JP3689156B2 - プリント基板の係脱装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信機器その他の電機装置の筐体内に設けるプリント配線板(この明細書においてはプリント基板という)の実装構造における係脱装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
プリント基板を電機装置に実装する構造として、例えば図6のように、基枠Aの内部両側に対向状態に設けた1対の案内レールBの案内のもとに、プリント基板Cを挿抜自在に挿入すると共に、基枠Aの底部における基枠側コネクタDにプリント基板側コネクタEを嵌合し、かつプリント基板Aの外方隅角部に挿抜専用のいわゆるカードプラFを枢着してこのカードプラFに対する操作により、プリント基板Aを挿入あるいは引き抜くようにしており、なお、振動または衝撃によりコネクタEとFとの嵌合状態が不安定になる場合があるから、プリント基板Aの外れ止めの方策として、格別な抜け止め部品GあるいはHをねじIにより基枠Aに取り付けるのが普通である。
【0003】
また図7のように、格別な抜け止め部品をねじにより取り付けることなく、カードプラFにストッパJを突設すると共に、このストッパJが基枠Aにおけるストッパ溝Kに常時係合し易い傾向のもとにカードプラFにばねLを設け、プリント基板Cの挿入状態においては、ストッパJをストッパ溝Kに係合させてプリント基板Cの脱落を防止するようにした先行技術が、特開平−177558公報により発表されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の技術における前者、即ち抜け止め部品GあるいはHをねじIにより基枠Aに取り付ける構造は、プリント基板の取り付け並びに取り外しのための作業効率が著しく低いばかりでなく、格別な抜け止め部品を必要とし、また、後者即ちストッパJ付きのカードプラFをばねLにより付勢してストッパJを基枠Aにおけるストッパ溝Kに係合させる構造は、プリント基板の取り付け並びに取り外しの作業効率は向上するが、カードプラ以外に別個のばねを必要とするほか、ばね力の劣化により機能が低下する不利がある。
【0005】
そこで本発明の目的は、抜け止め部品あるいはばね等の格別な部品を使用することなく、簡単な構成のもとに、プリント基板の挿抜並びに安定的実装が可能な係脱装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するため、プリント基板の両端隅角部に設けるカードプラを案内レールに対して直交する側方へ摺動可能に設けると共に、このカードプラには先端に掛爪がある一対の弾性腕を外側方へ延設し、これに対して基枠にはカードプラが外側方に進出した場合に掛爪が係合する外向き受部と弾性腕が係合する内向き受部とを設け、なお両弾性腕の先端付近には離脱用ノブを設けるのがよい。
【0007】
上記構成により、両カードプラを内方へ退没させた状態でプリント基板を案内レールに沿って基枠に挿入した後、両カードプラを外側方へ摺動することにより、カードプラの掛爪は基枠の受部に掛止されてプリント基板の外方への離脱が防止され、なおカードプラの両離脱用ノブを指頭により挟圧しつつカードプラを内方へ摺動することにより、掛爪が外向き受部から離脱された後、弾性腕端部は内向き受部から離脱し、プリント基板を外方へ引き抜くことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に示す実施形態について説明する。
本発明の適用対象としてのプリント基板の係脱装置としては、例えば図1のように、基枠1の内部両側に対向状態に設けた1対の案内レール2の案内のもとに、プリント基板3を挿抜自在に挿入すると共に、基枠1の底部における基枠側コネクタ4にプリント基板側コネクタ5を嵌合し、かつプリント基板3の外方隅角部に挿抜用のカードプラ6を設けてこのカードプラ6に対する操作により、プリント基板3を挿入あるいは引き抜くようにし、なお、振動または衝撃によりコネクタ4と5とが外れる場合の防止策を講じるようにした型式を採択する。
【0009】
上記型式に対する本発明の特殊構成としては、先ずカードプラ6としては、図1ないし図4に示すように、摺動方向の長孔7付きの1対の脚片8が形成されたコ字状断面の基部9と、先端に掛爪10があり基部9から外側方に互いに平行に延びる1対の弾性腕11と、弾性腕11の先端付近に外方に突出する離脱用ノブ12とを備え、このようなカードプラ6をその基部9がプリント基板3の外方隅角部に跨る状態のもとに、長孔7においてピン13により取り付けてカードプラ6が摺動により側方へ進退することができるようにする。
【0010】
基枠1には前記カードプラ6における弾性腕11の先端の挿入に適応する受孔14を穿設することにより、掛爪10との係合に適応する外向き受部15と弾性腕11の端部が係合する内向き受部16とを設ける。
【0011】
上記構成により、プリント基板3を基枠1に挿入する場合には、カードプラ6を図3のようにプリント基板3の中央方向へ後退させたままプリント基板3を矢印a方向へ挿入して基枠側コネクタ4にプリント基板側コネクタ5を嵌合した後、カードプラ6を図3の矢印bの方向に外側方へ進出することにより、両弾性腕11を自体の弾性に抗して接近した状態のもとに、図1および図2のように弾性腕11の先端を受孔14に挿入して端部を内向き受部16に係合すると同時に、掛爪10を外向き受部15に係合させ、これによりカードプラ6を後退しない状態に保持し、従ってプリント基板3は両カードプラ6の突っ張り作用により固定される。
【0012】
なお、プリント基板3を引き抜く場合には、カードプラ6における両弾性腕11を指頭により摘んで挟圧し、あるいは両離脱用ノブ12を指頭により摘んで挟圧したまま、内方へ後退させることにより、両弾性腕11は挟圧されて掛爪10が外向き受部15から外れると同時に、両弾性腕11も内向き受部16から外れるから、係合が解除された後にカードプラ6を保持してプリント基板3を引き抜けばよい。
【0013】
また図5のように、カードプラ6の脚片8に突起17を外側方向に設けると共に、これに対して基枠1には受孔を穿設して内向き受部18を設け、もって弾性腕11の先端と内向き受部16との係合による拘束以外に、突起17と内向き受部18との係合により、プリント基板3を一層確実に固定するようにするのがよい。
【0014】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、側方摺動型カードプラ6を採択し、かつカードプラ6には先端に掛爪10がある一対の弾性腕11を外側方へ延設し、このカードプラ6の外側方への進出により基枠1における外向き受部15と内向き受部16と係合させるようにしたことにより、抜け止め部品,ばね等の格別な部品を使用することなく、係脱作業の効率を向上した状態のもとに、プリント基板3の挿抜並びに安定的実装を容易に実現でき、また両弾性腕11の先端付近に離脱用ノブ12を設けることにより、作業効率を一層向上することができ、なおカードプラ6の脚片8に突起17を外側方向に設けると共に、これに対して基枠1には内向き受部18を設けたことにより、プリント基板3の一層確実な固定状態を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプリント基板の係脱装置の一実施形態を示す係合状態の縦断正面図である。
【図2】図1の係脱装置の要部を示す部分的横断平面図である。
【図3】図1の係脱装置の要部を示す係合過程の状態の縦断正面図である。
【図4】図1の係脱装置の要部を示す係合過程の状態の斜面図である。
【図5】本発明の別の実施形態の要部を示す係合状態の縦断正面図である。
【図6】従来の係脱装置を示す部分的縦断正面図である。
【図7】従来の他の係脱装置の要部を示す部分的縦断正面図である。
【符号の説明】
1 基枠
2 案内レール
3 プリント基板
6 カードプラ
7 長孔
8 脚片
9 基部
10 掛爪
11 弾性腕
12 離脱用ノブ
13 ピン
15 外向き受部
16 内向き受部
17 突起
18 内向き受部

Claims (3)

  1. 基枠(1)の内部両側に対向状態に設けた1対の案内レール(2)の案内のもとに、プリント基板(3)を挿抜自在に挿入し、かつプリント基板(3)の外方隅角部に挿抜用のカードプラ(6)を設けてこのカードプラ(6)に対する操作により、プリント基板(3)を挿入あるいは引き抜くようにした型式のプリント基板の係脱装置であって、前記カードプラ(6)として、摺動方向の長孔(7)付きの1対の脚片(8)が形成された基部(9)と、先端に掛爪(10)があり基部(9)から外側方に互いに平行に延びる1対の弾性腕(11)とを備えたカードプラ(6)を採択し、このカードプラ(6)をプリント基板(3)の外方隅角部に基部(9)における長孔(7)においてピン(13)により摺動可能に取り付けると共に、基枠(1)には前記カードプラ(6)の外側方への進出状態において、弾性腕(11)の掛爪(10)と係合する外向き受部(15)と弾性腕(11)の端部が係合する内向き受部(16)とを設けたことを特徴とするプリント基板の係脱装置。
  2. 弾性腕(11)の先端付近に外方に突出する離脱用ノブ(12)を設けた請求項1記載のプリント基板の係脱装置。
  3. カードプラ(6)の脚片(8)に突起(17)を外側方向に設けると共に、これに対して基枠(1)には内向き受部(18)を設けた請求項1または請求項2記載のプリント基板の係脱装置。
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