JP3679630B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、原稿画像を読み取るスキャナ装置を備えたスキャナ・ユニット体と、用紙に画像を形成するプリンタ装置を備えたプリンタ・ユニット体とを具備し、スキャナ・ユニット体をプリンタ・ユニット体に対して回動可能に支持する構成の画像形成装置に係り、特にその外装材の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来よりスキャナ装置とプリンタ装置とが一体となった画像形成装置があり、この種の画像形成装置では、プリンタ装置に搭載されている構成部材の交換、あるいは搬送のトラブルにより生じたジャム紙の除去のために、プリンタ装置の一部を外部に対して開放して作業できるようにする必要があり、小型の装置では、スキャナ装置のスキャナ・ユニット体をプリンタ装置のプリンタ・ユニット体に対して回動可能に支持して、スキャナ・ユニット体を回動することにより、プリンタ・ユニット体の上部開口を外部に対して開放できるようにした構成が採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来の画像形成装置の構成であれば、プリンタ・ユニット体の上部開口を特別なカバー部材により被覆する必要もなく、また比較的操作性もよい、という利点があるが、プリンタ・ユニット体においてスキャナ・ユニット体の回動中心となる支持部には、スキャナ・ユニット体の回動力を受けるための強度、およびスキャナ・ユニット体を所定位置に保持させておくための強度が必要となる。
【0004】
このため前記支持部には、板金材などからなる補強部材を組み込むことにより剛性を高め、必要な強度を得るようにしているが、剛性を高めることができる反面、前記のように補強部材が別途必要となるため、コストアップになるという問題がある。
【0005】
さらに前記従来の画像形成装置の構成では、プリンタ・ユニット体側にはスキャナ・ユニット体を支持,保持するための構成部材のほか、プリンタ機能を果たすための多種の構成部材が必要であるが、現状ではこれらの部位,部材が、それぞれ独立して形成,製造されて各部に組み込まれており、それが材料コスト,組立コストなどコストアップの原因となっていた。
【0006】
本発明は、前記従来の課題を解決し、比較的簡単な構造によって、強度的に優れ、かつ部品点数を減少させることができ、組立を容易にするとともにコストダウンを図ることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明は、原稿画像を読み取るスキャナ装置を備えたスキャナ・ユニット体と、用紙に画像を形成するプリンタ装置を備えたプリンタ・ユニット体とを具備し、前記スキャナ・ユニット体が、前記プリンタ・ユニット体の上部に載置され、かつ前記プリンタ・ユニット体に対して回動可能に支持されてなる構成の画像形成装置において、前記スキャナ・ユニット体の側端部から円軸部を延出し、この円軸部を前記プリンタ・ユニット体の樹脂製の外装材における立壁部に一体に形成した軸受部の受け孔に嵌挿して回動可能に支持し、この受け孔周部の前記軸受部に格子状をなす補強部を一体に形成したものであり、この構成によって、従来のような特別な補強部材を別途製造する必要がなくなり、コストダウンを図ることができる。
【0008】
また本発明は、前記スキャナ・ユニット体と前記プリンタ・ユニット体間に前記スキャナ・ユニット体の回動時の衝撃を緩衝させるためのダンパー部材を架設し、前記プリンタ・ユニット体の樹脂製の外装材に前記ダンパー部材の端部を受ける受け部を一体に形成したものであり、この構成によって、従来のような金属製の特別な軸体あるいは軸受部材を別途製造する必要がなくなり、コストダウンを図ることができる。
【0009】
また本発明は、前記プリンタ・ユニット体の樹脂製の外装材に用紙搬送部と排紙スタック部とを一体に形成したものであり、この構成によって、従来のような用紙搬送部と排紙スタック部とを別部材で構成したものに比べて、部品点数が減り、組立作業が容易になり、しかも、組付けスペース,設置スペースを縮小することができるなど、総合的にコストダウンを図ることができる。
【0010】
また本発明は、前記プリンタ・ユニット体の樹脂製の外装材に外側装飾面と各部材を支持する支持部とを一体に形成したものであり、この構成によって、従来のような外装ケースと支持部材とを別部材で構成したものに比べて、部品点数が減り、組立作業が容易になり、しかも、組付けスペース,設置スペースを縮小することができるなど、総合的にコストダウンを図ることができる。
【0011】
また本発明は、前記プリンタ・ユニット体の樹脂製の外装材に外側装飾面と装置載置用脚部とを一体に形成したものであり、この構成によって、従来のような外装ケースと支持用脚部とを別部材で構成したものに比べて、部品点数が減り、組立作業が容易になり、しかも、組付けスペース,設置スペースを縮小することができるなど、総合的にコストダウンを図ることができる。
【0012】
また本発明は、前記プリンタ・ユニット体の樹脂製の外装材に外側装飾面と各部材を支持する支持部と電線類を保持する電線保持部とを一体に形成したものであり、この構成によって、従来のような外装ケースと支持部材と電線保持部材とを別部材で構成したものに比べて、部品点数が減り、組立作業が容易になり、しかも、組付けスペース,設置スペースを縮小することができるなど、総合的にコストダウンを図ることができる。
【0013】
また本発明は、前記プリンタ・ユニット体の樹脂製の外装材に外側装飾面と各部材を支持する支持部と排紙スタック部に設置される延長用トレイの収納部とを一体に形成したものであり、この構成によって、従来のような外装ケースと支持部材とトレイ収納部材とを別部材で構成したものに比べて、部品点数が減り、組立作業が容易になり、しかも、組付けスペース,設置スペースを縮小することができるなど、総合的にコストダウンを図ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施形態について図面を参照しながら説明する。
【0015】
図1は本発明の一実施形態を説明するためのスキャナとプリンタとが一体となった画像形成装置の全体斜視図、図2は図1の画像形成装置におけるスキャナ・ユニット体を上方へ回動した状態を示す斜視図、図3は図1の画像形成装置における内部構造を概略説明するための側面断面状態の構成図であって、1はスキャナ装置が搭載されたスキャナ・ユニット体、2はプリンタ装置が搭載されたプリンタ・ユニット体であり、スキャナ・ユニット体1は後述するようにプリンタ・ユニット体2の奥側において回動可能に支持されている構成である。
【0016】
スキャナ・ユニット体1は、外枠部材でもある樹脂(例えばABS樹脂)製のスキャナ・ユニット本体10の上部に原稿が載置されるコンタクトガラス11が設けられ、手前側(図1,図2における右側、図3における左側)には各種動作モードを設定するためのスイッチ類、および動作状態あるいはモード設定状態を表示する操作/表示パネル12が設けられている。コンタクトガラス11の上側には載置されたブックタイプの原稿をコンタクトガラス11に押圧する圧板13が設置されている。圧板13は、回動可能であって、その端部が原稿搬送ユニット部14の一部に支持されている。
【0017】
原稿搬送ユニット部14はシートタイプの原稿を搬送するものであって、原稿搬送ユニット部14には、図3に示すように、圧板13の上面に積載された原稿を給紙する給紙コロ15と、原稿を1枚ずつ搬送する分離搬送コロ16と、一対の搬送ローラ対17と、これらの搬送ローラ対17間に設置された原稿読取位置aに設けられた原稿押圧板18と、原稿排紙トレイ19が設けられている。
【0018】
シートタイプの原稿が載置される圧板13上には、原稿幅を規制する原稿幅ガイド板20,21が設けられ、一方の原稿幅ガイド板20が他方の原稿幅ガイド板21に対して移動可能であって、載置された原稿の位置を他方の原稿幅ガイド板21を基準として規制している。
【0019】
スキャナ・ユニット本体10内におけるコンタクトガラス11の下方には、光ピックップ22が移動可能に設けられており、コンタクトガラス11上に載置されたブックタイプの原稿に対しては、光ピックアップ22が横動して原稿情報を読み取る。また、原稿搬送ユニット部14により搬送されるシートタイプの原稿に対しては、原稿読取位置aに光ピックアップ22を固定した状態にて、原稿読取位置aを移動(図3の右方向)する原稿の情報を読み取る。
【0020】
プリンタ・ユニット体2は、外枠部材でもある樹脂(例えばABS樹脂)製のプリンタ・ユニット本体30内に静電式画像形成装置が搭載されている。静電式画像形成装置の構成は公知のものであって、図3に示すように、感光体31を主体として、感光体31に潜像を形成するために感光体31を感光するレーザ発光ユニット部32と、感光体31上の潜像をトナー現像する現像部33と、用紙にトナー像を転写する転写部34と、転写後の用紙を加熱,加圧して転写像の定着を行う定着部35と、用紙収納カセット36と、用紙収納カセット36から給紙された用紙をタイミングをとって感光体31と転写部34のニップ部へ送るレジストローラ37と、排紙ローラ38などから構成されている。
【0021】
プリンタ・ユニット本体30の手前側には、排紙ローラ38により排出される画像が形成された用紙を受ける排紙スタック部である排紙トレイ部40が一体に形成されており、さらに、この排紙トレイ部40の手前側には、大型サイズの用紙が排紙されたときに受けられるように、延長用トレイ41が出し入れ可能に設けられている。
【0022】
図2に示すように、スキャナ・ユニット体1とプリンタ・ユニット体2間には、スキャナ・ユニット体1の回動時に発生する衝撃などを緩衝するためにダンパー部材45が架設されている。このダンパー部材45は、内部に粘性の高いガスが封入されたガスダンパー部46と、このガスダンパー部46に出入り可能に設けられたロッド部47からなり、本例ではガスダンパー部46がスキャナ・ユニット本体10の一部に回動可能に支持され、ロッド部47がプリンタ・ユニット本体30の一部に回動可能に支持されている。
【0023】
スキャナ・ユニット本体10における手前側の下部一側には、スキャナ・ユニット体1の動作をロックするロック機構の操作フック部50が配設されている。この操作フック部50は、図2に示すように、倒L字状のスライド体51の一端部に設けられている。スライド体51は、スキャナ・ユニット本体10底部に設けられた底カバー52内面をスライド可能に設けられており、操作フック部50とは反対側には距離をおいて一対の係合爪部53が設けられている。係合爪部53は操作フック部50と同様に底カバー52の一部から外部に露出している。
【0024】
係合爪部53は、プリンタ・ユニット本体30における排紙トレイ部40の両側に一体に突設された立壁部30aの前上部に形成された係止孔55の内周一部に係合してスキャナ・ユニット体1をロック状態に保持する。
【0025】
ロック機構を構成するスライド体51における操作フック部50が設けられている側で、かつ一方の係合爪部53が設けられている部位には引張スプリング56の一端を係止し、スライド体51を奥側に引っ張るようにして、ロック状態における係合爪部53と係止孔55との係合状態を維持するように作用している。
【0026】
したがって、作業者は、操作フック部50を持って引張スプリング56の引張力に抗して外側に引けば、スライド体51を手前側に移動させることによって係合爪部53と係止孔55との係合を解除することができて、スキャナ・ユニット体1を回動させることが可能になる。
【0027】
図4はプリンタ・ユニット本体のみを示す斜視図であり、プリンタ・ユニット本体30は、両側に立設された立壁部30aと奥壁部30bとが一体に樹脂成形されており、上側と手前側と奥側の一部とが開放されている。立壁部30aの側部には歯車をはじめとする各種の構成部材の支持部、あるいは従来では別部品として製造されていた部材が一体成形され、さらに一部が外面における装飾性を高めるための外装面として成形されている。
【0028】
プリンタ・ユニット本体30の底部には、排紙トレイ部40と、静電式画像形成装置における用紙搬送路部分58が排紙トレイ部40に連続して一体に成形されている。さらに排紙トレイ部40の手前側には延長用トレイ41の収納部分も一体に成形されている。
【0029】
図5は前記排紙トレイ部における延長用トレイのトレイ収納部分を示す斜視図であり、延長用トレイ41の挿入側の両側には爪部41aが形成されており、排紙トレイ部40のトレイ収納部60には開口61が形成され、開口61部分の周壁部62の両下側と上側にはそれぞれ突起条部63,64が形成されている。
【0030】
したがって、延長用トレイ41の両爪部41aを撓めながら開口61に挿入すると、延長用トレイ41の上下面が突起上部63,64によって押さえ付けられるようになって延長用トレイ41が保持される。また延長用トレイ41は、開口61の周壁部62における奥部分62aに爪部41aが係合することによって、抜けが防止される。
【0031】
図6はプリンタ・ユニット本体の底面図であり、プリンタ・ユニット本体30の底面における排紙トレイ部40側には、トレイ収納部60の開口61と、周壁部62と、延長用トレイ41の移動ガイド部66とが一体に成形され、さらに格子状の突条67を底面の略全面に形成して、この部位を補強している。また同底面には、机上に安定して装置を載置させるための装置載置用脚部として機能する複数の円筒部70を一体に成形している。
【0032】
図7は前記円筒部の斜視図であり、各円筒部70の周壁は格子状の突条67に連続して突設されて一部補強されており、このようにすることによって、従来のようなゴム製の脚部を取り付けることを不要にしている。
【0033】
図8はプリンタ・ユニット本体の立壁部の一部を示す側面図であり、75a,75bは電線類であり、電線類としては、例えばスキャナ・ユニット体1とプリンタ・ユニット体2とに配線される信号線、および、ここで例示する電源から駆動モータの端子bへの電力線75a,光ピックアップ22の端子cに接続される入出力信号線75bなど多数のものがある。
【0034】
これらの電線類75a,75bは不用意に動くと周囲の部材の動作に悪影響を与えてしまうことがある。また電力線75aからの電気的ノイズが入出力信号線75bに入り、制御系に影響を与えるおそれもある。
【0035】
そこで図8に示す例では、プリンタ・ユニット本体30の立壁部30aにおける電線類導出孔80に電線類75a,75bが外部へ出過ぎないように規制桟部81を形成しており、さらに電力線75aと入出力線75bの接続端部側においては、両線75a,75bが互いに接近しないように、電線保持部として溝付き突起82,小突起83を設けて両線75a,75bを分離して配線するようにしている。
【0036】
特に本例では、この部位に歯車群が設置される構造になっているため、電線類の小さな動きでも歯車に干渉してしまうため、規制桟部81および溝付き突起82,小突起83による電線の位置規制は有効である。また電線類は、歯車設置部位において周囲をチューブ84により被覆することによりばらばらにならないようにしている。
【0037】
電線類導出孔80,規制桟部81,溝付き突起82,小突起83はプリンタ・ユニット本体30と一体成形されている。
【0038】
ところで、本実施形態ではスキャナ・ユニット体1をプリンタ・ユニット体2に対して回動可能に設けているが、その具体的支持構造は、図9(a),(b)に示すように、スキャナ・ユニット本体10の一側端部に円軸部85を延出し、この円軸部85をプリンタ・ユニット本体30における立壁部30aの奥側に一体成形した軸受部86に支持させることによって、スキャナ・ユニット体1をプリンタ・ユニット体2に対して回動可能に設けるものである。
【0039】
プリンタ・ユニット本体30の軸受部86は上部に切欠き部87が形成された略環状の受け孔88によって構成され、切欠き部87からスキャナ・ユニット本体10の円軸部85を嵌挿することによって、図9(b)に示すように、スキャナ・ユニット体1とプリンタ・ユニット体2とが互いに回動可能に連結される。
【0040】
図10は前記軸受部部分の斜視図であり、この軸受部86には質量の大きなスキャナ・ユニット体1を回動可能に支持するために大きな応力が加わるため、環状の受け孔88部分の周部に軸受部86を補強するため格子状をなすリブ89を形成している。
【0041】
軸受部86における切欠き部87,受け孔88,リブ89はプリンタ・ユニット本体30と一体成形されている。
【0042】
また、スキャナ・ユニット体1とプリンタ・ユニット体2間には、スキャナ・ユニット体1の回動時に発生する衝撃などを緩衝するためにダンパー部材45が架設されており、図11(a)に示すように、ガスダンパー部46に設けられた受け孔90がスキャナ・ユニット本体10に設けられた突起部91に遊嵌されて回動可能に支持され、さらにロッド部47に設けられた受け孔92がプリンタ・ユニット本体30に設けられた受け部である突出軸部93に回動可能に支持される。
【0043】
図11(b)に示すように、本例ではロッド部47に設けられた受け孔92を、プリンタ・ユニット本体30に設けられた突出軸部93に遊嵌した後、立壁部30aの側面を突出軸部93の側面を含めて、外装材を兼ねる側板95によって被覆する。
【0044】
図12は前記突出軸部部分を示す斜視図であり、突出軸部93は、立壁部30aの上部に壁部96を突設し、壁部96の両側に肉厚部97を形成して、この肉厚部97の中央部に横方向に円柱状の軸部98を突出する構成である。そして、この軸部98にロッド部47の受け孔92が遊嵌される。
【0045】
突出軸部93における壁部96,肉厚部97,軸部98はプリンタ・ユニット本体30と一体成形されている。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、スキャナ・ユニット体が、プリンタ・ユニット体の上部に載置され、かつプリンタ・ユニット体に対して回動可能に支持され、その支持部分にスキャナ・ユニット体の支持のために大きな応力が加わるような構成であっても、プリンタ・ユニット体の樹脂製の外装体を利用することによって、従来のような特別な補強部材を別途製造することなく、必要部位における強度を高めることができ、しかも、外装体に各種構成部材の機能を具備させることによって、部品点数を減少させることができ、総合して比較的簡単な構造によって、組立を容易にするとともにコストダウンを図ることができる画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を説明するためのスキャナとプリンタとが一体となった画像形成装置の全体斜視図
【図2】本実施形態の画像形成装置におけるスキャナ・ユニット体を上方へ回動した状態を示す斜視図
【図3】本実施形態の画像形成装置における内部構造を概略説明するための側面断面状態の構成図
【図4】本実施形態の画像形成装置におけるプリンタ・ユニット本体のみを示す斜視図
【図5】本実施形態の画像形成装置における排紙トレイ部における延長用トレイのトレイ収納部分を示す斜視図
【図6】本実施形態の画像形成装置におけるプリンタ・ユニット本体の底面図
【図7】本実施形態の画像形成装置におけるプリンタ・ユニット本体底面の円筒部の斜視図
【図8】本実施形態の画像形成装置におけるプリンタ・ユニット本体の立壁部の一部を示す側面図
【図9】本実施形態の画像形成装置におけるスキャナ・ユニット体とプリンタ・ユニット体との支持構造の説明図
【図10】本実施形態の画像形成装置におけるスキャナ・ユニット体を支持するプリンタ・ユニット本体の軸受部部分の斜視図
【図11】本実施形態の画像形成装置におけるスキャナ・ユニット体とプリンタ・ユニット体間に架設されるダンパー部材の支持構造の説明図
【図12】本実施形態の画像形成装置におけるダンパー部材を支持するプリンタ・ユニット本体の突出軸部分を示す斜視図
【符号の説明】
1 スキャナ・ユニット体
2 プリンタ・ユニット体
10 スキャナ・ユニット本体
30 プリンタ・ユニット本体
30a プリンタ・ユニット本体の立壁部
40 排紙トレイ部
41 延長用トレイ
45 ダンパー部材
50 操作フック部
58 用紙搬送路部分
60 トレイ収納部
67 格子状の突条
70 円筒部
75a,75b 電線類(電力線,入出力線)
81 規制桟部
82,83 突起
85 円軸部
86 軸受部
89 格子状のリブ
93 突出軸部

Claims (7)

  1. 原稿画像を読み取るスキャナ装置を備えたスキャナ・ユニット体と、用紙に画像を形成するプリンタ装置を備えたプリンタ・ユニット体とを具備し、前記スキャナ・ユニット体が、前記プリンタ・ユニット体の上部に載置され、かつ前記プリンタ・ユニット体に対して回動可能に支持されてなる構成の画像形成装置において、
    前記スキャナ・ユニット体の側端部から円軸部を延出し、この円軸部を前記プリンタ・ユニット体の樹脂製の外装材における立壁部に一体に形成した軸受部の受け孔に嵌挿して回動可能に支持し、この受け孔周部の前記軸受部に格子状をなす補強部を一体に形成したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 記スキャナ・ユニット体と前記プリンタ・ユニット体間に前記スキャナ・ユニット体の回動時の衝撃を緩衝させるためのダンパー部材を架設し、前記プリンタ・ユニット体の樹脂製の外装材に前記ダンパー部材の端部を受ける受け部を一体に形成したことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 記プリンタ・ユニット体の樹脂製の外装材に用紙搬送部と排紙スタック部とを一体に形成したことを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
  4. 記プリンタ・ユニット体の樹脂製の外装材に外側装飾面と各部材を支持する支持部とを一体に形成したことを特徴とする請求項1〜3いずれか1項記載の画像形成装置。
  5. 記プリンタ・ユニット体の樹脂製の外装材に外側装飾面と装置載置用脚部とを一体に形成したことを特徴とする請求項1〜4いずれか1項記載の画像形成装置。
  6. 記プリンタ・ユニット体の樹脂製の外装材に外側装飾面と各部材を支持する支持部と電線類を保持する電線保持部とを一体に形成したことを特徴とする請求項1〜5いずれか1項記載の画像形成装置。
  7. 記プリンタ・ユニット体の樹脂製の外装材に外側装飾面と各部材を支持する支持部と排紙スタック部に設置される延長用トレイの収納部とを一体に形成したことを特徴とする請求項1〜6いずれか1項記載の画像形成装置。
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