JP3686310B2 - 窓構造 - Google Patents

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雅信 樋口
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、外壁より奥まった位置に窓サッシが取り付けられてなる窓構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、住宅の外壁に、50mm以上の厚みを有するコンクリート製の外壁パネルを使用することが行われている。
【0003】
従来より、このようなコンクリート外壁パネルの厚みを利用して、この厚み分だけ奥まった位置に窓サッシを取り付けることで、コンクリート外壁パネルの厚みを強調して、住宅の外観に重厚さや深みを持たせて高級感を演出することが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、外壁パネルが、矩形に枠組みされたフレームの片面にセラミック板を貼設したような薄型の複合板からなるセラミック外壁パネルの場合、充分な厚みが無いために、上記従来のような窓構造にすることができない。
【0005】
本発明は、係る実情に鑑みてなされたものであって、セラミック外壁パネルのような薄型の複合板であっても、厚みを強調することができる窓構造を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明の窓構造は、躯体と略面一に固定された窓サッシの外側を囲繞するように、躯体の外側に、ユニット化された下地パネルが設けられ、この下地パネルの開口端縁部を被覆するように、窓サッシと下地パネルとの間に枠材が設けられ、この枠材は、窓サッシと下地パネルとの間に、それぞれシール材が設けられてなり、下地パネルの表面には、この枠材を巻き込むようにして、タイルが貼設されてなるものである。
【0007】
この構成により、下地パネルの開口端縁部を枠材によって被覆処理することができる。また、この枠材は、下地パネルの表面に貼設されるタイルによって被覆されるので、外観上は、タイル外壁の奥まった位置に窓サッシが取り付けられたように見せることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0009】
図1は窓構造の全体構成の概略を示し、図2は同窓構造のタイル貼設前の状態を示し、図3および図4は同窓構造の断面図を示している。
すなわち、この窓構造は、躯体1に固定された窓サッシ2の外側に、窓サッシ2を囲繞するように下地パネル3が設けられ、この窓サッシ2と下地パネル3の開口30との間に枠材4がシール材5を介して設けられ、下地パネル3の表面に、枠材4を巻き込むようにしてタイル6が貼設されている。
【0010】
躯体1は、窓サッシ2の取付位置に開口フレーム11が設けられている。
【0011】
窓サッシ2は、その周縁部に取付金具21がビス22で固定されている。また、窓サッシ2の外側周縁部には、平滑面23が形成されている。窓サッシ2は、上記取付金具21によって、開口フレーム11に固定される。窓サッシ2は、躯体1に固定された状態で、窓サッシ2が躯体1の外側面の内側に納まるように固定される。
【0012】
下地パネル3は、矩形に枠組みされたフレーム31の表面に、このフレーム31と合致する大きさの板状となされた防耐火性の下地材32を貼設して構成されている。
【0013】
この下地パネル3は、フレーム31の部分を、躯体1の外側に当接した状態で、このフレーム31の部分が躯体1に設けられた取付金具(図示省略)によって固定されることで、この躯体1に固定される。この下地パネル3は、躯体1に固定した状態で、上記躯体1に固定された窓サッシ2の外周を囲繞するように、窓サッシ2に合致する矩形状の開口30を形成した状態となされる。この開口30は、複数の下地パネル3を、窓サッシ2の周囲に矩形に取り囲んで固定して形成するものであってもよいし、あらかじめ窓サッシ2の大きさに合わせて矩形の開口30を形成した下地パネル3を使用するものであってもよい。
【0014】
枠材4は、断面略T字状で窓サッシ2の大きさに合致する矩形状に枠組みされたものが使用される。この枠材4は、下地パネル3の開口30の裏面側からフレーム31に当接してビス33で固定される。このように、下地パネル3に枠材4を固定した状態で、枠材4は、下地パネル3の端縁部を被覆するとともに、窓サッシ2の平滑面22と対面することとなる。
【0015】
また、上記下地パネル3と枠材4との間、および窓サッシ2の平滑面22と枠材4との間には、バックアップ材50を設けておいて、シール材5を充填硬化させ、窓サッシ2から下地パネル3までに生じる間隙を全て塞ぐ。
【0016】
タイル6としては、例えば、横幅が約200〜250mm、縦幅が約60mm前後、厚みが約10mm前後といった具合に形成され、表面にレンガ模様が施されたせっ器質タイルなどを用いることができる。このタイル6は、下地パネル3の表面に高耐候弾性接着剤7を塗布して接着される。この際、タイル6は、隣接するタイル6との間に目地60が形成されるように、適宜の間隔を存して接着される。この目地の間隔としては、例えば、縦目地間隔5mm、横目地間隔7mmといった具合に設けられる。この接着状態で、タイル6の目地60からは、高耐候弾性接着剤7が見えることとなるが、この高耐候弾性接着剤7は、ダークグレーに着色されているため、目地60からはあまり目立たないこととなる。なお、この状態で、目地60に目地モルタル(図示省略)を充填して仕上げてもよい。ただし、目地モルタル(図示省略)を充填する場合、目地60としては、例えば9mm程度に幅広く割り付けしておかなければならない。
【0017】
また、タイル6は、下地パネル3の開口30から枠材4を巻き込むように接着される。この接着に使用されるタイル6は、下地パネル3の厚みに相当する長さぶんだけ折り曲げられて断面L字状となされた開口専用のものが使用される。
【0018】
ただし、開口30の下辺に相当する部分には、窓サッシ2から延設された水切り20が設けられる。したがって、この水切り20と枠材4との間隙も、バックアップ材50を介してシール材5を充填硬化させることによって止水処理がされる。
【0019】
このようにして構成される窓構造によると、下地パネル3の開口30に巻き込むようにして接着されたタイル6によって、タイル6は、あたかもこの巻き込んだ長さ、すなわち下地パネル3の厚みに相当する厚みを有するレンガブロックのように見える。したがって、フレーム31に防耐火性の下地板32を貼設した薄型の下地パネル3を使用しているにも関わらず、本物のレンガブロックを使用した外壁のような質感が得られることとなり、重厚さや深みのある外壁使いの住宅建物を構成することができる。
【0020】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によると、タイル外壁の奥まった位置に窓サッシを取り付けたように見せることができるので、薄い複合板製の外壁パネルであっても、外壁の厚みを強調して重厚さや深みを持たせた高級感のある住宅建物を構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る窓構造の全体構成の概略を示す部分破断斜視図である。
【図2】本発明に係る窓構造のタイルを貼設する前の状態を示す部分破断斜視図である。
【図3】本発明に係る窓構造の水平断面図である。
【図4】本発明に係る窓構造の垂直断面図である。
【符号の説明】
1 躯体
2 窓サッシ
3 下地パネル
30 開口(開口端縁部)
4 枠材
5 シール材
6 タイル

Claims (1)

  1. 躯体と略面一に固定された窓サッシの外側を囲繞するように、躯体の外側に、ユニット化された下地パネルが設けられ、この下地パネルの開口端縁部を被覆するように、窓サッシと下地パネルとの間に枠材が設けられ、
    この枠材は、窓サッシと下地パネルとの間に、それぞれシール材が設けられてなり、
    下地パネルの表面には、この枠材を巻き込むようにして、タイルが貼設されてなることを特徴とする窓構造。
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