JP3668321B2 - ラベル剥離方法及び装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、リサイクルまたはリユースされる対象物の表面に、粘着剤によって帯状に巻き付けて貼付されたラベルを引き剥がすラベル剥離方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
プラスチックやガラス製の容器の一包装形態として、装飾のための印刷が施されたラベルの裏面に塗布された粘着剤によって、容器の表面中央部に、その一端側が他端側と重なるように巻いて貼り付けたものがある。これは、厚紙を折り曲げて箱形にして覆うものに比べて包装材料が少なくて済むため包装コストの低減が図られるとともに、外形寸法の小型化が達成されるため、陳列スペースも少なくて済む。使用済みの容器は、資源の有効利用や環境への配慮から業者によって回収され、ラベル剥離後、粉砕されて原材料としてリユースされるか、もしくは新しいラベルを貼り付けてリサイクルされる。
【0003】
ラベルを容器から引き剥がすのに薬品を使用する方法があるが、これだとラベルを確実に容器から取り除くことができるものの、薬品に容器を傷める有害な溶剤を使用しなくてはならなかった。そのため、有害な溶剤を使用しないでもラベルを効果的に引き剥がす方法が提案されている。例えば特開平6−106150号公報や特願平7−206927号公報に記載されているものでは、ラベル巻き付け方向に直交する方向から容器を回転自在に治具で位置決めし、容器を回転させながらラベル剥離を行うものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述したものでは、容器をラベル巻き付け方向に直交する方向から治具で位置決めしてラベル剥離を行う構造であるため、ラベルを良好に引き剥がすためには、治具を高精度に位置決めすることが不可欠であった。したがって、容器の位置決めに時間がかかるといった問題があった。
【0005】
本発明は上述した従来技術のもつ欠点を解決するためになされたもので、容器の細かい位置決めを必要とせずに、高速でラベルを引き剥がせるようにしたラベル剥離方法及び装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するにあたって、リサイクルまたはリユースされる対象物の表面に、粘着剤によって帯状に巻き付けて貼付されたラベルを引き剥がす方法としては、ラベルの一端を対象物の表面からめくり上げ、一端を把持して一方向に引っ張るときに対象物が一方向に移動することを規制するとともに、一方向に対して直交する任意の軸の回りに対象物を転動自在に支持し、一端への引っ張り力によって対象物を転動させながらラベルを引き剥がすものである。
【0007】
またラベルは対象物の表面を一周してその先端と後端とが重なり合って貼付されており、このラベルの一方の側縁から対象物表面との間に挿入した切断刃を他方の側縁に向かって移動させてラベルを幅方向に切断し、この切断による切断端の一方を対象物の表面からめくり上げて一端を得るものである。
【0008】
リサイクルまたはリユースされる対象物の表面に、粘着剤によって帯状に巻き付けて貼付されたラベルを引き剥がす装置としては、ラベルの一端をめくり上げた対象物が載置される支持台と、この支持台の上にラベルの幅よりも広く、かつラベルの幅方向における対象物の幅よりも狭い間隔で突出した一対の規制部材と、めくり上げられたラベルの一端を把持して一対の規制部材の間から引き出すように移動するラベル把持手段とを備え、ラベル把持手段の移動により対象物を前記規制部材に引き寄せながら転動させてラベルの引き剥がしを行うものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明する。レンズ付きフイルムユニットの前面側斜視図及び底面側斜視図を示す図6、図7において、レンズ付きフイルムユニット2は、撮影機構を備え予めフイルムが組み込まれ、全体的に直方体形状をしたユニット本体3と、表面に装飾用の印刷が施されたラベル4とからなる。ラベル4は裏面に塗布された粘着剤により、ユニット本体3の表面中央部に一周して巻き付けて貼り付けている。
【0010】
ユニット本体3にはパトローネを内蔵するためのパトローネ室と、パトローネから引き出した写真フイルムをロール形態で収納するフイルム室とを有している。図6に示すように、ユニット本体3の前面左側には、パトローネを収納するためのパトローネ収納室に応じて突出した突出部7が形成されている。ユニット本体3の前面右側には、ストロボ発光部5とストロボの充電を開始させるストロボ充電開始ボタン6が設けられている。
【0011】
ユニット本体3の前面中央部には、シャッタ機構や撮影レンズ8を組み込んだ部分に応じて突出した突出部9と、ファインダ窓10とが設けられている。ユニット本体3の上面にはシャッタボタン12が一体に設けられ、カウンタ窓13が開けられている。ファインダ窓10やカウンタ窓13等は、外装ラベル4の各部に設けた開口から外部に露呈されている。
【0012】
ラベル4の表面側平面図を示す図8において、ラベル4は帯状に形成され、隆起部9やファインダ窓10等を露呈するための開口が各部に設けられている。ラベル4の一端には重ね代15が設けられ、他端にユニット本体3の底面を覆う底面カバー部16が設けられている。この底面カバー部16は、ラベル4を裏面に塗布された粘着剤によりユニット本体3の表面中央部に巻き付けた際に、ユニット本体3の底面で重ね代15上に重ね合わせて貼り付けられる。
【0013】
ユニット本体3の背面を覆う背面カバー部17と重ね代15との境界には、ラベル剥離用のミシン目19が形成されている。このミシン目19はラベル4の一方の側端4aから他方の側縁4bに達するように、幅方向に延びて入れられている。なお、符号21は、パトローネ取出し時に蓋26を開けるときに破かれるミシン目を示している。
【0014】
図7は、レンズ付きフイルムユニットの底面側斜視図を示しており、ラベル4を二点鎖線で示している。ユニット本体2の底面には、両側にフイルム室及びパトローネ室を光密に閉じる蓋25,26とが設けられている。蓋25,26はラベル4で一部覆われるので、不用意に開くのが防止されている。
【0015】
ユニット本体3の背面の端縁部には、後述するナイフ36の挿入をユニット本体3とラベル4との間に確実に行うために、ラベル4のミシン目19が交叉する位置の近傍に、ラベル4の一方の側縁4aから部分的に露出されるラベル剥離用の第1凹部27が形成されている。第1凹部27は、側縁4aに直交する方向に円筒状の底面27aを備えている。
【0016】
ユニット本体3の背面と底面との間のエッジ部28には、ミシン目19が通る位置にラベル剥離用の第2凹部30が形成されている。第2凹部30には、ユニット本体3の背面と底面との間に、ミシン目19と直交する方向で深さが漸減する傾斜した底面30aが形成されている。
【0017】
こうしたレンズ付きフイルムユニット2は、撮影が終了してパトローネ内に露光済みの写真フイルムすべてが巻き込み収納されると、そのままの状態で現像所に提出される。現像所では、蓋26がこじ開けられて、パトローネを取り出して現像プリント処理を行う。写真フイルムが抜き取られたレンズ付きフイルムユニット2は、メーカーによって回収され、そこでユニット本体3からラベル4が後述する手順で引き剥がされる。ラベル4が剥離されたユニット本体3は複数の部品に分解されて各々の検査の後、合格品はそのまま部品として再使用され、不合格品は破砕、溶解して原材料として使用される。
【0018】
以下に、ユニット本体3からラベル4を引き剥がすのに関係する実施形態を述べる。図4は、ラベルを幅方向に切断する一実施形態を示すものである。ガイド33とガイド34の間には、使用済みのレンズ付きフイルムユニット2を矢印方向に搬送する通路35が形成されている。通路35上には、レンズ付きフイルムユニット2の搬送中にミシン目19をカットして第2凹部30を露呈させるためのナイフ36が設けられている。
【0019】
レンズ付きフイルムユニット2が通路35を矢印方向に搬送中に、第1凹部27にナイフ36の先端部36aが入り込む。このナイフ36はバネ鋼や鋸刃のような弾性体で作られ、先端部36aを下向きに傾けて配置されている。進行方向のズレはガイド33,34で規制されているから、レンズ付きフイルムユニット2の位置決めが多少ラフであっても、先端部36aを第1凹部27に入り込ませることができる。レンズ付きフイルムユニット2やナイフ36の細微な位置決めが不要となって、カット速度が高まる。
【0020】
第1凹部27に入った先端部36aは、底面27aに沿って移動してユニット本体3の背面とこれを覆う背面カバー部17との間に入り込む。ナイフ36は、背面カバー部17を引き剥がしながらミシン目19に沿って外装ラベル4をカットして第2凹部30を露呈する。ナイフ36は薄形幅広のヒレ刃形であるため、ミシン目19の切断に伴って背面カバー部17が剥がされる。そのため、第2凹部30の露呈が確実に行われるだけでなく、後の背面カバー部17の捲り返しを容易にする。このナイフ36の表面にはフッソ加工処理が施され、カット時に粘着面にくっついて生じるカットミスを防止している。また更に滑りをよくしてカットミスを確実に防ぐため、ナイフ36表面にテフロン加工や梨地加工等の表面処理を施して、非粘着度をより高くしてもよい。界面活性剤のような滑り抵抗を減らすものをナイフに塗布する方法もある。
【0021】
ラベル4を切断する方法としては、この他に通常のナイフで切断してもよい。またレーザーや光ビーム等の光線、高温に熱したナイフ、電熱線等で溶断してもよい。更に幅広のヒレ刃を用いて、カット時に背面カバー部17が大きく捲られるようにし、後で述べる捲り起こし部材37による捲り返しが省かれるようにしてもよい。
【0022】
図5は、ラベルのカット端を捲り返す方法の一実施形態を示す斜視図である。棒状の捲り起こし部材37を第2凹部30に底面30aに沿って挿入し、捲り起こし部材37の先端部37aで背面カバー部17を裏面側から押し、前述したミシン目19のカットでできたカット端17aをレンズ付きフイルムユニット2の背面側に捲り起こす。
【0023】
カット端17aを捲り起こす方法はこれに限定されず、例えばカット端17aを裏面側から圧縮エアーを吹いて捲り起こす方法や、前述したような非粘着性の加工を表面に施した板状の起こしガイドやローラを押し当てて、カット端17aに捲りぐせを付けてもよい。またラベル4の表面を吸着エアー等で吸着して捲り起こしてもよい。
【0024】
図1は、カット端が捲り返されたラベルをユニット本体から引き剥がす装置の一実施形態を示すものである。装置は、一対の規制部材40,41と、支持台42と、チャック43とから構成されている。規制部材40,41は、ラベル4の幅よりも広く、かつラベル4の幅方向におけるユニット本体3の幅よりも狭い間隔で突出して、支持台42に設けられている。チャック43は、カット端17aを把持して、規制部材40,41の間から引き出すように矢印方向に移動するものである。チャック43の移動によりユニット本体3は規制部材40,41に引き寄せられる。ユニット本体3は規制部材40,41によって一緒に移動することを規制され、引っ張り力で規制部材40,41上で転動されてラベル4が引き剥がされる。
【0025】
ユニット本体3の転動時にユニット本体3と規制部材40,41は擦れるため、規制部材40,41のユニット本体3が擦れる面を滑らかな低摩擦面で形成し、両者の摩擦を弱くしている。そのため、ユニット本体3の転動がスムーズに高速で行われるようになり、同時にユニット本体3の削れや傷付き、ラベル4の途中切れが防止される。
【0026】
またラベル4の引き剥がし中にラベル4の捩じれ等を防止する場合には、図示のように規制部材40,41の間にガイド棒39を水平に設けてもよい。ガイド棒39上を通したカット端17aをチャック43で把持して移動すると、ラベル4がガイド棒39で水平支持されながら送られるので、捩じれが防止される。
【0027】
図3にも示すように、チャック43は上部材46と下部材47とからなっている。上部材46と下部材47の先端部のそれぞれには、凸部46aとこれに対する凹部47aが設けており、これらの間でカット端17aは挟まれるため、充分な抜け止め効果を得られる。またラベル4の粘着面とくっつく面積が少ないので、取り外しも簡単である。このチャック43は、背面カバー部17のカット端17aを掴む位置(図2(a))と、ラベル4を完全に引き剥がす位置(図2(e))との間で水平移動する。
【0028】
ラベル4をユニット本体3から引き剥がす様子を以下に説明する。レンズ付きフイルムユニット2を支持台42上に載置し、チャック43でカット端17aを規制部材40,41の間から図2(a)に示すように把持し、チャック43を矢印方向に移動してラベル4を引っ張る。すると、図2(b)〜図2(d)に示すように、その引っ張り力でユニット本体3は規制部材40,41上に引き寄せられ、規制部材40,41によって矢印方向への移動が規制されるため、ユニット本体3は規制部材40,41上で転動し、ラベル4を高速で引き剥がす。図2(e)に示すように、ラベル4をユニット本体3から完全に引き剥がすと、ユニット本体3は上向きの状態で支持台42上に落下する。なお、この場合のカット端17aの引っ張り力は3〜5kgf である。
【0029】
上述したように、ユニット本体3を規制部材40,41に引き寄せながら転動させることでラベル4の引き剥がし可能にしたので、ユニット本体3を治具等を使ってラベル4の巻き付け方向と直交する向きからの位置決めが不要となり、ラベル剥がしを短時間で行なえる。
【0030】
カット端17aを引っ張る別の方法としては、チャック43の代わりに一対のニップローラを配置してカット端17aをニップさせ、ニップローラの回転でカット端17aを引っ張らせたり、粘着面を有するベルトコンベヤを用いて粘着させて引き剥がすようにしてもよい。また吸引管の吸引エアで引っ張ってたり、巻き軸にカット端17aを巻き付けて、この巻き軸の回転で引っ張るようにしてもよい。
【0031】
また本発明の装置は、ユニット本体3に貼り付けたラベル4を剥がすものに限られるものではない。リサイクルやリユースの対象となるプラスチック製やガラス製等のビンやペットボトル等の容器で、丸筒形のものは勿論、各部に角や凹凸のあるものでも良好な引き剥がしが可能である。また外ケースをプラスチックで形成したフイルムカートリッジに貼り付けたラベルも剥離可能である。
【0032】
また規制部材40,41は低摩擦面に限られず、高摩擦面でもよい。高摩擦面は、丸筒形のビンやペットボトルのように回転摩擦が少ない容器や、規制部材40,41との強い摩擦によって傷付きや削れを生じても問題のない、ラベル剥離後に粉砕されて再利用される形態の容器からラベルを剥離するのに最適である。
【0033】
またビンやペットボトル等の容器からラベルを引き剥がす場合は、前処理を行ってもよい。前処理としては、ラベルをヒーター等で加熱したり、温水やアルカリ水溶液等に浸すようにして粘着力を低下させてもよい。また紫外線や低温又は高温に対して粘着力が低下する特性をもつラベルであれば、その特性を利用して紫外線の照射や冷風や熱風を当てるようにしてもよい。このような前処理を行うとラベル剥離が容易になり、高速でラベルを引っ張っても切れにくくなるので、引っ張り速度を高めて一回の処理時間の短縮をはかることができる。
【0034】
【発明の効果】
以上のように、本発明の方法によれば、リサイクルまたはリユースされる対象物の表面に、粘着剤によって帯状に巻き付けて貼付されたラベルを引き剥がす方法としては、ラベルの一端を対象物の表面からめくり上げ、一端を把持して一方向に引っ張るときに対象物が一方向に移動することを規制するとともに、一方向に対して直交する任意の軸の回りに対象物を転動自在に支持し、一端への引っ張り力によって対象物を転動させながらラベルを引き剥がすので、高速でラベルの引き剥がしを行うことができ、対象物の位置決めが不要であるため、処理時間を短くすることができる。
【0035】
また本発明の装置によれば、リサイクルまたはリユースされる対象物の表面に、粘着剤によって帯状に巻き付けて貼付されたラベルを引き剥がす場合に、ラベルの一端をめくり上げた対象物が載置される支持台と、この支持台の上にラベルの幅よりも広く、かつラベルの幅方向における対象物の幅よりも狭い間隔で突出した一対の規制部材と、めくり上げられたラベルの一端を把持して一対の規制部材の間から引き出すように移動するラベル把持手段とを備え、ラベル把持手段の移動により対象物を規制部材に引き寄せながら転動させてラベルの引き剥がしを行うので、薬品などを使用することなく、丸筒形の対象物は勿論のこと、角や凹みのある対象物に貼り付けられたラベルをも高速で引き剥がすことができる。また対象物の位置決めが不要となるので、その分の剥離時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ラベル剥離装置の一実施形態を示す斜視図である。
【図2】ラベルを剥がす様子を示す側面側平面図である。
【図3】チャックの拡大図である。
【図4】ラベルをミシン目でカットする場合の一実施形態を示す斜視図である。
【図5】ラベルのカット端を引き起こす場合の一実施形態を示す要部斜視図である。
【図6】レンズ付きフイルムユニットの前面側斜視図である。
【図7】レンズ付きフイルムユニットの底面側斜視図である。
【図8】ラベルを表面側から見た平面図である。
【符号の説明】
2 レンズ付きフイルムユニット
3 ユニット本体
4 ラベル
4a,4b 側縁
17a カット端
19 ミシン目
27 第1凹部
30 第2凹部
40,41 規制部材
42 支持台
43 チャック
Claims (3)
- リサイクルまたはリユースされる対象物の表面に、粘着剤によって帯状に巻き付けて貼付されたラベルを引き剥がす方法において、
前記ラベルの一端を前記対象物の表面からめくり上げ、前記一端を把持して一方向に引っ張るときに対象物が前記一方向に移動することを規制するとともに、前記一方向に対して直交する任意の軸の回りに対象物を転動自在に支持し、前記一端への引っ張り力によって対象物を転動させながらラベルを引き剥がすことを特徴とするラベル剥離方法。 - 前記ラベルは対象物の表面を一周してその先端と後端とが重なり合って貼付されており、このラベルの一方の側縁から対象物表面との間に挿入した切断刃を他方の側縁に向かって移動させてラベルを幅方向に切断し、この切断による切断端の一方を対象物の表面からめくり上げて前記一端を得ることを特徴とする請求項1記載のラベル剥離方法。
- リサイクルまたはリユースされる対象物の表面に、粘着剤によって帯状に巻き付けて貼付されたラベルを引き剥がす装置において、
ラベルの一端をめくり上げた対象物が載置される支持台と、この支持台の上にラベルの幅よりも広く、かつラベルの幅方向における対象物の幅よりも狭い間隔で突出した一対の規制部材と、めくり上げられたラベルの前記一端を把持して前記一対の規制部材の間から引き出すように移動するラベル把持手段とを備え、前記ラベル把持手段の移動により対象物を前記規制部材に引き寄せながら転動させてラベルの引き剥がしを行うことを特徴とするラベル剥離装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP11671396A JP3668321B2 (ja) | 1996-05-10 | 1996-05-10 | ラベル剥離方法及び装置 |
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JPH09304887A JPH09304887A (ja) | 1997-11-28 |
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1996
- 1996-05-10 JP JP11671396A patent/JP3668321B2/ja not_active Expired - Fee Related
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