JP3683346B2 - 電柱用立ち上り管装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、アース線保護のために電柱面に装置する電柱用立ち上り管装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
断面円形状の管体で構成した単一な立ち上り管を電柱周側面に締付けバンドによって締め付けた構造のものがあるが、立ち上り管を単一な管体で構成しているため、在庫管理或いは現場への搬送上不便である。
【0003】
このため、管体そのものを短くして従来の不便さを解消し、現場において該管体同士を接続するようにして立ち上り管装置として構成するようにしたものがあり、下側の立ち上り管に接合管の下部を挿着し、接合管の上部を上側の立ち上り管に挿入してこれらを互いに接合し、上下の各立ち上り管のそれぞれを締付けバンドによって電柱に締め付けた構造のものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来例は、接合管を挿入して上下の立ち上り管を接合するものであるから、上下の立ち上り管と接合管のそれぞれにおける内径が異なるためアース線が小さい内径の接合管部においてひっかかり易くなり、アース線挿通作業が煩雑となる。
【0005】
本発明は斯様な従来例の欠点に着目して使用勝手が良好な装置を提供することを目的として創案したものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
主体筒の電柱面側に長手方向に沿って一対の突条を設けた、上下一対の立ち上り管それぞれを電柱面に締付けバンドによって締め付けると共に、前記突条間に下部を係合して接着して前記下側立ち上り管より突出させた、接合片の上部を、下側立ち上り管の上側に重合した前記上側立ち上り管の前記突条間に係合した構成とする。
【0007】
【実施例】
図面は本発明に係る電柱用立ち上り管装置の一実施例を示し、図1は図3の一部欠截拡大側面図、図2は図3の拡大横断面図、図3は正面図、図4は図1の1A−1A線拡大断面図、図5は図1の1B−1B線拡大断面図、図6は下側立ち上り管の正面図、図7は上側立ち上り管の正面図である。
【0008】
図中、1は上側立ち上り管、2は下側立ち上り管で、上下の立ち上り管1,2は断面半円状の主体筒3と該主体筒3の電柱D面側に長手方向に沿ってその全域に相対して設けた一対の突条4,4とで成る合成樹脂形材を所要の長さ(実施例のものは1500mm)に切断して構成したものである。
【0009】
5は、上下の立ち上り管1,2の突条4,4間に係合する板幅を備えた長方形状の接合片で、この接合片5の下部を前記下側立ち上り管2の突条4,4間に係合して下側立ち上り管2の平面状の外側面に接着剤によって接着して接合片5の上部側を下側立ち上り管2より突出させてある。
【0010】
この接合片5を接着して組付けた下側の立ち上り管2を電柱Dの周側面の適所に重合して締付けバンド6(ステンレス製のバンド体6aと締付け器6bとを組合わせたもので、具体例を挙げるまでもなく公知)によって電柱Dに締付け、該下側立ち上り管2より突出する前記接合片5の上部を、突条4,4間に係合するようにして、上側立ち上り管1を下側立ち上り管2上に重合せしめ、下側立ち上り管2と同様に締付けバンド6を用いて電柱Dに締め付けて実施例装置は構成される。
【0011】
なお、突条4,4は上下の立ち上り管1,2の電柱Dに対する座りを良好にするためと、電柱Dと主体筒3との間に接合片5の挿入間隙を形成せしめ、上側立ち上り管1より下側立ち上り管2に接着した接合片5の上部が外れないようにして上下の立ち上り管1,2の接合片5を介する接合状態を安定させるためである。
【0012】
【発明の効果】
本発明は前記の通りの構成であるから、互いに接合した上下の立ち上り管の全域にわたって内径を同じくするから、アース線の挿通作業を支障なく行うことができる。
【0013】
もとより、立ち上り管を単数本で構成するものでないから長すぎることによる在庫管理の支障を低減させることができることはもちろん、接合片を下側立ち上り管に接着するだけで、上下の立ち上り管を容易に接合し得る状態を得られ、また、突条を電柱面に当接させることにより、安定した電柱用立ち上り管装置を得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】正面図の一部欠截拡大側面図
【図2】正面図の拡大横断面図。
【図3】正面図。
【図4】図1の1A−1A線拡大断面図。
【図5】図1の1B−1B線拡大断面図。
【図6】下側立ち上り管の正面図。
【図7】上側立ち上り管の正面図。
【符号の説明】
1 上側立ち上り管
2 下側立ち上り管
3 主体筒
4 突条
5 接合片
6 締付けバンド
D 電柱
【産業上の利用分野】
本発明は、アース線保護のために電柱面に装置する電柱用立ち上り管装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
断面円形状の管体で構成した単一な立ち上り管を電柱周側面に締付けバンドによって締め付けた構造のものがあるが、立ち上り管を単一な管体で構成しているため、在庫管理或いは現場への搬送上不便である。
【0003】
このため、管体そのものを短くして従来の不便さを解消し、現場において該管体同士を接続するようにして立ち上り管装置として構成するようにしたものがあり、下側の立ち上り管に接合管の下部を挿着し、接合管の上部を上側の立ち上り管に挿入してこれらを互いに接合し、上下の各立ち上り管のそれぞれを締付けバンドによって電柱に締め付けた構造のものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来例は、接合管を挿入して上下の立ち上り管を接合するものであるから、上下の立ち上り管と接合管のそれぞれにおける内径が異なるためアース線が小さい内径の接合管部においてひっかかり易くなり、アース線挿通作業が煩雑となる。
【0005】
本発明は斯様な従来例の欠点に着目して使用勝手が良好な装置を提供することを目的として創案したものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
主体筒の電柱面側に長手方向に沿って一対の突条を設けた、上下一対の立ち上り管それぞれを電柱面に締付けバンドによって締め付けると共に、前記突条間に下部を係合して接着して前記下側立ち上り管より突出させた、接合片の上部を、下側立ち上り管の上側に重合した前記上側立ち上り管の前記突条間に係合した構成とする。
【0007】
【実施例】
図面は本発明に係る電柱用立ち上り管装置の一実施例を示し、図1は図3の一部欠截拡大側面図、図2は図3の拡大横断面図、図3は正面図、図4は図1の1A−1A線拡大断面図、図5は図1の1B−1B線拡大断面図、図6は下側立ち上り管の正面図、図7は上側立ち上り管の正面図である。
【0008】
図中、1は上側立ち上り管、2は下側立ち上り管で、上下の立ち上り管1,2は断面半円状の主体筒3と該主体筒3の電柱D面側に長手方向に沿ってその全域に相対して設けた一対の突条4,4とで成る合成樹脂形材を所要の長さ(実施例のものは1500mm)に切断して構成したものである。
【0009】
5は、上下の立ち上り管1,2の突条4,4間に係合する板幅を備えた長方形状の接合片で、この接合片5の下部を前記下側立ち上り管2の突条4,4間に係合して下側立ち上り管2の平面状の外側面に接着剤によって接着して接合片5の上部側を下側立ち上り管2より突出させてある。
【0010】
この接合片5を接着して組付けた下側の立ち上り管2を電柱Dの周側面の適所に重合して締付けバンド6(ステンレス製のバンド体6aと締付け器6bとを組合わせたもので、具体例を挙げるまでもなく公知)によって電柱Dに締付け、該下側立ち上り管2より突出する前記接合片5の上部を、突条4,4間に係合するようにして、上側立ち上り管1を下側立ち上り管2上に重合せしめ、下側立ち上り管2と同様に締付けバンド6を用いて電柱Dに締め付けて実施例装置は構成される。
【0011】
なお、突条4,4は上下の立ち上り管1,2の電柱Dに対する座りを良好にするためと、電柱Dと主体筒3との間に接合片5の挿入間隙を形成せしめ、上側立ち上り管1より下側立ち上り管2に接着した接合片5の上部が外れないようにして上下の立ち上り管1,2の接合片5を介する接合状態を安定させるためである。
【0012】
【発明の効果】
本発明は前記の通りの構成であるから、互いに接合した上下の立ち上り管の全域にわたって内径を同じくするから、アース線の挿通作業を支障なく行うことができる。
【0013】
もとより、立ち上り管を単数本で構成するものでないから長すぎることによる在庫管理の支障を低減させることができることはもちろん、接合片を下側立ち上り管に接着するだけで、上下の立ち上り管を容易に接合し得る状態を得られ、また、突条を電柱面に当接させることにより、安定した電柱用立ち上り管装置を得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】正面図の一部欠截拡大側面図
【図2】正面図の拡大横断面図。
【図3】正面図。
【図4】図1の1A−1A線拡大断面図。
【図5】図1の1B−1B線拡大断面図。
【図6】下側立ち上り管の正面図。
【図7】上側立ち上り管の正面図。
【符号の説明】
1 上側立ち上り管
2 下側立ち上り管
3 主体筒
4 突条
5 接合片
6 締付けバンド
D 電柱
Claims (1)
- 主体筒の電柱面側に長手方向に沿って一対の突条を設けた、上下一対の立ち上り管それぞれを電柱面に締付けバンドによって締め付けると共に、前記突条間に下部を係合して接着して前記下側立ち上り管より突出させた、接合片の上部を、下側立ち上り管の上側に重合した前記上側立ち上り管の前記突条間に係合した、電柱用立ち上り管装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15980196A JP3683346B2 (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | 電柱用立ち上り管装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15980196A JP3683346B2 (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | 電柱用立ち上り管装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1014064A JPH1014064A (ja) | 1998-01-16 |
JP3683346B2 true JP3683346B2 (ja) | 2005-08-17 |
Family
ID=15701560
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15980196A Expired - Fee Related JP3683346B2 (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | 電柱用立ち上り管装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3683346B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100582193B1 (ko) | 2005-10-13 | 2006-05-23 | 주식회사 대흥종합엔지니어링건축사사무소 | 지중매설용 전주 고압선지지대 |
JP5543311B2 (ja) * | 2010-10-04 | 2014-07-09 | イワブチ株式会社 | ケーブル支持線の電柱用吊架金物 |
-
1996
- 1996-06-20 JP JP15980196A patent/JP3683346B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1014064A (ja) | 1998-01-16 |
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Legal Events
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A977 | Report on retrieval |
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