JP3686587B2 - ゴーグル用バックル - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、風防用、水泳用等のゴーグルに関する。
【0002】
【従来の技術】
レンズを備えたアイカップとヘッドバンドとからなる水泳用ゴーグルには、これらアイカップとヘッドバンドとを、アイカップに設けられたバンドホルダとヘッドバンドに設けられたバンド取付け具とを介してワンタッチで着脱できるようにした方式のものがある。特開平10−57522号公報には、この種の水泳用ゴーグルが開示されている。
【0003】
図7はこの水泳用ゴーグルに用いられるバンド取付け具50と、この取付け具50にバンドホルダの係合部51を取り付けた状態を示している。
【0004】
この水泳用ゴーグルは、左右のアイカップ各々の外端部にバンドホルダを有し、このバンドホルダには前記バンド取付け具50に形成された上下一対の前腕部55を挿入係合させる接続孔が形成されている。この接続孔の外側の周壁部は、破線で図示した断面略半月形の係合部51となっている。
【0005】
前記バンド取付け具50は、後端部にヘッドバンドを掛止するバンド掛止部52を備えてヘッドバンドを掛止しており、前端部の内方に前記係合部51を受け容れるための受容部53を備えている。さらに、この受容部53と外部とはスリット54で連通しており、横向きにしてスリット54から受容部53へ挿入された係合部51は、90度回転させると、図示されるように一対の前腕部55に支えられて受容部53から抜けることがない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この種ゴーグルにおいては、スリット54の開放方向とヘッドバンドの引っ張り力方向が同一なので、この方向に一定の力が作用する常態では問題にならないが、特に水泳用ゴーグルにおいて、例えばプール壁でターンをする場合などにこのゴーグルに複雑な力が作用すると、ヘッドバンドが外れるという問題がある。すなわち、このような力が作用する場合は、一定の引っ張り力が作用するわけでなく、回転力が作用したり、脱加重状態になったりするため、取付け具50が複雑な動きをして係合部51がその向きを変えてスリット54から抜けてしまうことがある。
【0007】
本発明は、このような従来の課題を解決するためになされたもので、その目的は、ヘッドバンドをアイカップに対して容易に連結できるとともに、ヘッドバンドがアイカップから簡単に外れることのないヘッドバンド用バックルを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための本発明の前提は、アイカップと、バンド本体の端部にゴーグル用バックルを掛止してなるヘッドバンドとを備えたゴーグルの前記アイカップの後端部に形成されたバンドホルダに前記ヘッドバンドを取り外し自在に連結可能であり、前記ヘッドバンドの周り方向の一端および他端と、前記一端と前記他端との間を並行して延び、前記バックルの外縁を形成する第一外縁および第二外縁とを有するゴーグル用バックルである。
【0009】
かかる前提において、本発明が特徴とするところは、前記バックルの前記一端の側に形成され、前記バンドホルダに着脱自在に係合する連結部と、前記バックルの前記他端の側に形成され、前記ヘッドバンドを掛止するバンド装着部とを含み、前記連結部が、前記第一外縁から腕状に伸びて前記バックルの前記一端を形成する前腕部と、該前腕部に隣接して形成された係合用開口と、該係合用開口を挟むように形成された弾性変形可能な弾性変形部と、前記ヘッドバンドの周り方向に直交する方向から前記バンドホルダの部位が前記係合用開口に出入り可能に形成された通過溝と、該通過溝を狭めるべく前記前腕部に向かって前記弾性変形部に形成された凸状部とを備え、前記凸状部と前記前腕部との間の間隔が、前記係合用開口に入る前記バンドホルダの部位よりもわずかに狭い間隔を隔てて対峙し、前記凸状部が前記係合用開口に出入りする前記バンドホルダの部位の通過に抵抗を与えると共に、前記弾性変形部が前記ヘッドバンドの周り方向に変形して前記バンドホルダの部位の通過を可能にすることである。
【0010】
【0011】
【0012】
本発明の好ましい実施態様の一つは、前記弾性変形部が、軟質プラスチックまたはゴムから形成され、前記通過溝を前記バンドホルダの部位が通過するとき、前記凸状部を押圧してそれ自身が圧縮変形することで前記バンドホルダの部位の通過を可能にすることである。
【0013】
本発明の好ましい実施態様の他の一つは、前記バックルが、前記弾性変形部に隣接して形成され、前記弾性変形部の変形を可能にする変形用開口を備えていることである。
【0014】
本発明の好ましい実施態様のさらに他の一つは、前記弾性変形部に形成された前記凸状部に対峙する前記前腕部の位置に鉤部が形成されていることである。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。
【0016】
この実施の形態は、本発明を水泳用ゴーグルに適用したものである。
【0017】
図1は、本実施の形態の水泳用ゴーグルを示す斜視図である。
【0018】
図2は、この水泳用ゴーグルに用いるバックルの第一実施形態をそれぞれ示す正面図である。図3は、このバックルの取り付け時の説明図である。図4〜図6は、この水泳用ゴーグルに用いるバックルの第二〜第四実施形態をそれぞれ示す正面図である。
【0019】
図1に示すように、水泳用ゴーグル1は、一対のレンズ2,2を備えたアイカップ3とこれを頭部に保持するヘッドバンド4とからなっている。
【0020】
アイカップ3は、一対のレンズ2,2をそれぞれ保持した一対のレンズホルダ5,5と、これらを連結している鼻ベルト6と、一対のレンズホルダ5,5にそれぞれ装着された一対の接顔パッド7,7からなっている。
【0021】
また、アイカップ3には、それぞれのレンズホルダ5,5の外端部において前記ヘッドバンド4を装着する一対のバンドホルダ8,8が設けられている。
【0022】
これらバンドホルダ8,8は、略楔形状の板体から断面コ字状の枠が突出する構成を有し、これら板体をそれぞれレンズホルダ5,5の外端部に埋設して、レンズホルダ5,5と一体化するようになっている。
【0023】
ヘッドバンド4は、弾性を有するバンド本体9と、このバンド本体9の両端に掛止された二つのバックル10,10とからなっている。
【0024】
これらのバックル10,10は、バンドホルダ8,8を介してアイカップ3に係合する部材で、これによりアイカップ3とヘッドバンド4とを一体化している。
【0025】
二つのバックル10,10は同一形状であり、同一方法でバンドホルダ8,8に係合するので、以降説明を簡単にするために一方のみについて説明する。
【0026】
バックル10は、図2に示すように、ヘッドバンドの周り方向に長径の略楕円形状をなし、その一端の側にバンドホルダ8に係合する連結部11を有するとともにこれと連設して中央部から他端の側にかけて前記バンド本体9を装着するバンド装着部12を有している。バックル10は、さらに、その一端と他端との間を並行して延び、バックル10の外縁を形成する第一外縁10aおよび第二外縁10bとを有する。
【0027】
連結部11には、バックル10の第一外縁10aと第二外縁10bとの間に、前記バンドホルダ8に挿嵌する前腕部13と、バンドホルダ8を受納してバックル10に係合保持する係合用開口14と、前腕部13挿嵌時に弾性変形してこの挿嵌を可能にする弾性変形部15と、この弾性変形部15の変形代を受容する変形用開口16とがこの順序で隣接して図上左から右へ設けられている。さらに、係合用開口14には、図上下方にバンドホルダ8を通過させる通過溝17が連通している。
【0028】
係合用開口14は、バックル10の短径方向に長い長円形をなし、前腕部13と弾性変形部15とを区画している。
【0029】
この係合用開口14で区画された前腕部13と弾性変形部15との面は互いに対向して設けられている。
【0030】
前腕部13は、図上連結部11の左端を形成するように前記第一外縁10aからバックル10の短径方向に腕状に伸びており、その弾性変形部15と対向した面には、係合用開口14に通過溝17が連通する部位に弾性変形部15に向かって突出する鉤部18が設けられている。一方、弾性変形部15の同面にも、前腕部13に向かって突出する凸状部19が設けられ、これら鉤部18と凸状部19とは、通過溝17を介して対峙している。これら鉤部18と凸状部19との対峙幅A(図3参照)は、バンドホルダ8の部位を通過させる際その通過に抵抗を与えると共に弾性変形部15がわずかに変形してバンドホルダ8の部位の通過を可能にする幅であれば良いので、通過するバンドホルダ8の部位の幅B(図3参照)よりわずかに狭くなっている。また、これら鉤部18と凸状部19とは、それらの頂部がR付けされて滑らかとなっており、バンドホルダ8の部位の通過が円滑に行われるようになっている。
【0031】
弾性変形部15は、係合用開口14に隣接するとともに前記バックルの第一第二外縁に連接して形成され、前述のようにバンドホルダ8の部位を通過させる際にわずかに変形してバンドホルダ8の部位の通過に抵抗を与えながらその通過を可能にするものである。この変形を可能にするために弾性変形部15に隣接して変形用開口16が設けられており、かつ、弾性変形部15におけるバックル10の長径方向の幅は前腕部13のそれよりも小さくなっている。この幅は、この実施形態においては、前腕部13の同幅と比較して略1/3になっている。
【0032】
変形用開口16は、バックル10の短径方向に長い長円形をなしている。
【0033】
バンド装着部12は、周知の構造であり、バンド本体9を掛止棒20,20に掛けまわして固定するようになっている。
【0034】
【0035】
次に、このバックル10を装着したヘッドバンド4と、アイカップ3との取り付け方法を説明するとともにこのバックル10の作用を説明する。
【0036】
バックル10にバンド本体9を掛止してヘッドバンド4を作る。アイカップ3に設けられたバンドホルダ8,8に、このヘッドバンド4のバックル10,10を係合して、アイカップ3とヘッドバンド4とが一体化した水泳用ゴーグルが完成する。
【0037】
このバンドホルダ8とバックル10との係合は、バンドホルダ8の断面コ字状の枠(部位)をヘッドバンド4の周り方向にほぼ直交する方向から通過溝17に入れ、該通過溝17を介して係合用開口14に進入させる。言い換えれば、前腕部13をバンドホルダ8の断面コ字状の枠内に挿嵌し、この枠をバックル10の係合用開口14に受納することにより係合がなされる。前腕部13の挿嵌に際しては、前腕部13をバンドホルダ8の枠の内側に挿入すると、バンドホルダ8の枠は、通過溝17に入り、まず対峙している前腕部13の鉤部18と弾性変形部15の凸状部19とに当接してその通過に対する抵抗を受ける。ついで、バンドホルダ8の枠は、凸状部19を押圧して弾性変形部15をヘッドバンド4の周り方向に変形させ、相対的に前腕部13がバンドホルダ8に挿嵌する。弾性変形部15は、図3に示すように変形用開口16側に変形してバンドホルダ8の枠の通過を許容する。前腕部13がバンドホルダ8に挿嵌して、バンドホルダ8の枠が係合用開口14に受納されると、バンドホルダ8とバックル10との係合は完成し、バックル10はバンドホルダ8にしっかりと保持され、使用時において外れることはない。
【0038】
また、アイカップ3からヘッドバンド4を外すときは、バックル10を掴んで、前腕部13の挿嵌時とは逆の方向に引っ張る。このようにすることにより、弾性変形部15は、挿嵌時と同様に変形してバンドホルダ8の枠の離脱を許容し、前腕部13はバンドホルダ8から外れる。
【0039】
このように、本実施の形態のゴーグルでは、アイカップ3とヘッドバンド4との着脱を意図して行うときは容易に行えるが、ゴーグル使用時は、従来例と異なり、引っ張り力がかかる方向と前腕部13の着脱方向とが異なるので、まったく外れることがない。
【0040】
つぎに、本発明のバックルの第二〜第四実施形態について説明する。
【0041】
これらの実施形態はいずれも、第一実施形態とは、前記連結部11の構造が一部異なっている。
【0042】
したがって、これら第二〜第四実施形態については、第一実施形態と同一部位については、同一符号を用いて簡単に説明し、異なる部位についてのみ詳細に説明する。
【0043】
第二実施形態のバックル21は、その連結部22の弾性変形部23と、変形用開口24とが、第一実施形態のバックル11とその構造を異にしている。
【0044】
図4に示すように、変形用開口24は、係合用開口25に連通している。
【0045】
弾性変形部23は、前記第二外縁10bからバックル21の短径方向に突起状に伸びた部材で、通過溝26と変形用開口24とで区画されている。その先端の前腕部13に対向する部分は、凸状部27となっており、前腕部13の鉤部18と対峙している。これら鉤部18と凸状部27との対峙幅A(図3参照)は、第一実施形態のバックル11のそれと同様であり、また、この頂部がR付けされて滑らかとなっている。
【0046】
第三実施形態のバックル31は、その連結部32の弾性変形部33と、変形用開口34とが、第一実施形態のバックル11とその構造を異にしている。
【0047】
図5に示すように、変形用開口34は、通過溝35に連通している。
【0048】
弾性変形部33は、前記第一外縁10aからバックル31の短径方向に突起状に伸びた部材で、係合用開口14と変形用開口34とで区画されている。その先端部の前腕部13に対向した部分は、凸状部37となっており、前腕部13の鉤部18と対峙している。これら鉤部18と凸状部37との対峙幅A(図3参照)は、第一実施形態のバックル11のそれと同様であり、また、この頂部がR付けされて滑らかとなっている。
【0049】
また、弾性変形部33の凸状部37と反対側の面に対向する変形用開口34に臨む内壁38には、突起状のストッパ39が設けられている。
【0050】
このストッパ39は、弾性変形部36の変形代を規制するとともに、バンドホルダ8が誤って変形用開口34に受納されることを防止する。
【0051】
ただし、このストッパ39は省略することもできる。
【0052】
これらの第二、第三実施形態のバックルは、第一実施形態と同様に作用するので、その説明は省略する。
【0053】
これらの第一〜第三実施形態のバックル10,21,31は、ポリオキシメチレン、ポリフェニレンオキシド、ポリアミド、ポリカーボネート等の機械的強度に優れたいわゆるエンジニアリングプラスチックスで作製される。
【0054】
第四実施形態のバックル41は、その連結部42の弾性変形部43が、第一実施形態のバックル11と構造を異にしているとともに変形用開口部16を不要としている。その他の構造は同様である。
【0055】
図6に示すように、弾性変形部43は、第一実施形態の弾性変形部15と形状は同一であるが、その材質が異なっている。また、それに伴い変形用開口部16を排している。
【0056】
弾性変形部43は、軟質プラスチックスまたはゴムなどの弾性による圧縮変形が大きい材質の材料からなり、エンジニアリングプラスチックスの基材上に接着ないしは一体成型するなどして形成されている。この弾性変形部43では、材料自身が圧縮変形してバンドホルダ8の通過を可能にしている。すなわち、前腕部13の鉤部18と対峙している凸状部44は、前腕部13をバンドホルダ8に挿嵌する際に、バンドホルダ8の枠の通過にともないそれ自体が圧縮変形する。バンドホルダ8の枠の通過後は直ちにその弾性で復帰する。
【0057】
この第四実施形態では、変形用開口部16が不要なので、構造が簡易になっている。
【0058】
前述のそれぞれの実施の形態は、本発明を水泳用ゴーグルに適用したものであるが、本発明のバックルは風防用、スキー用、その他様々なゴーグルに適用することができる。
【0059】
前述の第一〜第三の実施の形態では、バックルは単一のエンジニアリングプラスチックスの射出成型等により製造されるが、必ずしもこれに限られるわけではなく、弾性変形部をその他の材料を用いて形成しても良い。例えば、第一実施形態の弾性変形部15を硬質ゴム材として、バックルに接合した構成でも良い。この場合は、エンジニアリングプラスチックスに比べると硬度の低い硬質ゴム材をもちいるので、自身の変形も多少考慮することができ、変形用開口が小さくてすむ。
【0060】
前述のそれぞれの実施の形態のバックルは、バンド本体の両端にこのバックルを装着したものであるが、一方を着脱不能にして、一方のみ該バックルを用いるようにしても良い。
【0061】
【発明の効果】
本発明のバックルは、本発明のバックルを装着したヘッドバンドをアイカップに取り付ける際に、弾性変形部が弾性変形するので、容易にワンタッチで着脱できるとともに、ゴーグル使用時にヘッドバンドの加重方向がバックルの取り付け方向と異なっているので、ヘッドバンドが意図せずに脱落することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 水泳用ゴーグルの斜視図。
【図2】 バックルの第一実施形態を示す正面図。
【図3】 バックルの取り付け時の説明図。
【図4】 バックルの第二実施形態を示す正面図。
【図5】 バックルの第三実施形態を示す正面図。
【図6】 バックルの第四実施形態を示す正面図。
【図7】 従来のバックルを示す正面図。
【符号の説明】
1 水泳用ゴーグル(ゴーグル)
3 アイカップ
4 ヘッドバンド
5 レンズホルダ
8 バンドホルダ
9 バンド本体
10,21,31,41 バックル
10a 第一外縁
10b 第二外縁
11,22,32,42 連結部
12 バンド装着部
13 前腕部
14,25 係合用開口
15,23,33,43 弾性変形部
16,24,34 変形用開口
17,26,35 通過溝
18 鉤部
19,27,37,44 凸状部
Claims (4)
- アイカップと、バンド本体の端部にゴーグル用バックルを掛止してなるヘッドバンドとを備えたゴーグルの前記アイカップの後端部に形成されたバンドホルダに前記ヘッドバンドを取り外し自在に連結可能であり、前記ヘッドバンドの周り方向の一端および他端と、前記一端と前記他端との間を並行して延び、前記バックルの外縁を形成する第一外縁および第二外縁とを有するゴーグル用バックルにおいて、
前記バックルの前記一端の側に形成され、前記バンドホルダに着脱自在に係合する連結部と、前記バックルの前記他端の側に形成され、前記ヘッドバンドを掛止するバンド装着部とを含み、
前記連結部が、前記第一外縁から腕状に伸びて前記バックルの前記一端を形成する前腕部と、該前腕部に隣接して形成された係合用開口と、該係合用開口を挟むように形成された弾性変形可能な弾性変形部と、前記ヘッドバンドの周り方向に直交する方向から前記バンドホルダの部位が前記係合用開口に出入り可能に形成された通過溝と、該通過溝を狭めるべく前記前腕部に向かって前記弾性変形部に形成された凸状部とを備え、前記凸状部と前記前腕部との間の間隔が、前記係合用開口に入る前記バンドホルダの部位よりもわずかに狭い間隔を隔てて対峙し、前記凸状部が前記係合用開口に出入りする前記バンドホルダの部位の通過に抵抗を与えると共に、前記弾性変形部が前記ヘッドバンドの周り方向に変形して前記バンドホルダの部位の通過を可能にすることを特徴とする前記ゴーグル用バックル。 - 前記弾性変形部が、軟質プラスチックまたはゴムから形成され、前記通過溝を前記バンドホルダの部位が通過するとき、前記凸状部を押圧してそれ自身が圧縮変形することで前記バンドホルダの部位の通過を可能にする請求項1記載のゴーグル用バックル。
- 前記バックルが、前記弾性変形部に隣接して形成され、前記弾性変形部の変形を可能にする変形用開口を備えている請求項1記載のゴーグル用バックル。
- 前記弾性変形部に形成された前記凸状部に対峙する前記前腕部の位置に鉤部が形成されている請求項1〜3のいずれかに記載のゴーグル用バックル。
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