JPH0675448U - おむつ - Google Patents

おむつ

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JPH0675448U
JPH0675448U JP2130793U JP2130793U JPH0675448U JP H0675448 U JPH0675448 U JP H0675448U JP 2130793 U JP2130793 U JP 2130793U JP 2130793 U JP2130793 U JP 2130793U JP H0675448 U JPH0675448 U JP H0675448U
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JP
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urine
diaper
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water
urine detection
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JP2130793U
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肇 滝田
洋子 伊藤
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Iwatsu Electric Co Ltd
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Iwatsu Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 尿検出用のセンサとなる導電性電極を内部に
一体的に埋め込んだおむつを提供すること。 【構成】 尿を吸水するための吸水層とこの吸水層の一
方側に尿が漏れないようにするための防水層が積層され
て一体に形成してなるおむつであって、吸水層には少な
くとも一対の導電性電極を組み込むと共に、この導電性
電極の一端部が接続された接続端子をおむつの外面又は
内面に設けた構造として、接続端子より各導電性電極間
の電気抵抗の変化を検出し排尿があったことを検知する
ようにしている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、幼児や、 自ら尿意を感じ排尿を処理できず失禁してしまう子供あ るいは痴呆性老人などが使用するおむつに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来尿等の検出については、幼児の場合は一般的に何等検出手段のないおむつ が用いられてきたが、前述したようなそれ以外の子供や老人の場合には、図7、 図8に示すような手段により行われている。
【0003】 1は布(例えば綿)の素材が数枚重ねるようにして用いられるおむつの一部、 2は尿検出プレートで絶縁シート2aおよび絶縁シート2aの表面に張り付けら れている一対の電極2bから構成される。3は外部設置される細部を省略した尿 検出機4に接続するための接続線である。すなわち、使用者の肌を直接おむつ1 で覆うのであるが、まずおむつ1の重ねられた布の間に尿検出プレート2を挿入 し、落ちないようにしっかり肌を覆い固定するとともに、接続線3を取り出し尿 検出機4に接続する。
【0004】 これらの一対の電極2b間は、おむつ1が乾いていれば電気抵抗値が高いため 電流は流れず、従って尿検出機4が作動せず警報信号は鳴らない。おむつ1が尿 により濡れると電極2b間の電気抵抗値が低下するので、予め定められたレベル 以上の電流が流れることとなり、尿検出機4でこの電流が検出され増幅されて警 報信号として取り出されブザーを鳴らすなどにより、他の場所にいる看護者に伝 えられるように形成されていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、これら従来のおむつ1と尿検出プレート2との組み合わせによ る尿の検出方法では、次のような問題点があった。
【0006】 (1)尿検出プレート2をおむつ1の装着時毎回いちいちおむつ1の中にしま い込まなくてはならず、煩わしかった。 (2)使用者が動き回ると尿検出プレート2がズレてしまい、電極2b自体の 位置が適正な位置から外れることとなり、安定した尿の検出が困難であった。 (3)尿検出プレート2は排尿の都度汚れるので、使用後は毎回清掃が必要で あり煩わしかった。 (4)近年紙おむつが頻繁に使用されるようになったが、紙おむつは外側が水 分が透過しない防水シートで覆われているので外側に従来の尿検出プレート2を 当てても検出はできず、更に従来の尿検出プレート2を紙おむつの内部に装着す ることもできないので、尿の検出が不可能となっている。 (5)紙おむつに従来の尿検出プレート2を用いようとした場合は、電極2b 自体を直接肌に接するように配置しなければならないため、使用者に不快感や違 和感を与えてしまい、終局的には使用者が故意に尿検出プレート2を引き出して しまうということが多々あった。 (6)尿感知が遅れたり、尿検出プレート2がズレていたり外されていたりし て作動しないと、尿のみならず糞により他の衣服や寝具等を汚してしまうことや 、糞尿による皮膚のかぶれや汗疹等皮膚の障害をもたらせてしまうなどの事態を 起こし、結局看護人の手間が多く必要となる不具合があった。
【0007】 この考案の目的は、前記した従来の問題点を除去し、尿の早期検出が可能で、 電極が常に正しく設定できズレの生じない構造、正確に尿を感知できる構造、装 着時の手間が省略できる構造、使用者の違和感をなくした構造、及び電極の洗浄 等の手間を省くことのできる一体化構造のおむつを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本考案は、尿を吸水するための吸水層とその吸水層 の一方側又は他方側に尿が漏れないようにするための防水層を積層して一体に形 成してなるおむつであって、吸水層の内部又は吸水層と防水層の間に少なくとも 一対の導電性電極を組み込み各導電性電極間の電気抵抗の変化を検出するように 構成して、尿の有無を検出するようにした点に特徴がある。
【0009】
【作用】
本考案によれば、吸水層と防水層が積層され一体に形成されたおむつの中に組 み込まれた導電性電極が、吸水層に染み込んで来た尿を検知して電気抵抗が変化 すると、その変化の状態を外部に設けられた尿検出装置が検出し、予め定められ たレベル以上に達すると尿が排泄されたことを示す警報信号を発生するように作 動する。
【0010】
【実施例】
以下、本考案を図面を基に詳細に説明する。図1は本考案の一実施例を示す外 観構造図で、(a)はその全体を示す外観構造図、(b)はその一部拡大外観構 造図、図2は図1の部分断面構造図で、(a)乃至(c)はそれぞれの実施例を 示す部分断面構造図、図3は本考案における構造説明図で、(a)乃至(e)は それぞれの導電性電極の配置例を示す構造説明図である。 図において、5はおむつで例えば紙おむつ、5aはその基部、5b、5cは胴 巻固定部、5dは尿収集部、51は吸水部、52は防水部、53a、53b、5 3cは導電性電極で例えば金属細線、54は導電性電極の一端部が接続されてい る接続端子である。 一般に例えば紙おむつ5は、尿を吸水する紙を綿状にして圧縮形成し尿を染み 込ませる働きをさせる吸水部51と、吸水部51に蓄えた尿を外部に漏らさない ために紙に樹脂等を染み込ませて防水膜を形成させた防水部52とが貼着又は他 の手段により積層され一体的に形成されて成る。 使用者に装着する場合には、まず使用者の澱部の下に基部を置き、胴巻固定部 の一方5bを腹部に載せ次いで他方5cを5bの上に被せて固定ボタン5eでズ レないように固定する。そののち尿収集部5dを胴巻固定部の他方5c上に載せ た状態で固定ボタン5fでしっかり固定して使用する。
【0011】 導電性電極53aと53bはそれぞれその間に所定の間隔をおいて、図2(a )に示すように紙を綿状にして圧縮形成されている吸給水部51の内部に断面方 向から埋め込まれる。また図2(b)に示すように吸水部51と防水部52との 間に埋め込んでもよい。更に図2(c)に示すように一方を吸水部51の内部に 、他方を吸水部51と防水部52との間に埋め込んでも同じ結果が得られる。 埋め込みの形態としては、縫い付ける方法や、印刷する方法、貼り付ける方法 、あるいは単に押し込んでそれぞれ固定する方法があるが、いずれも良好な結果 が得られている。 導電性電極53a、53bの一端は、図1に示すように接続端子54に接続さ れる。接続端子54は、図1に示す位置に設けてもよいがその他の場所でもよく 限定されない。この接続端子54は後述する尿検出装置の入力側に接続線を介し て接続される。 なお、接続端子54は、簡易なコネクタ化を行い雌コネクタ部として構成して もよいが、通常は安価にするため細線先端部を折り返すなどして接触面積を多く しておくか、銀ペーストなどを用いて端子部としてもよく、また金属箔、金属板 等で端部処理を行って図1に示すように形成してもよい。
【0012】 導電性電極53a、53b、53cの材料としては、金属細線の他導電性のあ る有機材料でもよく、更にカーボンや銀ペーストを印刷によって用いてもよい。 これら尿を検出するセンサーとなる導電性電極53a等は、大電流を流す必要が なく、高々数十マイクロアンペアでいいので極く細く高い抵抗のものでも使用で きる。このため金属線なら銅、アルミ、ニッケル、ステンレス等なんでもよい。 また抵抗値が高くてよいので太さも必要ない。例えば直径50ミクロン以下であ れば紙や繊維と一緒に織り込んでもその可塑性からして違和感を感じないし、流 れる電流から見ても十分の太さである。一方電極として導電性のある有機繊維を 使用すれば違和感はより一層緩和される。
【0013】 また導電性電極53a等の電極配置形状としては、図3(a)に示すように一 対の直線としてもよく、図3(b)に示すように尿検出のための感度を上げて用 いたり逆に感度を下げて用いるために複数の線を配置するようにしてもよい。ま た図3(c)に示すようにジグザグに対で配置してもよく、図3(d)に示すよ うに櫛の歯状に形成して相対するように配置してもよい。更に図3(e)に示す ように吸水部51と防水部52との間側には導電性有機材料を印刷して一方の電 極とし、吸水部51の他方側又は内部に他方の電極を埋め込み配置してもよい。 いずれの場合も良好な結果が得られている。 図3(b)のように導電性電極として複数の線を用いる場合、例えば線と線の 間隔を電極53aと53cの電極間が一番広く、次いで電極53bと53c間が 広く、電極53aと53b間が一番狭く配置するなど不等間隔に構成すると、こ の電極間の間隔が広いと電気抵抗の値はなかなか小さくならないので、すなわち 感度が悪くなるので尿の量が多くないと所定の抵抗値以下にならない。従ってこ のように複数の導電性電極を配置したおむつを使用者に装着し、電極53aと5 3bを用いて検出するようにすれば、排尿が多くても1回で直ぐに通知しないで 数回溜まってから通知させるようにもできるし、あるいは尿量の多い人に適用す るなどの方法が自由に選択できる。 一方、電極53aと53b間のように電極の間隔が狭いと、感度がよいので少 量の尿で直ちに所定の抵抗値以下になり得る。すなわち尿の少ない人には電極5 3aと53bを用いて検出するようにすればよい。
【0014】 図4は本考案の尿検出装置6の一実施例を示す回路構成図である。 INは入力端子でaはその一端でありbはその他端である。TR1、TR2は トランジスタ、R1、R2、R3、R4、R5は抵抗、VR1、VR2は調整抵 抗、D1、D2はダイオード、FFはフリップフロップ、G1、G2はナンドゲ ート、Cはコンデンサ、RLはリレー、rlはその接点、OUTは出力端子でc はその一端でありdはその他端である。 まず、入力端子INのa端子およびb端子におむつ5の接続端子54が接続さ れる。出力端子OUTのc、d端子には、警報信号を発生させるブザ15又は後 述する無線送信機7が接続される。 尿の検出レベルは予め設定される。使用するおむつ5の材質や構造、導電性電 極53の種類や配置あるいは使用者の区分すなわち排尿の多い人とか少ない人に よって、もしくは使用者の監視の区分すなわちある一定量に達した場合に検出す るなどそれぞれ設定レベルは異なるが、電極間の抵抗値が例えば1ΜΩ以上はト ランジスタTR1がオフとなるように設定され、1ΜΩ未満はトランジスタTR 1がオンとなるように感度を調整するための調整抵抗VR1を調整して設定され る。
【0015】 使用者が排尿していない場合には、おむつ5は乾いているためおむつ5に埋め 込まれた導電性電極53aおよび53b間の電気抵抗値は高く、両電極間に電流 は流れない。従ってトランジスタTR1、TR2はオンせずリレーRLも動作し ないので尿検出警報信号は発生せずブザ15は鳴動しない。 使用者が排尿した場合には、電極間の電気抵抗値が低下し予め設定された1Μ Ω未満になると、トランジスタTR1がオンになる。このオン情報はナンドゲー トG1、フリップフロップFF、ナンドゲートG2を介して増幅されてトランジ スタTR2のベースに入力される。従ってトランジスタTR2はオンとなり、コ レクタ・エミッタ間に電流が流れるのでリレーRLが動作し、その接点rlが閉 じるので出力端子OUTのc、d端子間が短絡される。このため接続されている ブザ15が鳴動し、使用者に排尿があったことを看護人に知らせることができる 。 実際には排尿がなく乾いているときは、電極間の電気抵抗値は10ΜΩ以上 であり、排尿により濡れているときは100ΚΩ以下というように、2桁以上も 変化するので安定した検出が可能である。
【0016】 図5は、本考案を用いて無線にて別室にいる看護人に排尿のあったことを知ら せる尿検出システムの一実施例を示すシステム構成図である。 図1乃至図4と同一符号は同一物を示す。6は尿検出装置、7は無線送信機で その入力端子e、fは尿検出装置6の出力端子OUTの端子c、dと接続される 。、8、9はアンテナ、10は無線受信機、11はバッテリーである。 使用者に排尿があった場合には、尿検出装置6が作動しリレーRLが動作して その接点c、dが閉じるので、その閉結信号を無線送信機7に入力して信号電波 を発信出力する。その電波はアンテナ8を介して放射され、アンテナ9で受信す る。この電波は例えば病院であれば、ナースセンターに設置されている無線受信 機10で受信され、ブザー15を鳴らすなどして看護人に知らせることができる 。 このシステムによれば、使用者毎の識別コードを出力信号に組み入れれば、 複数人を識別することが可能となる。また無線送信機7の発信周波数を変えるこ とでも複数人の識別ができる。
【0017】 次に、本考案のおむつ5の接続端子54と、尿検出装置6の入力端子INのa 、b端子との接続方法について述べる。 前述したように、接続端子54が雌コネクタになっている場合は、a、b端子 側は雄コネクタとして簡単に接続することができる。 また金属薄板の取り付けや銀ペーストの印刷を行って薄板状に形成した場合は 、a、b端子側は例えばクリツプ構成としてもよい。 図6(a)、(b)、(c)は、本考案のおむつ5の接続端子54と、尿検出 装置6の入力端子INのa、b端子との接続に小形クリップ(鰐口クリップ)を 用いた一実施例を示す構造説明図である。 図1乃至図5と同一符号は同一物を示す。12は小形クリップ、13は尿検出 ユニットである。
【0018】 図6(a)の実施例は、おむつ5の尿収集部5aの吸水部51側に接続端子5 4が固定されており、その接続端子54と導電性電極53が圧接又は貼付もしく はポイント半田付にて接続されている。そして小型クリップ12の金属製つまみ 部12aの歯部12bが接続端子54と噛み合い電気的に導通接続されている。 そして金属製つまみ部12aを包み込むようにして絶縁カバー12cで覆ってい る。金属製つまみ部12aには取出し線12dが導通接続され、取出し線12d は、使用者の近く、例えばベットや壁面等に取り付けられている尿検出装置6の 入力端子INに接続される。この小形クリップ12は接続端子54に対応してペ アで用いられる。
【0019】 図6(b)の実施例は、尿検出装置6と無線送信機7等を一体に組み込みコン パクトな尿検出ユニット13を構成しておむつ5に装着する構成として、図6( a)の実施例のような引出し線12dを不要として使用者に煩わしさを感じさせ ないようにし、かつ看護者が他の場所にいても容易に尿の検出が可能なようにし たものである。 尿検出ユニット13には、図5に示す検出発信側の各部分が含まれる。すなわ ち尿検出装置5、無線送信機7、細い電線コードからなるアンテナ8およびバッ テリー11が収容される。尿検出ユニット13の容器13aはプラスチック製で 、全てを収容しても縦40mm×横25mm×厚さ10mm程度の大きさに製作 できるので、使用者に装着してもほとんど装着していることを意識させることは ない。おむつ5の吸水部51側に設けられた接続端子54との接続は、図示のよ うにクリップ式で行う。クリップ部13bは一部に歯部13cが形成されており 容器13aと同様にプラスチックで作られ、支軸13d、バネ13eを介して尿 検出ユニット13の容器13aに形成された歯部13fと噛み合い図示のように おむつ5を挟んで結合される。おむつ5の尿収容部5aの着脱は、クリップ部後 端13gを押したり離したりして行う。 プラスチック製のクリップ部13bに は、歯部13fの内側におむつ5の接続端子54に接触接続させるための金属箔 又は金属板等の接触子13hが貼着等の手段により取り付けられており、この接 触子13hからそれぞれ尿検出装置6の入力端子INのa、b端子に接続される 接続線14が導出されている。
【0020】 このように薄形でコンパクトな尿検出ユニット13がクリップ部13bにより 挟み込んでおむつ5に装着されると、使用者の腹部の上部に違和感なく簡単に収 容されるので、看護人の装着上の煩わしさは全く生じない。 そして使用者の排尿が検出されると、直ちに無線でその情報が送信されるので 、ナースステーションのように離れた部屋にいても看護人に早期に伝達すること ができる。
【0021】 なお、おむつ5の基材については紙を用いた紙おむつについて述べてきたが、 これに限定されず、従来から用いられてきた綿などの布製でも同様に構成し適用 することが可能であり、紙おむつと同様の効果が得られることはいうまでもない 。 ただ、紙おむつを使用すれば安価であり使い捨てができるので、電極の洗浄 や乾燥などの作業を行う必要もないので手間が省けより便利である。 また、今までの説明では尿だけについて述べてきたが、便の検出にも効果的で ある。また夏などは汗にも効果的であり、汗疹の発生も予防可能である。
【0022】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案によれば、次のような効果がある。 (1)おむつの内部に尿を検出するセンサである電極を一体的に組み込んでい るため、通常と同様におむつをセットするだけでよく、装着上の煩わしさがない 。 (2)通常と同様におむつがセットされれば電極にはズレが生じないので、 従来のようにズレによる検出不能の事態は起こらず、安定した尿検出が可能であ る。また、ズレが生じないため衣服や寝具を汚すことがない。 (3)従来はおむつ自体は使い捨てできたが尿検出プレートは何回でも交換し て使用しなければならず毎回清掃や乾燥作業を必要としたが、本考案は組み込ま れた電極共々おむつ自体を使い捨てできるので看護人の手間を省くことができる 。 (4)防水シート覆われたおむつでも電極を内部に組み込むものであるため 尿検出が可能である。 (5)電極を直接肌に触れない構成にできるので使用者に装着したときの違和 感がない。また電極の材質を有機材料を用いて形成すれば、直接肌に触れても違 和感なく使用することもできる。 (6)看護人がどこにいても早期に尿検出が伝達できるので、早期に処置可能 なため使用者は快適に過ごすことができる。 (7)早期検出できるので糞尿による汚れや汗疹などによる使用者の皮膚のか ぶれなどをなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例を示す外観構造図で、
(a)はその全体を示す外観構造図、(b)はその一部
拡大外観構造図である。
【図2】 図1の部分断面構造図で、(a)乃至(c)
はそれぞれの実施例を示す部分断面構造図である。
【図3】 本考案における構造説明図で、(a)乃至
(e)はそれぞれの導電性電極の配置例を示す構造説明
図である。
【図4】 本考案の尿検出装置の一実施例を示す回路構
成図である。
【図5】 本考案の尿検出システムの一実施例を示す全
体システム構成図である。
【図6】 本考案の接続方法の一実施例を示す構造説明
図で、(a)は小形クリップを用いた実施例を示す図、
(b)は尿検出ユニットを用いた実施例を示す図、
(c)は(b)の部分断面説明図である。
【図7】 従来の尿検出プレートを示す外観構造図であ
る。
【図8】 従来の尿検出プレートを用いた使用説明図で
ある。
【符号の説明】
1…おむつの一部、2…尿検出プレート、2a…絶縁シ
ート、2b…一対の電極、3…接続線、4…尿検出機、
5…おむつ、51…吸水部、52…防水部、53…導電
性電極、54…接続端子、6…尿検出装置、7…無線送
信機、8、9…アンテナ、10…無線受信機、11…バ
ッテリー、12…小形クリップ、13…尿検出ユニッ
ト、14…接続線、15…ブザ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 尿を吸水するための吸水層と該吸水層の
    一方側に前記尿が漏れないようにするための防水層が積
    層されて一体に形成して成るおむつであって、 前記吸水層の内部又は該吸水層の一方の面もしくは該吸
    水層の他方の面に少なくとも一対の導電性電極を組み込
    み各導電性電極間の電気抵抗の変化を検出するように構
    成して、尿の有無を検出するようにしたことを特徴とす
    るおむつ。
JP2130793U 1993-03-31 1993-03-31 おむつ Pending JPH0675448U (ja)

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