数値制御装置における基板取り付け構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、数値制御装置における基板取り付け構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
基板取り付け部材の内側にステーを一体成形し、このステーを介して基板取り付け部材の内側に基板を立設するようにした数値制御装置における基板取り付け構造が公知である。図3および図4に従来の基板取り付け構造の例を示す。図3(a)および図4(a)はステー101および基板102の要部を基板102の法線方向で割って示す断面図、また、図3(b)および図4(b)はステー101および基板102の要部を基板102の法線方向から見て示す側面図である。
【0003】
図3および図4において、符号100は数値制御装置の筐体の前カバーを兼ねる合成樹脂製の基板取り付け部材であり、その裏面100aには、基板102を取り付けるためのステー101が一体成形によって立設されている。ステー101の中央部にはリベット103やビス104を通すための貫通孔101aが穿設され、電気部品を実装した基板102は、図3に示すようにリベット103を介してステー101に固着されるか、または、ビス104およびナット105を介してステー101に着脱可能に装着されるようになっている。
【0004】
図3および図4に示すいずれの基板取り付け構造においても、基板102をステー101に取り付けるためには、ステー101の貫通孔101aと基板102の貫通孔102aの位置を合わせてリベット103やビス104を通し、更に、リベット103の先端を潰したりビス104にナット105を螺合させて基板102を固定する必要があり、組み立て作業が面倒であった。
【0005】
また、組み立て作業が複雑であるため、機械を利用した自動組み立て作業が困難であり、これを達成するためには高価な自動組み立て機械が必要となる欠点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、前記従来技術の欠点を解消し、組み立て作業が簡単で、機械を利用した自動組み立て作業も容易に達成することのできる数値制御装置における基板取り付け構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、基板の表裏側面を挟むようにして支持する一対の側面支持部を備えたステーを、合成樹脂製の数値制御装置の基板取り付け部材と一体成形して該基板取り付け部材の内側に2つ以上立設し、各々のステーにおける一方の側面支持部の中央部にスリットを設けて舌片を形成し、該舌片の先端部内側に係合突起を一体成形すると共に、該ステーに装着する基板の側には、前記係合突起に嵌合する孔を穿設したことを特徴とする構成により前記課題を達成した。舌片の先端部内側に成形する係合突起には、先端に向けて高さの減少するテーパ面を形成したり丸み付け等を施すことが望ましい。
【0008】
また、前記ステーの内の2つに、基板の縁を支持する端面支持部を一体的に成形し、該2つのステーを装着対象となる基板の幅に合わせて前記基板取り付け部材の内側に対向配備することにより、基板を正確に位置決めして強固に支持できるようにした。
【0009】
更に、各々のステーにおける他方の側面支持部の中央部に、前記係合突起の位置に合わせて貫通孔もしくは切欠を形成することにより、基板取り付け部材から基板を容易に取り外せるようにした。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態の幾つかについて詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態の基板取り付け構造を示すもので、図1(d)は合成樹脂製の基板取り付け部材1を示す正面図、図1(c)はその左側面図であり、図1(e)は基板取り付け部材1に基板2を取り付けた状態を示す右側面図である。また、図1(b)は基板取り付け部材1に取り付ける基板2の要部を図1(c)の方向性に対応させて示す図であり、図1(a)は基板取り付け部材1の裏面に立設されたステー3の要部を図1(e)の矢視A−Aに沿って示す断面図である。
【0014】
基板取り付け部材1は数値制御装置の筐体の前カバーを兼ねるもので、その裏面1aには、図1(c)および図1(e)に示されるように、基板2の幅に合わせてステー3,4が対向して立設されている。ステー3,4は基板取り付け部材1と一体成形された合成樹脂の部材である。
【0015】
ステー3は、図1(c)および図1(e)に示すように、基板2の表裏を挟むようにして支える側面支持部3a,3bと基板2の縁を支持する端面支持部3cとによって一体に形成され、更に、側面支持部3bの中央部には蹄鉄型のスリット5を設けて形成した舌片6が設けられている。舌片6の先端部の内側には、先端にテーパ面を形成した係合突起7が突出して設けられ、基板2の装着時において該基板2側の孔8に突入して係合するようになっている。
【0016】
なお、スリット5の形状はU字型やV字型またはコ字型等であってもよい。また、このU字型等のスリット5の向きは図で示す向きとは逆向き(係合突起7が基板取り付け部材1側になる向き)にしてもよい。要するに、その内側に舌片6を形成し、これを合成樹脂の弾性によって図1(c)および図1(e)の紙面前後方向に片持梁のようにして撓ませられる構造であればよい。
【0017】
一方、ステー3における他方の側面支持部3aには、前記舌片6の係合突起7の位置に対応して矩形状の切欠3dが形成され、側面支持部3aの側からドライバやポンチ等の先端を突入させて係合突起7を押圧することにより、舌片6を図1(a)における時計方向に片持梁状に撓ませ、係合突起7を基板2の孔8から離脱させられるようになっている。なお、側面支持部3aを基板取り付け部材1の裏面1aまで一体的に形成して係合突起7の対応位置に切欠3dに代わる貫通孔を設けるような構成でも構わない。
【0018】
ステー3に対向して立設されたステー4の構造も前述のステー3と同様であり、基板2の表裏を挟むようにして支える側面支持部4a,4bと基板2の縁を支持する端面支持部4cとを有し、更に、側面支持部4bの中央部にはスリット9を設けて形成した舌片10が設けられ、その先端部の内側には係合突起11が突出して設けられ、この係合突起11が基板2の装着時において該基板2側の孔12に突入して係合するようになっている。また、側面支持部4aの側には切欠4dが設けられている。
【0019】
ステー13は、基板取り付け部材1の裏面1a上に一体に形成された補助ステーであり、前述したステー3,4とは相違し、図1(d)および図1(e)に示すように、基板2の片面を支える側面支持部13bだけで構成される。側面支持部13bの中央部にはスリット14を設けて形成した舌片15が設けられ、更に、舌片15の先端部の内側には、先端にテーパ面を形成した係合突起16が突出して設けられ、この係合突起16が、基板2の装着時において該基板2側の孔17に突入して係合するようになっている。なお、13dはステー13の立設強度を確保するための背面リブである。
【0020】
また、補強用リブ18は基板取り付け部材1の裏面1a上に、基板2を挟んでステー13に対向するかたちで、基板2の取り付け位置に沿って基板取り付け部材1に一体的に設けられており、基板2の側端部を支えて該基板2の取り付け精度を確保すると共に、基板2に反りや変形が生じるのを防止している。補強用リブ18の先端部には、図1(a)に示すようなテーパ面が形成され、基板2の差し込み作業が円滑に行えるようになっている。
【0021】
なお、基板2上の19,20は外部接続用のコネクタ,スイッチ,液晶表示板等であり、基板2を基板取り付け部材1に取り付けた状態で、基板取り付け部材1の矩形状の孔21,22から基板取り付け部材1の外側、つまり、数値制御装置の筐体のカバーの外側に露出するようになっている。
【0022】
基板2を基板取り付け部材1に取り付ける際には、該基板2の角をステー3の側面支持部3a,3bおよび端面支持部3cとステー4の側面支持部4a,4bおよび端面支持部4cの内側でガイドしながら基板取り付け部材1の裏面側から基板2を押し込むだけでよく、基板2の側端部に摺接する係合突起7,11,16のテーパ面の楔効果により、自動的に係合突起7,11,16が基板2の表面に沿って持ち上げられ、舌片6,10,15が片持梁状に弾性変形して係合突起7,11,16が基板2の進路から退避する。そして、基板2がステー3,4,13の基部にまで完全に突入した段階で舌片6,10,15が弾性復帰し、係合突起7,11,16が前述の孔8,12,17に突入して基板2がステー3,4,13によってロックされる。
【0023】
基板取り付け部材1に対する基板2の上下方向の位置決めはステー3の端面支持部3cの内側とステー4の端面支持部4cの内側とによって行われ、基板取り付け部材1に対する基板2の厚み方向の位置決めは、ステー3の側面支持部3a,3bおよびステー4の側面支持部4a,4bとステー13の側面支持部13bならびに補強用リブ18によって行われる。
【0024】
筐体のカバーを兼ねる基板取り付け部材1は、ステー3,4,13および補強用リブ18を含めて合成樹脂の一体成形によって形成されているので製造コストが安く、また、ステー3,4,13はこれと一体に形成された舌片6,10,15の係合突起7,11,16によって基板2を固定するようにしているので、ビスやリベット等の固定手段を必要としない。
【0025】
しかも、基板2を押し込むだけで極めて容易に基板2を基板取り付け部材1に固定することができるため、手作業による組み立て作業も容易であり、また、ビスやリベット等を必要としない単純な押し込み作業で組み立てが完了するため、機械を利用して組み立て作業の自動化を図るのも容易である。
【0026】
なお、基板2と数値制御装置本体との配線は、基板2の側端部に固設されたコネクタ23と数値制御装置の内側に固設されたコネクタとの接続により、筐体のカバーを兼ねる基板取り付け部材1を数値制御装置に取り付けた段階で、自動的に行われる。
【0027】
また、メンテナンス作業等において基板取り付け部材1から基板2を取り外す必要が生じた場合には、前述したように、ステー3,4の切欠3d,4dの側からドライバやポンチ等の先端を孔8,12に突入させて係合突起7,11を押圧し、係合突起7,11を基板2の孔8,12から離脱させると共に、基板2の裏側から孔17にドライバやポンチ等の先端を突入させて係合突起16を孔17から離脱させ、基板2を引き抜くことによって行う。
【0028】
無論、この3つの作業を一人で同時に行うことはできないが、基板取り付け部材1やステー3,4,13は或る程度は弾性変形するので、実際には、基板取り付け部材1を持って基板2を図1(e)における反時計方向または時計方向に捩じるようにして、ステー3,13,4(または4,13,3)の係合突起7,16,11(または11,16,7)を1つずつ外して行くようにすればよい。
【0029】
図2は、本発明の他の一実施形態の基板取り付け構造を示すもので、図2(d)は合成樹脂製の基板取り付け部材25を示す正面図、図2(c)はその左側面図であり、図2(e)は基板取り付け部材25に基板26を取り付けた状態を示す右側面図である。また、図2(b)は基板取り付け部材25に取り付ける基板26の要部を図2(c)の方向性に対応させて示す図であり、図2(a)は基板取り付け部材26の裏面に立設されたステー27を図2(e)の矢視Bから見て示す図である。
【0030】
基板取り付け部材25は数値制御装置の筐体の前カバーを兼ねるもので、その裏面25aには、図2(c)および図2(e)に示されるように、基板26における取り付け部の幅に合わせてステー27,28が対向して立設されている。ステー27,28は基板取り付け部材25と一体成形された合成樹脂部材である。
【0031】
ステー27は、図2(c)および図2(e)に示すように、基板26の表裏を挟むようにして支える側面支持部27a,27bと基板26の縁を支持する端面支持部27cとによって一体に形成され、更に、端面支持部27cの先端部内側には係合突起29が一体的に形成され、基板26の装着時において該基板26側の切欠30に突入して係合するようになっている。
【0032】
ステー27に対向して立設されたステー28の構造も前述のステー27と同様であり、基板26の表裏を挟むようにして支える側面支持部28a,28bと基板26の縁を支持する端面支持部28cとを有し、更に、端面支持部28cの先端部内側には係合突起31が一体的に形成され、この係合突起31が基板26の装着時において該基板26側の切欠32に突入して係合するようになっている。
【0033】
また、補強用リブ33は基板取り付け部材25の裏面25a上に基板26の取り付け位置に沿って一体的に設けられた蹄鉄型の突起であり、基板26の切欠34に係合する中央部33aと、その両側に形成されて切欠34の縁部分を表裏から挟み込むフランジ部33b,33cとを備え、基板26の取り付け精度を確保すると共に、基板26に反りや変形が生じるのを防止している。無論、補強用リブ33の断面の形状は蹄鉄型の他、U字型やV字型または矩形状等であってもよい。
【0034】
なお、基板26上の19,20は外部接続用のコネクタ,スイッチ,液晶表示板等であり、基板26を基板取り付け部材25に取り付けた状態で、基板取り付け部材25の矩形状の孔21,22から基板取り付け部材25の外側、つまり、数値制御装置の筐体のカバーの外側に露出するようになっている。
【0035】
図2(c)および図2(e)に示されるように、ステー28の係合突起31は2次曲面状の山型に形成される一方、ステー27の係合突起29は、ほぼ完全な矩形状に形成されている。ステー27の係合突起29が矩形状に形成されているのは、基板26を取り付けた基板取り付け部材25を単体で保持したときに基板26に作用する図2(e)中時計方向の回転モーメントによって切欠30から係合突起29が外れるのを防止するためであり、また、ステー28の係合突起31が山型に形成されているのは、ステー28に基板26の下端部の角を突入させる作業を容易化するためである。
【0036】
従って、基板取り付け部材25に基板26を装着する際には、まず、基板26の上側の切欠30をステー27の係合突起29に嵌合させてから、該基板26の下端部の角をステー28の側面支持部28a,28bおよび係合突起31の内側でガイドするようにして押し込むようにする。基板26の下端部の角には丸み付け35が施されているので、基板26の下端部をステー28に押し込むだけで、基板26の丸み付け部分35と係合突起31の山型部分との摺接による押圧効果により、ステー28を容易に弾性変形させて係合突起31と切欠32とを嵌合させてロックすることができる。
【0037】
基板取り付け部材25に対する基板26の上下方向の位置決めはステー27の端面支持部27cの内側とステー28の端面支持部28cの内側とによって行われ、基板取り付け部材25に対する基板26の厚み方向の位置決めは、ステー27の側面支持部27a,27bおよびステー28の側面支持部28a,28bと補強用リブ33のフランジ部33b,33cの内側によって行われる。
【0038】
基板取り付け部材25に対して基板26の脱着作業を繰り返し行った場合には、ステー28に或る程度の塑性変形が生じ、ステー27の端面支持部27cとステー28の端面支持部28cとの間の距離が基板26における取り付け部の幅に比べて多少大きくなる場合があるが、基板26の中央部に設けられた切欠34と基板取り付け部材25の補強用リブ33の中央部33aとの嵌合により、基板取り付け部材25に対する基板26の上下方向の位置決め精度が保証される。
【0039】
筐体のカバーを兼ねる基板取り付け部材25は、ステー27,28および補強用リブ33を含めて合成樹脂の一体成形によって形成されているので製造コストが安く、また、ステー27,28はこれと一体に形成された係合突起29,31によって基板26を固定するようにしているので、ビスやリベット等の固定手段を必要としない。
【0040】
しかも、基板26を押し込むだけで極めて容易に基板26を基板取り付け部材25に固定することができるため、手作業による組み立て作業も容易であり、また、ビスやリベット等を必要としない単純な押し込み作業で組み立てが完了するため、機械を利用して組み立て作業の自動化を図るのも容易である。
【0041】
図1に示した実施形態の場合と同様、基板26と数値制御装置本体との配線は、基板26の側端部に固設されたコネクタ23と数値制御装置の内側に固設されたコネクタとの接続により、筐体のカバーを兼ねる基板取り付け部材25を数値制御装置に取り付けた段階で、自動的に行われる。
【0042】
また、メンテナンス作業等において基板取り付け部材25から基板26を取り外す必要が生じた場合には、ステー27の係合突起29を基板26の切欠30に係合させたまま、基板取り付け部材25を持ってステー28を指先で僅かに外側に弾性変形させ、基板26を図2(e)における反時計方向に捩じるようにしてステー28の係合突起31から基板26の切欠32を離脱させるようにすればよい。
【0043】
以上、2つの実施形態について説明したが、図2で示した実施形態では基板26を幅方向から挟み込むようなかたちで係合突起29,31を基板26側の切欠30,32に突入させるようにしているため、基板26の取り付け部の幅に合わせてステー27,28を立設することが構成上の必須の要件となるが、図1で示した実施形態では基板2の孔8,12,17に基板2の厚み方向から係合突起7,11,16を突入させるように構成しているため、必ずしも、ステー3,4の端面支持部3c,4cで基板2を幅方向に押さえ込むことが構成上の必須要件とはならない。
【0044】
つまり、ステー3,4から端面支持部3c,4cを取り除き、ステー3,4を基板2の幅方向の端部ではなく、適当な中間位置に立設することも可能である。当然、この場合にはステー3,4の側面支持部3a,4aを基板取り付け部材1の裏面1aまで一体的に形成し、係合突起7,11の対応位置に切欠3d,4dに代わる貫通孔を設ける必要がある。基板取り付け部材1に対する基板2の上下方向の位置決め精度に構造上の問題が生じるが、この点に関しては、図2に示されるような切欠34および補強用リブ33を基板2および基板取り付け部材1に配備することによって解消され得る。
【0045】
また、ステー3の側面支持部3aと3bおよびステー4の側面支持部4aと4bを連絡する端面支持部3c,4cがなくなってステー3,4の立設強度が低下するため、側面支持部3a,3b,4a,4bの各々の裏面にステー13の背面リブ13dに相当する背面リブ等を設けることが望ましい。
【0046】
【発明の効果】
本発明の基板取り付け構造は、基板取り付け部材に基板を装着するためのステーを合成樹脂製の基板取り付け部材に一体成形して立設すると共に、ステーの側に設けた係合突起と基板の側に設けた孔や切欠との嵌合によって基板を基板取り付け部材に固定するようにしているので、基板の取り付けに際してリベットやビス等の固定手段を必要とせず、組み立て作業が簡単であって、機械を利用した自動組み立て作業も容易に達成することができ、部品点数も削減されるため、数値制御装置全体の製造コストも軽減化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態の基板取り付け構造を示す図である。
【図2】 本発明の他の一実施形態の基板取り付け構造を示す図である。
【図3】 従来の基板取り付け構造の一例を示す図である。
【図4】 従来の基板取り付け構造の他の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 基板取り付け部材
1a 裏面
2 基板
3 ステー
3a 側面支持
3b 側面支持
3c 端面支持部
3d 切欠
4 ステー
4a 側面支持
4b 側面支持
4c 端面支持部
4d 切欠
5 スリット
6 舌片
7 係合突起
8 孔
9 スリット
10 舌片
11 係合突起
12 孔
13 ステー
13b 側面支持
13d 背面リブ
14 スリット
15 舌片
16 係合突起
17 孔
18 補強用リブ
19 コネクタ,スイッチ,液晶表示板等
20 コネクタ,スイッチ,液晶表示板等
21 孔
22 孔
23 コネクタ
25 基板取り付け部材
25a 裏面
26 基板
27 ステー
27a 側面支持部
27b 側面支持部
27c 端面支持部
28 ステー
28a 側面支持部
28b 側面支持部
28c 端面支持部
29 係合突起
30 切欠
31 係合突起
32 切欠
33 補強用リブ
33a 中央部
33b フランジ部
33c フランジ部
34 切欠
35 丸み付け
100 基板取り付け部材
100a 裏面
101 ステー
101a 貫通孔
102 基板
102a 貫通孔
103 リベット
104 ビス
105 ナット

Claims (3)

  1. 基板の表裏側面を挟むようにして支持する一対の側面支持部を備えたステーを、合成樹脂製の数値制御装置の基板取り付け部材と一体成形して該基板取り付け部材の内側に2つ以上立設し、
    各々のステーにおける一方の側面支持部の中央部にスリットを設けて舌片を形成し、該舌片の先端部内側に係合突起を一体成形し、
    該ステーに装着する基板の側に穿設された穴に前記係合突起が嵌合するようにしたことを特徴とする数値制御装置における基板取り付け構造。
  2. 前記ステーの内の2つに、基板の縁を支持する端面支持部を一体的に成形し、該2つのステーを装着対象となる基板の幅に合わせて前記基板取り付け部材の内側に対向配備したことを特徴とする請求項1記載の数値制御装置における基板取り付け構造。
  3. 各々のステーにおける他方の側面支持部の中央部に、前記係合突起の位置に合わせて貫通孔もしくは切欠を形成したことを特徴とする請求項1または請求項2記載の数値制御装置における基板取り付け構造。
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