JP3682045B2 - 複数の分割メールを取り扱う方法および装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、複数に分割された状態で受信された電子メールについて、転送、削除、返信といった各種の処理を行うための方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子メールの送受信が可能な携帯電話機では、無線伝送路の伝送能力や携帯電話機の表示能力等から、1通の電子メールで取り扱い可能な文字数に限度がある。従って、携帯電話機のユーザは、そのままでは、取り扱い可能な文字数、例えば250字の限度を超える文字数の電子メールを送受信することができず、非常に不便であった。
【0003】
この問題を解決する手段として、例えば特開平9-51353に開示されている技術を利用することができる。この特開平9-51353によれば、まず、メールサーバは、ある携帯電話機宛ての電子メールを受信し、この電子メールの文字数が取り扱い可能な文字数を越えている場合に、電子メールを所定長に自動的に分割する。以下、このようにして分割されたメールを分割メールと呼ぶ。その後、メールサーバは、これら分割メールの各々に分割番号(i/m)を付加して宛先の携帯電話機に送信する。ここで、mは総分割数を意味し、iは最初から何番目の分割メールであるかを意味する。宛先の携帯電話機は、これらの分割メールを受信すると、各分割メールを分割番号をキーにしてソートする。そして、ユーザの改ページ操作に応じて分割番号の小さい順に表示させていく。このような処理によって、複数の分割メールをあたかも一通のメールであるかのように見せることができる。
【0004】
しかし、携帯電話機によって受信された電子メールは、上記のような改ページ操作による表示処理がなされるだけでなく、その他の処理の対象となる場合もある。例えば、受信後の電子メールを、携帯電話機のメモリから削除したり、送信元へ返信したり、他のユーザの携帯電話機に転送したりする等の処理が考えられる。
しかしながら、上述した分割メールは、そもそも1通の電子メールでありながら、宛先の携帯電話機においては複数の電子メールとして記憶されるため、削除、返信、転送等のための操作がユーザにとって不便であるという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、受信した複数の分割メールに対して例えば削除、返信及び転送等の各種処理を行うに際し、ユーザがより使いやすい仕組みを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本発明は、長文メールを取り扱うことが可能な第1のメールクライアントと、前記長文メールを取り扱うことができない第2のメールクライアントとの間で電子メールの授受を行う電子メールシステムにおいて、前記第1のメールクライアントから前記第2のメールクライアント宛に送信された長文メールを、前記第2のメールクライアントが取り扱うことが可能なデータ量に基づいて複数の分割メールに分割し、分割された複数の分割メールを互いに関連付けて前記第2のメールクライアントに送信するメールサーバを具備し、前記第2のメールクライアントは、互いに関連付けられて送信されてきた複数の分割メールを関連付けて記憶する記憶手段と、前記記憶した分割メールに対する処理を指示された場合に、その指示された処理の種類に基づいて、1つの分割メールに対して前記処理を施すか、前記関連付けて記憶されている複数の分割メールの全てに対して前記処理を施すかということを決定する決定手段と、前記決定手段による決定に従って前記処理を実行する実行手段とを備え、前記決定手段は、前記記憶した分割メールに対して前記処理を施す際に、1つの分割メールに対して前記処理を施すか、前記関連付けて記憶されている複数の分割メールの全てに対して前記処理を施すかということを前記処理の種類に対応付けて登録した処理テーブルと、前記第2のメールクライアントのユーザの操作に応じて前記処理テーブルの登録内容を変更するテーブル変更手段と、前記処理テーブルの登録内容に基づいて前記決定を行う手段とからなることを特徴とする電子メールシステムを提供する。
本発明によれば、1つの分割メールに対して処理を施すか、関連付けて記憶されている複数の分割メールの全てに対して処理を施すかが、その処理の種類に基づいて決定されるので、ユーザにとっては非常に使いやすい環境が提供されることになる。
【0007】
また、本発明は、複数のメールクライアントの間で電子メールの授受を行う電子メールシステムにおいて、長文メールを取り扱うことが可能な第1のメールクライアントから前記長文メールを取り扱うことができない第2のメールクライアント宛に送信された長文メールを、前記第2のメールクライアントが取り扱うことが可能なデータ量に基づいて複数の分割メールに分割し、分割された複数の分割メールを互いに関連付けて前記第2のメールクライアントに送信するメールサーバを具備し、前記第2のメールクライアントは、互いに関連付けられて送信されてきた複数の分割メールを関連付けて記憶する記憶手段と、長文処理不可能な端末への転送処理を指示された場合には関連付けられた分割メールを個別的に処理することを決定し、長文処理可能な端末への転送処理を指示された場合には関連付けられた分割メールを一括して処理することを決定する決定手段と、前記決定手段による決定に従って前記処理を実行する実行手段とを備えていることを特徴とする電子メールシステムを提供する。
【0008】
また、本発明は、メールサーバから送信されてくる長文メールが互いに関連付けられた複数の分割メールに分割されて送信されてきた場合に、前記複数の分割メールを互いに関連付けて記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された分割メールに対する処理を指示された場合に、その処理の種類に基づいて、1つの分割メールに対して前記処理を施すか、前記関連付けて記憶されている複数の分割メールの全てに対して前記処理を施すかということを決定する決定手段と、前記決定手段による決定に従って前記処理を実行する実行手段とを備え、前記決定手段は、前記記憶した分割メールに対して前記処理を施す際に、1つの分割メールに対して前記処理を施すか、前記関連付けて記憶されている複数の分割メールの全てに対して前記処理を施すかということを前記処理の種類に対応付けて登録した処理テーブルと、前記第2のメールクライアントのユーザの操作に応じて前記処理テーブルの登録内容を変更するテーブル変更手段と、前記処理テーブルの登録内容に基づいて前記決定を行う手段とからなることを特徴とするメール送受信装置を提供する。
【0009】
また、本発明は、メールサーバから送信されてくる長文メールが互いに関連付けられた複数の分割メールに分割されて送信されてきた場合に、前記複数の分割メールを互いに関連付けて記憶する記憶手段と、長文処理不可能な端末への転送を指示された場合には関連付けられた分割メールを個別的に処理することを決定し、長文処理可能な端末への転送を指示された場合には関連付けられた複数の分割メールを一括して処理することを決定する決定手段と、前記決定手段による決定に従って前記処理を実行する実行手段とを備えていることを特徴とするメール送受信装置を提供する。
【0011】
また、本発明は、互いに関連付けられた複数の分割メールが受信された場合に、前記複数の分割メールを互いに関連付けて記憶するステップと、長文処理不可能な端末への転送を指示された場合には関連付けられた分割メールを個別的に処理することを決定し、長文処理可能な端末への転送を指示された場合には関連付けられた複数の分割メールを一括して処理することを決定するステップと、前記決定された前記処理を実行するステップとを備えていることを特徴とするメール処理方法を提供する。
【0013】
また、本発明は、互いに関連付けられた複数の分割メールが受信された場合に、前記複数の分割メールを互いに関連付けて記憶するステップと、長文処理不可能な端末への転送を指示された場合には関連付けられた分割メールを個別的に処理することを決定し、長文処理可能な端末への転送を指示された場合には関連付けられた複数の分割メールを一括して処理することを決定するステップと、前記決定された前記処理を実行するステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムを提供する。
【0015】
また、本発明は、互いに関連付けられた複数の分割メールが受信された場合に、前記複数の分割メールを互いに関連付けて記憶するステップと、長文処理不可能な端末への転送を指示された場合には関連付けられた分割メールを個別的に処理することを決定し、長文処理可能な端末への転送を指示された場合には関連付けられた複数の分割メールを一括して処理することを決定するステップと、前記決定された前記処理を実行するステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供する。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、この発明の実施形態について説明する。ただし、この発明は、かかる実施形態に限定されず、その技術思想の範囲内で種々の変更が可能である。
【0017】
A:構成
まず、実施形態の構成について説明する。
(1)システム全体の構成
図1は、実施形態に係るシステム全体の構成を示すブロック図である。
同図に示すように、このシステムは、携帯電話機10A,10B、移動通信網20、メールサーバ25、インターネット30及びパーソナルコンピュータ(以下、パソコンと呼ぶ)40を主要な構成としている。
【0018】
携帯電話機10A,10Bは、セルラ端末やPHS(登録商標:Personal Handyphone System)端末のような無線通信を行う装置である。
この携帯電話機10A,10Bは、電子メールの送受信を行うために割り当てられたメールアドレスを記憶しており、移動通信網20を介して電子メールの送受信を行うメールクライアントとして機能する。ただし、これら携帯電話機10A、10Bが取り扱い可能な電子メールの文字数は限られており、ここでは、その文字数の上限を、例えば250文字とする。以下では、携帯電話機10が取り扱いできないような250文字を超える文字数の電子メールを長文メールと呼ぶ。
携帯電話機10A及び10Bはいずれも同一の構成であり、以下では、携帯電話機10A,10Bのいずれか一方に特に限定する必要がない場合は、携帯電話機10と呼ぶことにする。
【0019】
パソコン40は、インターネット30に接続されており、各種情報を表示するための表示部(図示略)、ユーザが各種操作を行うための操作部(図示略)、インターネット30を介してデータ通信を行うための通信部(図示略)、パソコン40全体を制御する制御部(図示略)等から構成されている。
このパソコン40は、自身に割り当てられたメールアドレスを記憶しており、インターネット30を介して電子メールの送受信を行うメールクライアントとして機能する。このパソコン40は、携帯電話機10が取り扱うことができないような長文メールを取り扱うことが可能となっている。
【0020】
移動通信網20は、携帯電話機10に対してデータ通信サービスや音声通話サービスを提供するための通信網である。この移動通信網20は、基地局21、交換局(図示略)及びこれらを結ぶ通信線(図示略)からなり、ゲートウェイ22を介してインターネット30に接続されている。
基地局21は、移動通信網20の通信サービスエリア内に所定の間隔で多数設置され、各々の無線セルに在圏する携帯電話機10と無線通信を行う。交換局は、複数の基地局21を収容し、これら基地局21の無線セルに在圏する携帯電話機10の通信回線を確立したり切断する交換機能を備えている。ゲートウェイ22は、移動通信網20とインターネット30との間でデータ中継を行う機能を備えている。
【0021】
メールサーバ25は、移動通信網20に接続されている。このメールサーバ25は、各メールクライアント間、具体的には携帯電話機10A,10B同士の間、或いは、携帯電話機10A,10Bのいずれかとパソコン40との間の電子メールの授受を中継する。
メールサーバ25は、長文メールを携帯電話機10が取り扱い可能な250文字以内のメールに分割する機能のほか、複数の分割メールを組み立てて元の長文メールを生成する機能を備えている。
【0022】
(2)メールサーバ25の構成
次に、図2に示すブロック図を参照しながら、メールサーバ25の構成について説明する。
同図に示すように、メールサーバ25は、制御部25a、通信部25b、ハードディスク装置25c、及びこれらを相互に接続するバス25dによって構成される。
【0023】
制御部25aは、メールサーバ25の各部を制御するものであり、CPU(Central Processing Unit)251a、ROM(Read Only Memory)252a、RAM(Random Access Memory)253aから構成される。ROM252aには各種制御プログラム等が格納されており、CPU251aは、この制御プログラムを読み出して様々な制御処理を実行する。この際、RAM253aは、CPU251aのワークエリアとして用いられる。
【0024】
通信部25bは、インターネット30との接続インタフェースや通信制御回路からなり、インターネット30を介してデータ通信を行う。
ハードディスク装置25cには、携帯電話機10宛の電子メールを蓄積するための記憶領域(以下、メールボックス251cという)が設けられている。
また、ハードディスク装置25cには、電子メールの中継処理を行うための周知のメールサーバプログラム252cのほか、携帯電話機10宛の長文メールを分割したり、携帯電話機10から送信された分割メールを組み立てるためのメール分割・組立プログラム253cが記憶されている。
【0025】
制御部25aは、メールボックス251cに蓄積された電子メールを、宛先の携帯電話機10に移動通信網20を介して送信する。この際、送信すべき電子メールが長文メールの場合には、制御部25aは、メール分割・組立プログラムをハードディスク装置25cから読み出して、長文メールのメール本文を250文字ごとに分割し、これらに各々必要なヘッダを付加して複数の分割メールを生成し、各分割メールを携帯電話機10宛に順次送信する。
【0026】
一方、携帯電話機10からパソコン40宛の、互いに関連した複数の分割メールを中継する場合は、制御部25aは、メール分割・組立プログラムをハードディスク装置25cから読み出して実行する。この実行過程において、制御部25aは、複数の分割メールの不要なヘッダを削除した後に各メール本文をつなぎ合わせて1通の長文メールを生成し、生成した長文メールを移動通信網20及びインターネット30を介してパソコン40に送信する。
【0027】
(3)携帯電話機10の構成
次に、携帯電話機10の構成について、携帯電話機10Aを例に挙げて説明する。
図3は、携帯電話機10Aの構成を示すブロック図である。同図に示すように、携帯電話機10Aは、無線通信部11a、制御部12a、ユーザインタフェース部13a、及びこれらを相互に接続するバス14aから構成される。
無線通信部11aは、図示せぬアンテナや通信制御回路からなり、移動通信網20の基地局21と無線通信を行う。
【0028】
無線通信部11aは、図示せぬアンテナや通信制御回路からなり、移動通信網20の基地局21と無線通信を行う。
ユーザインタフェース部13aは、電子メール等の各種情報を表示するための液晶表示部(図示略)、ユーザが発着信の操作を行ったり電子メールを作成したりするためのキーパッド(図示略)、ユーザが通話するためのマイク及びスピーカ(図示略)からなる。
【0029】
制御部12aは、この携帯電話機10Aの各部を制御するものであり、CPU121a、ROM122a、SRAM(Static Random Access Memory)123aから構成される。
ROM122aには各種制御プログラムが格納されており、CPU121aは、この制御プログラムに従って様々な制御処理を実行する。この制御プログラムには、例えば、携帯電話機10Aの通話機能に関する周知のプログラムの他、電子メールの作成、送受信、返信、転送及び削除等を行うためのメーラMLがある。
【0030】
SRAM123aには、受信した電子メールを格納するための記憶領域(以下、メール記憶部MMと呼ぶ)が設けられるほか、分割メールに対する処理に関して必要な情報が登録された分割メール処理テーブルDMTが格納されている。メール記憶部MMに格納された分割メールが削除、返信もしくは転送される際には、制御部12aは、分割メール処理テーブルDMTの登録内容に基づいて、分割メールの各々を一つの電子メールとして取り扱うか、互いに関連する複数の分割メールの全てを合わせて一つの電子メールとして取り扱うかを決定するようになっている。
【0031】
(4)メール記憶部MMの構成
次に、メール記憶部MMの構成について説明する。
図4は、メール記憶部MMに記憶された内容の一例を示すフォーマット図である。同図に示すように、メール記憶部MMには、電子メールの受信日時を示す「Date」、メール識別番号を示す「Mailnumber」、分割番号を示す「n/m」、電子メールの送信先を示す「To」、電子メールの送信元を示す「From」、電子メールの件名を示す「Title」、及び本文データである「Body」が対応付けられて記憶されている。
【0032】
Dateは、メールサーバ25がその電子メールを送信元のメールクライアントから受信した日時を意味する。
Mailnumberは、メールサーバ25が、各電子メールを一意に識別できるように、電子メールを送信元のメールクライアントから受信した時に付与するものである。
分割番号を示すn/mの「m」はその電子メールの総分割数を意味し、「n」は最初から何番目の分割メールであるかを意味する。例えば、n/mが4/9の場合には、長文メールが9個に分割されており、その4番目の分割メールであることを示している。
電子メールの送信先To、電子メールの送信元From、電子メールの件名Title、及び本文データBodyは、周知の電子メールに必須のデータであるので、詳細な説明は省略する。
【0033】
携帯電話機10は、このメール記憶部MM内のDate、Mailnumber及びn/mを参照することにより、各電子メールの関連の有無を把握することができる。即ち、図3の例では、Date「11月13日9時50分」に受信したMailnumber「M10101010」に対応する電子メールは、n/m「1/3」〜「3/3」が示す通り、3つの電子メールに分割されていることがわかる。即ち、これらのDate「11月13日9時50分」及びMailnumber「M10101010」のn/m「1/3」〜「3/3」が示す分割メールは互いに関連したものであり、これらを「互いに関連した複数の分割メール」と呼ぶ。
【0034】
(5)分割メール処理テーブルDMTの構成
次に、分割メール処理テーブルDMTの構成について説明する。
図5は、分割メール処理テーブルDMTの記憶内容の一例を示すフォーマット図である。この分割メール処理テーブルDMTには、分割メールを削除、返信もしくは転送する際に、その分割メールの各々を一つの電子メールとして取り扱うか、互いに関連する複数の分割メールの全てを合わせて一つの電子メールとして取り扱うかということを示すフラグ情報が登録されている。
【0035】
さらに、転送に関しては、その転送先が長文メールを取り扱うことができないメールクライアントであるか、長文メールを取り扱うことが可能なメールクライアントであるかによって別々に上記フラグ情報を登録されている。
例えば、図5において、分割メールを削除する際には、互いに関連する複数の分割メールの全てを合わせて一つの電子メールとして取り扱うことを意味する「一括」フィールドにフラグがオン設定されている。従って、ユーザによってメール削除の操作がなされると、携帯電話機10の制御部12は、互いに関連する複数の分割メール、即ちDate及びMailnumberが同一の分割メールの全てを一括してメール記憶部MMから削除する。
また、返信についても同様に、「一括」フィールドにフラグがオン設定されているので、Date及びMailnumberが同一の分割メールの全てが一括して返信される。
【0036】
次に、転送については、前述したように、転送先が長文メールを取り扱うことができないメールクライアントであるか、長文メールを取り扱うことが可能なメールクライアントであるかによって別々にフラグ情報を登録できるようになっている。図5において、転送先が「長文処理不可能な端末宛」の場合は、分割メールの各々を一つの電子メールとして取り扱うことを意味する「個別」フィールドにフラグがオン設定されているので、対象となる1つの分割メールのみが転送の対象となる。一方、転送先が「長文処理可能な端末宛」の場合は、「一括」フィールドにフラグがオン設定されているので、互いに関連する複数の分割メール、即ちDate及びMailnumberが同一の分割メールの全てが転送の対象となる。
【0037】
転送の際にその転送先のメールクライアントが、長文メールの取り扱い可能か否かということは、その転送先のメールアドレスのドメイン名によって判断される。例えば日本では、長文メールの取り扱いができない携帯電話機10のメールアドレスは、図4の「To」に示すように「xxx@aaa.co.jp」であり、ドメイン名は「aaa.co.jp」である。携帯電話機10は、このドメイン名を含むメールアドレスに対して分割メールを転送する際には、長文メールの取り扱いができないものと判断して図5に示す分割メール処理テーブルDMTの「長文処理不可能な端末宛」を参照する。一方、ドメイン名「aaa.co.jp」以外のドメイン名を含むメールアドレスに対して分割メールを転送する際には、携帯電話機10は、長文メールの取り扱いができるものと判断して図5に示す分割メール処理テーブルDMTの「長文処理可能な端末宛」を参照する。
【0038】
以上述べた分割メール処理テーブルDMTは、携帯電話機10の出荷時においてデフォルト設定がなされているが、その後のユーザの操作に従って適宜書き換え可能である。従って、ユーザは自身の好みに応じて、分割メールの削除、返信及び転送の処理の態様を決めることができる。
【0039】
B:動作
次に、上記構成からなる実施形態の動作について説明する。
以下では、(1)分割メールの表示、(2)分割メールの削除、(3)分割メールの返信、(4)分割メールの転送、の順に動作説明を行う。
【0040】
(1)分割メールの表示
図6は、携帯電話機10のCPU121が、ROM122に格納されたメーラMLを実行する際の動作アルゴリズムを示すフローチャートである。同図を用いて、携帯電話機10Aが図4に示すDate「11月13日9時50分」及びMailnumber「M10101010」に対応する3つの分割メールを受信した場合を例に挙げて説明する。
【0041】
メールサーバ25は、11月13日9時50分に受信した長文メールに対しDate「11月13日9時50分」及びMailnumber「M10101010」を付与した後、この長文メールを3つに分割し、それぞれにn/m「1/3」、「2/3」、「3/3」を付与する。
そして、メールサーバ25は、分割して得られた3つの分割メールをn/m「1/3」、「2/3」、「3/3」の順に携帯電話機10に送信する。
【0042】
一方、携帯電話機10のCPU121は、メールサーバ25から移動通信網20を介して電子メールを受信すると(ステップS1)、これをメール記憶部MM内に記憶する(ステップS2)。この際、CPU121は、受信した電子メールにn/m「1/3」が含まれているので分割メールであると判断し、この電子メールと同一のDate「11月13日9時50分」及びMailnumber「M10101010」が含まれる全ての分割メールを受信した後、これらの分割メールをn/m「1/3」、「2/3」、「3/3」というような順にソートしてメール記憶部MMに記憶する。
【0043】
次いで、CPU121は、例えば「メールを受信しました。開封しますか?YES/NO」というような受信通知メッセージを液晶表示部に表示し、ユーザの開封操作があるまで待機する(ステップS3)。
ユーザによって開封操作がなされると、CPU121は、n/mの一番小さい分割メール、即ち、n/m「1/3」に対応する分割メールのデータをメール記憶部MMから読み出し、これを液晶表示部に表示する(ステップS4)。
【0044】
次いで、ユーザによる改ページ操作を受け付けると(ステップS5)、CPU121は、次のn/mが存在するか否かを判断する(ステップS6)。ここでは、n/m「2/3」に対応する電子メールが存在するので(ステップS6;Yes)、その分割メールのデータをメール記憶部MMから読み出し、これを液晶表示部に表示する(ステップS7)。
【0045】
以下、ユーザによる改ページ操作を受け付ける度に、上記と同様な手順で、n/mが小さい順に分割メールのデータを読み出してこれを表示し、最終の分割メールまで表示されると(ステップS6;No)、ステップS5に戻る。
【0046】
(2)分割メールの削除
さて、ステップS4でn/m「1/3」に対応する電子メールが表示された状態において、ユーザによって「削除」を意味する操作がなされると、CPU121は、分割メール処理テーブルDMTを参照し(ステップS8)、その登録内容に従って分割メールを削除する(ステップS9)。
【0047】
ここでは、図5に示す分割メール処理テーブルDMT上で、「削除」に対しては「一括」フィールドにフラグがオン設定されているため、CPU121は、分割メールを一括して削除するものと判断し、Date「11月13日9時50分」及びMailnumber「M10101010」のn/m「1/3」〜「3/3」に対応する分割メールを全てメール記憶部MMから消去する。そして、処理はステップS5に戻る。
【0048】
なお、仮に、分割メール処理テーブルDMTにおいて、「削除」の「個別」フィールドにフラグがオン設定されている場合は、Date「11月13日9時50分」及びMailnumber「M10101010」のn/m「1/3」に対応する分割メールのみがメール記憶部MMから消去されることになる。
【0049】
(3)分割メールの返信
また、ステップS4でn/m「1/3」に対応する電子メールが表示された状態において、ユーザよって「返信」を意味する操作がなされると、CPU121は、分割メール処理テーブルDMTを参照し(ステップS10)、その登録内容に従って分割メールの返信処理を行う(ステップS11)。
【0050】
ここでは、図5に示す分割メール処理テーブルDMT上で、「返信」に対しては「一括」フィールドにフラグがオン設定されているため、CPU121は、分割メールを一括して返信するものと判断する。そして、CPU121は、表示されているn/m「1/3」に対応する分割メールのほか、Date「11月13日9時50分」及びMailnumber「M10101010」のn/m「2/3」及び「3/3」に対応する分割メールをメール記憶部MMから読み出して、送信元のパソコン40へ順次送信する。
【0051】
一方、メールサーバ25は、送信された分割メールを順次受信し、これら分割メールの不要なヘッダを削除した後、各メール本文ををn/mに基づいて組み立て、組み立てた電子メールを宛先のパソコン40へ送信する。
この返信操作の際に、ユーザは所望の返信メッセージを、表示されている分割メールに追加して返信することが一般的である。返信メッセージが追加された場合、表示されている分割メールの文字数は返信メッセージの文字数だけ、上限の250文字を超えることになる。このような場合、CPU121は、返信メッセージの文字数だけ、表示されている分割メールの末尾のメール本文を削除し、全体として250文字になるように調節する。
或いは、ユーザが、分割メールの不要部分を自身の操作によって削除し、この削除によって250文字を下回った文字数だけ、返信メッセージを入力するようにしてもよい。
【0052】
このように、表示されているn/m「1/3」の分割メールのメール本文が書き換えられた場合、メール記憶部MMに記憶されているn/m「1/3」の分割メールが返信されるのではなく、メール本文が書き換えられた状態で表示されている分割メールが返信の対象となる。
なお、仮に、分割メール処理テーブルDMTにおいて、「返信」の「個別」フィールドにフラグがオン設定されている場合は、Date「11月13日9時50分」及びMailnumber「M10101010」のn/m「1/3」に対応する分割メールのみが返信の対象となる。
【0053】
(4)分割メールの転送
また、ステップS4でn/m「1/3」に対応する電子メールが表示された状態において、他の携帯電話機10Bに「転送」するという意味の操作がなされると、CPU121は、その転送先のメールアドレスのドメイン名に基づいて分割メール処理テーブルDMTを参照し(ステップS12)、その登録内容に従って分割メールの転送処理を行う(ステップS13)。
【0054】
ここでは、図5に示す分割メール処理テーブルDMTには、「転送」の「長文処理不可能な端末宛」に対しては「個別」フィールドにフラグがオン設定されているため、CPU121は、分割メールを個別に転送するものと判断し、表示されているDate「11月13日9時50分」及びMailnumber「M10101010」のn/m「1/3」に対応する分割メールを転送先の携帯電話機10Bに送信する。送信された分割メールは、メールサーバ25によって中継されて携帯電話機10Bに届けられる。
【0055】
この転送操作の際、上述した返信処理と同様に、ユーザが所望の転送メッセージを、表示されている分割メールに追加することが一般的である。従って、その分割メールの文字数は転送メッセージの文字数だけ上限の250文字を超えることになる。
このような場合は、上述した返信の場合と同じく、転送メッセージの文字数だけ分割メールの末尾のメール本文が削除されて、全体として250文字になるように調節されるか、或いは、ユーザが、分割メールの不要部分を自身の操作によって削除し、この削除によって250文字を下回った文字数だけ、転送メッセージを入力される。
【0056】
転送先が長文処理可能な端末である場合の動作は次のようになる。すなわち、この場合に、分割メール処理テーブルDMT上で、「転送」の「長文処理可能な端末宛」に対しては「一括」フィールドにフラグがオン設定されているので、CPU121は、分割メールを一括して返信するものと判断する。そして、CPU121は、該当する各分割メールをメール記憶部MMから読み出して、転送先へ順次送信する。メールサーバ25は、送信された分割メールを順次受信し、これら分割メールの不要なヘッダを削除した後、各メール本文ををn/mに基づいて組み立て、組み立てた電子メールを転送先へ送信する。
【0057】
以上説明した実施形態によれば、分割メール処理テーブルDMTの登録内容に基づいて、削除、返信及び転送の処理毎に異なった取り扱いをすることができるので、柔軟な処理を実行できることになる。
また、ユーザの操作によって分割メール処理テーブルDMTの登録内容を書き換えることもできるので、ユーザの要請に応じた処理を行うことができる。
【0058】
本発明は上述した実施形態に限定されず、その技術思想の範囲内で、種々の変更が可能である。
例えば、上述した実施形態では、分割メールを削除、返信もしくは転送する際の取り扱い方を予め分割メール処理テーブルDMTに登録していた。しかし、これに限らず、分割メールを削除、返信もしくは転送する際に、ユーザの操作によってその都度、一括か個別かを指示するようにしてもよい。
【0059】
また、上述した実施形態では、長文メールを取り扱うことができないメールクライアントとして携帯電話機10を例示し、長文メールを取り扱うことができるメールクライアントとしてパソコン40を例示していたが、必ずしもこれに限定されるわけではなく、その他の種類の端末であってもよい。
また、長文メールの定義は、メール本文が250文字を超える場合に限定されるわけではなく、その基準となる文字数はメールクライアントの仕様によって様々に変わり得る。
【0060】
なお、この発明は、上述した実施形態の携帯電話機10或いはメールサーバ25において実行されるプログラムをネットワークを介してユーザに配布するといった態様でも実施され得る。また、本発明は、このようなプログラムを磁気テープ、磁気ディスク、フロッピーディスク、光記録媒体、光磁気記録媒体、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録してユーザに配布するという態様でも実施され得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るシステムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】本実施形態におけるメールサーバの構成を示すブロック図である。
【図3】本実施形態における携帯電話機の構成を示すブロック図である。
【図4】本実施形態における携帯電話機のメール記憶部の記憶内容の一例を示すフォーマット図である。
【図5】本実施形態における携帯電話機の分割メール処理テーブルに記憶されている内容の一例を示すフォーマット図である。
【図6】本実施形態において、携帯電話機がメーラを実行する際の動作アルゴリズムを示すフローチャートである。
【符号の説明】
10A,10B…携帯電話機、20…移動通信網、25…メールサーバ、30インターネット、40…パーソナルコンピュータ(パソコン)、25a…制御部、25b…通信部、25c…ハードディスク装置、25d…バス、11a…無線通信部、12a…制御部、13a…ユーザインタフェース部、14a…バス。

Claims (14)

  1. 長文メールを取り扱うことが可能な第1のメールクライアントと、前記長文メールを取り扱うことができない第2のメールクライアントとの間で電子メールの授受を行う電子メールシステムにおいて、
    前記第1のメールクライアントから前記第2のメールクライアント宛に送信された長文メールを、前記第2のメールクライアントが取り扱うことが可能なデータ量に基づいて複数の分割メールに分割し、分割された複数の分割メールを互いに関連付けて前記第2のメールクライアントに送信するメールサーバを具備し、
    前記第2のメールクライアントは、互いに関連付けられて送信されてきた複数の分割メールを関連付けて記憶する記憶手段と、
    前記記憶した分割メールに対する処理を指示された場合に、その指示された処理の種類に基づいて、1つの分割メールに対して前記処理を施すか、前記関連付けて記憶されている複数の分割メールの全てに対して前記処理を施すかということを決定する決定手段と、
    前記決定手段による決定に従って前記処理を実行する実行手段とを備え、
    前記決定手段は、
    前記記憶した分割メールに対して前記処理を施す際に、1つの分割メールに対して前記処理を施すか、前記関連付けて記憶されている複数の分割メールの全てに対して前記処理を施すかということを前記処理の種類に対応付けて登録した処理テーブルと、
    前記第2のメールクライアントのユーザの操作に応じて前記処理テーブルの登録内容を変更するテーブル変更手段と、
    前記処理テーブルの登録内容に基づいて前記決定を行う手段とからなることを特徴とする電子メールシステム。
  2. 複数のメールクライアントの間で電子メールの授受を行う電子メールシステムにおいて、
    長文メールを取り扱うことが可能な第1のメールクライアントから前記長文メールを取り扱うことができない第2のメールクライアント宛に送信された長文メールを、前記第2のメールクライアントが取り扱うことが可能なデータ量に基づいて複数の分割メールに分割し、分割された複数の分割メールを互いに関連付けて前記第2のメールクライアントに送信するメールサーバを具備し、
    前記第2のメールクライアントは、互いに関連付けられて送信されてきた複数の分割メールを関連付けて記憶する記憶手段と、
    長文処理不可能な端末への転送処理を指示された場合には関連付けられた分割メールを個別的に処理することを決定し、長文処理可能な端末への転送処理を指示された場合には関連付けられた分割メールを一括して処理することを決定する決定手段と、
    前記決定手段による決定に従って前記処理を実行する実行手段と
    を備えていることを特徴とする電子メールシステム。
  3. 請求項1記載の電子メールシステムにおいて、
    前記処理は、電子メールの削除、返信、転送の少なくともいずれか1つであることを特徴とする電子メールシステム。
  4. 請求項1記載の電子メールシステムにおいて、
    前記実行手段によって、前記関連付けて記憶されている複数の分割メールの全てに対して、前記第1のメールクライアント宛の返信処理がなされた場合、
    前記メールサーバは、前記第2のメールクライアントから返信された複数の分割メールを1通の電子メールに組み立てて当該分割メールの送信元に送信することを特徴とする電子メールシステム。
  5. 請求項1または2記載の電子メールシステムにおいて、
    前記実行手段によって、前記関連付けて記憶されている複数の分割メールの全てに対して、長文処理可能なメールクライアント宛の転送処理がなされた場合、
    前記メールサーバは、前記第2のメールクライアントから転送された複数の分割メールを1通の電子メールに組み立てて当該分割メールの転送先に送信することを特徴とする電子メールシステム。
  6. 請求項1または2記載の電子メールシステムにおいて、
    前記第2のメールクライアントは、移動通信網に収容される携帯電話機であることを特徴とする電子メールシステム。
  7. 請求項記載の電子メールシステムにおいて、
    前記第1のメールクライアントは、前記移動通信網に接続されたインターネットに接続されるコンピュータであることを特徴とする電子メールシステム。
  8. メールサーバから送信されてくる長文メールが互いに関連付けられた複数の分割メールに分割されて送信されてきた場合に、前記複数の分割メールを互いに関連付けて記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された分割メールに対する処理を指示された場合に、その処理の種類に基づいて、1つの分割メールに対して前記処理を施すか、前記関連付けて記憶されている複数の分割メールの全てに対して前記処理を施すかということを決定する決定手段と、
    前記決定手段による決定に従って前記処理を実行する実行手段とを備え、
    前記決定手段は、
    前記記憶した分割メールに対して前記処理を施す際に、1つの分割メールに対して前記処理を施すか、前記関連付けて記憶されている複数の分割メールの全てに対して前記処理を施すかということを前記処理の種類に対応付けて登録した処理テーブルと、
    前記第2のメールクライアントのユーザの操作に応じて前記処理テーブルの登録内容を変更するテーブル変更手段と、
    前記処理テーブルの登録内容に基づいて前記決定を行う手段とからなることを特徴とするメール送受信装置。
  9. メールサーバから送信されてくる長文メールが互いに関連付けられた複数の分割メールに分割されて送信されてきた場合に、前記複数の分割メールを互いに関連付けて記憶する記憶手段と、
    長文処理不可能な端末への転送を指示された場合には関連付けられた分割メールを個別的に処理することを決定し、長文処理可能な端末への転送を指示された場合には関連付けられた複数の分割メールを一括して処理することを決定する決定手段と、
    前記決定手段による決定に従って前記処理を実行する実行手段と
    を備えていることを特徴とするメール送受信装置。
  10. 請求項記載のメール送受信装置において、
    前記処理は、電子メールの削除、返信、転送の少なくともいずれか1つであることを特徴とするメール送受信装置。
  11. 請求項記載のメール送受信装置において、
    前記決定手段は、
    前記記憶した分割メールに対して処理を施す際に、1つの分割メールに対して前記処理を施すか、前記関連付けて記憶されている複数の分割メールの全てに対して前記処理を施すかということを処理の種類に対応付けて登録した処理テーブルと、
    ユーザの操作に応じて前記処理テーブルの登録内容を変更するテーブル変更手段と、
    前記処理テーブルの登録内容に基づいて前記決定を行う手段と
    からなることを特徴とするメール送受信装置。
  12. 互いに関連付けられた複数の分割メールが受信された場合に、前記複数の分割メールを互いに関連付けて記憶するステップと、
    長文処理不可能な端末への転送を指示された場合には関連付けられた分割メールを個別的に処理することを決定し、長文処理可能な端末への転送を指示された場合には関連付けられた複数の分割メールを一括して処理することを決定するステップと、
    前記決定された前記処理を実行するステップとを備えていることを特徴とするメール処理方法。
  13. 互いに関連付けられた複数の分割メールが受信された場合に、前記複数の分割メールを互いに関連付けて記憶するステップと、
    長文処理不可能な端末への転送を指示された場合には関連付けられた分割メールを個別的に処理することを決定し、長文処理可能な端末への転送を指示された場合には関連付けられた複数の分割メールを一括して処理することを決定するステップと、
    前記決定された前記処理を実行するステップと
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  14. 互いに関連付けられた複数の分割メールが受信された場合に、前記複数の分割メールを互いに関連付けて記憶するステップと、
    長文処理不可能な端末への転送を指示された場合には関連付けられた分割メールを個別的に処理することを決定し、長文処理可能な端末への転送を指示された場合には関連付けられた複数の分割メールを一括して処理することを決定するステップと、
    前記決定された前記処理を実行するステップと
    をコンピュータに実行させるためのプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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