JP3674723B2 - 遊星ローラ式動力伝達装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊星ローラ式動力伝達装置に係り、詳しくは、固定輪を改良したものに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、遊星ローラ式動力伝達装置は、図4に示すように、ハウジング21に固定された固定輪22と、この固定輪22の内側に同心に配置された太陽軸23と、太陽軸23と固定輪22との間に圧接状態で介装された複数の遊星ローラ24,…と、各遊星ローラ24をそれぞれ回転自在に支持し遊星ローラ24の公転により回転するキャリア25とを備えている。
【0003】
そして、太陽軸23が高速の入出力軸となり、キャリア25の軸部26が低速の入出力軸となる。
【0004】
このような遊星ローラ式動力伝達装置において、従来、固定輪22は、遊星ローラ24との必要な接触面圧を確保するためと、遊星ローラ24に対して少しでも潤滑油を供給しやすくするために、図5に示すように、その内周面に軸方向二列の突条27,28を設け、これら突条27,28の間に周溝29を存在させるようにしている。つまり、二つの突条27,28の幅の総和が有効軌道幅となるように設定されており、周溝29が潤滑油溜まりとして利用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のような固定輪は、その内周面の加工が難しく、加工工具も破損しやすいなど、量産性に不向きであるなど、製作コストが高くつくことが指摘される。
【0006】
このような加工性を考慮して、本願発明者は、図6に示すように、固定輪22の内周面の軸方向中間領域を軸方向にストレートな円筒面30とし、軸方向両端にテーパ面31,31を形成するようにしたものを考えている。この円筒面30の軸方向幅が遊星ローラ24の有効軌道幅に設定される。
【0007】
この場合、テーパ面31,31の加工では、固定輪22の端面から軸方向中央側へ向けて旋削し、傾斜角度を一定に設定するが、旋削開始位置を固定輪22の端面において径方向で設定するとき、径方向での基準位置を外径面または内径面とするため、外径寸法や内径寸法の製造公差によって旋削開始位置が径方向内外にずれることがある。このようなずれがあると、固定輪22の内周面での旋削終端位置が軸方向にずれてしまうため、円筒面30の軸方向幅が所望の有効軌道幅に対して狂うことになるのである。円筒面30の軸方向幅が狂うと、遊星ローラ24との必要な接触面圧を確保することができなくなるなど、性能低下につながるおそれがある。
【0008】
したがって、本発明は、遊星ローラ式動力伝達装置において、固定輪の加工を比較的簡単な方法で高精度に行えるようにする構造の提供を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、固定輪と、この固定輪の内側に同心状に配置された太陽軸と、太陽軸と固定輪との間に圧接状態で介装された複数の遊星ローラと、各遊星ローラをそれぞれ回転自在に支持するキャリアとを備えた遊星ローラ式動力伝達装置において、次のように構成する。
【0010】
本発明の遊星ローラ式動力伝達装置では、固定輪の内周面の軸方向中間領域には、遊星ローラの有効軌道幅よりも短い長さのストレートな円筒面が形成されているとともに、前記円筒面の両端縁を旋削開始位置として端面側へ向けてR形状に面取りしてこの内周面の両端側に丸み部が形成されており、前記円筒面が研磨されていて、前記丸み部が潤滑油を保持できる未研磨の粗面とされている。
【0011】
このような本発明では、内周面の軸方向中間領域にストレートな円筒面を形成してからこの円筒面の両端縁から端面側へ向けて丸み部を形成すればよく、単純な加工で済むとともに、両端の丸み部の加工によって円筒面の軸方向幅が変化することがない。したがって、円筒面の軸方向幅を所定の加工精度内に管理できるようになり、遊星ローラの面圧を設計どおりに設定でき、性能安定化に貢献できる。また、丸み部は、未研磨の粗面であって、遊星ローラの自転および公転により有効軌道幅である円筒面に存在する潤滑油が軸方向両端へ押しやられて付着したときに、この潤滑油を保持できるようになる。しかも、丸み部に遊星ローラの端部が対向配置されるので、この丸み部に保持される潤滑油が遊星ローラの周面および端面に付着しやすくなる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の詳細を図1ないし図3に示す実施例に基づいて説明する。図1ないし図3は本発明の一実施例にかかり、図1は、遊星ローラ式動力伝達装置の縦断面図、図2は、図1の(2)−(2)線断面の矢視図、図3は、固定輪の下半分の縦断面図である。
【0013】
図例の遊星ローラ式動力伝達装置は、固定輪2と、この固定輪2の内側に同心状に配置された高速の入出力軸となる太陽軸3と、太陽軸3と固定輪2との間に圧接状に介装された複数(図示例では4個)の遊星ローラ4,…と、各遊星ローラ4をそれぞれ回転自在に支持してこれら遊星ローラ4の公転により回転するキャリア5とを備えている。
【0014】
なお、固定輪2は、その両側のガイド環6,6とともにねじ7によりモータAなどのハウジング1に固定されている。キャリア5は、低速の入出力軸となる軸部8と、軸部8の内端に固定される環状板9と、環状板9の円周数箇所に固定される遊星軸10とで構成されている。この遊星軸10は、ケージアンドローラと呼ばれる針状ころ軸受11を介して遊星ローラ4の中心孔に挿入されて、遊星ローラ4を回転自在に支持する。
【0015】
そして、固定輪2の軸方向全幅W0は、遊星ローラ4の軸方向全幅とほぼ同じか若干大きく設定されている。この固定輪2の内周面の軸方向中間領域には、遊星ローラ4の有効軌道幅よりも短い長さのストレートな円筒面12が形成されているとともに、この内周面の両端側には、いわゆるR形状の丸み部13,13が形成されている。円筒面12は研磨されていて、丸み部13,13は未研磨とされている。
【0016】
次に、固定輪2の加工方法を簡単に説明する。まず、固定輪2のベースとなる円筒部材の内周面にストレートな円筒面を旋削により形成する。この円筒面において軸方向中間領域に有効軌道幅を残すように、この円筒面12の両端縁を旋削開始位置として端面側へ向けてR形状に面取りすることにより、丸み部13,13を形成する。この丸み部13,13は、円筒面12の両端縁の位置と固定輪2の端面とをつなぐ部分円弧形状に設定すればよく、固定輪2の軸方向全幅W0と円筒面12の軸方向幅W1との関係により設定される。この後、円筒面12についてのみ、研磨を行い、仕上げ、丸み部13,13については、未研磨のままとする。
【0017】
このように、単純な加工で済むとともに、両端の丸み部13,13の加工によって円筒面12の軸方向幅W1が変化することがない。したがって、円筒面12の軸方向幅W1を所定の加工精度内に管理できるようになり、遊星ローラ4の面圧を設計どおりに設定でき、性能安定化に貢献できる。また、丸み部13,13は、未研磨の粗面であって、遊星ローラ4の自転および公転により円筒面12内に存在する潤滑油が軸方向両端へ押しやられて付着したときに、この潤滑油を保持できるようになる。しかも、この丸み部13,13に遊星ローラ4の端部が対向配置されるので、この丸み部13,13に保持される潤滑油が遊星ローラ4の周面および端面に付着しやすくなる。
【0018】
なお、本発明は上記実施例のみに限定されるものではなく、種々な応用や変形が考えられる。例えば、遊星ローラ式動力伝達装置の構成要素のそれぞれについては、図示したもの以外の種々なものを採用することができる。
【0019】
【発明の効果】
本発明では、固定輪の内周面の形状を工夫することにより、加工作業を単純化するなど、加工性の向上を図りながら、円筒面の軸方向幅を遊星ローラに対する有効軌道幅とするよう高精度に管理できるようにするとともに、円筒面の両端側に潤滑油の保持機能を持たせるようにしている。したがって、製造コストを低減できて安価にできる他、変速作用を安定化することができて性能向上に貢献できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る遊星ローラ式動力伝達装置の縦断面図
【図2】図1の(2)−(2)線断面の矢視図
【図3】図1の固定輪の下半分の縦断面図
【図4】従来例1に係る遊星ローラ式動力伝達装置の縦断面図
【図5】図4の固定輪の下半分の縦断面図
【図6】従来例2に係る固定輪の下半分の縦断面図
【符号の説明】
2 固定輪
3 太陽軸
4 遊星ローラ
5 キャリア
12 固定輪の円筒面
13 固定輪の丸み部
0 固定輪の軸方向全幅
1 円筒面の軸方向幅

Claims (1)

  1. 固定輪と、この固定輪の内側に同心状に配置された太陽軸と、太陽軸と固定輪との間に圧接状態で介装された複数の遊星ローラと、各遊星ローラをそれぞれ回転自在に支持するキャリアとを備えた遊星ローラ式動力伝達装置であって、
    固定輪の内周面の軸方向中間領域には、遊星ローラの有効軌道幅よりも短い長さのストレートな円筒面が形成されているとともに、前記円筒面の両端縁を旋削開始位置として端面側へ向けてR形状に面取りしてこの内周面の両端側に丸み部が形成されており、前記円筒面が研磨されていて、前記丸み部が潤滑油を保持できる未研磨の粗面とされている、ことを特徴とする遊星ローラ式動力伝達装置。
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