JPH1057522A - ゴーグル - Google Patents

ゴーグル

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JPH1057522A
JPH1057522A JP21893896A JP21893896A JPH1057522A JP H1057522 A JPH1057522 A JP H1057522A JP 21893896 A JP21893896 A JP 21893896A JP 21893896 A JP21893896 A JP 21893896A JP H1057522 A JPH1057522 A JP H1057522A
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Tadashi Kita
正 喜多
Tomoyuki Yashiro
知之 八代
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Yamamoto Kogaku Co Ltd
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Yamamoto Kogaku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アイカップのバンド接続部及びバンド取付具
の構造を簡単にしてコスト低下を図り、バンド取付具を
ワンタッチでアイカップに接続・分離可能とする。 【解決手段】 バンド取付具に、係合孔と該係合孔を外
部に開放する挿入用切割溝とを設け、前記アイカップの
外端部に前記バンド取付具を挿入係合させる接続孔を上
下方向に貫通状に設けると共に、該接続孔の外側に、前
記バンド取付具をアイカップに対して上下方向に交差す
る方向に向けることにより前記バンド取付具の挿入用切
割溝を通してバンド取付具の係合孔に挿入係合する係合
部を、前記バンド取付具をアイカップに対して左右方向
外方に突出する方向に向けることによりバンド取付具の
係合孔から抜脱不能になるように設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイミング用、ス
キー用、オートバイ用、各種作業用などの眼を保護する
ためのゴーグルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種ゴーグルとしては、図16
〜図20に例示するものが知られている(実公平1−3
6504号公報参照)。図16〜図20に示すゴーグル
31は、スイミング用であって、左右一対のアイカップ
32,32と、両アイカップ32,32の対向内端部を
連結する鼻ベルト33と、両アイカップ32,32の外
端部相互をバンド取付具34及び止め具35を介して接
続する弾性バンド36と、両アイカップ32,32の側
壁部後端に接着された柔軟な弾力を有するクッションパ
ッド37とからなっている。
【0003】前記アイカップ32の対向外端は後方傾斜
状のバンド取付部38とされ、凹部39が形成されてい
る。この凹部39は上下壁40,40及び底壁41から
なり、後方に開放しており、前記底壁41の後部には段
状の平坦部42が形成され、該平坦部42に平行状に上
下方向の支軸43が前記上下壁40,40に一体的に設
けられている。
【0004】前記取付具34は、図20に示すように、
バンド36の端部を取付ける軸状バンド掛部44を有す
る取付部45と、取付部45の上下端部に設けられた一
対のフック状掛合部46とを有し、前記支軸43にその
軸心回りに回動自在でかつ係脱自在に係合するようにな
っている。また、前記止め具35は、図19に示すよう
に、取付具34の取付部45の背面側に重合しかつバン
ド挿通孔47を有する重合部48と、重合部48の中央
部に設けられたフック状の掛合部49とを有しており、
該掛合部49が取付具34の掛合部46,46の間に位
置して支軸43に係脱自在に係合するようになってい
る。
【0005】そして、取付具34のバンド掛部44にバ
ンド36を掛けて、止め具35のバンド挿通孔47に挿
通し、取付具34に止め具35を重合させることによ
り、バンド36を取付けている(図17参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、度
付きアイカップ32の交換に際して、アイカップ32へ
の弾性バンド36の着脱に便利である。しかし、アイカ
ップのバンド取付部38及び取付具34及び止め具35
の構造が複雑で、成形金型も複雑となり高価になるう
え、取付具34及び止め具35のフック状掛合部46,
49の掛合精度が悪いと、この掛合部46,49が支軸
43から外れ易くなるという問題がある。
【0007】本発明は、上述のような問題点に鑑みてな
されたもので、その目的とするところは、アイカップの
バンド接続部構造及び取付具の構造が簡単で、従来の止
め具が不要であり、コスト低下を図ることができ、アイ
カップにバンド取付具を上下方向からワンタッチで着脱
することのできるゴーグルを提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本発
明は、左右一対のアイカップと、両アイカップを連結す
る鼻ベルトと、両アイカップの外端部相互をバンド取付
具を介して接続するバンドとからなるゴーグルにおい
て、前記バンド取付具に、係合孔と該係合孔を外部に開
放する挿入用切割溝とを設け、前記アイカップの外端部
に前記バンド取付具を挿入係合させる接続孔を上下方向
に貫通状に設けると共に、該接続孔の外側に、前記バン
ド取付具をアイカップに対して上下方向に交差する方向
に向けることにより前記バンド取付具の挿入用切割溝を
通してバンド取付具の係合孔に挿入係合する係合部を、
前記バンド取付具をアイカップに対して左右方向外方に
突出する方向に向けることによりバンド取付具の係合孔
から抜脱不能になるように設けたものである(請求項
1)。
【0009】また、本発明は、前記アイカップの係合部
を、上下方向の幅が左右方向の幅よりも広い断面になる
ように形成したものである(請求項2)。また、本発明
は、前記バンド取付具には、一端側にバンド掛止部を設
け、他端側に前記係合部の上下方向の幅よりも若干長い
寸法の略円形又は長方形あるいはこれらに類似の形状の
前記係合孔を設けると共にその先端部中央に前記アイカ
ップの係合部の左右方向幅と同じか若干狭い寸法の前記
挿入用切割溝を開放状に設けたものである(請求項
3)。
【0010】したがって、アイカップの前記係合部に、
その上または下からバンド取付具の先端に設けた切割溝
を嵌め合わせて、強制的に両者を互いに反対方向に押す
と、前記係合部がこれにより切割溝を押し開いて取付具
の係合孔に挿入され、アイカップとバンド取付具を相対
的に90度回動させることで、前記取付具の切割溝が、
アイカップの左右方向に位置し、切割溝の両側係止片が
アイカップの係合部に係止されて接続状態となり、バン
ド取付具がアイカップの前記係合部から自然に外れない
ようになる。
【0011】そして、アイカップからバンド取付具を外
すときは、該取付具をアイカップの上又は下方向に90
度相対的に回動させて、両者を互いに反対方向外方に引
張ると、アイカップの係合部が前記取付具の切割溝に嵌
入し、さらに強く引張ると、前記係合部が切割溝を押し
開いて抜け出し、ワンタッチで取外すことができる。ま
た、本発明は、前記バンド取付具の係合孔とバンド掛止
部との間に補強部を設け、係合部挿入用切割溝の両側に
形成される一対の係止片に、対向方向内外方への弾力性
を付与することができ(請求項4)、バンド取付具のア
イカップの係合部への係合を確実にかつ強固にすること
ができる。
【0012】また、本発明は、前記アイカップの接続孔
の外側に設けた該係合部の断面形状を略半月形とするこ
とができ(請求項5)、バンド取付具のアイカップの係
合部への挿入取付けを容易にすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。図1〜図15は、本発明に係るゴー
グル1の実施形態を示している。このゴーグル1は、特
にスイミングに好適で、図1に示すように、左右一対の
アイカップ2,2と、鼻ベルト3と、弾性バンド4と、
バンド取付具5,5と、パッド6とにより構成されてい
る。
【0014】アイカップ2,2は、透明又は半透明の硬
質合成樹脂例えばポリカーボネート又はCP製で、図
2、図3にも示すように、前面の平板状レンズ部2A
と、レンズ部2Aの周縁から後方に突出する周壁部7と
を備えている。この周壁部7の後端部7Aは、顔面にフ
ィットする曲面とされ、パッド6が接着剤(又は他の固
着手段)により固着されている。
【0015】また、前記周壁部7の左右対向内側には、
鼻ベルト3の取付台部8が突設されている。そして、前
記周壁部7の各外端は、バンド接続部9とされている。
前記アイカップ2の取付台部8は、レンズ部2Aの前面
よりも前方に向かって斜めに突出するように設けられて
いる。該取付台部8の後面(顔面側傾斜面)8Aに、顔
面に向かって突出する断面略円形の棒状突起10が設け
られている。この突起10は、前記後面8Aに対して、
周壁部7側が鋭角となっている。また、この突起10の
後端面10Aは、図5に示しているように、前記取付台
部後面8Aと略平行とすべく突起10の中心軸線に対し
て傾斜されている。そして、前記突起10の後端部に
は、対向内側に係止突部11が設けられている。
【0016】前記アイカップ2は、各周壁部7の左右方
向外端側(前記取付台部8の反対側)が、後方に傾斜状
に延出されて前記バンド接続部9とされている。なお、
該接続部9は、図3に示しているように、厚肉とされ、
バンド取付具5の接続孔12が、上下方向(レンズ部2
Aの中心軸線と直交する方向)に貫通状に設けられてい
る。
【0017】前記取付具5の接続孔12は、図3に示す
ように、断面形状が前後方向に長い略卵形(だ円又は長
円形)の長孔で、前記取付具5の端部(後述の係止片2
5)を該孔12内で90度回転させうる大きさとされて
いる。そして、前記接続孔12のアイカップ2外端側に
は、図7に示しているように、断面略半月形(図示のも
のは外周が円弧形で内周が直線形のもので、また断面が
断面が凸レンズのものであっても良い)のバンド取付具
5を係合させる係合部13が形成されている。
【0018】この係合部13は、上下方向の幅Wが左右
方向の幅Tよりも大きく(約2倍)とされ、該係合部1
3の接続孔12側の面13Aに、前記取付具5の係止片
25(後述)が係止されるようになっている。前記鼻ベ
ルト3は、図3、図8、図9に示しているように、平面
視略弯曲状で、軟質(又は半硬質)プラスチック等の弾
性材料により成形されている。また、鼻ベルト3は、長
手方向(左右方向)両端部3Aが、後方に向かって傾斜
状(八字状)に延び、この両端部3Aに前後方向に貫通
する突起係合孔14,14が設けられている。この係合
孔14は、前記両端部3Aの前後面に対して傾斜してい
る。
【0019】さらに、前記両端部3Aの前面には、鼻ベ
ルト3の前端面に対して、前記アイカップ2の取付台部
8の前後方向厚さと略同じ寸法の段差Hが設けられてい
る(図5参照)。この段差Hは、アイカップ2の前記取
付台部8前面と、鼻ベルト3前面を、面一(フラッシュ
サーフェース)にするのに役立っている。これは、スイ
ミングゴーグルに採用することにより、水の抵抗をなく
すのに効果がある。
【0020】なお、突起係合孔14は、円形であるか
ら、円形断面の棒状突起10と嵌合させると、アイカッ
プ2と鼻ベルト3が、突起10を軸として相対的に回動
自在となる。そして、鼻ベルト3の両端部3A後面に
は、左右内端側に、係止突部11を係止する切欠部15
が設けられている。前記弾性バンド4は、ゴム等の伸縮
自在な弾性材により、断面略長方形の平帯状に成形され
ている。なお、このバンド4は、後頭部に当たる中間部
分を、図16に示しているように2条にすることができ
る。
【0021】前記バンド取付具5は、硬質合成樹脂製で
平面視略楕円形のバックル状を呈しており、長手方向の
一端側に2本のバンド掛止部16,17が、長手方向に
平行に設けられ、他端側に略長方形の係合孔18が設け
られている。そして、この係合孔18と前記バンド掛止
部17との間に、長手方向と直交方向の、即ちバンド掛
止部17と平行な補強部19が設けられている。
【0022】また、前記バンド掛止部16,17の両側
には、平面視長方形のバンド挿通孔20,21,22が
形成され、バンド掛止部16の外端側の前記挿通孔20
は、前記弾性ベルト4を二重に挿通できる幅とされてい
る。そして、バンド挿通孔20の外側中央部には、該挿
通孔20に通じるバンド挿通用の切割溝23が開放状に
設けられている。この切割溝23の幅は、バンド4の厚
さよりも若干大きい寸法とされている。
【0023】前記バンド取付具5の係合孔18は、長さ
L及び幅W1が、アイカップ2の係合部13の上下方向
の幅Wよりも大きい寸法とされ、前記係合部13が嵌入
された状態で、バンド取付具5を前記係合部13に対し
て上下方向に夫々90度回動させうる大きさ及び形状と
されており、係合孔18の外端側中央部には、前記係合
部13を係合孔18に挿入するための切割溝24が、長
手方向にかつ係合孔18に通じるように開放状に設けら
れている(図10〜図12参照)。
【0024】そして、この切割溝24の幅Sは、アイカ
ップ2の係合部13の左右方向の幅Tと同じか又は若干
狭くされ、該溝24の両外側が略カギ形の係止片25,
25となっている。この係止片25,25は、若干の弾
性を有し、図10に矢印イ,ロで示す対向内・外方向に
撓んで、アイカップ2の係合部13の挿通を許容するよ
うになっている。
【0025】なお、バンド取付具5の補強部19は、係
止片25,25の対向内方への強力な復元力を確保し、
かつ十分な強度を保持して、弾性バンド4の長手方向に
大きな力が作用した場合でも、アイカップ2の係合部1
3から係止片25が外れないようにしてある。前記パッ
ド6は、低硬度シリコン製で、ゴム硬度10度とされ、
厚さが薄くてしかも弾力性に富んでおり、顔面へのフィ
ット性が至極良好である。なお、このパッド6のゴム硬
度範囲は、20〜5度好ましくは12〜8度である。こ
のパッド6は、その厚さが大であると嵩ばるだけで、フ
ィット性の向上は期待薄である。
【0026】このパッド6の厚さが薄いと、アイカップ
2の中心における前後方向厚さt(図3参照)を薄くで
き、水との抵抗感が少なくなり、視界も広くすることが
できる。上記実施形態によれば、ゴーグル1を装着する
とき、左右のアイカップ2,2は、鼻ベルト3に対して
棒状突起10を軸として、図6に矢印ハで示す方向に相
対回動する。さらに、バンド取付具5,5は、アイカッ
プ2,2の係合部13を軸として、図1に矢印ニで示す
方向に相対回動する。そのため、アイカップ2は、上下
方向に融通性をもって動き、位置調整が容易で、装着者
の顔面にパッド6がフィットする。
【0027】さらに、ゴーグル1を装着して使用してい
るとき、アイカップ2と鼻ベルト3には、図5に示すよ
うに、弾性バンド4の張力Fが矢印で示す方向に作用
し、そのため、鼻ベルト3の両端部3Aには、図5に矢
印FAで示す方向に力が作用する。即ち、突起係合孔1
4の各外端側が、アイカップ2の取付台部8と棒状突起
10の間に押し込められる。また、棒状突起10の係止
突部11が鼻ベルト3の突起係合孔14後方の切欠部1
5に係止されている。
【0028】また、ゴーグル1の使用中は、前記係合孔
14から棒状突起10が抜け出して、アイカップ2と鼻
ベルト3が分離することはない。そして、バンド取付具
5は、その係止片25,25がアイカップ2の係合部1
3に係止されかつ、強力な弾力により保持されているの
で、開くことがなく、したがって、アイカップ2とバン
ド取付具5が分離することはない。
【0029】なお、上記実施形態において、アイカップ
2に弾性バンド4を接続する場合、図13に示すよう
に、バンド取付具5の切割溝24を、アイカップ2の係
合部13に上方又は下方から押し当て、強く押すとその
係止片25が図中矢視イ,ロのように互いに外方に押し
開かれ、係合部13が図14に示すように、係合部18
内に入る。そこで、バンド取付具5を、図14、図15
に矢印ホで示す方向に90度回転させた後、図15に矢
印ヘで示す方向に引くと、係止片25がアイカップ2の
係合部13の面13Aに係止される。この接続状態(図
10参照)になると、もはやバンド取付具5はアイカッ
プ2の係合部13から外れることはない。
【0030】そこで、アイカップ2の係合部13からバ
ンド取付具5を外して、アイカップを交換する場合、例
えば度付きアイカップで装着者の眼の度数に合わなくな
って適正度数のものと交換する場合、バンド取付具5を
アイカップ2の係合部13に対して90度上方又は下方
に回動し、これを上方又は下方に強制的に引張ることに
より、両係止片25が切割溝24に入った係合部13に
より押し開かれ、前記取付具5の係合孔18から簡単に
抜け出す。次いで、鼻ベルト3をアイカップ2から分離
させる。
【0031】なお、交換用アイカップ2に鼻ベルト3及
びバンド取付具5を接続する場合は、前述と同様にして
行えばよい。本発明は、上記実施の形態に限定されるも
のではなく、例えば、アイカップ2の前記バンド取付具
5の接続孔12は平面視長円形とすることができ、バン
ド取付具5の係合孔18は長方形・円形・長円形或いは
これに類似の形状とすることができるほか、バンド取付
具5の補強部19をなくしてバンド掛止部17又は/及
び係止片25の強度を増すことにより対応することがで
きる。
【0032】
【発明の効果】本発明は、上述のように、アイカップに
バンド取付具を介してバンドを接続するに際し、バンド
取付具をアイカップに設けた係合部に上又は下方から押
し込んで左又は右方向に90度回動させることにより、
ワンタッチで係合させることができ、また、バンド取付
具を取外す際も上又は下方にこれを90度回動させて、
引張ることによりワンタッチで容易に外すことができ
る。また、アイカップのバンド接続部の構造及びバンド
取付具の構造を至極簡単にすることができ、成形金型の
構造が簡単になるうえ、部品点数が少なくなるので、コ
スト低下を図ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す正面斜視図である。
【図2】同実施形態におけるアイカップの拡大正面図で
ある。
【図3】図2の平面図である。
【図4】図2のA−A線断面図である。
【図5】図3のB部拡大図である。
【図6】図5のC−C線矢視図である。
【図7】図3のD−D線断面拡大図である。
【図8】同実施形態における鼻ベルトの平面図である。
【図9】同鼻ベルトの正面図である。
【図10】同実施形態におけるバンド取付具の正面図で
ある。
【図11】図10の上平面図である。
【図12】図10のE−E線断面図である。
【図13】同実施形態におけるアイカップとバンド取付
具の接続作業説明図である。
【図14】同接続作業説明図である。
【図15】同接続作業説明図である。
【図16】従来例の頭部への装着状態を示す側面図であ
る。
【図17】従来例の中央横断平面拡大図である。
【図18】同バンド接続部の分解斜視図である。
【図19】同バンド止め具の斜視図である。
【図20】同バンド取付具の斜視図である。
【符号の説明】
1 ゴーグル 2 アイカップ 3 鼻ベルト 4 弾性バンド 5 バンド取付具 6 パッド 9 外端部(バンド接続部) 12 接続孔 13 係合部 16,17 バンド掛止部 18 係合孔 19 補強部 20,21,22 バンド挿通孔 24 切割溝 25 係止片 L バンド取付具5の係合孔18の左右方向の幅 S 切割溝24の幅 T アイカップ係合部13の左右方向幅 W アイカップ係合部13の上下方向幅 W1 バンド取付具5の係合孔18の上下方向幅

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右一対のアイカップと、両アイカップ
    を連結する鼻ベルトと、両アイカップの外端部相互をバ
    ンド取付具を介して接続するバンドとからなるゴーグル
    において、 前記バンド取付具に、係合孔と該係合孔を外部に開放す
    る挿入用切割溝とを設け、前記アイカップの外端部に前
    記バンド取付具を挿入係合させる接続孔を上下方向に貫
    通状に設けると共に、該接続孔の外側に、前記バンド取
    付具をアイカップに対して上下方向に交差する方向に向
    けることにより前記バンド取付具の挿入用切割溝を通し
    てバンド取付具の係合孔に挿入係合する係合部を、前記
    バンド取付具をアイカップに対して左右方向外方に突出
    する方向に向けることによりバンド取付具の係合孔から
    抜脱不能になるように設けたことを特徴とするゴーグ
    ル。
  2. 【請求項2】 前記アイカップの係合部を、上下方向の
    幅が左右方向の幅よりも広い断面になるように形成した
    ことを特徴とする請求項1に記載のゴーグル。
  3. 【請求項3】 前記バンド取付具には、一端側にバンド
    掛止部を設け、他端側に前記係合部の上下方向の幅より
    も若干長い寸法の略円形又は長方形あるいはこれらに類
    似の形状の前記係合孔を設けると共にその先端部中央に
    前記アイカップの係合部の左右方向幅と同じか若干狭い
    寸法の前記挿入用切割溝を開放状に設けたことを特徴と
    する請求項1又は2に記載のゴーグル。
  4. 【請求項4】 前記バンド取付具の係合孔とバンド掛止
    部との間に補強部を設け、前記挿入用切割溝の両側に形
    成される一対の係止片に、対向方向内外方への弾力性を
    付与したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記
    載のゴーグル。
  5. 【請求項5】 前記アイカップの接続孔の外側に設けた
    係合部の断面形状を略半月形としたことを特徴とする請
    求項1〜4のいずれかに記載のゴーグル。
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