JP3673459B2 - 基板処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、半導体ウエハ、液晶表示装置用ガラス基板、PDP(プラズマディスプレイパネル)用ガラス基板などの各種の被処理基板に所定の処理を施すための基板処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体装置の製造工程においては、半導体ウエハ(以下、単に「ウエハ」という。)の表面、裏面および端面の全域に銅薄膜などの金属薄膜を形成した後、この金属薄膜の不要部分をエッチング除去する処理が行われる場合がある。たとえば、配線形成のための銅薄膜は、ウエハの表面の素子形成領域に形成されていればよいから、ウエハの表面の周縁部、裏面および端面に形成された銅薄膜は不要となる。
【0003】
図4は、ウエハWの表面の周縁部、裏面および端面に形成されている薄膜を除去するための装置の構成を図解的に示す図である。この処理装置は、ウエハWをほぼ水平に保持した状態で高速回転するスピンチャック101と、スピンチャック101に保持されているウエハWの裏面の中央部に向けてエッチング液を吐出するノズル102とを備えている。スピンチャック101は、鉛直方向に沿って配置された回転軸103と、この回転軸103の上端に水平に固定されたチャックベース104と、このチャックベース104に立設され、ウエハWの周縁部を保持する複数本のチャックピン105とを備えている。ノズル102は、チャックベース104の上面の回転中心上に配置されている。
【0004】
ウエハWに対して処理を施す際には、複数のチャックピン105によりウエハWがほぼ水平に保持された状態で、モータなどを含む回転駆動機構から入力される回転力により回転軸103が回転される。そして、その回転中のウエハWの裏面に向けてノズル102からエッチング液が供給されるとともに、ウエハWの表面の回転中心に向けてエアが供給される。これにより、ウエハWの表面の周縁部を除く領域がエアで覆われて、この領域にウエハWの裏面に供給されたエッチング液が回り込むことが防止され、ウエハWの表面の周縁部、裏面および端面に形成されている不要な薄膜のみをエッチング除去することができる。
【0005】
ところが、全処理期間を通してチャックピン105に対するウエハWの相対回転位置が一定であれば、ウエハWの端面のチャックピン105と接触している部分にはエッチング液が供給されず、この部分の薄膜が除去されずに残ってしまう。そのため、複数本のチャックピン105のうちの少なくとも1本のチャックピンは、ウエハWの端面に対して接触/離間可能な可動ピン105aとなっており、この可動ピン105aをスピンチャック101の回転中にウエハWの端面から離間させることによってウエハWの挟持を解放し、このときのウエハWとスピンチャック101との回転速度の違いを利用して、チャックピン105に対するウエハWの相対回転位置をずらすようにしている。
【0006】
可動ピン105aは、チャックベース104内に配設されたエアシリンダ106によって駆動されるようになっている。エアシリンダ106の本体部107の後端には、エア導入口(図示せず)が形成されており、チャックベース104内には、当該エア導入口に連通するようにエア通路108が形成されている。このエア通路108は、回転軸103に形成されたエア通路109と結合されている。そして、エア通路109は、回転軸103の周面に形成された貫通孔110と連通している。
【0007】
回転軸103の周囲には、回転軸103の周面に摺接するオイルシール111,112がホルダ113に保持されて配置されている。オイルシール111,112の先端は回転軸103の全周に接触しており、オイルシール111,112およびホルダ113と回転軸103の周面との間には環状の閉空間114が形成されている。そして、この閉空間114に臨んで、エア通路109と連通した貫通孔110が形成されている。また、ホルダ113には、閉空間114にエアを供給するためのエア供給路115が形成されており、このエア供給路115は、エア供給管116に結合されている。エア供給管116には、エア供給バルブ117が介装されており、図外のエア供給源からの圧縮エアを必要に応じて供給できるようになっている。
【0008】
したがって、エア供給源からエア供給バルブ117を介して供給される圧縮エアは、エア供給管116、エア供給路115、閉空間114、回転軸103のエア通路109およびチャックベース104内のエア通路108を順に通ってエアシリンダ106に供給される。オイルシール111,112間の閉空間114と回転軸103のエア通路109との連通状態は、回転軸103の回転位置によらずに常時確立されているから、スピンチャック101の回転中においても、エアシリンダ106に駆動用の圧縮エアを供給することが可能である。
【0009】
たとえば、エアシリンダ106に圧縮エアを供給しない状態では、エアシリンダ106のロッド118が本体部107に没入し、可動ピン105aがウエハWの端面に押し付けられる。このとき、可動ピン105aは、定位置においてウエハWの端面を規制する他のチャックピン105と協働してウエハWを挟持する。そして、この挟持状態は、エアシリンダ106に圧縮エアを供給して、エアシリンダ106のロッド118を本体部107から進出させ、可動ピン105aをウエハWの端面から離間させることによって解除できる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述の処理装置では、オイルシール111,112が高速回転する回転軸103の周面と常に接触しているため、オイルシール111,112の摩耗による発塵が多く、また、オイルシール111,112と回転軸103との接触部分で発熱し、これらがウエハWの処理に悪影響を及ぼすおそれがあった。
さらには、オイルシール111,112の寿命が短く、オイルシール111,112の交換を頻繁に行わなければならないうえに、そのオイルシール111,112の交換時にオイルシール111,112に傷をつけてしまうと、その傷がついた部分から圧縮エアが漏れるという問題もあった。
【0011】
そこで、この発明の目的は、回転軸周面における発塵や発熱を抑制でき、かつ、回転軸に形成された気体流通路に気体を良好に供給できる基板処理装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
上記の目的を達成するための請求項1記載の発明は、所定の方向に沿って配置された回転軸(12)と、この回転軸の周面に接触して上記回転軸の周囲に環状空間(43)を形成するシール状態および上記回転軸の周面から離間したシール解除状態に変位可能な可変シール部材(32,33)と、上記環状空間に気体を供給する気体供給手段(44,45,46)と、上記回転軸に設けられており、上記環状空間に臨んで上記回転軸の周面に形成された気体取込口(31)に連通された気体流通路(30)と、を含むことを特徴とする基板処理装置である。
【0013】
また、請求項2記載の発明のように、上記気体流通路に気体を流通させる必要がある時には、上記可変シール部材をシール状態にし、上記気体流通路に気体を流通させる必要がない時には、上記可変シール部材をシール解除状態にする可変シール部材変位手段(35,36,37,38,39,40,41,42)をさらに含むことが好ましい。
なお、括弧内の英数字は、後述の実施形態における対応構成要素等を表す。以下、この項において同じである。
【0014】
この発明によれば、気体流通路に気体を流通させる必要がある時にのみ、可変シール部材がシール状態にされて、可変シール部材が回転軸の周面に接触される。したがって、回転軸の周面に環状空間(環状の閉空間)を形成するためのシール部材が常時密着している従来装置に比べて、回転軸の周面における発塵や発熱を抑制することができる。また、可変シール部材の摩耗が少なく、可変シール部材は頻繁に交換する必要がないので、この可変シール部材の交換時の傷つきによるエア漏れなどの不都合が発生するおそれを少なくできる。
【0015】
なお、請求項3に記載のように、上記回転軸に固定されたチャックベース(13)と、このチャックベースに取り付けられており、基板の周縁部にそれぞれ当接して基板を挟持する複数の挟持部材(16,17,18,19)と、エアシリンダ(26)を駆動源とし、少なくとも1つの挟持部材(19)を駆動するための挟持部材駆動機構(24)とをさらに含み、上記気体供給手段は、上記エアシリンダの駆動用エアを供給するものであり、上記気体流通路は、上記エアシリンダに接続されて、上記エアシリンダの駆動用エアが流通するための駆動用エア流通路であってもよい。
【0016】
請求項4記載の発明は、上記回転軸を中心軸まわりに回転させる回転手段(14)と、上記回転軸が上記回転手段によって回転されている状態で、上記気体供給手段により上記環状空間に駆動用エアを供給して、上記少なくとも1つの挟持部材の基板挟持状態を解除させる制御手段(47)をさらに含むことを特徴とする請求項3記載の基板処理装置である。
この発明によれば、回転している基板がその挟持を解除されるたびに回転方向にずれて、基板と挟持部材との当接位置が変化する。これにより、基板の全周における裏面周縁部や周端面に良好な処理を施すことができる。
【0017】
なお、請求項5記載の発明は、上記可変シール部材(32,33)が、内部に中空部が形成され、伸縮性を有する一対の環状部材であって、上記シール状態は、上記中空部に気体を供給して可変シール部材(32,33)を膨張させた状態であり、上記シール解除状態は、上記中空部から気体を排出して可変シール部材(32,33)を収縮させた状態であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の基板処理装置である。
【0018】
これにより、可変シール部材によるシール状態およびシール解除状態を、可変シール部材への気体の供給/停止だけで容易に実現することができる。
請求項6記載の発明は、上記可変シール部材は、伸縮性を有するゴムを主材料とし、上記回転軸の周面と接触する部分をポリテトラフルオロエチレン系材料で構成したものであることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の基板処理装置である。
【0019】
この発明によれば、可変シール部材を適当な圧力で回転軸に接触させることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下では、この発明の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1および図2は、この発明の一実施形態に係る基板処理装置の構成を説明するための図解的な断面図である。この基板処理装置は、ウエハWの裏面に形成された薄膜とウエハWの表面の周縁部および端面に形成されている薄膜を同時に除去することができるものであり、ウエハWをほぼ水平に保持し、この保持したウエハWのほぼ中心を通る鉛直軸線まわりに回転する周縁部保持チャック11を備えている。
【0021】
周縁部保持チャック11は、鉛直方向に沿わせて配置されたチャック軸12と、このチャック軸12の上端からほぼ水平方向に延びたチャックベース13とを有している。チャック軸12には、たとえばモータなどの駆動源を含む回転駆動部14が結合されている。また、チャック軸12は、中空軸とされていて、その内部には、ウエハWの裏面にエッチング液または純水などの処理液を供給するための処理液ノズル15が挿通されている。この処理液ノズル15は、周縁部保持チャック11に保持されたウエハWの裏面(下面)中央に近接した位置に吐出口を有しており、図外の処理液供給源から供給されてくる処理液を上方に向けて吐出することができる。これにより、処理液ノズル15から吐出される処理液は、周縁部保持チャック11に保持されたウエハWの裏面中央に供給されることになる。
【0022】
チャックベース13の周縁部には、図3に示すように、円周方向に間隔を開けて、複数個(この実施形態では4個)の挟持部材16,17,18,19が配置されている。このうち、ほぼ等角度間隔で配置された3個の挟持部材16,17,18は、ウエハWの処理時において、定位置でウエハWの端面を規制する位置規制用挟持部材であり、残る1個の挟持部材19は、ウエハWの処理時において、ウエハWの端面に押し付け力を作用させて、位置規制用挟持部材16〜18と協働しウエハWを挟持する押し付け用挟持部材である。なお、図3には、チャックベース13の内部を透視した構成を示してある。
【0023】
位置規制用挟持部材16,17,18はいずれも、ウエハWを下方から保持するためのウエハ載置面20と、ウエハWの周端面を規制するためのウエハ規制面21とを有している。一方、押し付け用挟持部材19は、鉛直軸線まわりに所定角度範囲で回動可能であり、その回動軸線(鉛直軸線)から遠い第1鉛直面22と、回動軸線に近い第2鉛直面23とが形成されていて、第1鉛直面22をウエハWの周端面に対向させて接触させることにより、位置規制用挟持部材16,17,18と協働してウエハWを水平面に沿った状態で挟持することができる。
【0024】
また、押し付け用挟持部材19の下端部には、レバー24が固定されている。レバー24の一端は、取付部材25を介して、エアシリンダ26のロッド27に結合されている。エアシリンダ26は、いわゆる単動型のシリンダであり、圧縮エアの供給によって、ロッド27が本体部28から進出し、圧縮エアの開放に伴って、内蔵のばねの働きによりロッド27が本体部28内に没入するものである。この実施形態では、ロッド27が本体部28内に没入した状態で、押し付け用挟持部材19の第1鉛直面22がウエハWの周端面に対向し、挟持部材16〜19によってウエハWが挟持される。この状態から、ロッド27が本体部28から進出すると、押し付け用挟持部材19が図2における時計回りに回動して、押し付け用挟持部材19の第2鉛直面23がウエハWの周端面に対向し、挟持部材16〜19によるウエハWの挟持が開放される。
【0025】
エアシリンダ26の駆動用圧縮エアは、エアシリンダ26の本体部28に形成されたエア導入口(図示せず)から供給されるようになっている。このエア導入口には、チャックベース13内に形成されたエア通路29が連通されている。エア通路29は、チャック軸12内に形成されたエア通路30と結合されていて、エア通路30は、チャック軸12の周面に形成されたエア取込口31に接続されている。
【0026】
チャック軸12の周囲には、形状可変シール部材32,33が配置されている。形状可変シール部材32,33は、たとえば、伸縮性を有する材料を用いて内部が中空の環状に形成されており、その外周部分がホルダ34に保持されて、上下に間隔を開けて並べられている。形状可変シール部材32,33の外周には、それぞれ膨張用エア導入口35,36が形成されており、これらの膨張用エア導入口35,36と連通するように、ホルダ34には貫通孔37,38が形成されている。そして、貫通孔37,38には、それぞれ膨張用エア供給源から延びた膨張用エア供給管39,40が接続されており、膨張用エア供給管39,40には、それぞれ3方弁構造の膨張用エア供給バルブ41,42が介装されている。これにより、形状可変シール部材32,33の内部(中空部)に、膨張用エア供給源からの膨張用エアを必要に応じて供給/停止することができ、この膨張用エアの供給/停止に応じて、形状可変シール部材32,33を膨張/収縮させることができる。なお、膨張用エア供給バルブ41,42は3方弁構造となっているため、膨張用エア供給バルブ41,42が閉じられて膨張用エアの供給が停止した時には、貫通孔37,38と大気空間とが連通する状態とされて、形状可変シール部材32,33の内部にある膨張用エアが大気開放されて排出されるようになっている。形状可変シール部材32,33は、内部に膨張用エアが供給されて膨張した状態(シール状態)で、その内周面がチャック軸12の全周に圧接され(図1参照)、内部への膨張用エアの供給が停止され、内部の膨張用エアが排出されて収縮した状態(シール解除状態)で、その内周面がチャック軸12の周面から離間する(図2参照)。
【0027】
なお、形状可変シール部材32,33は、たとえば、伸縮性を有するゴムが主材料とされ、チャック軸12の周面と接触する部分がポリテトラフルオロエチレン系材料で構成されている。
図1に示すように、形状可変シール部材32,33が膨張してチャック軸12の全周に密着したシール状態で、チャック軸12の周囲には、形状可変シール部材32,33およびホルダ34によって囲まれた環状の閉空間43(環状空間)が形成される。そして、この環状空間43に臨んで、チャック軸12内のエア通路30と連通したエア取込口31が形成されている。また、ホルダ34には、環状空間43にエアを供給するためのエア供給路44が形成されており、このエア供給路44は、エア供給管45に結合されている。エア供給管45には、エア供給バルブ46が介装されており、エア供給源からの圧縮エアを必要に応じて供給できるようになっている。
【0028】
したがって、エア供給源からエア供給管45を介して供給される圧縮エアは、形状可変シール部材32,33がチャック軸12の全周に密着して環状空間43が形成されていれば、エア供給路44から環状空間43に流入し、環状空間43からチャック軸12内のエア通路30およびチャックベース13内のエア通路29を順に通ってエアシリンダ26に供給される。環状空間43とチャック軸12のエア通路30との連通状態は、チャック軸12の回転位置によらずに常時確立されているから、チャック軸12(周縁部保持チャック11)の回転中においても、エアシリンダ26に駆動用の圧縮エアを供給することが可能である。
【0029】
なお、膨張用エア供給バルブ41,42およびエア供給バルブ46の開閉は、たとえばマイクロプロセッサなどを含む制御部47により制御されるようになっている。
この基板処理装置における処理に際しては、処理対象のウエハWは、スピンチャック1の上方から位置規制用挟持部材16,17,18のウエハ載置面20上に載置される。このウエハWの載置時には、膨張用エア供給バルブ41,42が開かれて、形状可変シール部材32,33の内部に膨張用エアが供給されるとともに、エア供給バルブ46が開かれて、エアシリンダ26に圧縮エアが供給されることにより、押し付け用挟持部材19の第2鉛直面23がウエハWの周端面に対向している。
【0030】
その後、エア供給バルブ46および膨張用エア供給バルブ41,42が閉じられる。これにより、エアシリンダ26の圧縮エアが開放されて、エアシリンダ26のロッド27が没入し、押し付け用挟持部材19の第1鉛直面22がウエハWの周端面に対向して、挟持部材16〜19によってウエハWが挟持される。また、形状可変シール部材32,33への膨張用エアの供給が停止して、形状可変シール部材32,33が収縮し、形状可変シール部材32,33がチャック軸12から離間する。
【0031】
つづいて、回転駆動部14によってチャック軸12が回転され、周縁部保持チャック11に保持されたウエハWがその中心を通る鉛直軸まわりに高速回転される。そして、この回転しているウエハWの裏面(下面)に向けて、チャック軸12の上端に配置された処理液ノズル15から処理液が吐出され、ウエハWの表面の周縁部、裏面および端面に処理が施されていく。
ウエハWが高速回転されつつ、ウエハWの裏面に処理液が供給されている途中で、所定の時間間隔でウエハWの挟持が所定の短時間だけ解除されるようになっている。すなわち、膨張用エア供給バルブ41,42が短時間だけ開かれて、形状可変シール部材32,33の内部に膨張用エアが供給されるとともに、エア供給バルブ46が短時間だけ開かれて、エアシリンダ26に圧縮エアが供給されることにより、押し付け用挟持部材19が往復回動され、挟持部材16,17,18,19によるウエハWの挟持が上記所定の短時間だけ解除される。この短時間のウエハWの挟持解除動作は、ウエハWの高速回転中に所定の時間間隔で何度か行われる。これにより、回転しているウエハWが、その挟持を解除されるたびに、位置規制用挟持部材16〜18上で回転方向にずれて、ウエハWと挟持部材16〜19との当接位置が変化する。これにより、ウエハWの全周における裏面周縁部や周端面に良好な処理を施すことができる。
【0032】
以上のようにこの実施形態によれば、挟持部材16〜19によるウエハWの挟持を解除するためにエアシリンダ26に圧縮エアを供給する必要がある時だけ、形状可変シール部材32,33に膨張用エアが供給されて、形状可変シール部材32,33がチャック軸12の周面に密着される。したがって、チャック軸の周面に環状空間を形成するためのシール部材が常時密着している従来装置に比べて、チャック軸12の周面における発塵や発熱を抑制することができる。また、形状可変シール部材32,33の摩耗が少なく、形状可変シール部材32,33は頻繁に交換する必要がないので、この形状可変シール部材32,33の交換時の傷つきによるエア漏れなどの不都合が発生するおそれを少なくできる。
【0033】
この発明の一実施形態の説明は以上の通りであるが、この発明は、他の形態で実施することも可能である。たとえば、上述の実施形態では、ウエハWを保持して回転させる周縁部保持チャック11のチャック軸12にエア通路30が形成され、このエア通路30にエアシリンダ駆動用の圧縮エアを供給するための構成を取り上げたが、たとえば、上述のチャック軸12に基板乾燥用のN2ガスが流通する気体通路が形成され、この気体通路に基板乾燥用のN2ガスを供給するための構成に本発明が適用されてもよい。また、基板のスクラブ洗浄用のブラシを回転させるための回転軸に気体流通路が形成され、この気体流通路に処理ガスやエアなどの気体を供給するための構成に本発明が適用されてもよい。また、基板に処理液を供給するためのノズルが取り付けられたノズルアームの回転軸に気体流通路が形成され、この気体流通路に気体を供給するための構成に本発明が提供されてもよい。さらには、基板の表面に遮断板を近接させ、基板の回転に伴って遮断板を回転させるとともに、その遮断板の中央から基板に向けてN2などの気体を供給する装置において、遮断板を回転させるための回転軸に形成された気体流通路に上記N2などの気体を供給するための構成に本発明が適用されてもよい。
【0034】
また、上述の実施形態では、形状可変シール部材32,33の内部に膨張用エアを供給したり、その内部の膨張用エアを排出したりすることで、形状可変シール部材32,33によるシール状態およびシール解除状態の変位を行っているが、形状可変シール部材32,33の形状を変化させて、その変位を行うものなら何でもよい。たとえば、形状可変シール部材32,33が中実の部材である場合であっても、形状可変シール部材32,33に固い部材を押し付けて物理的に変形させ、上述の変位を行うものであってもよい。
【0035】
さらにまた、上述の実施形態では、ウエハWに処理を施す場合を例にとったが、処理対象の基板はウエハWに限らず、たとえば、液晶表示装置用ガラス基板やPDP用ガラス基板などの他の種類の基板であってもよい。
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る基板処理装置の構成を説明するための図解的な断面図であり、可変シール部材がチャック軸(回転軸)に密着した状態を示している。
【図2】この発明の一実施形態に係る基板処理装置の構成を説明するための図解的な断面図であり、可変シール部材がチャック軸(回転軸)から離間した状態を示している。
【図3】周縁部保持チャックの構成を説明するための簡略化された平面図である。
【図4】ウエハの表面の周縁部、裏面および端面に形成されている薄膜を除去するための従来装置の構成を図解的に示す図である。
【符号の説明】
11 周縁部保持チャック
12 チャック軸
13 チャックベース
14 回転駆動部
16,17,18,19 挟持部材
24 レバー
26 エアシリンダ
30 エア通路
31 エア取込口
32,33 形状可変シール部材
35,36 膨張用エア導入口
37,38 貫通孔
39,40 膨張用エア供給管
41,42 膨張用エア供給バルブ
43 環状空間
44 エア供給路
45 エア供給管
46 エア供給バルブ
47 制御部

Claims (6)

  1. 所定の方向に沿って配置された回転軸と、
    この回転軸の周面に接触して上記回転軸の周囲に環状空間を形成するシール状態および上記回転軸の周面から離間したシール解除状態に変位可能な可変シール部材と、
    上記環状空間に気体を供給する気体供給手段と、
    上記回転軸に設けられており、上記環状空間に臨んで上記回転軸の周面に形成された気体取込口に連通された気体流通路と、
    を含むことを特徴とする基板処理装置。
  2. 上記気体流通路に気体を流通させる必要がある時には、上記可変シール部材をシール状態にし、上記気体流通路に気体を流通させる必要がない時には、上記可変シール部材をシール解除状態にする可変シール部材変位手段をさらに含むことを特徴とする請求項1記載の基板処理装置。
  3. 上記回転軸に固定されたチャックベースと、
    このチャックベースに取り付けられており、基板の周縁部にそれぞれ当接して基板を挟持する複数の挟持部材と、
    エアシリンダを駆動源とし、少なくとも1つの挟持部材を駆動するための挟持部材駆動機構とをさらに含み、
    上記気体供給手段は、上記エアシリンダの駆動用エアを供給するものであり、
    上記気体流通路は、上記エアシリンダに接続されて、上記エアシリンダの駆動用エアが流通するための駆動用エア流通路であることを特徴とする請求項1または2記載の基板処理装置。
  4. 上記回転軸を中心軸まわりに回転させる回転手段と、
    上記回転軸が上記回転手段によって回転されている状態で、上記気体供給手段により上記環状空間に駆動用エアを供給して、上記少なくとも1つの挟持部材の基板挟持状態を解除させる制御手段をさらに含むことを特徴とする請求項3記載の基板処理装置。
  5. 上記可変シール部材は、内部に中空部が形成され、伸縮性を有する一対の環状部材であり、
    上記シール状態は、上記中空部に気体を供給して可変シール部材を膨張させた状態であり、
    上記シール解除状態は、上記中空部から気体を排出して可変シール部材を収縮させた状態であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の基板処理装置。
  6. 上記可変シール部材は、伸縮性を有するゴムを主材料とし、上記回転軸の周面と接触する部分をポリテトラフルオロエチレン系材料で構成したものであることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の基板処理装置。
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