JP3670175B2 - 自動棒材供給機 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、棒材を棒材加工機に給送するための自動棒材供給機に関する。
【従来技術】
従来から、棒材をNC旋盤などの棒材加工機に自動的に供給するための自動棒材供給機が知られている。自動棒材供給機は、一般的に、棒材加工機に供給すべき複数の棒材(新材)を保持するための材料棚と、材料棚から棒材を1つづつ取出すための棒材取出し機構と、棒材加工機に向かって真っ直ぐに延びるガイドレールと、棒材取出し機構によって取出された棒材をガイドレールに供給する供給機構と、ガイドレール内で往復動して、棒材を棒材加工機に給送するための送り部材とを有する。
例えば、自動棒材供給機は、特公昭61−5842号に記載されているように、材料棚は、ガイドレールに向かって斜め下方に延びる棒材載置面と、棒材載置面の低い側の縁部に上方に突出して設けられた、棒材を停止させるための停止部とを有する。棒材は、作業者によって材料棚の上に一列に並べられる。棒材取り出し機構の揺動部材が揺動運動して、列をなす複数の棒材のうち最も低い位置にある棒材が、材料棚の停止部を乗り越えるように押し上げられて、棒材が取り出される。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
材料棚には、作業者が複数の棒材を載置して補給するが、棒材が太い場合には、材料が互いに絡みにくく、棒材を材料棚の上に列をなすようにして並べるのは容易である。しかし、棒材が細材である場合には、棒材が曲がって互いに絡み合い、材料棚の上に一列に並べるのは困難である。材料棚の上で棒材が絡み合っていると、材料取出し機構によって棒材を1つづつ取出すことができず、複数の棒材が材料棚から取出されてしまい、ガイドレールへの棒材の供給経路やガイドレール内で棒材がジャミングを起こし、棒材を円滑に棒材加工機に給送することができない。
そこで、本発明は、いかなる太さの棒材であっても、棒材を確実に1つづつガイドレールに供給することができる自動棒材供給機を提供することにある。
【0003】
【課題を解決するための手段】
本発明の上記目的は、複数の棒材を載置するための棒材載置面と、前記棒材載置面の第一縁部及び第二縁部のそれぞれから上方に延びる、棒材を前記材料棚の上に保持するための第一棒材保持部と第二棒材保持部とを有し、前記棒材載置面と前記第一棒材保持部によって、前記材料棚上の一方の側に前記複数の棒材を収容するための棒材収容領域が、また、前記棒材載置面と前記第二棒材保持部とによって、他方の側に前記棒材を捌くための捌き領域が形成され、更に、前記複数の棒材が、前記棒材収容領域と前記棒材捌き領域との間で往復動するように前記材料棚を揺動させるための揺動手段と、前記棒材載置面と前記第二棒材保持部との間に長手方向に形成された、棒材を1つだけ受け入れ可能な溝部と、該溝部に受け入れられた棒材を材料棚から取出す棒材取出し手段とを有する自動棒材供給機によって達成することができる。
本発明は、以下のように作用する。複数の棒材が作業者によって棒材収容領域に補充される。材料棚は、揺動手段によって揺動され、棒材収容領域が棒材捌き領域より高い位置に揺動されると、棒材収容領域内の棒材は棒材載置面に沿って棒材捌き領域に移動する。移動した複数の棒材のうち、1つだけ、棒材捌き領域の溝部内に受入れられて捌かれる。次いで、揺動手段によって、材料棚が揺動され、棒材収容領域が棒材捌き領域より低い位置になると、棒材捌き領域内の棒材が、棒材載置面に沿って棒材収容領域に戻る。一方、溝部内に受け入れられた1つの棒材は、溝部に受け入れられたままであり、棒材捌き領域に残される。溝部に受け入れられた棒材は、棒材取出し機構によって取出されて、ガイドレールに供給される。
本発明によれば、作業者は複数の棒材を材料棚上に無造作に補充し、棒材が材料棚の上で互いに絡みあっていても、1つの棒材だけに捌かれるので、確実に1つの棒材だけを棒材取出し機構によって取出すことができる。従って、棒材のジャミングの問題が生ずることがなく、自動棒材供給機が円滑に作動することができる。
【0004】
【発明の実施の形態】
以下、添付の図面を参照しつつ、本発明にかかる自動棒材供給機の実施の形態について説明する。
図1は、本実施の形態にかかる自動棒材供給機を概略的に示す側面図である。また、図2は、図1に示すII−IIに沿った矢視断面図である。
図1及び図2を参照して分かるように、本実施形態にかかる自動棒材供給機2は、複数の棒材を保持するための材料棚4と、該材料棚4を揺動するための揺動機構6と、棒材を1つづつ材料棚4から取出すための棒材取出し機構8と、材料棚4の下方に設けられ、かつ、NC自動旋盤等の棒材加工機に向かって真っ直ぐに延びるガイドレール10と、棒材取出し機構8によって取出された棒材をガイドレール10に補給するための棒材補給機構12と、ガイドレール10内で往復運動して、棒材を棒材加工機に給送するための棒材送り部材(図示せず)とを有する。
材料棚4は、プレート材を曲げ加工して形成されており、自動棒材供給機2の長手方向に延びる底壁部分14と、底壁部分14の2つの長手方向側縁部のうち、ガイドレール10に近い側の第一側縁部14aにおいて、底壁部分14の上面である棒材載置面14cに対して垂直方向上方に真っ直ぐに延びる第一棒材保持部又は側壁部分16と、第一側縁部14aとは反対側の第二側縁部14bにおいて、棒材載置面14cに対して垂直方向下方に延びる棒材案内壁部分18とを有する。棒材載置面14cは、後述するように、棒材が円滑に移動可能なように、平坦かつ平滑に形成されている。また、底壁部分14と棒材案内壁部分18との間の角部14dは湾曲している。棒材案内壁部分18の壁面は、後述するように、棒材が材料棚4から放出される際に、棒材を下方に案内する案内面を構成する。
【0005】
第二側縁部14bの近傍には、棒材取出し機構8が設けられている。棒材取出し機構8は、第二側縁部14bの上方に材料棚4の長手方向に延びて設けられた回転軸20と、回転軸20に長手方向に3つ取付けられた揺動部材22と、各揺動部材22を揺動させるための3つのシリンダ24とを有する。3つの揺動部材22は、シリンダ24によって、回転軸20を介して同期して揺動するようになっている。図2を見て分かるように、揺動部材22はプレート部材を2つに曲げ加工して形成されている。その横断面は逆V字形をなしており、回転軸20から材料棚4の底壁部分14の第二側縁部14bまで垂下する、第二棒材保持部又は第一揺動プレート部分22aと、回転軸20に対して第一揺動プレート部分22aとは反対側に、斜め下方に延びる第二揺動プレート部分22bとを有する。第一揺動プレート部分22aの下端部は、材料棚4の棒材案内壁部分18に平行に延びて底壁部分14の第二側縁部14bを閉じる。また、底壁部分14の第二側縁部14bの上記角部14dである湾曲部によって、第一揺動プレート部分22aとの間に、長手方向に延びる、棒材を1つだけ受け入れるための溝部26が形成される。溝部26の幅は、第一揺動プレート部分22aに横方向に貫通して設けられた隙間調整ねじ28を突出させたり、引っ込めたりして、第二側縁部14bと第一揺動プレート部分22aの内側壁面との間の距離を調整することによって変化させることができる。溝部26の幅は、材料棚4に載置される棒材を1つだけ受け入れる大きさに調整される。一方、第二揺動プレート部分22bの下端と、底壁部分14の材料載置面との間はり間しており、その離間距離は、棒材の外径の数倍の大きさになっており、後述するように、第二揺動プレート部分22bは、棒材収容領域S1から棒材捌き領域S2への入口を狭めて、棒材の移動を規制する。
【0006】
材料棚4の底壁部分14と側壁部分16とで、棒材載置面14cの一方の側に複数の材料を保持する棒材収容領域S1が、また、底壁部分14と第二揺動プレート部分22bによって、棒材載置面14cの他方の側に、棒材を捌くための棒材捌き領域S2が形成される。図2に示すように、自動棒材供給機2の基台29には揺動軸30が設けられており、材料棚4の横断面において底壁部分14の中心部が揺動軸30によって揺動自在に支持されている。該揺動軸30は、モータ32によって回転駆動される。後に詳述するように、材料棚4の揺動運動により、材料棚4に載置された複数の棒材が、棒材収容領域S1と棒材捌き領域S2との間を、平坦な材料載置面に沿って転動するようになっている。なお、揺動部材22を支持する回転軸20は、材料棚4によって支持されているので、材料棚4と一体的に揺動する。
【0007】
棒材取出し機構8または溝部開放手段は、回転軸20と、回転軸20に取り付けられた第二揺動プレート部分22bと、揺動部材22を揺動させるためのシリンダ24によって構成される。揺動部材22の第一揺動プレート部分22aに、シリンダ24のロッド部分24aが連結されている。シリンダ24のロッド部分24aが進退して、揺動部材22が揺動される。これにより第二揺動プレート部分22bが材料棚4の第二側縁部14b側から遠ざかったり近づいたりして、材料棚4の第二側縁部14b側を開放したり、閉じたりする。第二揺動プレート部分22bが揺動して材料棚4の第二側縁部14b側が開放されるとき、溝部26に受け入れられた棒材が解放され、棒材案内壁部分18に沿って下方に落下し、棒材が材料棚4から取出される。
【0008】
材料棚4の下方には、材料棚4から1つづつ取出された棒材を受取り、ガイドレール10に棒材を1つづつ補充するための棒材補給機構12が設けられている。棒材補給機構12は、ガイドレール10に対して横方向に互いに平行に延びる複数のスクリュ部材34を有する。その先端34aはガイドレール10の上方に位置している。スクリュ部材34の周面には螺旋状溝34bが形成されており、螺旋状溝34bの幅は棒材wの外径よりも若干大きい幅になっており、各螺旋状溝34b内に1つの棒材wを保持するようになっている。棒材wは、上記複数のスクリュ部材34を横切って、この螺旋状溝34b内に受入れられて支持される。複数のスクリュ部材34が回転手段によって同期して回転駆動されることによって、棒材wが螺旋状溝34bに沿って基端側から先端34a側に移動するようになっている。
自動棒材供給機2は、更に、材料棚4の第二側縁部14bの下方からスクリュ部材34の基端に向かって斜め下方に延びる傾斜面36aと、径斜面の下端部から垂直方向下方に延びる垂直面36bとを有する案内面をもつ案内部36を有する。材料棚4から解放された棒材が、案内部36の傾斜面36aに沿ってスクリュ部材34の基端に案内される。
【0009】
図3は、図1に示すIII−IIIに沿った概略矢視断面図である。
図3に示すように、揺動部材22の第二揺動プレート部分22bと材料棚4の底壁部分14との間に設けられた溝部26の近傍には、溝部26内に棒材が1つだけ受け入れられているかを検知するためのビームセンサ37、38が設けられている。ビームセンサ37は、正常に棒材が溝部26内に受け入れられたかを検知するための正常状態検知用ビームセンサであり、ビームを溝部26近傍位置に向かって放射する。また、ビームセンサ38は、溝部26内以外に棒材が存在するかを検知するための非正常状態検知用ビームセンサであり、ビームセンサ37のビームより僅かに上方の位置に、ビームを差し向けて放射する。これにより、溝部26内に棒材が存在するか、また、それ以外の棒材が存在するか、すなわち、1つの棒材だけ捌かれたかを確認するようになっている。なお、ビームセンサ37、38は、材料棚4を支持するフレーム部分40によって支持されているので、材料棚4と一体的に揺動し、溝部26との位置関係は一定とされている。
図4は、材料棚が揺動機構によって揺動された状態を示す、図1と同様な図である。
図4に示すように、材料棚4が揺動機構6によって揺動されて、棒材収容領域S1が棒材捌き領域S2よりも高くなると、棒材収容領域S1内の複数の棒材が棒材載置面14cに沿って、棒材捌き領域S2に向かって移動する。揺動部材22の第二揺動プレート部分22bの下端と棒材載置面14cとの間は、棒材の外径の数倍の寸法だけ離間しており、棒材捌き領域S2への入口を狭めており、棒材の棒材捌き領域S2への移動が規制される。これにより、棒材が棒材収容領域S1へ戻り易くなるとともに、棒材が移動する際に、第一揺動プレート部分22aに対して衝突する棒材の数を制限して、衝撃を緩和するようになっている。
【0010】
図5および図6は、本実施形態にかかる自動棒材供給機によって棒材を捌く動作を示す図である。
図5を参照しつつ、本実施形態にかかる自動棒材供給機2によって棒材を捌く動作を説明する。初め、材料棚4は、図5(a)に示すように、棒材収容領域S1が棒材捌き領域S2よりも低い第一揺動位置P1にある。また、このとき、揺動部材22の第一揺動プレート部分22aは閉じ位置にあり、材料棚4の第二側縁部14bは閉じられている。この位置において、作業者は、複数の棒材を棒材収容領域S1に補充する。
次いで、材料棚4は、図5(b)に示すように、揺動機構6によって、棒材収容領域S1が棒材捌き領域S2より高い第二揺動位置P2まで揺動される。これにより、棒材が、平坦かつ平滑な棒材載置面14cに沿って、棒材捌き領域S2に向かって転動移動する。これらの棒材の一部は、揺動部材22の第二揺動プレート部分22bの下端と材料棚4の棒材載置面14cとの間を通過して棒材捌き領域S2に移動し、また、残りは、第二揺動プレート部分22bによって堰きとめられて移動が規制される。なお、棒材捌き領域S2に移動した棒材のうち1つの棒材Wだけ溝部26に受け入れられる。
引き続き、図5(c)に示すように、材料棚4は、棒材収容領域S1が棒材捌き領域S2よりも低い第一揺動位置P1まで、再び揺動される。これにより、溝部26内に受け入れられた1つの棒材W以外の棒材が、棒材収容領域S1まで転動移動する。この時点で、ビームセンサ37、38によってビームが放射され、少なくとも溝部26内に棒材が存在するかが確認される。
【0011】
ビームセンサ37、38によって、1つの棒材だけが確認されたが、実際には、ビームセンサ37,38によっては検知できない溝部26近傍の位置に、棒材が存在する場合がある。確実に1つだけの棒材が捌かれるようにするため、図5(d)及び(e)に示すように、材料棚4を第二揺動位置P2に再び揺動させて、図5(b)及び(c)において説明した動作を繰返す。図5(e)において、再度、ビームセンサ37、38からビームが放射され、溝部26内に1つの棒材だけが受け入れられていることが確認されると、シリンダ24のロッド部分24aが退避位置に移動して、揺動部材22は回転軸20を中心として開放位置に揺動される。これにより、揺動部材22の第一揺動プレート部分22aは、図5(e)において実線で示すように、材料棚4の底壁部分14の第二側縁部14bから離間し、一方、第二揺動プレート部分22bの下端が棒材載置面14cに当接して、棒材収容領域S1と棒材捌き領域S2とを完全に仕切る。揺動部材22の揺動と同期して、図5(f)に示すように、材料棚4は第二揺動位置P2に揺動され、棒材が材料棚4から放出される。溝部26内に受け入れられている棒材は、材料棚4の棒材案内壁部分18の案内面に沿って下方に落下し、更に、案内部36の傾斜面36aに沿って転動し、棒材補給機構12のスクリュ部材34の基端側に落下する。
【0012】
スクリュ部材34が回転して、棒材が螺旋状溝34bに沿って先端34aに向けて送られる。図5(a)〜(f)の動作を繰返すことによって、スクリュ部材34の各螺旋状溝34bに棒材が1つづつ補充される。スクリュ部材34の回転によって、棒材が、1つづつ先端34aからガイドレール10に補給される。
次に、図6を参照しつつ、棒材が絡み、複数の棒材が溝部26に受け入れられた場合の動作について説明する。
図5(a)及び(b)を参照して説明したように、材料棚4を、第一揺動位置P1から第二揺動位置P2に、引き続き、第一揺動位置P1に揺動させる。この状態で、図6(a)に示すように、2つの棒材W1、W2が互いに絡んた状態で、溝部26に受け入れられている。この状態で、ビームセンサ37、38からビームが放射されると、2つの棒材のそれぞれにビームが照射され、2つの棒材W1、W2が検知される。棒材を1つだけに捌き直すために、揺動動作を繰返す。従って、材料棚4は、図6(b)に示すように、揺動機構6によって第一揺動位置P1に揺動され、再び、図6(c)に示す第一揺動位置P1に揺動される。上記の2つの棒材W1、W2は、互いに絡みあっているために、溝部26内に完全に受け入れられていないから、材料棚4が第二揺動位置P2から第一揺動位置P1に揺動すると、溝部26から出て棒材収容領域S1に戻り、図5(a)の状態に戻る。
引き続き、図5(a)〜(d)の揺動動作を繰返すと、図6(d)の状態になり、図5(e)に示すように、棒材が放出される。
【0013】
図7は、棒材取出し機構又は溝部開放手段の変形例を示す。
図7に示す実施形態と、図1〜図6に示す実施形態とは、棒材取出し機構又は溝部開放手段が異なる点を除き、同様に構成されているので、以下、同様な構成については同じ符号で示し、異なる構成についてだけ説明する。
図7に示す実施形態にかかる自動棒材供給機100は、図1から図6に示す実施形態と同様に構成された材料棚4と、基台29にねじ104によって取り付けられ、かつ、湾曲部102aを有する第二棒材保持部又は固定湾曲プレート部材102と、供給すべき棒材の径の大きさによって、固定湾曲部材102の湾曲部102aと材料棚4の第二縁部14bとの間の隙間の大きさを調整するための隙間調整手段又は調整ねじ106とを有する。固定湾曲プレート部材102の湾曲部102aの材料棚4側の内側壁面は、材料棚4が揺動軸30を中心として揺動運動する際に、材料棚4の第二縁部14bの軌跡に沿って湾曲して形成されている。棒材案内壁部分18も、揺動運動の際に干渉しないように、湾曲部102aの内側壁面と平行に湾曲して形成されている。また、湾曲部102aの上端には、棒材のガイドレール10への供給経路に向かって傾斜した、より具体的には、材料棚4から遠ざかる方向、かつ、案内部39に向かって斜め下方に傾斜した傾斜面102bが形成されている。固定湾曲プレート部材102の下端部には、固定湾曲プレート部材102を横方向に貫通し、かつ、基台29の側面に向かって延びる調整ねじ106が設けられている。調整ねじ106の先端部の突出量を調整し、その先端を基台29の側面に当接させて、固定湾曲プレート部材102をねじ104によって基台19に対して固定することによって、湾曲部102aの内側壁面と、材料棚4の第二側縁部14bとの間の隙間寸法を調節して、溝部26の大きさを変化させることができる。その隙間寸法は、溝部26の中に棒材が1つだけ受け入れられるように、供給すべき棒材の径の大きさによって調整するようになっている。
【0014】
図7に示す自動棒材供給機100は、以下のようにして作動する。なお、図7に示す自動棒材供給機100においては、1つだけ捌かれた棒材を材料棚4から開放する工程が異なるのを除き、1つの棒材だけに捌く工程は、図1〜図6に示す実施形態における、図5(a)〜図5(d)及び図6(a)〜図5(c)に示す作動と同様である。従って、異なる作動についてだけ、詳述する。
図7に示すように、材料棚4が、図5(a)〜図5(d)及び図6(a)〜図5(c)に示す工程にしたがって、第一揺動位置P1と第二揺動位置P2との間で揺動運動することによって、1つの棒材だけが捌かれる。次いで、材料棚4が第二揺動位置P2における場合よりも、材料捌き領域S2が材料保持領域S1よりも更に高く揺動して、溝部26が固定湾曲プレート部材102の上端より高い位置まで移動する。これによって、溝部26が開放され、溝部26内に受け入れられた棒材が材料棚から解放される。棒材は、棒材案内傾斜面102bに沿って落下し、案内部36の傾斜面36aに沿って移動し、スクリュ部材34の螺旋状溝34bに受け入れられる。
【0015】
図1〜図7に示す実施形態によれば、棒材を捌く手段を有するので、作業者は、複数の棒材が絡み合った状態で材料棚4上に無造作に補充してもよく、材料棚4上で棒材を1列に並べる必要がないので、棒材の補充作業における手間が省ける。
また、図1〜図7に示す実施形態によれば、棒材が細いために、棒材が材料棚4の上で互いに絡みあっていても、1つの棒材だけに捌くことができるので、複数の棒材が材料棚4から取り出されることがない。従って、棒材のジャミングの問題が解消でき、自動棒材供給機2が円滑に作動する。
更に、図1〜図7に示す実施形態によれば、材料棚4の底壁部分14の第二側縁部14bと、揺動部材22の第一揺動プレート部分22a、又は、固定湾曲プレート部材102との間に形成される溝部26の幅を、間隔調整ねじ28又は106によって調整することができるので、棒材の径によって、確実に1つの棒材だけが溝部26に受け入れられるようにすることができる。
【0016】
更に、図1〜図7に示す実施形態によれば、溝部26が、溝部26を開放可能な揺動部材22の第一揺動プレート部分22a又は固定湾曲プレート部材102と、材料棚4の底壁部分14の第二側縁部14bとによって形成されるので、溝部26自体を材料棚4の出口とすることができ、簡易な機構で、溝部26内の棒材を確実に放出することができる。
更に、図1〜図7に示す実施形態によれば、ビームセンサ37、38が設けられているので、棒材が1つだけに捌かれたか否かを確認することができ、複数の棒材が材料棚4から供給されてジャミングが生じてしまうのを防止することができる。
更に、図1〜図7に示す実施形態によれば、ビームセンサ37、38によって、棒材が1つだけ検知されても、更に一回、材料棚4を揺動させ、ビームセンサ37、38によって検知できないできない棒材が、溝部26近傍に存在する場合に、棒材を棒材収容領域S1に戻すようになっているので、1つの棒材だけ捌かれることを確実にすることができる。これにより、棒材補給機構12のスクリュ部材34の各螺旋状溝34bに、棒材を確実に1つづつ供給することができる。
【0017】
更に、図1〜図6に示す実施形態によれば、揺動部材22の第二揺動プレート部分22bによって、一部の棒材の棒材収容領域S1から棒材捌き領域S2への移動が規制されるとともに、残りの棒材だけが棒材捌き領域S2に移動するので、棒材が転動して第一揺動プレート部分22aに衝突するときの衝撃を緩和することがでる。これにより、振動および騒音を低減させることができる。また、第二揺動プレート部分22bによって堰きとめられた棒材が、先に、また、棒材捌き領域S2内の棒材がそれを追って棒材収容領域S1に戻るので、棒材が円滑に移動できるとともに、材料棚4の側壁部分16への衝撃を緩和することができる。
更に、図1〜図6に示す実施形態によれば、第二揺動プレート部分22bの開放位置において、第二揺動プレート部分22b下端が材料棚4の棒材載置面14cに当接して、棒材収容領域S1と棒材捌き領域S2とを仕切るので、揺動部材22を開放位置に揺動させて棒材を放出する際に、他の棒材が放出されるのが防止される。
【0018】
更に、図1〜図6に示す実施形態によれば、第二揺動プレート部分22bを開放位置に揺動させて、捌かれた棒材を材料棚4から放出する際に、材料棚4が、第二揺動位置P2に向けて揺動されて、棒材の放出方向に斜め下方に傾斜されるので、棒材が確実に材料棚4から落下し、棒材の供給不良が生じるのを防止することができる。
また、図7に示す実施形態によれば、材料棚4の揺動角度を棒材を捌く工程よりも大きくして、溝部26を固定湾曲プレート部材102の上端より高い位置に移動させるだけで、溝部26を開放して棒材を材料棚から取出すことができるので、1つの揺動機構6で棒材を捌いたり、取出したりすることができ、構造を簡易なものとすることができる。
【0019】
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
例えば、図1〜図7に示す実施形態においては、材料棚4の棒材載置面14cが真っ直ぐに延びる平坦な面で構成されている。しかし、棒材載置面14cは真っ直ぐに延びる面で構成されている必要はなく、棒材が、棒材収容領域S1と棒材捌き領域S2との間で円滑に往復動できるいかなる形状の面で構成されていてもよく、例えば、横断面において上方に向けて凹状の湾曲面で構成されていてもよい。
また、図1〜図7に示す実施形態においては、材料載置面が、それに対して垂直方向上方に真っ直ぐに延びる材料棚4の側壁部分16(第一棒材保持部)、及び、揺動部材22の第一揺動プレート部分22a又は固定湾曲プレート部材102(第二棒材保持部)によって、両側縁部が閉じられ、横断面において、上方に開放したコの字形をなしている。しかし、横断面形状は、材料棚4が揺動する際に棒材が落下せずに材料棚4上に保持される形状であればよく、例えば、全体として湾曲した、上方に開放するC字形をなしていてもよい。
【0020】
更に、図1〜図7に示す実施形態においては、材料棚4は、材料棚4の中央領域に設けられた揺動軸30が、モータ32によって回転駆動されて、揺動するようになっている。材料棚4の揺動手段は、材料棚4を揺動させるいかなる手段であってもよく、例えば、材料棚4の底壁部分14をシリンダによって上下移動させて、材料棚4を揺動させるようにしてもよい。
更に、図1〜図6に示す実施形態においては、揺動部材22の第二揺動プレート部分22a又は固定湾曲プレート部材102(第二棒材保持部)と、材料棚4の第二側縁部14bとの間に、溝部26が形成されるが、材料棚4の両側縁部は、底壁部分14と一体的に形成された側壁によって閉じられ、横断面形状が上方に開放したコの字形であってもよい。この場合、溝部26は、例えば、底壁部分14と第二棒材保持部との境界領域に形成された断面凹状の溝部26であってもよい。溝部26に受け入れられた1つの棒材は、材料棚4から、例えば、溝部26の下方から上方に向かって移動し、棒材を第二棒材保持部を越えて押上げて取出す棒材取出し機構8等によって取り出すようにしてもよい。
【0021】
更に、図1〜図6に示す実施形態においては、揺動部材22が横断面において、第一揺動プレート部分22aと第二揺動プレート部分22bをもつ、下方に開放するV字形をなしている。そのうち、第一揺動プレート部分22aは、材料棚4の第二側縁部14bを閉じて、棒材を材料棚4の上に保持する第二保持部を構成しており、また、第二揺動プレート部分22bは、棒材収容領域S1から棒材捌き領域S2への、棒材の移動を制限する仕切手段を構成する。これら第一揺動プレート部分22aと第二揺動プレート部分22bは、互いに、別個独立の部材で構成され、別々に駆動されてもよい。
更に、図1〜図6に示す実施形態においては、第一揺動プレート部分22aと第二揺動プレート部分22bは揺動するようになっているが、第一揺動プレート部分22aを上下方向への往復運動することにより、材料棚4の第二側縁部14bを開閉し、あるいは、第二揺動プレート部分22bを上下方向への往復運動させ、その下端と棒材載置面14cとの間の間隔を変化されて、棒材の移動を規制したり、堰きとめたりするようにしてもよい。
更に、図1〜図6に示す実施形態においては、材料棚4の側壁部分16及び揺動部材22の第一揺動プレート部分22a及び第二揺動プレート部分22bは板材で構成され、棒材を壁面で材料棚4上に保持するようにしているが、これらは板状である必要はなく、棒材を点で支持する、材料載置面に対して上方に延びる複数の棒状部材であってもよい。
【0022】
【発明の効果】
本発明によれば、いかなる太さの棒材であっても、棒材を確実に1つづつガイドレールに供給することができる自動棒材供給機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態にかかる自動棒材供給機を概略的に示す側面図である。
【図2】図1に示すII−IIに沿った矢視断面図である。
【図3】図1に示すIII−IIIに沿った概略矢視断面図である。
【図4】材料棚が揺動機構によって揺動された状態を示す、図1と同様な図である。
【図5】本実施形態にかかる自動棒材供給機によって棒材を捌く動作を示す図である。
【図6】本実施形態にかかる自動棒材供給機によって棒材を捌く動作を示す図である。
【図7】棒材取出し機構又は溝部開放手段の変形例を示す。
【符号の説明】
6 揺動手段
8 棒材取出し手段
14c 棒材載置面
14a 第一側縁部(第一縁部)
14b 第二速縁部(第二縁部)
16 側壁部(第一棒材保持部)
20 回転軸
22a 第二揺動プレート部分(第二棒材保持部)
22b 第二揺動プレート部分(仕切手段)
26 溝部
28 調整ねじ(隙間調整手段)
30 揺動軸
32 モータ
102 固定湾曲プレート部材
106 ねじ(隙間調整手段)
S1 棒材収容領域
S2 棒材捌き領域

Claims (5)

  1. 複数の棒材を載置するための棒材載置面と、前記棒材載置面の第一縁部及び第二縁部のそれぞれから上方に延びる、棒材を前記材料棚の上に保持するための第一棒材保持部と第二棒材保持部とを有し、前記棒材載置面と前記第一棒材保持部によって、前記材料棚上の一方の側に前記複数の棒材を収容するための棒材収容領域が、また、前記棒材載置面と前記第二棒材保持部とによって、他方の側に前記棒材を捌くための捌き領域が形成され、
    更に、前記複数の棒材が、前記棒材収容領域と前記棒材捌き領域との間で往復動するように前記材料棚を揺動させるための揺動手段と、前記棒材載置面の前記第二縁部と前記第二棒材保持部との間に長手方向に形成された、棒材を1つだけ受け入れ可能な溝部と、該溝部に受け入れられた棒材を材料棚から取出す棒材取出し手段とを有し、
    棒材は前記材料棚の揺動によって前記溝部に受け入れられ、前記棒材取出し手段は、前記棒材収容領域が前記棒材捌き領域よりも低い位置にあるとき、前記溝部を棒材の供給経路に向けて開放して、棒材を材料棚から解放するための溝部開放手段を有する自動棒材供給機。
  2. 前記溝部開放手段は、前記棒材載置面の前記第二側縁部に近づく閉じ位置と、遠ざかる開放位置との間で揺動する前記第二棒材保持部によって構成され、前記第二棒材保持部が前記閉じ位置にあるとき、前記第二棒材保持部と前記第二側縁部との間に、前記棒材を1つだけ受け入れる隙間が形成され、また、前記第二棒材保持部が前記開放位置にあるとき、前記1つの棒材が前記材料棚から解放されて取出される、ことを特徴とする請求項1に記載の自動棒材供給機。
  3. 更に、前記第二棒材保持部が前記閉じ位置にあるときの、前記第二棒材保持部と前記第二側縁部との間の前記隙間の大きさを調節するための隙間調節手段を有する、ことを特徴とする請求項2に記載の自動棒材供給機。
  4. 更に、前記溝部開放手段が閉じ位置にある時には、棒材収容領域と棒材捌き領域との間を開放し、前記溝部開放手段が開放位置にあるときには、棒材収容領域と棒材捌き領域との間を仕切る仕切手段を有する、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の自動棒材供給機。
  5. 更に、前記仕切手段は、前記材料棚が揺動されて、前記棒材捌き領域が前記棒材収容領域よりも低くなるとき、前記棒材収容領域から前記棒材捌き領域への入口を狭める、ことを特徴とする請求項4に記載の自動棒材供給機。
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