JP3688264B2 - 熱処理方法及び熱処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば半導体ウエハや液晶ディスプレイ用のガラス基板などの各種基板に対して熱処理を行う方法及びこの方法を実施するための熱処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体製造プロセスの一つであるアニール処理を行うための熱処理装置には種々のタイプがあるが、アニール処理のうち、例えば基板表面のポリシリコン層に注入したイオンを活性化する処理に用いるものとしては、例えば図10に示す枚葉式の熱処理装置が使用されている。図中1は加熱炉であり、その内部には処理雰囲気を形成する石英製の反応容器11が設けられ、この反応容器11内には被処理体である半導体ウエハ(以下ウエハという)Wを水平に支持する基板載置部12が設けられている。加熱炉1及び反応容器11の一側面にはウエハWを搬入出するための開口部13が形成されており、他の一側面には反応容器11と連通するパージガス供給管14が当該側壁を貫通して設けられている。
【0003】
また加熱炉1の天井部、底面部及び側壁(図示は省略するが図中手前側及び奥側)の夫々には、ウエハWの周囲を囲むようにヒータ15(一点鎖線で示す)が設けられており、各ヒータ15と反応容器11との間にはヒータ15から生じる熱を拡散し、基板全体を均一に加熱するための熱容量の大きい材質例えば炭化ケイ素(SiC)からなる均熱板16が設けられている。そして均熱板16の外側に設けられた熱電対17にてヒータ15近傍の温度を検出し、この温度検出値を制御部18にフィードバックしてウエハWの表面温度が設定温度となるようにヒータ15への電力供給量の調節を行っている。このような温度制御方式によれば、温度制御が簡単であるという利点がある。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述構成に係る熱処理装置では加熱炉1にウエハWを搬入してプロセスを行い搬出する動作を連続で繰り返す際、図5に示すように1枚目と比較し2枚目以降のウエハ搬入時の炉内温度が低下してしまう問題がある。これは反応容器11内に搬入される冷たいウエハWが処理雰囲気の温度を低下させるが、均熱板16は熱容量が大きく冷えにくいため、均熱板16の外方に設けられる熱電対17では反応容器11内の温度低下の検知が遅れ、処理雰囲気の温度が温度設定値まで戻ってないことが原因である。また均熱板16を用いない熱処理装置においても、反応容器の熱容量が大きい場合には同様に温度低下の検知が遅れてしまう。
【0004】
即ち、1枚目、2枚目などの早い段階でのウエハ搬入による外乱に対して応答性が悪いため、炉内温度が予定していたプロセス温度まで戻らず、また近年はウエハサイズの大型化が進んでいることから、ウエハ搬入時における反応容器11内の冷え込みは大きく、これらの理由から温度の低下分は大きくなる傾向にある。
【0005】
具体的には、上述した図5に示した例(プロセス温度600℃,プロセス時間60秒,搬入出時間120秒)においては、1枚目から5枚目まで徐々に処理雰囲気の温度が低下していき、その後プロセス温度よりもおよそ25℃も低い温度で安定することが分かるが、プロセス温度から見た処理温度の下げ幅は、図中A1に示す一枚当たりの処理時間(インターバル時間)が短いほど大きくなる傾向にあり、図5の場合よりも更に短く例えば60秒程度とすると温度の下げ幅はかなり顕著となってしまう。
またウエハを加熱処理する場合にウエハが冷えていることに基づく不具合を解消する手法として、加熱板を用いてベーク処理を行うにあたって、加熱板に各ウエハを載置する度毎に加熱板内のヒータを最大出力で駆動し、次いで自動温度調節状態に切り替え、最大出力の駆動時間は、基板により加熱板から吸収される熱量に見合う分だけ加熱板に熱量を与えることができる時間に設定することが知られている(特許文献1)。しかしながら加熱板(ホットプレート)によるレジスト膜のベーク処理のようにヒータへの電力供給に対してウエハへの熱量供給が敏感に応答する場合には、各ウエハに対して均一に熱処理できるかもしれないが、反応容器や均熱板といった熱容量の大きな部材がヒータとウエハとの間に介在している場合には、2枚目以降のプロセス温度が1枚目のプロセス温度と同じになる保証はないので、各ウエハ間で均一な処理を行うことができない。
【特許文献1】
特開平11−74187:段落0014、段落0029及び図4
【0006】
本発明はこのような事情に基づいてなされたものであり、その目的は複数の被処理体について熱処理を連続して行うにあたり、プロセス温度の低下を抑え、製品間での均一性を高めることのできる技術を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る熱処理方法は、反応容器内に搬入された被処理体に対して反応容器の外側に設けられた抵抗発熱体からなるヒータにより加熱して熱処理を行う熱処理装置を用い、被処理体を反応容器内に順次搬入して同一の熱処理を連続して行う熱処理方法において、
予め1番目の被処理体を搬入する直前の処理雰囲気の温度から被処理体を連続して熱処理していったときに被処理体の搬入時の処理雰囲気が安定する温度を差し引いた温度差であるオフセット温度を求める工程と、
次いで電力をヒータに供給して処理雰囲気の温度をプロセス時の設定温度よりもオフセット温度分だけ昇温させるのに必要な前記電力の供給時間を求める工程と、
処理雰囲気の温度をプロセス温度に設定した状態で、1番目の被処理体を反応容器内に搬入するときに前記工程で求めた供給時間だけ前記電力をヒータに供給し、その後は前記反応容器の外側に設けられ、当該反応容器の外側の温度を検出する温度検出部の温度検出値と、プロセス温度にオフセット温度を加えた温度設定値と、に基づいてヒータの電力制御を行う工程と、を含むことを特徴とする。
【0008】
また他の発明に係る熱処理方法は、反応容器内に搬入された被処理体に対して反応容器の外側に設けられた抵抗発熱体からなるヒータにより加熱して熱処理を行う熱処理装置を用い、被処理体を反応容器内に順次搬入して同一の熱処理を連続して行う熱処理方法において、
被処理体を反応容器内に搬入してから次の被処理体を反応容器内に搬入するまでの間隔をインターバル時間とし、1番目の被処理体を搬入する直前の反応容器内の処理雰囲気の温度から被処理体を連続して熱処理していったときに被処理体の搬入時の処理雰囲気が安定する温度を差し引いた温度差をオフセット温度とすると、インターバル時間とオフセット温度との第1の関係をプロセス温度に応じて求める工程と、
次いで電力をヒータに供給して処理雰囲気をオフセット温度分だけ昇温させ、前記電力の供給時間とオフセット温度との第2の関係をプロセス温度に応じて求める工程と、
その後、プロセス温度及びインターバル時間に応じた前記電力の供給時間を第1の関係及び第2の関係に基づいて求める工程と、
処理雰囲気の温度をプロセス温度に設定した状態で、1番目の被処理体を反応容器内に搬入するときに前記工程で求めた供給時間だけ前記電力をヒータに供給し、その後は前記反応容器の外側に設けられ、当該反応容器の外側の温度を検出する温度検出部の温度検出値と、プロセス温度にオフセット温度を加えた温度設定値と、に基づいてヒータの電力制御を行う工程と、を含むことを特徴とする。
【0009】
これらの発明方法によれば、いずれの場合においても反応容器の外側に設けた温度検出部からの温度検出値に基づいてヒータの電力制御(通常の電力制御)を行う前に、所定の時間だけ処理雰囲気の温度がプロセス温度よりも高くなるようにヒータへの電力供給を行っているため、例えば連続して被処理体の処理を行った場合にオフセット温度を補填し、且つ全ての被処理体に対するプロセス温度を揃えることができる。このため被処理体間の熱処理の均一性が良好になる。
【0011】
また本発明に係る熱処理装置は、被処理体を反応容器内に順次搬入し、反応容器の外側に設けられた抵抗発熱体からなるヒータにより加熱して同一の熱処理を連続して行う熱処理装置において、
被処理体を反応容器内に搬入してから次の被処理体を反応容器内に搬入するまでの間隔をインターバル時間とし、1番目の被処理体を搬入する直前の処理雰囲気の温度から被処理体を連続して熱処理していったときに被処理体搬入時の処理雰囲気が安定する温度を差し引いた温度差をオフセット温度とすると、インターバル時間とオフセット温度との第1の関係をプロセス温度に応じて記憶する第1の記憶部と、
次いで電力をヒータに供給して処理雰囲気をオフセット温度分だけ昇温させるのに必要な電力の供給時間とオフセット温度との第2の関係をプロセス温度に応じて記憶する第2の記憶部と、
前記第1の記憶部及び第2の記憶部内のデータとプロセス温度及びインターバル時間とに基づいて、前記電力の供給時間を求める手段と、
前記反応容器の外側に設けられ、当該反応容器の外側の温度を検出する温度検出部と、処理雰囲気の温度をプロセス温度に設定した状態で、1番目の被処理体を反応容器内に搬入するときに前記手段により求めた供給時間だけ前記電力をヒータに供給し、その後は前記温度検出部の温度検出値と、プロセス温度にオフセット温度を加えた温度設定値と、に基づいてヒータの電力制御を行う制御部と、を備えたことを特徴とする。この熱処理装置においては、例えば被処理体は基板であり、反応容器の側面に被処理体の搬送口が形成されると共にヒータは被処理体の両面を加熱するように設けられる構成を一例として挙げることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に本発明に係る熱処理装置の実施の形態について説明を行う。先ず本実施の形態の全体構造について、図1に示す縦断面図及び図2に示す平面図を参照して説明していくと、図中2は例えば外観が箱形をなす加熱炉であり、その内部には処理雰囲気21が形成されると共に被処理体であるウエハWをほぼ水平に支持する載置部22が設けられている。加熱炉2の一側面には、ウエハWの搬入出を行うための開口部23が形成されており、例えば図示しない基板搬送アームと載置部22との間でウエハWの受け渡しを行うことができるようになっている。
【0013】
また加熱炉2の表面は、例えばアルミニウムよりなる外装部材24により全体に亘って被覆されており、その内部は断熱材25が設けられている。また加熱炉2内には処理雰囲気21を形成する例えば石英よりなる扁平な箱型の反応容器26が設けられており、この反応容器26には石英からなるガス供給管27の一端が接続されている。ガス供給管27は、プロセス時において処理雰囲気21内にパージガス例えば窒素(N2)ガスの供給を行うものであり、その他端側は、加熱炉2の側壁を貫通して図示しないパージガス供給源へと延びている。
【0014】
反応容器26の外側には、当該反応容器26を囲むように熱容量の大きな材質例えば炭化ケイ素(SiC)からなる箱型の均熱体3が設けられている。この均熱体3は各面についてみれば板状体であるため、以下においては均熱板3と呼ぶこととする。均熱板3の外方には均熱板3と隙間を介して例えば抵抗発熱体からなるヒータ4が設けられている。このヒータ4は、処理雰囲気21をウエハWの搬入方向に沿って例えば3つのゾーンに分けて夫々制御できるように、前方部ヒータ41、中央部ヒータ42及び後方部ヒータ43を含み、更に各反応容器26の両側面側に設けられた側方部ヒータ44を含む。なおヒータ41〜44は、実際には例えばカーボンファイバを石英管内に封入したヒータエレメントが用いられるが、便宜上図では一点鎖線で囲む領域として記載してある。また、各ヒータ41〜44は対向する領域のものと組になって制御され、例えば前方部ヒータ41、中央部ヒータ42及び後方部ヒータ43であれば、反応容器26の前後方向の各位値において上下に設けられるヒータエレメントが組になって温度コントローラ51、52、53により夫々制御されるようになっている。また側方部ヒータ43については温度コントローラ54により制御される。
【0015】
均熱板3と各ヒータ41〜44との間には、夫々ヒータ41〜44近傍の温度を検出できるように温度検出部をなす熱電対61〜64が設けられており、夫々が対応する温度コントローラ51〜54に接続されている。温度コントローラ51〜54はプロセスコントローラ7に接続されている。
【0016】
各温度コントローラ51〜54は、プロセスコントローラ7から送られる設定信号と、対応する温度検出部からの温度設定値とに基づいて独立して各ヒータ41〜44を制御するものであるが、この例では全てのヒータ41〜44について、1番目のウエハWを搬入する前に後述のように大電力が供給される制御が行われるため、図3に示すように構成される。即ち、各ヒータ41〜44はプロセスコントローラ7から送られる自己に割り当てられた温度設定値と、対応する温度検出部からの温度検出値とを入力してPID(比例、積分、微分)制御を行う第1の出力部であるPID演算部81と、図示しない電力供給部から対応するヒータ41〜44に100%出力を供給するように制御信号を出力するための第2の出力部である大電力供給用出力部82と、PID演算部81と大電力供給用出力部82との間でプロセスコントローラ7からの設定信号の供給の切り替えを行うための切り替え部83と、を備えている。
【0017】
プロセスコントローラ7は、CPU(中央処理ユニット)71、第1の記憶部72、第2の記憶部73及びデータ作成プログラム格納部74を備えている。第1の記憶部72には、加熱炉2内に一のウエハWを搬入してから次のウエハWを搬入するまでに要する時間(インターバル時間)と、連続して複数枚のウエハWを処理する場合における一番目のウエハWを加熱炉2内に搬入する直前の温度から処理雰囲気が安定する温度を差し引いた温度差(オフセット温度)との関係(第1の関係)を示すデータがプロセス温度毎に記憶されている。第2の記憶部73には大電力供給用出力部82により出力を行う時間、即ちヒータ41〜44へ大電力の供給を行う時間と、当該時間に応じて上昇するオフセット温度との関係(第2の関係)を示すデータがプロセス温度毎に記憶されている。
【0018】
データ作成プログラム格納部74に格納されたプログラムは、製品ウエハを処理する前に第1の記憶部72内に記憶される既述の第1の関係を表すデータと、第2の記憶部73内に記憶される既述の第2の関係を表すデータとを作成するためのものである。このような第1の関係及び第2の関係の各データは、結局のところ、あるプロセスにおいて1枚目のウエハWを搬入する直前に各ヒータ41〜44に対して図示しない電力供給部から大電力(初期時昇温用の電力)である100%出力をどのくらいの時間供給するかを決めるためのものであるが、これらデータは反応容器26内の例えば中央部のゾーンの温度に基づいて作成され、これらデータに基づいて求まった大電力の供給時間は各ヒータ41〜44に対して共通なものとしている。また図中70はバスであり、プロセスコントローラ7内の各部位は、このバス70を介して各温度コントローラ51〜54と接続されている。
【0019】
次いで本実施の形態の作用について説明する。ここで作業の流れを簡単に説明しておくと、先ず第1の記憶部72及び第2の記憶部73においてデータの取得が行われ、しかる後に第1の記憶部72及び第2の記憶部73に記憶されたデータに基づいて製品用のウエハWに対する熱処理が行われるため、この順に沿って説明していく。
【0020】
先ず図4に示すように複数枚のウエハWを連続して処理する場合におけるインターバル時間とオフセット温度との第1の関係を、種々のプロセス温度について取得して第1の記憶部72に記憶する(ステップS1)。このとき温度コントローラ51〜54における切り替え部83は、PID演算部81側に切り替わっているため、第1の関係のデータ取得作業時におけるヒータ41〜44への電力供給量の制御は、プロセスコントローラ7から送られる各温度設定値と、熱電対61〜64から得た温度検出値とをPID演算部81に入力し、ここから得た制御信号に基づいてフィードバック制御部より行われる。
【0021】
図5はウエハWを連続して処理した場合における処理雰囲気21内の温度変化の様子を示す図であり、処理雰囲気21内の温度は図1に示す反応容器26の中央部に設けた温度検出部である内部熱電対75からの温度検出値である。この図5から分かるように、処理枚数を重ねるうちに処理雰囲気21内の温度は低下していき、例えばプロセス温度を600℃に設定したとき、10枚のウエハWを連続して処理した場合には図5に示すようにプロセス温度から25℃低い575℃で安定することとなる。
【0022】
この25℃の値がプロセス温度を600℃として熱処理を行った場合のオフセット温度(炉内温度落ち込み幅)であるが、このようなオフセット温度の計測作業を、今度は図5中のA1に示すインターバル時間の値を種々変えて行うことで、例えば図6に示すようなオフセット温度−インターバル時間の関係(第1の関係)を示すデータの取得ができる。なおインターバル時間とは、n番目のウエハWを反応容器26内に搬入し始めた時点からn+1番目ウエハWを搬入し始めるまでの時間である。
【0023】
図6において示す第1の関係のデータは、プロセス温度を600℃としたときに、インターバル時間を180秒、240秒、300秒と3回に亘って変化させながら各々のオフセット温度をプロットしていったものであるが、インターバル時間の設定値(時間)及び計測回数は自由に変えてもよい。そしてこのようなデータの取得作業を種々のプロセス温度に設定して行い、各プロセス温度ごとのオフセット温度−インターバル時間のデータを第1の記憶部72に記憶する。
【0024】
次にヒータ41〜44への100%出力供給時とオフセット温度との第2の関係を求める(ステップS2)この第2の関係は、後述する製品用ウエハWに対する熱処理時において、各温度コントローラ51〜54が大電力供給用出力部82をどの程度の時間だけ使用するかを決定する際に用いられるものである。具体的には内部熱電対75の温度検出値がプロセス温度に安定している状態で、各温度コントローラ51〜54の切り替え部83を大電力供給用出力部82側に切り替え、処理雰囲気21内の温度をステップ状に昇温させる。なお第2の関係を取得するときには、ウエハWは加熱炉2内に搬入しない。そしてある時間A2が経過した後、各供給電力をゼロにし(PID演算部81側に切り替えて設定信号を「ゼロ」にする)、内部熱電対75の温度検出値がどれくらい上昇するかを見極める。この時間A2を種々変えることにより時間A2と温度上昇幅との関係が求まる。この温度上昇幅は、ウエハWを加熱炉2内に搬入するときにはオフセット温度分を相殺してプロセス温度に安定させようとするものであるから、この関係は、オフセット温度と100%出力時間との関係に相当するものであり、例えば図7に示される。なお、図7の縦軸はプロセス温度に温度上昇幅を加えた温度としている。
【0025】
以上のようなステップS1及びステップS2は予めプロセスを行う前に実施されるが、更に図4に示すようにステップS3を実行する。即ち、プロセスコントローラ7の図示しない入力部からウエハWの連続搬入のタイミングとあるインターバル時間とプロセス温度とを入力する。これによりプロセスコントローラ7は、第1の記憶部72内に記憶されている当該プロセス温度に対応する第1の関係を選択し、インターバル時間と第1の関係とからオフセット温度を求める。更に第2の記憶部73内に記憶されている当該プロセス温度に対応する第2の関係を選択し、オフセット温度と第2の関係とから100%出力の供給時間を求める。この例ではインターバル時間が190秒であるからオフセット温度は25℃となり、前記供給時間は95.6秒となる。
【0026】
こうしたセッティングを終えた後、実際のプロセスを行う。最初加熱炉2内はプロセス温度600℃に設定されている。この状態で1枚目のウエハWから順次熱処理例えばアニール処理を行うが、1枚目のウエハWの搬入時、例えば加熱炉2内へのウエハWの搬入が完了した時点に各温度コントローラ51〜54において100%出力に切り替え、設定された時間だけ100%出力をヒータ41〜44に供給すると共に、温度設定値をプロセス温度にオフセット温度分を加算した値とし(ステップS4)、その後通常のPID制御を行う(ステップS5)。ここでウエハWを搬入したときの加熱炉2内の温度について述べる前に、ウエハWを搬入しないときの温度制御及び加熱炉2内の温度について図8に示しておく。この図から分かるように、加熱炉2内が600℃に安定している状態で100%出力を95.6秒間ヒータ41〜44に供給すると、加熱炉2内がプロセス温度600℃にオフセット温度分を加えた625℃まで昇温する。そして625℃まで昇温し切ったところで切り替え部83をPID演算部81側に切り替えると共にプロセスコントローラ7から各温度コントローラ51〜54にプロセス温度625℃に対応する温度設定値を与え、通常のPID制御を行う。これ以降、温度設定値は625℃であり、2枚目以降のウエハWの搬入時においても温度設定値は625℃であることから、2枚目以降のウエハWの搬入時における処理雰囲気の温度は625℃に安定している。
【0027】
図9はウエハWを1枚目から順番に10枚目まで熱処理したときの処理雰囲気21の温度(内部熱電対75の温度検出値)を示すものである。1枚目のウエハWが搬入されたとき、ウエハWが冷えているので加熱炉2内の温度が落ち込もうとするが、図8に示すようにヒータ41〜44に大電力である100%出力が供給されるためプロセス温度に維持される。その後2枚目以降のウエハWが順次加熱炉2内に搬入されて、加熱炉2内が冷え込もうとするが、温度の落ち込み幅を見込んだ分だけヒータ41〜44に大電力が供給されて、その熱量が均熱板3を通して加熱炉2内に供給され、以降はプロセス温度に落ち込み幅(オフセット温度)を加算した値を温度設定値として温度制御されるので、この結果各ウエハWが熱処理されるときの温度が揃う。なお、最後のウエハWを搬出するタイミングで一旦ヒータ4への電力供給量を0とするため、その温度は低下していき、所定時間経過後に再びPID演算部81から、例えば処理雰囲気21の温度がプロセス温度となるように出力制御を行う。これにより処理雰囲気の温度は徐々にプロセス温度へと収束していく。
【0028】
これまで述べてきたように、本実施の形態によればヒータ41〜44の近傍の温度に基づくPID制御の前に、一定時間例えば100%出力となるように出力決定部の切り替えを行い、両者の切り替えタイミングについては予め用意した第1及び第2の関係を参照するようにしたため、例えばウエハWの搬入時における処理雰囲気の温度低下分を補填でき、更には連続して処理される全てのウエハWについて揃ったプロセス温度で熱処理することができるため、ウエハW間の熱処理の均一性が良好になる。
なお処理雰囲気を温度制御するためには反応容器11内に熱電対を設ける温度制御方式も考えられるが、この場合ウエハWのローディング時に温度検出値が変動するので速やかにプロセス温度に安定化させるためには制御が複雑になり、また熱電対の位置している温度とウエハWの温度とが一致しているとは限らないので、上述実施の形態の手法の方が優れている。
本発明では、1番目のウエハWを加熱炉2内に搬入するときに、各温度コントローラ51〜54において100%出力に切り替えて予め設定した時間だけその出力をヒータ41〜44に供給するようにするが、100%出力に切り替えるタイミングとは、つまり「1番目のウエハWを加熱炉2内に搬入するとき」とは、上述の例のように1枚目のウエハWが加熱炉2内への搬入を完了した時点に限らず、ウエハWが加熱炉2の入り口に到達する直前であってもよい。即ちこのタイミングは、100%出力に切り替えて予め設定した時間経過したときに予定する温度例えば600℃あるいはその近傍の温度に安定するという作用が得られるタイミングであればよい。
また上述実施の形態ではヒータ41〜44に対して大電力の供給を行うにあたり、切り替え部83を大電力供給用出力部82側に切り替えて100%出力を与えるようにしているが、例えばPID演算部81における温度設定値を最大にしてもよいし、他の手法で大電力を供給するようにしてもよい。なお大電力の出力値は100%に限定されない。また上述の実施の形態では、均熱板が設けられているが、本発明は、均熱板が設けられない場合であっても適用することができ、反応容器が熱容量の大きい材質例えば炭化ケイ素などで構成されている装置に対しては好適である。
【0029】
更に本発明は、第1及び第2の関係を予め求める手法に限定されず、これからプロセスを行おうとするときに、予めダミーの被処理体例えばダミーウエハを用意してオフセット温度を求め、一方においてプロセス温度からそのオフセット温度とを加算した温度まで上昇し切るための大電力の供給時間を求め、この供給時間を用いてプロセスを行う場合も含まれる。
【0030】
また本実施の形態で使用される被処理体は、半導体ウエハに限定されるものではなく、例えば液晶ディスプレイ用のガラス基板などであってもよい。
【0031】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、複数枚の被処理体について熱処理を連続して行うにあたり、プロセス温度の低下を抑え、製品間での均一性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る熱処理装置を示す縦断面図である。
【図2】本実施の形態に係る熱処理装置を示す平面図である。
【図3】上記熱処理装置における制御系を示す説明図である。
【図4】本実施の形態における作用を説明するための工程図である。
【図5】第1の関係を把握するための試験について示す特性図である。
【図6】第1の関係を把握するための試験について示す特性図である。
【図7】第2の関係を把握するための試験について示す特性図である。
【図8】第2の関係を把握するための試験について示す特性図である。
【図9】本実施の形態の作用を説明する作用説明図である。
【図10】従来技術に基づく熱処理装置を説明するための概略説明図である。
【符号の説明】
W ウエハ(被処理体)
2 加熱炉
23 開口部
26 反応容器
3 均熱板(均熱体)
4(41〜44) ヒータ
51〜54 温度コントローラ
61〜64 熱電対
7 プロセスコントローラ
72 第1の記憶部
73 第2の記憶部
74 データ作成プログラム格納部
75 内部熱電対
81 PID演算部
82 大電力供給用出力部
83 切り替え部

Claims (9)

  1. 反応容器内に搬入された被処理体に対して反応容器の外側に設けられた抵抗発熱体からなるヒータにより加熱して熱処理を行う熱処理装置を用い、被処理体を反応容器内に順次搬入して同一の熱処理を連続して行う熱処理方法において、
    予め1番目の被処理体を搬入する直前の処理雰囲気の温度から被処理体を連続して熱処理していったときに被処理体の搬入時の処理雰囲気が安定する温度を差し引いた温度差であるオフセット温度を求める工程と、
    次いで電力をヒータに供給して処理雰囲気の温度をプロセス時の設定温度よりもオフセット温度分だけ昇温させるのに必要な前記電力の供給時間を求める工程と、
    処理雰囲気の温度をプロセス温度に設定した状態で、1番目の被処理体を反応容器内に搬入するときに前記工程で求めた供給時間だけ前記電力をヒータに供給し、その後は前記反応容器の外側に設けられ、当該反応容器の外側の温度を検出する温度検出部の温度検出値と、プロセス温度にオフセット温度を加えた温度設定値と、に基づいてヒータの電力制御を行う工程と、を含むことを特徴とする熱処理方法。
  2. 反応容器内に搬入された被処理体に対して反応容器の外側に設けられた抵抗発熱体からなるヒータにより加熱して熱処理を行う熱処理装置を用い、被処理体を反応容器内に順次搬入して同一の熱処理を連続して行う熱処理方法において、
    被処理体を反応容器内に搬入してから次の被処理体を反応容器内に搬入するまでの間隔をインターバル時間とし、1番目の被処理体を搬入する直前の反応容器内の処理雰囲気の温度から被処理体を連続して熱処理していったときに被処理体の搬入時の処理雰囲気が安定する温度を差し引いた温度差をオフセット温度とすると、インターバル時間とオフセット温度との第1の関係をプロセス温度に応じて求める工程と、
    次いで電力をヒータに供給して処理雰囲気をオフセット温度分だけ昇温させ、前記電力の供給時間とオフセット温度との第2の関係をプロセス温度に応じて求める工程と、
    その後、プロセス温度及びインターバル時間に応じた前記電力の供給時間を第1の関係及び第2の関係に基づいて求める工程と、
    処理雰囲気の温度をプロセス温度に設定した状態で、1番目の被処理体を反応容器内に搬入するときに前記工程で求めた供給時間だけ前記電力をヒータに供給し、その後は前記反応容器の外側に設けられ、当該反応容器の外側の温度を検出する温度検出部の温度検出値と、プロセス温度にオフセット温度を加えた温度設定値と、に基づいてヒータの電力制御を行う工程と、を含むことを特徴とする熱処理方法。
  3. 前記電力は、温度検出値を用いたフィードバック制御ループの外からの制御信号に基づいてヒータに供給されるものであることを特徴とする請求項1または2記載の熱処理方法。
  4. 反応容器とヒータとの間には均熱体が設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の熱処理方法。
  5. 被処理体を反応容器内に順次搬入し、反応容器の外側に設けられた抵抗発熱体からなるヒータにより加熱して同一の熱処理を連続して行う熱処理装置において、
    被処理体を反応容器内に搬入してから次の被処理体を反応容器内に搬入するまでの間隔をインターバル時間とし、1番目の被処理体を搬入する直前の処理雰囲気の温度から被処理体を連続して熱処理していったときに被処理体搬入時の処理雰囲気が安定する温度を差し引いた温度差をオフセット温度とすると、インターバル時間とオフセット温度との第1の関係をプロセス温度に応じて記憶する第1の記憶部と、
    次いで電力をヒータに供給して処理雰囲気をオフセット温度分だけ昇温させるのに必要な電力の供給時間とオフセット温度との第2の関係をプロセス温度に応じて記憶する第2の記憶部と、
    前記第1の記憶部及び第2の記憶部内のデータとプロセス温度及びインターバル時間とに基づいて、前記電力の供給時間を求める手段と、
    前記反応容器の外側に設けられ、当該反応容器の外側の温度を検出する温度検出部と、
    処理雰囲気の温度をプロセス温度に設定した状態で、1番目の被処理体を反応容器内に搬入するときに前記手段により求めた供給時間だけ前記電力をヒータに供給し、その後は前記温度検出部の温度検出値と、プロセス温度にオフセット温度を加えた温度設定値と、に基づいてヒータの電力制御を行う制御部と、を備えたことを特徴とする熱処理装置。
  6. 第1の関係及び第2の関係を作成するためのプログラムを備えていることを特徴とする請求項5記載の熱処理装置。
  7. 前記電力は、温度検出値を用いたフィードバック制御ループの外からの制御信号に基づいてヒータに供給されるものであることを特徴とする請求項5または6記載の熱処理装置。
  8. 反応容器とヒータとの間には均熱体が設けられていることを特徴とする請求項5ないし7のいずれかに記載の熱処理装置。
  9. 被処理体は基板であり、反応容器の側面に被処理体の搬送口が形成されると共にヒータは被処理体の両面を加熱するように設けられていることを特徴とする請求項5ないし8のいずれかに記載の熱処理装置。
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