JP3684418B2 - スライディングノズル用詰め物及びそれを用いた取鍋の受鋼方法 - Google Patents
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【発明の属する技術分野】
本発明は溶鋼の取鍋に設置されたスライディングノズル(溶鋼流量制御装置)に充填する詰物に関するものであり、より詳しくは2層充填される詰物の上層に用いられる詰物に関する。
【0002】
【従来の技術】
取鍋の底部には溶鋼流量を制御するためのスライディングノズルが設けられている。図1は、スライディングノズルの概略構成を示す断面図である。図中(1)はノズル受けレンガ(羽口レンガ)、(2)は上部ノズル、(3)は固定板、(4)は摺動板、(5)は下部ノズルである。
【0003】
溶鋼がノズル内で冷却固化してしまうのを防止するために、取鍋のスライディングノズル内には溶鋼を入れる前に予め詰め物を充填しておく。
【0004】
摺動板(4)をスライドさせ、上部ノズル(2)と下部ノズル(5)の開口を一致させると、詰め物は下部ノズル(5)を通って落下し、ノズルが自然開口される。開口されたスライディングノズルからは取鍋内の溶鋼が流出する。
【0005】
上記の詰め物としては、珪砂、珪砂に長石を混合したもの(特公昭55-18194号)、低純度珪砂と高純度珪砂を混合したもの(特開昭62-176670号)、クロマイト,クロマイトに珪砂を混合したもの(特開平6-71424号,特開平7-308763号)、カルシウム・アルミネート質クリンカーを使用したもの(特開平8-300143号)等がある。
【0006】
スライディングノズル用詰め物は適度に膨張することにより詰め物の粒子間に溶鋼が侵入することを防止し、焼結層の厚さ強度を適度に調節できることが求められる。詰め物の粒子間に溶鋼が多く侵入して焼結層の厚さ強度が溶鋼の自重に耐えるものとなると、自然開口できなくなるからである。
【0007】
詰め物が落下せず、スライディングノズルが自然開口しない場合(詰物が詰まったままの場合)は、酸素ランスによる洗浄を行って詰め物を溶融させて除去して開口する方法がとられることが多い。
【0008】
しかし、酸素ランスによる洗浄作業は噴射する酸素による溶鋼の酸化等の問題があり、作業にも危険が伴う。そこで、自然開口の成功率が高くなるように、種々の詰物が提案されている。
【0009】
しかしながら、従来の1層充填方式の詰め物では溶鋼と接触する上部は詰め物が適度に膨張して粒子間の透き間を塞ぎ、溶融ガラス化することにより焼結し、溶鋼の侵入を防ぎ適度な焼結層を形成することが困難で、下部は熱により膨張,焼結すると詰め物の体積増加によりノズル内で詰め物が突っ張って自然開口しにくくなったり、ノズルの破損を招くおそれもあり好ましくない。
【0010】
したがって、詰め物の上部と下部に要求される相反する条件を満たすために、詰め物を溶鋼と接触する上層と、その下方に位置する下層との2層構造とし、各層に異なる性質の詰め物を用いる2層充填方式が用いられるようになってきた。すなわち、膨張,焼結しにくい耐火度の高い詰め物を先に充填して下層となし、その上に焼結層を形成する耐火度の低い詰め物を上層として充填するのである。
【0011】
例えば、上層用の詰め物は長石,蝋石あるいはガラスカレットなど珪砂よりも低融点の物を詰め物に適量加えることにより、詰め物自体の熔融点を引き下げ、早期にガラス化し焼結層を形成させようとする提案(特開平6-71423号)がなされている。又、珪砂中に含まれるアルカリ成分の含有量が低い珪砂を下層用に用い、珪砂中に含まれるアルカリ成分の含有量が高い珪砂を上層用に用いられることがある。
【0012】
ところで、操業面において取鍋は溶鋼の受鋼前に予め溶鋼の温度が低下しないように1000℃〜1200℃で予熱されているが、長石,蝋石などの溶融温度は単体でも各々1220〜1550℃、1650〜1750℃であり、いずれも予熱温度ではガラス化し焼結層を形成することなく、また珪砂との混合物では溶融温度は更に高く、予熱温度では焼結層は形成されない。
【0013】
ガラスカレットを詰め物に混ぜて使用した場合は、塩基度(CaO/SiO2)が高く溶融後の粘度が大きいので流動性が低く、詰め物粒子間のガラス化が不完全になり易いという問題があった。
【0014】
珪砂中に含まれるアルカリ成分の含有量が高い珪砂にあっては、含有するアルカリ成分が1〜3wt%程度の範囲であり、珪砂の溶融温度が一般的に1700℃以上であることから予熱温度では焼結層を形成しない。
【0015】
従来から用いられてきたクロマイト,アルミナ,マグネシア,カルシア等の高耐火物は溶融温度が溶鋼の温度である1550℃〜1650℃よりも高く、焼結しにくい性質のため、2層充填方式で下層用詰め物としては適しているが、上層用詰め物または従来の1層式充填方式に用いた場合には溶鋼温度で膨張せず、詰め物粒子間に容易に侵入して凝固し、詰め物と強固な溶融シェルを形成してしまい、自然開口が困難になる。
【0016】
また、これらの高耐火物を珪砂中に混合した物については、珪砂との比重差から混合が困難で偏析を生じやすく、2層充填式の下層として用いるのには使用できるが、2層充填式の上層や1層充填式では望まれる性能が得られないという問題点がある。
【0017】
したがって、これらの詰め物を上層として用いると、取鍋に溶鋼を受鋼すると詰め物の巻込みによる溶鋼の汚染を生じ易いだけでなく、詰め物の粒子間への溶鋼の侵入を十分に防止することができず、自然開口しにくくなる。
【0018】
このような現状に鑑み、自然開口率が高く、溶鋼への混入が少ない上層用詰め物について種々検討した結果、取鍋に溶鋼を受鋼する前の予熱温度で、ガラス化して焼結層を形成する上層用詰め物が有効であることを見出した。すなわち、上層用詰め物が予熱温度で焼結層を形成すれば、溶鋼受鋼時又は取鍋内での溶鋼対流による詰め物の溶鋼内への巻込みを少なくし、鋼の清浄化を図ることができる。また、詰め物粒子間への溶鋼の侵入による強固な溶融シェルの形成を防止し、自然開口率が向上させることができる。
【0019】
図2はスライディングノズルに詰め物を充填し、取鍋の予熱により上層用詰め物がガラス化して焼結層を形成した後に溶鋼を入れた状態を示した図であり、(6)は上層用詰め物、(7)は下層用詰め物である。(8)は溶鋼の地金シェルである。(9)は溶融層、(10)は焼結層である。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、スライディングノズル用詰め物において、2層充填方式の上層用詰物として、自然開口の成功率を高めると共に、溶鋼の汚染を抑制するために、取鍋の予熱温度でガラス化して焼結層を形成する詰め物と、それを用いた取鍋の受鋼方法を提供することが課題となる。
【0022】
【課題を解決するための手段】
SiO2を80wt%以上含有する珪砂65〜90wt%と、平均粒子径が0.1〜3.0mm,見掛け嵩比重が0.5以上,溶融温度1150℃以下の球状に造粒された顆粒状成型物との混合物よりなるスライディングノズル用詰め物であって、顆粒状成型物はCa0とSiO 2 とを主成分として球状に造粒されており、顆粒状成型物に含まれるフッ素化合物の含有量が1wt%以上であることを特徴とする。
【0023】
又は、SiO2を80wt%以上含有する珪砂65〜90wt%と、平均粒子径が0.1〜3.0mm,見掛け嵩比重が0.5以上,溶融温度1150℃以下の球状に造粒された顆粒状成型物との混合物よりなるスライディングノズル用詰め物であって、
該顆粒状成型物はCa0とSiO2を主成分とし、Ca0/SiO2が0.5以上1.5以下で、珪砂中のアルカリ成分の含有量が3wt%以上で、フッ素化合物の含有量が1wt%以上で、カーボンの含有量が0.2wt%以上である
ことを特徴とするスライディングノズル用詰め物。
【0025】
上記において珪砂中のSiO2の含有量を80wt%以上としたのは、珪砂として一般的に使用される山砂,川砂,珪石,海砂等に含まれるSiO2の含有量は80wt%以上であるからである。
【0026】
珪砂の配合割合を65〜95wt%としたのは、珪砂の配合割合が65wt%未満では顆粒状成型物の配合割合が多くなり、顆粒状成型物中に含まれるアルカリ成分による粒子間のガラス化が進行し過ぎ、逆に95wt%を越える顆粒状成型物の配合割合が少なくなりガラス化が不十分となるからである。
【0027】
珪砂としてはSiO2の含有量が80wt%以上の山砂,川砂,珪石,海砂等が利用できる。
【0028】
珪砂中のアルカリ成分の含有量を3wt%以上としたのは、3wt%未満では1550℃〜1650℃の溶鋼条件ではガラス化による溶鋼の粒子間への侵入防止効果が十分得られないためである。本発明において珪砂中のアルカリ成分とは(Na2O+K2O+Li2O)のアルカリ金属酸化物のことである。
【0029】
顆粒状成型物において、骨材(カーボン)の含有量を0.2%以上としたのは、0.2%未満では顆粒状成型物の溶融速度が速くなり、詰め物が過焼結し易く高い自然開口率が望めないからである。
【0030】
顆粒状成型物は粒度調整した原粉末を混合し、公知の方法により造粒して製造するが、形状としてはスライディングノズルへの充填性から球状とした。
【0031】
成型物を顆粒状としたのは粉状では珪砂との粒度差から混合が難しく、偏析し、過焼結になり易く、スライディングノズル内で突っ張りを起こし易くなり開口性が低くなるからである。ここに粒度を0.1mm〜3.0mmとしたのは珪砂の粒度が通常0.5〜3.0mmの範囲で使用されることから、偏析が起こりにくい範囲としたためである。また、成型物の粒度が0.1mm未満になると混合作業時に大量の粉塵が発生し、周囲の環境を損ねることがあり、反対に3.0mm以上になると粒子間の空隙率が大きくなりすぎ、粒子間への溶鋼の侵入を招くおそれがある。
【0032】
顆粒状成型物中に含まれるフッ素化合物は溶融温度を引き下げ、溶融後の流動性を高める手段として添加している。フッ素化合物としては、例えばCaF2,NaF,Na3AlF6,MgF2,AlF3,BaF2等がある。フッ素化合物の含有量を1wt%以上としたのはフッ素化合物が強力な還元剤であり、F-がSiO2と反応してSiF4になると膨張により溶融温度を引き下げることができるためである。フッ素化合物の含有量が1wt%未満では詰め物が膨張し始め焼結に至る温度600〜1200℃では膨張による溶融の効果がほとんど見られない。
【0033】
溶融温度を1150℃以下としたのは、溶融温度が1150℃を越える詰め物では粒子間に伝わるガラス化の速度が遅く、取鍋での予熱温度において焼結しないからである。
【0034】
見掛け嵩比重を0.5以上としたのは、0.5未満になると珪砂の嵩密度が通常1.2〜1.6程度であることから、混合時に比重差により混合容器内で浮いてしまい、珪砂との混合が困難となるからである。
【0035】
尚、下層用の詰め物としては従来から用いられていた膨張,焼結しにくい耐火度の高い詰め物ものを利用できる。
【0036】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を好適な実施例を用いて説明する。
[実施例1]
スライディングノズルに上下2層の詰め物を充填する2層充填方式とする。
【0037】
本実施例の上層詰め物は粒度が0.5〜2.0mmで、珪砂中のアルカリ成分の範囲が1.5〜2.0wt%とした川砂にカーボンを3wt%添加したもの(以下「基礎珪砂」という)に、顆粒状成型物(A)を25wt%配合し,混合したものである。
【0038】
ここに、顆粒状成型物(A)はCa0とSiO2を主成分とし(Ca0/SiO2≒1.05)、珪砂中のアルカリ成分の範囲が12.0〜13.0wt%、溶融温度1150℃に調整した後、造粒を行い粒度範囲を0.1〜2.0mmとしたものである。
【0039】
本実施例における上層詰め物の化学成分を表1に示す。
【表1】
尚、表中のT・Cはカーボンの量(トータル・カーボン)を意味する。
【0040】
下層詰め物は、粒度が0.5〜2.0mmで、珪砂中のアルカリ成分の範囲が1.3〜1.5wt%に調整した山砂に対してカーボンを3wt%添加したものを用いた。
【0041】
[実施例2]
実施例1と同様に2層充填方式とし、下層詰め物は実施例1と同じものを用いた。
【0042】
本実施例の実施例1における「基礎珪砂」に、顆粒状成型物(B)を25wt%配合し,混合したものである。
【0043】
ここに、顆粒状成型物(B)はCa0とSiO2を主成分とし(Ca0/SiO2≒0.84)、珪砂中のアルカリ成分の範囲が14.0〜15.0wt%、溶融温度1080℃に調整した後、造粒を行い粒度範囲を0.1〜2.0mmとしたものである。
【0044】
本実施例における上層詰め物の化学成分を表2に示す。
【表2】
【0045】
[比較例1]
実施例1と同様に2層充填方式とし、下層詰め物は実施例1と同じものを用いた。
【0046】
上層詰め物は実施例1における「基礎珪砂」を(他に何も配合せずに)そのまま用いている。本比較例における上層詰め物の化学成分を表3に示す。
【表3】
【0047】
[比較例2]
実施例1と同様に2層充填方式とし、下層詰め物は実施例1と同じものを用いた。
【0048】
上層詰め物は実施例1における「基礎珪砂」に粉末パウダーを25wt%配合し混合したものである。粉末パウダーは粒度が0.1mm以下であり、Ca0とSiO2を主成分とし(Ca0/SiO2≒1.07)、珪砂中のアルカリ成分の範囲が3.5〜4.0wt%、溶融温度1180℃に調整されている。
【0049】
本比較例における上層詰め物の化学成分を表4に示す。
【表4】
【0050】
[試験]
上記の実施例1,実施例2,比較例1,比較例2について、開口性の試験を行った。結果を表5に示す。
【0051】
【表5】
【0052】
表5における自然開口性の判断基準は、8,000回の計測において自然開口の成功率が95%未満のものを「不良」、95%以上97%未満のものを「やや不良」、97%以上99%未満のものを「良」、99%以上のものを「優良」とした。
【0053】
試験結果から明らかなように、本発明の実施例では高い自然開口率を得ることができた。
【0054】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明により自然開口率の高いスライディングノズル用詰め物を提供することができ、効率よく操業することができる。又、不開口に伴う溶鋼の品質の劣化や、開口のための危険な作業の必要性を大幅に減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スライディングノズルの構成を示した図。
【図2】スライディングノズルに詰め物を充填し、取鍋を予熱後に溶鋼を入れた状態を示した図。
【符号の説明】
(1) ノズル受けレンガ(羽口レンガ)
(2) 上部ノズル
(3) 固定板
(4) 摺動板
(5) 下部ノズル
(6) 上層用詰め物
(7) 下層用詰め物
(8) 溶鋼の地金シェル
(9) 溶融層
(10) 焼結層
Claims (2)
- SiO 2 を80wt%以上含有する珪砂65〜90wt%と、平均粒子径が0.1〜3.0mm,見掛け嵩比重が0.5以上,溶融温度1150℃以下の顆粒状成型物との混合物よりなるスライディングノズル用詰め物であって、顆粒状成型物はCa0とSiO 2 を主成分として球状に造粒されており、顆粒状成型物に含まれるフッ素化合物の含有量が1wt%以上であることを特徴とするスライディングノズル用詰め物。
- SiO2を80wt%以上含有する珪砂65〜90wt%と、平均粒子径が0.1〜3.0mm,見掛け嵩比重が0.5以上,溶融温度1150℃以下の球状に造粒された顆粒状成型物との混合物よりなるスライディングノズル用詰め物であって、該顆粒状成型物はCa0とSiO2を主成分とし、Ca0/SiO2が0.5以上1.5以下で、珪砂中のアルカリ成分の含有量が3wt%以上で、フッ素化合物の含有量が1wt%以上で、カーボンの含有量が0.2wt%以上であることを特徴とするスライディングノズル用詰め物。
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JP14868597A JP3684418B2 (ja) | 1997-05-21 | 1997-05-21 | スライディングノズル用詰め物及びそれを用いた取鍋の受鋼方法 |
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JPH10314928A JPH10314928A (ja) | 1998-12-02 |
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