JP3081845B1 - 基板保持具 - Google Patents

基板保持具

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JP3081845B1
JP3081845B1 JP11250149A JP25014999A JP3081845B1 JP 3081845 B1 JP3081845 B1 JP 3081845B1 JP 11250149 A JP11250149 A JP 11250149A JP 25014999 A JP25014999 A JP 25014999A JP 3081845 B1 JP3081845 B1 JP 3081845B1
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Abstract

【要約】 【課題】取り外しが容易であると共に使用状態では容易
に外れない基板保持具を得る。 【解決手段】取付板に形成された取付孔に鉤足2,4を
挿入して立設され、立設方向から基板が挿入される溝1
2を有する基板保持具1において、鉤足2,4を取付孔
から引抜可能に逃す解放操作部18を設けた。解放操作
部18は弾性変形により鉤足2,4を取付孔から引抜可
能に逃す。また、溝12への基板の挿入により解放操作
部18の操作を規制する弾性片24を設けた。弾性片2
4は、溝12内に突出形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気機器のシャー
シや主基板等の取付板に、プリント基板等の基板を立て
て保持する基板保持具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ねじ等を使用することなく電
気機器のシャーシや主基板等の取付板に、プリント基板
等の基板を立てて保持する基板保持具が種々知られてい
る。基板保持具を取付板に取り付ける際には、取付板に
取付孔を形成し、取付孔に基板保持具の鉤足をたわませ
ながら挿入して、取付板に基板保持具を立設している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
た従来のものでは、使用中に基板保持具が取付板から容
易に外れないようにしている。そのため、基板保持具を
取付板から取り外すときには、取付板の裏側から工具な
どを使用しながら鉤足をたわませて取付孔から引き抜い
たり、引き抜き難いときには鉤足を切断したりして取り
外していた。よって、取付板からの基板保持具の取り外
しが容易でないという問題があった。
【0004】本発明の課題は、取り外しが容易な基板保
持具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる課題を達成すべ
く、本発明は課題を解決するため次の手段を取った。即
ち、取付板に形成された取付孔に鉤足を挿入して立設さ
れ、立設方向から基板が挿入される溝を有する基板保持
具において、前記鉤足を前記取付孔から引抜可能に逃す
解放操作部を設けると共に、前記溝への前記基板の挿入
により前記解放操作部の操作を規制する弾性片を設けた
ことを特徴とする基板保持具がそれである。
【0006】前記解放操作部は弾性変形により前記鉤足
を前記取付孔から引抜可能に逃す構成でもよい。また、
前記弾性片は、前記溝内に突出形成した構成としてもよ
い。あるいは、立設方向に沿った矩形孔を形成して板状
の前記解放操作部を形成した構成としてもよい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて詳細に説明する。図1に示すように、1は基板
保持具で、本実施形態では、基板保持具1は合成樹脂製
で、ほぼ四角柱状に形成されている。基板保持具1はそ
の下側に弾性を有する一対の鉤足2,4が突出されて形
成されている。
【0008】一対の鉤足2,4は、先端がそれぞれ
「レ」字状に内側に屈曲して形成されている。また、図
2に示すように、取付板6には予め一対の取付孔8,1
0が一対の鉤足2,4の間隔に対応した間隔で形成され
ている。取付板6は、電気機器のシャーシや主基板等で
ある。
【0009】取付孔8,10に鉤足2,4をその弾性に
抗してたわませながら挿入すると、鉤足2,4が弾性に
より元の形状に復帰して、鉤足2,4が一対の取付孔
8,10の間の取付板6を間に挟んで、そのままでは容
易に引き抜けないように構成されている。
【0010】基板保持具1には、その立設方向に沿っ
て、溝12が形成されており、基板保持具1の溝12は
上面1aと側面1bとに開口して形成されている。溝1
2の幅は、保持するプリント基板等の基板14を挿入で
きるように形成されている。また、基板保持具1には、
矩形孔16が形成されており、矩形孔16は立設方向と
直交して貫通形成されている。矩形孔16を形成するこ
とにより、解放操作部18が、弾性を有する板状に形成
されている。板状の解放操作部18の延長上に、一方の
鉤足2が配置されている。図3に示すように、解放操作
部18を矩形孔16に押し込むと、解放操作部18が円
弧状にたわみ、一方の鉤足2が外側に逃げるように構成
されている。
【0011】一方、溝12の底面が「コ」字状に矩形孔
16に連通して切り欠かれて弾性片24が形成されてお
り、弾性片24の先端は、溝12内に突出形成されてい
る。弾性片24は溝12内に基板14が挿入された際に
は、基板14により弾性変形されて弾性片24が矩形孔
16内に侵入し、弾性片24が解放操作部18の裏側に
当接するように構成されている。
【0012】更に、基板保持具1の上面1aには、溝1
2の延長方向に沿って、弾性を有する係合片26が設け
られている。係合片26は、基板14側に突出した係合
部26aを備えると共に、先端側にレバー部26bが形
成されている。レバー部26bを押すことにより、係合
片26は湾曲し、係合部26aが溝12の延長上から退
避できるように形成されている。一方、基板14には、
溝12に基板14を挿入した際に、係合部26aが侵入
する切欠14aが形成されている。
【0013】次に、前述した本実施形態の基板保持具1
の作動について説明する。まず、図2に示すように、取
付板6の取付孔8,10にそれぞれ鉤足2,4を挿入す
る。その際、鉤足2,4は弾性変形してたわみ、その間
隔が開いて、挿入される。そして、挿入完了後は、鉤足
2,4が元の状態に復帰して、鉤足2,4が取付板6を
抱き込むようにして立設される。
【0014】また、図5に示すように、2個の基板保持
具1をその溝12が対向するようにして取付板6に立設
する。そして、両溝12に沿って基板14を挿入する
が、基板14の角が係合部26aに当たったときには、
係合片26が湾曲して、係合部26aが外側に逃げる
(図3(イ)参照)。
【0015】よって、基板14を溝12に挿入すること
ができ、溝12内に挿入された基板14が弾性片24に
当たると、弾性片24が矩形孔16側に弾性変形する。
そして、弾性片24が解放操作部18の裏側に接触した
状態となり、解放操作部18を指の先等で湾曲させよう
としても、解放操作部18を操作することができない。
従って、基板14を溝12に挿入している使用状態で、
鉤足2,4が取付孔8,10から引抜可能に逃げること
がない。
【0016】基板14が溝12の下端に達して、挿入が
完了すると、係合片26の弾性により、切欠14aに係
合部26aが入り込む。これにより、基板14の溝12
からの脱落が防止される(図3(ロ)参照)。このと
き、コネクタ30,32等が設けられているときには、
それらも接続される。
【0017】一方、基板保持具1を取付板6から取り外
す際には、まず、係合片26のレバー部26bを外側に
押す。これにより、係合片26が湾曲して、係合部26
aが切欠14aから退避する。この状態で、基板14を
溝12に沿って引き抜く。これにより、弾性片24は矩
形孔16内から溝12内に突出した元の状態に復帰す
る。
【0018】そして、図4に示すように、解放操作部1
8を指の先等で矩形孔16内に押し込んで円弧状に湾曲
させる。解放操作部18の弾性変形により、一方の鉤足
2が外側に逃げ、一対の鉤足2,4の間隔が広がる。こ
の状態で、基板保持具1を引き上げると、鉤足2,4が
取付孔8,10から引き抜かれ、基板保持具1を取り外
すことができる。
【0019】次に、前述した実施形態と異なる第2実施
形態の基板保持具について、図6によって説明する。
尚、前述した実施形態の基板保持具1と同じ部材につい
ては同一番号を付して詳細な説明を省略する。この基板
保持具50は、溝52が前述した基板保持具1の溝12
と90度方向が異なる側面50cに、矩形孔16の貫通
方向と深さ方向とが同じ方向となるように形成されてい
る。また、係合片54も前述した係合片26と90度方
向が異なり、係合部54aとレバー部54bとが同様に
形成されている。
【0020】このような形状とすることにより、基板保
持具50を合成樹脂により形成する際、図示しない金型
の構成が単純になり、スライド型を用いなくても、上下
の2つに分割される金型により樹脂成形できる。以上本
発明はこの様な実施形態に何等限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態
様で実施し得る。
【0021】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の基板保持具
は、解放操作部により鉤足を取付孔から引抜可能に逃す
ことができるので、基板保持具を取付板から容易に取り
外すことができるという効果を奏する。
【0022】また、解放操作部が弾性変形により鉤足を
取付孔から引抜可能に逃す構成とするとこにより、基板
保持具を弾性を有する合成樹脂等により一体成形でき
る。更に、解放操作部の操作を規制する弾性片を設ける
ことにより、基板を挿入した使用状態のときに、基板保
持具が取付板から外れるのを防止することができる。こ
の弾性片を溝内に突出形成することにより、基板の溝へ
の挿入により、解放操作部の操作が規制される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としての基板保持具の断面
図である。
【図2】本実施形態の基板保持具の斜視図である。
【図3】本実施形態の基板保持具による基板の保持を示
す説明図である。
【図4】本実施形態の基板保持具を取り外す際の状態を
示す説明図である。
【図5】本実施形態の一対の基板保持具による基板の保
持状態を示す斜視図である。
【図6】第2実施形態としての基板保持具の斜視図であ
る。
【符号の説明】
1,50…基板保持具 2,4…鉤足 6…取付板 8,10…取付孔 12,52…溝 14…基板 14a…切欠 16…矩形孔 18…解放操作部 24…弾性片 26,54…係合片 26a,54a…係合部 26b,54b…レバー部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05K 7/14 F16B 5/07 F16B 17/00 F16B 19/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付板に形成された取付孔に鉤足を挿入
    して立設され、立設方向から基板が挿入される溝を有す
    る基板保持具において、 前記鉤足を前記取付孔から引抜可能に逃す解放操作部を
    設けると共に、前記溝への前記基板の挿入により前記解
    放操作部の操作を規制する弾性片を設けたことを特徴と
    する基板保持具。
  2. 【請求項2】 前記解放操作部は弾性変形により前記鉤
    足を前記取付孔から引抜可能に逃すことを特徴とする請
    求項1記載の基板保持具。
  3. 【請求項3】 前記弾性片は、前記溝内に突出形成され
    たことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の基板保
    持具。
  4. 【請求項4】 立設方向に沿った矩形孔を形成して板状
    の前記解放操作部を形成したことを特徴とする請求項1
    ないし請求項3記載の基板保持具。
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