JP3688875B2 - 吸収性製品 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば使い捨てのオシメ等に適用される尿等の液体の吸収製品の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
このような吸収製品として、例えば従来の使い捨てオシメ(襁褓)は次のように構成されている。
一般に、このような「オシメ」は使用者が装着したときに外面となる箇所には、液体不透過性のシート材が適用され、その内側には尿等の液体を吸収するための吸収材が配置され、さらにその内側で使用者の肌と接触する箇所には、液体を透過するシート材が配置されている。
【0003】
そして、一般にこのような「オシメ」は、使用者が装着したときに、使用者の股を包囲するように、シール手段を備えている。このシール手段により、尿等の液体が「オシメ」の外側に流れて、下着等を汚してしまうことを防止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このような「オシメ」では、上述のシール手段として、使用者の股に対応する領域にひとつまたは複数のフラップ部を形成して、このフラップ部により尿等が外部に漏れることを阻止しようとするものである。
しかしながら、このようなフラップは、例えばその自由端側(自由縁部)が使用者の股を包囲するようにして、しかも使用者の肌に密着して、液体が漏れ出ることをシールしようとするものであるが、完全な効果をあげることができないことが多かった。
【0005】
つまり、シールすべき全ての領域において、使用者の肌と密着しようとしても、起伏が多く柔軟な使用者の肌にフラップ部先端側(自由端側)が完全に密着することができずに、隙間から漏れてしまうことがある。
この点、フラップを所謂「立体ギャザー」として構成しても、フラップが十分な立ち姿勢を維持することができないと、上記密着状態を実現できない。
このため、特に、「オシメ」の装着時に比較的多量の排尿が一時にあると、オシメ内側の液圧もたかまり、上記わずかな隙間から、外部に漏れ出ることがある。
【0006】
本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、装着者の排出する液体等を外部に漏らすことなく、完全に内側にシールできる吸収性製品を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、請求項1の発明によれば、液体不透過性の第1のシート材と、この第1のシート材に対して組み合わされる液体透過性の第2のシート材と、前記第1のシート材と第2のシート材との間に配置された吸収部材とを備える吸収性製品において、前記第1のシート材は、前記吸収部材の側縁よりも外方向に延出した延出部を備えており、さらに、中間領域が前記第2のシート材の吸収部材側縁部に対応した箇所に固定された固定部を有する第3のシート材を備え、この第3のシート材は、その外側領域が前記第1のシート材の延出部に対して重ねて固定されることにより、第1のフラップ部を構成すると共に、内側領域が前記固定部に対応する基端側と、前記第1のフラップ部の内側に対して固定された先端側とでなる第2のフラップ部を構成し、この第2のフラップ部が前記第1のフラップ部の自由端側を上方に向かわせるように支持する構成とした、吸収性製品により、達成される。
【0010】
請求項1の構成によれば、使用者がこの吸収性製品を着用した状態において、前記第2のシート材が使用者の尿等の液体成分を内側に透過し、この液体成分は前記吸収部材に吸収され、第1のシート材の機能により外部に透過しないようになっている。フラップ部はこれらシート材の縁部に配置され、この縁部から上記尿等が漏れないようにシールする。
ここで、本発明では、上記第1及び第2のシート材の他に第3のシート材を使用する。つまり、この第3のシート材の外側領域が第1のシート材の延出部と重ねられて第1のフラップ部を形成することができる。
また、第3のシート材の中間領域は、第2のシート材との固定部を形成し、これにより製品と一体化される。そして、第3のシート材の内側領域により、第2のフラップ部が形成される。この第2のフラップ部は、先端側が第1のフラップ部に固定されることにより、この第1のフラップ部の自由端側を上方に向かわせる。これによって、第1のフラップ部は、立ち姿勢を十分に保持することができて、使用者の尿等の汚物をその液体成分を含めて、この第1のフラップ部より内側で使用者の身体の間に閉じ込める。
【0011】
請求項2の発明は、請求項1の構成において、前記第1のフラップ部の、自由端側の少なくとも使用者の肌に接触する領域には、柔軟な当て部材が配置されているように構成される。
【0012】
請求項2の構成によれば、第1のフラップ部は着用状態において、使用者の脚部の周囲に対して、前記当て部材により接触される。このため、第1のフラップ部の先端側がこの柔軟な当て部材を介して使用者の肌に密着する。
【0013】
請求項3の発明は、請求項1または2のいずれかの構成において、前記第2のフラップ部は、それぞれ各縦方向端部が外側に折り返されて、第1のフラップ部の基端部近傍に固定されている。
【0014】
請求項3の構成によれば、第2のフラップ部の各縦方向端部が第1のフラップ部の基端部近傍に固定されることにより、その間の領域では、第2のフラップ部の先端側が起立状態になり、これによって、第2のフラップ部は第1のフラップ部の起立姿勢を保持できる。
【0015】
請求項4の発明は、請求項1または2のいずれかの構成において、前記第2のフラップ部は、それぞれ各縦方向端部が内側に折り返されて、第2のシート材の上面に固定されている。
【0016】
請求項4の構成によれば、第2のフラップ部の各縦方向端部が第2のシート材の上面に固定されることにより、その間の領域では、第2のフラップ部の先端側が起立状態になり、これによって、第2のフラップ部は第1のフラップ部の起立姿勢を保持できる。
【0017】
請求項5の発明は、請求項1ないし4のいずれかの構成において、前記第2のフラップ部が、前記支持機能に対応した剛性を備える材料で形成されている。
【0018】
請求項5の構成によれば、第2のフラップ部自体が剛性を備えていることから、特別に別の部材を構成に加えることなく、支持機能を発揮することができる。
【0019】
請求項6の発明は、請求項1ないし4のいずれかの構成において、前記の第3のシート材は、その外側領域が前記第1のシート材の延出部に対して重ねて固定された箇所に関して、その先端側が前記第1のシート材の延出部よりも長く延びるように構成されている。
【0020】
請求項6の構成によれば、第3のシート材の先端側が第1のシート材よりも長く延びているので、第1のフラップ部の先端側が使用者の肌に接触する際に、この第3のシート材側を当接させることができる。
【0021】
請求項7の発明は、請求項1ないし6のいずれかの構成において、前記の第1のフラップ部の先端側には、製品の縦方向に沿って弾性部材が配置されている。
【0022】
請求項7の構成によれば、第1のフラップ部の自由側は、前記弾性部材の弾性力によって、起立するようになされるので、これにより、第1のフラップ部の起立状態をより確実にすることができる。
【0023】
請求項8の発明は、請求項1ないし7のいずれかの構成において、前記の第2のフラップ部の先端側には、製品の縦方向に沿って弾性部材が配置されている。
【0024】
請求項8の構成によれば、第2のフラップ部の先端側は、前記弾性部材の弾性力によって、起立するようになされるので、これにより、第1のフラップ部の起立状態をより確実に支持することができる。
【0025】
請求項9の発明は、請求項1ないし8のいずれかの構成において、前記第3のシート材の前記固定部が、下方に吸収部材が配置された箇所に対応した第2のシート材の上面に設けられている。
【0026】
請求項9の構成によれば、前記固定箇所を下方に吸収部材が配置された箇所に対応した第2のシート材の上面とすることによって、第1のフラップ部に対して固定されている第2のフラップ部の基端側近傍で、使用者の排出した尿等が阻止される。この阻止された尿等は、そのまま下方の吸収部材に急速に浸透するから、この尿等が外部にもれることがより確実に回避される。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の好適な実施形態を添付図面を参照しながら、詳細に説明する。
尚、以下に述べる実施形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
【0028】
図1は、本発明の実施形態による吸収性製品の一例としてのオシメの内側を上にして示した上面図であり、第2図はこのオシメの全体を示す概略斜視図である。また、図3は図1のA−A線断面図、図4は図1のB−B線断面図である。
【0029】
図2のオシメ10は、外側に第1のシート材11を有し、図3に示すように、その内側には、吸収部材16を配置し、さらに内側には、第2のシート材12を備えている。
上記第1のシート材11は、液体を通さないが、好ましくは水蒸気を透過させて蒸れを防止でき、ある程度可撓性を備えている材料が選択されることにより、オシメ10の内側の内容物(汚物)が外部に漏れで無いようになっている。このため、この第1のシート材11の材質としては、薄いプラスチックフィルム,具体的には、ポリエチレンフィルムやポリエチレンラミネート紙等が選択される。
【0030】
第2のシート材12は、直接使用者の肌に触れるため、肌を必要以上に損なうことなく、肌触りのよい点等を考慮して、これに適した材料が選択される。さらには、第2のシート材12は、液体を透過させ、特に速やかに液体成分が透過されるのに適した材質の繊維として、種々の天然繊維、合成繊維、あるいはこれらの組み合わせから適宜選択される。
上記合成繊維としては、例えばポリエステルやポリプロピレンのファイバーを素材として、液体透過性をよくするように形成した繊維が好適である。
【0031】
上記第1のシート材11及び第2のシート材12は、例えば図1に示すように、オシメとして使用した場合に適した大きさと形状にされて、少なくとも図1の上下の縁部において互いに固定されている。この固定方法は、例えば上記縁部において、接着したり、縫着したりして、適宜固定される。
ここで、第2のシート材12は、吸収体16よりも大きく、その上面を十分覆い得る形状でなっていればよい。これに対して、図3及び図4に示されているように、第1のシート材11は、第2のシート材12よりも、少なくともその幅方向において大きく、外方に向かって延出している。
【0032】
図1において、このオシメ10は、全体としてほぼ長方形を呈しており、各長辺を構成する互いに対向する縁部17及び18を有している。第1のフラップ部13は、これら縁部17,18に沿うようにして、後述するように一対設けられる。
このオシメ10は、図1において、縦方法に沿った仮想の中心線CLに関して左右対称の形状となっている。
ここで、以下の説明において、図1の仮想線CLを基準として、この仮想線CLに関して、CLに近いものを「内側」とし、これから離れる方向を「外側」とする。
また、オシメ10は、縦方向(図において上下の方向)にほぼ三分される3つの領域を有しており、図において上から第1の領域21、第2の領域22、第3の領域23を備えている。第1の領域21は、使用者がオシメ10を装着した場合の使用者の腰下部の前側の領域に対応しており、第2の領域22は、使用者の会陰を含む股部に対応し、第3の領域23は、尻から腰下部の後側に対応する領域である。
【0033】
図3に示すように、上記第1のシート材11と第2のシート材12の間には吸収部材16が配置される。この吸収体16は、図1においては一点鎖線で表されており、図において両側縁には、使用者の左右の脚部の付け根に対応して、やや内側に凹んだ箇所が、股ぐり部16a,16bとして示されている。
さらに、この吸収部材16は、第2のシート材12を透過して浸透した液体成分を吸収して、保持する役割を果たす。したがって、液体吸収性にすぐれ、これをそのまま,あるいは半固化もしくは固化して保持する機能を備える材質のものが使用される。
このような材料としては、例えば吸水性の重合体が適しており、例えばポリアクリル酸塩系共重合体、澱粉−アクリロニトリルグラフト共重合体の加水分解物、澱粉−アクリル酸グラフト共重合体、ポリビニルアルコール−アクリル酸塩共重合体、カルボキシメチルセルロース変成物等が挙げられる。
さらに、この吸収部材16には、殺菌剤を含有させることができ、これにより、尿中の尿素から細菌がアンモニアを生成することが防止できる。これにより、肌あれを生じる事などを有効に防止できる。このような殺菌剤としては、例えば塩化ベンザルコニウム、グルコン酸クロルヘキシジン等が挙げられる。
【0034】
第3のシート材31,31は、例えば、使用者の肌に接触しても不快な感触を与えないように、かつ液体不透過性の材料で形成され、好ましくは後述するように、起立姿勢を保持するのに適した材料として、後述するように弾性部材の力を受けて、起立姿勢を保持するとともに、第1のフラップ部13の自由端側を上方に向かわせるように支持するために適度の可撓性を有するような性質を備えたものが適している。このような材料としては、具体的には、例えばポリレフィン系あるいはポリエステル系の不織布や、さらに好ましくは(撥水機能を備えた)弾性フォーム,あるいは太デニールのエアスルー製法による不織布,スパンボンド製法の不織布等を用いることができる。
図1に示すように、二枚の第3のシート材31,31は、おむつ10の対向側縁部に沿って縦方向に配置される帯状のシート材である。
図3に示されているように、上記第3のシート材31は、その幅方向に沿って内側領域32、中間領域33、外側領域34を備えている。
【0035】
図3において、この第3のシート材31の中間領域33の左端部は、第2のシート材12の上面に対して、固定部33aにて固定されている。この固定部33aは、第2のシート材12の下方の吸収部材16の右側側縁部に対応しており、好ましくは、吸収部材16の上記側縁部より内側(図1の仮想線CLより)に設けられる。
【0036】
第3のシート材31の外側領域34は、第1のシート材11の側縁部において外方に延出した延出部35に重ねて固定される。この重合部分が第1のフラップ部13を構成する。
特に、この実施形態においては、第3のシート材31の外側領域34は、上記第1のシート材11の延出部35の端部を越えて長く延びる延長部31aを備えている。これにより、後述するように第1のフラップ部13が起立姿勢をとったときに、第3のシート材31側が確実に使用者の肌に接触するようになっている。このため、比較的固い感触の第1のシート材11の延出部35側が使用者の肌に接触して、使用者が不快に感じることがないようになっている。
【0037】
また、第3のシート材31の内側領域32はそのまま第2のフラップ部14を構成する。
これにより、図1に示されているように、第1のフラップ部13,13はオシメ10の互いに対向する各側縁部17,18に沿って設けらることになる。
これにより、第1のフラップ部13は、後述する使用者の排泄物を股部近傍の太股付近においてシールする役割を果たす。
【0038】
ここで、この第1のフラップ部13の高さ(第1のフラップ部13の基端側から自由端までの距離)は、上記第2のフラップ部14の高さ(第2のフラップ部14の基端側38から先端側37までの距離)よりも高く(長く)なるように設定されている。
また、好ましくは、第1のフラップ部13の自由端42側には、第1のシート材11と第3のシート材31の間に弾性部材としてのゴム部材46,47が配置されている。このゴム部材46,47は、第1のフラップ13の自由端側の図1において縦方向にそって固定されており、その引っ張り力により第1のフラップ13がそれだけである程度起立姿勢を保つことができるようになっている。しかしながら、オシメ10を装着した状態で使用者が脚部を動かすと、第1のフラップ部13の自由端側42は、使用者の肌に常に安定的に密着できないことがある。したがって、第1のフラップ部13の自由端42側を常に安定的に起立させるために、第2のフラップ部14が必要となる。
【0039】
上記第2のフラップ部14は、図3においては、その先端側37が、第1のフラップ部13の内側に固定部36にて固定されている。すなわち、第2のフラップ部14の基端側38は、上記固定部33aにて、第2のシート材12の上面に固定され、先端側37は第1のフラップ部13に固定される構造となっている。この第2のフラップ部14の先端側37を第1のフラップ部13に固定する範囲は、ほぼ図1の領域22の全域に対応する範囲であり、場合によりこれより中心付近のみについて行ってもよい。
そして、第2のフラップ部14の先端側の図1において縦方向端部45,46は、後述するように第1のシート材12の上面に固定される。
さらに、第2のフラップ部14の先端側37はループ状に折り曲げられて、トンネル部39が形成され、このトンネル部39内には弾性部材としての例えば紐状のゴム部材41が挿通されている。
【0040】
この弾性部材は、第2のフラップ部14の先端側37を図1の縦方向に引っ張る力を付与するものである。これにより、第2のフラップ部14の先端側が図3において上方に向かうように作用する。したがって、このような作用をもたらすものであれば紐状ゴム部材でなくても、他の形態によってもよい。また、これと同等の作用をはたすものとして、所定の剛性を備えた部材を41として弾性部材のかわりに配置してもよいし、このような弾性部材や剛性を備えた部材を用いないで、第2のフラップ14自体を、ある程度剛性を備えた部材で形成してもよい。
【0041】
さらに、第2のフラップ部14の図1において各縦方向端部45,46は、図2及び図4に示されているように、内側に折り返されて接着,縫着等の手段により固定されている。
これにより、第2のフラップ部14は各縦方向端部が固定されることで上述の弾性部材41の各端部が固定されることにより、この各固定部の間の領域は弾性部材41の作用によって第2のフラップ部14の先端側が上方に向かうようにされる。
この第2のフラップ部14の先端側が上方に向かうことによって、この先端側37が固定されている第1のフラップ13の自由端42が上方に向かうように支持される。
そして、後述するように、オシメ10の装着時には、この第1のフラップ部13の自由端側42が使用者の肌に常に密着し、第1のフラップ部13よりも短い第2のフラップ部14は使用者の肌に密着しない。
【0042】
本実施形態は以上のように構成されており、次にその作用を説明する。
この実施形態のオシメ10は、図1にて説明したオシメ10の各領域21、22,23をそれぞれ使用者の身体の各対応部位に合わせて着用する。
このような着用状態において、使用者が尿や糞、血液等の排泄物を排出した状態では、次のようになる。
【0043】
先ず、排泄物のうち尿その他の液体成分は、第2のシート材12を透過して、吸収部材16に速やかに吸収されて保持される。
この時、例えば排泄の瞬間には、排泄された液体成分の全量が第2のシート材12を透過して吸収部材16に瞬時に吸収されるものではないので、これらの排泄物は、吸収部材16に吸収されるまでは、身体と第2のシート材12の間に短時間介在することになる。
【0044】
これらの排泄物は、オシメ10と身体との隙間である側縁部をまわって外部に漏れでようとする。しかしながら、この排泄物は、第2のフラップ部14の先端側が固定された第1のフラップ部13の内側により阻止されることになる。
すなわち、第2のフラップ部14の先端側は、その縦方向端部45,46が内側に折り返されて固定されていることにより、各縦方向端部45,46の固定部の間の領域では、先端側は上方に向くことになる。
ここで、第2のフラップ部14の先端部には弾性部材39が配置されていることから、その弾性力が上記各固定部の間において、第2のフラップ部14の先端側にはその長さ方向に関して引っ張り力が働き、内側に起き上がる力となる。
【0045】
この第2のフラップ部14の先端側37は、上述したように、第1のフラップ部13の自由端42側の内面に固定されている。このため、第1のフラップ部13に対して、その自由端側42を図3の矢印D方向に付勢する力として作用するから、この第1のフラップ部13を起立状態に保持するように支持することになる。
【0046】
一方、この第1のフラップ部13自体も、上述のようにその自由端42において弾性部材46,47により長さ方向に引っ張られることで、この引っ張り力も上記起立状態を維持するために作用する。
かくして、第1のフラップ部13は第2のフラップ部14の働きにより、起立状態を確実の保持でき、このことは、第1のフラップ部13の自由端側42が、オシメ10を使用者が装着した状態においては、使用者の各部のつけね付近の内周部において、常に確実に密着し、使用者が多少動いたりして、脚部の運動をともなう動作をしても、上記密着を維持することができる。
【0047】
したがって、使用者の排泄物は、上記第1のフラップ部13の内側で止められて、その自由端42が使用者の肌に常に確実に密着することから、これを越えて排泄物が外部に出ることはない。
しかも、この実施形態では、このようなシール作用を第1のフラップ部13のみにて行うようにしたのであり、この第1のフラップ部13は、オシメ10の側縁の最も外側であるから、これより内側で止めるより、よりたくさんの排泄物を保持できる。また、この第1のフラップ部13は、オシメ10の装着状態 いおいて、使用者の脚部の付け根周囲に配置されるので、使用者の体の外形に沿って確実にシールすることになる。
さらに、図3にて説明したように、使用者の肌に接触するのは、第1のフラップ部13において、その第3のシート材31の延長部31aとしたので、第1のシート材11側が使用者の肌に触れて、不快な感触を与えることが防止され、装着感が向上される。
【0048】
図5及び図6は、本発明の第2の実施形態としてのオシメ50を示す図であり、各図は図1のA−A線及びB−B線の概略断面図に対応する図である。
このオシメ50については、以下で特に相違を説明しない箇所,あるいは同じ符号を付した箇所は第1の実施形態のオシメ10と同じ構造であり、同様な作用効果を発揮する。
このオシメ50が上述のオシメ10と相違する点は、第2のフラップ部14の先端側37に弾性部材が配置されていない点である。
このため、第2のフラップ部14を構成する第3のシート材31は、ある程度型保持できる剛性を備えた材料で形成され、例えば使用者の肌に接触しても不快な感触を与えないように、かつ液体不透過性の材料で形成され、好ましくは、起立姿勢を保持するのに適した材料として、弾性部材の力を受けて、起立姿勢を保持するとともに、第1のフラップ部13の自由端側を上方に向かわせるように支持するために適度の可撓性を有するような性質を備えたものが適している。このような材料としては、具体的には、例えばポリレフィン系あるいはポリエステル系の不織布や、さらに好ましくは(撥水機能を備えた)弾性フォーム,あるいは太デニールのエアスルー製法による不織布,スパンボンド製法の不織布等を用いることができる。
この実施形態では、第1の実施形態と比較すると、第2のフラップ部14の形成が簡単となり、その分製造工程を簡略化できる。
【0049】
図7乃至図9は、本発明の第3の実施形態としてのオシメ60を示す図であり、図7は、第1の実施形態の図2に対応し、図8及び図9は図1のA−A線及びB−B線の概略断面図に対応する図である。
このオシメ60については、以下で特に相違を説明しない箇所,あるいは同じ符号を付した箇所は第1の実施形態のオシメ10と同じ構造であり、同様な作用効果を発揮する。
図8に示すように、このオシメ60では、その第3にシート材31の外側領域34は、図3のような延長部を備えていない。このため、第1のフラップ部13を構成する第3のシート材31の外側領域34と第1のシート材11の延出部35は同じ長さである。
このため、オシメ60を装着した場合に、第1のフラップ部13が起立姿勢をとってその先端側が使用者の肌に向かったときに、例えばこの先端側の外側面に配置されて、使用者の肌にふれる箇所に対応して、当て部材61が設けられている。
【0050】
この当て部材61は、例えば比較的肌触りのよい、使用者の肌に不快な刺激をあたえない材料で形成され、例えばポリオレフィン系あるいはポリエステル系の不織布や好ましくは不織布に起毛処理を施したものが好適に使用される。
この当て部材61は、図7において、オシメ60の縦方向に沿った長い帯状の部材で形成され、図8及び図9に示すように第1のフラップ部13の先端側の外側の位置に配置固定される。
【0051】
これにより、オシメ60は、第1の実施形態と同様の作用効果を発揮するとともに、使用者の肌には、特に用意された上記当て部材61が接触することから、装着感を一層向上させることができる。
【0052】
図10及び図11は、本発明の第4の実施形態としてのオシメ70を示す図であり、各図は図1のA−A線及びB−B線の概略断面図に対応する図である。
このオシメ70については、以下で特に相違を説明しない箇所,あるいは同じ符号を付した箇所は第3の実施形態のオシメ50と同じ構造であり、同様な作用効果を発揮する。
このオシメ70が上述のオシメ60と相違する点は、第2のフラップ部14の先端側37に弾性部材が配置されていない点である。
このため、第2のフラップ部14を構成する第3のシート材31は、ある程度型保持できる剛性を備えた材料で形成され、例えば使用者の肌に接触しても不快な感触を与えないように、かつ液体不透過性の材料で形成され、好ましくは、起立姿勢を保持するのに適した材料として、弾性部材の力を受けて、起立姿勢を保持するとともに、第1のフラップ部13の自由端側を上方に向かわせるように支持するために適度の可撓性を有するような性質を備えたものが適している。このような材料としては、具体的には、例えばポリレフィン系あるいはポリエステル系の不織布や、さらに好ましくは(撥水機能を備えた)弾性フォーム,あるいは太デニールのエアスルー製法による不織布,スパンボンド製法の不織布等を用いることができる。
この実施形態は、第3の実施形態と比較すると、第2のフラップ部14の形成が簡単となり、その分製造工程を簡略化できる。
【0053】
図12乃至図14は、本発明の第5の実施形態のオシメ80を示している。
図12及び図13は、第1の実施形態の図1及び図2に対応し、図14は図12のB−B線の概略断面図である。
このオシメ60については、以下で特に相違を説明しない箇所,あるいは同じ符号を付した箇所は第1の実施形態のオシメ10と同じ構造であり、同様な作用効果を発揮する。
図12及び図13に示されているように、一対の第2のフラップ部14の縦方向端部85,86は、仮想線CLに関してそれぞれ外側に折り返されて固定されている。これにより、図14に示すように、第1の実施形態と同様に第2のフラップ部14は、第1のフラップ部13が起立姿勢を保持することを支持するように作用する。
そして、このオシメ80も第1の実施形態と同じ作用効果を発揮する。
【0054】
図15は、本発明の第6の実施形態としてのオシメ85を示す図であり、この図は図12のB−B線の概略断面図に対応する図である。
このオシメ85については、以下で特に相違を説明しない箇所,あるいは同じ符号を付した箇所は第5の実施形態のオシメ80と同じ構造であり、同様な作用効果を発揮する。
このオシメ85が上述のオシメ80と相違する点は、第2のフラップ部14の先端側37に弾性部材が配置されていない点である。
このため、第2のフラップ部14を構成する第3のシート材31は、ある程度型保持できる剛性を備えた材料で形成され、例えば使用者の肌に接触しても不快な感触を与えないように、かつ液体不透過性の材料で形成され、好ましくは、起立姿勢を保持するのに適した材料として、弾性部材の力を受けて、起立姿勢を保持するとともに、第1のフラップ部13の自由端側を上方に向かわせるように支持するために適度の可撓性を有するような性質を備えたものが適している。このような材料としては、具体的には、例えばポリレフィン系あるいはポリエステル系の不織布や、さらに好ましくは(撥水機能を備えた)弾性フォーム,あるいは太デニールのエアスルー製法による不織布,スパンボンド製法の不織布等を用いることができる。
これにより、この実施形態では、第5の実施形態と比較すると、第2のフラップ部14の形成が簡単となり、その分製造工程を簡略化できる。
【0055】
図16及び図17は、本発明の第7の実施形態としてのオシメ90を示す図であり、図7は、第5の実施形態の図13に対応し、図17は図12のB−B線の概略断面図に対応する図である。
このオシメ90については、以下で特に相違を説明しない箇所,あるいは同じ符号を付した箇所は第5の実施形態のオシメ80と同じ構造であり、同様な作用効果を発揮する。
図17に示すように、このオシメ90では、その第3のシート材31の外側領域34は、図14のような延長部31aを備えていない。このため、第1のフラップ部13を構成する第3のシート材31の外側領域34と第1のシート材11の延出部35は同じ長さである。
このため、オシメ90を装着した場合に、第1のフラップ部13が起立姿勢をとってその先端側が使用者の肌に向かったときに、例えばこの先端側の外側面に配置されて、使用者の肌にふれる箇所に対応して、当て部材61が設けられている。
【0056】
この当て部材61は、例えば比較的肌触りのよい、使用者の肌に不快な刺激をあたえない材料で形成され、例えば比較的肌触りのよい、使用者の肌に不快な刺激をあたえない材料で形成され、例えばポリオレフィン系あるいはポリエステル系の不織布や好ましくは不織布に起毛処理を施したものが好適に使用される。
この当て部材61は、図16において、オシメ60の縦方向に沿った長い帯状の部材で形成され、図17に示すように第1のフラップ部13の先端側の外側の位置に配置固定される。
【0057】
これにより、オシメ90は、第5の実施形態と同様の作用効果を発揮するとともに、使用者の肌には、特に用意された上記当て部材61が接触することから、装着感を一層向上させることができる。
【0058】
図18は、本発明の第8の実施形態としてのオシメ95を示す図であり、この図は図12のB−B線の概略断面図に対応する図である。
このオシメ95については、以下で特に相違を説明しない箇所,あるいは同じ符号を付した箇所は第7の実施形態のオシメ90と同じ構造であり、同様な作用効果を発揮する。
このオシメ95が上述のオシメ90と相違する点は、第2のフラップ部14の先端側37に弾性部材が配置されていない点である。
このため、第2のフラップ部14を構成する第3のシート材31は、ある程度型保持できる剛性を備えた材料で形成され、例えばある程度型保持できる剛性を備えた材料で形成され、例えば使用者の肌に接触しても不快な感触を与えないように、かつ液体不透過性の材料で形成され、好ましくは、起立姿勢を保持するのに適した材料として、弾性部材の力を受けて、起立姿勢を保持するとともに、第1のフラップ部13の自由端側を上方に向かわせるように支持するために適度の可撓性を有するような性質を備えたものが適している。このような材料としては、具体的には、例えばポリレフィン系あるいはポリエステル系の不織布や、さらに好ましくは(撥水機能を備えた)弾性フォーム,あるいは太デニールのエアスルー製法による不織布,スパンボンド製法の不織布等を用いることができる。
これにより、この実施形態では、第3の実施形態と比較すると、第2のフラップ部14の形成が簡単となり、その分製造工程を簡略化できる。
【0059】
本発明は上述の実施形態に限定されない。
上述の実施形態の第1及び第2のシート材と吸収部材ならびに各フラップ部を適用して、オシメ以外のこれより小さな吸収性製品,例えば女性用生理用品や、失禁用の補助吸収性製品等種々の製品に応用することができる。
また、図1のオシメに使用者が装着する上で便利な固定用のテープ等の有意な構成を付加して、所謂パンツタイプとした製品も本発明の範囲である。
さらにまた、例えば図1のオシメ10において、領域21と23を長さ方向にやや延長し、この領域21と23の両側縁どうしを重ねて固定し、はくことができる製品としたものも本発明の範囲である。
【0060】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、装着者の排出する液体等を外部に漏らすことなく、完全に内側にシールできる吸収性製品を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による吸収性製品の第1の実施形態としてのオシメの上面図である。
【図2】図1のオシメの概略斜視図である。
【図3】図1のB−B線概略断面図である。
【図4】図1のA−A線概略断面図である。
【図5】本発明による吸収性製品の第2の実施形態の図3に対応する図である。
【図6】本発明による吸収性製品の第2の実施形態の図4に対応する図である。
【図7】本発明による吸収性製品の第3の実施形態の概略斜視図である。
【図8】本発明による吸収性製品の第3の実施形態の図3に対応する図である。
【図9】本発明による吸収性製品の第3の実施形態の図4に対応する図である。
【図10】本発明による吸収性製品の第4の実施形態の図3に対応する図である。
【図11】本発明による吸収性製品の第4の実施形態の図4に対応する図である。
【図12】本発明による吸収性製品の第5の実施形態としてのオシメの上面図である。
【図13】図12のオシメの概略斜視図である。
【図14】図12のB−B線概略断面図である。
【図15】本発明による吸収性製品の第6の実施形態の図14に対応する図である。
【図16】本発明による吸収性製品の第7の実施形態としてのオシメの概略斜視図である。
【図17】図16のオシメの図15に対応する図である。
【図18】本発明による吸収性製品の第8の実施形態の図15に対応する図である。
【符号の説明】
10,50,60,70,80,85,90,95・・・オシメ、11・・・第1のシート材、12・・・第2のシート材、13・・・第1のフラップ部、14・・・第2のフラップ部、16・・・吸収部材、31・・・第3のシート材、32・・・内側領域、33・・・中間領域、34・・・外側領域、35・・・延出部、37・・・先端側、38・・・基端側、42・・・自由端。

Claims (9)

  1. 液体不透過性の第1のシート材と、この第1のシート材に対して組み合わされる液体透過性の第2のシート材と、前記第1のシート材と第2のシート材との間に配置された吸収部材とを備える吸収性製品において、
    前記第1のシート材は、前記吸収部材の側縁よりも外方向に延出した延出部を備えており、
    さらに、中間領域が前記第2のシート材の吸収部材側縁部に対応した箇所に固定された固定部を有する第3のシート材を備え、
    この第3のシート材は、その外側領域が前記第1のシート材の延出部に対して重ねて固定されることにより、第1のフラップ部を構成すると共に、内側領域が前記固定部に対応する基端側と、前記第1のフラップ部の内側に対して固定された先端側とでなる第2のフラップ部を構成し、
    この第2のフラップ部が前記第1のフラップ部の自由端側を上方に向かわせるように支持する構成とした
    ことを特徴とする、吸収性製品。
  2. 前記第1のフラップ部の、自由端側の少なくとも使用者の肌に接触する領域には、柔軟な当て部材が配置されていることを特徴とする、請求項1に記載の吸収性製品。
  3. 前記第2のフラップ部は、それぞれ各縦方向端部が外側に折り返されて、第1のフラップ部の基端部近傍に固定されていることを特徴とする、請求項1または2のいずれかに記載の吸収性製品。
  4. 前記第2のフラップ部は、それぞれ各縦方向端部が内側に折り返されて、第2のシート材の上面に固定されていることを特徴とする、請求項1または2のいずれかに記載の吸収性製品。
  5. 前記第2のフラップ部が、前記支持機能に対応した剛性を備える材料で形成されていることを特徴とする、請求項1ないし4のいずれかに記載の吸収性製品。
  6. 前記の第3のシート材は、その外側領域が前記第1のシート材の延出部に対して重ねて固定された箇所に関して、その先端側が前記第1のシート材の延出部よりも長く延びるように構成されていることを特徴とする、請求項1ないし4のいずれかに記載の吸収性製品。
  7. 前記の第1のフラップ部の先端側には、製品の縦方向に沿って弾性部材が配置されていることを特徴とする、請求項1ないし6のいずれかに記載の吸収性製品。
  8. 前記の第2のフラップ部の先端側には、製品の縦方向に沿って弾性部材が配置されていることを特徴とする、請求項1ないし7のいずれかに記載の吸収性製品。
  9. 前記第3のシート材の前記固定部が、下方に吸収部材が配置された箇所に対応した第2のシート材の上面に設けられていることを特徴とする、請求項1ないし8のいずれかに記載の吸収性製品。
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