JP3670215B2 - 歯付きロータセット - Google Patents

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Description

【0001】
本発明は、ポンプ、特に内燃機関用潤滑油ポンプのための歯付きロータセットに関する。歯付きロータセットは、歯を形成した歯付きリングポンプに似ている。この場合、歯付きロータセットの機能と作用は歯付きリングポンプの機能と作用に一致している。
【0002】
歯付きリングポンプの場合、圧力室が三日月状の充填部材によって吸込み室から分離されていないで、歯の特別な形成がトロコイド歯に基づいて、歯付きリングと外歯ピニオンとの間のシールを保証する。内歯の歯付きリングはピニオンよりも多い歯を有するので、歯を適当に形成すると、歯先が歯かみ合い個所に対して正確に接触する。転動を保証するために、外側ロータの歯先と内側ロータの歯先の間に、歯先遊びを設けなければならない。歯付きリングポンプの欠点は、歯付きリングポンプの場合のこの歯先遊びによって内側の漏れ、ひいては容量的な効率の悪化が生じることにある。これによって、低い回転数の際に、高い圧力を発生することができない。
【0003】
歯付きリングポンプと比較して、ドイツ連邦共和国特許出願公開第19646359号公報記載のポンプは有利である。このポンプは、内歯を有する外側リングと、この外側リング内に偏心させて収容された、外歯を有する歯車とからなる、冒頭に述べた歯付きロータセットを形成している。この場合、内歯は外側リング内に回転可能に支承されたロータによって形成され、外歯よりも多い歯を有する。この場合、歯車の外歯には、非常に小さなモジュールを有する微細な歯が重ねて形成され、各々のロータはその外周に、同じモジュールの微細な歯を備えている。この微細な歯には歯車の歯がかみ合う。
【0004】
歯付きロータの機能は、駆動トルクが駆動軸を介して内側ロータに作用して内側ロータを回転させることによって生じる。歯付き内側ロータから遊星歯車に力が伝達される。この力は一方では遊星歯車の中心を通る衝撃力と、他方では遊星歯車のトルクを発生する周方向の力を生じる。支承リングに作用する衝撃力によって、支承リングは回転させられる。
【0005】
発生する力とトルクは、冒頭の述べた歯付きロータセットの場合には、従来使用された伸開線歯によって最適に受け止められない。特に、公知の歯が衝撃力と周方向の力を、線接触の形の単位面積あたりの大きな押圧力なしでは伝達しないという問題がある。今まで知られている歯は、大きな周方向力の伝達のためにのみ適しており、遊星歯車の中心を通る大きな衝撃力を伝達するためには適していない。
【0006】
冒頭に述べた歯付きロータセットは、あらゆる運転条件下でかみ合い障害なしにスムースな転動を保証することができないという欠点があった。支承リングと相対的な遊星歯車の運動は或る位置で停止することになる。
【0007】
遊星歯車がほとんど停止し、同時に大きな力を伝達するこの状態で、遊星歯車歯先と外側ロータの間で潤滑フィルムが破壊される危険がある。この場合、隙間内の潤滑媒体損失によって固体接触が生じる。従って、もはや所望な動圧潤滑が生じないで、混合摩擦状態が生じ、不所望な場合には静止摩擦が生じる。混合摩擦および静止摩擦の場合、摩耗現象が発生し、歯付きロータセットの寿命が短くなる。
【0008】
公知の技術水準の欠点から出発して、不所望な摩擦状態を回避するために持続的な潤滑フィルム形成を保証するように形成された歯付きロータセットを提供するという課題が生じる。この場合、歯付きロータセットは発生する力とトルクを確実に伝達しなければならない。
【0009】
この課題は本発明に従い、支承ポケットを有する回転可能な支承リングが備えられ、この支承ポケット内に回転可能な遊星ロータが配置され、この遊星ロータが内歯を形成し、更に支承リングに対して偏心させて支承された内側ロータが備えられ、この内側ロータがほぼ星状の外側輪郭を有し、この外側輪郭が外歯を備え、外歯の歯数が内歯の歯数よりも少なく、内歯と外歯の少なくとも一方がサイクロイドとして形成された弧状部分を有する、歯付きロータセットによって解決される。このように形成された歯付きロータセットの利点は、歯形状の弧状の部分によって、実質的にころがり摩擦が生じ、すべり摩擦が発生しないので、歯の摩耗が最小限に抑えられることにある。歯付き内側ロータの凸形に形成された歯先と、歯付き遊星ロータの凹形に形成された歯元によって、接触面を生じ、接触線を生じない。ヘルツ押圧力はこの対のロータによって大幅に低減される。
【0010】
これは歯付き内側ロータと歯付き遊星ロータの歯面にも当てはまる。遊星ロータの歯と内側ロータの歯溝の間の歯面遊びを考慮することにより、大きな衝撃力が歯先と歯元だけを経て伝達されることが保証される。それによって、歯面に大きなくさび力が作用することが防止される。このくさび力は歯面表面を破壊し得る。更に、歯面遊びによって、搬送媒体が歯溝から流出することができる。なぜなら、そうしないと油が圧潰されるからである。この圧潰は非常に大きな圧力上昇を生じることになる。
【0011】
本発明の有利な実施形では、歯先およびまたは歯元の範囲において、歯形状が弧状に形成されている。歯先およびまたは歯元の範囲の歯形状のこのような形成により、非常に大きな衝撃力(半径方向の力)を伝達することが可能になる。この場合、伝達すべき周方向力の割合は小さくてもよい。この場合、歯先と歯元は歯付きロータにおいて知られている伸開線歯と異なり、転動過程で、すなわち歯付き遊星ロータが歯付き内側ロータ上を転動する際に一緒に考慮される。
【0012】
遊星ロータの凸形に湾曲した歯面と、内側ロータの凹形に湾曲した歯面は、歯のかみ合い時に、比較的に大きなシール面を形成する。このシール面は押しのけ室が吸込み範囲から出るときに、圧力範囲内で押しのけ室をシールする。ロータの垂直性の偏差は、押しのけ室の漏れ損失を生じない。
【0013】
本発明の有利な実施形では、特に歯先およびまたは歯元の範囲において、歯形状が平坦部を有する。トルクが歯付き内側ロータから歯付き遊星ロータを経て支承リングに作用する力伝達の主領域において、幾何学的な条件により、遊星歯車がほとんど停止する。上記の相対的な停止および大きな力の同時伝達の際、遊星歯先と支承リングの間の潤滑フィルムが破壊される危険がある。これに対処するために、遊星ロータ歯先が平坦化される。平坦部の大きさは歯付きロータの使用分野に依存する。回転数が低く、圧力が高い場合には、大きな平坦部が必要である。回転数が高く、圧力が低い場合には、低い滑り速度の場合にも潤滑フィルムの形成を保証するために、小さな平坦部が必要である。遊星ロータの歯先から平坦部に接続するために、特別な曲線、すなわちサイクロイドが使用される。この曲線は単純な接続半径の場合よりも潤滑フィルムを一層所望なものにする。
【0014】
本発明の他の有利な実施形では、特に歯先およびまたは歯元の範囲において、歯形状が大きな曲率半径を有する。平坦部の代わりに、歯先およびまたは歯元の範囲に、大きな曲率半径を有する面を設けても合目的である。
【0015】
遊星ロータ歯先を平坦化することにより、遊星ロータから支承リングへの力の伝達(ヘルツ押圧)が改善される。
【0016】
本発明の特に有利な実施形では、弧状の部分の少なくとも一部がサイクロイドとして形成されている。サイクロイドは転動状態と、衝撃力の伝達に関して特に有利であることが判った。このサイクロイド歯は、曲率の大きな変化の場合および曲率半径が小さい場合に、滑りにくい申し分のない転動を保証する。この転動は更に、摩耗を低減する。
【0017】
本発明の合目的な実施形では、少なくとも歯面の範囲において、歯形状が伸開線として形成されている。この歯の場合には、歯付き内側ロータと歯付き遊星ロータの歯面が伸開線によって形成される。この実施形の場合しかし、歯面をサイクロイドとして形成した実施形の場合よりも、軽いかみ合い障害が発生し得る。
【0018】
本発明の有利な実施形では、歯が摩耗しにくい表面を有する。摩耗しにくい表面は化学的な表面処理、特に熱化学的およびまたは物理的な表面処理によって得られる。表面は更にメッキすることができる。他の有利な表面処理は炭化、窒化およびまたは軟窒化、硼化およびまたはクロム化である。
【0019】
本発明の合目的な実施形では、支承ポケットの範囲に、少なくとも1つの流体通路が配置されている。この流体通路はポンプの吐出側に接続可能であるので、遊星ロータと支承ポケットの間に潤滑油が連続的に供給され、それによって潤滑フィルム形成が改善される。
【0020】
歯付きロータセットのすべての可動部品、特に支承リングおよびまたは遊星ロータおよびまたは内側ロータが少なくとも一方の端面に、周方向に延びるウェブを備えていると有利である。この周方向のウェブはケーシング内でシールとしての役目を果たす。このケーシング内には歯付きロータセットが収容されている。通常は、このような可動の部品はその端面にシール面を備えている。このシール面は歯を除く端面の全面にわたって延びている。周方向に延びるウェブによる本発明によるシールは、公知のシールの場合に発生する大きな摩擦力が大幅に低減され、歯付きロータセットが容易にひいては効率的に作動するという利点がある。その際、周方向に延びるウェブは、シール作用と摩擦力にとって最適である幅を有する。
【0021】
本発明は、歯付きロータセットが成形方法で製作され、好ましくは粉末金属法、合成樹脂射出成形、押出機、ダイカスト、特にアルミニウムダイカストおよびスタンピング法によって製作される、歯付きロータを製作するための方法に関する。本発明による歯付きロータセットが備えているこのようなコストのかかる歯は、この方法によって簡単にかつ低コストで製作可能である。公知のごとく普通の歯の場合に用いられるやすりや鋸は、本発明では使用不可能である。なぜなら、歯が複雑に形成されているからである。
【0022】
本発明の有利な実施形では、歯付きロータセットはポンプ、特に内燃機関用潤滑油ポンプで使用される。
【0023】
本発明の他の有利な実施形では、歯付きロータセットがモータとして使用される。
【0024】
概略的な図に基づいて本発明を詳しく説明する。
【0025】
図1は本発明による歯付きロータセット1を示している。この歯付きロータセットは、支承ポケット3を有する回転可能な支承リング2を備えている。この支承ポケット内には、回転可能に軸受された遊星ロータ4が配置されている。この遊星ロータは内歯を形成している。歯付きロータセットは更に、支承リング2に対して偏心して軸受された内側ロータ5を備えている。この内側ロータはほぼ星状の外側輪郭を有する。この外側輪郭は外歯6を備えている。この場合、外歯6の歯数は内歯よりも少ない。
【0026】
歯付きロータセット1は吸込み範囲7と、吐出範囲8と、押しのけ室9を備えている。
【0027】
駆動軸10を介して駆動トルクM1は歯付き内側ロータ5に作用する。周方向の力F2が歯付き内側ロータ5から、支承リング2(ケーシング)内に支承された歯付き遊星ロータ4に作用する。周方向の力F2は2つの成分、すなわち衝撃力(半径方向力)F3とトルクM4に分けられる。この衝撃力とトルクは両方共歯付き遊星ロータに作用する。衝撃力F3は支承リング2に支承された歯付き遊星ロータ4の中心を通って作用し、支承リング2を回転させる。歯付き遊星ロータはトルクM4によって回転させられる。
【0028】
本発明による歯付きロータセット1は、駆動軸10を介して内側ロータ5を駆動することにより、圧力を発生するためのポンプとして使用可能である。他方では、本発明による歯付きロータセット1は、圧力範囲を圧力で付勢し、内側ロータ5を回転させ、内側ロータによって駆動軸10を駆動することにより、モータとして使用することもできる。
【0029】
トルクが歯付き内側ロータ5から歯付き遊星ロータ4を経て支承リングに作用する、力伝達の主領域11では、幾何学的な条件により、遊星ロータ4はほとんど停止する。上記のように相対的に停止し、同時に大きな力を伝達する際に、遊星歯先面と支承リング2の間の潤滑フィルムが破壊されるという危険がある。
【0030】
図1aは第2の作業位置にある歯付きロータセットを示している。この作業位置では、最大圧力が発生する。というのは、内側ロータ5が遊星ロータ4上で最大の作業を行うからである。
【0031】
図1bは歯付きロータセット1の平面図である。この場合、吸込み側21と吐出側23が示してある。吸込み側21には入口22が開口している。この入口は例えば歯付きロータセットを収容するケーシング内の穴として側方に形成可能でる。同様に、吐出側23に出口24が形成されている。出口24の直径は入口22よりも小さい。というのは、入口の流速が高いからである。
【0032】
図2は、図1の“X”部分の本発明の歯の変形Iを示している。図1に示した大きな衝撃力F3(半径方向力)と小さな周方向力M4を伝達しなければならない。この歯の場合、歯先面11と歯元12は転動過程の際、すなわち歯付き内側ロータ曲線上で歯付き遊星ロータ4が転動するときに協働する。図2に示した歯の場合、歯の面積の割り当ては、力の分布に対応するように選定されている。
【0033】
従って、歯の大部分、すなわち弧状の部分14が、歯付き内側ロータ5と歯付き遊星ロータ4の間で衝撃力F3を伝達する歯元12と歯先11に存在する。歯面積の小さな割合だけが、歯面15の範囲の滑り面からなっている。この歯面は周方向の力M4を歯付き遊星ロータ4の回転運動に変換する。
【0034】
歯付き内側ロータ5の歯先11.1は、歯付き遊星ロータ4の歯元12.2に正確に当たり、そして問題のない転動が保証されるように計算されている。これとは逆に、歯付き遊星ロータ4の歯先11.2が歯付き内側ロータ5の歯元12.1に係合する。この場合、歯付き内側ロータ5の凸形に形成された歯先11.1と、歯付き遊星ロータ4の凹形に形成された歯元12.2とによって、接触面が生じ、接触線は生じない。従って、この対のロータによって、押圧力が大幅に低下する。
【0035】
これは、歯付き内側ロータ5と歯付き遊星ロータ4の歯面についても当てはまる。遊星ロータ4の歯と内側ロータ5の歯溝との間の歯面遊び17を考慮することにより、歯先11と歯元12だけを介して衝撃力F3を伝達することが保証される。それによって、上側の歯面を破壊し得る大きなくさび力が歯面15に作用することが防止される。更に、歯面遊び17によって、搬送媒体が歯溝から流出し得る。なぜなら、そうしないと圧潰オイルが生じ、これが圧力を非常に高めることになるからである。
【0036】
図3は本発明による歯の第2の実施の形態を示している。遊星ロータ4が上述のように相対的に停止し、同時に大きな力が伝達される際に、遊星歯先11と支承リング2の間の潤滑フィルムが破壊される危険がある。これは、遊星ロータ歯先11を平坦化することによって防止される。平坦部13の大きさは歯付きロータの使用分野に依存する。回転数が低く、圧力が高い場合、連続的な潤滑フィルムを形成するためには、大きな平坦部13が設けられる。回転数が高く、圧力が低い場合には、適度な平坦部13で充分である。遊星ロータ4の歯先と平坦部13の間の接続のために、サイクロイド20が使用される。このサイクロイドは単純な接続半径よりも非常に有利に潤滑フィルムを形成する。
【0037】
遊星歯先11の平坦部13によって、遊星ロータ4から支承リング2への力の伝達(ヘルツ押圧)が改善される。
【0038】
図4は、本発明による歯の第3の変形を示している。この場合、歯付き内側ロータ5と歯付き遊星ロータ4の歯先面15は、伸開線18によって形成されている。これに対して、遊星ロータ4の歯先はサイクロイド19として形成されている。この実施の形態の場合、かみ合い障害が生じる確率が高い。
【0039】
更に、例えば歯車伝動装置の場合の公知のすべての種類の歯は周方向の力(トルク)を伝達するためにのみ適している。変速が周期的に変化する歯車(楕円歯車)を除くほとんどすべての伝動装置の場合、歯車は軸線間隔によって固定位置決めされる。周方向の力は転動点Cで接触する歯面を介してのみ伝達される。この転動過程の際、歯先と歯元は転動しない。
【0040】
公知のすべての種類の歯の場合、条件付きでのみ小さなまたは中間の大きさの半径方向力を伝達することができる。半径方向の力が対の歯車に作用すると、歯車1の歯はくさびのように歯車2の歯溝に押し込まれる。それによって、非常に大きな歯面押圧力が発生し、時期的に早い摩耗または歯の破壊を生じることになる。
【0041】
この問題は転動過程の歯元と歯先を考慮することによって解決される。この場合、半径方向の力(衝撃力F3)は歯元と歯先を経てのみ伝達される。歯の歯元と歯先を特別に設計し、凸形に湾曲した歯先11が凹形に湾曲した歯元12に係合するようにすることにより、歯面の押圧力を80%まで低減することができる。
【0042】
図5において、歯面の接触線の応力は代替的に、2個の平行なローラの押圧応力と呼ばれる。このローラは次の点で対の歯に一致している。接触線の長さb、接触線に対して垂直な交叉面内の曲率半径r1,r2、対の材料および表面の質(r1,r2は負荷されていない歯面の接触線で測定される)。
【0043】
このような対のローラFg2について相対的な荷重(ストライベック曲線によるk値)は次のようになる。
【0044】
k=P/2×r×b(kg/mm2)
この場合、r=r1×r2/r1+r2である。凹形の歯面についてはr2はマイナスの値を用いなければならない。
歯面(サイクロイド)の計算
歯形状の小さな部分だけが、周方向の力F4を歯付き遊星ロータ4の回転運動に変換する滑り面からなっている。この場合、歯面の大きさは歯車セットの使用分野に依存する。
【0045】
遊星ロータ4の歯は零歯(中立歯)として設計され、内側ロータ5の歯は負のプロフィル変位を有する。
遊星ロータ4の計算
ピッチ円1(t1)=遊星ロータ4の転動円
モジュール=ピッチ円1(t1)/遊星ロータ4の歯数
歯厚=モジュール×π/2
歯面15の形成
転動円1(r1)=転動円2(r2)=ピッチ円(t1)×0.3
遊星ロータ4の歯元と歯先の設計
歯先11,2(外転サイクロイド)の転動半径3(r3)、歯先12.2(内転サイクロイド)の転動半径4(r4)。
【0046】
ピッチt=ピッチ円1×π/遊星ロータ4の歯数、
転動半径3(r3)=転動半径4(r4)=t/2/π
内側ロータ5の計算
ピッチ円2(r2)=内側ロータ曲線5(大まかな歯)の転動半径
ピッチt=外周(内側ロータ曲線5)/歯数
歯厚d=(t/2−2×歯面遊び)
歯溝1=(t/2+2×歯面遊び)
歯面の形成
遊星ロータ4の場合のように形成されるがしかし、変化する転動円の大きさに依存する。
内側ロータの歯元−歯先設計
転動円5(r5)(歯元12.1)=(t/2+2×歯面遊び)/π
転動円6(r6)(歯元11.1)=(t/2−2×歯面遊び)/π
図4において、歯面だけが伸開線として設計され、他のすべての計算値は上記の計算に一致する。
【0047】
歯のこの設計により、歯先11と歯元12(凸形、凹形)の間の曲率比が非常に類似する。それによって、ほとんど面だけで接触し、それによってヘルツ押圧力が低下する。この最適な設計の場合更に、転動過程の際に、付加される滑り運動(接線方向の摩擦力)が非常に小さい。
【0048】
本発明による歯は楕円歯車、非円形の歯車およびルーツブロワの場合にも使用可能である。
【0049】
歯付きロータセットのすべての可動部品、特に支承リングおよびまたは遊星ロータおよびまたは内側ロータが少なくとも一方の端面に、周方向に延びるウェブを備えていると有利である。この周方向のウェブはケーシング内でシールとしての役目を果たす。このケーシング内には歯付きロータセットが収容されている。通常は、このような可動の部品はその端面にシール面を備えている。このシール面は歯を除く端面の全面にわたって延びている。周方向に延びるウェブによる本発明によるシールは、公知のシールの場合に発生する大きな摩擦力が大幅に低減され、歯付きロータセットが容易にひいては効率的に作動するという利点がある。その際、周方向に延びるウェブは、シール作用と摩擦力にとって最適である幅を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 歯付きロータセットを示す図である。図1aは第2の作業位置にある歯付きロータセットを示し、図1bは吸込み側と吐出側を備えた歯付きロータセットの平面図である。
【図2】 図1の“X”部分の本発明による歯の第1の変形を示す図である。
【図3】 本発明による歯の第2の変形を示す図である。
【図4】 本発明による歯の第3の変形を示す図である。
【図5】 歯計算のために使用されるパラメータを示す図である。

Claims (13)

  1. 支承ポケット(3)を有する回転可能な支承リング(2)が備えられ、この支承ポケット内に回転可能な遊星ロータ(4)が配置され、この遊星ロータが内歯を形成し、更に支承リング(2)に対して偏心させて支承された内側ロータ(5)が備えられ、この内側ロータがほぼ星状の外側輪郭を有し、この外側輪郭が外歯(6)を形成し、内歯の歯の数が外歯の歯の数よりも少なく、遊星ロータ(4)がその外周に多数の微細な歯を有し、内側ロータ(5)の外側輪郭が多数の微細な歯を有し、遊星ロータの微細な歯と内側ロータの微細な歯の少なくとも一方がサイクロイド(19)として形成された弧状部分(14)を有する、歯付きロータセット。
  2. 前記弧状部分が、遊星ロータの微細な歯と内側ロータの微細な歯の少なくとも一方の歯先(11)と歯元(12)の少なくとも一方に形成されていることを特徴とする請求項1記載の歯付きロータセット。
  3. 遊星ロータの微細な歯と内側ロータの微細な歯の少なくとも一方の歯元が内転サイクロイドとして形成され、歯先が外転サイクロイドとして形成されていることを特徴とする請求項2記載の歯付きロータセット。
  4. 遊星ロータの微細な歯と内側ロータの微細な歯の少なくとも一方の歯面がサイクロイドとして形成されていることを特徴とする請求項1記載の歯付きロータセット。
  5. 遊星ロータ(4)が次式、
    ピッチ円1(t1)=遊星ロータ4の転動円、
    モジュール=ピッチ円1(t1)/遊星ロータの微細な歯の歯数、
    遊星ロータの微細な歯と内側ロータの微細な歯の歯厚=モジュール×π/2、
    転動円1(r1)=転動円2(r2)=ピッチ円1(t1)×0.3、
    ピッチt=ピッチ円1(t1)×π/遊星ロータの微細な歯の歯数、
    外転サイクロイドを有する遊星ロータの微細な歯と内側ロータの微細な歯の一方の歯先 の転動半径3(r3)=転動半径4(r4)=内転サイクロイドを有する遊星ロータの 微細な歯と内側ロータの微細な歯の一方の歯先の転動半径4(r4)=ピッチt/2/ π
    に従って形成されていることを特徴とする請求項1記載の歯付きロータセット。
  6. 内側ロータ(5)が次式、
    ピッチ円2(r2)=内側ロータ転動円、
    ピッチt=外周(内側ロータ曲線)/内側ロータの微細な歯の歯数、
    歯厚d=(ピッチ円2(t2)−2×歯面遊び)、
    歯溝1=(ピッチ円2(t2)+2×歯面遊び)、
    転動円5(r5)=(ピッチ円2(t2)+2×歯面遊び)/π、
    転動円6(r6)=(ピッチ円2(t2)−2×歯面遊び)/π、
    に従って形成されていることを特徴とする請求項1記載の歯付きロータセット。
  7. 内歯と外歯の少なくとも一方の歯面(15)が伸開線として形成されていることを特徴とする請求項1記載の歯付きロータセット。
  8. 遊星ロータの微細な歯と内側ロータの微細な歯の少なくとも一方の歯先(11)と歯元(12)の少なくとも一方が、大きな曲率半径を有することを特徴とする請求項1または7記載の歯付きロータセット。
  9. 遊星ロータの微細な歯と内側ロータの微細な歯の少なくとも一方の歯元(12)と歯先(11)の少なくとも一方が、平坦部(13)を有することを特徴とする請求項1記載の歯付きロータセット。
  10. 遊星ロータの微細な歯と内側ロータの微細な歯がそれぞれ耐摩耗性を有する表面を備えていることを特徴とする請求項1記載の歯付きロータセット。
  11. 支承ポケット(3)の範囲に、少なくとも1つの流体通路(16)が配置されていることを特徴とする請求項1記載の歯付きロータセット。
  12. 支承リング(2)と遊星ロータ(4)と内側ロータ(5)の少なくとも1つの端面に、周方向に延びるウェブを備えていることを特徴とする請求項1記載の歯付きロータセット。
  13. 遊星ロータ(4)と内側ロータ(5)が、粉末金属法、合成樹脂射出成形ダイカスト、およびスタンピング法の一つによって製作されることを特徴とする請求項1記載の歯付きロータセット。
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