JP3686851B2 - 床擦れ防止装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は寝たきりの患者や老人の床擦れ防止装置に関し、患者や老人の皮膚や床が汗や尿で濡れたことを速やかに検知し、それを介護人とか看護婦に自動的に知らせて下着やシーツ等を早めに交換して、患者や老人の皮膚を清潔に保って床擦れを予防できる様にしたものである。
【0002】
【従来の技術】
寝たきりの患者や老人は長期間ベッドや布団に寝ていると、どうしても汗とか尿で皮膚が濡れて床擦れしてしまう。特に背中での発汗によりあせもができると、皮膚が炎症を起して細菌が発生し、床擦れを誘発する。そこで、床擦れ防止のために、従来は、ベッドのマットの構造や形状を工夫して、寝ている人の体位(姿勢)を変え易くしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
マットの構造や形状を工夫して姿勢を変え易くしても、寝ている人の皮膚の濡れを感知することはできないため、汗や尿で濡れた布団やシーツが寝ている人の皮膚に触れたままとなりがちであり、汗や尿に起因する床擦れを予防することはできなかった。
【0004】
従来は、布団やシーツの濡れを自動的に感知して外部に報知できるようにした感知器は開発されているが、それは、あくまでも、シーツの下や布団の中にセットして床の濡れを感知するものであるため、床の濡れが感知されたときは、それまでに皮膚が汗や尿でかなり濡れてしまっており、感知が遅れて床擦れを予防することは難しかった。このような現況において、汗や尿による皮膚の濡れを早期に検出できる装置の開発が望まれている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の目的は、感知部を小型、薄型化して身体に直接あてがったり、身体の近くにセットしたりできるようにして、汗や尿による皮膚の濡れをいち早く感知し、皮膚の手入れや下着の着替え、シーツの交換等を速やかに行って、皮膚を清潔に保ち、床擦れの発生を未然に防止(予防)できるようにした床擦れ防止装置を提供することにある。
【0006】
本発明の請求項1の床擦れ防止装置は、床に寝ている人の皮膚や床が濡れると導通状態となって濡れを感知する感知部1と、感知部1による濡れ感知を電気的に検出する検出部2と、検出部2による濡れ検出を外部に報知する報知部3を備え、報知部3が点滅球7と音報知器8を有し、感知部1は一対の電極4が水溶性或は吸水性のある絶縁シート5により絶縁されており、絶縁シート5に感知感度が高まり消毒効果もある薬剤が含まれており、電極4から絶縁シート5の外側に引き出されたリード線6が感知部1に着脱可能であり、皮膚の濡れにより絶縁シート5が濡れて一対の電極4が導通状態となると検知部2が電気的に作動して皮膚や床の濡れを検知し、検知部2からの出力により報知部3の点滅球7が点滅し、その点滅時のフリッカー電流が有線又は無線で伝送されて音報知器8が作動して皮膚の濡れが外部に報知されるものである。
【0007】
本発明の請求項2の床擦れ防止装置は、床に寝ている人の皮膚や床が濡れると導通状態となって濡れを感知する感知部1と、感知部1による濡れ感知を電気的に検出する検出部2と、検出部2による濡れ検出を外部に報知する報知部3を備え、報知部3が点滅球7と音報知器8を有し、感知部1は一対の電極4が水溶性或は吸水性のある絶縁シート5により絶縁されており、電極4がフィルム又はシート状であり、電極4から絶縁シート5の外側に引き出されたリード線6が感知部1に着脱可能に接続され、皮膚の濡れにより絶縁シート5が濡れて一対の電極4が導通状態となると検知部2が電気的に作動して皮膚や床の濡れを検知し、検知部2からの出力により報知部3の点滅球7が点滅し、その点滅時のフリッカー電流が有線又は無線で伝送されて音報知器8が作動して皮膚の濡れが外部に報知されるものである。
【0008】
本発明の請求項3の床擦れ防止装置は、床に寝ている人の皮膚や床の濡れを感知する感知部1と、感知部1による濡れ感知を電気的に検出する検出部2と、検出部2による濡れ検出を外部に報知する報知部3を備え、報知部3が点滅球7と音報知器8を有し、感知部1は一対の電極4が水溶性或は吸水性のある絶縁シート5により絶縁されており、絶縁シート5に感知感度が高まり消毒効果もある薬剤が含まれており、電極4がフィルム又はシート状であり、電極4から絶縁シート5の外側に引き出されたリード線6が感知部1に着脱可能に接続され、皮膚の濡れにより絶縁シート5が濡れて一対の電極4が導通状態となると検知部2が電気的に作動して皮膚や床の濡れを検知し、検知部2からの出力により報知部3の点滅球7が点滅し、その点滅時のフリッカー電流が有線又は無線で伝送されて音報知器8が作動して皮膚の濡れが外部に報知されるものである。
【0009】
本発明の請求項4の床擦れ防止装置は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の床擦れ防止装置において、報知部3がアニメのキャラクターの形状であり、キャラクターの目の部分を点滅球としたものである。
【0010】
本発明の請求項5の床擦れ防止装置は、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の床擦れ防止装置において、報知部3がアニメのキャラクターの形状であり、且つそのキャラクターがキャラクター固有の音声または音楽を発するものである。
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の床擦れ防止装置の実施形態の一例を図1〜図4に基づいて詳細に説明する。この床擦れ防止装置は、床に寝ている人の皮膚や床の濡れを感知する感知部1と、感知部1による濡れ感知を電気的に検出する検出部2と、検出部2による濡れ検出を外部に報知する報知部3を備えている。
【0015】
感知部1は一対の電極4を水溶性或は吸水性のある絶縁シート5を挟んで対向させて配置し、電極4の外側を絶縁シート10で被覆してある。この絶縁シート10も水溶性或は吸水性のあるものが望ましい。電極4は導通性の有るものであればどのような形状、サイズのものでも使用可能であるが、一例としては図2(b)に示すように、厚さ数ミクロン程度のアルミ箔製のフィルム11の片面に絶縁膜12を被覆した薄片13を2枚用意し、両薄片13のアルミ箔製フィルム11間に水溶性或は吸水性のある絶縁シート5を挟んだものが適する。この場合、絶縁シート5も厚さ数ミクロン程度として、感知部1全体の厚さを数ミクロン程度とすれば、それを身体にあてがっても違和感が無く、痛くも無い。
【0016】
水溶性の絶縁シート5には濡れると溶けたり、破れたりするものとか、濡れると電気抵抗が小さくなって、それを挟んで配置されている電極4同士が導通状態になるようなものを使用する。それらの一例としては紙、オブラート、ガーゼ、吸水性のある不織布等がある。絶縁シート5にはビタミンCやクエン酸等の薬剤を含ませておくのが好ましい。それら薬剤を含ませるには例えば絶縁シート5をビタミンC或いはクエン酸を溶かした水溶液に浸漬したり、絶縁シート5にその水溶液を噴霧したりする。それら薬剤は電気抵抗が小さく導通性に優れているため、それらを含ませておくと感知部1の感知感度が向上する。また、殺菌性、抗菌性にも優れているため皮膚が消毒され炎症の防止や殺菌に有効である。
【0017】
電極4にはリード線6が接続され、その一端側が絶縁シート5の外側まで引き出されている。リード線6には金属導体の外周を樹脂とか他の絶縁剤で被覆した径の細い被覆線とか、他のものを使用することができる。例えば図3のように電極4として使用した方形のアルミ箔製のフィルム11を細いテープ状にして外部まで引き出したものでもよい。この場合は引き出したアルミ箔製のリード線6の外周を絶縁しておく。
【0018】
図示した感知部1はシート状にしてあるが、感知部1は使用箇所に合わせて他の形状、例えば、パンツ、オムツ、シャツ等の形状にすることもできる。図1では感知部1を2個用意してあるが、感知部1の数は湿潤状態を感知したい箇所の数に合わせて用意する。例えば、寝ている人の背中にあてがうもの、腰や尻にあてがうもの、股間にあてがうもの、といったように用意する。
【0019】
図1の検知部2は逆特性のトランジスタ21、22、バイアス用の電池23、安定抵抗器24、自在接続端子(ターミナル)25を備えている。図1では電源23の負極をトランジスタ22のベースBに、正極をトランジスタ21のベースBに印加してある。ターミナル25には感知部1のリード線6が脱着可能である。前記電源23の電圧は寝ている人の糜爛した皮膚に電痛を感じることが無い様にする必要があり、そのためには10Vの電圧でも刺激が大き過ぎるので3V程度とするのがよい。
【0020】
検知部2の出力側には報知部3が接続されている。図1では報知部3に発光体30と音報知器(スピーカ)8が使用されている。発光体30には発光ダイオードや電球を使用することができる。それらは点滅式のものでも点灯式のものでも使用可能であるが、点滅式の方が周囲の人が気が付き易い。図1では発光体30に点滅球7が使用され、音報知器8にスピーカが使用されている。スピーカ8は結合コンデンサCを介してトランジスタの出力側に接続されている。発光体30は介護人や看護婦が気の付き易い場所、例えば患者のベッドとか室内の天井等に取り付けておくのが良い。スピーカ8は看護婦や他の人が常駐することの多い管理人室とか、人に聞こえ易い談話室といった箇所に設置して置くのがよい。スピーカは管理室や他の箇所にある既設のものを利用することもできる。音報知器8にはトランジスタの出力側から無線で信号を伝送することもできる。
【0021】
図1において、床に寝ている人が発汗したり、排尿したりして、感知部1の絶縁シート5が溶けたり、吸水したりすると二つの電極4間が導通状態になり、自在接続端子6間の抵抗値が変化(数百kΩ〜数十Ω程度まで変化)する。
図1では電源23の負極がトランジスタ22のベースBに、正極がトランジスタ21のベースBに印加されているため、トランジスタ21のエミッタEとベースBとの間にトランジスタ21、22特有の拡散静電容量により生ずる電位(浮遊電圧)が誘起され、それによる数十μA程度の微弱電流が安定抵抗器24を介してトランジスタ21のエミッタE−ベースB間に通電している。この状態で寝ている人が発汗したり、排尿したりすると、感知部1の絶縁シート5が溶けたり、吸水したりして二つの電極4間の抵抗値が変化して導通状態になり、前記微弱電流がトランジスタ22のコレクタC−ベースB間に大きな電流となって(増幅されて)現れ、この電流が発光体(例えば、発光ダイオード)30に通電して発光体30が点灯する。この場合、自在接続端子25間の抵抗値が発汗や排尿の量により変化し、また、発汗や排尿の場所によって数百kΩ〜数十Ω程度まで変化する。ちなみに、腰部股間部の排尿で100kΩ程度、背中の発汗で数百Ω程度となる。この様に幅広く変化する抵抗値に対応してトランジスタ21、22の増幅が変化し、発光体30の明るさも変化する。この場合、二以上の感知部1を寝ている人の異なる二箇所以上にあてがっておけば、どの発光体30が点灯或は点滅するかにより濡れた箇所を知ることができ、点灯或は点滅の明るさがどの程度かによって皮膚がどの程度濡れているかを知ることもできる。
【0022】
発光体30がフリッカー点灯球の場合は、その点滅音(クリック音)がケーブル35でスピーカ8に送られて外部に流される。この場合、発光体30のクリック音は再度増幅してからスピーカ8に送ることもできる。また、クリック音を有線ではなく無線で(電波で)スピーカ8に送ることもできる。そのためにはトランジスタ21、22の出力側に、増幅電流が出力されたときに作動する電気回路を接続しておき、その電気回路からクリック音の信号を電波に変換して伝送し、それをラジオ受信機で受信してそのスピーカ8から流すとか、他の専用の受信機で受信してスピーカ8から流すとかする。
【0023】
汗や尿を一度感知した感知部1は、リード線6を自在接続端子25から取外して新しい感知部1と交換し、新しい感知部1を身体の腰、尻、股間等にあてがう。外した感知部1は使い捨てにすることができる。
【0024】
図1では感知部1と検出部2を二組設けた場合の例であるが、それらは一組でも良い。検出部2の回路構成は、微弱電流を増幅できるものであれば、図示した以外の構成であってもよい。
【0025】
報知部3は点滅球7ではなく、点灯を継続する通常の電球、即ち、表示灯とすることもできる。表示灯の色も任意に選択することができる。報知部3は図4のように、人体が感知可能な強さの振動をするバイブレータのような振動体9とすることもできる。図4の振動体9は検知部2の出力端に接続されたり、着脱可能としてあり、出力端から信号が出力されると、超小形のモータMが回転し、モータMの回転軸に偏心して取り付けられた回転子40が回転して振動するようにしてある。報知部3はアニメのキャラクターの形状にし、キャラクターの目の部分に点滅球を設けて、汗や尿が検出されたときに、その点滅球が点滅するようにすることもできる。また、キャラクターにキャラクター固有の音声を発する音声発生装置を内蔵しておいて、汗や尿が検出されたときに、その音声発生装置から音声が発生されるようにしたり、キャラクターに音楽再生装置を内蔵しておき、それから音楽が流れるようにしたりすることもできる。
【0026】
【発明の効果】
本発明の請求項1の床擦れ防止装置は次のような効果が有る。
1.感知部と、検知部と、報知部を備えているため、寝ている人が発汗したり排尿したりすると、すぐに感知部が通電状態となり、発汗や排尿されたことをリアルタイムで看護人や看護婦に報知することができ、皮膚についた汗や尿を速やかに拭いて皮膚を清潔にしたり、濡れたシーツや下着を交換したりすることができ、床擦れの発生を未然に防止(予防)することができる。
2.人手の多い昼間は、看護婦が患者の病室を見回るときの監視と、中央看護室とか管理室に居ながらにしての監視とで二重にチェックすることができるため、患者の身体の湿潤状態を見落とすことなく監視可能となり、患者の床擦れを防ぐことができる。人手の不足しがちな夜間でも、看護婦が中央看護室に居ながらにして一括監視することができるため、床擦れを未然に防ぐことができる。
3.絶縁シートに感知感度が高まり消毒効果もある薬剤が含まれているため、皮膚がわずかに濡れただけでも、その濡れが感知され、より早く皮膚を清潔にしたり、濡れたシーツや下着を交換したりすることができ、床擦れの予防効果が格段と高まる。
4.使用後の感知部はリード線ごと使い捨てにすることができ、新しい感知部との交換が容易になる。
【0027】
本発明の請求項2の床擦れ防止装置は、感知部の電極もフィルム又はシート状であるため、感知部を小型、薄型化することができ、身体にあてがっても違和感が無く、身体が痛くなることもないため、身体にあてがって皮膚の濡れを迅速に感知することができ、床擦れ予防効果がより一層向上する。
【0028】
本発明の請求項3の床擦れ防止装置は、感知部と、検知部と、報知部を備え、絶縁シートに薬剤が含まれ、感知部の電極がフィルム又はシート状であるため、前記1、2の床擦れ防止装置の効果を合わせ備えたものとなる。
【0029】
本発明の請求項1〜3の床擦れ防止装置は、フリッカー点灯球とスピーカとにより報知できるので次の様な効果がある。
1.遠隔地に居る人に報知することもできるため、現場に人が看護人が居なくとも、遠隔地で報知を確認した看護人が戻り次第、遅くならないうちに皮膚を掃除して清潔にすることができ、床擦れ予防効果が確保される。
2.フリッカー点灯球の点滅によるフリッカー音をそのままスピーカで拡大して流すことができるため、別途、増幅器を用意する必要も無く、フリッカー音を有効活用できる。
【0030】
【0031】
【0032】
本発明の請求項4の床擦れ防止装置は、報知部3をアニメのキャラクターの形状にしたので、報知部が報知装置のイメージではなく、患者や寝ている人の室内装飾のイメージとなり、室内を明るい良好な雰囲気にすることができる。しかもキャラクターの目の部分が点滅するので、発汗や排尿を確実に外部に報知することができる。
【0033】
本発明の請求項5の床擦れ防止装置は、報知部3をアニメのキャラクターの形状にし、且つそのキャラクターがキャラクター固有の音声や音楽が出力されるようにしたので、発汗や排尿の報知を、楽しく、明るい音声や音で報知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の床擦れ防止装置の一例を示す説明図。
【図2】 (a)は本発明の床擦れ防止装置の感知部の斜視図、(b)は感知部の電極の断面図。
【図3】 本発明の床擦れ防止装置におけるリード線の他例を示す平面図。
【図4】 本発明の床擦れ防止装置における報知部が振動体の場合の例を示す説明図。
【符号の説明】
1 感知部
2 検知部
3 報知部
4 電極
5 絶縁シート
6 リード線
7 点滅球
8 音報知器
Claims (5)
- 床に寝ている人の皮膚や床が濡れると導通状態となって濡れを感知する感知部(1)と、感知部(1)による濡れ感知を電気的に検出する検出部(2)と、検出部(2)による濡れ検出を外部に報知する報知部(3)を備え、報知部(3)が点滅球(7)と音報知器(8)を有し、感知部(1)は一対の電極(4)が水溶性或は吸水性のある絶縁シート(5)により絶縁されており、絶縁シート(5)に感知感度が高まり消毒効果もある薬剤が含まれており、電極(4)から絶縁シート(5)の外側に引き出されたリード線(6)が感知部(1)に着脱可能であり、皮膚の濡れにより絶縁シート(5)が濡れて一対の電極(4)が導通状態となると検知部(2)が電気的に作動して皮膚や床の濡れを検知し、検知部(2)からの出力により報知部(3)の点滅球(7)が点滅し、その点滅時のフリッカー電流が有線又は無線で伝送されて音報知器(8)が作動して皮膚の濡れが外部に報知されることを特徴とする床擦れ防止装置。
- 床に寝ている人の皮膚や床が濡れると導通状態となって濡れを感知する感知部(1)と、感知部(1)による濡れ感知を電気的に検出する検出部(2)と、検出部(2)による濡れ検出を外部に報知する報知部(3)を備え、報知部(3)が点滅球(7)と音報知器(8)を有し、感知部(1)は一対の電極(4)が水溶性或は吸水性のある絶縁シート(5)により絶縁されており、電極(4)がフィルム又はシート状であり、電極(4)から絶縁シート(5)の外側に引き出されたリード線(6)が感知部(1)に着脱可能に接続され、皮膚の濡れにより絶縁シート(5)が濡れて一対の電極(4)が導通状態となると検知部(2)が電気的に作動して皮膚や床の濡れを検知し、検知部(2)からの出力により報知部(3)の点滅球(7)が点滅し、その点滅時のフリッカー電流が有線又は無線で伝送されて音報知器(8)が作動して皮膚の濡れが外部に報知されることを特徴とする床擦れ防止装置。
- 床に寝ている人の皮膚や床の濡れを感知する感知部(1)と、感知部(1)による濡れ感知を電気的に検出する検出部(2)と、検出部(2)による濡れ検出を外部に報知する報知部(3)を備え、報知部(3)が点滅球(7)と音報知器(8)を有し、感知部(1)は一対の電極(4)が水溶性或は吸水性のある絶縁シート(5)により絶縁されており、絶縁シート(5)に感知感度が高まり消毒効果もある薬剤が含まれており、電極(4)がフィルム又はシート状であり、電極(4)から絶縁シート(5)の外側に引き出されたリード線(6)が感知部(1)に着脱可能に接続され、皮膚の濡れにより絶縁シート(5)が濡れて一対の電極(4)が導通状態となると検知部(2)が電気的に作動して皮膚や床の濡れを検知し、検知部(2)からの出力により報知部(3)の点滅球(7)が点滅し、その点滅時のフリッカー電流が有線又は無線で伝送されて音報知器(8)が作動して皮膚の濡れが外部に報知されることを特徴とする床擦れ防止装置。
- 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の床擦れ防止装置において、報知部(3)がアニメのキャラクターの形状であり、キャラクターの目の部分が点滅球であることを特徴とする床擦れ防止装置。
- 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の床擦れ防止装置において、報知部(3)がアニメのキャラクターの形状であり、且つそのキャラクターがキャラクター固有の音声または音楽を発することを特徴とする床擦れ防止装置。
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