JP3667647B2 - 球状体表面へのテープ類の均等巻きつけ装置 - Google Patents

球状体表面へのテープ類の均等巻きつけ装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は球状体の表面にテープ類を均等に巻きつける装置に関し、特には球面のほぼ全面をテープ類で均等に被覆する場合等に使用される装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば五寸玉、尺玉などと称される球形花火は、半球殻を2個貼り合せて球状に形成されるが、従来は合せ目をテープでシールし球形にした上でさらに全体に手巻を行なっていた。そのため熟練工による手間のかかる作業が必要であり、巻き方にむらがあると、打ち上げられた花火が弱い部分から開くことになるため、花火の美しさが十分に発揮されないという問題を生じた。
【0003】
そこで本発明者は、さきに、球状体表面へのテープ類の均等巻き付けを可能にする装置を発明し、上記の問題を解決することができた(特公平6−72758号)。同号の発明により、高品質のテープ巻きつけが実現したが、幾つかの課題があった。その一は球状体の自転機構の一部が移動中にチャックに接近し過ぎること、回転伸縮杆の伸縮量が多くなり、伸縮段数が多く必要となるとともに回転音も大きいという点である。その他、駆動機構部分の構成が複雑であり、組立調整に多大な工数を必要とするという問題もあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は先行発明と同様に、幅方向へ曲り難いテープ類で球面全面を均等に被覆する上で、球面幾何学的に正確にテープ類を巻きつけてゆくもので、しかも巻きつけたテープの厚さが強度上均等になるように管理可能に構成されなければならないという基本目的を満たすものである。そして本発明の課題はテープ類によって球面のほぼ全面を均等に被覆することにあるのみならず、球状体表面へのテープ類の均等巻きつけ装置に生じた、作動上、機構上の問題を解決し、より円滑に球状体表面に対するテープ類の均等巻きつけが行えるようにすることである。また本発明の他の課題は、球状体表面へのテープ類の均等巻きつけられた装置の組み立て及び調整を容易化することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題等を解決するため本発明は、球状体の中心を通る自転軸の周りに球状体を自転可能かつ着脱可能に支持するためのチャックを有し、球状体の両極に対向して配置された一対の自転機構と、球状体の自転軸を略直立状態から略倒立状態まで傾斜角度を変えて球状体表面に巻きつけるテープ類の位置を徐々にずらせるために、球状体の周方向に形成された弧状のガイド手段へ各チャックを移動可能に支持した一対のチャック移動機構と、テープ類の巻きつけのために、回転させている球状体の回転軸と一致する巻付軸の周りに回転可能な一対の主軸と、一対の主軸に取り付けた、前記チャック移動機構を回転させる一対の回転機構と、少なくとも一方のチャックに接続され、球状体を自転させる一方、チャック移動機構とその回転機構を夫々作動させる動力を供給する駆動機構と、球状体へテープ類を適当な張力で繰出す繰出機構とを備え、チャック移動機構の主軸に軸方向へ移動可能なスライダを配置し、スライダの移動によりチャック移動機構の無関係に回転力伝達部の入力端を主軸の軸方向に対して固定とし、主軸に配置したスライダの移動とは無関係に回転力伝達部の入力端が一定位置に配置されるようにするという手段を講じたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
一対のチャックを有する自転機構は、球状体を自転軸の両端つまり両極に相当する部分で着脱可能に支持し、回転させる部材であり、少なくとも一方は駆動され、球状体に自転を与える。自転機構は、チャックを回転駆動するための回転力伝達部から回転動力を受ける。回転力伝達部は、自転軸の傾斜角度の変化に追随しながら回転動力を伝達するものであり、回転伸縮杆を使用することができる。しかし、これ以外にも例えばトルクの伝達が可能な可撓性部材なども使用可能である。
【0007】
チャック移動機構は球状体の自転軸を傾斜させて、球状体表面におけるテープ類の巻きつけ位置を徐々に変化させることにより、全面を被覆可能とするものである。チャック移動機構の回転機構は、チャック移動機構を全体として巻付軸の周りに回転させ、それによって球状体表面へのテープ類の巻きつけを行なう。
【0008】
テープ類の巻き付けのために、球状体の回転軸と一致する巻付軸の周りに回転可能な一対の主軸が必要となる。主軸はチャック移動機構及び自転機構などの取り付け台となる。主軸には、チャック移動機構を回転させる回転機構も設けられる。
【0009】
駆動機構は、前記のチャックを有する駆動側の自転機構と、チャック移動機構及びその回転機構を夫々駆動するものである。これにより球状体は自転軸の周りに回転しながら、自転軸の傾斜を変え、しかも全体が巻付軸を中心として回転する。
【0010】
繰出機構は、テープ類を球状体の姿勢如何に拘らず定位置から繰出すものである。テープ類は常に球状体に大円の周方向から供給することが望ましい。
【0011】
主軸には、軸方向へ移動可能にチャック移動機構のスライダを配置し、スライダの移動によりチャック移動機構の作動を制御するものとする。一方、自転機構の回転力伝達部の入力端は主軸の軸方向に対して固定とする。これによりスライダの主軸軸方向への移動に拘らず、回転力伝達部の入力端は一定の位置に配置されるので、回転力伝達部の動きが少なくて済み、回転伸縮杆を使用する場合でも段数は少なくて良く、騒音も小さくなる。
【0012】
【実施例】
以下図示の実施例を参照して本発明をより詳細に説明する。例示の装置は装置基台Bの略中央に球状体Sを配置してテープTの巻きつけを行なうようにしたもので、球状体Sは左右に配置されたチャック移動機構3、4に夫々チャック1、2を介して自転軸Aの周りに自転可能に支持されている。5、6はチャック移動機構3、4の回転機構、7は各部に駆動力を供給する駆動機構、8はほぼ鉛直面内にてテープTを繰り出すテープ繰出機構を示す。
【0013】
一対のチャックは、一方が駆動チャック1、他方が遊動チャック2になっており、夫々自転軸Aの両端で球状体Sをチャックする噛合爪11、12を持った軸13、14を有し、少なくとも一方のチャック(2)は軸方向に可動として球状体Sの着脱を可能とする。15、16は各チャック1、2のケーシング、18は遊動チャック2の着脱用レバー、19は入力軸であり、回転力伝達部20の出力端21と噛合している。上記入力軸19と回転力伝達部20の出力端21とは例えば傘歯車で、入力軸19と噛合爪11の軸13とはウォームギアで連絡する。
【0014】
回転力伝達部20は回転伸縮杆によって構成され、これは前記した先行技術のものと同種のものであるが、しかし伸縮量が少なくても良いため本発明の場合には2段伸縮構成のもので十分応じられるようになっている。回転力伝達部20の入力端22は回転伸縮杆の基端部に位置し、この部分は支持腕23に配置されていて、支持腕23は後述する主軸9、10に対して固定されているので主軸方向に動くものではなく、主軸9、10と共に回転するのみである。
【0015】
主軸9、10は巻付軸H即ち球状体SにテープTを巻き付けるための軸と一致する。主軸9、10の先端には前記チャック移動機構3、4が取り付けられる。
【0016】
各チャック1、2は左右のチャック移動機構3、4のアーム25、26に弧状のガイド手段として形成された弧状溝27、28に沿って移動可能に支持されている。アーム25、26の弧状溝27、28自体は、球状体Sの左右両側に於て球状体Sの周方向に延びる円弧型の形状を有する。各弧状アーム25、26は球状体Sの両側に配置された、駆動主軸9と遊動主軸10に、夫々の中央部で取付けられている。そして両主軸9、10の軸芯は、球状体の中心を通り、テープTの繰り出し面と直交するように水平に設定された巻付軸H上に設定されているので、テープTは常に巻付軸Hと直交する方向から球状体Sに供給される。
【0017】
これに対しテープTを球状体Sの全面に均等に巻きつけるために球状体Sを自転させる必要があり、これが自転軸Aを中心とした球状体Sの回転である。従って自転軸Aの傾斜角度はテープTの巻きつけの進行と一定の関連をもって変化させる必要がある。なお自転軸Aと巻付軸Hとは交差し、その交差点は球状体Sの中心と一致する。
【0018】
左右の各アーム25、26は夫々前後一対の部材から成り、両部材間に挾持された状態で弧状溝27、28に沿って移動するトロリー29、30を有し、各トロリーの他端は前記チャック1、2に接続されているので、トロリー29、30の移動により自転軸Aの傾きを略直立状態から略倒立状態まで変えることができる。各トロリー29、30は溝外へ突出するピン31、32を有し、それらに係合する長孔33、34を持った略L字型のクランク35、36がチャック移動機構の回転機構5、6に揺動可能に軸支されている。クランク35、36はその支軸37、38によって主軸9、10に軸支されており、また回転運動を得るためにチャック移動機構3、4を構成するスライダ39、40に軸支されている。スライダ39、40は主軸9、10に嵌装したスリーブ軸41、42と一体にスライドするように設けられており、スリーブ軸41、42は回転しながらスライドできるように周方向に設けられた係合溝43、44でカムフォロワ45、46の係合子と係合している。カムフォロワ45、46は、外方へ離間する方向にばね手段47、48によって付勢され、それによってフォロワ部49、49′をカム筒50、50′のらせん状のカム面51、51′に接触させている。
【0019】
以上のトロリー29、30とそれらを支持した弧状アーム25、26及びクランク35、36等はチャック移動機構3、4を構成し、各アーム25、26とクランク35、36を取付け、かつ主軸9、10に嵌装されたスライダ39、40及びスリーブ軸41、42は主軸と共にチャック移動機構の回転機構5、6を構成する。回転機構5、6は左右共に駆動されている。各主軸9、10は、減速機53、54と伝動手段55、56によって連繋しており、主軸9、10とスリーブ軸41、42とはキー結合により一体回転する。一方、主軸9、10と所定変速比率で回転するカム筒50、50′は、同じ減速機53、54の別の出力軸と伝動手段57、58によって連繋している。両減速機53、54は主原動機52と連繋しており、これらによって調整の著しい簡素化と組み立ての容易化が達成された。
【0020】
主軸9、10及びスリーブ軸41、42は夫々装置本体59、59′に軸受部60、60′で軸支されており、その内で回転力伝達部20を設けた方の軸受部10の外部に太陽ギヤ61が取り付けられており、これと噛み合う惑星ギヤ62に、公転に伴う回転が生じるようになっている。惑星ギヤ62は、回転力伝達部20の入力端22に回転可能に軸支されており、その回転は自転機構の原動力となる。例示の回転力伝達部20は大小径の異なる軸体63a、63bを2個嵌合させるとともに、スリットとそこに嵌合させたピンによりトルク伝達可能かつ伸縮可能なように組み合せたもので、入力、出力両端に夫々ギヤボックスを有し、各内蔵の歯車組を介してチャック1、2へ回転力を伝達可能にしている。
【0021】
駆動機構7は図3に例示されており、主原動機52から減速機53、54にて減速した回転を主軸9、10に分けて取り出している。伝動手段55、56は、コッグドベルトとそれが噛み合う歯輪とから成る。
【0022】
テープ類として実施例では糊付きの紙テープTを使用し、これを適当な張力を加えて球状体Sに対し、背面中央下部から供給している(図4〜図6)。テープの繰出機構8は各図に示すように背を低く形成するために、比較的定位置に設けた巻テープのホルダー70と、ガイドロール71、テンションアーム72、加湿部材73と支持ロール74及び送りロール75を有し、巻付軸Hと実質的に直交する鉛直面内からテープTを供給する。加湿部材73はテープTの巻きつき面に適度の湿り気を与えるもので、加湿部材73に液を供給する管76、ロール下位に配置されたケーシング77とを有し、糊面に付着力を与えると同時に、テープに撓み性を付与し、球面への適合性を高める。なお、粘着テープや曲がり易いテープの場合加湿ロールや曲げロールは不要であり、また張力の加え方も上記に限定されるものではない。
【0023】
78は、球状体Sを下から支えるように配置したテープ加圧手段のホイールであり、このホイール78は球状体Sに巻き付けられたばかりのテープTを押さえるもので、巻き径の大小に応じた調節が可能である。79はホイール支持フレーム、80はホイール押しばね、81は押しばね受けで、フレーム79に設けられており、ストッパー82を外すと、押しばね80の付勢力をホイール78及び球状体Sに伝えることができる。84はフレーム79の回転支軸を示す。
【0024】
本発明の装置を用いて球状体Sの表面にテープTを巻きつける場合、球状体Sは自転軸Aが最も直立に立った状態に近くなるようにチャック移動機構3を最初にセットしておく(図2及び図7)。この球状体Sに対して背面中央下部からテープTを供給し、かつチャック移動機構の回転機構5を作動させ1回転させた状態が図7(a)に示された状態である(実際にはテープがずれるので図の通りにはならない)。
【0025】
つまり巻付軸H周りに球状体Sが1回転する間に自転軸Aは、便宜上花火の導火線aを通るとするとaからa′まで前記回転に伴って変り、再び原位置に戻るが、同時に上記回転によって同時に自転もするので図7(b)に示すように、巻取軸Hの回りの回転に自転が重なった運動を行ない、その結果自転軸Aの周りの半径r上を次第にずれて巻きつけが行なわれる。この半径rの部分の巻きつけが略1周することで、テープTの幅と重なり度合いによって決まる厚さに球状体Sの一部がテープで環状に被覆されるので、さらに半径rを徐々に変えてやれば、テープTによる環状被覆部分Rは次第に赤道方向へずれて行き、球面全面を1条のテープで均等な厚さに被覆することができる(図9)。
【0026】
上記被覆作業において、クランク35、36が主軸9、10上を軸方向へスライドするスライダ39、40によって押され、回転するのに伴い、自転軸の傾斜角度が変化するので、回転伸縮杆で示された回転力伝達部20の入力部22と出力部21の間隔も変化する。しかし入力部側は支持腕により軸受部64に固定されているので主軸上をスライドすることはなく、入力部22と出力部21の間隔変化は最少となる。つまり、回転伸縮杆を用いた場合、その伸縮量は先行発明と比較して非常に少なくなり2段程度の伸縮構造で十分であるし、また角度変化も減少するのでギヤ噛み合い部にも無理な力が加わらず、作業中一定の速度で球状体が自転する。このためより理想に近いテープTの均等巻きつけられたが実現する。
【0027】
【発明の効果】
本発明は以上に構成されかつ作用するものであり、チャック移動機構と自転機構とを分離し、チャック移動機構のスライドに拘ず自転機構は装置本体側に留まるので、回転力伝達部の位置変化が最小限で済み、伸縮量が少なく、伸縮段数も減少し、回転も正確に伝えられ騒音も低下するという効果を奏する。また駆動機構に減速機を導入することにより組み立て調整が、簡単になり生産性が著しく向上する。
【0028】
なおテープ類によって球面のほぼ全面を均等に被覆することができ、テープ類は球状体の大円に沿って巻かれるように繰り出され、全ての部分で球面に対して同じ態様でもって巻きつけられ、部分的な変形が起らず、テープ類によって球状体表面に新たに形成された球面は球状体のそれと同様の球状に保たれるので、本装置によって半球殻を組合せ、球形花火を形成した場合は部分的な強弱のない理想的な花火となり、従って打ち上げ効果も最良となるのは先行発明の場合と同じである。このような本発明の装置は、球状体又はそれに近似した形状のものにテープ類を巻きつけて均一な厚さの被覆を施すことができるものであるから、被覆技術、包装その他の表面処理補強乃至保護等の各分野に於ても顕著な効果を期待することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る球状体表面へのテープ類の均等巻きつけ装置の実施例を示す全体正面図。
【図2】要部正面図。
【図3】駆動機構の断面図。
【図4】テープ繰出機構の側面図。
【図5】球状体支持部の側面図。
【図6】同じく正面図。
【図7】(a)球状体へテープを1回巻き付けた状態の平面図。
(b)同じく正面図。
【図8】(a)テープの巻き付けが進行している状態の平面図。
(b)同じく正面図。
【図9】テープ類の均等巻き付けを終えた球状体の平面図。

Claims (3)

  1. 球状体の中心を通る自転軸の周りに球状体を自転可能かつ着脱可能に支持するためのチャックを有し、球状体の両極に対向して配置された自転機構と、球状体の自転軸を略直立状態から略倒立状態まで傾斜角度を変えて球状体表面に巻きつけるテープ類の位置を徐々にずらせるために、球状体の周方向に形成された弧状のガイド手段に各チャックを移動可能に支持した一対のチャック移動機構と、テープ類の巻きつけのために、回転させている球状体の回転軸と一致する巻付軸の周りに回転可能な一対の主軸と、一対の主軸に取り付けた、前記チャック移動機構を回転させる一対の回転機構と、少なくとも一方のチャックに接続され、球状体を自転させる一方、チャック移動機構とその回転機構を夫々作動させる動力を供給する駆動機構と、球状体へテープ類を適当な張力で繰出す繰出機構とを備え、チャック移動機構の主軸に軸方向へ移動可能なスライダを配置し、スライダの移動によりチャック移動機構の作動を制御する一方、自転機構の回転力を伝達する回転力伝達部の入力端を主軸の軸方向に対して固定とし、主軸に配置したスライダの移動とは無関係に回転力伝達部の入力端が一定位置に配置されるようにした球状体表面へのテープ類の均等巻きつけ装置。
  2. 主軸に嵌装したスライダと係合するカムフォロワによってスライダが主軸の軸方向へ移動可能とされ、カムフォロワと係合するカム筒への回転入力が減速機から行われ、減速機は主軸への回転入力と所定の比率で回転するように構成された請求項1記載の球状体表面へのテープ類の均等巻きつけ装置。
  3. 繰出機構から繰り出され、球状体表面に巻きつけられたテープを球状体表面に押しつけるテープ加圧手段が球状体下部に配置されており、テープ加圧手段はばねによりテープを球状体表面に押しつけるように構成された請求項1記載の球状体表面へのテープ類の均等巻きつけ装置。
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