JP3678387B2 - プリント基板供給装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、加工機械のテーブルにプリント基板を供給するためのプリント基板供給装置、及びこれを備えたプリント基板穴明機に関する。
【0002】
【従来の技術】
図5に、従来のプリント基板穴明機A及びプリント基板供給装置Gの上面図を示す。
【0003】
同図に示すプリント基板穴明機Aは、プリント基板を傾斜姿勢で収納したマガジンFが載置されたストッカBに沿うようにして配置されている。プリント基板穴明機Aは、同図における上下方向に移動自在なテーブル2を有しており、このテーブル2上には、プリント基板を傾斜姿勢を保持しつつテーブル2上で搬送する搬送装置Cと、搬送されたプリント基板をテーブル2上に水平に載置する受渡し装置Dと、マガジンF内のプリント基板を搬送装置Cに移動させる中間ローダ装置Eとを備えている。なお、プリント基板供給装置Gは、上述の搬送装置Cと中間ローダ装置Eとによって構成されている。
【0004】
図6に、上述のプリント基板穴明機Aのテーブル2及びプリント基板供給装置Gの上面図を示す。また、図7に同じく側方から見た縦断面図を示す。
【0005】
テーブル2上には、所定の間隔で4枚のサブテーブル2a、2a…が固定されている。各サブテーブル2aには、V溝を有する固定ガイド2bが固定されている。この固定ガイド2bに対向するようにして移動ガイド2dが配置されており、移動ガイド2dは、テーブル2内に配置された駆動手段(不図示)によって駆動される。さらに、固定ガイド2cに対向するようにして移動ガイド2eが配置されており、この移動ガイド2eもテーブル2内に配置された駆動手段によって駆動される。
【0006】
テーブル2の一方の端部近傍には矢印Y方向に沿って搬送装置Cが配設されている。搬送装置Cは、矢印Y方向にテーブル2の全長にわたって配設されたフレーム12を備えている。フレーム12からは、4本のアーム17、17…が突設されており、これらアーム17、17…の先端は、ベアリング(不図示)を介して軸16の回りに回動自在に支持されている。軸16は、テーブル2から上方に向けて突設された軸受け26により、ベアリング28を介して回転自在に支持されている。フレーム12とブラケット20との間には、シリンダ(昇降装置)24が介装されており、シリンダ24のロッド24aを伸張、短縮することにより、フレーム12は、軸16を中心として上下方向に揺動し、上方の動作位置(実線)と下方の退避位置(二点鎖線)とをとる。フレーム12には、プリント基板27を斜めに立てた姿勢で矢印Y方向に移動させるためのローラ14、14…が所定の間隔で多数配置されている。各ローラ14は、ベアリング23を介してフレーム12によって回転自在に支持されるとともに、一方の端部にスプロケット21が固定されている。これらスプロケット21には、チェーン22が掛け渡されており、チェーン22は、フレーム12の一方の端部に固定されたモータ13によって回転駆動される。
【0007】
受け渡し装置Dは、軸16の両端部に配置されて軸16に固定された2本のアーム18、18と、これらの中間に配置されて軸16に固定された3本の補助アーム18a、18a…と、これらに直交するように固定された4本のガイドレール19、19…を備えている。各アーム18及び各補助アーム18aは、上述の軸16によって起倒自在に支持されており、起倒手段(不図示)によって図7に示す傾斜位置と、水平位置(不図示)とをとることができる。受渡し装置Dが水平位置をとると、アーム18、18は、サブテーブル2aの外側に、また補助アーム18a、18a…は、サブテーブル2a、2a間に、そして、ガイドレール19、19…は、サブテーブル2aに形成されている溝にそれぞれ収まるようになっており、受渡し装置Dの全体がサブテーブル2aの上面よりも下方に位置することになる。これにより、プリント基板27が各サブテーブル2a上に載置される。なお、プリント基板27は、位置決めピンJ1 、J1 を有するほぼ同面積の治具Jの上面に固定されていて、治具Jとともに移動する。
【0008】
上述構成のプリント基板供給装置Gによると、マガジンFから中間ローダ装置Eを介して搬送装置Cに移動されたプリント基板27は、図7の動作位置(実線)にある搬送装置Cのモータ13の駆動により、チェーン22、スプロケット21を介して回転されたローラ14によって、ガイド19に沿って傾斜姿勢で搬送される。その後、プリント基板27は、受渡し装置Dの倒伏動作によってサブテーブル2a上に載置される。そして、プリント基板27は、治具JのピンJ1 、J1 を介して、前述の移動ガイド2d、2e等によりサブテーブル2a上に位置決めされるとともに固定される。一方、フレーム12はシリンダ24のロッド24aの短縮によって、退避位置(二点鎖線)に退避する。なお、15は、ドリルを保持するポストであり、多数のポスト15、15…がポストプレート25上に配置されている。
【0009】
位置決めされたプリント基板27は、その後、テーブル2を適宜に移動させることによりプリント基板穴明機Aによって所定の位置に穿孔される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のプリント基板供給装置Gによると、搬送装置Cを駆動するための駆動源(モータ13)及びフレーム12を昇降させるための昇降装置(シリンダ24)が、搬送装置Cと一体となって、テーブル2上に配置されているため、テーブル2全体の重量が重くなり、テーブル移動の高速化の妨げになるという問題があった。さらに、これにより、プリント基板穴明機においては、プリント基板の穴明け加工の効率低下を招くといった問題があった。なお、1枚の基板に多数の穴明け加工が必要なプリント基板の穴明け加工においては、テーブル2の移動速度が遅いことは、加工工数増加の大きな要因となるものである。
【0011】
そこで、本発明は、搬送装置の一部を構成する駆動源を、テーブル以外に配置することにより、テーブルの重量を軽くしてテーブルの移動を迅速化するようにしたプリント基板供給装置を提供することを目的とするものである。
【0012】
また、他の目的は、プリント基板の穴明け加工の効率を向上させるようにしたプリント基板穴明機を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するための請求項1に係る本発明(プリント基板供給装置(G))は、ストッカ(B)に収納されたプリント基板(27)を、傾斜姿勢で工作機械(A)に搬送するとともに該工作機械の移動可能なテーブル(2)上に水平に載置するプリント基板供給装置(G)において、前記ストッカ(B)と前記工作機械のテーブル(2)との間に配設され、駆動源(13A)と、該駆動源により回転されるとともに、傾斜姿勢の前記プリント基板(27)を下方から支持して該プリント基板の幅方に移動させる搬送ローラ(34)と、接断機構(H)と、を有し、前記プリント基板(27)を前記ストッカ(B)から前記テーブル(2)に向けて移動させる中間ローダ装置(E)と、前記テーブル(2)上に配設された搬送機構(C0)を有し、前記駆動源(13A)の動力を前記接断機構(H)を介して前記搬送機構に伝達して、前記中間ローダ装置(E)から受け渡された前記プリント基板(27)を前記テーブル(2)上で搬送する搬送装置(C)と、を備え、前記搬送機構(C0)は、傾斜姿勢の前記プリント基板(27)を下方から支持して該プリント基板の幅方向に移動させるための搬送ローラ(36)を有し、前記中間ローダ装置(E)の搬送ローラ(34)及び前記搬送機構(C 0 )の搬送ローラ(36)は、共に、回転自在に支持された水平な軸部(34a)(36a)と、外周面に前記プリント基板の傾斜姿勢に対応したテーパ部が形成されたローラ部(34b)(36b)と、有する、ことを特徴とするプリント基板供給装置にある。
【0014】
なお、ここで「搬送機構(C0 )」とは、搬送装置(C)から駆動源(13A)及び接断機構(30、31、32、33)を除いた残りの部分をいう(以下同じ。)。
【0017】
【発明の作用・効果】
以上構成に基づき、本発明によると、工作機械(A)の移動自在なテーブル(2)上に配置された搬送機構(C0)を駆動するための駆動源(13A)を、テーブル(2)に配置することなく、中間ローダ装置E側に配置し、駆動源(13A)と搬送機構(C0)とを接断機構(30、31、32、33)によって接断することにより、必要に応じて搬送機構(C0)に対して動力を伝達することができ、かつ、テーブル(2)の軽量化を図ることができる。したがって、テーブル(2)の移動を迅速化することができる。
【0018】
更に、搬送ローラ(36)が、プリント基板(27)を下方から支持するテーパ部(36b)を有し、このテーパ部(36)によって、傾斜姿勢のプリント基板(27)を円滑に搬送することができるため、搬送機構(C0)を傾斜姿勢に合わせて傾斜させるための機構がテーブル(2)上から不要となり、このことによっても、テーブル(2)の軽量化、テーブル(2)の移動の迅速化を促進することができる。
【0020】
なお、前述の「課題を解決するための手段」、及び上述の「発明の作用・効果」において、カッコ内に付した符号は、本発明と図面とを対照させるために便宜的に付したものであり、本発明の構成を何ら制限するものではない。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、図面に沿って、本発明の実施の形態について説明する。
【0022】
〈実施の形態1〉
図1に、本発明に係るプリント基板穴明機Aの斜視図を示す。なお、中間ローダ装置Eは、図示を省略している。
【0023】
同図に示すプリント基板穴明機Aは、全体を支持するベッド1を備えている。ベッド1の上面には、ベッド1によって矢印X方向に移動自在に支持されたテーブル2が配設されており、また、このテーブル2を跨ぐようにしてコラム3が配設されている。コラム3には、横方向(矢印Y方向)に1対(2本)のガイドレール4、4が敷設されており、このガイドレール4、4に沿ってクロススライド5が矢印Y方向に移動自在に支持されている。クロススライド5には、縦方向(矢印Z方向)に2対(4本)のガイドレール7、7…が敷設されており、これら2対のガイドレール7、7…によって2個のサドル8、8が矢印Z方向に移動自在に支持されている。各サドル8には、それぞれ2個のハウジング10、10が固定されており、各ハウジング10によってスピンドル(加工部)11が支持されている。同図中の6は、テーブル2、クロススライド5、及びサドル8、8を移動させるためのモータであり、また、9、9はスピンドル11、11…を回転させるためのモータである。
【0024】
上述のスピンドル11、11…は、テーブル2の矢印X方向の移動、クロススライド5の矢印Y方向の移動、及びサドル8、8の矢印Z方向の移動の組み合わせにより、テーブル2上に固定されたプリント基板(不図示)の任意の位置に穴明けを行うことができる。
【0025】
次に、図2に、本発明に係るプリント基板供給装置Gの全体図、また、図3に、プリント基板供給装置Gの側方から見た縦断面図を示す。
【0026】
テーブル2上には、所定の間隔で4枚のサブテーブル2a、2a…が固定されている。各サブテーブル2aの中央には、V溝を有する固定ガイド2bが固定されている。この固定ガイド2bに対向するようにして移動ガイド2dが配置されており、移動ガイド2dは、テーブル2内に配置された駆動手段(不図示)によって駆動される。さらに、固定ガイド2cに対向するようにして移動ガイド2eが配置されており、この移動ガイド2eもテーブル2内に配置された駆動手段によって駆動される。
【0027】
受渡し装置Dは、前述の従来例の場合と同様に、軸16を中心に起倒自在に支持されている。軸16は、テーブル2から上方に突設された軸受け26により、ベアリング28を介して回転自在に支持されている。受渡し装置Dは、軸16の両端部に配置された2本のアーム18、18と、これらの中間に配置された3本の補助アーム18a、18a…と、これらに直交するように固定された4本のガイドレール19、19…を備えている。各アーム18及び各補助アーム18aは、上述の軸16によって起倒自在に支持されており、起倒手段(不図示)によって図3に示す傾斜位置と、水平位置(不図示)とをとることができる。受渡し装置Dが水平位置をとると、アーム18、18は、サブテーブル2aの外側に、また補助アーム18a、18a…は、サブテーブル2a、2a間に、そして、ガイドレール19、19…は、サブテーブル2aに形成されている溝にそれぞれ収まるようになっており、受渡し装置Dの全体がサブテーブル2aの上面よりも下方に位置することになる。これにより、プリント基板27が各サブテーブル2a上に載置される。なお、プリント基板27は、位置決めピンJ1 、J1 を有するほぼ同面積の治具Jの上面に固定されていて、治具Jとともに移動するようになっている。
【0028】
テーブル2の一方の端部(図2における下端部)の近傍には矢印Y方向に沿って搬送装置Cが配設されている。搬送装置Cは、矢印Y方向にテーブル2の全長にわたって配設されたフレーム12を備えている。フレーム12は、ブラケット20に支持されたベース部材20aによって下方から固定的に支持されている。フレーム12には、プリント基板27を斜めに立てた姿勢で矢印Y方向に移動させるためのローラ36、36…が所定の間隔で多数配置されている。各ローラ36は、ベアリング23を介してフレーム12によって水平に支持された軸部36aと、テーパ部が形成されているローラ部36bとを有する。軸部36aの端部には、スプロケット21が固定されており、これらスプロケット21には、チェーン22が無端状に掛け渡されている。
【0029】
搬送機構C0 を駆動するためのモータ(駆動源)13Aがテーブル2側ではなく、中間ローダ装置E側に配設されている。すなわち、受渡し装置D、サブテーブル2a、及びポスト15の配置については、従来技術のものと同様であるが、従来技術では搬送装置Cのフレーム12の端部に配置されていたモータ13が、本発明では廃止されて、中間ローダ装置E側にクラッチ機構Hとともに配設されている。
【0030】
図4に、搬送装置Cのモータ(駆動源)13A、及びクラッチ機構(接断機構)30〜33を含む中間ローダ装置Eの拡大図を示す。
【0031】
中間ローダ装置Eは、プリント基板27を収納したストッカBと、プリント基板穴明機Aのテーブル2内の搬送機構C0 とを結ぶ搬送ライン上に配置されており、搬送ラインに平行におかれたフレーム29と、プリント基板27を搬送するためにフレーム29によって回転自在に支持された搬送ローラ34と、プリント基板27を傾斜姿勢でガイドする基板ガイド35とを備えている。搬送ローラ34は、上述の搬送機構C0 の搬送ローラ36と同様に構成されている。すなわち、フレーム29によって水平に支持された軸部34aと、テーパ部が形成されたローラ部34bとを有し、軸部34aの先端には、スプロケット43が固定されている。これらスプロケット43には、無端状のチェーン44が掛け渡されている。このチェーン44は、モータマウント46に固定された搬送駆動用のモータ13A、及びモータ13Aの出力軸41からの駆動力を搬送ローラ34のスプロケット43に伝達するためのカップリング45によって回転駆動される。
【0032】
上述のフレーム29には、伸縮自在なシリンダシャフト48を有する軸受け内蔵形のシリンダ30が固定されている。シリンダシャフト48の先端部にはクラッチ32が、またシリンダシャフト48の中間部には歯車31が固定されている。一方、テーブル2側のフレーム12の中間ローダ装置E側には、クラッチシャフト33と、ベアリング38、39を介してこのクラッチシャフト33を回転自在に支持するハウジング40と、ディスタンスカラー37とが配設されており、クラッチシャフト33の一端には歯車42aが固定されている。また、テーブル2側のフレーム12によって回転自在に支持された搬送ローラ36のうちの所定の搬送ローラ36端部には、上述の歯車42aに螺合する歯車42bが固定されている。
【0033】
上述構成のプリント基板供給装置Gにおいて、ストッカB内のプリント基板27をテーブル2側の搬送機構C0に移動させる場合、シリンダ30を駆動してシリンダシャフト48を伸張すると、中間部の歯車31が搬送ローラ34の歯車47に噛合するとともに、シリンダシャフト48の先端部のクラッチ32が、テーブル2側のクラッチシャフト33に噛合される。この状態で、モータ13Aを回転させると、この回転は、出力軸41、カップリング45、所定のスプロケット43を介してチェーン44に伝達され、さらに、他のスプロケット43を介して各搬送ローラ34に伝達される。さらにこの回転は、歯車47、歯車31、シリンダシャフト48、クラッチ32、クラッチシャフト33、歯車42a、歯車42b、所定の歯車21を介してチェーン22に伝達され、このチェーン22によって各搬送ローラ36が回転駆動される。これら回転駆動された中間ローダ装置E側の搬送ローラ34、テーブル2側の搬送ローラ36によって、プリント基板27は、傾斜姿勢で搬送される。このとき、プリント基板27の下端に当接する搬送ローラ34及び搬送ローラ36のローラ部34b、36bには、プリント基板27の傾斜姿勢に応じたテーパ部が設けられているため、従来と異なり、テーブル2側のフレーム12を傾斜させることなく、円滑に搬送することができる。したがって、従来必要であったフレーム12昇降用のシリンダが不要となり、テーブル2側に駆動源が配設されないことと相俟って、テーブル2に搬送装置Cによってテーブル2に係る重量を低減することができる。
【0034】
したがって、テーブル2の移動の迅速化を図ることができる。
【0035】
上述構成のプリント基板供給装置Gによると、ストッカBから中間ローダ装置Eを介して搬送機構C0 に移動され、搬送機構C0 により搬送ガイド19に沿ってテーブル2上の所定位置に搬送されたプリント基板27は、モータ13Aの停止によって停止される。その後、プリント基板27は、受渡し装置Dの倒伏動作によってサブテーブル2a上に載置される。そして、プリント基板27は、治具JのピンJ1 、J1 を介して前述の移動ガイド2d、2e等によりサブテーブル2a上を移動され、ポストプレート25上のポスト15に当接して位置決めされる。
【0036】
位置決めされたプリント基板27は、その後、テーブル2を適宜に移動させることによりプリント基板穴明機Aによって所定の位置に穿孔される。この際、テーブル2側には、従来技術と異なり、モータ及びシリンダが配設されていないので、テーブル2は、軽量化され、迅速な移動が可能となる。したがって、テーブル2を所定の位置に適宜に移動させて行う、プリント基板27の穴明け加工の効率化を図ることができる。
【0037】
なお、プリント基板27の穴明け加工時には、搬送機構C0 に対する駆動力の伝達は不要となり、かつ、テーブル2が中間ローダ装置Eと独立して矢印X方向に移動する必要があるため、シリンダシャフト48を短縮して、クラッチシャフト33からクラッチ32を離間させるとともに、搬送ローラ34の歯車47と歯車31との噛合を解除する。
【0038】
上述の実施の形態1においては、プリント基板27を加工する加工機械として、プリント基板穴明機Aを例に説明したが、本発明に係るプリント基板供給装置Gは、プリント基板穴明機A以外の他の加工機械に対しても、有効に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プリント基板穴明機の斜視図。
【図2】本発明に係るプリント基板穴明機、プリント基板供給装置、ストッカ等の配置を示す上面図。
【図3】本発明に係る搬送機構及び受渡し装置の側方から見た縦断面図。
【図4】本発明に係る受渡し装置、及び搬送機構の一部を示す上面拡大図。
【図5】従来のプリント基板穴明機、プリント基板供給装置、ストッカ等の配置を示す上面図。
【図6】従来の、テーブル及び搬送装置の上面図。
【図7】従来の搬送装置及び受渡し装置の側方から見た縦断面図。
【符号の説明】
2 テーブル
2a サブテーブル
11 加工部(スピンドル)
13A 駆動源(モータ)
27 プリント基板
36 搬送ローラ
36a 軸部
36b ローラ部
A 加工機械(プリント基板穴明機)
B ストッカ
C 搬送装置
C0 搬送機構
D 受渡し装置
E 中間ローダ装置
F マガジン
G プリント基板供給装置
H 接断機構(クラッチ機構)
Claims (1)
- ストッカに収納されたプリント基板を、傾斜姿勢で工作機械に搬送するとともに該工作機械の移動可能なテーブル上に水平に載置するプリント基板供給装置において、
前記ストッカと前記工作機械のテーブルとの間に配設され、駆動源と、該駆動源により回転されるとともに、傾斜姿勢の前記プリント基板を下方から支持して該プリント基板の幅方に移動させる搬送ローラと、接断機構と、を有し、前記プリント基板を前記ストッカから前記テーブルに向けて移動させる中間ローダ装置と、
前記テーブル上に配設された搬送機構を有し、前記駆動源の動力を前記接断機構を介して前記搬送機構に伝達して、前記中間ローダ装置から受け渡された前記プリント基板を前記テーブル上で搬送する搬送装置と、を備え、
前記搬送機構は、傾斜姿勢の前記プリント基板を下方から支持して該プリント基板の幅方向に移動させるための搬送ローラを有し、
前記中間ローダ装置の搬送ローラ及び前記搬送機構の搬送ローラは、共に、回転自在に支持された水平な軸部と、外周面に前記プリント基板の傾斜姿勢に対応したテーパ部が形成されたローラ部と、有する、
ことを特徴とするプリント基板供給装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP14565597A JP3678387B2 (ja) | 1997-06-03 | 1997-06-03 | プリント基板供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP14565597A JP3678387B2 (ja) | 1997-06-03 | 1997-06-03 | プリント基板供給装置 |
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JPH10337629A JPH10337629A (ja) | 1998-12-22 |
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ID=15390042
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JP14565597A Expired - Lifetime JP3678387B2 (ja) | 1997-06-03 | 1997-06-03 | プリント基板供給装置 |
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1997
- 1997-06-03 JP JP14565597A patent/JP3678387B2/ja not_active Expired - Lifetime
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