JP3682200B2 - 移動体通信端末装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話機、携帯無線機、PHS、トランシーバ、コードレス電話機などの移動体通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の移動体通信端末装置においては、装置の使用者(通話者)が、片手を使って装置を支持または保持しながら使用することを前提に設計されている。図4に使用者が従来装置を使用(通話)している様子を示しているが、使用者の両手を自由にし、別の動作や作業をしやすくすることは特には考慮されていなかった。また、使用者の両手がふさがっていて手で装置を保持できない場合には、装置を使用者の頭部と肩部の間に挟み込んで支えたり、机や台の上などに載せたままにするなどして装置を使用しなければならなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、装置使用中に使用者が別の動作や作業をしたい場合は、装置内内蔵の受話器(スピーカー)を使用者の耳部から位置ずれしないように、または装置を落下しないように保持しながら別の動作をすることとなるので、使用者の動作は極端に制限されるという問題があった。すなわち、装置使用中にメモを取りたい、パソコンや電子手帳などの電子機器を使用したいときにおいては、片手は装置を保持しているので両手が使えず、使用者の動作は不自由となる。また、受話器を当てる使用者の耳部と同じ側の利き腕で使用中の装置を支えるときは、使える腕が利き腕でなくなるのでこれも動作が不自由となる。さらに、移動体通信端末装置の特性上、その使用にあたっては使用場所・使用者の体勢・周囲の状況等が特定できないことが多くなり、使用者自身が車両運転中だったり、手が離せないような作業を続行中だったりすれば、端末本体を自分の手で保持が継続できず、危険な場面を生じる。
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、移動体通信端末装置の使用中または通話中であっても、装置を使用者自らの手で保持しておく必要がなく、両手が自由になり、別の動作や行動がとりやすくなる移動体通信端末装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は上述の課題を解決するために、使用者の耳部近傍に移動体通信端末本体を保持する耳掛けフックを具備した移動体通信端末装置において、移動体通信端末本体は本体第1筐体と本体第2筐体を本体ヒンジ機構部により回動可能に連結した折り畳み式本体であり、この耳掛けフックはこの本体ヒンジ機構部の回動軸と共通したフックヒンジ機構部から、回動軸略直角方向に延伸したフック脚部を有し、このフック脚部に延長して配設された使用者耳殻掛止部を具備させた。
さらに、移動体通信端末本体の本体第1筐体・本体第2筐体のいずれかまたはその両方に、耳掛けフックを収納するフック収納部を具備させた。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜4を参照して本発明による移動体通信端末装置の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明による移動体通信端末装置の第1の実施の形態を示す斜視図および側面図である。図2は本発明による移動体通信端末装置の第2の実施の形態を示す斜視図および側面図である。図3は本発明による移動体通信端末装置を使用している様子を示す説明図である。図4は従来の移動体通信端末装置を使用している様子を示す説明図である。
【0006】
図1に示した第1の実施の形態は、移動体通信端末装置のうちの、折り畳み式の携帯電話機に関するものである。このような折り畳み式の携帯電話機では、2分割された本体が回動軸を有するため、これを利用して耳掛けフック2を設けるのがよい。さて、この携帯電話機の本体1は本体第1筐体1aと本体第2筐体1bを本体ヒンジ機構部1cにより回動可能に連結して構成されている。そして、耳掛けフック2は、この本体ヒンジ機構部1cの回動軸と共通したフックヒンジ機構部2cから、回動軸略直角方向に延伸したフック脚部2bを有し、このフック脚部2bに延長して形成された使用者耳殻掛止部2aを具えている。使用者耳殻掛止部2aを直接使用者の耳殻(じかく)にかけておくことによって、携帯電話機本体1の受話部4を使用者の耳の近傍付近に保持させておくことができる。図1における耳掛けフックは逆U字形の底辺が切れたような形状で示されているが、もちろん逆U字そのままでもよいし、Ω字形、C字形、漢字の「了」字形など種々考えられ、使用者の耳殻に掛けておけるものであれば形状を問わない。また、図1に示す実施の形態では、本体ヒンジ機構部1cの両側端にフックヒンジ機構部2cがあり、そこから1本ずつ2本のフック脚部2bが延びるようになっている。しかし、特にこの構造に限定されるものではなく、フック脚部2bは1本でも複数本でもよく、よってフックヒンジ機構部2cもまた1本でも複数本でもよく、本体ヒンジ機構部1cの回動軸上ならどこに設けてもよい。さらに、フックヒンジ機構部2cは本体1から取付け取り外し自在に設計することも可能である。
【0007】
図1に示した第1の実施の形態では、耳掛けフック2を収納するためのフック収納部3は本体第1筐体1aに設けられている。装置を使用しないとき、本体はヒンジ機構部1cを軸にして折り畳まれるので、耳掛けフック2cが収納できるスペースを本体外面に確保しておけば、納まりが良くコンパクトとなる。図1の矢印は、フック脚部2bが回動移動してフック収納部3に納まる動きを示している。フック収納部3は耳掛けフック2が納まるものであればよく、耳掛けフック2の形状や構造に適宜合わせて設計される。図1では本体第1筐体に耳掛けフック2を設けたが、本体第2筐体に設けてもよく、またはその両方にまたがって、設けることも可能である。
【0008】
図2に示した第2の実施の形態は、移動体通信端末装置のうち折り畳み軸のない本体一体型の携帯電話機に関するものである。このタイプの装置では、本体1と分離可能な耳掛けフック2を本体1に装着させる設計とした。耳掛けフック2は使用者耳殻掛止部2aから複数箇所を折曲させながら延伸したフック脚部2bに本体取付用脚部2dを有し、また、本体1は本体側面にフック脚部取付部1dを有し、この本体取付用脚部2dとこのフック脚部取付部1dとの接合により構成されている。接合手段としては既成の方法を適宜選択すればよいが、例をあげれば、溝や凹凸による嵌合、ネジやリベットで止める、溶接、などであり、必要なら、抜き差し自在、取り外し自在、回動自在にもできる。
また、本体1に設けるフック脚部取付部1dは本体1の上面・側面・前面・背面・底面のいずれかの外面および外面を通して内面に設ければ良く、実施の態様のような2箇所のみならず、1個所のみ、3箇所以上も可能である。
さらに、耳掛けフック2の形状は、逆U字形、J形、Ω字形、C字形、漢字の「了」字形など種々考えられ、それぞれを2分割してもよい。そして、本体に添って邪魔にならないように折曲させて添設させるのがよい。
【0009】
【発明の効果】
このように本発明によれば、携帯電話機等の移動体通信端末装置において耳掛けフックを備えたことにより、使用者が使用中に装置を手で支えている必要がなくなり、別の動作や行動を容易にすることができるようになった。特に両手を離すと危険を伴う作業や車両運転中にあっても、装置の安全な使用ができるようになった。また、折り畳み式装置においては本体と耳掛けフックとは一体型でシンプルで収納性がよくコンパクトな製品化ができた。さらに、一体物の装置においても容易に耳掛けフックの適用が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による移動体通信端末装置の第1の実施の形態を示す斜視図および側面図。
【図2】本発明による移動体通信端末装置の第2の実施の形態を示す斜視図および側面図。
【図3】本発明による移動体通信端末装置を使用している様子を示す説明図。
【図4】図4は従来の移動体通信端末装置を使用している様子を示す説明図。
【符号の説明】
1 移動体通信端末本体
1a 本体1筐体
1b 本体第2筐体
1c 本体ヒンジ機構部
1d フック取付部
2 耳掛けフック
2a 使用者耳殻掛止部
2b フック脚部
2c フックヒンジ機構部
2d 本体取付用脚部
3 フック収納部
4 受話部(スピーカー部)
Claims (2)
- 使用者の耳部近傍に移動体通信端末本体を保持する耳掛けフックを具備した移動体通信端末装置において、
前記移動体通信端末本体は本体第1筐体と本体第2筐体を本体ヒンジ機構部により回動可能に連結した折り畳み式本体であり、前記耳掛けフックはこの本体ヒンジ機構部の回動軸と共通したフックヒンジ機構部から回動軸略直角方向に延伸したフック脚部を有し、このフック脚部に延長して配設された使用者耳殻掛止部を具備したことを特徴とする移動体通信端末装置。 - 請求項1に記載の移動体通信端末装置において、
前記移動体通信端末本体の本体第1筐体・本体第2筐体のいずれかまたはその両方に、前記耳掛けフックを収納するフック収納部を具備したことを特徴とする移動体通信端末装置。
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