JP3667175B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般的には、各色の画像を短時間で順番に表示して1つのフルカラー画像として認識せしめる表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、液晶を利用して画像を表示する液晶装置は、パーソナルコンピュータ等の種々の機器において使用されているが、近年は、そのカラー表示化が望まれている。
【0003】
カラー表示を行う方式としては、図4に示すように、1つのフレーム期間F1 ,F2 ,…をそれぞれ均等に3分割して赤・緑・青の色画像(符号RGB参照)を短時間で順番に表示し、これらの色画像を残像として人間の眼に記憶させることにより各フレーム期間毎にフルカラー画像を認識させる方式(三原色順次表示方式)がある。なお、この方式には、見かけ上の解像度を3倍程度に向上でき、カラーフィルターを必要としないためにコストを低減でき、さらに開口率を3倍程度にアップして消費電力を低減できるという利点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような方式の液晶装置においては、常にいずれかの色画像RGBが表示されているため、あるフレーム期間F2 にて認識せしめたフルカラー画像が、先のフレーム期間F1 の影響(すなわち、先のフレーム期間F1 の色画像RGBが残像として残ることによる影響)を受け、動画を表示する場合には画像品質が悪くなってしまうという問題があった。例えば、
* 先のフレーム期間F1 の最後の色画像(図4のB)が次のフレーム期間F2 の最初の色画像(同図のR)と重なり、該フレーム期間F2 において所望の色相が得られなかったり(いわゆる色割れ)、
* 先のフレーム期間F1 の3つの色画像(図4のRGB)で所定の明度の色(例えば、白)を表示すると共に、次のフレーム期間F2 の3つの色画像(図4のRGB)で異なる明度の色(例えば、黒)を表示しようとした場合に、該フレーム期間F2 で、所望の明度が得られず、先のフレーム期間F1 における白画像の影響を受けて灰色の表示がなされたり(いわゆるボケの発生)、
することがあった。
【0005】
そこで、本発明は、動画をカラー表示する場合における画質の劣化を防止する表示装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記事情を考慮してなされたものであり、一対の電極に電圧が印加されることにより駆動が行われるアクティブマトリクス型の液晶パネルと、異なる色の単色光を前記液晶パネルに対して順番に出射する照明装置と、を備え、かつ、前記単色光の出射並びに該単色光の色に対応した前記液晶パネルの駆動を短時間で行うことにより各色の画像を短時間で順番に表示して1つのフルカラー画像として認識せしめる表示装置において、画像信号を一括して前記液晶パネルに印加して所定の画像を表示すると同時に、対応する単色光を前記照明装置から前記液晶パネルに照射して各色の画像を順番に表示し、かつ複数のフルカラー画像を順次認識させる場合に先に表示した画像の影響が少なくなるように、各色の画像を順番に表示する期間と次に各色の画像を順番に表示する期間との間に、画像を認識させない期間を設け、該画像を認識させない期間を、前記照明装置の単色光の出射を停止、かつ前記液晶パネルに印加される電圧の極性を各色の画像を順番に表示する期間に印加された電圧に対して反転させ、印加電圧のDC成分をキャンセルする期間とすることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図1乃至図3を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
【0008】
本実施の形態に係る液晶装置Cは、図1に示すように、液晶素子Pと照明装置Aとを備えている。
【0009】
このうち、液晶素子Pは、一対の電極1a,1bの間に液晶2を配置して構成されており、前記一対の電極1a,1bに電圧が印加されることにより前記液晶2の駆動が行われるように構成されている。
【0010】
また、照明装置Aは、異なる色の単色光を前記液晶素子Pに対して順番に出射するようになっている。
【0011】
そして、この液晶装置Cは、前記単色光の出射並びに該単色光の色に対応した前記液晶2の駆動を短時間で行うことにより、各色の画像(図3(a) のRGB参照)を短時間で順番に表示し、これらの各色画像RGBが人間の眼に残像として残ることを利用してフルカラー画像として認識させるようにしている(いわゆる三原色順次表示方式)。
【0012】
また、液晶装置Cは、複数のフルカラー画像を順次認識させる場合であって、各色の画像を順番に表示する期間(例えば、図3(b) に符号F11で示す期間)と次に各色の画像を順番に表示する期間(例えば、図3(b) に符号F21で示す期間)との間に、画像を認識させない期間(例えば、図3(b) に符号F12で示す期間であって、以下“非認識期間”とする)を設けている。なお、この非認識期間F12,…は、1フレーム期間F1 ,…の後側に設けても良く、前側に設けても良く、前後両側に設けても良い。また、1つのフレームの期間(例えば、F1 )内において一の色(例えば、R)の画像を表示してから次の色(例えば、G)の画像を表示するまでに“画像が表示されない期間”がある場合、上述した非認識期間F12,…はこの“画像が表示されない期間”よりも長くすると良い。
【0013】
なお、この非認識期間F12,…においては、いずれの画像も認識されなければ良く、そのための具体的方法としては、
* 前記液晶素子Pで黒表示を行うことによる方法(この場合、照明装置Aの消灯/点灯は問わない)や、
* 照明装置Aからの光の出射を停止することによる方法(この場合、液晶素子Pが画像を表示するか否かは問わず、仮に液晶素子Pに画像が表示されていたとしても該画像が人間の眼に認識されなければ良い)、
を挙げることができる。
【0014】
また、この非認識期間F12,…の長さは、先の期間F11で表示した画像の影響が、次に画像を表示する期間F21に残らないような長さであれば良く、図3(a) 及び(b) に示すように、1フレーム期間F1 ,…のほぼ半分であっても、3分の1程度であっても良いが、1フレーム期間F1 ,…の半分以上であることが好ましい。
【0015】
一方、表示する画像に緑色の画像を含む場合には、該緑色の画像は、図3(b) の符号Gに示すように、前記1つのフレームの期間内に順番に表示する各色の画像のR,G,Bうち最後(すなわち、前記非認識期間F12の直前)に表示するようにすると良い。
【0016】
また、前記照明装置Aから出射する単色光を3原色の光(すなわち、赤色の光、青色の光、及び緑色の光)にし、表示する画像を、赤色、青色及び緑色の画像としてもよい。
【0017】
また一方、照明装置Aは、上述のように異なる色の単色光を順番に出射するものであればどのような形式であっても良く、
* 図1に示すように、各単色光を出射する複数の光源21R,21G,21B(例えば冷陰極管)を順番に点灯させるような形式であっても、
* 白色光を出射する光源と、該白色光を各色光に順番に色分解するダイクロイクミラーや各原色カラーフィルターと、によって構成されたもの、
であっても良い。
【0018】
ところで、本発明は、いわゆるアクティブマトリクス型の液晶素子のみならず、単純マトリクス型の液晶素子にも適用できる。
【0019】
次に、本実施の形態の効果について説明する。
【0020】
本実施の形態によれば、複数のフルカラー画像を順次認識させる場合に、各色の画像を順番に表示する期間F11と次に各色の画像を順番に表示する期間F21との間に、画像を認識させない非認識期間F12を設けているため、先に表示した画像の影響が少なくなり(例えば、あるフレーム期間F1 の最後の色画像が次のフレーム期間F2 にも残像として残らず)、動画を表示する場合においても画像品質を良好にでき、上述した色割れやボケの発生を抑制できる。
【0021】
一方、照明装置Aに冷陰極管21R,…を用いて緑色の光を出射するようにした場合、赤色光や青色光を出射するようにした場合に比べて、残光という問題が顕著に生じ、冷陰極管21R,…に印加する電圧をオフにしても緑色の光が完全に減衰するまでに有る程度の時間を要する。従って、緑色用の冷陰極管21Gの電圧をオフにして直に他の色の単色光を出射すると、混色の問題が生ずる。しかし、上述のように、照明装置Aから出射される光に緑色の光を含む場合には、緑色の画像を前記非認識期間の直前に表示させることにより、上述のような混色の問題は回避できる。
【0022】
また、上述のように非認識期間に液晶素子Pによって黒表示を行った場合には、照明装置Aに残光があってもその影響は回避できる。
【0023】
さらに、上述のように非認識期間に照明装置Aを消灯した場合には、消費電力を節約できる。
【0024】
【実施例】
以下、実施例に沿って本発明を更に詳細に説明する。
【0025】
(実施例1)
本実施例においては、液晶素子として、図1及び図2に示すようなアクティブマトリクス型の液晶パネルを用いた。
【0026】
まず、この液晶パネルPの構造について説明する。
【0027】
液晶パネルPは、1280×1024のSXGA(17型)とした。
【0028】
この液晶パネルPは、所定距離を開けた状態にほぼ平行に配置された一対のガラス基板3a,3b(以下、必要に応じて、図示上側のガラス基板3aを“上基板3a”とし、図示下側のガラス基板3bを“下基板3b”とする)にて構成し、下基板3bの表面には、図2に示すように、順次蓄積用TFT5と一括転送用TFT6とサンプルホールド用のキャパシタ7と透明な画素電極1bとを各画素毎にマトリクス状に配置した。各画素の間には、ゲートライン8と一括書き込みライン9とアースライン10とを図示X方向に配線し、データライン11を図示Y方向に配線した。そして、順次蓄積用TFT5のゲートはゲートライン8に接続し、ソースはデータライン11に接続し、ドレインはキャパシタ7の一端と一括転送用TFT6のソースとに接続し、キャパシタ7の他端はアースライン10に接続した。また、一括転送用TFT6のゲートは一括書き込みライン9に接続し、ドレインは画素電極1bに接続した。
【0029】
また、これらのTFT5,6や画素電極1bを覆うように配向膜(不図示)を形成した。
【0030】
上基板3aには、画素電極1bと対向するように透明な対向電極1aを形成し、対向電極1aを覆うように配向膜(不図示)を形成した。
【0031】
また、基板間隙にはシール材(不図示)を配置し、基板間隙に液晶2を封止することとした。
【0032】
一方、液晶パネルPの側方には行ドライバ12と列ドライバ13とを配置し、行ドライバ12には、上述したゲートライン8と一括書き込みライン9とアースライン10とを接続し、アースライン10は行ドライバ12内で接地することとした。なお、その接地電圧は、データライン11に印加される映像信号の基準電圧であり、対向電極1aに印加されている電圧に等しい。また、列ドライバ13には、上述したデータライン11を接続した。対向電極1aには所定の電圧(データライン11に印加される基準電圧)が印加されている。
【0033】
さらに、液晶パネルPの両側には一対の偏光板14,15を配置した。これら一対の偏光板14,15は、それらの透過軸が互いにほぼ直交になるようにし、かつ、一方の偏光板14又は15の透過軸と、液晶分子の2つの配向方向の一方とがほぼ平行となるようにした。これにより、液晶分子を第1の配向方向に配向させたときには表示が最も明るくなり、液晶分子を第2の配向方向に配向させたときには表示が最も暗くなり、液晶2による光のスイッチングが可能となる。
【0034】
また、照明装置としてのバックライト装置Aは、液晶パネルPの裏面側に配置した。このバックライト装置Aは、液晶パネルPに沿うように配置した透明な導光体20を備え、導光体20の側端側には、RGB3色の光をそれぞれ出射する3本の冷陰極管21R,21G,21Bを配置した。なお、これらの冷陰極管21R,21G,21Bの点灯はバックライト駆動部22によって制御するようにした。
【0035】
なお、上述した配向膜は、ポリイミド等の有機高分子化合物にて形成し、ラビング処理を施した。
【0036】
また、液晶2は配向膜の間隙に配置し、該液晶2には強誘電性液晶を用いた。
【0037】
次に、本実施例の駆動方法について説明する。
【0038】
いま、液晶装置Cを駆動すると、画像信号が液晶駆動部23に送られ、R用の映像信号(R画像用の階調信号)と、G用の映像信号(G画像用の階調信号)と、B用の映像信号(B画像用の階調信号)と、同期信号とに分離される。そして、これらの各映像信号は、同期信号に従って列ドライバ13に送信され、同期信号は列ドライバ13及び行ドライバ12等に送信される。
【0039】
(1)液晶パネルPへのR色画像の表示
(1−1)各キャパシタ7へのR用の映像信号の書き込み
図5は、図2に記載の液晶パネルの画素回路を示す回路図、図6は本発明の第一の実施例で用いる液晶の電圧と透過率の関係、いわゆるV−Tカーブを示す図、図7は本発明の第一の実施例の駆動シーケンスを示すタイミング図である。横軸を時間とし、縦軸は、ゲートライン8と一括書き込みパルス9とソース電位11と画素電極電位1bにおいて、電圧値を示し、バックライトにおいて、照射光量を示し、optical outputにおいて、光透過量を示す。図9、10、13についても同様である。
【0040】
まず、行ドライバ12は、第1行のゲートライン8にゲートパルスを印加して第1行の全ての順次蓄積用TFT5をオンし、列ドライバ13は所定の電圧信号を各データライン11に印加する。これにより、該電圧信号は、上述のようにオンされている第1行の各順次蓄積用TFT5を介してキャパシタ7に印加され、該キャパシタ7に蓄えられる。
【0041】
なお、行ドライバ12は、一定期間経過後にゲートパルスの印加を停止して順次蓄積用TFT5をオフするが、その後も、キャパシタ7は充電電圧を保持する。
【0042】
このようにして、行ドライバ12及び列ドライバ13は、第2行以降のキャパシタ7にも順次映像信号を書きこんで行く。つまり、画像の書き込みは行単位に行われる。
【0043】
ちなみに、SXGAすなわち1280(ソースライン11の本数)×1024(ゲートライン8の本数)の解像度を持つパネルを図7に示すシーケンスで駆動した場合、ゲートパルスの印加時間は
1/60/6/1024=2.7μsec
となる。但し、フレーム周波数を60Hzとする。また、上記式の1/60を6フィールド期間で割っている意味は、RGBの各原色表示期間を1フィールド期間、非認識期間を3フィールド期間として、6フィールド期間を1フレーム期間としたためである。
【0044】
(1−2)液晶パネルPへのR用画像の書き込み
全ての行のキャパシタ7への映像信号の書き込みが終了すると、行ドライバ12は、一括書き込みライン9に書き換えパルスを印加し、全ての行の一括転送用TFT6をオンさせる。これにより、各キャパシタ7に保持されていた映像信号が一括転送用TFT6を介して画素電極1bに印加され、液晶分子の配向状態が変化し、液晶パネルPには所定の画像が表示される。なお、行ドライバ12は、画素電極1bの電圧が安定する時点で書き換えパルスの印加を停止して一括転送用TFT6をオンするが、映像信号が印加されている画素電極1bは、液晶2を挟んだ状態で対向電極1aと共にキャパシタを構成するため、一括転送用TFT6がオフされた後も、映像信号はそのままの大きさで画素電極1bに保持され、上述した画像表示は維持される。
【0045】
(1−3)液晶パネルへのR色光の照射
上述した書き換えパルスは、バックライト装置Aを点灯させるタイミングを指示するためのタイミング信号としてバックライト駆動部22にも送出され、バックライト駆動部22は、書き換えパルスを受け取ったと同時(又は所定時関経過後) にバックライト装置Aを駆動してR色光を液晶パネルPに対して出射する。これにより、液晶パネルPに表示されている画像は、R色の画像として人間の目に認識されることとなる。
【0046】
において、F11期間とF12期間において、画素電極電位1bの極性が反転しているので、液晶に印加されるDC成分がキャンセルされ、スイッチング特性の劣化を防いでいる。
【0047】
(2) 液晶パネルPへのG色画像の表示
(2-1) 各キャパシタ7へのG用の映像信号の書き込み
上述のようにR色の画像を表示している間に、上記(1-1) と同様の方法で、各キャパシタ7へG用の映像信号が書き込まれる。
【0048】
(2-2) 液晶パネルPへのG用画像の書き込み
R色の場合と同様の方法により、一括転送用TFT6がオンされると、液晶パネルPにはG用の画像が表示されることとなる。
【0049】
(2-3) 液晶パネルへのG色光の照射
R色の場合と同様の方法により、バックライト装置Aから液晶パネルPに対してG色光が出射される。これにより、液晶パネルPに表示されている画像は、G色の画像として人間の眼に認識されることとなる。
【0050】
(3) 液晶パネルPへのB色画像の表示
上述と同様の方法で、液晶パネルPにB色画像が表示される。
【0051】
(4) フルカラー画像の認識
(1) 乃至(3) のようにRGB色の画像が短時間で順番に表示されるため、人間の眼にはこれらのRGB画像が残像として残り、その結果、これらのRGB画像が合成されてフルカラー画像として認識されることとなる。
【0052】
なお、非認識期間F12,F22, …において液晶パネルPに黒表示させても良く、そのためには黒の階調信号(例えば液晶モードが図6に示すV−T特性を持つ場合はグランド電位)を液晶パネルPに印加すれば良い。ここで、黒の階調情報を印加する方法としては、図8の画素回路を用い、図9のシーケンスで示すように、グランド電位に一括でリセットできる一括リセットTFTを各画素に設け、表示期間F11,F21,…の最後又はその近傍で黒の階調信号を一括して画素電極に印加する方法、あるいは、図5の画素回路を用い、図10のシーケンスに示すように全てのソースラインをグランド電位にする方法とが挙げられる。
【0053】
図8において、101は、一括リセットTFT、102は、一括リセットTFT制御線であり、102は、全画素分束ねて行ドライバ、列ドライバとは別の制御回路(図示せず)に接続され、別の制御回路で制御される。103は、リセット電源線であり、任意の電圧を設定可能なリセット電源へ一括に接続されている。
【0054】
図5、図10において、1行目〜n行目のゲートライン8及び一括書き込みパルスライン9に同時タイミングで選択パルスを印加し、TFT5,6をスイッチオンし、それに同期してソース電位11に液晶を黒表示(非認識表示)にする基準電位信号を印加して、非認識期間(例えば、F12、F22)を実現している。
【0055】
なお、液晶モードによっては、黒表示の手段が異なる。例えば図11に示すV−T特性を持つ液晶モードの場合は、非表示期間F12,F22,…において液晶パネルに印加する電圧はVsat(図11参照)である。図12に示すV−T特性を持つ液晶モードの場合は、図13のシーケンスで示すように非表示期間F12,F22,…において液晶パネルに負極性電圧を印加することで黒表示を行うものである。
【0056】
また、自発分極を持つ液晶を用いた場合、液晶の応答によって画素電極の電位が降下しないように,図14に示すアンプ構造を画素回路に持たせる方法も考えられるが、この場合も駆動シーケンスとしては図7、図9、図10、図13にしめすものと同じである。
【0057】
図14の等価回路の基本的動作は、図5の等価回路と同様であある。両者の違いは、サンプルホールド用キャパシタンス7から画素電圧制御用キャパシタンス104にデータを転送する際、および画素電圧制御用キャパシタンス104から液晶容量にデータを転送する際に、電圧レベルの降下を防ぐ為に転送電圧レベル補償用バッファ105、自発分極反転電流補償用バッファ106を用いて電荷を注入する点である。
【0058】
また、非認識期間は、時間的に隣接するフレームを分離するため各原色表示期間の長さ以上とすることが好ましい。
【0059】
更に、RGBの各原色表示期間は、図7、図9、図10、図13において、等しくしたが、画像表示に悪影響を及ぼさない程度であれば、異なっていても良い。
【0060】
最後に、本発明で用いられる表示装置として、上記記載のように液晶表示装置の例のみを述べてきたが、本発明は液晶表示装置に限定されるものではない。光学変調素子として、有機EL素子、等のEL素子、等も挙げられる。また、DMD(Digital Micromirror Device)も挙げられる。DMDとは、半導体基板上に機械的稼動部を設けて光のON/OFFを制御する表示デバイスである。用途として、プロジェクタに採用されている。
【0061】
但し、本発明は、液晶表示装置において、最も顕著に効果を発揮するものであり、液晶表示装置に適用することが最も好ましい。
【0062】
次に、本実施例の効果について説明する。
【0063】
本実施例によれば、上述のように非認識期間F12を設けているため、先に表示した画像の影響が少なくなり(例えば、あるフレーム期間F1 の最後の色画像が次のフレーム期間F2 にも残像として残らず)、動画を表示する場合においても画像品質を良好にでき、上述した色割れやボケの発生を抑制できる。
【0064】
また、本実施例によれば、全キャパシタ7への映像信号(例えば、G色用の映像信号)の書き込みは、他色の画像(例えば、R色の画像)を表示している間に行い、かつ、映像信号の画素電極1bへの印加を一括して行うようになっている。したがって、各色画像の表示期間を長くでき、その分、液晶パネルの輝度が向上される。
【0065】
なお、上述した順次蓄積用TFT5や一括転送用TFT6やキャパシタ7は、従来のTFTの製造する工程と同一の工程を用いて製造でき、あまり複雑にならない。
【0066】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によると、複数のフルカラー画像を順次認識させる場合に、各色の画像を順番に表示する期間と次に各色の画像を順番に表示する期間との間に、画像を認識させない非認識期間を設けているため、先に表示した画像の影響が少なくなり、動画を表示する場合においても画像品質を良好にでき、上述した色割れやボケの発生を抑制できる。
【0067】
一方、照明装置に冷陰極管を用いて緑色の光を出射するようにした場合、残光という問題を生じ、冷陰極管に印加する電圧をオフにしても緑色の光が完全に減衰するまでに有る程度の時間を要する。従って、緑色用の冷陰極管の電圧をオフにして直に他の色の単色光を出射すると、混色の問題が生ずる。しかし、上述のように、照明装置から出射される光に緑色の光を含む場合には、緑色の画像を前記非認識期間の直前に表示させることにより、上述のような混色の問題は回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る液晶装置の構造の一例を示す斜視図。
【図2】本発明に係る液晶装置の構造の一例を示す回路図。
【図3】本発明に係る液晶装置の画像表示の様子を説明するための図。
【図4】従来の液晶装置の画像表示の様子を説明するための図。
【図5】図2に記載の液晶パネルの画素回路を示す回路図。
【図6】本発明の第一の実施例で用いる液晶の電圧と透過率の関係、いわゆるV−Tカーブを示す図。
【図7】本発明の第一の実施例の駆動シーケンスを示すタイミング図。
【図8】液晶パネルの画素回路を示す回路図。
【図9】本発明の第二の実施例の駆動シーケンスを示すタイミング図。
【図10】本発明の第三の実施例の駆動シーケンスを示すタイミング図。
【図11】V−T特性を持つ液晶モードを示す図。
【図12】V−T特性を持つ液晶モードを示す図。
【図13】本発明の第四の実施例の駆動シーケンスを示すタイミング図。
【図14】液晶パネルの画素回路を示す回路図。
【符号の説明】
1a 画素電極
1b 対向電極
2 液晶
A バックライト装置(照明装置)
C 液晶装置
1 1つのフレームの期間
11 各色の画像を順番に表示する期間
12 いずれの画像も認識させない期間
P 液晶パネル(液晶素子)

Claims (6)

  1. 一対の電極に電圧が印加されることにより駆動が行われるアクティブマトリクス型の液晶パネルと、異なる色の単色光を前記液晶パネルに対して順番に出射する照明装置と、を備え、かつ、前記単色光の出射並びに該単色光の色に対応した前記液晶パネルの駆動を短時間で行うことにより各色の画像を短時間で順番に表示して1つのフルカラー画像として認識せしめる表示装置において、
    画像信号を一括して前記液晶パネルに印加して所定の画像を表示すると同時に、対応する単色光を前記照明装置から前記液晶パネルに照射して各色の画像を順番に表示し、かつ複数のフルカラー画像を順次認識させる場合に先に表示した画像の影響が少なくなるように、各色の画像を順番に表示する期間と次に各色の画像を順番に表示する期間との間に、画像を認識させない期間を設け、該画像を認識させない期間を、前記照明装置の単色光の出射を停止、かつ前記液晶パネルに印加される電圧の極性を各色の画像を順番に表示する期間に印加された電圧に対して反転させ、印加電圧のDC成分をキャンセルする期間とすることを特徴とする表示装置。
  2. 前記各色の画像を順番に表示する期間と前記画像を認識させない期間をそれぞれ3フィールド期間として、計6フィールド期間を1フレーム期間とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記画像を認識させない期間が、1つのフレームの期間内における一の色の画像を表示してから次の色の画像を表示するまでの期間よりも長い、ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  4. 表示する画像に緑色の画像を含み、かつ、該緑色の画像は、前記順番に表示する各色の画像のうち最後に表示する、ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の表示装置。
  5. 表示する画像が、赤色、青色及び緑色の画像である、ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の表示装置。
  6. 1つのフレームの期間内における画像を認識させない期間が、そのほぼ半分以上である、ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の表示装置。
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