JP3670914B2 - ディスク再生装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、CD等を再生するディスク再生装置において、特に、キャビネットに挿脱自在に設けられ、ディスクを載置するターンテーブルを有したトレーのロック手段に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、パーソナルコンピュータ等にCD,CD−ROM等を再生するディスク再生装置が組み込まれている。
【0003】
このディスク再生装置は、キャビネットと、該キャビネットに挿脱自在に設けられ、ディスクを載置するターンテーブルを有したトレーと、該トレーを前記キャビネット内にロックするロック手段とを有している。
【0004】
そして、ロック手段は、回動自在なロックレバーと、該ロックレバーを回動させ、ロック・ロック解除を行うカムギヤと、該カムギヤを回転させるモータと、前記カムギヤの回転角度を検出してモータの停止点を設定する検出スイッチとから構成されている。この構成において、トレーをキャビネットにロックするときは、モータを回転させてカムギヤを介してロックレバーをキャビネットのロックピンに係合させ、そして、カムギヤがロック位置まで回転したことを検出すると、モータの回転を停止することになる。また、ロックを解除するときは、モータを逆転させてカムギヤを介してロックレバーとロックピンとの係合を解除させ、そして、カムギヤがロック解除位置まで回転したことを検出すると、モータの回転を停止することになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記構成のロック手段では、モータを使用しているため、ディィスク再生装置の薄型化には限度があり、スリムタイプのコンピュータ等に搭載することが困難となった。
【0006】
また、カムギヤの回転角度の検出誤差が直接ロックレバーとロックピンとの係合位置に影響するので、検出精度を高くする必要があり、コストが高くなった。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本願発明のディスク再生装置は、上記点に鑑み、キャビネットと、該キャビネットに挿脱自在に設けられ、ディスクを載置するターンテーブルを有したトレーと、該トレーを前記キャビネット内にロックするロック手段とを有し、該ロック手段は、前記トレーに回動自在に設けた第1レバーと、該第1レバーを一方向に付勢する第1付勢手段と、前記第1レバーに連接するよう前記トレーに回動自在に設けた第2レバーと、第2レバーを介して該第1レバーを第1付勢手段の付勢力に抗して他方向に付勢する第2付勢手段と、前記トレーに設けたロックピンと、前記第1レバーに設けられ、該第1レバーが一方向に回動したとき前記ロックピンに係合するロック部と、非通電時、前記第2付勢手段の付勢力に抗して前記第2レバーを保持し、通電時、保持を開放するプランジャーと、前記第1レバーに設けられ、前記トレーが前記キャビネットから排出されるとき、前記ロックピンに当接して前記第1レバーを一方向に回動させ、前記第2レバーを前記プランジャーの保持位置に回動させるリセット手段とからなることを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
【0009】
図1において、1は金属製のキャビネットで、コンピュータ等に装着されるものである。2はキャビネット1にガイドレール3を介して挿脱自在に配設したトレーで、上面にディスクを載置するディスク載置部4を形成している。このディスク載置部4の中央には、ターンテーブル5が配置され、またディスク載置部4の径方向に光ピックアップ6が移動可能なように配置されている。なお、トレー2内部には、ターンテーブル5を回転駆動するモータ(図示せず)が配置されている。また、ガイドレール3は、それ自体キャビネット1に摺動自在に設けられているため、トレー2全体をキャビネット1から取り出せることができ、ディスクを取り出し易くしている。7はトレー2に固定した全面パネルで、動作状態を表示するランプ8と後述するロック機構を手動で操作するための操作孔9を設けている。10はキャビネット1の底面に配設したロックピン、11はトレー2をキャビネット1内に保持するロック機構で、図2の平面図に示すように、トレー2の内側部に配置されている。なお、トレー2はキャビネット1に対して排出方向に付勢されており、ロックが解除されると、トレー2は自動的にキャビネット1から排出される。
【0010】
図3は、ロック機構11の平面図で、この図はトレー2がロックされている状態を示す。この図において、12はトレー2内部に固定される金属製の基板で、後述する各部品を載置するものである。13は基板12に回動自在に配設した第1レバーで、一端側下部にロックピン10に係合するロック部14が設けられている。また、一端に操作板15が設けられ、全面パネル7の操作孔9からピン等を挿入してこの操作板15を押し、第1レバー13を回動させることにより、手動でロック解除を行うことができるようにしている。更に、第1レバー13の他端には連動部16が設けられている。17は第1レバー13が反時計方向に回動するように第1レバー13を付勢する第1コイルバネ、18は基板12に回動自在に配設した第2レバーで、一端が第1レバー13の連動部16に当接可能になっている。19は第2レバー18が反時計方向に回動するように第2レバー18を付勢する第2コイルバネである。この第2コイルバネ19は、第1コイルバネ17より付勢力が強く設定されており、第2レバー18を介して第1レバー13を時計方向に付勢するようにしている。20は基板12に固定したプランジャーで、可動片21を第2レバー18の他端に遊嵌している。この可動片21とソレノイド22の磁石23のと吸着力は、第2コイルバネ19の付勢力よりも強く、図3の状態で第2レバー18を保持することになる。但し、ソレノイド22にパルス電流を加えると、吸着が開放され、第2コイルバネ19の付勢力によって第2レバー18は、反時計方向に回動することになる。なお、このプランジャー20は、可動片21とソレノイド22の組み合わせによる簡単な構成であり、モータに比べて小型化・薄形化することが可能である。24は第1レバー13の他端側に形成されたリセット部で、第1レバー13が時計方向に回動している状態でロックピン10と当接する形状となっている。
【0011】
次に、上記構成における動作を図面に基づいて説明する。
【0012】
図3は、前述したように、トレー2が収納状態でロックされている状態を示している。この状態では、図からも明らかなように、プランジャー20の可動片21がソレノイド22の磁石23に吸着しているため、第2レバー18が第2コイルバネ19の付勢力により時計方向に、第1レバー13が第1コイルバネ17の付勢力より反時計方向に回動した状態にあり、第1レバー13のロック部14とロックピン10が係合し、トレー2がキャビネット1から排出されるのを阻止している。
【0013】
次に、制御回路(図示せず)により、ソレノイド22にパルス電流が加えられると、図4に示すように、可動片21とソレノイド22の磁石23との吸着が開放されるため、第2コイルバネ19の付勢力により、第2レバー18が反時計方向に、第1レバー13が時計方向に回動し、第1レバー13のロック部14とロックピン10の係合が解除される。これにより、トレー2は、図示しないバネの付勢力により、キャビネット1から排出される。
【0014】
さて、一旦、可動片21とソレノイド22の磁石23の吸着が開放されると、プランジャー20自身では、両者を再度吸着させることはできない。上記説明より明らかなように、両者が吸着し、第1レバー13が第1コイルバネ17により反時計方向に回動して初めてトレー2をキャビネット1にロックすることができる。
【0015】
従って、再度トレー2をロックするのに先立って、可動片21とソレノイド22の磁石23を吸着させる必要があり、これについては、リセット部24にてその操作を行うようにしている。即ち、トレー2のロックが解除され、トレー2がキャビネット1から排出されるとき、図5に示すように、リセット部24がロックピン10に当接し、第1レバー13を強制的に反時計方向に回動させる。これにより、第2レバー18は時計方向に回動させられ、可動片21はソレノイド22の磁石23との吸着位置に移動することになる。
【0016】
この状態で、トレー2をキャビネット1内に押すと、ロック部14のテーパ14aにロックピン10が当接するため、一旦第1レバー13は時計方向に回動するが、その後、テーパ14aを超えてロックピン10がロック部14に嵌まり込むため、第1コイルバネ17の付勢力により、ロック部14とロックピン10が係合し、トレー2がロックされることになる。
【0017】
【発明の効果】
本発明は、上記のようにプランジャーにより、トレーのロックを制御するようにしたものであるから、ロック機構を簡単で小型な構成にすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスク再生装置の斜視図である。
【図2】本発明のディスク再生装置の平面図である。
【図3】ロック状態にある本発明のロック機構の要部平面図である。
【図4】ロック解除した瞬間の本発明のロック機構の要部平面図である。
【図5】ロック解除後、トレーが排出される過程での本発明のロック機構の要部平面図である。
【符号の説明】
1 キャビネット
2 トレー
10 ロックピン
12 ロック機構
13 第1レバー
14 ロック部
17 第1コイルバネ
18 第2レバー
19 第2コイルバネ
20 プランジャー
24 リセット部
Claims (1)
- キャビネットと、該キャビネットに挿脱自在に設けられ、ディスクを載置するターンテーブルを有したトレーと、該トレーを前記キャビネット内にロックするロック手段とを有し、該ロック手段は、前記トレーに回動自在に設けた第1レバーと、該第1レバーを一方向に付勢する第1付勢手段と、前記第1レバーに連接するよう前記トレーに回動自在に設けた第2レバーと、第2レバーを介して該第1レバーを第1付勢手段の付勢力に抗して他方向に付勢する第2付勢手段と、前記トレーに設けたロックピンと、前記第1レバーに設けられ、該第1レバーが一方向に回動したとき前記ロックピンに係合するロック部と、非通電時、前記第2付勢手段の付勢力に抗して前記第2レバーを保持し、通電時、保持を開放するプランジャーと、前記第1レバーに設けられ、前記トレーが前記キャビネットから排出されるとき、前記ロックピンに当接して前記第1レバーを一方向に回動させ、前記第2レバーを前記プランジャーの保持位置に回動させるリセット手段とからなることを特徴とする
ディスク再生装置。
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JP33621999A JP3670914B2 (ja) | 1999-11-26 | 1999-11-26 | ディスク再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP33621999A JP3670914B2 (ja) | 1999-11-26 | 1999-11-26 | ディスク再生装置 |
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Family Applications (1)
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JP33621999A Expired - Fee Related JP3670914B2 (ja) | 1999-11-26 | 1999-11-26 | ディスク再生装置 |
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- 1999-11-26 JP JP33621999A patent/JP3670914B2/ja not_active Expired - Fee Related
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