JP3669098B2 - 半導体集積回路の容量 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体集積回路の容量に関し、例えば固体撮像素子などの半導体集積回路において、狭い回路領域内に多数並べて形成でき、かつそれぞれの容量の両方の端子がそれぞれ異なった配線に接続できる容量構造を実現するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、行および列からなるマトリクス状に配置された多数の画素を有する増幅型固体撮像素子においては、1行分の画素からの画素出力を一度水平読み出し回路内の各容量に並列的に転送し、続いて該容量の電位を水平方向に順次直列的に読み出して出力を得る方法が用いられている。
【0003】
このため、このような固体撮像素子においては、水平読み出し回路内に多数の容量を、少なくとも固体撮像素子の水平方向の画素数と同数だけ形成する必要がある。図11は、このような容量を含む固体撮像素子の回路例を示す。図11の固体撮像素子は、マトリクス状に配置された多数の画素を備えた画素領域101と、列ごとに設けられ各列の画素の出力がそれぞれ共通に接続された垂直読み出し線102と、垂直読み出し線102に接続された水平読み出し回路100と、出力アンプ群110と、水平シフトレジスタ109とを備えている。水平読み出し回路100は、各列ごとにダーク信号転送スイッチ103、撮像信号転送スイッチ104、ダーク信号蓄積用容量105、撮像信号蓄積用容量106、水平スイッチ107a,107bを備えている。
【0004】
画素領域101の各列の画素の出力が共通に接続された垂直読み出し線102はそれぞれダーク信号転送スイッチ103および撮像信号転送スイッチ104の主電流経路を介してダーク信号蓄積用容量105および撮像信号蓄積用容量106の一端に接続されている。各容量105,106の他端は共に接地されている。ダーク信号蓄積用容量105および撮像信号蓄積用容量106の前記各一端はそれぞれ水平スイッチ107aおよび107bの主電流経路を介して水平読み出しライン108の内の1対のダーク信号用ラインおよび撮像信号用ラインにそれぞれ接続されている。ダーク信号用ラインおよび撮像信号用ラインはそれぞれ出力アンプ群110の対応する増幅器を介してダーク信号および撮像信号、それぞれ例えばVO1DおよびVO1S、を生成する。
【0005】
なお、水平読み出しライン108が2対のラインを含んでいるのは、画素領域101からの奇数番目の垂直読み出し線および偶数番目の垂直読み出し線からの出力を並列的に読み出せるようにして素子の高速化を図るためである。
【0006】
また、各列のダーク信号転送スイッチ103の制御電極は共通に接続されてダーク転送制御パルスφTDが供給される。また、各列の撮像信号転送スイッチ104の制御電極は共通に接続されて撮像信号転送制御パルスφTSが供給されるよう構成されている。また、各列ごとの水平スイッチ107a,107bの制御電極は隣接する垂直読み出し線の水平スイッチの各制御電極と並列に接続されて水平シフトレジスタ109から水平読み出し制御パルスφHmなどが供給できるよう構成されている。
【0007】
すなわち、図11に示される回路例では、水平方向の画素1つ当たり2個の蓄積用容量105,106を用いている。これは、増幅型固体撮像素子では、受光素子や増幅素子のばらつきに起因する固定パターンノイズ(FPN)と呼ばれるノイズが発生しやすく、このノイズを除去するために、各画素からダーク信号(Vdark)と撮像信号(Vsig )の両方を読み出し、それらの差(Vsig −Vdark)を信号出力として用いるためである。
【0008】
次に、図11に示される増幅型固体撮像素子の読み出し動作の概略を説明する。まず、ダーク転送制御パルスφTDにより各列のダーク信号転送スイッチ103(QTD)をオンとし、1行分の画素からのダーク信号出力を並列的にそれぞれのダーク信号蓄積用容量105(CTD)に蓄積する。蓄積終了後、ダーク信号転送スイッチ103はオフとされる。
【0009】
続いて、各画素を信号出力状態にして、制御パルスφTSにより、各列の撮像信号転送スイッチ104(QTS)をオンとし、1行分の画素からの撮像信号出力を並列的にそれぞれの信号蓄積用容量106(CTS)に蓄積する。蓄積終了後、信号蓄積用容量106をオフとする。これらの動作の間は、水平スイッチ107a,107b(QH)はオフのままである。
【0010】
次に、前記転送スイッチQTD103,QTS104をオフ状態に保ったまま、水平スイッチ107a,107bを水平シフトレジスタ109によって水平方向に順次オンとし、容量CTD105,CTS106を水平読み出しラインのそれぞれのラインに接続し、出力アンプ群110を通して出力を得る。容量CTS106から得られた撮像信号出力、例えばVO1S、から容量CTD105から得られたダーク信号出力、例えばVO1D、が図示しない差分回路によって減算され、固定パターンノイズ(FPN)が除去された信号が得られる。
【0011】
このような撮像素子の水平読み出し回路100における前記容量CTD105,CTS106の集積回路上の構造を図12および図13に示す。図12は平面図であり、図13は図12のF−F線から見た断面図である。これらの図においては、図示しない半導体基板に形成されたウエル1の表面に高濃度注入領域2が全ての容量について共通に形成されている。なお、ウエル1の導電型はP型でもN型でもよく、かつ高濃度注入領域2の導電型もP+型またはN+型いずれでもよい。高濃度注入領域2が形成されているのは、各容量を形成する電極の抵抗成分を小さくするためであり、したがってこの高濃度注入領域2が実質的に各容量に共通の片側の電極を構成している。また、ウエル1と高濃度注入領域2とは、同電位、例えば図11の回路ではグランド電位、に接続されている。
【0012】
また、ウエル1の周囲はアルミ配線とウエルシャント用高濃度注入領域21で構成されるガードリングで囲まれている。ウエルシャント用高濃度注入領域21はウエル1と接していると同時に、高濃度注入領域2とも重なっている。このガードリングによってウエル1と表面高濃度注入領域2に所定の電位を供給している。但し、ガードリングのアルミ配線については、容量の電極配線を第1層アルミ配線7として引き出す関係で、第1層アルミで囲むことができない。このため、第2層アルミ25から、スルーホールB、すなわち第1層アルミ−第2層アルミ間接続、24、第1層アルミ配線23、およびコンタクトホール22を介して、ガードリングのウエルシャント用高濃度注入領域21に接続している。なお、図示しない第2層アルミ25は容量の全面を覆っており、ウエル電位供給用配線と遮光アルミを兼ねている。
【0013】
図12は、ウエル1の導電型と表面高濃度注入領域2の導電型が同じ場合の平面図を示している。その場合は、ウエルシャント用高濃度注入領域21も同じ導電型にすれば、ウエル1と表面高濃度注入領域2の両方に電位を供給できる。しかしながら、表面高濃度注入領域2は、容量においては単なる電極として使用しているので、必ずしもウエル1と導電型が一致していなくても問題はない。但し、その場合は、ウエル1に電位を供給するための高濃度注入と、表面高濃度注入領域2に電位を供給するための高濃度注入を、それぞれの導電型に合わせて、別々に設ける必要がある。
【0014】
各容量の共通端子になる共通のウエル1とその表面高濃度注入領域2上には、層間絶縁層31を介して、各容量のもう一方の端子となるポリシリコン電極5が配置されている。各ポリシリコン電極5はスルーホール6を介して第1層アルミで形成される容量の配線7に接続されている。
【0015】
なお、以上のような容量が形成される同じウエル1に、図11の転送スイッチQTD103,QTS104と水平スイッチQH107を形成することもできる。この場合、各スイッチQTD,QTS,QHとして共にN−MOSトランジスタスイッチを用いれば、ウエル1はPウエルとすればよい。但し、各スイッチQTD,QTS,QHを共にP−MOSトランジスタスイッチを用いて構成し、ウエル1をNウエルとした場合にも、前述のように該Nウエル上に容量を形成しても容量としての動作上の問題はない。
【0016】
このような容量構造においては、シリコン基板の表面は凹凸の少ない滑らかな構造にすることが容易に可能であり、シリコン基板上には良質の絶縁層であるSiO2を制御性よく形成することができる。したがって、層間絶縁層31の厚さは、例えば80〜100オングストローム程度に、十分薄くすることが可能であり、比較的狭い面積で大きな蓄積容量を得ることができる。
【0017】
なお、以上のような容量構造における酸化膜の形成方法は概略次の通りである。まず、SiO2酸化膜を下地表面全面に形成する。なお、このSiO2酸化膜はMOSトランジスタ部分ではゲート酸化膜を構成する。その後、ポリシリコン電極5よりもひとまわり小さい領域に、容量酸化膜領域3において層間絶縁膜に窓を開ける。次に、再び全面に薄く、例えば80〜100オングストローム程度に、SiO2酸化膜を形成する。必要な容量は、この薄いSiO2酸化膜、すなわち層間絶縁膜31、を挟んで形成される。この層間絶縁膜31の厚さは、MOSトランジスタのゲート酸化膜よりさらに薄くなり、大きな容量を得ることができる。
【0018】
なお、容量酸化膜領域3の周囲にやや厚い絶縁膜が形成されるが、これは容量電極周囲の絶縁膜を厚くしてポリシリコン電極5などの容量電極の形成の際に短絡その他の欠陥が生じないようにするものである。また、表面高濃度注入領域2としては、その上に層間絶縁膜31を薄く形成するために、できるだけ欠陥を生じない条件で注入を行なうことが望ましい。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、増幅型固体撮像素子の水平読み出し回路の別の回路例として、図14および図15に示されるものが提案されている。図15は、図14の四角で囲まれた水平読み出し回路ユニット111の回路構成を示す。また、図16はこのような水平読み出し回路ユニットの動作タイミングを示している。
【0020】
図14の回路は、前記図11の回路と同様に、マトリクス状に配置された複数の増幅型画素を備えた画素領域101と水平シフトレジスタ109とを備えている。各列の垂直読み出しライン102には前述のように水平読み出し回路ユニット111が接続され、該水平読み出し回路ユニット111の出力は水平スイッチ107を介して水平読み出しライン108の一方のラインに接続されている。水平読み出しライン108は奇数列目の画素からの信号を出力するラインと偶数列目の画素からの信号を出力するラインの2系統受けられ、それぞれ出力アンプ群110の内の1つの出力アンプを介して読み出し信号を出力するよう構成されている。奇数列の水平スイッチ107と偶数列の水平スイッチ107のゲートは共に共通に接続され水平シフトレジスタ109からの制御パルスφHmなどによって同時にオンオフ制御される。
【0021】
水平読み出し回路ユニット111は、図15に示されるように、垂直読み出しライン102とグランド間に主電流経路が接続された垂直リセットスイッチ112(QRSTV)、垂直読み出しライン102とノードN1の間に主電流経路が接続された垂直スイッチ113(QSV)、ノードN1とグランド間に接続された信号蓄積容量114(CS)、入力がノードN1に接続されたバッファアンプ115、バッファアンプ115の出力とノードN2間に接続されたダーク蓄積容量116(CD)と、ノードN2とグランド間に主電流経路が接続されたダークスイッチ117とを備えている。ノードN2は前述の水平スイッチ107に接続されている。
【0022】
次に、図16をも参照して図14および図15に示される回路の動作を説明する。
【0023】
まず、時刻T=T1で、QRSTV112、QSV113、QSD117をオンにする。これにより、容量CS114および容量CD116の両端がそれぞれグランドレベルに短絡され、それぞれの蓄積電荷が放電される。
【0024】
続いて時刻T=T2で、QRSTV112をオフにすると共に、対応する画素からダーク信号Vdarkを出力する。これにより、容量CS114および容量CD116の両端の電圧は共にVdarkとなる。
【0025】
次に、時刻T=T3において、QSD117をオフとし、容量CD116をフローティングにすると共に、QRSTV112をオンにする。これによって、容量CD116の両端の電圧はVdarkに保持されるが、容量CS114の両端は再びグランドレベルに短絡され、その蓄積電荷が放電される。
【0026】
その後、時刻T=T4で、QRSTV112をオフにすると共に、対応画素から撮像信号出力(Vsig )を読み出す。このとき、容量CD116はフローティングなのでその両端の電圧は変化しないが容量CS114の両端の電圧はVsig となる。
【0027】
時刻T=T5で今度はQSV113をオフにする。これによって、この水平読み出し回路ユニット111の出力の電位、すなわち水平スイッチQH107に印加される電位は、[容量CS114の電圧]−[容量CD116の電圧]、すなわち(Vsig −Vdark)となり、ダーク信号成分が除去された信号電圧が得られる。このような信号電圧は各列の水平読み出し回路ユニット111から並列的に得られる。したがって、水平シフトレジスタ109により水平スイッチQH107を順次オンとし、各列の出力を順次水平読み出しライン108に接続し、出力アンプ群110からFPNの除去された撮像信号出力を得ることができる。なお、図14の回路においても前記図11の回路と同様に、奇数列目の撮像信号出力と偶数列目の撮像信号出力が出力アンプ群110より並列的に出力され、高速度の読み出し動作が行なわれる。
【0028】
図14の回路では、図11の回路に比べて、水平読み出しライン108の信号線の数が半分になっている。これは、図14の回路では、ダーク信号用と撮像信号用という2系統の信号線を設ける必要がないためである。したがって、最終段の出力アンプ群110を構成する出力アンプも図11の回路に比べて半分の2個で済む。このため、素子面積が縮小できると共に、消費電力の低減にもつながる。さらに、図11の回路では、素子の外部で(Vsig −Vdark)の減算処理をしていたが、それが素子内部で行なわれるので、外付け回路が簡略化される。
【0029】
ところが、図14および図15に示される回路で使用されているダーク信号蓄積用容量CD116は、両方の電極端子がいずれも共通端子になっていない。すなわち、両方の電極端子が、それぞれ異なった配線に接続されている。このため、図13の容量の断面構造に示されているような、片側の端子を表面高濃度注入領域2で共通にした構造は使用できない。
【0030】
このような容量構造を実現するため、例えば図17および図18に示されるような構造を使用することが考えられる。図17はこのような容量構造の平面図であり、図18は図17のG−G線に沿った断面図である。これらの図に示される構造では、ウエル1上に層間絶縁膜31を介して第1層アルミによる電極8を形成し、該電極8の上に層間絶縁膜31を介して第2層アルミを用いて他の電極10を形成し、これらの電極8,10の間で容量が形成されている。第2層アルミの電極10はスルーホールBを介して第1層アルミ配線7に接続されている。このような構造以外にも、例えばポリシリコン層と第1層アルミとを使用して容量を形成することも可能である。
【0031】
しかしながら、ポリシリコン層やアルミ層の表面は凹凸および起伏が多いのが普通であり、これらのポリシリコン層やアルミ層上に層間絶縁膜を形成する場合は、前述のようなシリコン基板上に層間絶縁膜を形成する場合に比べて、良質の絶縁膜を制御性よく形成することは困難である。さらに、大面積のアルミパターンにおいては、ヒロックなどが発生することにより他の導電層との短絡が生じ易い。これらの理由で、ポリシリコン層と第1層アルミ層、または第1層アルミ層と第2層アルミ層間の層間絶縁膜はあまり薄くすることができない。例えば、ポリシリコン層と第1層アルミ層間は7000オングストローム程度、第1層アルミ層と第2層アルミ層の間は1μm=10000オングストローム程度の絶縁膜厚が必要である。このため、小さな電極面積で大きな容量を得ることが困難であり、逆にいえば所望の容量を形成するのに必要な電極面積が大きくなり、単一の集積回路チップ上に多数の容量を形成することが困難になる。
【0032】
本発明の目的は、このような従来例の構造における問題点に鑑み、両方の電極が共に別々の回路に接続された容量を、狭い回路面積でしかも容量値を低減させることなく形成できるようにすることにある。
【0033】
本発明の他の目的は、両方の電極が共に別々の回路に接続された容量を、狭い面積でしかも容量値を低下させることなく形成できるようにすると共に、各電極の抵抗成分の影響を的確に除去することにある。
【0034】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明によれば、半導体基板に形成され、第1の導電型を有するウエルと、各々前記ウエル表面に互いに分離して形成され、前記ウエルと反対導電型の第2の導電型を有するとともに、前記ウエルに対して逆バイアス状態に維持された複数の高濃度注入領域と、前記高濃度注入領域の上に形成された薄い層間絶縁膜と、前記薄い層間絶縁膜上に前記高濃度注入領域の各々に対向して形成された複数の導電層電極とを具備する半導体集積回路の容量が提供される。
このような構成では、前記高濃度注入領域は各々前記ウエルに対し逆バイアス状態に維持されるため、お互いに電気的に分離されている。したがって、電極端子がいずれも共通端子になっていない容量を容易に形成することができる。また、高濃度注入領域の上部は、半導体基板の表面と同様に凹凸および起伏を少なくすることができるから、層間絶縁膜も制御性よく、したがって薄く形成することができる。このため、少ない回路面積で大きな容量を得ることができる。
【0035】
この場合、前記高濃度注入領域にシャント配線を行なうことにより前記高濃度注入領域各部の電位の固定を行なうと好都合である。
高濃度注入領域にシャント配線を行ない電位の固定を行なうことにより、高濃度注入領域の抵抗成分の影響を抑えて高品質の容量を得ることができる。
【0036】
また、前記高濃度注入領域にそれぞれシャント用コンタクトホールを介して複数の点で離散的にシャント配線を行ない、前記シャント用コンタクトホール部分以外は前記導電層電極を形成し、前記高濃度注入領域と前記導電層電極とのオーバラップ面積の減少を抑えることもできる。
このような構成により、前記高濃度注入領域と前記導電層電極とのオーバラップ面積を大きくして大きな容量値を確保しながら、高濃度注入領域の抵抗成分の影響を抑えて高品質の容量を得ることができる。
【0037】
さらに、前記シャント配線に使用する配線層の幅を他の配線層と短絡しない範囲で広くし、前記導電層電極と絶縁層を介してオーバラップさせることにより、容量を増大させることもできる。
このような構造により、前述の特徴を備えつつさらに容量を増大することができる。
【0038】
また、前記導電層電極はポリシリコン層を用いて形成し、かつ前記シャント配線に使用する配線層は第1層アルミを用いて形成してもよい。
このような構造により、前述の特徴を有する容量構造を実現し、しかも第2層アルミを他の配線、あるいは回路の遮光などに使用できる。
【0039】
あるいは、前記導電層電極は第1層アルミを用いて形成し、かつ前記シャント配線に使用する配線層は第2層アルミを用いて形成することもできる。
このような構成により、電極の抵抗成分をさらに小さくし、高品質の容量を構成することができる。
【0040】
また、前記導電層電極は第1層アルミを用いて形成し、かつ前記シャント配線に使用する配線層は第2層アルミを用いて形成するとともに、前記高濃度注入領域へのシャント配線は、第2層アルミをスルーホールを介して前記導電層電極を構成する第1層アルミの部分と分離された第1層アルミ配線部分へ接続し、該第1層アルミ配線部分をコンタクトホールを介して前記高濃度注入領域へ接続して行なうこともできる。
この場合は、抵抗成分の小さい容量を得ることができると共に、容量を構成する各電極への接続をも容易にかつ低い抵抗配線を使用して行なうことができる。
【0041】
以上の構成において、前記半導体集積回路は複数の画素を含む固体撮像素子の集積回路とし、前記容量によって前記画素からのダーク読み出し信号を保持した後、前記容量を介して前記画素からの撮像信号を読み出すことにより固定パターンノイズを除去すると好都合である。
以上のような半導体集積回路の容量を、固体撮像素子の固定パターンノイズを除去するために使用することにより、固体撮像素子の集積回路の集積度を向上させ、画素数が多くかつ高性能の固体撮像素子を容易に実現することが可能になる。
【0042】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照して本発明に係わる半導体集積回路の容量につき説明する。なお、以下の説明で参照する図面においては、従来の場合と対応する部分は同一の符号で示されており、それらの部分の説明は適宜省略する。また、以下の説明では、図14および図15に示した固体撮像素子において使用するダーク信号蓄積用容量CDとして使用するための容量を想定しているが、本発明はこれ以外の容量にも容易に適用できることはいうまでもない。
【0043】
図1および図2は、それぞれ、本発明の第1の実施形態に係わる半導体集積回路の容量の構造を示す平面図およびA−A線に沿った断面図である。これらの図においては、図示しない半導体基板に形成されたウエル1の表面に互いに分離された下地となる複数の表面高濃度注入領域2aが形成されている。このような表面高濃度注入領域2aおよびウエル1の表面上にはSiO2などによる層間絶縁膜31が形成されている。このような層間絶縁膜31を介して各表面高濃度注入領域2aに対向するようポリシリコン電極5が形成されている。なお、表面高濃度注入領域2aとポリシリコン電極5との間の絶縁膜は、前記図12および図13の構造と同様に、薄い容量酸化膜領域3の周囲がやや厚く形成されて電極エッジ部分における短絡などの欠陥の発生を防止している。
【0044】
また、ポリシリコン電極5の抵抗成分の影響を小さくするために、ポリシリコン電極の長手方向にアルミ配線7とスルーホールA6でシャント接続を行ない、アルミ配線によりポリシリコン電極5の各部の電位の固定を行なっている。
【0045】
各表面高濃度注入領域2aの導電型とウエル1の導電型とは逆極性とされ、かつ両者の間のPN接合が逆バイアス状態となるような電位に設定される。すなわち、ウエル1がPウエルである場合は、N+注入を行なって表面高濃度注入領域2aを形成し、ウエル1がNウエルである場合はP+注入を行なうことにより表面高濃度注入領域2aを形成する。ウエル1がNウエルである場合は、ウエル1の電位は例えば半導体集積回路において使用する電源電位の内最も高い電位に設定され、逆にウエル1がPウエルである場合はウエル1の電位は例えば最も低い電位に設定する。
【0046】
すなわち、下地の表面高濃度注入領域2aは、容量ごとに分離する必要があるので、前述のようにウエル1との間で常に逆バイアス状態にして素子分離を行なっている。つまり、PウエルにN+注入を行なう場合は、その容量に印加され得る電位に比べて、ウエル電位を十分低い電圧に設定し、逆にNウエルにP+注入を行なう場合は、ウエル電位を十分高い電圧に設定する。
【0047】
このような容量構造では、ポリシリコン電極5が容量の一方の電極になり、下地の高濃度注入領域2aが他方の電極になる。ポリシリコン電極5はスルーホールA、すなわちポリシリコン−第1層アルミ間接続、6を介してアルミ配線に接続されている。また、高濃度注入領域2aはコンタクトホール4を介してアルミ配線7に接続されている。
【0048】
また、ウエル1の周囲はアルミ配線と高濃度注入領域21を備えたガードリングによって囲まれており、ウエル1に前述のような所定の電位を供給している。いうまでもなく、ウエル1の導電型とガードリングの高濃度注入領域21の導電型は同じ必要がある。但し、ガードリングのアルミ配線については、前述のように第1層アルミ配線7によって容量の配線を引き出す関係で、第1層アルミで囲むことができないため、第2層アルミ25から、スルーホールB24、第1層アルミ23、コンタクトホール22を介してガードリングの高濃度注入領域21に接続している。第2層アルミ25は容量の全面を覆っており、ウエル電位供給用配線と遮光アルミを兼ねている。
【0049】
以上のような構造により、両方の電極端子が独立した容量を多数アレイ状に並べた構造を、狭い回路面積で実現することができる。
【0050】
図3および図4は、本発明の第2の実施形態に係わる半導体集積回路の容量構造を示す。図3は該容量構造の平面図を示し、図4は図3のB−B線に沿った断面図である。
【0051】
この実施形態に係わる容量構造では、前記図1および図2に示される構造における下地の表面高濃度注入領域2aの長手方向に第1層アルミ配線7とコンタクトホール4とで順次シャント配線を行なっている。これによって、表面高濃度注入領域2aの抵抗成分の影響も小さくすることができ、電極の抵抗成分の十分小さい容量を得ることができる。その他の部分の構成は、前記第1の実施形態に係わる容量構造と同じでよい。
【0052】
図5および図6は、本発明の第3の実施形態に係わる半導体集積回路の容量構造を示す。図5は該容量構造の平面図であり、図6の(a)は図5のC−C線に沿って見た断面図、そして図6の(b)は図5のC′−C′線に沿って見た断面図である。
【0053】
本実施形態では、下地の表面高濃度注入領域2の長手方向に沿ってもアルミ配線7とコンタクトホール4でシャント配線を行なっており、表面高濃度注入領域2aの抵抗成分の影響も小さくすることができる。但し、このアルミシャント配線は第2の実施形態のように高濃度注入領域2aの長手方向に沿って多数のまたは連続した領域でコンタクトを取るのではなく、離散的に数点で行なっている。この実施形態では、表面高濃度注入領域2aの長手方向の両端付近および中央の3点でシャント配線を行なっている。そして、これらシャント配線用コンタクト以外の領域は容量のポリシリコン電極5を高濃度注入領域2aに対向して形成している。
【0054】
この結果、この実施形態では、シャント配線用コンタクト以外の領域はポリシリコン電極5を広く形成するために使用でき、実質的な容量の面積をほとんど減らすことなく、シャント配線を行なうことができる。したがって、抵抗成分の十分小さい容量を、容量値をほとんど減らすことなく得ることができる。その他の部分の構成は、前記第1および第2の実施形態に係わるものと同じでよい。
【0055】
なお、本実施形態では、表面高濃度注入領域2aの長手方向の両側と中央部の3点でシャント配線用のコンタクトを設けた例を示しているが、容量電極の形に応じて、コンタクトの数は2点、4点あるいはそれ以上でも適用可能なことはいうまでもない。
【0056】
また、本実施形態では、ポリシリコン電極5の一部を切り欠いてシャント用コンタクトホール4を設けているが、ポリシリコン電極5の幅がある程度広い場合には、ポリシリコン電極5中に穴をあけて、その中でコンタクトホール4を設けることも可能である。
【0057】
次に、図7および図8は本発明の第4の実施形態に係わる半導体集積回路の容量構造を示す。図7は該容量構造の平面図を示し、図8の(a)は図7のD−D線に沿った断面図、図8の(b)は図7のD′−D′線に沿った断面図である。
【0058】
この実施形態では、下地の表面高濃度注入領域2aのための、第1層アルミによる、シャント用配線7の幅を広げて第1層アルミ電極8を形成している。第1層アルミ電極8は絶縁層31を介してポリシリコン電極5と対向している。この結果、下地の表面高濃度注入領域2aとポリシリコン電極5との間の容量だけでなく、シャント用配線7につながる第1層アルミ電極8とポリシリコン電極5との間も容量として利用することができる。このため、この実施形態では、シャント用アルミ配線で容量の抵抗成分を小さくすることができると共に、同じ素子面積で容量値をさらに大きくすることが可能になる。その他の部分の構成は、前記第3の実施形態に係わるものと同じでよい。
【0059】
なお、メモリ回路や論理回路を含む集積回路では、シリサイドと呼ばれるプロセスが用いられる。これはポリシリコン層の上に、タングステン、コバルト、チタン等の金属を重ねて形成し、ポリシリコン層の抵抗成分の影響を無くす方法である。
【0060】
したがって、本発明においても、シリサイドを用いることにより、ポリシリコン電極とコンタクトを取っているアルミ配線7をポリシリコン電極5の長手方向に延ばさなくても、ポリシリコン電極5の抵抗成分の影響を無くすことができるので、その分さらに、表面高濃度注入領域シャント用の第1層アルミ電極8の幅を広げることができる。したがって、本発明をメモリ回路や論理回路などで使用される容量の形成に適用する場合には、シリサイドも有効な手段である。固体撮像素子の場合は、シリサイドは画素部の汚染の原因となることがあるため、一般には使用されない。しかしながら、何らかの方法によってシリサイドが画素部の汚染を生じないようにすることができる場合、あるいは画素部の汚染が問題とならない場合には固体撮像素子でもシリサイドを使用することは可能である。
【0061】
図9および図10は、本発明の第5の実施形態に係わる半導体集積回路の容量構造を示す。図9は該容量構造の平面図であり、図10(a),(b)および(c)は、それぞれ、図9のE−E線、E′−E′線、およびE″−E″線から見た断面図である。
【0062】
本実施形態では、前記各実施形態におけるポリシリコン配線5は使用せず、下地の表面高濃度注入領域2aと、第1層アルミ電極8と、第2層アルミ電極10を用いて容量を形成している。第2層アルミ電極10は、下地の表面高濃度注入領域2のシャント用アルミ配線を兼ねている。すなわち、第2層アルミ配線10から、スルーホールB9、第1アルミ配線7に接続し、該第1層アルミ配線7からコンタクトホール4を介して表面高濃度注入領域2aに接続されている。したがって、このようにしてお互いに接続された第2層アルミ電極10と表面高濃度注入領域2aが容量の片方の電極を形成している。一方、第1層アルミ配線8が他方の電極を形成している。
【0063】
なお、本実施形態では、第2層アルミ10を各容量ごとに分離して電極として使用しているため、遮光には使用できない。よって、容量部分の遮光アルミを無しで使用するか、もしくは第3層アルミあるいは他の遮光層で遮光する。ウエル1のガードリングには、従来通り第2層アルミによる配線26を使用している。下地部分の構造は、前記第3および第4の実施形態に示すものと同じでよい。
【0064】
このような容量構造では、第2層アルミ電極10で表面高濃度注入領域2aの抵抗成分の影響を少なくすることができると共に、容量の電極としてポリシリコン電極の代わりにアルミ電極を用いているので、ポリシリコンの抵抗成分による影響も無くすことができる。その結果、抵抗成分の小さい高品質の容量を形成することが可能になる。
【0065】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、半導体集積回路内で容量をアレイ状に並べて多数形成し、かつそれぞれの容量の両方の端子がそれぞれ異なった配線に接続できる容量回路を、容量値を低減させることなく狭い回路面積で的確に形成することができる。また、各容量の電極の抵抗成分の影響も除去または低減し高品質の容量が形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係わる半導体集積回路の容量を示す平面図である。
【図2】図1のA−A線に沿った断面構造を示す部分的断面図である。
【図3】本発明の第2の実施形態に係わる半導体集積回路の容量を示す平面図である。
【図4】図3のB−B線に沿った断面構造を示す部分的断面図である。
【図5】本発明の第3の実施形態に係わる半導体集積回路の容量を示す平面図である。
【図6】図5のC−C線(a)およびC′−C′線(b)に沿った断面構造を示す部分的断面図である。
【図7】本発明の第4の実施形態に係わる半導体集積回路の容量を示す平面図である。
【図8】図7のD−D線(a)およびD′−D′線(b)に沿った断面構造を示す部分的断面図である。
【図9】本発明の第5の実施形態に係わる半導体集積回路の容量を示す平面図である。
【図10】図9のE−E線(a)、E′−E′線(b)およびE″−E″線(c)に沿った断面構造を示す部分的断面図である。
【図11】増幅型固体撮像素子の回路構成例を示す概略的電気回路図である。
【図12】図11の回路で使用される、従来例における半導体集積回路の容量を示す平面図である。
【図13】図12のF−F線に沿った断面構造を示す部分的断面図である。
【図14】増幅型固体撮像素子の別な回路構成例を示す概略的電気回路図である。
【図15】図14の水平読み出し回路ユニットの回路構成を示す電気回路図である。
【図16】図14および図15に示す回路の動作を説明するためのタイミング図である。
【図17】図14および図15の回路で使用される、従来例における半導体集積回路の容量を示す平面図である。
【図18】図17のG−G線に沿った断面構成を示す部分的断面図である。
【符号の説明】
1 ウエル
2,2a 表面高濃度注入領域
3 容量酸化膜領域
4 コンタクトホール
5 ポリシリコン電極
6 スルーホールA(ポリシリコンと第1層アルミ間接続)
7 第1層アルミ配線
8 第1層アルミ電極
9 スルーホールB(第1層アルミと第2層アルミ間接続)
10 第2層アルミ電極
21 ウエルシャント用高濃度注入
22 コンタクトホール
23 第1層アルミ配線
24 スルーホールB
25 第2層アルミ(遮光)
26 第2層アルミ配線
31 層間絶縁膜
32 表面保護層
100 水平読み出し回路
101 画素領域
102 垂直信号線
103 ダーク信号転送スイッチQTD
104 信号転送スイッチQTS
105 ダーク信号蓄積用容量CTD
106 信号蓄積用容量CTS
107,107a,107b 水平スイッチQH
108 水平読み出しライン
109 水平シフトレジスタ
110 出力アンプ
111 水平読み出し回路
112 垂直リセットスイッチQRSTV
113 垂直スイッチQSV
114 信号蓄積容量CS
115 バッファ
116 ダーク蓄積用CD
117 ダークスイッチQSD
Claims (8)
- 半導体基板に形成され、第1の導電型を有するウエルと、
各々前記ウエル表面に互いに分離して形成され、前記ウエルと反対導電型の第2の導電型を有するとともに、前記ウエルに対して逆バイアス状態に維持された複数の高濃度注入領域と、
前記高濃度注入領域の上に形成された薄い層間絶縁膜と、
前記薄い層間絶縁膜上に前記高濃度注入領域の各々に対向して形成された複数の導電層電極と、
を具備することを特徴とする半導体集積回路の容量。 - 前記高濃度注入領域にシャント配線を行なうことにより前記高濃度注入領域各部の電位の固定を行なったことを特徴とする、請求項1に記載の半導体集積回路の容量。
- 前記高濃度注入領域にそれぞれシャント用コンタクトホールを介して複数の点で離散的にシャント配線を行ない、前記シャント用コンタクトホール部分以外は前記導電層電極を形成し、前記高濃度注入領域と前記導電層電極とのオーバラップ面積の減少を抑えたことを特徴とする、請求項1または2に記載の半導体集積回路の容量。
- 前記シャント配線に使用する配線層の幅を他の配線層と短絡しない範囲で広くし、前記導電層電極と絶縁層を介してオーバラップさせることにより、容量を増大させたことを特徴とする、請求項2または3に記載の半導体集積回路の容量。
- 前記導電層電極はポリシリコン層を用いて形成し、かつ前記シャント配線に使用する配線層は第1層アルミを用いて形成したことを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の半導体集積回路の容量。
- 前記導電層電極は第1層アルミを用いて形成し、かつ前記シャント配線に使用する配線層は第2層アルミを用いて形成したことを特徴とする、請求項2〜4のいずれか1項に記載の半導体集積回路の容量。
- 前記導電層電極は第1層アルミを用いて形成し、かつ前記シャント配線に使用する配線層は第2層アルミを用いて形成するとともに、前記高濃度注入領域へのシャント配線は、第2層アルミをスルーホールを介して前記導電層電極を構成する第1層アルミの部分と分離された第1層アルミ配線部分へ接続し、該第1層アルミ配線部分をコンタクトホールを介して前記高濃度注入領域へ接続して行なうことを特徴とする、請求項2〜4のいずれか1項に記載の半導体集積回路の容量。
- 前記半導体集積回路は複数の画素を含む固体撮像素子の集積回路であり、前記容量によって前記画素からのダーク読み出し信号を保持した後、前記容量を介して前記画素からの撮像信号を読み出すことにより固定パターンノイズを除去することを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載の半導体集積回路の容量。
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